JPH01212921A - A/d変換回路 - Google Patents
A/d変換回路Info
- Publication number
- JPH01212921A JPH01212921A JP3789888A JP3789888A JPH01212921A JP H01212921 A JPH01212921 A JP H01212921A JP 3789888 A JP3789888 A JP 3789888A JP 3789888 A JP3789888 A JP 3789888A JP H01212921 A JPH01212921 A JP H01212921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- level
- analog signal
- bit
- input analog
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims description 15
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 24
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 19
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 19
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、デジタル信号処理に広く利用され1、アナロ
グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路に関す
る。
グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路に関す
る。
[従来の技術]
近時、マイクロプロセッサの発達に伴い、信号処理分野
においても高速且つ高精度のシグナルプロセッサが開発
されている。このため、アナログ信号をデジタル信号に
変換してシグナルプロセッサに信号を与えるアナログ/
デジタル(以下、A/Dという)変換器においても、高
精度の処理が要求されている。
においても高速且つ高精度のシグナルプロセッサが開発
されている。このため、アナログ信号をデジタル信号に
変換してシグナルプロセッサに信号を与えるアナログ/
デジタル(以下、A/Dという)変換器においても、高
精度の処理が要求されている。
第4図は従来のA/D変換器を有する信号処理装置を示
すブロック図である。A/D変換器1には入力アナログ
信号が入力され、これを、例えば、8ビツトのデジタル
信号に変換して、シグナルプロセッサ2に出力する。シ
グナルプロセッサ2は、例えば、16ビツト長の外部デ
ータ・インターフェイスを有し、16ビツト長の内部演
算能力を有する。
すブロック図である。A/D変換器1には入力アナログ
信号が入力され、これを、例えば、8ビツトのデジタル
信号に変換して、シグナルプロセッサ2に出力する。シ
グナルプロセッサ2は、例えば、16ビツト長の外部デ
ータ・インターフェイスを有し、16ビツト長の内部演
算能力を有する。
いま、A/D変換器1から出力されるデジタル信号が8
ビツトの自然2進コードであるとする。
ビツトの自然2進コードであるとする。
この場合には、A/D変換器1により表現することがで
きるアナログ信号のレベルは、0乃至約−48dBの範
囲である。
きるアナログ信号のレベルは、0乃至約−48dBの範
囲である。
このような信号処理における入力アナログ信号レベルと
A/D変換器1の出力デジタル信号との関係を下記第1
表に示す。なお、第1表において、下線部分は有効とな
るビットを示す。
A/D変換器1の出力デジタル信号との関係を下記第1
表に示す。なお、第1表において、下線部分は有効とな
るビットを示す。
この第1表から明らかなように、入力アナログ信号がO
dBに近い高レベル信号である場合は、A/D変換器1
からシグナルプロセッサ2に入力される8ビツトのデジ
タル信号は、下記第1表に示すように、その全ビットが
有効である。これに対し、入力アナログ信号が一48d
Bに近い低レベル信号又は−48dBよりも小さい低レ
ベル信号の場合には、A/D変換器1からシグナルプロ
セッサ2に入力される8ビツトのデジタル信号は、下記
第1表に示すように、有効なビット数が数ビット又はゼ
