JPH0121665B2 - - Google Patents
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- JPH0121665B2 JPH0121665B2 JP58212812A JP21281283A JPH0121665B2 JP H0121665 B2 JPH0121665 B2 JP H0121665B2 JP 58212812 A JP58212812 A JP 58212812A JP 21281283 A JP21281283 A JP 21281283A JP H0121665 B2 JPH0121665 B2 JP H0121665B2
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は原稿などのイメージをコンピユータに
入力するためのイメージ情報入力装置に関する。
入力するためのイメージ情報入力装置に関する。
従来例の構成とその問題点
第1図は従来の構成の代表例を示す概略図であ
る。本体ケース1にはレンズ2、イメージセンサ
3、蛍光灯4が内蔵され、ローラ5a,5b,5
c,5dにより送られる原稿6を読みとるように
なつている。イメージの読みとりに際しては、イ
メージセンサ3を第1図で図の垂直方向に電気的
に走査(この方向の走査を主走査と呼ぶ)する一
方で、原稿6を矢印7方向に移送し、その移送変
位にもとづいて矢印7方向に走査(この方向の走
査を副走査と呼ぶ)することにより原稿6を2次
元的に走査するわけである。
る。本体ケース1にはレンズ2、イメージセンサ
3、蛍光灯4が内蔵され、ローラ5a,5b,5
c,5dにより送られる原稿6を読みとるように
なつている。イメージの読みとりに際しては、イ
メージセンサ3を第1図で図の垂直方向に電気的
に走査(この方向の走査を主走査と呼ぶ)する一
方で、原稿6を矢印7方向に移送し、その移送変
位にもとづいて矢印7方向に走査(この方向の走
査を副走査と呼ぶ)することにより原稿6を2次
元的に走査するわけである。
上に述べた従来例は、基本的に原稿を移送する
ことにより副走査を行なうものであり、この移送
のための構成が大型化、複雑化するという問題を
かかえている。また機能面では書物などのシート
上でない対象を読みとることができないという問
題も有している。第1図の例以外の方法もある
が、イメージセンサを原稿に対して相対的に移動
させて副走査を行なうことを前提とした走査方法
においては、上述の構成上あるいは機能上の問題
を解決する簡素な装置がないのが実状である。
ことにより副走査を行なうものであり、この移送
のための構成が大型化、複雑化するという問題を
かかえている。また機能面では書物などのシート
上でない対象を読みとることができないという問
題も有している。第1図の例以外の方法もある
が、イメージセンサを原稿に対して相対的に移動
させて副走査を行なうことを前提とした走査方法
においては、上述の構成上あるいは機能上の問題
を解決する簡素な装置がないのが実状である。
発明の目的
本発明は従来の問題を一掃するものであり、簡
素な構成で小型化が容易であり、機能面にも優れ
たイメージ情報入力装置を提供することを目的と
するものである。
素な構成で小型化が容易であり、機能面にも優れ
たイメージ情報入力装置を提供することを目的と
するものである。
発明の構成
上記目的を達成するために、本発明のイメージ
情報入力装置は、原稿を主および副の両方向に走
査してイメージ入力をする際に、イメージを検出
する検出素子を、上述の主方向に平行な軸上に回
動するようにして副方向の走査をするように構成
したものであり、単純な回動機構だけで、イメー
ジ検出素子を平行に案内でき、構造簡単な、小形
化の容易な、しかも操作性の優れたイメージ情報
入力装置が得られるに至つた。
情報入力装置は、原稿を主および副の両方向に走
査してイメージ入力をする際に、イメージを検出
する検出素子を、上述の主方向に平行な軸上に回
動するようにして副方向の走査をするように構成
したものであり、単純な回動機構だけで、イメー
ジ検出素子を平行に案内でき、構造簡単な、小形
化の容易な、しかも操作性の優れたイメージ情報
入力装置が得られるに至つた。
実施例の説明
以下に本発明の実施例を図面とともに説明す
る。第2図は本発明の一実施例の外観を示す概略
図である。全体はABS材料で形成された前ケー
ス8と中央ケース9と後ケース10の3つのブロ
ツクに大別されている。前ケース8にはプリント
