JPH01215563A - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

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JPH01215563A
JPH01215563A JP63040677A JP4067788A JPH01215563A JP H01215563 A JPH01215563 A JP H01215563A JP 63040677 A JP63040677 A JP 63040677A JP 4067788 A JP4067788 A JP 4067788A JP H01215563 A JPH01215563 A JP H01215563A
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

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  • Electronic Switches (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は熱転写用インクシートを介して記録媒体に熱転
写記録を行う感熱記録装置に関するもので、記録媒体の
表面の平滑度に関係なくあらゆる記録媒体に対しても良
質の像形成が行える感熱記録装置に関するものである。
[従来の技術] プリンタやファクシミリ或いは複写機等の感熱式の記録
装置では、サーマルヘッドに設けた複数のドツト形成素
子を記録情報(画像データ)に基づいて選択的に発熱駆
動しながら、記録シート(用紙やプラスチック薄板等の
記録媒体)上にドツトパターンを形成している。この記
録装置の型式には、記録ヘッドをシート幅方向に8動さ
せながら記録していくシリアル型、1行分まとめて記録
するラインプリント型、および1頁分まとめて記録する
ページプリント型などがある。更に、このような感熱式
の記録装置は、インクリボンを用いて普通紙にインクを
転写する熱転写式と、サーマルヘッドにより感熱シート
を直接加熱発色させる感熱式とに分けることができる。
このような記録装置のうち熱転写式の記録装置では、カ
ーボン・ブラック等の色材を含有させた熱転写性インク
をポリエチレンフタレート(以下rPETJと呼ぶ)等
よりなる支持シートに塗布したインクシートを用いてい
るが、この熱転写性インクのバインダーとしては、従来
からワックスを主体にしたものがよく用いられている。
この場合には、熱印加時に熱転写性インクの溶融粘度が
著しく低下するため、転写時に溶融インクと記録シート
表面とが接触していなければならない。しかし、記録シ
ートの表面平滑性が低いと記録シートと溶融インクの接
触確率が低いため、記録シート表面の凹部にはインクが
到達しないため、印字欠けやエツジシャープネスの不完
全な部分ができる等、満足な記録を行うことができなか
った。
そこで、表面平滑性の低い記録シート(以下、ラフ紙と
いう)を用いた場合でも良好な転写画像を得るために、
溶融粘度の比較的高い樹脂、例えばエチレン酢酸ビニル
共重合体やポリアミド等を主成分とした熱転写性インク
を用い、ラフ紙上に半溶融状態で膜状に接着させて転写
させる方法が提案されている。またこの際に、膜状を保
つために熱転写インクの凝集力の高い状態で支持シート
から剥離する必要があるため、発熱素子群がヘッド基板
の端部近傍にあるサーマ)I<ヘッドを用いて、熱印加
からインクシートと記録シートとの剥11(以下車に剥
離という)までを速くすることが好ましい。
[発明が解決しようとしている課題] 上記の方式を採用することにより、ラフ紙に高品位の印
字を行うことができるが、平滑紙に記録する場合には感
熱転写材と゛記録シートとを完全に剥離させるために、
感熱転写材にかかる張力がラフ紙のときよりも大きく必
要となり、ラフ紙と同じ張力で行っていた場合には剥離
不完全による転写不良が生ずることがあった。この解決
策の1つとして、装置上で感熱転写時にかける張力を高
くしてラフ紙から平滑紙まで、すべてにおいて剥離を完
全に行わせようとする方法が考えられるが、この場合、
感熱転写材の引っ張りにょる破断が発生し、好ましくな
い。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、表面の平
滑性の高い記録シートから表面平滑性の低い記録シート
までのあらゆる記録シートに対しても、インク切れがよ
く、高品位かつ高濃度に記録できる感熱記録装置を提供
することを目的とする。また、本発明は記録媒体の平滑
度を自動的に検出して、それに対応した剥離角及び電気
エネルギーで記録できる感熱記録装置を提供することを
目的とする。
また更に本発明は最適な剥離角と感熱ヘッドに印加する
電気エネルギーとを対応して更新可能に記憶しておき、
それらを読出して設定することにより、記録シートの変
化に対応して容易に剥離角や印加エネルギーを変更でき
