JP2006011958A - 記憶媒体の使用管理装置及びシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 記憶媒体の不正使用、盗難及び挿入忘れ等を防止するとともに、記憶媒体の取り扱いの利便性を向上させることができる記憶媒体の使用管理装置及びシステムを提供すること。
【解決手段】 ETCカード使用管理システム10は、キーレス携帯機11と、車載制御装置13と、ETC車載機14と、解錠施錠装置15とを有し、車載制御装置13は、キーレス携帯機11から認証情報及び解錠施錠情報を受信する通信手段13aと、認証用IDを記憶するID記憶手段13bと、認証情報と認証用IDとを照合して使用者を認証する認証手段13cとを備え、ETC車載機14は、ETCカード使用許可状態とETCカード使用禁止状態とを切り替える使用状態切替手段14aと、ETCカードの挿入状態を監視する挿入状態監視手段14bとを備え、解錠施錠装置15は、車両の錠の解錠又は施錠を実行する解錠施錠手段15aを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばETCシステムにおけるICカードの使用の許可及び禁止を管理する記憶媒体の使用管理装置及びシステムに関する。
近年、有料道路において、マイクロ波を応用した路車間狭域通信としてETCシステム(Electronic Toll Collection System)が実用化され、サービスの拡大が期待されている。従来、車両に搭載されてETCシステムに使用されるETC車載機として、特許文献1に示すようなものが知られている。
特許文献1に示された従来のETC車載機は、ETC送受信機と、カードリーダと、ICカードとを備え、ETC送受信機が有料道路の料金所に設置された装置と通信し、カードリーダがICカードの情報を読み取って課金処理を行うことにより、自動車を料金所に止めずに有料道路の料金支払いを行うことができるようになっている。従来のETC車載機を使用する運転者は、ICカードの不正使用や盗難を防止するため、車両から降車する際にICカードをETC車載機から取り出して車外に持ち出し、車両に乗車する際にICカードをETC車載機に挿入するのが慣例であった。
特開2002−170137号公報(第3−4頁、第1図)
しかしながら、このような従来のETC車載機では、ICカードの挿入や取り出しを乗車時及び降車時ごとに行うので煩わしく、また、挿入を忘れたことに気づかずに有料道路の料金所のETCゲートに進入すると認証不可によりETCゲートが開かず、渋滞を引き起こすという問題があった。
本発明は、従来のETC車載機等が有する問題を解決するためになされたものであり、ETC車載機等で利用されるICカードのような記憶媒体の不正使用、盗難及び挿入忘れ等を防止するとともに、記憶媒体の取り扱いの利便性を向上させることができる記憶媒体の使用管理装置及びシステムを提供するものである。
本発明の記憶媒体の使用管理装置は、車両の使用者を認証するための認証情報と前記車両の錠の解錠及び施錠を指示するための解錠施錠情報とを受信する通信手段と、前記認証情報と予め登録された登録認証情報とが一致したとき、所定の記憶媒体に対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方を許可する記憶再生許可信号と前記解錠及び前記施錠の少なくとも一方を許可する解錠施錠許可信号とを出力する認証手段とを備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、認証手段が、通信手段によって受信された認証情報と登録認証情報とが一致したとき、記憶再生許可信号と解錠施錠許可信号とを出力するので、認証情報を有しない第3者に対してICカードの不正使用、盗難及び挿入忘れ等を防止するとともに、施錠された車両内においてICカードを記憶媒体着脱装置に挿入したままにしておくことができ、ICカードの取り扱いの利便性を向上することができる。
また、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、前記認証手段が前記記憶再生許可信号を送信したとき、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体が装着されているか否かの情報を表す着脱情報を受信して報知する報知手段を備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、報知手段が、記憶媒体着脱装置から着脱情報を受信して報知するので、ICカードが記憶媒体着脱装置に装着されていない場合はICカードの挿入を使用者に促す報知を行うことができ、使用者のICカード挿入忘れを防止することができる。
さらに、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、前記認証情報と前記登録認証情報とが一致するか否かを前記認証手段が判断する前に前記車両の錠が解錠されたとき、前記記憶媒体に対するデータの記憶及び再生が禁止されている旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、報知手段が、認証情報と登録認証情報とが一致するか否かを認証手段が判断する前に車両の錠が解錠されたとき、記憶媒体に対するデータの記憶及び再生が禁止されている旨を報知するので、認証手段による認証処理を経ないでドアを解錠した使用者にICカードが使用できない旨を報知することができ、その結果、ICカードが使用できない状態で使用者が車両を有料道路料金所のETCゲートに進入させたときに発生する交通渋滞を回避することができる。
