JPH01220469A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH01220469A
JPH01220469A JP4555388A JP4555388A JPH01220469A JP H01220469 A JPH01220469 A JP H01220469A JP 4555388 A JP4555388 A JP 4555388A JP 4555388 A JP4555388 A JP 4555388A JP H01220469 A JPH01220469 A JP H01220469A
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bipolar transistor
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Katsumoto Soejima
副島 勝元
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    • H01L21/822Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
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    • H01L21/8234MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
    • H01L21/8238Complementary field-effect transistors, e.g. CMOS

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、バイポーラトランジスタと相補型M OS 
(Metal 0xide Sem1conducto
r) トランジスタ(以下、CMOSトランジスタとい
う)とを備えた半導体装置の製造方法に関する。
[従来の技術] 第3図(a)乃至(h)は従来のこの種の半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
先ず、第]21(a>に示すように、NPNバイポーラ
トランジスタを形成すべき領域をN+埋込層31上のN
ウェル領域32とし、NチャネルMOSトランジスタを
形成すべき領域をP+埋込層33上のPウェル領域34
とし、更にPチャネルMOSトランジスタを形成すべき
領域をN÷埋込層35上のNウェル領域36とした後、
通常の選択酸化工程により素子分離を行う。続いて、厚
さが約400人のゲート酸化WA37を形成し、更にリ
ンをドープした多結晶シリコンを全面に形成した後パタ
ーニングすることにより、Nチャネル及びPチャネルM
O8)ランジスタの多結晶シリコンゲート電極39を形
成する。
次に、第3図(b)に示すように、多結晶シリコンゲー
ト電極39を酸素雰囲気中で900℃に60分間加熱し
て酸化させ、シリコン酸化膜45を約500人成長させ
る。次いで、NPNバイポーラトランジスタのベースと
なるべき部分が開口したフォトレジスト膜46をマスク
にして、この部分にボロンイオンをエネルギ30KeV
、ドーズ量5.OXIO13cm  ”の条件で選択的
にイオン注入し、P型ベース層40を形成する。
次に、第3図(C′)に示すように、通常のフォトレジ
スト法により、フォトレジスト膜47をマスクにして、
NPNバイポーラトランジスタのエミッタとなるべき部
分のシリコン酸化膜37を選択的に除去し、シリコン基
板面を露出させる。
その後、フォトレジスト膜47を除去した後、第3図(
d)に示すように、多結晶シリコン層48を減圧CV 
D (Chemical Vapour Deposi
tion)法により全面に約2000人の厚さで堆積さ
せる。
次に、第3図(e)に示すように、第3図(c)の工程
でシリコン基板面を露出させた領域を含む領域上にフォ
トレジスト膜49をパターン形成した後、エツチングす
ることにより、この領域の多結晶シリコン層を残し、そ
の他の領域の第2の多結晶シリコン層48を除去する。
これにより、エミッタ多結晶シリコン電極50を形成す
る。
この第2の多結晶シリコン層48の除去に際して、ゲー
ト多結晶シリコン電極39の表面及び側壁のシリコン酸
化膜45は、ゲートギ極39を構成するリンドープ多結
晶シリコンがエツチングされないための保護膜となる。
次に、第3図(f)に示すように、NPNバイポーラト
ランジスタのエミッタ及びコレクタ電極、並びにNチャ
ネルMO3)ランジスタのソース及びドレインを包含す
る領域を開孔したイオン注入マスク材42を設けた後、
このマスク材42の開口部にヒ素イオンをエネルギ50
KeV、ドーズ量1、OXIO16cm−2でイオン注