基板11がねじ(図示せず)に固定されて内蔵さ
れている。プリント基板11上には光屈折率分布
型レンズ12(以下レンズと称す)と後述するイ
メージセンサ13ならびにIC14,15,16
が実装されている。前ケース8の先端には開口部
8aが設けられ、後端には耳部8b,8cが形成
され、この耳部8cには穴8dとこれにつながる
スリツト8eが形成され、他方の耳部8bには穴
8f(第3図)が形成されている。中央ケース9
の一端の筒状部9aにはポテンシヨメータ17の
外ケースが内蔵され接着固定されており、このポ
テンシヨメータ17の回転軸17aは前ケース8
のスリツト8eをおし開いて挿入され、その穴8
dに圧入的に固定され、前ケース8と中央ケース
9を回動可能に接合している。なお、29は原稿
である。
る。第2図は本発明の一実施例の外観を示す概略
図である。全体はABS材料で形成された前ケー
ス8と中央ケース9と後ケース10の3つのブロ
ツクに大別されている。前ケース8にはプリント
基板11がねじ(図示せず)に固定されて内蔵さ
れている。プリント基板11上には光屈折率分布
型レンズ12(以下レンズと称す)と後述するイ
メージセンサ13ならびにIC14,15,16
が実装されている。前ケース8の先端には開口部
8aが設けられ、後端には耳部8b,8cが形成
され、この耳部8cには穴8dとこれにつながる
スリツト8eが形成され、他方の耳部8bには穴
8f(第3図)が形成されている。中央ケース9
の一端の筒状部9aにはポテンシヨメータ17の
外ケースが内蔵され接着固定されており、このポ
テンシヨメータ17の回転軸17aは前ケース8
のスリツト8eをおし開いて挿入され、その穴8
dに圧入的に固定され、前ケース8と中央ケース
9を回動可能に接合している。なお、29は原稿
である。
第3図は前ケース8と中央ケース9の接合部を
示す図であり、第2図のポテンシヨメータ17が
内蔵されている側とは反対側の接合部を分解した
状態を示している。ここで、洋白材でできた接点
ブラシ群18の各々は前ケース8の耳部8bの内
面側にモールドされており、リード線(図示せ
ず)を介して前ケース8に内蔵されている上記
IC14,15,16に電気的につながつている。
中央ケース9の筒状部9aにはブラシ群18の
各々と対応する形状の導電パターン群19が形成
され、この導電パターン群19のそれぞれは後術
する電気的要素にリード線(図示せず)により接
続されている。段付ねじ20は耳部8bの穴8f
を貫通して筒状部9aのねじ部9bと係合し、前
述のポテンシヨメータ17と協動して前ケース8
と中央ケース9を回動可能に接合し、さらにブラ
シ群18と導電パターン群19をそれぞれ対応す
る位置に当接させ、両者の電気的導通を可能にし
ている。
示す図であり、第2図のポテンシヨメータ17が
内蔵されている側とは反対側の接合部を分解した
状態を示している。ここで、洋白材でできた接点
ブラシ群18の各々は前ケース8の耳部8bの内
面側にモールドされており、リード線(図示せ
ず)を介して前ケース8に内蔵されている上記
IC14,15,16に電気的につながつている。
中央ケース9の筒状部9aにはブラシ群18の
各々と対応する形状の導電パターン群19が形成
され、この導電パターン群19のそれぞれは後術
する電気的要素にリード線(図示せず)により接
続されている。段付ねじ20は耳部8bの穴8f
を貫通して筒状部9aのねじ部9bと係合し、前
述のポテンシヨメータ17と協動して前ケース8
と中央ケース9を回動可能に接合し、さらにブラ
シ群18と導電パターン群19をそれぞれ対応す
る位置に当接させ、両者の電気的導通を可能にし
ている。
第2図において、中央ケース9の他端の筒状部
9cと後ケース10の耳部10aも第3図と同じ
構成になつており、段付ねじ21で接合すること
により中央ケース9と後ケース10が相対的に所
定角度範囲で回動しても、両者間に電気的な信号
の受けわたしができるようになつている。後ケー
ス10の耳部10aと対になる耳部(図ではかく
れている)と中央ケース9との関係は第3図のブ
ラシ群18と導電パターン群19とがないだけ
で、あとは同様の関係になつており、段付ねじ
(図示せず)により両者は回動自在に接合されて
いる。後ケース10には後述する入力釦23、停
止釦24、出力釦25の各操作釦が配置され、そ
れぞれの操作により対応する電気スイツチ(図示
せず)が閉成されるようになつている。装置の電
源となる電池(図示せず)は後ケース10に着脱