る感熱記録装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の感熱記録装置は以下
の様な構成からなる。即ち、 感熱転写材により記録媒体に画情報を転写して記録を行
う感熱記録装置において、前記感熱転写材を記録媒体よ
り剥離する角度を調整する剥離角調整手段と、感熱ヘッ
ドに印加する電気エネルギーを調整する調整手段と、前
記記録媒体の種類を指示する指示手段と、該指示に従っ
て前記剥離角及び前記電気エネルギーの設定値を決定す
る手段と、前記設定値を基に前記剥離角調整手段と前記
調整手段とを制御する制御手段とを備える。
また他の発明の構成は以下の様になる。即ち、感熱転写
材により記録媒体に画情報を転写して記録を行う感熱記
録装置において、前記感熱転写材を記録媒体より剥離す
る角度を調整する剥離角調整手段と、感熱ヘッドに印加
する電気エネルギーを調整する調整手段と、前記記録媒
体の記録面の平滑度を検知する検知手段と、前記平滑度
に対応して前記剥離角及び前記電気エネルギーの設定値
を決定する手段と、前記設定値を基に前記剥離角調整手
段と前記調整手段とを制御する制御手段とを備える。
また更に他の発明の感熱記録装置は以下の様な構成から
なる。即ち、  − 感熱転写材により記録媒体に画情報を転写して記録を行
う感熱記録装置において、前記感熱転写材を記録媒体よ
り剥離する角度を調整する剥離角調整手段と、感熱ヘッ
ドに印加する電気エネルギーを調整する調整手段と、前
記剥離角を指示する剥離角指示手段と、前記記録媒体へ
の記録濃度を指示する指示手段と、前記剥離角指示手段
及び前記指示手段により指示された指示値をそれぞれ対
応づけて複数組記憶する記憶手段と、該記憶手段より所
定の1組の指示値を読出して、該指示値を基に前記剥離
角調整手段と前記調整手段を制御する制御手段と、前記
剥離角指示手段と指示手段よりの指示値を基に前記記憶
手段の指定された1組の指示値を更新する手段とを備え
る。
[作用] 以上の構成において、記録媒体の種類を指示する指示手
段よりの指示に従って、剥離角及び電気エネルギーの設
定値を決定し、その設定値を基に剥離角調整手段と調整
手段とを制御して最適な剥離角度や感熱ヘッドに印加す
る電気エネルギーを調整するように動作する。
また他の構成の発明よれば、記録媒体の記録面の平滑度
を検知し、その平滑度に対応して剥離角及び電気エネル
ギーの設定値を決定する。その設定値を基に剥離角調整
手段と調整手段とを制御する様に動作する。
また更に他の構成の発明によれば、剥離角指示手段によ
り指示された剥離角の指示値と、記録濃度を指示する指
示手段により指示された電気エネルギーの指示値とを入
力し、それら指示値をそれぞれ対応づけて複数組記憶す
る。記憶手段より所定の1組の指示値を読出して、指示
値を基に剥離角調整手段と調整手段を制御するとともに
、剥離角指示手段と指示手段よりの指示値を基に記憶手
段の指定された1組の指示値を更新するように動作する
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。
[電子タイプライタの説明 (第1図、第15図)コ 本発明の詳細な説明する前に、インクシートの張力が一
定のもとでの、記録媒体(ここでは記録用紙)の表面の
平滑度とその転写性能に関する実験結果について説明す
る。第15図はこれら実験結果を示す図である。
第15図より明らかな如く、平滑紙への記録時において
、印加エネルギーを小さくし、剥離角を大きくとること
で良好な印字が得られる。またラフ紙に対しては印加エ
ネルギーを大きくし剥離角を小さくすることで良好な印
字が得られる。一般に、剥離を行うときは剥離角が小さ
いときにはインクシートの張力が大きく必要であり、剥
離角が大きいときには小さくて済む。
以上の条件の基に、感熱転写材にかける張力を一定にし
、平滑紙には印加エネルギーを小さく、ラフ紙に対して
は印加エネルギーを大きくし、しかもそれらに対応して
剥離角を前者の場合は大きくし、後者では小さくとるこ
とにより、いずれの記録媒体に対しても良好な印字がで
きる。このような実験結果を基に、以下実施例を説明す
る。
第1図は実施例の電子タイプライタの概略構成を示すブ
ロック図である。
図中、100は装置全体の制御を行う制御部で、制御部
100には例えばマイクロプロセッサ等のCPU43を
備え、CPU43はROM44に格納されている第8図
のフローチャートで示された制御プログラムに従って各
種制御信号を出力し、入力インターフェース部101よ
りの入力信号を処理したり、出力インターフェース部1
02に各種信号を出力して印字等の動作制御を行ってい
る。RAM45はCPU43のワークエリアとして使用
されるとともに、ボリューム104の設定価等を一時的
に記憶する。
101はキーボード103や各種センサ及びA/D変換
器105等からの信号を入力して制御部100に出力す
る入力インターフェース部である。出力インターフェー
ス部102は制御部100よりの印字データや印字機構
部108への各種制御信号及び後述する剥離角調整部1
