JPH0121818Y2 - - Google Patents

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JPH0121818Y2
JPH0121818Y2 JP1984097912U JP9791284U JPH0121818Y2 JP H0121818 Y2 JPH0121818 Y2 JP H0121818Y2 JP 1984097912 U JP1984097912 U JP 1984097912U JP 9791284 U JP9791284 U JP 9791284U JP H0121818 Y2 JPH0121818 Y2 JP H0121818Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は印刷玩具に関する。
(従来技術) 従来、この種の印刷玩具においては孔版印刷用
原版に印刷インクを塗布してセツト部材にセツト
した状態で基盤に載置された紙等の被印刷材上に
このセツト部材を配置したときに、この孔版印刷
用原版が印刷インクの重さによつて垂れ下り、上
記被印刷材にこの印刷インクがついて汚れ、印刷
不良や被印刷材の無駄を招く難点があり、この点
の解決が望まれていた。
(考案の目的) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特に、印刷遊びを行なう場合に孔版印刷用
原版に塗着された印刷インクが基盤上の被印刷材
に不用意に付いて汚損することがなく、しかも仕
上りのよい印刷玩具を提案することを目的とす
る。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る印刷玩
具は、表裏に貫通する開口部を有し、且つ該開口
部に表裏方向に移動可能に嵌合した押圧部材を有
するとともに、裏面に孔版印刷用原版を着脱自在
に保持するセツト部材と紙等の被印刷材を載置す
る基盤とを有する印刷玩具であつて、下記要件を
備えることを特徴とする。
(イ) 上記セツト部材は上記基盤に対してヒンジ部
を介して枢着されていること。
(ロ) 上記開口部は上記孔版印刷用原版とほぼ同じ
大きさに形成され、上記開口部に嵌合した押圧
部材の表側は該開口部の表側に臨み、押圧部材
の裏側は孔版印刷用原版に臨んでいること。
(ハ) 上記セツト部材を上記基盤に対して閉止する
ときに上記セツト部材に保持された孔版印刷用
原版の最大撓み部が上記基盤上の被印刷部材に
接触しない位置で上記基盤と上記セツト部材と
が互いに係合する係合部が形成されているこ
と。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様について
説明する。
図において、符号Aは本考案に係る印刷玩具を
示し、この印刷玩具Aは被印刷材を載置する基盤
1と、孔版印刷用原版を装着するセツト部材20
と、このセツト部材20の表裏方向に移動可能に
嵌合された押圧部材30とから構成されている。
上記基盤1は矩形状に形成され、その上面には
矩形状の押圧受部2が突出形成されている。ま
た、この押圧受部2の上面には両面接着シート部
材3が接着され、この両面接着シート部材3の上
面には塩化ビニールシート4が装着されている。
なお、上記押圧受部2の上面に塩化ビニールシ
ート4を装着する場合に、図示のように両面接着
シート部材3を介在させずに、例えばこの塩化ビ
ニールシート4の裏面に直接接着剤を塗布した構
成のものであつてもよい。そして、この塩化ビニ
ールシート4の上面中央部には弱接着性両面テー
プ5が接着されるとともに、この弱接着性両面テ
ープ5の上面には紙等の被印刷材6が剥離可能に
接着されている。
7は基盤1の周縁部に一体に立設形成した係合
部を示し、この係合部7は上記押圧受部2の上面
より高く、且つ後述するセツト部材20が基盤1
上に回動する閉止時に、該セツト部材20に装着
されている孔版印刷用原版が印刷インクの重さに
よつて垂れ下つた最大撓み時に、その最大撓み部
Pが上記被印刷材6に接触しない位置で係合部7
と基盤1とセツト部材20の下面とが係合するよ
うに形成されている。
なお、孔版印刷原版の最大撓み部が被印刷材に
接触しないようにする係合部の構成は、上記図示
例のほかにも、例えば、上記基盤1の四隅等に支
持柱(図示せず)を立設し、この支持柱をセツト
部材20の下面に係合させる構成、基盤1のヒン
ジボツクスとセツト部材20の下面とを係合させ
る構成等であつてもよい。
上記セツト部材20は上記基盤1に対してヒン
ジ部材10,10を介して枢着されており、その
中央部には孔版印刷用原版とほぼ同じ大きさの開
口部21が形成されるとともに、この開口部21
の裏側には孔版印刷用原版取付部22,22,2
2が設けられている。また、この孔版印刷用原版
