JPH0121726Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0121726Y2
JPH0121726Y2 JP1981074118U JP7411881U JPH0121726Y2 JP H0121726 Y2 JPH0121726 Y2 JP H0121726Y2 JP 1981074118 U JP1981074118 U JP 1981074118U JP 7411881 U JP7411881 U JP 7411881U JP H0121726 Y2 JPH0121726 Y2 JP H0121726Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
grindstone
shaft
play
position detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981074118U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57189759U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981074118U priority Critical patent/JPH0121726Y2/ja
Publication of JPS57189759U publication Critical patent/JPS57189759U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0121726Y2 publication Critical patent/JPH0121726Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、モータ軸の遊隙を利用して、砥石等
の刃物への接触位置を自動的に検知させ、切込み
の基準位置設定等を行なわせるための装置に関す
る。
従来、工具が被加工物に当つて止まると、スイ
ツチを作動させて工具の位置を検知させる装置
は、例えば特開昭56−69066号公報により公知で
ある。
このものは、ピストンとなる鍔部を外周に有す
るクイルと、このクイルに同心的に貫通し回転自
在とされた主軸と、前記鍔部を進退自在に収納す
るシリンダを形成し、クイルの軸線方向動及び軸
線方向任意固定位置を自在とするクイル支持装置
と、クイルの進退を制御する流体回路と、早送り
から遅送りへの切換えを自在とすべくクイル後退
位置を検出し動作信号を発する検出装置を有する
きわめて複雑な構造によつて、前記した目的を達
成させるものであるから、設備費が高くて、装置
が大形であり、経済的に実施することができない
問題点があつた。
本考案は、前記した従来の問題点を解決するた
めになされたもので、モータ軸の遊隙により検知
用スイツチを操作させて、砥石の位置検知の目的
を経済的に達成させる装置を提供するものであ
る。
以下に本考案に関するモータ軸の遊隙を利用し
た砥石の位置検知装置の実施の一例を図面に基づ
いて説明する。
図面第1図は、この装置を実施した木工用の刃
物研磨機の全体の正面図を示すもので、1は機体
であり、この機体1の上部に水平ベツド2を設
け、この水平ベツド2に往復台3を移動自在に係
合させ、該往復台3に減速機モータ4により回転
されるピニオン・ラツク、送りねじ、或いはシリ
ンダ等の往復機構5を連係させてある。
6は前記往復台3上に設けた刃物保持体で、両
端の支持駒8,8に支持させて回転自在とし、こ
の刃物保持体6上へ被研削面を上に向けて刃物9
を乗せ、この刃物9を抑え片10のねじ止め等に
より固定し、刃物9の傾斜角度を任意に設定でき
るようにしてある。
なお、この刃物保持体6は、その下部に刃物9
の刃先を中心とした円弧部を設け、この円弧部を
往復台3上に設けた円弧座に支持させれば、刃物
保持体6に支持させた刃物9の傾斜角度を変えて
も、その刃先位置を一定に保つことができて便利
である。
11,11は水平ベツド2の後側において機台
1上に垂直又は多少傾斜させて設けた一対のガイ
ドで、これらガイド11,11に各別に移動盤1
2,12を係合させ、その一方の移動盤12に
は、移動方向と軸が直交するように水平にモータ
13を取付けて、このモータ13の軸に周面で刃
物9を研ぐデイスク砥石14を取付け、他方の移
動盤12には、移動方向へ軸が向くように垂直に
モータ15を取付けて、このモータ15の軸に端
面で刃物9を研ぐカツプ砥石16を取付けてあ
る。
A,Aは砥石14,16の歩出機構で、ガイド
11上に設けた支持体17に端部を支持させ、ね
じ部を前記移動盤12のめねじ18に螺合させた
送りねじ19にパルスモータ、トルクモータ等の
変速容易なブレーキ付モータ20を連係させた構
造を採用するか、または、前記送りねじ19にラ
チエツト機構、ワンウエイクラツチ等を介してシ
リンダを連係させるか、またはシリンダにより移
動盤12を直動させる構造を採用しても良い。
図面第2図は、装置の詳細を示すもので、21
は前記モータ15のカツプ砥石16を取付けた軸
で、その後部を支持するベアリング22の外面と
フレーム23との間に、後記するスイツチを操作
するためモータ軸21を軸心方向へ僅かに移動さ
せる遊隙を存在させて、この遊隙24に砥石16
側へ圧力を及ぼす弱いばねを挿入してあり、該モ
ータ軸21の一端は前記フレーム23外へ突出さ
せてある。
25はフレーム23外へ突出する軸21の端部
に装着した中継子で、外端に後記する位置検出ス
イツチの操作部に対応する接触部26を設け、下
部にベアリング室27を設けて、この室27に嵌
合したベアリング28に軸21の端部を嵌合する
と共に、ベアリング室27の外側にあけた縦孔2
9に、モータ15へ取付けたケース30に支持さ
れる固定板31に植設した回り止めピン32を係
合させ、軸21の回転は伝達されないが、軸方向
の動きは確実に伝達されるようにしてある。
33は砥石15の位置検知用スイツチで、操作
部aを前記したモータ軸21の一端により遊隙2
4の範囲内において作動されると、オフになる微
作動形のリミツトスイツチ、タツチスイツチ等を
用い、これらを前記ケース30に設けたスイツチ
取付板34へ操作部aが前記中継子25の接触部
26に対応するように取付けたものである。
前記実施例に示すモータ軸の遊隙を利用した砥
石の位置検知装置は、刃物保持体6に研磨しよう
とする刃物9を支持させた後、歩出機構Aのモー
タ20を起動させて、送りねじ19により移動盤
12とこれに取付けたモータ15とを送れば、モ
ータ軸21に取付けたカツプ砥石16が刃物9側
へ接近し、その端面が刃物9へ当つた時、砥石1
6は刃物9により送りを制止され、これに伴いモ
ータ軸21と中継子25も停止する。しかし、モ
ータ15は移動し続け、そのケース30に取付け
た位置検知用スイツチ33を前記中継子25の接
触部26へ向かつて移動させるから、スイツチ3
3はモータ軸21の遊隙24の範囲内においてオ
フ作動し、歩出機構Aのモータ20を止めて、砥
石16が刃物9の刃面に当り、切込みの基準位置
を設定された時に、砥石16の送りを止める砥石
16の位置検知を自動的に確実に行うものであ
る。
こうして、砥石16の基準位置検知が終われ
ば、前記歩出機構Aを一時的に反対に作動させ、
砥石16を刃物9から僅かに離れさせた後、切込
みの量を設定して、歩出機構Aによる砥石16の
歩出しを行なえば、砥石16は往復機構5により
往復される刃物9へ設定量ずつ切込んで、刃物9
の研磨を自動的に行なうものである。
本考案に関するモータ軸の遊隙を利用した砥石
の位置検知装置は、軸に遊隙があるモータに、前
記遊隙の範囲内で作動するスイツチを組合わせる
だけであるから、構造が至つて簡単で、モータへ
の組込みも可能であるから、極めて経済的に実施
できる。
砥石回りの重量が軽減されるため、研磨性能が
大幅に向上されて、歩出し等の動力の節減が計れ
る。
微動形のスイツチを用いるから、鋭敏で確実な
検知動作が行なわれ、精度の高い位置検知ができ
る。
などの特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関するモータ軸の遊隙を利用
した砥石の位置検知装置の一実施例を採用した木
工用研磨機の正面図。第2図は同上装置の一部を
縦断した要部の拡大側面図である。 図においてAは歩出機構。11はガイド、12
は移動盤、15はモータ、16は砥石、21はモ
ータ軸、33は位置検知用スイツチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 歩出機構によりガイドを送られる移動盤と、該
    移動盤へその送り方向に軸心を向けて取付けたモ
    ータと、軸方向に若干の遊隙を持たせた前記モー
    タの軸と、該モータの軸の一端へ取付けた砥石
    と、前記遊隙に前記砥石側へ圧力を及ぼすばねを
    挿入し、前記モータの軸の他端により該軸の遊隙
    の範囲内において作動される位置検知用スイツチ
    とを備えさせたことを特徴とするモータ軸の遊隙
    を利用した砥石の位置検知装置。
JP1981074118U 1981-05-21 1981-05-21 Expired JPH0121726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981074118U JPH0121726Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981074118U JPH0121726Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57189759U JPS57189759U (ja) 1982-12-01
JPH0121726Y2 true JPH0121726Y2 (ja) 1989-06-28