09に制御信号を出力する。こうして制御部100は印
字機構部108を駆動して、シリアル記録を実行するこ
とができる。
103は文書情報や各種コマンド等を人力するキーボー
ドで、キーボード103より入力されたコード情報は入
力インターフェース部101を介して制御部100に人
力される。キーボード103よりの文字コードはRAM
45に記憶され、ROM44に格納されているパターン
データを基にパターン展開されてサーマルヘッド3に出
力されて印字される。104は第2図にその外観を示す
濃度ボリュームスイッチで、オペルータはこのボリュー
ム104により印字に使用される記録シートの種類等に
対応して印字濃度の設定を行う。
A/D変換器105は、濃度ボリューム104で設定さ
れた電圧値Vrを入力し、デジタル信号に変換して出力
する。106は印字機構部108における記録シートの
有無やサーマルヘッド3の発熱温度等を検知するセンサ
等よりの入力信号である。CPU43は人力インターフ
ェース部101を介して入力したA/D変換器105の
出力値をRAM45に記憶する。そして、RAM45に
記憶された値をもとに、ROM44のテーブル107を
参照し、その値(ボリューム104の設定値)に対応し
た剥離角の設定値、即ち、モータ110への通電時間、
及びサーマルヘッド3の発熱抵抗体へのエネルギー設定
値(通電電圧或いは通電時間)等を決定する。こうして
求められた各設定値に従って、CPU43は出力インタ
フェース部102を介してサーマルヘッド用のドライバ
111と剥離角調整部109に制御情報を出力して、記
録濃度の調整を行う。
109は第4図と第5図に詳細を示す剥離角調整部で、
制御部100の指示に従ってモータ110を回転させ、
サーマルヘッド3の剥離角(熱転写用インクシート2を
記録シート1より剥離する角度)を調整する。111は
サーマルヘッド3の発熱駆動を行うドライバで、ドライ
バ111は制御部100により指示された電圧或いは通
電時間で、出力インターフェース部102よりの印字デ
ータを基にサーマルヘッド3の発熱駆動を行う。108
は記録シートの送りを行うシート移送系機構部や、シリ
アルヘッドの走査等を行うキャリッジの駆動系機構部等
を含む印字機構部である。
[印字部の説明 (第3図)] 第3図(A)は本実施例における印字機構部の印字部の
斜視図で、ここではシリアル熱転写式の印字部を示して
いる。
第3図(A)において、プラテン11にバックアップさ
れた記録シート1に対し、キャリッジ13に装着された
サーマルヘッド3で記録していくよう構成されている。
なお、図示のプラテン11はローラ状をしており、シー
ト搬送ローラを兼ねている。キャリッジ13はプラテン
11に平行に設置されたガイドシャフト15に沿って8
動可能に装着され、ステップモータ16、駆動プーリ1
7、従動プーリ18およびこれらのブーりに張架されか
つキャリッジ13に結合されたベルト19から成る駆動
系によって往復駆動される。
サーマルヘッド3は複数の発熱素子、例えば縦1列に配
列された32個の発熱抵抗体を有し、記録シート1に圧
接するダウン位置および離反するアップ位置間で揺動可
能に装着されている。
キャリッジ13上には、サーマルヘッド3の前面すなわ
ちサーマルヘッド3と記録シート1との間にインクリボ
ン2を送給するためのリボンカセット20が交換可能に
装着されている。このリボンカセット20内のインクリ
ボン2は、記録時、キャリッジ13に設けたリボン駆動
軸(不図示)により、サーマルヘッド3(キャリッジ1
3)の動き(走査)に同期して所定方向に巻取られる。
ここで使用されるインクリボン2の一例としては、ラフ
紙に印字するために、エチレン酢酸ビニル共重合体を主
成分とした熱転写性インクを用いたものがよく、第3図
(C)に示すように厚さ6μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルムよりなる支持体2a上に、下記組成より
なる3層の熱転写性インク層2b、2c、2dを積層し
た感熱転写材であり、この熱転写性インク層は記録紙1
に転写されたとき、その記録像が記録紙1中に皮膜上の
像を形成するものである。
第3図(D)はこれら各層2b〜2dの組成を表した図
で、図中、量比を表す1%」及び1部」は重量基準とす
る。
以上の構成において、記録時には、サーマルヘッド3が
インクリボン2を介して記録シート1に圧接され、キャ
リッジ13を矢印P方向に主走査して移動させると共に
、インクリボン2を巻取っていく、この過程でキャリッ
ジ13と共に移動するサーマルヘッド3のドツト形成手
段を、ドライバ111を介し印字データ信号に基づいて
駆動することにより記録が行われる。
第3図(B)は他の実施例のシリアル熱転写式のサーマ
ル方式による印字部の斜視図で、第3図(A)と共通部
分は同一記号で示し、それらの説明を省略する。
第3図(B)では、平プラテン33にバックアップされ
た記録シート1に対し、キャリッジ13に装着されたサ