取付部22,22,22は断面L字形の屈曲片2
2a,22a,22aを上記開口部21の裏側の
三方の側縁に沿つて形成することによつて構成さ
れている。なお、上記孔版印刷用原版取付部2
2,22,22の構成はこれに限定されるもので
はなく、例えば開口部21の周囲に係止爪部材
(図示せず)を設け、この係止部材を回動させて
孔版印刷用原版を取付ける構成であつてもよい。
そして、この開口部21の長手両端面の対向する
位置には凹溝23,23が形成されている。
孔版印刷用原版11は矩形状を有するとともに
内側に、孔版印刷用原紙13を張設した枠体12
の一側に印刷インクを通過させないシート部材1
4の一端を固定したもので、上記孔版印刷用原紙
13に適宜文字、図柄等を形成したのち、この上
面に印刷インク15を載せてその上から上記シー
ト部材14で覆い、この状態で被印刷材6上に圧
接してこの被印刷材6上に上記孔版印刷用原紙1
3に形成された文字、図柄等をこの印刷インク1
5によつて転写する。そして、上記孔版印刷用原
版11はセツト部材20の開口部21の裏側に設
けられた孔版印刷用原版取付部22,22,22
に嵌挿して取着される。
上記押圧部材30は基体31とこの基体31の
裏面に設けられた弾性材32とから構成されてお
り、上記セツト部材20の開口部21の内部に表
裏方向に移動可能に嵌合している。そして、基体
31の両側面に一体に突設されている係合突片3
3,33が上記開口部21の長手端面の対向する
位置に形成された凹溝23,23に嵌合されてい
る。これによつて、押圧部材30は開口部21の
内部を確実に移動することができるとともに、セ
ツト部材20の裏側に取付けられた上記孔版印刷
用原版11に臨む位置に配置されるものである。
印刷玩具Aは上述のように構成されているの
で、その使用にあたつては、まず、ペン等によつ
て孔版印刷用原版11の原紙13上に適宜な文
字、図柄等を形成した後、この原紙13上に印刷
インクを塗布し、その上をシート部材14で覆
う。そして、この状態で上記孔版印刷用原版11
をセツト部材20の裏側の孔版印刷用原版取付部
22,22,22に嵌挿して固定する。また、基
盤1の上面に突出した押圧受部2上には予め両面
接着シート部材3を介して塩化ビニールシート4
を装着するとともに、この塩化ビニール4上の中
央部に弱接着性両面テープ5を装着しておき、印
刷時にその上面に紙等の被印刷材6を剥離可能に
接着載置する。
次に、上記セツト部材20をヒンジ部材10,
10を介して基盤1上に回動させることによつて
上記被印刷材6上の所定位置に孔版印刷用原版1
1がセツトされる。このとき、セツト部材20の
下面外側近傍は基盤1の周縁に一体に立設した係
合部7,7…に上に係合され、これによつて被印
刷材6と孔版印刷用原版11との間に間隙Sが形
成される。そして、セツト部材20の開口部21
の内部に嵌め込まれている押圧部材30を上から
押圧して孔版印刷用原版11を被印刷材6上に圧
接すれば、この孔版印刷用原版11が撓んで孔版
印刷用原紙13の文字、図柄等がこの被印刷材6
上に転写される。
上述のように、セツト部材20をヒンジ部材1
0,10を介して基盤1上に回動させることによ
り、セツト部材20に取着された孔版印刷用原版
11は基盤1の上面に設けられた被印刷材6上に
平行にセツトされ、この状態で押圧部材30を押
すとこの孔版印刷用原版11はこの被印刷材6上
に平均に押圧されて仕上がりのよい印刷が得られ
る。また、基盤1上の所定位置にヒンジ部材1
0,10を介してセツト部材20を回動させて閉
止したときに、基盤1の周縁に形成された係合部
7がセツト部材の裏面に係合して上記セツト部材
20の裏側に設けられた孔版印刷用原版取付部2
2,22,22に嵌挿取着された孔版印刷用原版
11と、上記基盤1の上面に載置されている押圧
受部2上の紙等の被印刷材6との間に間隙Sが形
成されるように保持されるので、孔版印刷用原版
11に印刷インク15を載せたときにこの孔版印
刷用原版11が撓んでも上記被印刷材6の上面に
接触するのを防止することができ、それによつ
て、不用意に被印刷材6に印刷インク15が付着
して汚損するおそれがない。更に、上記被印刷材
6は基盤1の上面に両面接着シート部材3を介し
て接着された塩化ビニールシート4の上面中央部
に接着されている弱接着性両面テープ5に剥離可
能に接着されているので、これによつて、印刷時
にこの被印刷材6が妄りに移動するようなことが
なく、確実且つ鮮明に孔版印刷用原版11の孔版
印刷用原紙13の文字、図柄等が転写される。加
えて、塩化ビニールシート4も汚れたときはいつ
でも剥離して洗うことができるので、印刷時に被
印刷材6が汚れることがない。
なお、凹溝23,23と係合突片33,33と
の間にバネ等の弾性体(図示せず)を介在させ
