JPH0566921A - データシフト回路 - Google Patents
データシフト回路Info
- Publication number
- JPH0566921A JPH0566921A JP3229251A JP22925191A JPH0566921A JP H0566921 A JPH0566921 A JP H0566921A JP 3229251 A JP3229251 A JP 3229251A JP 22925191 A JP22925191 A JP 22925191A JP H0566921 A JPH0566921 A JP H0566921A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- shift
- memory
- multiplied
- multiplication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固定少数点定数で表現されるデータを正規化
シフトするデータシフト回路に関し、データのシフト時
間を短くしたデータシフト回路を提供することを目的と
する。 【構成】 乗算すべきデータを記憶するメモリ1と該メ
モリ1から転送されたデータの累積後に前記データの乗
算を行う乗算部2を備えた回路において、予め乗算すべ
きデータのシフト量を設定するためのシフトモードを生
成するシフトモード設定部3と、該シフトモード設定部
3から出力されるシフトモードに応じてメモリ1からの
データを選択しデータシフトを行うデータシフト部4を
設け、該データシフト部4のデータを前記乗算部2に転
送するように構成する。
シフトするデータシフト回路に関し、データのシフト時
間を短くしたデータシフト回路を提供することを目的と
する。 【構成】 乗算すべきデータを記憶するメモリ1と該メ
モリ1から転送されたデータの累積後に前記データの乗
算を行う乗算部2を備えた回路において、予め乗算すべ
きデータのシフト量を設定するためのシフトモードを生
成するシフトモード設定部3と、該シフトモード設定部
3から出力されるシフトモードに応じてメモリ1からの
データを選択しデータシフトを行うデータシフト部4を
設け、該データシフト部4のデータを前記乗算部2に転
送するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定小数点定数で表現
されるデータを正規化シフトするデータシフト回路に関
する。
されるデータを正規化シフトするデータシフト回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】音声信号をディジタルに変換したデータ
があり、このデータにより何かの演算を行いたいような
場合、プロセッサを用いてデータの演算たとえば乗算が
行われる。
があり、このデータにより何かの演算を行いたいような
場合、プロセッサを用いてデータの演算たとえば乗算が
行われる。
【0003】このプロセッサにより乗算されるデータ
が、浮動小数点定数で表現されておればよいが、乗算の
データが固定小数点定数すなわち例えば全体が8ビット
構成かつ小数点が固定している固定小数点の数値の場
合、この数値の乗算結果はプロセッサのアキュムレータ
の有限桁の範囲外になるために誤差として扱われ、演算
の精度が失われる場合がある。
が、浮動小数点定数で表現されておればよいが、乗算の
データが固定小数点定数すなわち例えば全体が8ビット
構成かつ小数点が固定している固定小数点の数値の場
合、この数値の乗算結果はプロセッサのアキュムレータ
の有限桁の範囲外になるために誤差として扱われ、演算
の精度が失われる場合がある。
【0004】この為、演算の精度が損なわれないよう
に、乗算すべきデータの中の一番大きいデータを基準に
他の数値を正規化し、その後に小数点の桁移動すなわち
データの正規化シフトを行う。
に、乗算すべきデータの中の一番大きいデータを基準に
他の数値を正規化し、その後に小数点の桁移動すなわち
データの正規化シフトを行う。
【0005】例えば図3に示す数値X1 と数値X2 のよ
うに、第7ビットと第6ビットの間に固定小数点を持
ち、かつ最上位の1ビット目は符号を示し、なお上位か
ら2ビット目は20 桁の読みだし数値、また3ビット目
から8ビット目は小数点以下の2-1〜2-6の有効桁の数
