JPH01218942A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、車両盗難防止装置に関づる。

（従来の技術） 近年の自家用車等の普及に伴ない盗難事件の発生も増加
する傾向にある。一般的には、停車または駐車のために
離型するに当ってエンジンキーを必ず抜いて所持づるこ
とで盗難の大部分が防止できるのであるが、エンジンキ
ーを車中に忘れたままドアロックするケースが減りにく
いのと罰棟に完全を期すことは困難である。

（発明が解決しようとする課題） このように、エンジンキーを必ず抜いて所持して車から
離れるようにすることが困難な状況では、エンジンキー
が抜かれていなくとも盗難を防止する装置の出現が切望
されていた。

本発明は上記に鑑みてなされたもので１その目的として
は、エンジンキーの抜き忘れ状態でも盗難の発生防止を
確実にした車両盗難防止装置を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明は上記課題を解決するために、車両のエンジン
キーのキー穴への挿入を検出するキー検出手段と、キー
穴への挿入状態にあるエンジンキーの働きａ３よびキー
穴からの引抜きを禁止づる禁止手段と、車両のエンジン
が停止したことを検出するエンジン停止検出手段と、エ
ンジン停止検出後、エンジンキーのキー穴への挿入状態
が所定時間継続したときには前記禁止手段を作動開始さ
せる禁止開始制御手段と、前記禁止手段の作動中に所定
の解除操作を受けて前記禁止手段の作動を解除する禁止
解除制御手段とを有づることを要旨とする。

（作用） 本発明に係る車両盗難防止装置にあっては、エンジン停
止後、エンジンキーのキー穴への挿入状態が所定時間継
続したときには当該エンジンキーをキー穴から扱けない
ようにすると共に作動できない状態とし、更にこの状態
を所定の解除操作がなされるまで継続するようにしてい
る。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例である車両？ａ雌防止装置の
回路構成のブロック図である。１は車両のエン、ジンを
始動、停止するためのエンジンキーである。２はこのエ
ンジンキー１が挿入されるキー穴を有づるキー機構であ
る。３はエンジンキー１が挿入されているか否かを検知
するためのキー検出手段を構成するキー挿入検知器であ
り、この検−知器からの信号はエンジンコントローラ４
へ出力される。このエンジンコントローラ４はキー挿入
検知器３からの信号に基づきタイマ５を作動させるもの
である。タイマ５は所定時間を計数して禁止指令信号を
禁止手段を構成するキーロックメカ機構６へ出力するも
のである。キーロックメカ機構６はタイマ５からの禁止
指令信号を受けて、エンジンキー１をロック状態にする
ものである。７は禁止解除制御手段を構成する解除装置
であり、キーロックメカ機構６によるエンジンキー１の
ロック状態を解除するものである。この解除装置７は第
２図に示すような回路構成である。同図において、８は
キーロックメカ機構６とＣＰＵ９との間の信号をやりと
りするためのイン−フェースである。１１はＣＰＵ９に
より照合される暗証番号などの照合データを記憶するた
めのＲＯＭである。

１０はインターフェースであり、入力装置１２゜１３．
１４とＣＰＵ９との間の信号のやりとりをするためのも
のである。１２．１３．１４は入力装置であり、各々、
車両に設けられたテンキー人力するキーボード、暗証番
号などの情報を記憶したＩＣカード及びカード読取器よ
り構成されるＩＣカード入力装置、無線を用いた無線カ
ード及び受信器より構成される無線カード入力装置であ
る。

なお、禁止開始制御手段はエンジンコントローラ４とタ
イマ５により構成され、エンジンコントローラ４はエン
ジン停止検出手段をも構成している。

次にこの実施例の作用について説明する。

運転者が停車または駐車のために車両のエンジンを切り
、エンジンキー１を抜かずに離型すると、エンジンコン
トローラ４はエンジンの停止したことを確認すると共に
キー挿入検知器３からの信号に基づいてエンジンキー１
が抜かれていないことを検知してタイマ５を作動開始さ
せる。タイマ５はエンジンキー１が抜かれずに所定時間
を計数すると、キーロックメカ機構６に信号を出力する
。

