JPH01218454A - 洗浄方法とその装置 - Google Patents

洗浄方法とその装置

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JPH01218454A
JPH01218454A JP4525488A JP4525488A JPH01218454A JP H01218454 A JPH01218454 A JP H01218454A JP 4525488 A JP4525488 A JP 4525488A JP 4525488 A JP4525488 A JP 4525488A JP H01218454 A JPH01218454 A JP H01218454A
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JP
Japan
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cleaning
lens
tank
cleaning tank
partition wall
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Pending
Application number
JP4525488A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Inatani
正敏 稲谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコンタクトレンズ等の小物部品を洗浄する洗浄
方法とその装置に関するものである。
従来の技術 近年、コンタクトレンズは医療用のみならず眼鏡をかけ
るよシもファツジロン性が高いため、若い女性を中心に
使用されてきた。しかし洗浄や殺菌に手間がかかるとい
う欠点があった。すなわち眼に装着していると涙液中の
眼脂や蛋白質の汚れや雑菌が付着し、また取扱い時の手
アカ等が付着する。しかもその汚れKよりレンズにくも
シが生しるため一定期間毎の洗浄が必要とされるわけで
   ゛ある。市販されているコンタクトレンズは含水
性のものと非含水性のものとに大別できるが、特に含水
性コンタクトレンズにあっては酸素を通すミクロンオー
ダの多数の通気孔を有する多孔質となっていて、この孔
内に有機質汚染物質や細菌が入ってしまうため非常に洗
浄や殺菌に手間がかかる事となっていた。
従来のソフトコンタクトレンズを洗浄−殺菌するための
一般的な方法は、界面活性剤を使っての手洗い洗浄のあ
と、酵素または酸化剤を使っての蛋白質除去、そして雑
菌類を殺すための約16分間の煮沸消毒、さらに各洗浄
工程間での保存水によるすすぎを必要としていた。
また、上記以外の洗浄手段としては、特公昭6゜−20
55号公報の様に、食塩水中にコンタクトレンズを浸漬
させた状態で電流を流し、食塩水中に次亜塩素酸塩を生
成させ消毒する洗浄手段の提案がなされている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、前記の様な従来の一般的な洗浄方法は、
非常に手間がかかるのみならず、洗浄時に変形破損する
事故が多発すると共に、時には紛失する可能性が大きい
という欠点を有し、特に含水性コンタクトレンズの場合
は、通気孔内に入った蛋白質の頑固な汚れが完全に除却
できないため、レンズが1年〜2年で白濁、変形をおこ
し実用に耐えないものとなってしまっていた。また、特
公昭60−2055号公報の様に次亜塩素酸塩を生成さ
せ消毒させる方法は、洗浄効果が小さいため、別途、界
面活性剤による手洗浄や、酵素や酸化剤による蛋白質除
却を必要とする欠点を有し、すなわち、一般的洗浄方法
と同じく頑固な汚れの除却ができず、レンズの耐久性を
向上させるには至っていなかった。
本発明は上記問題点に鑑み、レンズに対する変形、破損
、紛失の可能性を極力少なくしたもので、短時間にて洗
浄できる。さらにレンズの寿命を伸ばし完全な洗浄効果
を兼ね備えた洗浄方法と、洗浄装置を提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のコンタクトレンズ
の洗浄方法とその装置は、洗浄槽中の電解液に通電し、
イオン交換膜を貼った隔壁で酸性液とアルカリ液とに分
離させ、そのアルカリ液と、別の食塩水電解室で発生し
た塩素ガスによシ、コンタクトレンズに付着した脂質や
蛋白質の汚れを洗浄するものである。
作  用 本発明は上記した方法によって、コンタクトレンズの汚
れを洗浄するものであるから、アルカリ液の溶解する作
用と、塩素ガスがアルカリ水溶液と反応して生成される
次亜塩素酸塩による強力な酸化作用とによシ、眼脂およ
び蛋白質が除却される。
実施例 以下本発明の一実施例について、図を参考にしながら説
明する。
1はコンタクトレンズ2と0.9チの生理的食塩水であ
る電解液3とを入れた洗浄槽4とからなる洗浄装置であ
る。洗浄槽4には、正の電極6と負の電極6と第1スイ
ツチ7と第1電源8とからなる第1電気回路9と、さら
に別の食塩水電解室10で生成される塩素ガスを導く、
導入管11とを有している。食塩水電解室10は、第2
電気回路12と、電磁ポンプ13とを有し、室内14に
は過飽和の食塩水16が満たされている。尚、16はイ
オン交換膜17を貼シつけた隔壁18と〒体となった上
ぶたで、隔壁18によシ洗浄槽4は2分される。
次にかかる構成でのコンタクトレンズ2の洗浄方法につ
いて説明する。