自在にとりつけられている蓋26を開閉して実装
されるようになつており、後述するイメージ出力
信号を装置外部にとりだすための出力コネクタ2
7が後ケース10の側面に設けられている。また
この側面に対向する側面には装置の電源スイツチ
(図ではかくれている)が設けられている。
9cと後ケース10の耳部10aも第3図と同じ
構成になつており、段付ねじ21で接合すること
により中央ケース9と後ケース10が相対的に所
定角度範囲で回動しても、両者間に電気的な信号
の受けわたしができるようになつている。後ケー
ス10の耳部10aと対になる耳部(図ではかく
れている)と中央ケース9との関係は第3図のブ
ラシ群18と導電パターン群19とがないだけ
で、あとは同様の関係になつており、段付ねじ
(図示せず)により両者は回動自在に接合されて
いる。後ケース10には後述する入力釦23、停
止釦24、出力釦25の各操作釦が配置され、そ
れぞれの操作により対応する電気スイツチ(図示
せず)が閉成されるようになつている。装置の電
源となる電池(図示せず)は後ケース10に着脱
自在にとりつけられている蓋26を開閉して実装
されるようになつており、後述するイメージ出力
信号を装置外部にとりだすための出力コネクタ2
7が後ケース10の側面に設けられている。また
この側面に対向する側面には装置の電源スイツチ
(図ではかくれている)が設けられている。
第4図は本実施例の光学系を示す図である。基
台(例えば机)28の上におかれた原稿29に対
し、前ケース8、中央ケース9、後ケース10が
それぞれ図の関係位置におかれているとする。原
稿29上の点30の像は矢印31で示す入射光に
よりレンズ12を経てイメージセンサ13上に結
像される。したがつて、後ケース10を原稿29
上に固定しておき、2つの回動軸中心32および
33のまわりに中央ケース9および前ケース8を
それぞれ回動させることにより、前ケース8の円
筒状の先端部8gが原稿29上に接しながら矢印
34方向に移動自在となる。これは後述する副走
査を行なうための動作である。
台(例えば机)28の上におかれた原稿29に対
し、前ケース8、中央ケース9、後ケース10が
それぞれ図の関係位置におかれているとする。原
稿29上の点30の像は矢印31で示す入射光に
よりレンズ12を経てイメージセンサ13上に結
像される。したがつて、後ケース10を原稿29
上に固定しておき、2つの回動軸中心32および
33のまわりに中央ケース9および前ケース8を
それぞれ回動させることにより、前ケース8の円
筒状の先端部8gが原稿29上に接しながら矢印
34方向に移動自在となる。これは後述する副走
査を行なうための動作である。
第5図は本実施例の信号処理系をブロツク図で
示したものである。イメージセンサ13は周知の
セルフスキヤニングタイプのフオトダイオードア
レイで、1024個のフオトダイオードがアレイのラ
イン方向(主走査方向)に0.03mmの巾で0.05mmの
ピツチに、またこれと直角の方向(副走査方向)
には0.05mmの巾で配置されている。このイメージ
センサ13は制御回路35からのセンサ走査制御
のためのスタートパルスaとクロツクパルスbに
応じて1ラインの出力をイメージ信号処理回路3
6に出力する。この出力は第2図の矢印37方向
(主走査方向)のイメージ入力に対応している。
ポテンシヨメータ17の抵抗値変化は演算回路3
8により第2図の矢印39方向(副走査方向)の
原稿面走査変位に対応した副走査位置信号cに変
換される。この変換処理は、第4図の前ケース8
の先端部8gが原稿29上を0.1mm移動するごと
に副走査位置信号cとして1パルスを発生するよ
うに設定された処理であり、このため演算回路3
8はアナログ・デイジタル変換素子を含む演算回
路となつている。制御回路35はこの副走査位置
信号を基準として、上記スタートパルスaを発生
するとともに、内部に発振回路を内蔵して500K
Hzのクロツクパルスbを発生し、イメージセンサ
13の走査制御を行なう。イメージ信号処理回路
36はイメージセンサ13の出力を上記クロツク
パルスbを時間基準として判定し、1ラインの読
みとり出力の各ビツトが“0”か“1”かを判定
し、この判定信号dを512KビツトのRAMを備え
たメモリ回路40に出力する。入力釦23、停止
釦24、出力釦25のそれぞれに対応する3個の
電気スイツチであることは先に述べたが、これら
のスイツチ(図示せず)を含む操作回路41は各
操作釦のいずれが操作されたかを記憶し、その操
