JPH01219084A - 遮熱体 - Google Patents
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- JPH01219084A JPH01219084A JP4676588A JP4676588A JPH01219084A JP H01219084 A JPH01219084 A JP H01219084A JP 4676588 A JP4676588 A JP 4676588A JP 4676588 A JP4676588 A JP 4676588A JP H01219084 A JPH01219084 A JP H01219084A
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Links
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/4596—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with fibrous materials or whiskers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
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- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、2000℃程度の極めて高温で使用するこ
とができる遮熱体に関する。
とができる遮熱体に関する。
[従来の技術]
スペースシャトル等のロケットは、大気中でその表面が
約2000℃と極めて高温になるため、外面に遮熱体を
設けて外壁を保護している。例えば、スペースシャトル
においては、遮熱体としてSiO2とB2O3とを主体
としたれんがを使用している。
約2000℃と極めて高温になるため、外面に遮熱体を
設けて外壁を保護している。例えば、スペースシャトル
においては、遮熱体としてSiO2とB2O3とを主体
としたれんがを使用している。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述のれんがは1500℃になると、溶
融したり、割れ等が発生してしまうという問題点がある
。このため、表面に耐熱性及び熱衝撃性が高いガラスを
コートすること、が試みられているが未だ不十分である
。
融したり、割れ等が発生してしまうという問題点がある
。このため、表面に耐熱性及び熱衝撃性が高いガラスを
コートすること、が試みられているが未だ不十分である
。
一方、2000℃付近で使用可能な材料としてZrO2
系のものがあるが、密度が高く、また、熱膨張係数が大
きいので、ZrO2系材料単体としては、このような高
温での遮熱体としては不適当である。
系のものがあるが、密度が高く、また、熱膨張係数が大
きいので、ZrO2系材料単体としては、このような高
温での遮熱体としては不適当である。
このように、従来は、2000℃付近で有効に使用可能
な遮熱体が得られていない。
な遮熱体が得られていない。
この発明は係る事情に鑑みてなされたものであって、2
000℃という高温においても健全であり、しかも遮熱
効果が高い遮熱体を提供することを目的とする。
000℃という高温においても健全であり、しかも遮熱
効果が高い遮熱体を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る遮熱体は、多孔質セラミ・ソクスからな
る遮熱体であって、AD 203及びSiO2を主体と
する基材と、基材の上に形成されると共に、5乃至50
重量%の繊維状の安定化ジルコニアを含み、残部にAf
f 203及びSiO2を含む表面層とを有することを
特徴とする。この場合に、表面層の厚みは0.05乃至
2.0mn+であることが好ましい。
る遮熱体であって、AD 203及びSiO2を主体と
する基材と、基材の上に形成されると共に、5乃至50
重量%の繊維状の安定化ジルコニアを含み、残部にAf
f 203及びSiO2を含む表面層とを有することを
特徴とする。この場合に、表面層の厚みは0.05乃至
2.0mn+であることが好ましい。
[作用]
ANzO3及びSiO2を含むマトリックス中に繊維状
の安定化ZrO2を5乃至50重量%の範囲で含有させ
ると、耐熱性及び耐熱衝撃性、も著しく向上する。また
、基材を形成するAN 203及びSiO2を主体とす
る材料は遮熱性が優れていると共に比較的熱伝導率が高
い。従って、表面層が2000℃になっても、表面層の
耐熱性及び耐熱衝撃性が高く、しかも、比較的熱伝導性
が高い基材が有効に表面層の熱を放出することができる
ので、高温でも健全であると共に遮熱効果も高い。また