ーマルヘッド3で記録していくよう構成されている。な
お、34は記録シート1を搬送するための紙送りローラ
である。ここでキャリッジ13は平プラテン33に平行
に設置されたガイドシャフト15に沿って8勤されて印
字が行われる。
[剥離角調整部の説明(第4図、第5図)]第4図は剥
離角調整部109の上面図で、第3図と共通部分は同一
記号で示している。
第4図において、サーマルヘッド3を一端に装着したヘ
ッドアーム50は5字形を成し、ヘッド3を装着した端
部の反対側端部が、キャリッジ13に固定された軸51
によって回動可能に支持されている。ヘッドアーム50
にはヘッド3を所定の力“F”で押圧する図示しない印
字圧調整機構が設けられている。52.53はインクリ
ボン2を捲回する軸で、軸52.53に捲回されたイン
クリボン2は矢印Q方向に送られる。軸52は剥離角設
定アーム54上端部に取付けられており、アーム54の
回動に伴ないインクリボン2を記録紙1から剥離する剥
離角を変更できるようになつている、一方、軸53はキ
ャリッジ13上に固定して取付けられている。
剥離角設定アーム54はキャリッジ13に固定された軸
55を中心に回動可能に取付けられており、アーム54
の軸52が取付けられている反対側端部には、円弧状の
ラック56が設けられており、このラック56にはモー
タ110(第1図)の回転を伝えるモータビニオン57
が噛合している。
以上の構成において、サーマルヘッド3がアップされて
いる状態で、モータ110を回転駆動してモータビニオ
ン57を時計回り方向に回転させると、剥離角設定アー
ム54は反時計回り方向に回動し、剥離角αは小さく設
定される。また、ビニオン57が反時計回り方向に回転
すると剥離角設定アーム54は時計回り方向に回動し、
剥離角αが大きくなるように設定される。
通常、電源の投入時は、この剥離角αは最小にセットさ
れており、モータ110を回転させて所望の剥離角αが
得られる時点でモータ110の回転を停止させ、剥離角
設定アーム54の8動を停止させる。この場合、モータ
110の各励磁層を固定励磁するので、剥離角設定アー
ム54は現在位置に留って、その剥離角を維持すること
ができる。
第5図は第4図の場合よりも剥離角を大きく設定した場
合を示している。
こうして所望の剥離角が設定されると、ヘッドアーム5
0は図示されていない印字圧調整機構により軸51を中
心に反時計回り方向に回動され、サーマルヘッド3が押
圧力Fでプラテン11方向に圧接される。この状態で、
図示されていないリボンモータでインクリボン2を巻取
りながらヘッド3を駆動することにより感熱記録を行う
ことができる。
以上の様に、インクリボン2の剥離角αは、ビニオン5
7の回転、即ち、モータ110の回転量によって任意に
設定することができる。
[サーマルヘッドの発熱部の説明 (第6図)]第6図
はサーマルヘッド3の発熱部の拡大図で、31はサーマ
ルヘッド3のグレーズ層部分、32は電流を流すことに
より発熱する発熱抵抗体である。インクリボン2はサー
マルヘッド3により加熱されて、発熱駆動された発熱抵
抗体部分のインクが溶融して記録シート1上に転写され
る。
このサーマルヘッド3に印加する電気エネルギーを変更
して記録濃度の変更を行う方法は、発熱抵抗体32に通
電する電圧或いは通電時間を変えることにより達成され
る。
[動作説明 (第8図)] 第8図は実−施例、の電子タイプライタにおける印字動
作を示すフローチャートで、本動作はキーボード103
よりキー人力に゛より印字が指示されることにより開始
される。
キーボード103のキーにより、例えば1文字或いは1
ライン分の印字が指示されるとステップS1に進み、A
/D変換器105より出力される濃度ボリューム104
の設定値(電圧Vrのデジタル値)を入力してRAM4
5に記憶する。ステップS2ではRAM45に記憶され
たデジタル値を基にROM44のテーブル107を参照
して、剥離角調整部109のモータ110の駆動時間と
、ドライバ111によるサーマルヘッド3の駆動電圧を
決定する。
第7図は、記録シート1の質に対応した発熱抵抗体への
引加エネルギー及び剥離角を示す値の一例を示す図で、
平滑度(秒)の数値が大きくなるほど平滑性の高い紙で
ある。
ROM44のテーブル107には、第7図に示された様
な発熱抵抗体32に印加するエネルギーや電圧値及びイ
ンクリボン2の剥離角度αを示す値等が、A/D変換器
105の出力値に対応して格納されている。従って、C
PU43はRAM45に記憶されているA/D変換器1
05よりのデジタル値を基にテーブル107より剥離角
度とサーマルヘッド3に引加する電圧値等を読出し、そ
れらの値を基に剥離角調整部109やドライバ111に
対応する制御信号を出力して印字濃度の調整を行ってい
る。
ステップS3ではステップS2で決定した時間分(或い
は回転数分)出力インターフェース部102を介してモ
ータ110を駆動し、ステップS4でモータ110を固
定励磁して剥離角の調整を終了する。ステップS5では