さらに、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、前記記憶再生許可信号を前記認証手段が出力した後に、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体が取り外されたとき、前記記憶媒体が取り外された旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、報知手段が、記憶再生許可信号を認証手段が出力した後に、記憶媒体着脱装置から記憶媒体が取り外されたとき、記憶媒体が取り外された旨を報知するので、使用者のICカード挿入忘れを防止することができる。
さらに、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、前記認証手段が、前記車両の錠が施錠されたとき、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体を取り外すことを禁止する取り外し禁止信号を出力し、前記認証情報と前記登録認証情報とが一致したとき、前記記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体を取り外すことを許可する取り外し許可信号を出力することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、認証手段が、車両の錠が施錠されたとき、取り外す禁止信号を出力し、認証情報と登録認証情報とが一致したとき、取り外し許可信号を出力するので、第3者によるICカードの盗難を防止することができる。
さらに、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、前記通信手段が、所定の電子データが記憶された電子運転免許証から前記認証情報を受信することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、通信手段が、電子運転免許証から認証情報を受信するので、運転者の電子運転免許証の不携帯を防止し、第3者によるICカードの盗難を防止することができる。
さらに、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、前記認証手段が、生体の特徴を表す生体認証情報及び前記認証情報の少なくとも一方に基づいて前記車両の使用者を認証することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、認証手段が、生体認証情報が予め登録された登録生体情報と一致したとき、記憶再生許可信号及び解錠施錠許可信号を出力するので、第3者によるICカードの盗難を防止することができる。
さらに、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、前記認証手段が、前記生体認証情報に基づいて前記取り外し禁止信号及び前記取り外し許可信号の何れかを出力することを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理装置は、認証手段が、生体認証情報が予め登録された登録生体情報と一致したとき、取り外し禁止信号及び取り外し許可信号の何れかを出力するので、第3者によるICカードの盗難を防止することができる。
本発明の記憶媒体の使用管理システムは、記憶媒体の使用管理装置と、前記認証情報と前記解錠施錠情報とを前記記憶媒体の使用管理装置に送信する通信装置と、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置と、前記認証手段の認証結果に基づいて前記解錠及び前記施錠を実行する解錠施錠装置とを有し、前記記憶媒体着脱装置は、前記記憶媒体に対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方が許可された記憶媒体使用許可状態と前記記憶及び前記再生が禁止された記憶媒体使用禁止状態とを前記認証手段の認証結果に基づいて切り替える使用状態切替手段を備えたことを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理システムは、認証手段が、認証情報と登録認証情報とが一致したとき、記憶再生許可信号を使用状態切替手段に出力し、解錠施錠許可信号を解錠施錠装置に出力する構成としたので、認証情報を有しない第3者に対してICカードの不正使用、盗難及び挿入忘れ等を防止するとともに、施錠された車両内においてICカードを記憶媒体着脱装置に挿入したままにしておくことができ、ICカードの取り扱いの利便性を向上することができる。
また、本発明の記憶媒体の使用管理システムは、前記記憶媒体着脱装置は、自動料金収受システムで使用される記憶媒体に対してデータの記憶及び再生の少なくとも一方を実行する装置であることを特徴とする構成を有している。
この構成により、本発明の記憶媒体の使用管理システムは、認証情報を有しない第3者に対して自動料金収受システムで使用されるICカードの不正使用、盗難及び挿入忘れ等を防止するとともに、施錠された車両内においてICカードを記憶媒体着脱装置に挿入したままにしておくことができ、ICカードの取り扱いの利便性を向上することができる。
