JPS5835402Y2 - 刃物研磨機における砥石送り装置 - Google Patents

刃物研磨機における砥石送り装置

Info

Publication number
JPS5835402Y2
JPS5835402Y2 JP1980108077U JP10807780U JPS5835402Y2 JP S5835402 Y2 JPS5835402 Y2 JP S5835402Y2 JP 1980108077 U JP1980108077 U JP 1980108077U JP 10807780 U JP10807780 U JP 10807780U JP S5835402 Y2 JPS5835402 Y2 JP S5835402Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding wheel
feed screw
rotating nut
cutter
receiving surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980108077U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5734342U (ja
Inventor
敏平 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1980108077U priority Critical patent/JPS5835402Y2/ja
Publication of JPS5734342U publication Critical patent/JPS5734342U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5835402Y2 publication Critical patent/JPS5835402Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築、木工限界において使用する刃物研磨機用
の砥石送り装置に関する。
従来、刃物研磨機の砥石送り等に用いる送りねじには、
図面第4図に示す様なバックラッシュ防止装置が装備さ
れており、このものは昇降盤12に附設した受筒18内
において送りねじ16へ相互接触しない様に2個の非回
転ナラ) 19 、19’を螺合し、その上部の非回転
ナツト19を昇降盤12の上受面22に当接させ、下部
の非回転ナツト19′と昇降盤12の下受面23との間
にばねを装入したものであり、上部の非回転ナツト19
は昇降盤12の重量等により送りねじ16へ密着し、下
部の非回転ナツト19′ばばね24の弾力により送りね
じ16へ密着されるため、送りねじのバックラッシュを
上下共なくして極めて精度の高い砥石送りを行うことが
出来た。
しかし、砥石車が刃物の刃面上に達したときこれを検知
させて送りねじを止める手段を備えないため、作業者が
砥石車の送りを監視し、砥石車が刃物に接近したときス
イッチを切り、砥石車を刃物の刃面に合せる操作を人為
的に行わなければならない欠点があった。
本考案は、この欠点を解消するためになされたもので、
送りねじに相互接触しない様に螺合させた2個の非回転
ナツトの上側のものを昇降盤の上受面に当接させ、下側
のものと昇降盤の下受面との間にばねを装入して、送り
ねじの上下両方向のバックラッシュを除かせると共に、
前記した上部の非回転ナンドに昇降盤外へのぞくスイッ
チ操作子を取付け、昇降盤に前記操作子に作動される送
りねじの停止スイッチを取付けて、ねじ送りされる砥石
が刃物に当ると送りを止め、砥石車を刃物の刃面に合せ
させることにより、精度が高くて砥石車の基準位置設定
も自動的に行われる刃物研磨機における砥石送り装置を
提供することを目的とする。
次に本考案に関する装置の実施の一例を図面に基いて説
明する。
図面第1図において1は木工用の刃物研磨機にトける機
体で、その上部に水平のベッド2を設け、このベッド2
上にモータ3により駆動されるピニオンラック等の往復
手段4によって左右に往復運動される往復台5を設け、
この往復台5上には左右一対の軸受6,6に回転自在に
支持させて、ウオーム・ウオーム歯車等の角度調整手段
7により角度調整される刃物保持体8を設け、この刃物
保持体8上へ刃面を上に向けて抑え片9により刃物10
を取付ける様にしである。
ILllは機体1の後側に樹立した一対のガイドで、昇
降盤12゜12を各別に支持させ、その一方の昇降盤1
2にモータ13を水平に取付けて、その軸に円板状の砥
石車14を取付け、他方の昇降体12にはモータ13を
垂直に取付けて、その軸に椀形の砥石車15を取付け、
前記両砥石車14.15の研磨部が前記した刃物10の
刃面に当たる様にしである。
16.16は前記ガイド11.11の上部から前記昇降
盤12.12へ向って吊設した送りねじで、その上端を
変速可能なブレーキ付モータ17,17に結合して正逆
に回転させる様にしである。
18゜18は前記昇降盤12.12に附設して前記送り
ねじ16.16を内包させた筒体で、各々の内部に前記
送りねじ16.16へ相互接触しない様に螺合し、且つ
、周面に夫々設けた縦溝20 、20’に、前記筒体1
8,18の内側へ突出させた回り止め21.21’を係
合させた上下一対の非回転ナラ)19.19’を収容し
、その上側の非回転ナツトを筒体18,18の上部に設
けた上受面22に当接させ、下側の非回転ナツト19′
と筒体18゜18の下部に設けた下受面23との間にば
ね24を装入しである。
25は前記したばね24の弾力を調整する調整管環で、
図面第3図に示す様に筒体18,1Bの下部に螺合させ
るときは、下受面23を兼ねさせる。
26は前記筒体18,18の上部に設けた切欠27内に
トいて、前記上部の非回転ナツト19の上面へ取付けた
スイッチ操作子で、その下側に送りねじ16の停止スイ
ッチ28を対設し、送りねじ16.16による昇降盤1
2゜12の送りに際し、昇降盤12.12に抵抗が加わ
らなければ、停止スイッチ28をオン状態に保持し、砥
石車14.15の送りを行うが刃物10へ砥石車14.