サーマルヘッド3をダウンさせて記録シート1に所望の
押圧力で圧接させる。ステップS6ではキャリッジモー
タ16の駆動を開始し、ステップS7でドライバ111
を介してサーマルヘッド3に印字データを出力して通電
を行い、記録シート1に印字を行う。このとき、ドライ
バ111は印字データとともに、制御部100より送ら
れてくる電圧値或いは通電時間値を基に、サーマルヘッ
ド3の通電制御を行って印字濃度を変更する。
1文字分或いは1行目分の印字が終了するとステップS
8に進み、キャリッジモータ16の回転を停止し、ステ
ップS9でサーマルヘッド3をプラテン11より離反(
ヘッドアップ)させて印字動作を終了する。
尚、モータ110がステッピングモータのときは、ステ
ップS3で所定のステップ数分モータ110を回転させ
て剥離角の調整を行う。
以上説明したようにこの実施例によれば、1つのボリュ
ームスイッチにより、剥離角及びサーマルヘッドの発熱
体に印加するエネルギーを連動させて調整できるので、
オペレータが記録シートの変更等に応じて1つの操作で
最適な印字を行うことができる。
[第2の実施例の説明 (第9図〜第11図)]第9図
は第2の実施例の電子タイプライタの概略構成を示すブ
ロック図で、第1の実施例と共通な部分は同一記号で示
している。第10図は記録シート1の平滑度を検査する
平滑度センサの取付は状態を示す断面構造図である。
第10図において、60は記録シート1を案内するベー
パガイド、62は記録シート1を丸プラテン11に捲回
させ、記録シート1が丸プラテン11から離反しないよ
うに保持する紙送り用ローラ、61は排紙用ローラであ
る。302は記録シート1の平滑度を計測する平滑度セ
ンサで、記録シート1に光を照射し、その反射光の強度
を基に記録シート1の記録面の平滑度に対応した電圧信
号を出力している。センサ302よりの出力電圧値はA
/D変換器303でデジタル信号に変換される。A/D
変換器303の出力電圧値は入力インターフェース部3
05を介して、CPU309の制御の基にRAM308
に取込まれて記憶される。
CPU309は第11図のフローチャートで示されたR
OM306に格納されたプログラムに従って、キーボー
ドや301やA/D変換器303等よりの入力情報を取
り込んでRAM308に一時的に記憶し、この情報とR
OM306に予め記憶しであるデータに基づいて出力イ
ンタフェース部102を介して剥離角調整部109やド
ライバ111等に制御情報を出力する。また、CPU3
09は、印字機構部108を駆動してシリアル記録を実
行するための各種の制御も併せて実行する。
記録シート1への記録濃度調整及び記録シート1よりイ
ンクリボン2を剥離する剥離角の調整動作を更に詳しく
説明すると、CPU309はRAM308に記憶された
剥離角情報及び発熱体のエネルギー情報に基づいて、そ
の剥離角設定値及び発熱体のエネルギー設定値に応じた
、モータ110の通電時間及びサーマルヘッド3の発熱
体への通電電圧等をテーブル307を参照して決定し、
出力インタフェース部102を介して剥離角調整部10
9とドライバ111に制御情報を出力する。
剥離角調整部109では、自動給紙時等に出力インタフ
ェース部102からの制御情報に基づいてモータ110
を設定した時間だけ通電し、モータピニオン57を所定
量回転させて剥離角の調整を行う。又、記録動作時には
、ドライバ111はサーマルヘッド3上の発熱抵抗体を
設定した電圧で通電して印字を行う。
尚、前述した平滑度センサ302による剥離角の設定値
及び発熱体のエネルギー設定値は第7図に示したように
、記録シート1の表面が粗い場合には剥離角αが小さく
なるように、また発熱抵抗体の32の電圧が高くなるよ
うにし、一方、表面が滑らかな記録シートを使用する場
合は、剥離角αが大きくなるように、また発熱゛抵抗体
32の電圧が低くなるようにROM306のテーブル3
゜7の値を選択して制御している。
第11図は第2の実施例の電子タイプライタにおける印
字動作を示すフローチャートである。
ステップSIOでキーボード301の自動給紙キー31
0が押下されると、第10図に示された様に記録シート
1が印字位置にセットされる。ステップS11で平滑度
センサ302により記録シート1の平滑度が計測されて
入力される。ステップS12では、その入力値を基にテ
ーブル307を参照して剥離角と印字濃度とを決定する
ステップS14ではこの剥離角の設定値を基にモータ1
10を所定量駆動し、設定された剥離角を形成する位置
でモータ110の回転を停止してモータ110を固定励
磁する。ステップS15でサーマルヘッド3をダウンさ
せて記録シート1に圧接し、次にステップ316でキャ
リッジモータ16の駆動を開始し、ステップS17でド
ライバ111に印字データと、ステップS12で設定さ
れたサーマルヘッド3の駆動電圧(或いは駆動時間)を
出力して、サーマルヘッド3を通電駆動して印字動作を
実行する。
こうして、例えば1文字或いは1ライン分の印字が終了
するとステップ318に進み、キャリッジモータ16の
