JPH01221085A

JPH01221085A - 双方向モニタ端末装置

Info

Publication number: JPH01221085A
Application number: JP63046492A
Authority: JP
Inventors: Yoshihito Higashitsutsumi; 良仁東堤; Tsutomu Fujita; 勉藤田; Takeshi Saka; 武坂; Yoshinobu Ido; 井戸　由信; Tsuneyoshi Yamada; 山田　恒義
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-02-29
Filing date: 1988-02-29
Publication date: 1989-09-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は画像信号の送受信を行なう双方向モニタ端末装
置に関し、特に信号の電送回路として電話回線を用いた
テレビ電話装置の如き双方向テレビモニタ端末装置に関
する６（ロ）従来の技術現存するテレビ電話装置は、例えば特開昭５９−１５８
１８２号公報に開示されており、その構成は第１図に示
す如く、一方のテレビモニタ端末Ａと他方のテレビモニ
タ端末Ｂとの間で双方向の画像通信を行なうものである
。

即ち、同図に於て、（ＩＡ）　、　（ＩＢ）は制御装置
、（２Ａ）　、　（２Ｂ）は画像回線、（３）は交換機
、（４Ａ）　、　（４Ｂ）は切替スイッチ、（５Ａ）　
、　（５Ｂ）はモニタ、（６Ａ）　、　（６Ｂ）はカメ
ラ、（７Ａ）　、　（７Ｂ）は操作器、（８Ａ＞　、　
（８Ｂ）は画像分配回路である。端末Ａと端末Ｂを接続
する場合は、制御装置（ＩＡ）及び制御装置（ＩＢ）か
らの画像回線（２Ａ）及び画像回線（２Ｂ）を交換機（
３）で交換することにより接続される。第１図は端末Ａ
と端末Ｂを接続する場合について述べたが、他の端末と
も、交換機（３）を介することにより接続することがで
きる。通常の対面通話の場合には、切替スイッチ（４Ａ
）及び（４Ｂ）は各々、ｂ側に倒れており、モニタ（５
Ａ）にはカメラ（６Ｂ）で撮像した画像が、モニタ（５
Ｂ）にはカメラ（６Ａ）で撮像した画像が表示される。

尚、このテレビ電話装置においては、自画像をモニタす
る場合、操作器（７Ａ）からの自画像表示要求信号が制
御装置（ＩＡ）内の切替スイッチ（４Ａ）に伝送され、
ａ側に倒される。このときカメラ（６Ａ）で撮像された
映像信号は映像分配回路（８Ａ）で分配され、モニタ（
５Ａ）に自画像が表示きれることになる０以上は端末Ａ
での動作について説明したが、端末Ｂでも同様である。

しかしながら、上述の如き従来の双方向モニタ端末装置
を代表するテレビモニタ端末Ａ、Ｂに於いては、被写体
である送信者に対する自然照明が不足するとカメラ撮像
ができなくなる不都合がある。

斯る不都合を解決するには、カメラのレンズ系としてＦ
値が低くて明るいものを採用するとか、被写体を照明す
る照明装置を付加するとかが考えられるが、夫々に以下
の如き欠点があり、実用に至っていない。

即ち、カメラの光学レンズ系は、Ｆ値が１．０〜２．０
と明るいものほど高価であり、カメラのコストアップ、
さらには装置全体のコストアップを招く欠点があった。

尚、この光学レンズ系の高品質化にも限界があり、暗室
での被写体の撮像を可能にするには至っていない。

又、被写体を補助光源で照明できるようにすれば、カメ
ラ撮像が可能となるものの、テレビ電話に於いては上述
の如く、相手画像もしくは自画像を表示するＣＲ゛Ｔ、
あるいはＬＣＤ等からなる表示器（５Ａ）　、　（５Ｂ
）を備えるものである以上・送信者の視界に光源が入る
と表示器（５Ａ）、（５Ｂ）が見難くなるため端末Ａ、
Ｂ本体に表示器（５Ａ）、（５Ｂ）やカメラ（６Ａ）、
（６Ｂ）に近接して光源を配置することができなかった
。このため、光源を端末Ａ、Ｂ本体と別体に設けると、
斯る装置システムの大型化、コスト高を招くばかりでな
く、カメラ（６Ｂ）、（６Ｂ）前方の被写体である送信
者の顔の正面に照明できないので、送信者の顔の側面か
ら照明することとなり、影の多い見難い画像しか得られ
ない欠点があった。