本発明は、記憶媒体の不正使用、盗難及び挿入忘れ等を防止するとともに、記憶媒体の取り扱いの利便性を向上させることができるという効果を有する記憶媒体の使用管理装置及びシステムを提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、ETCシステムにおけるICカード(以下「ETCカード」という。)の使用の許可及び禁止を管理するETCカード使用管理システムに本発明の記憶媒体の使用管理システムを適用した例を挙げて以下説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システムの構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態のETCカード使用管理システム10は、車両の使用者を認証する認証情報と車両の錠の解錠及び施錠を指示する解錠施錠情報とを送信する通信装置としてのキーレス携帯機11と、キーレス携帯機11と通信する車載の通信アンテナ12と、記憶媒体の使用管理装置としての車載制御装置13と、ETCカードを着脱する記憶媒体着脱装置としてのETC車載機14と、車両の錠の解錠及び施錠を実行する解錠施錠装置15とを備えている。
キーレス携帯機11は、送受信回路、メモリ、スイッチ等で構成され、スイッチが操作されるとメモリに記憶された認証情報及び解錠施錠情報が無線通信によって送信されるようになっている。認証情報及び解錠施錠情報は、例えば2値のパルス信号で構成される。
車載制御装置13は、キーレス携帯機11から認証情報及び解錠施錠情報を受信する通信手段13aと、車両の使用者の認証用ID(Identification)を記憶するID記憶手段13bと、キーレス携帯機11からの認証情報と認証用IDとを照合して使用者を認証する認証手段13cとを備えている。
通信手段13aは送受信回路を備え、通信アンテナ12を介してキーレス携帯機11と無線通信するようになっている。なお、通信手段13aとキーレス携帯機11との通信は、片方向通信及び双方向通信のいずれでもよく、また、例えば赤外線通信によるものでもよい。
ID記憶手段13bは例えば不揮発メモリで構成され、認証手段13cはCPU、RAM、ROM等で構成されている。
認証手段13cは、受信した認証情報と認証用IDとが一致したとき、ETCカードに対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方を許可するETCカード使用許可信号と、車両の錠の解錠を許可する解錠許可信号又は車両の錠の施錠を許可する施錠許可信号とを出力するようになっている。
なお、認証情報と認証用IDとの認証方式は、特に限定されるものではなく、公知技術である固定ID送信方式、ローリングコード方式、コードホッピング方式、チャレンジ&レスポンス方式等のいずれでも構わない。
ETC車載機14は、ETCカードに対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方が許可されたETCカード使用許可状態と記憶及び再生が禁止されたETCカード使用禁止状態とを切り替える使用状態切替手段14aと、ETCカードの挿入状態を監視する挿入状態監視手段14bとを備えている。
なお、図示を省略したが、ETC車載機14は、ETCカードに対してデータの記憶及び再生を行うカードリーダライタと、有料道路の料金所に設けられたETC装置と通信する通信部と、課金処理及び装置全体の制御処理を行う演算部とを備えている。
使用状態切替手段14aは、CPU、RAM、ROM等で構成され、認証手段13cから記憶再生許可信号を受信したとき、ETCカード使用禁止状態からETCカード使用許可状態に切り替えるようになっている。
挿入状態監視手段14bは、カード検出センサ、CPU、RAM、ROM等で構成され、カードリーダライタにETCカードが挿入されているかを監視するようになっている。また、挿入状態監視手段14bは、カードリーダライタ内にETCカードが挿入されているとき及び挿入されていないとき、それぞれ、挿入状態信号及び未挿入状態信号を認証手段13cに送信するようになっている。
解錠施錠装置15は、解錠許可信号又は施錠許可信号を受信したとき、車両のドア、トランクルーム等に備えられた錠の解錠又は施錠を実行する解錠施錠手段15aを備えている。解錠施錠手段15aは、ドアロックユニット、ドアロック制御回路等で構成されている。
次に、本実施の形態のETCカード使用管理システム10の動作について、図2を用いて説明する。なお、ETCカード使用管理システム10の初期状態として、ETC車載機14はETCカード使用禁止状態に設定されており、また、車両の錠は施錠されているものとする。
まず、車両の使用者が乗車する際、キーレス携帯機11のスイッチが操作され、認証情報及び解錠施錠情報が通信アンテナ12を介して車載制御装置13に送信され、解錠要求が行われる(ステップS11)。
次いで、通信手段13aによって、認証情報及び解錠施錠情報が認証手段13cに送信され、認証手段13cによって認証処理が実行される(ステップS12)。ここで、認証手段13cは、ID記憶手段13bから認証用IDを読み出し、この認証用IDと受信した認証情報とを照合し、両者が一致するか否かを判断することにより認証処理を実行する。