回転を停止し、ステップS19でサーマルヘッド3をア
ップして記録シート1から離反させ、印字動作を終了す
る。
以上説明したように、この第2の実施例によれば、記録
シートの記録面の平滑度を自動的に検出し、それに対応
して剥離角及びサーマルヘッドの発熱体に加える電気エ
ネルギーを連動して調整できるので、記録シートの質が
変っても常に最適な印字記録ができる。
[第3の実施例の説明(第12図〜第14図)]第12
図は第3の実施例の電子タイプライタの概略構成を示す
ブロック図で、第1及び第2の実施例と共通な部分は同
一記号で示している。また第13図はキーボード201
の学習機能スイッチ202.203′ELび可変抵抗器
204と206の外観図である。
204は、例えば記録シート1の質に応じた剥離角を゛
指示する可変抵抗器、206はサーマルヘッド3へ印加
する電気エネルギーを設定する可変抵抗器である。これ
ら可変抵抗器204と206よりの出力電圧値は、それ
ぞれA/D変換器205及び207によってデジタル信
号に変換される。A/D変換器205及び207の出力
は、入力インターフェース部209を介してCPU20
9の制御の基にRAM93に取込まれる。
202は学習機能キーで、5組の学習データに対応して
5個のキーが設けられている。203は学習機能キーで
、これらキー202と203は共にオールタネイトキー
で、学習機能キー202はオフ(OFF)キーの押下に
より全てオフされる。
キーボード201は第12図に示したような、学習機能
データによる濃度制御を指示するための学習機能キー2
02と、学習機能への記憶指示を行う学習機能記憶キー
203とを備えている。ROM91のテーブル92には
可変抵抗器204の設定値に対応する剥離角の設定値(
モータ110の通電時間或いはそ一夕110の回転ステ
ップ数等)や、可変抵抗器206の設定値に対応するサ
ーマルヘッド3への印加電圧値或いは通電時間値等が記
憶されている。
学習機能メモリ94は学習機能キー202に対応して、
それぞれ5illの剥離角と印加電圧或いは通電時間等
を対になって記憶している。そして学習機能キー202
の1つのキーを押下することにより、サーマルヘッド3
の剥離角及び発熱抵抗体32に印加するエネルギーが選
択される。また学−習機能記憶キー203がオンであれ
ば、可変抵抗器204と206で設定されている電圧の
デジタル値が、学習機能メモリ93の学習撒能キー20
2で指示されたエリアに記憶される。
CPU90は第14図のフローチャートで示されたR9
M92に格納されたプログラムに従つて、キーボードや
201やA/D変換器205゜207等よりの入力情報
を取り込んでRAM93に一時的に記憶し、これらの情
報とROM92に予め記憶しであるデータに基づいて出
力インタフェース部102を介して剥離角調整部109
やドライバ111等に制御情報を出力する。また、CP
U90は、印字機構部108を駆動してシリアル記録を
実行するための各種の制御も併せて実行する。
記録シート1への記録濃度調整を更に詳しく説明すると
、CPU90はRAM93に記憶された剥離角情報(可
変抵抗204の設定値)及び発熱体のエネルギー情報(
可変抵抗206の設定値)に基づいて、その剥離角設定
値及び発熱体のエネルギー設定値に応じた、モータ通電
時間及びサーマルヘッド3の発熱体への通電電圧等をテ
ーブル92を参照して決定し、出力インタフェース部1
02を介して剥離角調整部109とドライバ111にデ
ジタル信号により制御情報を出力する。
剥離角調整部109では、記録開始時等に出力インタフ
ェース部102からの制御情報に基づいてモータ110
を設定した時間だけ通電し、モータヒニオン57を所定
量回転させる。又、ドライバ111ではサーマルヘッド
3上の発熱抵抗体を設定した電圧で通電し印字を行う。
尚、前述した可変抵抗器204及び206による設定は
、記録シート1の表面が粗い場合には剥離角αが小さく
なるように、また発熱抵抗体32の電圧が高くなるよう
にする。一方、表面が滑らかな記録シートを使用する場
合には、剥離角αが大きくなるように、また発熱抵抗体
32の電圧を低くなるようにして、最適な印字が行える
ようにしている。
第14図は第3の実施例における印字処理を示すフロー
チャートである。
キーボード201より印字が指示され塾とステップS2
0に進み、学習機能記憶スイッチ203がオンかどうか
をみる。スイッチ203がオンであれば学習機能の記憶
指示がなされているためステップS22に進み、可変抵
抗器204と206の設定値の入力処理に進む。
学習機能記憶スイッチ203がオフならばステップS2
1に進み、学習機能キー202のいずれかがオンされて
いるかどうかをみる。学習機能キー202のいずれもが
オンでなければステップS22に進み、剥離角を指示す
る可変抵抗器2゜4の設定値を人力し、テーブル92を
参照して剥離角を決定する。そして次にステップ323
に進み、サーマルヘッド3への通電電圧の設定を行う可
変抵抗器206(濃度ボリューム)の設定値を人力し、