入する。次いで、イオン注入マスク材42を除去した後
、熱処理することにより、注入イオンを活性化してNチ
ャネルMOSトランジスタのソース及びドレイン領域の
N+拡散層41a並びにNPNバイポーラトランジスタ
のエミッタ領域のN+拡散層51及びコレクタ領域のN
+拡散層41bを得る。
次に、第3図(g)に示すように、イオン注入マスク材
44をパターン形成し、ボロンイオンをエネルギ30K
eV、ドーズ量5.0X10”C11”でイオン注入す
ることにより、NPNバイポーラトランジスタのベース
コンタクト領域のP+拡散層52並びにPチャネルMO
Sトランジスタのソース及びトレイン領域のP+拡散層
53を同時に形成する。
次いで、第3図(h)に示すように、イオン注入マスク
材44を除去した後、CVD酸化膜の堆積、コンタクト
ホール開孔、及びアルミニウムによる配線加工を施すこ
とにより、所望のバイポーラトランジスタ及びCMOS
トランジスタの双方を備えた半導体装置が得られる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の半導体装置の製造方法に
よれば、製造コストを低減するために、バイポーラトラ
ンジスタ部分とCMO3)ランジスタ部分とをなるべく
同一工程にて形成しようとするために以下に述べるよう
な欠点がある。
先ず、第3図(g)に示すように、アルミニウム等をイ
オン注入マスク材44として、NPNバイポーラトラン
ジスタのベースコンタクト部分と、PチャネルMO3)
ランジスタのソース及びドレイン領域とを、ホウ素イオ
ンの注入により同時に形成するが、この工程において、
次のような問題点が生じる。
これを第4図により説明する。第4図はフォトレジスト
ryA61を使用し、イオン注入マスク材であるアルミ
ニウム層62を選択的にウェットエツチングし、NPN
バイポーラトランジスタのベースコンタクト部分(クラ
フトベース領域)となるべき部分(P+層65)のみを
露出させた時点の断面図である。このとき、フォトレジ
スト膜61のパターンに対し、アルミニウム層62のパ
ターンはウェットエツチング処理におけるサイドエツチ
ングによりパターン変換差AI(約2μm)を生じる。
また、エミッタ多結晶シリコン層63はN型に形成され
なければならないので、フォトレジスト加工の際の下層
との目合わせずれ及びアルミニウムパターン加工の際の
サイドエツチングがあっても、エミッタ多結晶シリコン
層にP型不純物であるホウ素が注入されないように、エ
ミッタ多結晶シリコン層63のパターンに対し、アルミ
ニウム7162のパターンは余裕Bl  (約2μm)
を必要とする。更に、エミッタ領域となるN+拡散層6
8はゲート酸化膜66を選択的にエツチングしてエミッ
タコンタクト67を形成し、この部分をエミッタ多結晶
シリコン層63で覆う構造となっているが、エミッタコ
ンタクト67に対し、エミッタ多結晶シリコン層63は
目合わせずれ等も考慮すれば余裕Ct  (約1.5μ
m)が必要となる。
NPNバイポーラトランジスタのベース抵抗は、低抵抗
のP+層65とエミッタコンタクト67との間にある高
抵抗P型ベース層64の長さ(実質的にはB、+c1)
であり、マスクパターン上ではD!=At +Bt +
cl  (約5.5μm)で決定される。
従って、従来技術により製造された半導体装置における
NPNバイポーラトランジスタは、上記高抵抗P型ベー
ス層64の長さであるB、+c。
又はり、=A、+B、+clが極めて大きいためにベー
ス抵抗値が大きくなり、高速動作に不向きであり、且つ
、デバイス寸法が大きくなるために高集積度を達成する
ことが困難であった。
このような、イオン注入マスク材のパターン変換差を小
さくしてデバイスの高集積化を実現する手法として、イ
オン注入マスク材としてフォトレジスト膜をそのまま用
いることもできるが、この手法にも欠点がある。
即ち、高ドーズX(約I X 10”cm−2)のイオ
ン注入を行うと、イオン注入時に発生する熱によりイオ
ン注入マスク材であるフォトレジストパターンが変形し
、且つ、フォトレジスト膜61は一般的に導電性を有し
ないため、イオン注入時にフォトレジスト膜表面が高電
圧にチャージアップして、例えば、CMOS)ランジス
タ部分の薄い(約400人)ゲート酸化膜の絶縁破壊を
引き起こし、半導体装置の製造歩留りを著しく低下させ
る。
加えて、従来技術には次に述べるような欠点も有する。
即ち、第3図(f)に示すように、アルミニウム等をイ
オン注入マスク材としてNPNバイポーラトランジスタ
のエミッタ領域部分及びNチャネルMO3)ランジスタ
のソース及びドレイン領域をヒ素イオンの注入により同
時に形成するが、この工程においても次のような問題点
を生ずる。
これを第5図により説明する。第5図は、フォトレジス