ステップS12において、認証用IDと認証情報とが一致したと判断された場合は、認証手段13cによって、車両錠の解錠を許可する解錠許可信号が解錠施錠装置15に送信され(ステップS13)、解錠施錠手段15aによって、車両のドア、トランクルーム等の錠が解錠される(ステップS14)。
また、認証手段13cによって、ETCカード使用許可信号がETC車載機14に送信される(ステップS15)。次いで、挿入状態監視手段14bによって、ETCカードがカードリーダライタに挿入されているか否かの確認が行われ(ステップS16)、ETCカードが挿入されている場合は、挿入状態監視手段14bによって、ETCカード挿入済みを示す挿入状態信号が認証手段13cに出力される(ステップS17)。そして、使用状態切替手段14aによって、ETCカード使用禁止状態からETCカード使用許可状態に切り替えられる(ステップS18)。
なお、ステップS12において、認証用IDと認証情報とが一致したと判断されなかった場合は、解錠許可信号及びETCカード使用許可信号は共に送信されず、車両の錠において施錠状態が維持され、ETC車載機14においてETCカード使用禁止状態が維持される。また、ステップS16において、ETCカードがカードリーダライタに挿入されていない場合は、挿入状態監視手段14bによって、ETCカードの未挿入を示す未挿入状態信号が認証手段13cに出力され、ETC車載機14においてETCカード使用禁止状態が維持される。
以上のように、本実施の形態のETCカード使用管理システム10によれば、認証手段13cは、通信手段13aによって受信された認証情報と認証用IDとが一致したとき、ETCカード使用許可信号及び解錠許可信号を出力する構成としたので、キーレス携帯機11を所持しない第3者に対してETCカードの不正使用や盗難を防止するとともに、施錠された車両内においてETCカードをETC車載機14に挿入したままにしておくことができるので、ETCカードの挿入及び取り出し動作が不要になりETCカードの取り扱いの利便性を向上することができる。
なお、本実施の形態において、ETCカードに対するデータの記憶及び再生を制御する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、記憶媒体に対するデータの記憶のみ、又は再生のみの許可を制御する構成や、ETC車載機14の使用を許可するか否かを制御する構成としても同様の効果が得られる。
また、本実施の形態において、ETCカードの例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ETCカードの機能を有した電子運転免許証や、カード状ではない記憶媒体、例えばコイン状の記憶媒体を着脱する装置に取り付け、このコイン状の記憶媒体の使用を許可するか否かを制御する構成としても同様の効果が得られる。
また、本実施の形態において、キーレス携帯機11のメモリに記憶された認証情報に基づいて使用者を認証する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば下記の第1〜4のいずれの構成としても同様の効果が得られる。
第1の例として、キーレス携帯機11に代えて、電子運転免許証又はRFID(Radio Frequency Identification)技術による非接触ICタグを使用する構成とし、車両錠の解錠及び施錠とETCカードの使用状態との少なくとも一方の認証を行う構成としてもよい。
第2の例として、キーレス携帯機11に代えて非接触ICカードを使用する構成、又は非接触ICカード機能を搭載した携帯電話を使用する構成とし、車両錠の解錠及び施錠とETCカードの使用状態との少なくとも一方の認証を行うようにしてもよい。
第3の例として、運転者が身につける物、機械的にドアを解錠及び施錠するキー又はキーホルダ等にRFIDを内蔵させる構成とし、ETCカードの使用状態を設定するようにしてもよい。
第4の例として、キーレス携帯機11による認証に代えてイモビライザー(車両盗難防止装置)を備えた構成とし、エンジンキーに埋め込まれているトランスポンダのIDコードを認証手段13cに認証させるようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
まず、本発明の第2の実施の形態のETCカード使用管理システムの構成について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システム10と同様な構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図3に示すように、本実施の形態のETCカード使用管理システム20は、車両の使用者を認証する認証情報と車両の錠の解錠及び施錠を指示する解錠施錠情報とを送信する通信装置としてのキーレス携帯機11と、キーレス携帯機11と通信する車載の通信アンテナ12と、記憶媒体の使用管理装置としての車載制御装置21と、ETCカードを着脱する記憶媒体着脱装置としてのETC車載機14と、車両の錠の解錠及び施錠を実行する解錠施錠装置15とを備えている。
車載制御装置21は、キーレス携帯機11から認証情報及び解錠施錠情報を受信する通信手段13aと、車両の使用者の認証用IDを記憶するID記憶手段13bと、キーレス携帯機11からの認証情報と認証用IDとを照合して使用者を認証する認証手段13cと、所定の音声メッセージを出力する報知手段21aを備えている。
報知手段21aは、CPU、メモリ、音声合成回路、アンプ、スピーカ等で構成されている。