テーブル92を参照してドライバ111に指示するサー
マルヘッド3の電圧値を決定する。
一方、ステップS21で学習機能キー202のいずれか
が押下されていればステップS24に進み、押下されて
いる機能番号に対応する学習機能メモリ94より、剥離
角データとサーマルヘッド3の駆動電圧値等を指示する
データを読出す。このデータは、例えばA/D変換器2
05と207から出力される各ボリュームの設定電圧に
対応したデジタル値であるとする。
ステップS25ではステップS22或いはステップS2
4で読出されて決定された剥離角データを基に、剥離角
調整部109のモータ110を駆動して剥離角の調整を
行う。次にステップS26ではサーマルヘッド3をダウ
ンさせ、記録シート1に圧接させる。次にステップ32
7でキャリッジモータ16の駆動を開始し、ステップS
28でドライバ111に印字データと、ステップS24
或いはステップS23で設定されたサーマルヘッド3の
駆動電圧(或いは通電時間)を出力して、サーマルヘッ
ド3を駆動して印字を行う。
こうして例えば、1文字或いは1ライン分の印字が終了
するとステップS29に進み、キャリッジモータ16の
駆動を停止し、ステップS30サーマルヘツド3をアッ
プさせて記録シート1から離反させる。
ステップS31で学習機能記憶スイッチ203がオンで
あればステップS32に進む。ステップS32で可変抵
抗器204或いは206のいずれかの設定値が変更され
るかを調べる。これはRAM93に記憶されているもと
もとの設定値と、A/D変換器205或いは206より
入力されるデジタル値が等しいかどうかで判断する。可
変抵抗器204と206の設定値が変更される前に、ス
テップS33で次の印字指示が入力されるとステップS
20に進みその印字処理に進む。
ステップS32で可変抵抗器204或いは206の設定
値が変更されるとステップS34に進み、学習機能キー
202のうちのいずれかのキーが押下されているかをみ
る。このとき、学習機能キー202のいずれのキーも押
下されていなければ、学習データの更新を行うことなく
ステップS31に進む。ステップS34で学習機能キー
202により学習機能の番号指示がされていればステッ
プS35に進み、学習機能キー202により指示されて
いる学習機能メモリ94の対応する番号の学習データを
更新する。これは、例えばA/D変換器205と207
よりのデジタル値を、そのまま学習機能メモリ94の対
応するエリアに記憶させるようにしても良い。
ステップS36では印字処理の終了かどうかを判定し、
終了でなければステップS20に進み前述の動作を実行
する。
こうすることにより、学習機能メモリ94のうち、学習
機能キー202で指示された番号の学習機能メモリ94
の学習データが更新され、これ以降は、単に記録シート
1の種類等に対応して、学習機能キー202により学習
機能データの番号を指示するだけで、最適な剥離角とサ
ーマルヘッドの駆動エネルギーを設定することができる
尚、RAM93のうち少なくとも学習機能メモリ94を
不揮発に構成することにより、装置の電源断による学習
データの消滅を防止できる。
また更・に本実施例では、学習機能メモリ94に記憶す
るデータをA/D変換器の出力デジタル値としたがこれ
に限定されるものでなく、そのデジタル値を基に決定さ
れた剥離角や電圧値(通電時間値)等であってもよい。
以上説明したように本実施例によれば、1つの選択スイ
ッチにより、剥離角及びサーマルヘッドの発熱体に与え
る電気エネルギーを連動させて変化できるので、ユーザ
が記録シートの種類の違いに応じて1つの操作で最適な
印字を選択できる効果がある。
また、剥離角及びサーマルヘッドへの印加電圧を調整で
きるボリュームをそれぞれ設け、例えば各記録シートの
種類は対応してそれらの設定値を記憶できて記録シート
の変更に対応して設定値を読出すことができるため、簡
単に剥離角や印加エネルギーの調整を行うことができる
更に、それら記憶されている設定値は、各ボリュームの
設定に伴なって更新されるため、記録シートの種類等に
対応した最適な設定値が記憶されることになる。  ′ 尚、以上の第1と第2及び第3の実施例においては、シ
リアル式の熱転写記録装置を例にして説明したがこれに
限定されるものでなく、ラインプリント式等のサーマル
ヘッドの型式が異なる場合にも同様に適用可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、阜−の濃度調整手
段により、記録媒体よりインクシートを剥離する剥離角
とサーマルヘッドへの印加工ネルギーの両方を適正に設
定できるので、例えば記録シートが変更されても、常に
安定した記録を行うことができる効果がある。
また、他の発明によれば記録媒体の記録面の平滑度を自
動的に検出して、それに対応した剥離角や記録ヘッドに
印加する電気エネルギーの調整を行うことができるため
、記録シートが変更されても常に最適な記録を行うこと
ができる効果がある。
また更に他の発明によれば、最適な剥離角とサーマルヘ