値で表現される2つの数値、X1 =+0.000001、X2 =
+0.000010があったとする。
うに、第7ビットと第6ビットの間に固定小数点を持
ち、かつ最上位の1ビット目は符号を示し、なお上位か
ら2ビット目は20 桁の読みだし数値、また3ビット目
から8ビット目は小数点以下の2-1〜2-6の有効桁の数
値で表現される2つの数値、X1 =+0.000001、X2 =
+0.000010があったとする。
【0006】この数値X1 と数値X2 は共に‘0’に近
い小さな数値であり、この2つの数値X1 と数値X2 の
乗算を行うと、乗算値X3 は数値X1 および数値X2 よ
り更に小さい数値、即ち7ビットの間では0(X3 =+
0.000000)と表現されるようになる。即ち、乗算結果の
有効桁はアキュムレータの有限桁の範囲外に失われてし
まう。
い小さな数値であり、この2つの数値X1 と数値X2 の
乗算を行うと、乗算値X3 は数値X1 および数値X2 よ
り更に小さい数値、即ち7ビットの間では0(X3 =+
0.000000)と表現されるようになる。即ち、乗算結果の
有効桁はアキュムレータの有限桁の範囲外に失われてし
まう。
【0007】これを避けるために、データX1 とX2 の
桁を例えば3ビットシフト(図示を省略する)させてX
1 =+0.001000に変換し、またX2 =+0.010000に変換
し、X3 =+0.000010を求めるようにする。
桁を例えば3ビットシフト(図示を省略する)させてX
1 =+0.001000に変換し、またX2 =+0.010000に変換
し、X3 =+0.000010を求めるようにする。
【0008】図4は従来のデータシフト回路の一例であ
る。図4において、1は乗算すべきデータを記憶するメ
モリ、2はデータの乗算を行う乗算部である。又、5は
乗算すべきデータを累積するアキュムレータである。
る。図4において、1は乗算すべきデータを記憶するメ
モリ、2はデータの乗算を行う乗算部である。又、5は
乗算すべきデータを累積するアキュムレータである。
【0009】図4において、先ず最初に乗算すべきデー
タをメモリ1からアキュムレータ5に転送し、次にア
キュムレータ5上で全てのデータのシフトを行い、以
後はアキュムレータ5のシフトの結果を乗算部2に転
送して乗算を行う。
タをメモリ1からアキュムレータ5に転送し、次にア
キュムレータ5上で全てのデータのシフトを行い、以
後はアキュムレータ5のシフトの結果を乗算部2に転
送して乗算を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来例のデー
タシフト回路においては、シフトするデータの数値が多
い場合(例えば、大きな行列の正規化を行う場合)、処
理に長い時間を必要とするためコンピュータの実処理を
困難にするという課題がある。
タシフト回路においては、シフトするデータの数値が多
い場合(例えば、大きな行列の正規化を行う場合)、処
理に長い時間を必要とするためコンピュータの実処理を
困難にするという課題がある。
【0011】本発明は、データのシフト時間を短くした
データシフト回路を提供することを目的とする。
データシフト回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、乗算すべきデータを記憶するメモリ1と
該メモリ1から転送されたデータの累積後に前記データ
の乗算を行う乗算部2を備えた回路において、予め乗算
すべきデータのシフト量を設定するためのシフトモード
を生成するシフトモード設定部3と、該シフトモード設
定部3から出力されるシフトモードに応じてメモリ1か
らのデータを選択しデータシフトを行うデータシフト部
4を設け、該データシフト部4のデータを前記乗算部2
に転送するように構成する。
め本発明では、乗算すべきデータを記憶するメモリ1と
該メモリ1から転送されたデータの累積後に前記データ
の乗算を行う乗算部2を備えた回路において、予め乗算
すべきデータのシフト量を設定するためのシフトモード
を生成するシフトモード設定部3と、該シフトモード設
定部3から出力されるシフトモードに応じてメモリ1か
らのデータを選択しデータシフトを行うデータシフト部
4を設け、該データシフト部4のデータを前記乗算部2
に転送するように構成する。
【0013】
【作用】本発明は図1に示すごとく、シフトモード設定