、表面層及び基材の双方ともA i’ 203及びSi
O2が含まれているので層間の接合性が高く層剥がれ等
が発生しにくい。
の安定化ZrO2を5乃至50重量%の範囲で含有させ
ると、耐熱性及び耐熱衝撃性、も著しく向上する。また
、基材を形成するAN 203及びSiO2を主体とす
る材料は遮熱性が優れていると共に比較的熱伝導率が高
い。従って、表面層が2000℃になっても、表面層の
耐熱性及び耐熱衝撃性が高く、しかも、比較的熱伝導性
が高い基材が有効に表面層の熱を放出することができる
ので、高温でも健全であると共に遮熱効果も高い。また
、表面層及び基材の双方ともA i’ 203及びSi
O2が含まれているので層間の接合性が高く層剥がれ等
が発生しにくい。
[実施例]
以下、添付図面を参照してこの発明の実施例について具
体的に説明する。第1図はこの実施例に係る遮熱体を示
す断面図である。第1図に示すように、遮熱体1は、基
材2と、その上に形成された表面層3とからなっている
。基材2はAl2O3及びSiO2を主体とした多孔体
であり、表面層3は安定化ZrO2のファイバーを5乃
至50重量%の範囲で含み、残部がAN 203とSi
O2とを主体とした多孔体である。安定化ZrO2のフ
ァイバーは、例えば、極めて微細な繊維の集合体であっ
て綿状を呈しており、安定化剤としてY2O3、CaO
及びMgOから選択される物質を約5%含んでいる。こ
のファイバーの含有量が5乃至50重量%であれば、表
面層3の耐熱性及び耐熱衝撃性を有効に向上させること
ができるが、5重量%未満ではこのような効果が小さ過
ぎ、50重量%を超えるとZrO2の熱膨張係数が支配
的になって耐熱衝撃性が低下してしまう。表面層3のマ
トリックス部には、Aj!203及びSiO2以外にM
gO,CaO1Y2o3及びB2O3等の添加物が含ま
れている。この中で、Mg0SCaO及びY2O3はA
ff203及びSiO2を安定化する作用を有しており
、B2O3は表面層3の融点を低下させてファイバーの
均一化を促進する作用を有している。なお、B2O3の
量は添加剤の10重量%以下であることが好ましい。こ
の場合に、表面層の厚みは0.05乃至2.01である
ことが好ましい。この厚みが0.05am未満であると
耐熱性及び耐熱衝撃性を向上させる効果が不十分となる
虞があり、2、Oa+a+を超えると表面層内部の歪み
が大きくなりやすい。
体的に説明する。第1図はこの実施例に係る遮熱体を示
す断面図である。第1図に示すように、遮熱体1は、基
材2と、その上に形成された表面層3とからなっている
。基材2はAl2O3及びSiO2を主体とした多孔体
であり、表面層3は安定化ZrO2のファイバーを5乃
至50重量%の範囲で含み、残部がAN 203とSi
O2とを主体とした多孔体である。安定化ZrO2のフ
ァイバーは、例えば、極めて微細な繊維の集合体であっ
て綿状を呈しており、安定化剤としてY2O3、CaO
及びMgOから選択される物質を約5%含んでいる。こ
のファイバーの含有量が5乃至50重量%であれば、表
面層3の耐熱性及び耐熱衝撃性を有効に向上させること
ができるが、5重量%未満ではこのような効果が小さ過
ぎ、50重量%を超えるとZrO2の熱膨張係数が支配
的になって耐熱衝撃性が低下してしまう。表面層3のマ
トリックス部には、Aj!203及びSiO2以外にM
gO,CaO1Y2o3及びB2O3等の添加物が含ま
れている。この中で、Mg0SCaO及びY2O3はA
ff203及びSiO2を安定化する作用を有しており
、B2O3は表面層3の融点を低下させてファイバーの
均一化を促進する作用を有している。なお、B2O3の
量は添加剤の10重量%以下であることが好ましい。こ
の場合に、表面層の厚みは0.05乃至2.01である
ことが好ましい。この厚みが0.05am未満であると
耐熱性及び耐熱衝撃性を向上させる効果が不十分となる
虞があり、2、Oa+a+を超えると表面層内部の歪み
が大きくなりやすい。
次に、このように構成される遮熱体の製造方法の一例に
ついて説明する。この例においては、基材及び表面層を
いずれも薄層の積層体で構成する。
ついて説明する。この例においては、基材及び表面層を
いずれも薄層の積層体で構成する。
先ず、前述した組成になるように各原料を配合し、更に
気孔形成剤としてのカーボンを添加して出発原料とする
。この出発原料にポリビニルブチラール等のバインダ、
溶剤及び分散剤を加え、更に必要に応じて可塑剤を加え
てこれらを振動ミルにて混合し、スラリを生成する。こ
のスラリを脱泡した後、ドクタブレード法にてグリーン
シートを作成する。表面層及び基材が所定の厚みになる
ように、これらのグリーンシートを積層し、密着する。
気孔形成剤としてのカーボンを添加して出発原料とする
。この出発原料にポリビニルブチラール等のバインダ、
溶剤及び分散剤を加え、更に必要に応じて可塑剤を加え
