JPH0121588Y2 - - Google Patents

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JPH0121588Y2
JPH0121588Y2 JP1982037340U JP3734082U JPH0121588Y2 JP H0121588 Y2 JPH0121588 Y2 JP H0121588Y2 JP 1982037340 U JP1982037340 U JP 1982037340U JP 3734082 U JP3734082 U JP 3734082U JP H0121588 Y2 JPH0121588 Y2 JP H0121588Y2
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wire bundle
band
clip
electric
electric wires
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JP1982037340U
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JPS58140676U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、芯線が合成樹脂製の外皮で包まれた
複数本の電線を固定する電線束の固着装置に関す
るものである。
従来のこの種の電線束固着装置は、第1図乃至
第3図に示す如く、電線束30にクリツプ31を
装着する構造のものであるが、その電線束固着装
置は、コネクタ32を接続せしめた多数本の電線
を束ねてなる電線束30を予め形成し、次いでそ
の電線束30の側面にクリツプ31の基板部33
を当てがい、しかる後接着テープ34を用いて、
上記基板部33と電線束30とを固定しているも
のであつた。尚35はクリツプ31に形成された
弾性爪片であつて、この弾性爪片35を、例えば
車に設けられている固定基板36に穿設された透
孔37に通することにより、その弾性爪片35が
透孔37の口縁部に係止されて、上記電線束30
が固定基板36に固定されるようになつている。
このような電線束固着装置を実施するに当つて
は、電線束30の製造工程と、その電線束にクリ
ツプ31を取付ける工程とが必要であつて、これ
が原因で生産性が悪く、その上コスト高となつて
いた。またクリツプ31を電線束30に取付ける
に当つては接着テープを使用しているため、その
取付け力が弱く、クリツプが電線束より外れると
いつた不具合も発生していた。更に電線束に取付
けたクリツプ31は、その電線束の長手方向へ自
由に移動することができないために、クリツプ位
置の変更に不便があり、引いては電線束の適正位
置が固定部材に固定し難い等の欠点があつた。
本考案はかかる欠点を解消することのできる電
線束の固定装置を提供することを目的とするもの
である。
以下に本考案を第4図及至第7図に示す実施例
に基いて詳細に説明する。
第4図及び第5図において、1はフラツト加工
された電線束で、この電線束1は軟質樹脂シート
からなる帯状シート体2と、この帯状シート体2
の表面に添設された多数本の電線3とからなつて
おり、その各電線3は外皮4と芯線5で形成され
ている。6は帯状シート体2の表面に添設された
平行かつ多数本の電線3を、その帯状シート体2
に固定するための縫着糸を示すが、この縫着部は
図面に示すa−b区間と、C−d区間であつて、
そのb−c区間は縫着せず該b−c区間にはクリ
ツプ7が取着けられている。即ちこのクリツプ7
を電線束1に取付ける手段としては、帯状シート
体2上に多数本の電線3を配列するとき、その電
線3と帯状シート体2との間に、クリツプ7の基
板部8が位置されるように、更にそのクリツプ7
の支柱部9及び弾性爪部10は電線3の上部に突
き出るようにして多数本の電線3を配列し、しか
る後それらの電線3と帯状シート体2を縫着する
か、あるいはb−c間を除いて多数本の電線3を
帯状シート体2上に縫着して取付けた後、その非
取付部b−cの電線3と帯状シート体2との間に
クリツプ7の基板部8を埋め込んでもよい。尚1
1は、前記クリツプ7の支柱部9及び弾性爪部1
0が挿通係止される透孔12を有する被固着板で
ある。従つて本実施例によれば、電線束1の製造
工程時において、該電線束1にクリツプ7が組込
められている。
第6図及び第7図に示す第2の実施例は帯状シ
ート体2の下面に電線3を添設し、その帯状シー
ト体2の上面にクリツプ7の支柱部9及び弾性爪
部10を突設したものであるが、そのクリツプ7
の基板部8を帯状シート体2と電線3との間に挟
み込んで取付ける手段は、前記第1の実施例と同
一であり、この第2の実施例によればクリツプ7
が帯状シート体2に保持されるので、電線3を損
傷することがない効果がある。
以上のように構成される電線束の固着装置によ
れば、クリツプ取付部となるb−c間を適正寸法
に選択することにより、クリツプ7を電線束1の
長手方向に若干移動することができ、これによつ
てクリツプ7が透孔12に対して不嵌合となる不
都合の発生はない。
また本実施例によれば電線束のフラツト加工と
同時に該電線束にクリツプを装着することができ
るので、従来のようなテープ巻き着け工数や、テ
ープが不用となりコストダウンが計られる。更に
本実施例によればクリツプの離脱は、電線の切断
あるいは帯状シート体が破断されない限り発生し
ないので、従来例で述べたようなクリツプの離脱
が未然に防止できる効果がある。