ト膜71を使用し、イオン注入マスク材であるアルミニ
ウム層72を選択的にウェットエツチングし、NPNバ
イポーラトランジスタのエミッタ領域となるべき部分の
みを露出させた時点の断面図である。
このとき、アルミニウム層72のパターンは、ウェット
エツチング時のサイドエツチングにより、フォトレジス
ト膜71のパターンに対し、パターン変換差C2(約2
μm)を生じる。また、エミッタ多結晶シリコンll7
3の下のシリコン酸化膜76は、製造工程削減のために
CMOS)ランジスタ部分のゲート酸化工程にて同時に
形成されるので、その厚さdは約400人と薄くなって
いる。
従って、シリコン酸化膜76のみでは高ドーズ量のヒ素
イオンがシリコン基板の表面にまで貫通し、不要なPN
接合を形成する虞れがある。このため、必ずエミッタ多
結晶シリコン層73とアルミニウム層72とが重なり合
う部分C3(約1μm)を必要とする。このため、エミ
ッタコンタクト77に対し、エミッタ多結晶シリコン層
73は重ね合わせ余裕C2+C3(約3μm)だけ重な
り合うことになり、前述した高抵抗P型ベース層74の
長さは、マスクパターン上ではD2=A1+1゜十02
+C3(約7μm)となり、D、に比シテ更に大きくな
り、ベース抵抗値の増大と集積度の低下を引き起こす。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
簡単な工程でCMOSトランジスタ部分、におけるゲー
ト酸化膜の絶縁破壊を防止することができ、製造歩留り
が向上すると共にバイポーラトランジスタ部分のベース
抵抗を大幅に低減でき、高速度で高集積度のバイポーラ
トランジスタを得ることができる半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る半導体装置の製造方法は、−導電型の半導
体基板上にバイポーラトランジスタ及び相補型MOSト
ランジスタを形成する半導体装置の製造方法において、
前記バイポーラトランジスタの形成予定領域に第1の不
純物層を形成すると共に少なくとも前記相補型MOSト
ランジスタの形成予定領域に第1の絶縁膜を形成した後
前記相補型MO3)ランジスタのゲート電極を形成する
工程と、第1の金属層を選択的に形成し前記第1の絶縁
膜を選択的に除去した後に前記第1の金属層をマスク材
としてイオン注入することにより前記半導体基板内に第
2の不純物層を形成する工程と、前記第1の金属層を除
去した後前記半導体基板の表面に第2の絶縁膜を形成す
る工程と、第2の金属層を選択的に形成しこの第2の金
属層をマスク材として少なくとも前記第2の絶縁膜を貫
通させてイオン注入を行うことにより前記半導体基板内
に第3の不純物層を形成する工程と、を有することを特
徴とする。
[作用] 本発明においては、バイポーラトランジスタのグラフト
ベース領域及びエミッタ領域並びにCMOSトランジス
タのソース領域及びトレイン、領域となる第2の不純物
層及び第3の不純物層を形成するに際し、夫々マスク材
として第1及び第2の金属層を用いているため、イオン
注入時における基板表面のチャージアップが防止され、
CMOSトランジスタ部分のゲート絶縁膜の絶縁破壊が
防止される。更に、マスク材としての金属層を異方性エ
ツチングによりパターニングすることにより、バイポー
ラトランジスタ部分のベース抵抗が低減される。
[実施例] 以下、本発明の実施例について添付の図面を参照して具
体的に説明する。
第1図(a)乃至(h)は本発明の実施例方法を工程順
に示す断面図である。第1図(a)においては、NPN
)ランジスタを形成すべき領域に、N+埋込層1とその
上にNウェル領域2とが形成されている。また、Nチャ
ネルMOSトランジスタを形成すべき領域に、P+埋込
層3及びその上にPウェル領域4が形成されていると共
に、PチャネルMO3)ランジスタを形成すべき領域に
、N+埋込層5及びその上にNウェル領域6が形成され
ている。更に、通常の選択酸化工程により素子分離がな
された後、ゲート酸化膜7及びフィールド酸化膜8が形
成されており、リンドープした多結晶シリコン膜を形成
した後パターニングすることにより、Nチャネル及びP
チャネルのMOSトランジスタ用の多結晶シリコンゲー
ト電極9が形成されている。この構造体は、従来と同様
の方法により製造される。
次に、第1図(b)に示すように、多結晶シリコンゲー
ト電極9を酸素ガス雰囲気下で900℃に60分間加熱
して酸化させ、多結晶シリコンゲート電極9の表面及び
側面にシリコン酸化膜15を約500人成長させる。
次いで、フォトレジスト膜16をマスクにして、NPN
バイポーラトランジスタのベースとなるべき部分に、ホ
ウ素イオンをエネルギ30KeV、ドーズ量5.0XI
O13C11−2の条件で選択的にイオン注入し、P型
ベース層10を形成する。