作に対応した操作モード信号を制御回路35に出
力する。
示したものである。イメージセンサ13は周知の
セルフスキヤニングタイプのフオトダイオードア
レイで、1024個のフオトダイオードがアレイのラ
イン方向(主走査方向)に0.03mmの巾で0.05mmの
ピツチに、またこれと直角の方向(副走査方向)
には0.05mmの巾で配置されている。このイメージ
センサ13は制御回路35からのセンサ走査制御
のためのスタートパルスaとクロツクパルスbに
応じて1ラインの出力をイメージ信号処理回路3
6に出力する。この出力は第2図の矢印37方向
(主走査方向)のイメージ入力に対応している。
ポテンシヨメータ17の抵抗値変化は演算回路3
8により第2図の矢印39方向(副走査方向)の
原稿面走査変位に対応した副走査位置信号cに変
換される。この変換処理は、第4図の前ケース8
の先端部8gが原稿29上を0.1mm移動するごと
に副走査位置信号cとして1パルスを発生するよ
うに設定された処理であり、このため演算回路3
8はアナログ・デイジタル変換素子を含む演算回
路となつている。制御回路35はこの副走査位置
信号を基準として、上記スタートパルスaを発生
するとともに、内部に発振回路を内蔵して500K
Hzのクロツクパルスbを発生し、イメージセンサ
13の走査制御を行なう。イメージ信号処理回路
36はイメージセンサ13の出力を上記クロツク
パルスbを時間基準として判定し、1ラインの読
みとり出力の各ビツトが“0”か“1”かを判定
し、この判定信号dを512KビツトのRAMを備え
たメモリ回路40に出力する。入力釦23、停止
釦24、出力釦25のそれぞれに対応する3個の
電気スイツチであることは先に述べたが、これら
のスイツチ(図示せず)を含む操作回路41は各
操作釦のいずれが操作されたかを記憶し、その操
作に対応した操作モード信号を制御回路35に出
力する。
以下にそれぞれの操作釦が操作された場合のモ
ードを説明する。入力釦23が操作された場合、
本装置はイメージ情報入力が可能な状態となり、
第4図の矢印34方向に前ケース8を動かすこと
により、原稿29のイメージがメモリ回路40に
読みこまれる。
ードを説明する。入力釦23が操作された場合、
本装置はイメージ情報入力が可能な状態となり、
第4図の矢印34方向に前ケース8を動かすこと
により、原稿29のイメージがメモリ回路40に
読みこまれる。
停止釦24が操作された場合、本装置は停止状
態となり、制御回路35はイメージセンサ13の
走査動作を停止し、メモリ回路40の記憶内容も
ホールドされる。
態となり、制御回路35はイメージセンサ13の
走査動作を停止し、メモリ回路40の記憶内容も
ホールドされる。
出力釦25が操作されると、制御回路35はメ
モリ制御信号eを発生し、メモリ回路40の内容
をイメージ信号fとして順次出力コネクタ27に
出力する。この出力が完了した状態で制御回路3
5はメモリ回路40をリセツトし、次の入力釦2
3の操作がなされるまで装置を停止状態にする。
モリ制御信号eを発生し、メモリ回路40の内容
をイメージ信号fとして順次出力コネクタ27に
出力する。この出力が完了した状態で制御回路3
5はメモリ回路40をリセツトし、次の入力釦2
3の操作がなされるまで装置を停止状態にする。
制御回路35、イメージ信号処理回路36、演
算回路38はそれぞれ第2図のIC14,15,
16で構成されている。また第2図の後ケース1
0にはメモリ回路40と操作回路41が内蔵され
ており、前ケース8に内蔵された上記IC14,
15,16やイメージセンサ13との電気的導通
は第3図で述べたブラシ群18と導電パターン群
19により行なわれる。
算回路38はそれぞれ第2図のIC14,15,
16で構成されている。また第2図の後ケース1
0にはメモリ回路40と操作回路41が内蔵され
ており、前ケース8に内蔵された上記IC14,
15,16やイメージセンサ13との電気的導通
は第3図で述べたブラシ群18と導電パターン群
19により行なわれる。
第6図は本実施例装置の使用状態の概要を示し
た図である。原稿29上のイメージを入力するた
めには、まず電源スイツチ(図示せず)を投入し
たのち、入力の対象となるイメージの矢印42a
方向(副走査方向)の下流側に後ケース10を設
置し、これを例えば左手で固定する。つぎに右手
で前ケース8を保持し、その先端部8gを対象と
なるイメージの矢印42a方向に対し上流側にセ
ツトし、入力釦23を操作する。そして前ケース
8を矢印42a方向に実線で示す位置から破線で