15が当って昇降盤12,12を止めると、停止スイッ
チ28を操作してオフとし、送りねじ16.16を駆動
する減速機モータ17゜17の回転を止めるか、或はタ
イマー、カウンタを組合せた附帯回路(図面には示して
ない)の作動により、停止後のモータ17,17を僅か
に逆転させて昇降体12.12を引上げ、砥石車14゜
15を刃物10の刃面に合せる切込みの基準位置設定を
自動的に行わせるものである。
前記の通り構成される刃物研磨機に釦ける砥石送り装置
の縦送りねじ16に螺合させた上側の非回転ナツトは、
昇降盤12の上受面22に当接して昇降盤12、砥石車
14又は15及び駆動モータ13の重量を負加されるた
め、上側のナツト19は図面第3図に示す様にその下側
面を送りねじ16の上側面に密着し、下側の非回転ナツ
ト19′はばね24により押上刃を負加されるため、同
図に示す様に上側面を送りねじ16の下側面へ密着して
上下両方向共にバックラッシュを生じない。
従って、送りねじ16を回転させてナツト19.1ff
を矢印方向へ下降させるとき、ナツト19 、19’は
送りねじ16の送り量だけ正確に移動するから、1ミリ
の百分の幾つと言う高い精度で砥石車の送りが円滑確実
に行われる。
しかし、砥石車14.15が送り出しに伴い、刃物10
の刃面に当ると昇降盤12は停止する。
しかし、送りねじ18は下側の非回転ナツト19′によ
りばね24を緊縮させて下降し、上側の非回転ナツト1
9に取付けたスイッチ操作子26により停止スイッチ2
8を作動させて、スイッチオフによりモータ17を停止
させ、送りねじ16を止めるから、砥石車14.15は
その研削面を刃物10の刃面に合せて止り、次の切込み
のための基準位置を自動的に設定されるものである。
本考案に関する刃物研磨機における砥石送り装置は、刃
物を保持して往復手段により往復される刃物保持体と、
ガイドに係合する昇降盤に支持させて前記刃物上に配設
される砥石車と、前記昇降盤に支持される非回転ナツト
に螺合させ、前記砥石車に刃物へ切込むための送りを与
えさせる送りねじとを備えさせた刃物研磨機において、
前記送りねじに相互接触しない様に螺合させた上下2個
の非回転ナツトと、その上部の非回転ナツトに当接させ
た前記昇降盤にトける上受面と、昇降盤の下受面と前記
下部の非回転ナツトとの間に挾んだばねと、前記上部の
非回転ナツトへ前記昇降盤外へ突出する様に取付けたス
イッチ操作子と、このスイッチ操作子により操作されて
前記ねじ送り手段を停止させる様に昇降盤へ取付けた停
止スイッチとを備えさせて、上側の非回転ナツトに昇降
盤糸の重量をかけ、下側の非回転ナツトにばねの圧力を
加えて、両ナツトを互に反対の方向から送りねじに密着
させて、送りねじの両方向のバックラッシュを完全に除
かせると共に、ねじ送りされる砥石車が刃物に当ると昇
降盤は停止するが、非回転ナツトはばねの緊縮により動
いて、スイッチ操作子により停止スイッチを作動させて
、刃物送りを自動的に止める動作を行わせるから、完全
なバックラッシュ除去により極めて高精度の砥石送りが
行われるだけでなく、砥石車がその研削部を刃物に刃面
に当ると、この状態において砥石車の送りを止め、刃物
の刃先に砥石車を合せる砥石車の基準設定を自動的に正
確に行わせることが出来る特有の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に関する装置の実施の一例を示すもので、
第1図はこの装置を備えさせた木工用刃物研磨機の正面
図。 第2図は同上の要部の構造を示す拡大側面図。 第3図は装置の構造を示す拡大縦断正面図。 第4図は従来のバックラッシュ除去装置の一部分の拡大
縦断正面図である。 図中14.15は砥石車、12.12は昇降盤、11.
11はガイド、16,16は送りねじ、19 、19’
は非回転ナツト、22は上受面、23は下受面、24は
ばね、26はスイッチ操作片、28は送りねじ16の停
止スイッチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刃物を保持して往復手段により往復される刃物保持体と
    、ガイドに係合する昇降盤に支持させて前記刃物上に配
    設される砥石車と、前記昇降盤に支持させた非回転ナツ
    トに螺合させ、前記砥石車に刃物へ切込むための送りを
    与えさせる送りねじとを備えさせた刃物研磨機において
    、前記送りねじに相互接触しない様に螺合させた上下2
    個の非回転ナツトと、その上部の非回転ナツトに当接さ
    せた前記昇降盤における上受面と、昇降盤の下受面と前
    記下部の非回転ナツトとの間に挾んだばねと、上記上部
    の非回転ナツトへ前記昇降盤外へ突出する様に取付けた
    スイッチ操作子と、このスイッチ操作子により操作され
    て前記送りねじを停止させる様に昇降盤へ取付けた停止
    スイッチとを備えさせたことを特徴とする刃物研磨機に
    むける砥石送り装置。
JP1980108077U 1980-07-29 1980-07-29 刃物研磨機における砥石送り装置 Expired JPS5835402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980108077U JPS5835402Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29 刃物研磨機における砥石送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980108077U JPS5835402Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29 刃物研磨機における砥石送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5734342U JPS5734342U (ja) 1982-02-23
JPS5835402Y2 true JPS5835402Y2 (ja) 1983-08-09