タイマ５からの信号を受けて、キーロックメカ機構６は
キーｌＩＩ構２に対し、エンジンキー１をロックする信
号を出力し、エンジンキー１を抜去したり廻したり出来
ないようにキーロック状態にする。

ただし、タイマ５が作動中、即ち所定時間内にエンジン
キー１が抜かれるかまたはエンジン始動のため廻される
などするとエンジンコントローラ４はタイマ５をリセッ
トする。

このようにキーロックメカ！！１１ａ６が作動するとエ
ンジンキー１を抜去または回転づることができずエンジ
ンの始動は不可能となり、盗難の防止となる。。

次にこのキーロック状態を解除するための解除装置７の
動作を説明する。

車両に取り付けられた入力装置であるテンキーボード１
２から、各車両に予め個別に与えられた固有の暗証番号
を入力すると、ＣＰＵ９はＲＯＭ１１に記憶されている
その車両固有の暗証番号と照合ザる。その結果、両者が
一致している場合には直ちにキーロック状態を解除すべ
くキーロックメカ機構６へ、解除指令信号を出力する。

これによりキーロック状態は解除され全て正常状態とな
る。

入力装置がＩＣカード入力装置１３の場合も同様に行な
われ、ＩＣカード読取器がＩＣカードから読み取った暗
証番号はＣＰＵ９によりＲＯＭ１１中のその車両固有の
暗証番号と照合され、両者が一致している場合のみキー
ロック状態は解除される。

入力装置が無線を用いた無線カード入力装置１４の場合
は、コード化された暗証番号を有し、−定の時間間隔で
電波を発信している無線カードを所有した運転者が車両
に近づくとこの無線信号を車両に設けられた受信器が受
信しＣＰＵ９へ出力づる。ＣＰＵ９はＲＯＭ１１中の暗
証番号と照合し、一致している場合にはキーロック状態
を解除すべくキーロックメカ機構６へ解除信号を出力す
る。これによりキーロック状態は解除され全て正常状態
に戻される。

したがって本実施例によれば駐車または停車のためにエ
ンジンを切り、エンジンキーをキー穴に挿入したまま離
型した場合でも、キーロックメカ機構が働き盗難等を確
実に防止できる。また従来の盗難防止装置のように、大
きな音を出して騒音となることもなく、また複雑な機構
などを必要としない、などの利点もある。

なお、本実施例においては解除装置への入力装置として
キーボード、ＩＣカード、無線カードを各々単独に用い
たが、本発明はこれにとられれるものでなく、例えばキ
ーボードと無線カード、キーボードとＩＣカードのよう
に併用してもかまわない。また、カードも、ＩＣカード
、無線カードにとられれることなく、磁気カード等、暗
証番号が記憶できるものであればよい。

また、入力装置として文字や図形などを入力する入力装
ｄ′ｃあってもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、エンジン停止
後、エンジンキーのキー穴への挿入状態が所定時間継続
したときには当該エンジンキーをキー穴から抜けないよ
うにすると共に作動できない状態とし、更にこの状態を
所定の解除操作がなされるまで継続するようにしたので
、エンジンキーの扱き忘れ状態でも盗難の発生防止を確
実にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路構成のブロック図、第
２図は本実施例の解除装置の回路構成のブロック図ぐあ
る。 １・・・エンジンキー　　　２・・・キーＶＢ構３・・
・キー挿入検知器 ４・・・エンジンコントローラ ５・・・タイマ ６・・・キーロックメカ機構 ７・・・解除装置 ８．１０・・・インターフェース ９・ＣＰｔＪ　　　　　　　１１　・ＲＯＭ１２・・・
キーボード １３・・川Ｃカード入力装装置 １４・・・無線カード入力装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　車両のエンジンキーのキー穴への挿入を検出するキー
   検出手段と、 キー穴への挿入状態にあるエンジンキーの働きおよびキ
   ー穴からの引抜きを禁止する禁止手段と、車両のエンジ
   ンが停止したことを検出するエンジン停止検出手段と、 エンジン停止検出後、エンジンキーのキー穴への挿入状
   態が所定時間継続したときには前記禁止手段を作動開始
   させる禁止開始制御手段と、前記禁止手段の作動中に所
   定の解除操作を受けて前記禁止手段の作動を解除する禁
   止解除制御手段と、 を有することを特徴とする車両盗難防止装置。