てこれらを振動ミルにて混合し、スラリを生成する。こ
のスラリを脱泡した後、ドクタブレード法にてグリーン
シートを作成する。表面層及び基材が所定の厚みになる
ように、これらのグリーンシートを積層し、密着する。
なお、表面層と基材との境界部分も同様に密着する。次
いで、このようにして形成された積層体を適宜の焼成炉
にて焼成する。これにより基材と表面層とからなる遮熱
体が形成される。
いで、このようにして形成された積層体を適宜の焼成炉
にて焼成する。これにより基材と表面層とからなる遮熱
体が形成される。
このような遮熱体は、使用時にその表面層側が約200
0℃程度に加熱される。この場合に、表面層はAl2O
3及びSiO2を含み、しかも安定化ZrO2のファイ
バーを適量含む多孔体であるため、耐熱性及び耐熱衝撃
性が高く、溶融又は割れ等の損傷が発生しにくい。しか
も、基材が比較的熱伝導率が高いAl2O3及び5LO
2を主体とするので、表面層の熱を放出しやすく、損傷
が発生する虞を一層低下させることができる。更に、遮
熱体全体がAN 203及びSiO2を主体とする多孔
体であるので遮熱性が良好である。更にまた、表面層及
び基材の双方にAu2’3及びSiO2が含まれている
ので、表面層及び基材の接合性が良好であり、これらの
間に剥がれ等の損傷が生じにくい。従って、2000℃
程度の高温であっても、健全な状態を維持することがで
き、しかも、高遮熱性を保持することができる。なお、
基材は前述したように多孔質材料としては比較的高い熱
伝導率を示すが、具体的には0.1cal/(cm−s
ee ・℃)以上であることが好ましい。
0℃程度に加熱される。この場合に、表面層はAl2O
3及びSiO2を含み、しかも安定化ZrO2のファイ
バーを適量含む多孔体であるため、耐熱性及び耐熱衝撃
性が高く、溶融又は割れ等の損傷が発生しにくい。しか
も、基材が比較的熱伝導率が高いAl2O3及び5LO
2を主体とするので、表面層の熱を放出しやすく、損傷
が発生する虞を一層低下させることができる。更に、遮
熱体全体がAN 203及びSiO2を主体とする多孔
体であるので遮熱性が良好である。更にまた、表面層及
び基材の双方にAu2’3及びSiO2が含まれている
ので、表面層及び基材の接合性が良好であり、これらの
間に剥がれ等の損傷が生じにくい。従って、2000℃
程度の高温であっても、健全な状態を維持することがで
き、しかも、高遮熱性を保持することができる。なお、
基材は前述したように多孔質材料としては比較的高い熱
伝導率を示すが、具体的には0.1cal/(cm−s
ee ・℃)以上であることが好ましい。
次に、この発明の具体的な実施例について説明する。
先ず、表面層の原料として安定化ZrO2ファイバー4
0重量%とマトリックス部分60重量%とからなる有効
分に、気孔率形成剤としてのカーボンを有効分の20重
量%添加したものを用いた。
0重量%とマトリックス部分60重量%とからなる有効
分に、気孔率形成剤としてのカーボンを有効分の20重
量%添加したものを用いた。
安定化ZrO2ファイバーとしては、95重量%のZr
O2に安定化剤としてのY2O3を5重量%添加したも
のを用い、マトリックスの原料としてはA472036
5重量%、SiO225重量%、Ca00.1重量%、
Mg0O,1ffiffi%、Y2O33重量%及び8
2037重量%の組成のものを用いた。また、基材用の
原料としては、A4720372%及び51022g%
の有効分に気孔形成剤としてのカーボンを有効分の20
重量%添加したものを用いた。このような原料を用いて
、前述のような手法により厚み約0.5rfImのグリ
ーンシートを作成し、表面層としてグリーンシートを3
枚、基材としてグリーンシート25枚を積層密着して積
層体を作成し、これを焼成した結果、表面層の厚みがl
ll1f111基剤の厚みが10m+aの遮熱体が得ら
れた。この遮熱体の表面層側を約2000℃に加熱した
後、冷却して遮熱体を目視観察した結果、割れ等の損傷
が存在しなかった。
O2に安定化剤としてのY2O3を5重量%添加したも
のを用い、マトリックスの原料としてはA472036
5重量%、SiO225重量%、Ca00.1重量%、
Mg0O,1ffiffi%、Y2O33重量%及び8
2037重量%の組成のものを用いた。また、基材用の
原料としては、A4720372%及び51022g%
の有効分に気孔形成剤としてのカーボンを有効分の20
重量%添加したものを用いた。このような原料を用いて
、前述のような手法により厚み約0.5rfImのグリ
ーンシートを作成し、表面層としてグリーンシートを3
枚、基材としてグリーンシート25枚を積層密着して積
層体を作成し、これを焼成した結果、表面層の厚みがl
ll1f111基剤の厚みが10m+aの遮熱体が得ら
れた。この遮熱体の表面層側を約2000℃に加熱した