て、押圧部材30が押圧力を受けない限り、この
弾性体の弾力付勢によつてこの押圧部材30と孔
版印刷用原版11とを常に互いに離隔するように
保持させるのが好ましい。
(考案の効果) 以上詳しく説明したように、本考案に係る印刷
玩具によれば、セツト部材を基盤上に回動して閉
止させることにより、セツト部材に取着された孔
版印刷用原版は被印刷材に平行に対面するように
セツトされ、この状態でさらに孔版印刷用原版は
ほぼ同じ大きさの押圧部材によつて押圧されるの
で、押しムラや位置ずれのない鮮明な印刷を得る
ことができる。
また、セツト部材を上記基盤に対して閉止する
とき、係合部によつて上記基盤と上記セツト部材
とは互いに係合して、上記セツト部材に保持され
た孔版印刷用原版の最大撓み部が上記基盤上の被
印刷部材に接触しないように保持されるので、孔
版印刷用原版に印刷インクを載せたときに孔版印
刷用原版が撓んでも、上記被印刷材の上面に接触
するのを防止することができ、それによつて、不
用意に被印刷材の表面に印刷インクが付着して汚
損するおそれがなく、鮮明に印刷することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る印刷玩具の全体斜視図、
第2図はこの印刷玩具のセツト部材を開いた状態
の斜視図、第3図はこの印刷玩具の縦断面図であ
る。 符号A……印刷玩具、1……基盤、2……押圧
受部、6……被印刷材、7……係合部、10……
ヒンジ部材、11……孔版印刷用原版、13……
孔版印刷用原紙、20……セツト部材、21……
開口部、22……孔版印刷用原版取付部、30…
…押圧部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表裏に貫通する開口部を有し、且つ該開口部に
    表裏方向に移動可能に嵌合した押圧部材を有する
    とともに、裏面に孔版印刷用原版を着脱自在に保
    持するセツト部材と紙等の被印刷材を載置する基
    盤とを有する印刷玩具であつて、下記要件を備え
    ることを特徴とする印刷玩具。 (イ) 上記セツト部材は上記基盤に対してヒンジ部
    を介して枢着されていること。 (ロ) 上記開口部は上記孔版印刷用原版とほぼ同じ
    大きさに形成され、上記開口部に嵌合した押圧
    部材の表側は該開口部の表側に臨み、押圧部材
    の裏側は孔版印刷用原版に臨んでいること。 (ハ) 上記セツト部材を上記基盤に対して閉止する
    ときに上記セツト部材に保持された孔版印刷用
    原版の最大撓み部が上記基盤上の被印刷部材に
    接触しない位置で上記基盤と上記セツト部材と
    が互いに係合する係合部が形成されているこ
    と。
JP9791284U 1984-06-29 1984-06-29 印刷玩具 Granted JPS6112759U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9791284U JPS6112759U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 印刷玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9791284U JPS6112759U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 印刷玩具

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Publication Number Publication Date
JPS6112759U JPS6112759U (ja) 1986-01-25
JPH0121818Y2 true JPH0121818Y2 (ja) 1989-06-28

Family

ID=30657469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9791284U Granted JPS6112759U (ja) 1984-06-29 1984-06-29 印刷玩具

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JP (1) JPS6112759U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217256Y2 (ja) * 1979-12-28 1987-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6112759U (ja) 1986-01-25

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