まず、洗浄槽4に所定量のo 、ca%の生理的食塩水
である電解液3とコンタクトレンズ2を入れ、イオン交
換膜17を貼シつけた隔壁18と一体となった上ぶた1
6を所定の位置にセットする。この時、コンタクトレン
ズ2は負の電極e側に置く。
次に第1スイツチ7をONにし、洗浄槽4中の電解液3
の電解を開始する。
すなわち、電解液3として0.9%生理食塩水を使用し
ているため負電極6側では水の電気分解が起こシ、負電
極60面から水素ガスが発生し、電解液3中には水酸基
イオンが生じ液はアルカリ液が生成されることになる。
また正電極S側では食塩の分解が起こシ塩素ガスを生じ
ると共に、水の電気分解も起こり、水素イオンが電解液
3中に生成されるため酸性液となる。尚、塩素ガスの大
部分は水に溶は次亜塩素酸として存在する。すなわち、
イオン交換膜17を貼った隔壁18で形成される負電極
e側の槽の液はアルカリ液となシ、正電極5側の槽では
次亜塩素酸を含む酸性液が生成されることになる。この
時の負電極6及び正電極6の材質は白金を使用している
このアルカリ液はコンタクトレンズ2の表面に付着した
眼脂中に存在する遊離脂肪酸とイオン反応を起こし、陽
イオン界面活性剤、すなわち石けんを生成し、その界面
活性力でもって残余の中性油脂を乳化分散しうる。かつ
蛋白質はアルカリ溶液によって溶解分散するため、別に
界面活性剤や酵素、酸化剤等を添加する必要もない。
ここで、電流値は3mAとし電解液3量を4oCCとし
た結果、6分後の負電極18側のpHは約10.6を示
した。
次に、第2スイツチ19をONL、第2電源2゜によシ
第2電気回路12を通電させる。先の説明と同様に、食
塩水電解室1oにおいても食塩水16の電気分解を起こ
し、塩素ガスと水素ガスが生成される。しかし、食塩水
16が飽和食塩水であるため、塩素ガスが食塩水中に溶
は難いと共に、電磁ポンプ13によシ食塩水電解室10
の室内14が減圧されているため、塩素ガスの発生が促
進される。その塩素ガスは電磁ポンプ13によシ導入管
11を通じて洗浄槽4に導入される。塩素ガスは、コン
タクトレンズ2が浸漬されている負電極4側のアルカリ
液中に導入されるため、塩素ガスはアルカリ液に溶解し
、次亜塩素酸塩を生じることとなる。この次亜塩素酸塩
は、酸化力が強く、蛋白質の頑固な汚れをも分解し、洗
浄を助ける役目をする。
尚、アルカリ液のpHは実施例では10.6としたが1
0以下では洗浄効果が極端に低下し、12以上となると
、ソフトコンタクトレンズの材質に悪影響をおよぼす可
能性があるため、アルカリ液のpHは10以上で12以
下が最適であった。
また、第1スイツチ7をONしてから5分後でpHが1
0.6を示したが、その後、第2スイツチ19をONI
、て塩素ガスを洗浄槽4に導入しはじめてからは塩素ガ
スの中和作用によりpHは一定を保った。その時の第2
電気回路の電流値は3mAとし、約10分間通電した。
本発明の実施例では、食塩水電解室1oの食塩水16を
飽和食塩水としたのは、何回も繰り返し使用可能とした
ものであり、毎回入れ替えるならば、所定の濃度の食塩
水でも良く限定するものではない。また、電磁ポンプ1
3で送られる水素を含む塩素ガスの気泡によってコンタ
クトレンズ2に機械的に洗浄槽4中の電解液3が攪拌さ
れ、洗浄効果を出すものの、さらに、洗浄力を向上させ
たい場合には洗浄槽4全体を超音波洗浄液中に浸漬する
ことも考えられる。
発明の効果 以上の様に本発明は、洗浄槽中の電解液を、イオン交換
膜を貼った隔壁で2分し、前記電解液に電極を介して電
流を流すことにより酸性液とアルカリ液とを生成させ、
アルカリ液側に被洗浄体を浸漬すると共に、別の電気回
路で食塩水を電気分解させ発生した塩素ガスを前記洗浄
体を浸漬したアルカリ液に流入させ洗浄するもので、ア
ルカリ液の溶解作用と、塩素ガスより生成する次亜塩素
酸塩の酸化分解力によシ、頑固な眼脂や蛋白質の汚れを
も完全に除却するものであシ、コンタクトレンズの寿命
を飛躍的に伸ばす洗浄装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示す洗浄装置の概略断面図であ
る。 1・・・・・・洗浄装置、2・・・・・・被洗浄体、3
・・・・・・電解液、4・・・・・・洗浄槽、6・・・
・・・正の電極、6・・・・・・負の電極、1o・・・
・・・食塩水電解室、11・・・・・・導入管、17・
・・・・・イオン交換膜、18・・・・・・隔壁。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)洗浄槽中の電解液をイオン交換膜を貼った隔壁で
    2分し、前記電解液に電極を介して電流を流すことによ
    り酸性液とアルカリ液とを生成させ、アルカリ液側に被
    洗浄体を浸漬すると共に、別の電気回路で食塩水を電気
    分解させ発生した塩素ガスを前記洗浄体を浸漬したアル
    カリ液に流入させ洗浄することを特徴とする洗浄方法。
  2. (2)電解液と、正と負の2つの電極と、その2つの電
    極と電解液とを2槽に分けるイオン交換槽を貼った隔壁
    とを有する洗浄槽と、その洗浄槽の負電極側に塩素ガス
    を送り込むための食塩水電解室と導入管とを設けたこと
    を特徴とする洗浄装置。
JP4525488A 1988-02-26 1988-02-26 洗浄方法とその装置 Pending JPH01218454A (ja)

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