ロピットとなり、殆どの情報を失う。
dBに近い高レベル信号である場合は、A/D変換器1
からシグナルプロセッサ2に入力される8ビツトのデジ
タル信号は、下記第1表に示すように、その全ビットが
有効である。これに対し、入力アナログ信号が一48d
Bに近い低レベル信号又は−48dBよりも小さい低レ
ベル信号の場合には、A/D変換器1からシグナルプロ
セッサ2に入力される8ビツトのデジタル信号は、下記
第1表に示すように、有効なビット数が数ビット又はゼ
ロピットとなり、殆どの情報を失う。
第 1 表
[発明が解決しようとする課題]
このように、従来のA/D変換器を有する信号処理装置
においては、高レベル信号及び低レベル信号の双方を入
力とした信号処理を行う場合、入力アナログ信号が低レ
ベルのときには、デジタル符号化されることにより、シ
グナルプロセッサ2が処理する信号の有効なビット数が
数ビツト以下になってしまう6例えば、A/D変換器1
が8ビツトであるとすると、入力アナログ信号が一48
dBより小さい場合には、この信号をデジタル値に変換
すると、その値はゼロとなり、シグナルプロセッサ2は
信号処理ができない。このように、従来のA/D変換器
を有する信号処理装置は低レベルの信号を扱う処理がで
きない。
においては、高レベル信号及び低レベル信号の双方を入
力とした信号処理を行う場合、入力アナログ信号が低レ
ベルのときには、デジタル符号化されることにより、シ
グナルプロセッサ2が処理する信号の有効なビット数が
数ビツト以下になってしまう6例えば、A/D変換器1
が8ビツトであるとすると、入力アナログ信号が一48
dBより小さい場合には、この信号をデジタル値に変換
すると、その値はゼロとなり、シグナルプロセッサ2は
信号処理ができない。このように、従来のA/D変換器
を有する信号処理装置は低レベルの信号を扱う処理がで
きない。
また、デジタル化された低レベルの信号は、有効ビット
数が少ないので、シグナルプロセッサ2がこの信号を処
理する場合の演算誤差が大きいという問題点がある。
数が少ないので、シグナルプロセッサ2がこの信号を処
理する場合の演算誤差が大きいという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
低レベル信号と高レベル信号との双方を同様の情報量を
もつデジタル信号に変換することができ、これにより信
号処理時の演算誤差を低減することができるA/D変換
回路を提供することを目的とする。
低レベル信号と高レベル信号との双方を同様の情報量を
もつデジタル信号に変換することができ、これにより信
号処理時の演算誤差を低減することができるA/D変換
回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明に係るA/D変換回路は、一時的に入力アナログ
信号を記憶する標本化保持回路と、この標本化保持回路
の出力信号のレベルを検出するレベル検出器と、このレ
ベル検出器の出力に応じて前記標本化保持回路の出力信
号を増幅するアンプと、このアンプの出力qA/D変換
するA/D変換器と、このA/D変換器の出力を前記ア
ンプの増幅率に基いてシフトしてもとのレベルに戻す信
号処理手段とを有することを特徴とする。
信号を記憶する標本化保持回路と、この標本化保持回路
の出力信号のレベルを検出するレベル検出器と、このレ
ベル検出器の出力に応じて前記標本化保持回路の出力信
号を増幅するアンプと、このアンプの出力qA/D変換
するA/D変換器と、このA/D変換器の出力を前記ア
ンプの増幅率に基いてシフトしてもとのレベルに戻す信
号処理手段とを有することを特徴とする。
[作用]
本発明に係るA/D変換回路においては、Mビット長の
外部データインタフェイスとMビット長の内部演算能力
を持つ信号処理手段に対する信号処理時に、入力アナロ
グ信号を一時的に記憶する標本化保持回路に入力された
信号のレベルをレベル検出器が検出し、そのレベルに応
じてアンプが前記標本化保持回路から出力された入力ア
ナログ信号を増幅する。A/D変換器がこの増幅された
アナログ信号をNビット(但し、MANとする。)のデ
ジタル符号に変換し、そのデジタル符号とレベル検出器
の出力が信号処理手段に入力される。
外部データインタフェイスとMビット長の内部演算能力
を持つ信号処理手段に対する信号処理時に、入力アナロ
グ信号を一時的に記憶する標本化保持回路に入力された