次に、第1図(c)に示すように、CVD法によりシリ
コン酸化膜18を約1000人の厚さで堆積した後、ス
パッタリング法によりアルミニウム層19を約1.0μ
mの厚さで堆積する。
次に、第1図(d)に示すように、フォトレジスト膜1
7を全面に形成した後、NPNバイポーラトランジスタ
のエミッタ領域及びコレクタ電極、並びにNチャネルM
OSトランジスタのソース領域及びドレイン領域に対応
する領域を通常のフォトレジスト法により開孔し、この
フォトレジスト膜17を利用してアルミニウム層19を
エツチングガスcci4の下でRIE (反応性イオン
エツチング〉により異方性エツチングする。続いて、シ
リコン酸化膜18をエツチングガス(CF4+82 )
の下で同様にRIEにより異方性エツチングする。この
場合に、NチャネルMOSトランジスタの多結晶シリコ
ンゲート電極9の側面には、厚さ約1000人の側壁酸
化膜18aが形成される。
次に、第1図(e)に示すように、フォトレジスト膜1
7を除去した後、ヒ素イオンをエネルギ70KeV、ド
ーズ量5.0X10”cm−2の条件でイオン注入して
N+拡散層11を形成するにの場合に、イオン注入マス
ク材として金属であるアルミニウム層19を使用してい
るなめに、イオン注入時におけるシリコン基板表面のチ
ャージアップを防止し、CMOSトランジスタ部分のゲ
ート酸化膜7の絶縁破壊を防止することができると共に
、バイポーラトランジスタのエミッタ領域をパターニン
グする際の余分な工程を付加することなく微細なエミッ
タ及びコレクタ並びにNチャネルMOSトランジスタの
ソース及びドレインの各領域となるN+拡散層11を同
時に形成することができる。
次に、第1図(f)に示すように、イオン注入マスク材
であるアルミニウム層19を温度60’Cのリン酸液に
よりウェットエツチングして取り去り−、その後、ヒ素
イオンにより形成されたN+拡散N411の活性化のた
めの熱処理を施す。続いて、このイオン注入されたヒ素
が後工程の高温処理中に雰囲気中に拡散する(アウトデ
イフュージョン〉ことを防ぐため、先ず例えば、02雰
囲気中で900℃に約10分間加熱して酸化を行い、N
+拡散層11の表面に厚さが約100人のシリコン酸化
膜7aを形成する。その後、N2雰囲気中で1000℃
に約10分間加熱して熱処理を施し、N+拡散層11の
接合深さを約0.3μmとする。
これによりNチャネルMOSトランジスタの多結晶シリ
コンゲート電極9の側壁酸化膜18aの厚さ約0.1μ
mに比してN+拡散層11の接合深さは十分大きく、N
チャネルMOSトランジスタがオフセットゲート構造と
なることはない。
次に、第1図(g)に示すように、スパッタリング法に
よりアルミニウム層を約1.0μmの、厚さに堆積した
後、通常のフォトレジスト法により、バイポーラトラン
ジスタのグラフトベース領域並びにPチャネルMO3)
ランジスタのソース及びトレイン領域上の部分が開孔し
たフォトレジスト膜を配置し、前記アルミニウム層をエ
ツチングガスCCp、の下でRIEにより異方性エツチ
ングして所定パターンのアルミニウム層20を形成する
次いで、前記フォトレジスト膜を除去した後、アルミニ
ウムJI20をマスクにしてホウ素イオンをエネルギ7
0にeV 、ドーズ量5.0X101’ell−2の条
件でイオン注入し、P+拡散層12を形成する。この場
合に、前述のヒ素イオン注入時と同様に、この工程にお
いても、イオン注入マスク材として金属であるアルミニ
ウム層を使用しているために、イオン注入時におけるシ
リコン基板表面のチャージアップを防止し、CMO3)
ランジスタ部分のゲート酸化膜7の絶縁破壊を防ぐこと
がでる。また、バイポーラトランジスタのグラフトベー
ス領域をエミッタ領域に対して十分に近接して(目合わ
せずれ等を考慮して約1,5μm)形成するので、バイ
ポーラトランジスタのベース抵抗を著しく低減すること
ができる。また、ホウ素イオンは第1図(C)に示す工
程で堆積したシリコン酸化膜18(厚さが約1000人
)を貫通してシリコン基板の表面に注入される。このた
め、従来問題とされていたホウ素イオン注入による浅接
合形成の困難性も同時に解決され、十分に浅い接合(約
0.3μm)が得られるので、PチャネルMOSトラン
ジスタのショートチャネル化に対しても有効である。い
うまでもなく、PチャネルMOS)ランジスタのゲート
多結晶シリコン電極9の18aの厚さ約0.1μmに対
して接合の深さは十分に深く、オフセットゲーI−構造
となることはない。
以後、第1図(h)に示すようにアルミニウム層20を
除去した後、CVD酸化膜又はPS(Jlの堆積、リフ
ロー熱処理及びP+拡散層12の活性化、コンタクトホ
ールの開孔、並びにアルミニウムによる配線加工を施し
て、所望の半導体装置を製造する。
以上説明したように上記製造方法によれば、N+拡散層