（ハ）発明が解決しようとする課題本発明は上述の点に鑑みてなされたものであって、双方
向モニタ端末の表示器に近接して光源を配置できるよう
に光源を選択使用した双方向モニタ端末装置を実現し、
又、カメラの光学レンズ系としてＦ値が２．０以上の値
を程する安価なレンズ系の使用を可能とした双方向モニ
タ端末装置を得るものである。

（ニ）課題を解決するための手段本発明の双方向モニタ端末装置は、少なくとも赤外光領
域に撮像感度を有する撮像素子を備えたカメラと、該カ
メラにて撮像した送信者自身の画像信号を電送回線に送
信する画像信号送信手段と、電送回線から得られる相手
送信者からの画像信号を受信する受信手段と、該受信手
段にて受信した画像信号に基づき画像表示する表示器と
、該表示器に近接配置され上記カメラ前方の送信者を赤
外光で照明するための赤外光源とをモニタ端末に具備し
てなるものである。

又、本発明の双方向モニタ端末装置は、可視光及び赤外
光領域に撮像感度を有する固体撮像素子と、該固体撮像
素子に送信者画像を結像する為のＦ値が２．０以上を程
する光学レンズ系と、上記固体撮像素子から得られる送
信者画像の画像信号を電話回線に送信する送信手段と、
電話回線から得られる相手送信者からの画像信号を受信
する受信手段と、該受信手段にて受信した画像信号に基
づき画像表示する表示器と、上記光学レンズ系前方の送
信者を補助的に赤外光で照明する赤外光ＬＥＤからなる
補助光源とをモニタ端末に具備し、該モニタ端末を電話
器に結合してなるものである。

（ホ）作用本発明の双方向モニタ端末装置によれば、赤外光源を用
いて被写体を照明しているので、被写体となる送信者が
表示画面を目視するのを妨げないで、この赤外光源を表
示器に近接配置できる。

又、被写体を照明できるので、カメラの光学レンズ系の
Ｆ値が２．０以上のものであっても使用でき、カメラの
コストを低減できる。

（へ）実施例第１図に本発明の双方向モニタ端末装置の一実施例であ
るテレビ電話装置の構成図を示し、第２図にその端末外
観の一例を示す、これ等の図に於いて、（１）は第３図
（ＩＡ〉と同様の制御装置、（５）はＣＲＴモニタ、（
６）はテレビカメラ、（７）は操作部、（９）は赤外光
発生回路、（１０）は電話器、（１１）は電話回線への
送受信手段としてのモデムであり、これ等が第２図の端
末本体に装備きれ、交換機（３）に連なる電話回線に結
合されている。

本実施例の特徴とするところは、双方向画像通信を行な
うテレビ電話に赤外光発生回路（９）を設けた点にあり
、さらに第２図に示す如く、この赤外光発生回路（９）
をＣＲＴモニタ（５）に近接して配置した点にある。ま
た、テレビカメラ（６）の光学レンズ系（６２）として
Ｆ値が２．０以上と暗いものの採用を可能にしてコスト
ダンを図った点にある。

以下に上記構成の実施例につき、さらに詳述する。

テレビカメラ（６）に用いられる例えば、フレームトラ
ンスファ一方式のＣＣＤイメージセンサからなる固体撮
像素子（６１）は、可視光だけでなく赤外光に感度をも
つものであり、この素子（６１）に、Ｆ値が２．０以上
である暗いが安価な光学レンズ系（６２）を組合わせる
と、自然光だけでは送信者の自画像を低感度で光電変換
する事となる。しかしこの時、送信者は赤外光発生回路
（９）の赤外光ＬＥＤ（９１）からの赤外光で照明され
ているので、光学レンズ系（６２）のＦ値が大きくても
、上述の如く赤外光感度が高い固体撮像素子（６１）に
対して充分な露光が行なわれ高感度で光電変換される。