信号のレベルをレベル検出器が検出し、そのレベルに応
じてアンプが前記標本化保持回路から出力された入力ア
ナログ信号を増幅する。A/D変換器がこの増幅された
アナログ信号をNビット(但し、MANとする。)のデ
ジタル符号に変換し、そのデジタル符号とレベル検出器
の出力が信号処理手段に入力される。
信号処理手段はNビットのデジタル符号を右シフトして
、(N+k)ビット(但し、M−N≧にとする。)のデ
ジタル符号を生成する。これにより、入力アナログ信号
は低レベル信号及び高レベル信号の双方が同様の情報量
を持ったデジタル符号に変換され、信号処理手段は低レ
ベル時にも高レベル時と同様の有効ビット数を有する信
号を使用して演算処理することができる。
、(N+k)ビット(但し、M−N≧にとする。)のデ
ジタル符号を生成する。これにより、入力アナログ信号
は低レベル信号及び高レベル信号の双方が同様の情報量
を持ったデジタル符号に変換され、信号処理手段は低レ
ベル時にも高レベル時と同様の有効ビット数を有する信
号を使用して演算処理することができる。
[実施例]
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例について説
明する。
明する。
第1図は本発明の第1の実施例に係るA/D変換回路を
示すブロック図である。入力アナログ信号は標本化保持
回路3に入力される。標本化保持回路3は入力アナログ
信号を標本化して保持し、これをレベル検出器4及びア
ンプ5に出力する。
示すブロック図である。入力アナログ信号は標本化保持
回路3に入力される。標本化保持回路3は入力アナログ
信号を標本化して保持し、これをレベル検出器4及びア
ンプ5に出力する。
レベル検出器4は標本化保持回路3の出力がら入力アナ
ログ信号のレベルを検出して、このレベル検出信号をア
ンプ5及びシグナルプロセッサ7に出力する。
ログ信号のレベルを検出して、このレベル検出信号をア
ンプ5及びシグナルプロセッサ7に出力する。
レベル検出器4が決定する増幅率は2’ (kは自然
数)であり、アンプ5はレベル検出器4のレベル検出信
号を入力すると、標本化保持回路3がら与えられる入力
アナログ信号をこのレベル検出信号に基いて2に倍に増
幅し、これをA/D変換器6に出力する。このに値は、
後述する第2表に基いて、入力アナログ信号のレベルが
小さい場合には大きく、入力アナログ信号のレベルが大
きい場合には小さくなるように選定される。A/D変換
器6はアンプ5により増幅されたアナログ信号を入力し
て、これをNビットの自然2進コードに変換し、シグナ
ルプロセッサ7に出力する。
数)であり、アンプ5はレベル検出器4のレベル検出信
号を入力すると、標本化保持回路3がら与えられる入力
アナログ信号をこのレベル検出信号に基いて2に倍に増
幅し、これをA/D変換器6に出力する。このに値は、
後述する第2表に基いて、入力アナログ信号のレベルが
小さい場合には大きく、入力アナログ信号のレベルが大
きい場合には小さくなるように選定される。A/D変換
器6はアンプ5により増幅されたアナログ信号を入力し
て、これをNビットの自然2進コードに変換し、シグナ
ルプロセッサ7に出力する。
シグナルプロセッサ7はA/D変換器6からのシリアル
なNビットの出力デジタル信号及びレベル検出器4の入
力アナログ信号レベルを入力して、内部で第2図に示す
ように、θビット、2ビツト、・・・Nビットだけ論理
シフトしてシリアルなMビット長のデータを生成する。
なNビットの出力デジタル信号及びレベル検出器4の入
力アナログ信号レベルを入力して、内部で第2図に示す
ように、θビット、2ビツト、・・・Nビットだけ論理
シフトしてシリアルなMビット長のデータを生成する。
但し、M−N≧にである。
第2図はA/D変換器6から8ビツトの自然2進コード
が出力され、シグナルプロセッサ7が16ビツトのデー
タを生成する場合のシフト動作を示す模式図である。第
2図に示すように、シグナルプロセッサ7はシリアルな
8ビツト長の入力デジタル信号を所要の増幅率に関する
情報から求めたビット数(Nビット)だけ右論理シフト
してシリアルな16ビツト長のデータを生成する。そし
て、この16ビツト長のデータを使用して各種演算処理
を行う。
が出力され、シグナルプロセッサ7が16ビツトのデー
タを生成する場合のシフト動作を示す模式図である。第
2図に示すように、シグナルプロセッサ7はシリアルな