以上のように本考案は合成樹脂製の帯状体2
に、芯線5が合成樹脂製の外皮4で包まれた複数
本の電線3を、該各電線3が互いに平行になつて
前記帯状体2に接触するように載置し、前記各電
線3を前記帯状体2に縫着するための縫着個所を
前記帯状体2の長手方向に所定の間隔を隔てて設
けて前記電線3を前記帯状体2に縫着して電線束
1を形成し、一方基板8及び該基板8の中央部か
ら起立する支柱9からなり、該支柱9の先端に矢
尻状をした爪10を有する固着片7をつくり、隣
接する前記縫着個所間の電線3が前記帯状体2に
縫着されていない個所において前記固着片7をそ
の基板8が前記電線3と帯状体2とでその長手方
向に若干移動できるように挟持するとともに、支
柱9が電線3間から突出するようにして前記電線
束1に装着し、前記電線束1の被固着板11に設
けた透孔12に前記固着片7の爪10を嵌入係合
してなる電線束の固着装置であるから、この電線
束固定装置によれば、電線束1に取付けられる固
着片7は、その電線束1に対して若干の移動可能
に取付けられていることから、例えば被固着板1
1が3次元に変化するような場合であつても、そ
の被固着板11に沿つて、その電線束を確実に配
索することができる効果がある。また本考案によ
れば、電線束1の形成工程時に、その電線束へ固
着片7を取付部材を用いることなく取付けること
ができるので、その固着片7の取付工程及び取付
部材が不要となり、このためコスト的にも有利な
電線束が提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電線束を示した斜視図、第2図
は従来のクリツプのみの斜視図、第3図は従来の
固定装置を示した斜視図、第4図は本考案よりな
る装置の第1実施例を示した平面図、第5図は
−線断面図、第6図は本考案の第2実施例を示
した平面図、第7は−線断面図である。 1……電線束、2……帯状シート体、3……電
線、4……外皮、5……芯線、6……縫着糸、7
……クリツプ、8……基板部、9……支柱部、1
0……弾性爪部、11……被固着板、12……透
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の帯状体2に、芯線5が合成樹脂製
    の外皮4で包まれた複数本の電線3を、該各電線
    3が互いに平行になつて前記帯状体2に接触する
    ように載置し、前記各電線3を前記帯状体2に縫
    着するための縫着個所を前記帯状体2の長手方向
    に所定の間隔を隔てて設けて前記電線3を前記帯
    状体2に縫着して電線束1を形成し、一方基板8
    及び該基板8の中央部から起立する支柱9からな
    り、該支柱9の先端に矢尻状をした爪10を有す
    る固着片7をつくり、隣接する前記縫着個所間の
    電線3が前記帯状体2に縫着されていない個所に
    おいて前記固着片7をその基板8が前記電線3と
    帯状体2とでその長手方向に若干移動できるよう
    に挟持するとともに、支柱9が電線3間から突出
    するようにして前記電線束1に装着し、前記電線
    束1の被固着板11に設けた透孔12に前記固着
    片7の爪10を嵌入係合してなる電線束の固着装
    置。
JP3734082U 1982-03-17 1982-03-17 電線束の固着装置 Granted JPS58140676U (ja)

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JP3734082U JPS58140676U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 電線束の固着装置

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JP3734082U JPS58140676U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 電線束の固着装置

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JPS58140676U JPS58140676U (ja) 1983-09-21
JPH0121588Y2 true JPH0121588Y2 (ja) 1989-06-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612149B2 (ja) * 1987-05-14 1994-02-16 矢崎総業株式会社 フラットワイヤ−ハ−ネスの取付装置
DE112019006982T5 (de) * 2019-03-06 2021-11-25 Autonetworks Technologies, Ltd. Mit Fixierungselement ausgestattetes Verdrahtungsbauteil und Fixierungsstruktur für Verdrahtungsbauteil

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112194A (ja) * 1973-02-13 1974-10-25

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JPS49112194A (ja) * 1973-02-13 1974-10-25

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