斯る赤外光ＬＥＤ（９１）は自然外光（室内灯等を含む
）で足りない分を補なう補助光源として働くもので、赤
外光カットフィルタ（９３）で覆われたフォトトランジ
スタ（９２）と組合わせて、自然外光の可視光の光量が
所定値より低下したときに、赤外光ＬＥＤ（９１）が点
灯するように赤外光発生回路（９）は構成されている。

尚、赤外光カットフィルタ（９２）によって、赤外光Ｌ
　Ｅ　Ｄ　（９１）の点灯時にフォトトランジスタ（９
２〉がこれを検知する事による発振現象を抑制している
。

上述の如く構成した双方向モニタ端末装置によれば、赤
外光発生回路（９）を付加したとしても、そのコストは
、Ｆ値が１．０に近い明るい光学レンズ系に置換する事
のコストアップ分に比べて、非常に小さいので、斯る装
置の大幅なコストダウンが図れる。

又、上述の構成では、赤外光発生回路（９）の赤外光Ｌ
ＥＤＣ図では１個のＬ　Ｅ　Ｄ　（９１）が模式的に示
されているが、この数に制限はない〕をＣＲＴモニタ（
５）に近接しても、送信者がこのモニタ（５〉を目視中
であっても、送信者が赤外光を感知する惧れはない、従
って、この場合、複数の赤外光ＬＥＤ（９１）・・・を
ＣＲＴモニタ（５）の表示面周囲に分離配置してもよい
、又、赤外光源としては、赤外光フィルタで赤外光のみ
透過せしめる構成とした自熱ランプをを用いてもよい。

（ト）発明の効果本発明の双方向モニタ端末装置は、以上の説明から明ら
かな如く、被写体となる送信者が表示画面を目視するの
を妨げる事のない赤外光源を表示器に近接して配置でき
るので、カメラと表示器とさらに光源とを一体的にコン
パクトに配置した端末装置が実現できる。又、赤外光源
を自然光の補助光源として採用しているので、カメラの
光学レンズ系としてＦ値が２．０以上の安価なものを使
用する事ができ、斯る双方向モニタ端末装置の低コスト
化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の双方向モニタ端末装置をテレビ電話装
置に採用した場合の機能構成図、第２図は本発明に係る
テレビ電話装置の外観図、第３図は従来装置のシステム
構成図である。（１）・・・制御回路、　（５）・・・ＣＲＴモニタ、
　（６）・・・テレビカメラ、　（７）・・・操作部、
　（９）・・・赤外光発生回路、　（１０）・・・電話
器、　（１１）・・・モデム。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）少なくとも赤外光領域に撮像感度を有する撮像素
子を備えたカメラと、該カメラにて撮像した送信者自身
の画像信号を電送回線に送信する画像信号送信手段と、
電送回線から得られる相手送信者からの画像信号を受信
する受信手段と、該受信手段にて受信した画像信号に基
づき画像表示する表示器と、該表示器に近接配置され上
記カメラ前方の送信者を赤外光で照明するための赤外光
源とをモニタ端末に具備してなる双方向モニタ端末装置
。
（２）可視光及び赤外光領域に撮像感度を有する固体撮
像素子と、該固体撮像素子に送信者画像を結像する為の
Ｆ値が２．０以上を程する光学レンズ系と、上記固体撮
像素子から得られる送信者画像の画像信号を電話回線に
送信する送信手段と、電話回線から得られる相手送信者
からの画像信号を受信する受信手段と、該受信手段にて
受信した画像信号に基づき画像表示する表示器と、上記
光学レンズ系前方の送信者を補助的に赤外光で照明する
赤外光ＬＥＤからなる補助光源とをモニタ端末に具備し
、該モニタ端末を電話器に結合してなる双方向モニタ端
末装置。