8ビツト長の入力デジタル信号を所要の増幅率に関する
情報から求めたビット数(Nビット)だけ右論理シフト
してシリアルな16ビツト長のデータを生成する。そし
て、この16ビツト長のデータを使用して各種演算処理
を行う。
下記第2表はレベル検出器4のレベル検出信号、に基い
て増幅される所要の増幅率及びシグナルプロセッサ7の
シフト量を示す。
て増幅される所要の増幅率及びシグナルプロセッサ7の
シフト量を示す。
第 2 表
この第2表の左欄は入力アナログ信号のレベルを示し、
中央欄はアンプ5によりこの入力アナログ信号を増幅す
べき増幅率を示す。また、右欄はこの増幅率に対応する
シグナルプロセッサのシフト量を示す、この実施例にお
いては、入力アナログ信号が一1dBの場合に1倍、−
49dBの場合に256倍の増幅率が得られるようにア
ンプ5に出力する増幅率が決定される。また、例えば、
増幅率が1倍の場合にはシフト量がOに、256倍の場
合にはシフト量が8に設定される。つまり、アンプ5で
増幅した信号をシグナルプロセッサ7が右シフトするこ
とにより、入力アナログ信号の元のレベルまで戻してい
る。
中央欄はアンプ5によりこの入力アナログ信号を増幅す
べき増幅率を示す。また、右欄はこの増幅率に対応する
シグナルプロセッサのシフト量を示す、この実施例にお
いては、入力アナログ信号が一1dBの場合に1倍、−
49dBの場合に256倍の増幅率が得られるようにア
ンプ5に出力する増幅率が決定される。また、例えば、
増幅率が1倍の場合にはシフト量がOに、256倍の場
合にはシフト量が8に設定される。つまり、アンプ5で
増幅した信号をシグナルプロセッサ7が右シフトするこ
とにより、入力アナログ信号の元のレベルまで戻してい
る。
下記第3表は入力アナログ信号のレベルとシグナルプロ
セッサ7が生成した16ビツト長のデジタル信号との関
係を示しており、下線にて示す有効ビットは第2表に示
すシフト量に基き右シフトされている。整数部を示す第
0乃至7ビツトと少数部を示す第8乃至15ビツトによ
り元の入力アナログ信号のレベルが示される。
セッサ7が生成した16ビツト長のデジタル信号との関
係を示しており、下線にて示す有効ビットは第2表に示
すシフト量に基き右シフトされている。整数部を示す第
0乃至7ビツトと少数部を示す第8乃至15ビツトによ
り元の入力アナログ信号のレベルが示される。
第 3 表
次に、このように構成されたA/D変換回路において、
高レベルの入力アナログ信号と低レベルの入力アナログ
信号がランダムに入力される信号処理を行う場合の動作
について説明する。この入力アナログ信号は標本化保持
回路3に入力される。
高レベルの入力アナログ信号と低レベルの入力アナログ
信号がランダムに入力される信号処理を行う場合の動作
について説明する。この入力アナログ信号は標本化保持
回路3に入力される。
標本化保持回路3は入力アナログ信号を標本化して記憶
し、レベル検出器4及びアンプ5に出力する。レベル検
出器4は標本化保持回路3の出力から入力アナログ信号
のレベルを検出して、前記第2表に示す増幅率及びシフ
ト量を決定する。この増幅率及びシフト量が夫々アンプ
5及びシグナルプロセッサ7に出力される。
し、レベル検出器4及びアンプ5に出力する。レベル検
出器4は標本化保持回路3の出力から入力アナログ信号
のレベルを検出して、前記第2表に示す増幅率及びシフ
ト量を決定する。この増幅率及びシフト量が夫々アンプ
5及びシグナルプロセッサ7に出力される。
アンプ5は標本化保持回路3に記憶されているアナログ
入力信号を前記増幅率に基いて増幅し、増幅したアナロ
グ信号をA/D変換器6に出力する。A/D変換器6は
このアナログ信号をNビットの自然2進コードに変換し
、このデジタル信号をシグナルプロセッサ7へ出力する
。シグナルプロセッサ7は前記Nビットのデジタル信号
を前記シフト量に基いて右論理シフトし、増幅された入
力信号をもとのレベルに戻し、Mビットのシリアルな自
然2進コードとする。即ち、標本化周期毎に、レベル検
出器4でアンプ5の増幅率とシフト量を決定させ、レベ
ル検出器4に入力した同じアナログ信号に対して以上述
べてきたアンプ処理、A/D変換処理及びシグナルプロ
セッサ7内部でのシフト処理を行なった後、シグナルプ
ロセッサ7で信号処理を行なう。
入力信号を前記増幅率に基いて増幅し、増幅したアナロ
グ信号をA/D変換器6に出力する。A/D変換器6は