次に、本実施の形態のETCカード使用管理システム20の動作について、図4を用いて説明する。ただし、図4において、ステップS16までの動作は、本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システム10と同様なので説明を省略する。
図4のステップS16において、ETCカードがカードリーダライタに挿入されていると判断されなかった場合は、挿入状態監視手段14bによって、未挿入状態信号が認証手段13cを介して報知手段21aに送信される(ステップS21)。
そして、報知手段21aによって、例えば「ETCカードが挿入されていません」又は「ETCカードが挿入されていませんので挿入してください」というような音声が出力され(ステップS22)、ETCカードが未挿入であることが使用者に報知される。この報知は、ETCカードが挿入されるまで所定時間間隔で繰り返して実行してもよい。
なお、ステップS16において、ETCカードが挿入されていると判断された場合は、使用状態切替手段14aによるETCカード使用許可状態に切り替え後、挿入状態監視手段14bによって、挿入状態信号を報知手段21aに出力し、報知手段21aによって、「ETCカードが使用できます」というような音声を出力するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態のETCカード使用管理システム20によれば、報知手段21aは、ETCカードが挿入されていないとき、その旨を報知する構成としたので、ETCカードをカードリーダライタに挿入するよう使用者に促すことができ、ETCカードの挿入忘れを防止することができる。
(第3の実施の形態)
まず、本発明の第3の実施の形態のETCカード使用管理システムの構成について説明する。ただし、本発明の第2の実施の形態のETCカード使用管理システム20と同様な構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態のETCカード使用管理システム30は、車両の使用者を認証する認証情報と車両の錠の解錠及び施錠を指示する解錠施錠情報とを送信する通信装置としてのキーレス携帯機11と、キーレス携帯機11と通信する車載の通信アンテナ12と、記憶媒体の使用管理装置としての車載制御装置21と、ETCカードを着脱する記憶媒体着脱装置としてのETC車載機14と、車両の錠の解錠及び施錠を実行する解錠施錠装置31とを備えている。
解錠施錠装置31は、解錠許可信号又は施錠許可信号を受信したとき、車両のドア、トランクルーム等に備えられた錠の解錠又は施錠を実行する解錠施錠手段15aと、車両のドアの開閉状態を検知するドア開閉検知手段31aを備えている。
ドア開閉検知手段31aは、ドアの開閉状態を検知するセンサで構成され、ドアが開閉されているか否かを常時検知するようになっている。
次に、本実施の形態のETCカード使用管理システム30の動作について、図6を用いて説明する。ただし、図6において、ステップS13からステップS18までの動作は、本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システム10と同様なので説明を省略する。なお、ETCカード使用管理システム30の初期状態として、ETC車載機14はETCカード使用禁止状態に設定されており、また、車両の錠は施錠されているものとする。
まず、ドア開閉検知手段31aによって、ドアが施錠された後におけるドアの開閉状態が継続して確認される(ステップS31)。
ステップS31において、ドアが閉状態から開状態に変化した場合、認証手段13cによって、認証用IDと認証情報との照合後に解錠されたか否かが判断される(ステップS32)。ここで、認証用IDと認証情報との照合後にドアが解錠されたと判断されなかった場合、すなわち、認証手段13cによる認証を経ないでドアが解錠された場合は、ETCカード使用禁止状態が維持され、報知手段21aによって、例えば「ETCカードは使用できません」というような音声が出力される。
一方、ステップS32において、認証用IDと認証情報との照合後にドアが解錠されたと判断された場合は、ステップS13〜ステップS18が実行される。
以上のように、本実施の形態のETCカード使用管理システム30によれば、ドア開閉検知手段31aは、車両のドアの開閉状態を検知し、報知手段21aは、認証手段13cによる認証を経ないでドアが解錠された場合、ETCカードが使用できない旨を報知する構成としたので、ETCカードが使用できない状態で使用者が車両を有料道路料金所のETCゲートに進入させたときに発生する交通渋滞を回避することができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態のETCカード使用管理システムの構成は、図3に示された本発明の第2の実施の形態のETCカード使用管理システム20の構成と同様であるので、構成の説明を省略する。
次に、本実施の形態のETCカード使用管理システムの動作について、図7を用いて説明する。なお、図7において、認証手段13cによって、認証用IDと認証情報とが一致したと判断された後、使用状態切替手段14aによって、ETCカード使用禁止状態からETCカード使用許可状態に切り替えられた状態(ステップS41)となっているものとする。
まず、挿入状態監視手段14bによって、ETCカードの挿入状態が確認され(ステップS42)、ETCカードがカードリーダライタに挿入されているか否かの判断が行われる(ステップS43)。ETCカードが挿入されていると判断された場合は、引き続き、挿入状態監視手段14bによって、ETCカードの挿入状態が確認される。