Family

ID=29869897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981074118U Expired JPH0121726Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0121726Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4989282A (ja) * 1972-12-28 1974-08-26

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4989282A (ja) * 1972-12-28 1974-08-26

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57189759U (ja) 1982-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4845895A (en) Internal grinding machine
GB2141057A (en) Grinder
JPH0121726Y2 (ja)
CN111216042B (zh) 一种精密磨床的砂轮间距自动控制系统
US4195448A (en) Two-point contact steady rest follower
JP2000158307A (ja) 板状体の面取り装置
JPS5835402Y2 (ja) 刃物研磨機における砥石送り装置
JPH02104944U (ja)
GB2231290A (en) Milling cutter grinding machine
JPH0329080Y2 (ja)
JPH0239738Y2 (ja)
JPH0225737B2 (ja)
CN219131709U (zh) 一种具有进给手轮限位锁紧结构的无心磨床
CN114770321B (zh) 一种数控磨床加工用的轴向组合式定位装置
CN213288684U (zh) 一种用于普车的车削圆弧装置
JPH0357418Y2 (ja)
JP2543601Y2 (ja) Nc旋盤バー材切落し装置
JPS637493Y2 (ja)
KR200156068Y1 (ko) 연삭기의 자동 단면측정장치
JPS6040242Y2 (ja) 工具主軸装置
JP2538403Y2 (ja) 砥石修正装置を備えた研削加工装置
JPS6334841Y2 (ja)
JP2517246Y2 (ja) 平面研削盤
JPH0219463U (ja)
JPS6243718Y2 (ja)