後、冷却して遮熱体を目視観察した結果、割れ等の損傷
が存在しなかった。
一方、比較例として表面層にち密質ZrO2、基材とし
てSiO2多孔体を適用して同様の厚みに形成したもの
、及び、厚さ10mmのSiO□多孔体を準備し、同様
の実験を行なった結果、ち密質ZrO2を表面層に使用
したものは表面に亀裂が発生し、SiO2多孔体のみで
構成したものは表面が蒸発した。
てSiO2多孔体を適用して同様の厚みに形成したもの
、及び、厚さ10mmのSiO□多孔体を準備し、同様
の実験を行なった結果、ち密質ZrO2を表面層に使用
したものは表面に亀裂が発生し、SiO2多孔体のみで
構成したものは表面が蒸発した。
以上のことよりこの発明の効果を確認することができた
。
。
[発明の効果]
この発明によれば、表面層はAN 203及びSiO2
を含み、しかも安定化ZrO2のファイバーを適量含む
多孔体であるため、耐熱性及び耐熱衝撃性が高く、溶融
又は割れ等の損傷が発生しにくい。しかも、基材が比較
的熱伝導率が高いAj)203及び5LO2を主体とす
るので、表面層の熱を放出しやすく、損傷が発生する虞
を一層低下させることができる。更に、遮熱体全体がA
f!203及びSiO2を主体とする多孔体であるので
遮熱性が良好である。更にまた、表面層及び基材の双方
にA(1203及びS i 02が含まれているので、
表面層及び基材の接合性が良好であり、これらの間に剥
がれ等の損傷が生じにくい。
を含み、しかも安定化ZrO2のファイバーを適量含む
多孔体であるため、耐熱性及び耐熱衝撃性が高く、溶融
又は割れ等の損傷が発生しにくい。しかも、基材が比較
的熱伝導率が高いAj)203及び5LO2を主体とす
るので、表面層の熱を放出しやすく、損傷が発生する虞
を一層低下させることができる。更に、遮熱体全体がA
f!203及びSiO2を主体とする多孔体であるので
遮熱性が良好である。更にまた、表面層及び基材の双方
にA(1203及びS i 02が含まれているので、
表面層及び基材の接合性が良好であり、これらの間に剥
がれ等の損傷が生じにくい。
従って、表面層側が2000℃程度の高温になっても、
割れ又は等の損傷を有効に防止しつつ良好な遮熱性を維
持することができる。
割れ又は等の損傷を有効に防止しつつ良好な遮熱性を維
持することができる。
第1図はこの発明の実施例に係る遮熱体を示す断面図で
ある。 1;遮熱体、2:基材、3;表面層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
ある。 1;遮熱体、2:基材、3;表面層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (2)
- (1)多孔質セラミックスからなる遮熱体であって、A
l_2O_3及びSiO_2を主体とする基材と、基材
の上に形成されると共に、5乃至50重量%の繊維状の
安定化ジルコニアを含み、残部にAl_2O_3及びS
iO_2を含む表面層とを有することを特徴とする遮熱
体。 - (2)前記表面層は、その厚みが0.05乃至2.0m
mであることを特徴とする請求項1に記載の遮熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4676588A JPH01219084A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 遮熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4676588A JPH01219084A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 遮熱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01219084A true JPH01219084A (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=12756426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4676588A Pending JPH01219084A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 遮熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01219084A (ja) |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4676588A patent/JPH01219084A/ja active Pending
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