このアナログ信号をNビットの自然2進コードに変換し
、このデジタル信号をシグナルプロセッサ7へ出力する
。シグナルプロセッサ7は前記Nビットのデジタル信号
を前記シフト量に基いて右論理シフトし、増幅された入
力信号をもとのレベルに戻し、Mビットのシリアルな自
然2進コードとする。即ち、標本化周期毎に、レベル検
出器4でアンプ5の増幅率とシフト量を決定させ、レベ
ル検出器4に入力した同じアナログ信号に対して以上述
べてきたアンプ処理、A/D変換処理及びシグナルプロ
セッサ7内部でのシフト処理を行なった後、シグナルプ
ロセッサ7で信号処理を行なう。
いま、レベル検出器4が標本化保持回路3の出力信号か
ら求めた入力アナログ信号のレベルが一47dBである
とする。そうすると、第2表から入力アナログ信号レベ
ルが一47dBの場合の増幅率は128倍、シフト量は
7ビツトであるから、アンプ5は入力アナログ信号を1
28倍に増幅してこれをA/D変換器6に出力する。こ
の場合に、アンプ5から出力される増幅後のアナログ信
号のレベルは下記式にて示される。
ら求めた入力アナログ信号のレベルが一47dBである
とする。そうすると、第2表から入力アナログ信号レベ
ルが一47dBの場合の増幅率は128倍、シフト量は
7ビツトであるから、アンプ5は入力アナログ信号を1
28倍に増幅してこれをA/D変換器6に出力する。こ
の場合に、アンプ5から出力される増幅後のアナログ信
号のレベルは下記式にて示される。
一47+20Log 128
=−4,8558(dB)
そして、このアナログ信号と入力した場合のA/D変換
器6の出力デジタル信号は下記式にて示される。
器6の出力デジタル信号は下記式にて示される。
10−4・8558/20 X 256≠146 (1
0進数) =10010010 (2進数) この8ビツトのA/D変換器6のデジタル信号はシグナ
ルプロセッサ7に入力される。
0進数) =10010010 (2進数) この8ビツトのA/D変換器6のデジタル信号はシグナ
ルプロセッサ7に入力される。
一方、シグナルプロセッサ7にはこの8ビツトの自然2
進コードの外に、レベル検出器4からシフト量の7ビツ
トとが入力されている。そして、このシグナルプロセッ
サ7は前記8ビツトの2進コードを右に7ビツト論理シ
フトし、16ビツトの自然2進コード を生成する。これにより、A/D変換器6の出力デジタ
ル信号は元の入力アナログ信号のレベルに戻されると共
に、8ビツトのA/D変換器を使用して有効ビット数8
ビツトの16ビツト自然2進コードをつくることができ
、低レベルの信号についても8ビツト分の情報を保つこ
とができる。
進コードの外に、レベル検出器4からシフト量の7ビツ
トとが入力されている。そして、このシグナルプロセッ
サ7は前記8ビツトの2進コードを右に7ビツト論理シ
フトし、16ビツトの自然2進コード を生成する。これにより、A/D変換器6の出力デジタ
ル信号は元の入力アナログ信号のレベルに戻されると共
に、8ビツトのA/D変換器を使用して有効ビット数8
ビツトの16ビツト自然2進コードをつくることができ
、低レベルの信号についても8ビツト分の情報を保つこ
とができる。
シグナルプロセッサ7は8ビツトの有効ビット長を有す
る16ビツトのデジタル信号を使用して各種演算処理を
行う。シグナルプロセッサ7は入力アナログ信号のレベ
ルに拘らず、有効ビット長が8ビツトの信号について各
種処理を行うので、その演算誤差は従来に比して著しく
低減される。
る16ビツトのデジタル信号を使用して各種演算処理を
行う。シグナルプロセッサ7は入力アナログ信号のレベ
ルに拘らず、有効ビット長が8ビツトの信号について各
種処理を行うので、その演算誤差は従来に比して著しく
低減される。
このように標本化保持回路3の標本回路周期毎にレベル
検出器4が検出した入力アナログ信号レベルに基き定ま
る増幅率でアナログ信号を増幅した後、この増幅アナロ
グ信号をA/D変換して得たデジタル信号と、この増幅
率に対応するシフト量とを入力することにより、シグナ
ルプロセッサ7は入力アナログ信号が、−48dBの低
レベルの場合であっても8ビツトの情報量を有する信号
として各種信号処理を行うことができる。また、上記実
施例のように、A/D変換器6が、例えば、8ビツトで
あり、アンプ5の最大増幅率が256倍である場合は、
入力アナログ信号のレベルが一49dBより小さいとき
であってもシグナルプロセッサ7においである程度の情