示す位置へ移動操作し、対象のイメージを入力し
た時点で停止釦24を操作する。図の場合はケー
ブル43により、出力コネクタ27(第2図)と
外部コンピユータ44とが接続された状態の使用
を示したものであり、この場合は出力釦25を操
作することにより、入力されたイメージをその場
で即座に外部コンピユータ44に入力することが
できる。なお1回の操作で入力できるイメージ情
報の量は、原稿寸法にしておよそ50mm×50mmであ
る。この数値は先述のイメージセンサ13のダイ
オードアレイの幾何学的寸法とメモリ回路40の
容量などにより定まるものである。広い範囲の原
稿を読む場合は、この操作をくり返し、外部コン
ピユータ44により編集するようにすればよい。
た図である。原稿29上のイメージを入力するた
めには、まず電源スイツチ(図示せず)を投入し
たのち、入力の対象となるイメージの矢印42a
方向(副走査方向)の下流側に後ケース10を設
置し、これを例えば左手で固定する。つぎに右手
で前ケース8を保持し、その先端部8gを対象と
なるイメージの矢印42a方向に対し上流側にセ
ツトし、入力釦23を操作する。そして前ケース
8を矢印42a方向に実線で示す位置から破線で
示す位置へ移動操作し、対象のイメージを入力し
た時点で停止釦24を操作する。図の場合はケー
ブル43により、出力コネクタ27(第2図)と
外部コンピユータ44とが接続された状態の使用
を示したものであり、この場合は出力釦25を操
作することにより、入力されたイメージをその場
で即座に外部コンピユータ44に入力することが
できる。なお1回の操作で入力できるイメージ情
報の量は、原稿寸法にしておよそ50mm×50mmであ
る。この数値は先述のイメージセンサ13のダイ
オードアレイの幾何学的寸法とメモリ回路40の
容量などにより定まるものである。広い範囲の原
稿を読む場合は、この操作をくり返し、外部コン
ピユータ44により編集するようにすればよい。
また本装置の使用場所は必ずしも外部コンピユ
ータの近傍に限られるものではなく、ケース43
を接続しない状態で所望の場所に持ち運び、そこ
で入力したイメージを持ち帰つてから出力すると
いつた使い方ももちろん自在である。さらに操作
方法については、装置を単に原稿面の上に置き、
一方向に回動操作するだけの簡単なものであり、
慣れれば片手でも操作できるし、原稿が書籍のよ
うに厚手のものであつてもかまわない。
ータの近傍に限られるものではなく、ケース43
を接続しない状態で所望の場所に持ち運び、そこ
で入力したイメージを持ち帰つてから出力すると
いつた使い方ももちろん自在である。さらに操作
方法については、装置を単に原稿面の上に置き、
一方向に回動操作するだけの簡単なものであり、
慣れれば片手でも操作できるし、原稿が書籍のよ
うに厚手のものであつてもかまわない。
このようにイメージを入力するため、第6図の
矢印42b方向の主走査を行なう主走査手段とし
てイメージセンサ13と協働する制御回路35を
有し、イメージセンサ13を電気的に走査する一
方、この主走査の方向と平行する軸(第4図の回
動軸中心32,33)を中心に回動する変位手段
として前ケース8、中央ケース9を有し、これら
のケースの回動変位によつてイメージセンサを第
6図の矢印42aの方向に移動させて副走査を行
なうという点が特徴である。なお、回動する変位
手段により直接イメージセンサを移動するのでは
なく、光フアイバの如き導光系を移動し、定位置
にイメージセンサを配置したままでの副走査も可
能である。
矢印42b方向の主走査を行なう主走査手段とし
てイメージセンサ13と協働する制御回路35を
有し、イメージセンサ13を電気的に走査する一
方、この主走査の方向と平行する軸(第4図の回
動軸中心32,33)を中心に回動する変位手段
として前ケース8、中央ケース9を有し、これら
のケースの回動変位によつてイメージセンサを第
6図の矢印42aの方向に移動させて副走査を行
なうという点が特徴である。なお、回動する変位
手段により直接イメージセンサを移動するのでは
なく、光フアイバの如き導光系を移動し、定位置
にイメージセンサを配置したままでの副走査も可
能である。
発明の効果
以上述べたように、本発明のイメージ情報入力
装置は、イメージ検出素子を走査して入力すべき
イメージの主方向の走査を行ない、この主方向と
平行する軸を中心にイメージ検出素子を回動変位
せしめることにより、上記イメージを副方向に走
査できるように構成したので、その装置機構は単