一方、ステップS43において、ETCカードが挿入されていると判断されなかった場合は、挿入状態監視手段14bによって、ETCカードが未挿入であることを示す信号が認証手段13cを介して報知手段21aに出力され、報知手段21aによって、例えば「ETCカードが挿入されていません」又は「ETCカードが挿入されていませんので挿入してください」というような音声が出力される(ステップS44)。
以上のように、本実施の形態のETCカード使用管理システムによれば、挿入状態監視手段14bは、ETCカードの挿入状態を監視し、報知手段21aは、ETCカードが挿入されていないとき、その旨を報知する構成としたので、ETCカード使用許可状態において使用者がETC車載機14からETCカードを取り出した場合でも、再度挿入するよう使用者に報知することができ、使用者のETCカード挿入忘れを防止することができる。
(第5の実施の形態)
まず、本発明の第5の実施の形態のETCカード使用管理システムの構成について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システム10と同様な構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示すように、ETCカード使用管理システム40は、車両の使用者を認証する認証情報と車両の錠の解錠及び施錠を指示する解錠施錠情報とを送信する通信装置としてのキーレス携帯機11と、キーレス携帯機11と通信する車載の通信アンテナ12と、記憶媒体の使用管理装置としての車載制御装置41と、ETCカードを着脱する記憶媒体着脱装置としてのETC車載機42と、車両の錠の解錠及び施錠を実行する解錠施錠装置15とを備えている。
車載制御装置41は、キーレス携帯機11から認証情報及び解錠施錠情報を受信する通信手段13aと、車両の使用者の認証用IDを記憶するID記憶手段13bと、キーレス携帯機11からの認証情報と認証用IDとを照合して使用者を認証する認証手段41aとを備えている。
ETC車載機42は、ETCカードに対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方が許可されたETCカード使用許可状態と記憶及び再生が禁止されたETCカード使用禁止状態とを切り替える使用状態切替手段14aと、ETC車載機42のカードリーダライタから使用者がETCカードを取り出せる取出可能状態とETCカードを取り出せない取出不可状態とを切り替える装着状態切替手段42aとを備えている。
認証手段41aは、CPU、RAM、ROM等で構成され、受信した認証情報と認証用IDとが一致したとき、ETCカードに対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方を許可するETCカード使用許可信号、車両の錠の解錠を許可する解錠許可信号又は車両の錠の施錠を許可する施錠許可信号を出力するようになっている。
また、認証手段41aは、車両の使用者の降車後において、車両の錠が施錠されたとき、ETCカードの取出可能状態から取出不可状態に遷移させる信号を装着状態切替手段42aに出力するようになっている。なお、車両の施錠には、乗車中の施錠と降車後の施錠とがあり、例えばイグニッション電源のオン又はオフを検知して両者を区別することができる。
さらに、認証手段41aは、使用者の認証処理を経て車両の錠が解錠されたとき、ETCカードの取出不可状態から取出可能状態に遷移させる信号を装着状態切替手段42aに出力するようになっている。
装着状態切替手段42aは、CPU、RAM、ROM等で構成され、認証手段41aから出力される取出可能状態又は取出不可状態に遷移させる信号に基づいてETCカードの取出状態を切り替えるようになっている。
例えば、カードリーダライタにETCカードを固定維持するロック機構が設けてある場合、装着状態切替手段42aは、取出可能状態から取出不可状態に遷移させる信号を受信したとき、ロック機構を動作させてETCカードを固定維持するようになっている。
また、例えば、カードリーダライタのETCカードの挿入口にシャッターが設けてある場合、装着状態切替手段42aは、取出可能状態から取出不可状態に遷移させる信号を受信したとき、ETCカードが挿入口から取り出されないようシャッターを固定維持するようになっている。
次に、本実施の形態のETCカード使用管理システム40の動作について、図9を用いて説明する。
最初に、使用者が車両から降車する場合におけるETCカード使用管理システム40の動作を説明する。なお、使用者が車両から降車する前は、使用者の認証処理を経てETC車載機42が取出可能状態になっていたものとする。
まず、キーレス携帯機11によって、降車後の施錠が行われる(ステップS51)。次いで、認証手段41aによって、取出可能状態から取出不可状態に遷移させる信号が装着状態切替手段42aに出力される(ステップS52)。
そして、装着状態切替手段42aによって、ETC車載機42のカードリーダライタからETCカードを取り出すことができない取出不可状態に切り替えられる(ステップS53)。
次に、使用者が車両に乗車する場合におけるETCカード使用管理システム40の動作を説明する。