11及びP+拡散層12を形成する際、イオン注入マス
ク材としてアルミニウム等の金属層を使用しているので
、高ドーズ量のイオン注入時に生じるチャージアップに
よりCMOSトランジスタ部分におけるゲート酸化膜が
絶縁破壊することを防止することができる。
また、イオン注入マスク材として用いるアルミニウム等
の金属層をパターニングする際に異方性ドライエツチン
グを使用しているので、バイポーラトランジスタのベー
ス抵抗を大幅に低減できる。
これを、第2図により説明する0図中、21はフォトレ
ジスト膜、22はアルミニウム層、23はCVD酸化膜
、24はP型ベース層、25はグラフトベース領域、2
6はシリコン酸化膜、27はN+拡散層を夫々示す0本
実施例においては、グラフトベース領域25とエミッタ
領域(N+拡散層27)との間の距離D2は、目合わせ
ずれ分く約1.5μm)のみを考慮すればよいので、従
来技術におけるグラフトベース領域とエミッタ領域との
間の距離(約7μm)に比して大幅に縮小できる。
これにより、バイポーラトランジスタのベース抵抗を大
幅に低減し、高速度及び高集積度のバイポーラトランジ
スタを製造することがきる。しかも、従来技術に比して
エミッタコンタクトの形成工程[第3図(c)]と、エ
ミッタ多多結晶シリコンミの形成工程[第3図(e)]
との2つのフォトレジスト工程も削減することができ、
製造工程の簡略化が可能である。
なお、上述した各工程における膜厚及びドーズ量等は一
例であってこれに限定するものではないことは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、バイポーラトランジスタ
とCMOSトランジスタとを備えた半導体装置を製造す
るに際し、バイポーラトランジスタのグラフトベース領
域及びエミッタ領域並びに0MO8)ランジスタのソー
ス及びトレイン領域を形成するときに、イオン注入マス
ク材として金属層を使用するようにしたので、CMOS
)ランジスタ部分におけるゲート絶縁膜の絶縁破壊を防
止することができると共に、前記金属層を異方性エツチ
ングによりパターニングすることにより、バイポーラト
ランジスタ部分のベース抵抗を大幅に低減することがで
きるので、グラフトベース領域とエミッタ領域との間の
距離を大幅に縮小でき、従って、従来方法に比して簡略
した工程で高速度且つ高集積度の半導体装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)乃至(h)は本発明の実施例に係る半導体
装置の製造方法を工程順に示す断面図、第2図は第1図
の工程により作成したNPNバイポーラトランジスタの
ペースエミッタ領域部分の構造を示す断面図、第3図(
a)乃至(h)は従来の半導体装置の製造方法を工程順
に示す断面図、第4図及び第5図は夫々従来方法により
製造した半導体装置のNPNバイポーラトランジスタの
ペースエミッタ領域部分の構造を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電型の半導体基板上にバイポーラトランジス
    タ及び相補型MOSトランジスタを形成する半導体装置
    の製造方法において、前記バイポーラトランジスタの形
    成予定領域に第1の不純物層を形成すると共に少なくと
    も前記相補型MOSトランジスタの形成予定領域に第1
    の絶縁膜を形成した後前記相補型MOSトランジスタの
    ゲート電極を形成する工程と、第1の金属層を選択的に
    形成し前記第1の絶縁膜を選択的に除去した後に前記第
    1の金属層をマスク材としてイオン注入することにより
    前記半導体基板内に第2の不純物層を形成する工程と、
    前記第1の金属層を除去した後前記半導体基板の表面に
    第2の絶縁膜を形成する工程と、第2の金属層を選択的
    に形成しこの第2の金属層をマスク材として少なくとも
    前記第2の絶縁膜を貫通させてイオン注入を行うことに
    より前記半導体基板内に第3の不純物層を形成する工程
    と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP4555388A 1988-02-28 1988-02-28 半導体装置の製造方法 Pending JPH01220469A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511149A (ja) * 2004-08-24 2008-04-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 半導体装置及びその製造方法

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