報を有するデジタル信号を生成して、信号処理を行うこ
とができる。
検出器4が検出した入力アナログ信号レベルに基き定ま
る増幅率でアナログ信号を増幅した後、この増幅アナロ
グ信号をA/D変換して得たデジタル信号と、この増幅
率に対応するシフト量とを入力することにより、シグナ
ルプロセッサ7は入力アナログ信号が、−48dBの低
レベルの場合であっても8ビツトの情報量を有する信号
として各種信号処理を行うことができる。また、上記実
施例のように、A/D変換器6が、例えば、8ビツトで
あり、アンプ5の最大増幅率が256倍である場合は、
入力アナログ信号のレベルが一49dBより小さいとき
であってもシグナルプロセッサ7においである程度の情
報を有するデジタル信号を生成して、信号処理を行うこ
とができる。
第3図は本発明の第2の実施例に係るA/D変換回路の
シグナルプロセッサの動作を説明するための模式図であ
る。この第2の実施例は、第1の実施例と異なり、A/
D変換器6に替えて、入力アナログ信号をNビットの2
の補数コードに変換するA/D変換器を使用し、シグナ
ルプロセッサ7に替えて、前記A/D変換器のデジタル
信号とレベル検出器4の出力値(シフト量)を入力して
、内部で0ビツト、1ビツト、2ビツト・・・kビット
だけ右シフトして増幅された入力信号をもとのレベルに
戻し、シリアルナMビット長の2の補数コードを生成す
るシグナルプロセッサを使用している。そして、サイン
ビットを有するA/D変換器のサイン付デジタル信号は
、シグナルプロセッサにおいてレベル検出器4の検出信
号に基くシフト量で右算術シフトされて元の入力アナロ
グ信号のレベルに戻され、有効ビット長がNビットのサ
イン付Mとットデータとなる。シグナルプロセッサはこ
のデータを使用して各種演算処理を行う。
シグナルプロセッサの動作を説明するための模式図であ
る。この第2の実施例は、第1の実施例と異なり、A/
D変換器6に替えて、入力アナログ信号をNビットの2
の補数コードに変換するA/D変換器を使用し、シグナ
ルプロセッサ7に替えて、前記A/D変換器のデジタル
信号とレベル検出器4の出力値(シフト量)を入力して
、内部で0ビツト、1ビツト、2ビツト・・・kビット
だけ右シフトして増幅された入力信号をもとのレベルに
戻し、シリアルナMビット長の2の補数コードを生成す
るシグナルプロセッサを使用している。そして、サイン
ビットを有するA/D変換器のサイン付デジタル信号は
、シグナルプロセッサにおいてレベル検出器4の検出信
号に基くシフト量で右算術シフトされて元の入力アナロ
グ信号のレベルに戻され、有効ビット長がNビットのサ
イン付Mとットデータとなる。シグナルプロセッサはこ
のデータを使用して各種演算処理を行う。
本実施例においては、シグナルプロセッサはA/D変換
器の出力デジタル信号がこの補数コードであっても、シ
フト動作を算術シフト動作とすることにより、信号処理
を行うことができる。そして、シグナルプロセッサは第
1の実施例と同様に入力アナログ信号のレベルに拘らず
、同様の情報量を有する信号について各種演算処理をす
ることができるので、その演算誤差は著しく低減される
。
器の出力デジタル信号がこの補数コードであっても、シ
フト動作を算術シフト動作とすることにより、信号処理
を行うことができる。そして、シグナルプロセッサは第
1の実施例と同様に入力アナログ信号のレベルに拘らず
、同様の情報量を有する信号について各種演算処理をす
ることができるので、その演算誤差は著しく低減される
。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、標本化周期毎に
入力アナログ信号のレベルを検出し、そのレベルに基い
て入力アナログ信号を増幅した後、NビットのA/D変
換器を使用してNビットのデジタル信号に変換し、信号
処理手段において入力アナログ信号レベルに基き定めら
れたシフト量にで右シフトすることにより(N+k)ビ
ットのデジタル信号を生成するから、信号処理手段が生
成したデジタル信号は低レベルの入力アナログ信号と高
レベルの入力アナログ信号とがランダムに入力される信
号処理において低レベル信号も高レベ小信号と同様の情
報量を有するデジタル符号を持つので、デジタル化され
た低レベル信号の有効ビット数が保証され1.信号処理
手段の演算誤差は著しく低減され、本発明に係るA/D
変換回路はその精度が極めて高い。