まず、認証手段41aによって、認証情報と認証用IDとが一致するか否かが判断される(ステップS54)。ここで、認証情報と認証用IDとが一致したと判断されなかった場合は、ステップS54を繰り返す。
ステップS54において、認証情報と認証用IDとが一致すると判断された場合は、解錠施錠手段15aによって、車両のドア、トランクルーム等の錠が解錠され、認証手段41aによって、取出不可状態から取出可能状態に遷移させる信号が装着状態切替手段42aに出力される(ステップS55)。
そして、装着状態切替手段42aによって、ETC車載機42のカードリーダライタからETCカードを取り出すことができる取出可能状態に切り替えられる(ステップS56)。
以上のように、本実施の形態のETCカード使用管理システム40によれば、認証手段41aは、車両の錠が施錠されたときは取出可能状態から取出不可状態に遷移させる信号を装着状態切替手段42aに出力し、使用者の認証処理を経て車両の錠が解錠されたときは取出不可状態から取出可能状態に遷移させる信号を装着状態切替手段42aに出力し、装着状態切替手段42aは、認証手段41aから出力される取出可能状態又は取出不可状態に遷移させる信号に基づいてETCカードの取出状態を切り替える構成としたので、車両の錠が施錠されている場合にETC車載機42からETCカードが第3者によって取り出されることを防止することができる。その結果、使用者は、降車ごとにETCカードを取り出したり、乗車ごとにETCカードを挿入したりする煩わしさから解放されるので、ETCカード使用管理システム40は、ETCカードの取り扱いの利便性を向上することができる。
(第6の実施の形態)
まず、本発明の第6の実施の形態のETCカード使用管理システムの構成について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システム10と同様な構成については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図10に示すように、本実施の形態のETCカード使用管理システム50は、車両の使用者を認証する認証情報と車両の錠の解錠及び施錠を指示する解錠施錠情報とを送信する通信装置としてのキーレス携帯機11と、キーレス携帯機11と通信する車載の通信アンテナ12と、記憶媒体の使用管理装置としての車載制御装置51と、ETCカードを着脱する記憶媒体着脱装置としてのETC車載機14と、車両の錠の解錠及び施錠を実行する解錠施錠装置15とを備えている。
車載制御装置51は、キーレス携帯機11から認証情報及び解錠施錠情報を受信する通信手段13aと、車両の使用者の認証用IDを記憶するID記憶手段13bと、生体情報を取得する生体情報取得手段51aと、予め登録された登録生体情報を記憶する生体情報記憶手段51bと、キーレス携帯機11からの認証情報と認証用IDとを照合し、又は生体情報取得手段51aによって取得された生体情報と登録生体情報とを照合して使用者を認証する認証手段51cとを備えている。
ここで、生体情報とは、人物の特徴を表す情報をいい、例えば音声、指紋、顔画像、虹彩、匂い、掌紋、指静脈、手の甲の静脈、網膜及び耳介等の情報をいう。
生体情報取得手段51aは、例えば指紋センサ、画像処理回路等で構成され、取得された指紋画像を電気信号に変換し、認証手段13cに出力するようになっている。
生体情報記憶手段51bは、例えば指紋データを記憶する不揮発メモリで構成されている。
次に、本実施の形態のETCカード使用管理システム50の動作について説明する。ただし、本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システム10の動作に対し、図2に示されたステップS11及びステップS12が異なるだけなので、他の動作の説明は省略する。
図2のステップS11において、キーレス携帯機11又は生体情報取得手段51aによって、解錠要求が行われる。
ここで、キーレス携帯機11によって解錠要求が行われた場合は、認証手段51cによって、ID記憶手段13bから認証用IDが読み出され、この認証用IDとキーレス携帯機11から受信した認証情報とが一致するか否かが判断されることにより認証処理が実行される。
一方、生体情報取得手段51aによって生体情報が取得され解錠要求が行われた場合は、認証手段51cによって、生体情報記憶手段51bから登録生体情報が読み出され、この登録生体情報と生体情報取得手段51aによって取得された生体情報とが一致するか否かが判断されることにより認証処理が実行される。
以上のように、本実施の形態のETCカード使用管理システム50によれば、認証手段51cは、キーレス携帯機11からの認証情報と認証用IDとを照合し、又は生体情報取得手段51aによって取得された生体情報と登録生体情報とを照合して使用者を認証する構成としたので、第3者に対してETCカードの不正使用や盗難を防止するとともに、施錠された車両内においてETCカードをETC車載機14に挿入したままにしておくことができるので、ETCカードの挿入及び取り出し動作が不要になりETCカードの取り扱いの利便性を向上することができる。
以上のように、本発明に係る記憶媒体の使用管理装置及びシステムは、記憶媒体の不正使用、盗難及び挿入忘れ等を防止するとともに、記憶媒体の取り扱いの利便性を向上させることができるという効果を有し、ETCシステムにおけるICカードの使用の許可及び禁止を管理する装置等として有用である。