純な回動機構だけでイメージ検出素子を平行に案
内できるため、簡素であり、高い走査精度を有し
ている。この簡素な構成のため装置の小形化は容
易であり、原稿面上にこれを置いて操作しうると
いう操作性も実現するものである。したがつて、
本発明を採用することにより、小型、安価で操作
性に優れ、しかも精度の高いイメージ情報入力装
置を実現しうるという大きな効果をえることがで
きる。
装置は、イメージ検出素子を走査して入力すべき
イメージの主方向の走査を行ない、この主方向と
平行する軸を中心にイメージ検出素子を回動変位
せしめることにより、上記イメージを副方向に走
査できるように構成したので、その装置機構は単
純な回動機構だけでイメージ検出素子を平行に案
内できるため、簡素であり、高い走査精度を有し
ている。この簡素な構成のため装置の小形化は容
易であり、原稿面上にこれを置いて操作しうると
いう操作性も実現するものである。したがつて、
本発明を採用することにより、小型、安価で操作
性に優れ、しかも精度の高いイメージ情報入力装
置を実現しうるという大きな効果をえることがで
きる。
第1図は従来構成の代表例を示す概略図、第2
図は本発明の一実施例の外観を示す概略図、第3
図は前ケースと中央ケースの接合部を示す図、第
4図は光学系を示す図、第5図は信号処理系を示
すブロツク図、第6図は使用状態の概要を示す図
である。 8……前ケース、9……中央ケース、10……
後ケース、12……レンズ、13……イメージセ
ンサ、17……ポテンシヨメータ、18……ブラ
シ群、19……導電パターン群、20,21……
段付ねじ、23……入力釦、24……停止釦、2
5……出力釦、29……原稿。
図は本発明の一実施例の外観を示す概略図、第3
図は前ケースと中央ケースの接合部を示す図、第
4図は光学系を示す図、第5図は信号処理系を示
すブロツク図、第6図は使用状態の概要を示す図
である。 8……前ケース、9……中央ケース、10……
後ケース、12……レンズ、13……イメージセ
ンサ、17……ポテンシヨメータ、18……ブラ
シ群、19……導電パターン群、20,21……
段付ねじ、23……入力釦、24……停止釦、2
5……出力釦、29……原稿。
Claims (1)
- 1 イメージ検出素子と、上記イメージ検出素子
と協働して入力すべきイメージを主方向に走査す
る主走査手段と、上記検出素子を上記主方向と平
行な軸を中心に回動する変位手段を備え、この変
位手段の変位に連動して上記イメージを副方向に
走査するように構成したイメージ情報入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58212812A JPS60105371A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | イメ−ジ情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58212812A JPS60105371A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | イメ−ジ情報入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60105371A JPS60105371A (ja) | 1985-06-10 |
JPH0121665B2 true JPH0121665B2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=16628769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58212812A Granted JPS60105371A (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | イメ−ジ情報入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60105371A (ja) |
-
1983
- 1983-11-11 JP JP58212812A patent/JPS60105371A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60105371A (ja) | 1985-06-10 |
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