入力アナログ信号のレベルを検出し、そのレベルに基い
て入力アナログ信号を増幅した後、NビットのA/D変
換器を使用してNビットのデジタル信号に変換し、信号
処理手段において入力アナログ信号レベルに基き定めら
れたシフト量にで右シフトすることにより(N+k)ビ
ットのデジタル信号を生成するから、信号処理手段が生
成したデジタル信号は低レベルの入力アナログ信号と高
レベルの入力アナログ信号とがランダムに入力される信
号処理において低レベル信号も高レベ小信号と同様の情
報量を有するデジタル符号を持つので、デジタル化され
た低レベル信号の有効ビット数が保証され1.信号処理
手段の演算誤差は著しく低減され、本発明に係るA/D
変換回路はその精度が極めて高い。
第1図は本発明の第1の実施例に係るA/D変換回路を
示すブロック図、第2図はシグナルプロセッサ7のシフ
ト動作を説明するための模式図、第3図は本発明の第2
の実施例に係るA/D変換回路のシグナルプロセッサの
シフト動作を説明するための模式図、第4図は従来のA
/D変換回路を示すブロック図である。 1.6;A/D変換器、2;シグナルプロセッサ、3;
標本化保持回路、4;レベル検出器、5;アンプ
示すブロック図、第2図はシグナルプロセッサ7のシフ
ト動作を説明するための模式図、第3図は本発明の第2
の実施例に係るA/D変換回路のシグナルプロセッサの
シフト動作を説明するための模式図、第4図は従来のA
/D変換回路を示すブロック図である。 1.6;A/D変換器、2;シグナルプロセッサ、3;
標本化保持回路、4;レベル検出器、5;アンプ
Claims (1)
- (1)一時的に入力アナログ信号を記憶する標本化保持
回路と、この標本化保持回路の出力信号のレベルを検出
するレベル検出器と、このレベル検出器の出力に応じて
前記標本化保持回路の出力信号を増幅するアンプと、こ
のアンプの出力をA/D変換するA/D変換器と、この
A/D変換器の出力を前記アンプの増幅率に基いてシフ
トしてもとのレベルに戻す信号処理手段とを有すること
を特徴とするA/D変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3789888A JPH01212921A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | A/d変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3789888A JPH01212921A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | A/d変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01212921A true JPH01212921A (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=12510362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3789888A Pending JPH01212921A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | A/d変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01212921A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08321778A (ja) * | 1995-05-25 | 1996-12-03 | New Japan Radio Co Ltd | A/d変換回路 |
JP2004015701A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Sony Corp | 固体撮像装置及びその制御方法 |
JP2006216188A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Canon Inc | 電子機器及びその制御方法 |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP3789888A patent/JPH01212921A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08321778A (ja) * | 1995-05-25 | 1996-12-03 | New Japan Radio Co Ltd | A/d変換回路 |