本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システムのブロック図 本発明の第1の実施の形態のETCカード使用管理システムのシーケンス図 本発明の第2の実施の形態のETCカード使用管理システムのブロック図 本発明の第2の実施の形態のETCカード使用管理システムのシーケンス図 本発明の第3の実施の形態のETCカード使用管理システムのブロック図 本発明の第3の実施の形態のETCカード使用管理システムのシーケンス図 本発明の第4の実施の形態のETCカード使用管理システムのシーケンス図 本発明の第5の実施の形態のETCカード使用管理システムのブロック図 本発明の第5の実施の形態のETCカード使用管理システムのシーケンス図 本発明の第6の実施の形態のETCカード使用管理システムのブロック図
符号の説明
10、20、30、40、50 ETCカード使用管理システム
11 キーレス携帯機(通信装置)
12 通信アンテナ
13、21、41、51 車載制御装置(記憶媒体の使用管理装置)
13a 通信手段
13b ID記憶手段
13c、41a、51c 認証手段
14、42 ETC車載機(記憶媒体着脱装置)
14a 使用状態切替手段
14b 挿入状態監視手段
15、31 解錠施錠装置
15a 解錠施錠手段
21a 報知手段
31a ドア開閉検知手段
42a 装着状態切替手段
51a 生体情報取得手段
51b 生体情報記憶手段

Claims (10)

  1. 車両の使用者を認証するための認証情報と前記車両の錠の解錠及び施錠を指示するための解錠施錠情報とを受信する通信手段と、前記認証情報と予め登録された登録認証情報とが一致したとき、所定の記憶媒体に対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方を許可する記憶再生許可信号と前記解錠及び前記施錠の少なくとも一方を許可する解錠施錠許可信号とを出力する認証手段とを備えたことを特徴とする記憶媒体の使用管理装置。
  2. 前記認証手段が前記記憶再生許可信号を送信したとき、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体が装着されているか否かの情報を表す着脱情報を受信して報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の記憶媒体の使用管理装置。
  3. 前記認証情報と前記登録認証情報とが一致するか否かを前記認証手段が判断する前に前記車両の錠が解錠されたとき、前記記憶媒体に対するデータの記憶及び再生が禁止されている旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の記憶媒体の使用管理装置。
  4. 前記記憶再生許可信号を前記認証手段が出力した後に、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体が取り外されたとき、前記記憶媒体が取り外された旨を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の記憶媒体の使用管理装置。
  5. 前記認証手段は、前記車両の錠が施錠されたとき、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体を取り外すことを禁止する取り外し禁止信号を出力し、前記認証情報と前記登録認証情報とが一致したとき、前記記憶媒体着脱装置から前記記憶媒体を取り外すことを許可する取り外し許可信号を出力することを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれかに記載の記憶媒体の使用管理装置。
  6. 前記通信手段は、所定の電子データが記憶された電子運転免許証から前記認証情報を受信することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の記憶媒体の使用管理装置。
  7. 前記認証手段は、生体の特徴を表す生体認証情報及び前記認証情報の少なくとも一方に基づいて前記車両の使用者を認証することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の記憶媒体の使用管理装置。
  8. 前記認証手段は、前記生体認証情報に基づいて前記取り外し禁止信号及び前記取り外し許可信号の何れかを出力することを特徴とする請求項5に記載の記憶媒体の使用管理装置。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の記憶媒体の使用管理装置と、前記認証情報と前記解錠施錠情報とを前記記憶媒体の使用管理装置に送信する通信装置と、前記記憶媒体を着脱する記憶媒体着脱装置と、前記認証手段の認証結果に基づいて前記解錠及び前記施錠を実行する解錠施錠装置とを有し、
    前記記憶媒体着脱装置は、前記記憶媒体に対するデータの記憶及び再生の少なくとも一方が許可された記憶媒体使用許可状態と前記記憶及び前記再生が禁止された記憶媒体使用禁止状態とを前記認証手段の認証結果に基づいて切り替える使用状態切替手段を備えたことを特徴とする記憶媒体の使用管理システム。
  10. 前記記憶媒体着脱装置は、自動料金収受システムで使用される記憶媒体に対してデータの記憶及び再生の少なくとも一方を実行する装置であることを特徴とする請求項9に記載の記憶媒体の使用管理システム。
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