Family

ID=29469348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980108077U Expired JPS5835402Y2 (ja) 1980-07-29 1980-07-29 刃物研磨機における砥石送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5835402Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4977269A (ja) * 1972-11-27 1974-07-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4977269A (ja) * 1972-11-27 1974-07-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5734342U (ja) 1982-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN208005204U (zh) 一种夹紧牢固的铣床
CN217750714U (zh) 一种精密磨削装置
CN216179140U (zh) 一种不锈钢加工毛边打磨设备
US3646593A (en) Apparatus for the automatic sharpening of broaching or reaming tools
US2436527A (en) Machine tool
JPS5835402Y2 (ja) 刃物研磨機における砥石送り装置
CN109877684B (zh) 塑料打磨抛光机
CN217530378U (zh) 快速去除产品料把装置
JP3368497B2 (ja) 多軸式横型研磨機
CN213106152U (zh) 一种提升加工质量的立式砂轮机
JPH0329080Y2 (ja)
CN210731948U (zh) 一种变压器配件加工用裁切磨边装置
US3024483A (en) Brushing machine
US2396841A (en) Grinding machine work head
EP0673715B1 (en) Machine for processing glass plate
JPS6348382Y2 (ja)
CN214518955U (zh) 一种便于加工磁材的倒角机
CN219901724U (zh) 一种钢管打磨装置
CN221248072U (zh) 一种端面去毛刺机
CN213411433U (zh) 一种直斜边抛光机
JP3233422B2 (ja) 刃物の刃先角の選択方法及び刃物の研削装置
CN221248208U (zh) 一种加工板材厚度可调的砂光机
CN219131709U (zh) 一种具有进给手轮限位锁紧结构的无心磨床
CN213916509U (zh) 一种磨齿机的进给机构
CN216029959U (zh) 一种带有独立修刀器的研磨机