ッドへの印加エネルギーの調整を行うことができ、更に
それら剥離角及び印加エネルギーの設定値を、例えば記
録媒体としての各記録シートの種類に対応して記憶し、
任意に選択して読出すことにより、剥離角の調整及び印
加エネルギーの調整を簡単に行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の実施例の電子タイプライタの概略構成を
示すブロック図、 第2図は可変抵抗器の外観図、 第3図(A)、(B)は印字機構部の印字部の外観斜視
図、 第3図(C)はインクシートの構造断面図、第3図(D
)は第3図(C)に示されたインクシートの各層の組成
を表した図、 第4図と第5図は剥離角調整部の構成を示す図、 第6図はサーマルヘッドの発熱部の拡大図、第7図は記
録シートの平滑度と発熱抵抗体に印加するエネルギー及
び剥離角との関係の具体例を示す図、 第8図は第1の実施例の印字処理を示すフローチャート
、 第9図は第2の実施例の電子タイプライタの概略構成を
示すブロック図、 第10図は平滑度センサの取付は状態を示す図、 第11図は第2の実施例の電子タイプライタにおける印
字処理を示すフローチャート、第12図は第3の実施例
の電子タイプライタの概略構成を示すブロック図、 第13図は剥離角調整ボリューム、電気エネルギー調整
ボリューム及び学習機能キー等の外観図、 第14図は第2の実施例における印字処理のフローチャ
ート、 第15図は平滑紙とラフ紙に対する印加エネルギーと剥
離角の関係を示す図である。 図中、1・・・記録シート、2・・・インクリボン、3
・・・サーマルヘッド、11・・・プラテン、13・・
・キャリッジ、16・・・キャリッジモータ、2o・・
・インクリボンカセット、32・・・発熱抵抗体、33
・・・平プラテン、50・・・ヘッドアーム、54・・
・剥離角調整アーム、57・・・モータピニオン、94
・・・学習機能メモリ、100,200・・・制御部、
101,209.305・・・入力インターフェース部
、102・・・出力インターフェース部、103,20
1,301・・・キーボード、104,204.206
・・・可変抵抗器、105,205,207.303・
・・λ/D変換器、92,107,307・・・テーブ
ル、43.90.309−CPU、44,91,306
・ ROM、45,94,308・ RAM、108・
・・印字機構部、109・・・剥離角調整部、110・
・・モータ、111・・・ドライバ、202・・・学習
機能キー、203・・・学習機能記憶キー、302・・
・平滑度センサである。 特許出願人   キャノン株式会社 ↑ 第2図 第3図(A) 第3図(B) 第3図(C) 第3図(D) 口り 第4図 第5図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)感熱転写材により記録媒体に画情報を転写して記
    録を行う感熱記録装置において、 前記感熱転写材を記録媒体より剥離する角度を調整する
    剥離角調整手段と、感熱ヘッドに印加する電気エネルギ
    ーを調整する調整手段と、前記記録媒体の種類を指示す
    る指示手段と、該指示に従つて前記剥離角及び前記電気
    エネルギーの設定値を決定する手段と、前記設定値を基
    に前記剥離角調整手段と前記調整手段とを制御する制御
    手段とを備えることを特徴とする感熱記録装置。
  2. (2)感熱転写材により記録媒体に画情報を転写して記
    録を行う感熱記録装置において、 前記感熱転写材を記録媒体より剥離する角度を調整する
    剥離角調整手段と、感熱ヘッドに印加する電気エネルギ
    ーを調整する調整手段と、前記記録媒体の記録面の平滑
    度を検知する検知手段と、前記平滑度に対応して前記剥
    離角及び前記電気エネルギーの設定値を決定する手段と
    、前記設定値を基に前記剥離角調整手段と前記調整手段
    とを制御する制御手段とを備えることを特徴とする感熱
    記録装置。
  3. (3)感熱転写材により記録媒体に画情報を転写して記
    録を行う感熱記録装置において、 前記感熱転写材を記録媒体より剥離する角度を調整する
    剥離角調整手段と、感熱ヘッドに印加する電気エネルギ
    ーを調整する調整手段と、前記剥離角を指示する剥離角
    指示手段と、前記前記記録媒体への記録濃度を指示する
    指示手段と、前記剥離角指示手段及び前記指示手段によ
    り指示された指示値をそれぞれ対応づけて複数組記憶す
    る記憶手段と、該記憶手段より所定の1組の指示値を読
    出して、該指示値を基に前記剥離角調整手段と前記調整
    手段を制御する制御手段と、前記剥離角指示手段と指示
    手段よりの指示値を基に前記記憶手段の指定された1組
    の指示値を更新する手段とを備えることを特徴とする感
    熱記録装置。
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