JP2004015701A (ja) * | 2002-06-11 | 2004-01-15 | Sony Corp | 固体撮像装置及びその制御方法 |
US7573518B2 (en) | 2002-06-11 | 2009-08-11 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and control method thereof |
US8125551B2 (en) | 2002-06-11 | 2012-02-28 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and control method thereof |
US8514311B2 (en) | 2002-06-11 | 2013-08-20 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and control method thereof |
US9154714B2 (en) | 2002-06-11 | 2015-10-06 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and control method thereof |
US9648258B2 (en) | 2002-06-11 | 2017-05-09 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and control method thereof |
US10986296B2 (en) | 2002-06-11 | 2021-04-20 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and control method thereof |
JP2006216188A (ja) * | 2005-02-04 | 2006-08-17 | Canon Inc | 電子機器及びその制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS59149539A (ja) | 固定小数点−浮動小数点変換装置 | |
JPH0644225B2 (ja) | 浮動小数点丸め正規化回路 | |
JPH01212921A (ja) | A/d変換回路 | |
US4924421A (en) | Priority encoding system | |
JPH0566921A (ja) | データシフト回路 | |
JPS60167030A (ja) | シフトフラグ生成方式及びシフトフラグ生成回路 | |
JP2550597B2 (ja) | 2乗器 | |
JPH0383125A (ja) | 固定小数点―浮動小数点変換装置 | |
JPH02134025A (ja) | アナログ・デイジタル変換装置 | |
JPS6033468Y2 (ja) | デイジタル信号の入力回路 | |
JPS61210427A (ja) | 変換回路 | |
JPH03117033A (ja) | D/a変換装置 | |
JP2890412B2 (ja) | 符号変換回路 | |
JPS63266526A (ja) | 精度変換装置 | |
JP2556171B2 (ja) | 演算回路 | |
JPH0644041A (ja) | 浮動小数点演算装置 | |
JP2002063023A (ja) | 演算装置および演算方法 | |
JPH06224780A (ja) | 符号変換回路 | |
JPH05268088A (ja) | A/d変換装置 | |
JPS61224039A (ja) | デイジタル対数変換回路 | |
JPH03288927A (ja) | 平方根演算装置 | |
JPH04184624A (ja) | 演算処理装置 | |
JP2002082798A (ja) | 冗長2進演算回路 | |
JP2002063022A (ja) | データ変換装置、データ記憶装置とその方法 | |
JPS62124597A (ja) | 電子楽器 |