部3において予め乗算すべきデータのシフト量を決める
シフトモードを設定し、更に該シフトモード設定部3が
設定するシフトモードに応じてメモリ1からのデータを
選択し所定のデータシフトを得るようにしている。
部3において予め乗算すべきデータのシフト量を決める
シフトモードを設定し、更に該シフトモード設定部3が
設定するシフトモードに応じてメモリ1からのデータを
選択し所定のデータシフトを得るようにしている。
【0014】従って、メモリ1から転送されるデータの
転送とシフトを同時に行うように構成することができ、
乗算処理時間を短縮することができる。
転送とシフトを同時に行うように構成することができ、
乗算処理時間を短縮することができる。
【0015】
【実施例】以下、図2を用いてデータ幅が5ビットの場
合を例にとり説明する。図2において、1は最大有効ビ
ット(以下、MSBと称す)〜最小有効ビット(以下、
LSBと称す)の5ビットのデータを記憶するメモリ、
1aは5ビットデータの通路のデータバス、2はMSB〜
LSBの5ビットデータの乗算を行う乗算部、3は予め
乗算すべきデータのシフト量を決めるためのシフトモー
ドを設定しておくシフトモード設定部である。又、4a〜
4eは5ビットのデータと‘0’と‘1’の7ビットデー
タの中の1つを選ぶセレクタである。
合を例にとり説明する。図2において、1は最大有効ビ
ット(以下、MSBと称す)〜最小有効ビット(以下、
LSBと称す)の5ビットのデータを記憶するメモリ、
1aは5ビットデータの通路のデータバス、2はMSB〜
LSBの5ビットデータの乗算を行う乗算部、3は予め
乗算すべきデータのシフト量を決めるためのシフトモー
ドを設定しておくシフトモード設定部である。又、4a〜
4eは5ビットのデータと‘0’と‘1’の7ビットデー
タの中の1つを選ぶセレクタである。
【0016】メモリ1に記憶されているMSB〜LSB
の各データはデータバス1aを通り、セレクタ4a〜4eに送
られる。通常はメモリ1のMSBは乗算部2のMSBの
桁に転送され、・・・メモリ1のLSBは乗算部2のL
SBの桁に転送される。
の各データはデータバス1aを通り、セレクタ4a〜4eに送
られる。通常はメモリ1のMSBは乗算部2のMSBの
桁に転送され、・・・メモリ1のLSBは乗算部2のL
SBの桁に転送される。
【0017】又、固定小数点の移動の為に、シフトモー
ド設定部3からのセレクト信号がセレクタ4a〜4eに加え
られると、セレクタ4a〜4eは入力するデータの中からセ
レクタ信号に対応する桁のデータを選んで乗算部2に出
力する。即ち、セレクト信号に対応して桁移動されたの
ち乗算部2にシフトされて乗算される。
ド設定部3からのセレクト信号がセレクタ4a〜4eに加え
られると、セレクタ4a〜4eは入力するデータの中からセ
レクタ信号に対応する桁のデータを選んで乗算部2に出
力する。即ち、セレクト信号に対応して桁移動されたの
ち乗算部2にシフトされて乗算される。
【0018】尚、乗算部2の5ビットの中のデータシフ
トが行われなかったビットについては、セレクタ4a〜4e
は演算規則に対応した‘0’または‘1’を選択して乗
算部2に送出し、所定の乗算に対応する。
トが行われなかったビットについては、セレクタ4a〜4e
は演算規則に対応した‘0’または‘1’を選択して乗
算部2に送出し、所定の乗算に対応する。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、シフトモード設定部からのセレクト信号により
データシフトの桁が決定されるため、メモリから乗算部
への転送とデータシフトが一度に行われるようになり、
プロセッサにおける演算処理時間を短くできる効果を奏
する。
よれば、シフトモード設定部からのセレクト信号により
データシフトの桁が決定されるため、メモリから乗算部
への転送とデータシフトが一度に行われるようになり、
プロセッサにおける演算処理時間を短くできる効果を奏
する。
【図1】 本発明の原理構成を示す図である。
【図2】 本発明の一実施例回路を示す図である。
【図3】 固定小数点で表現されるデータの乗算例を示
す図である。
す図である。
【図4】 従来回路の一例を示す図である。
1はメモリ 2は乗算部 3はシフトモード設定部 4はデータシフト部
Claims (1)
- 【請求項1】 乗算すべきデータを記憶するメモリ(1)
と該メモリ(1) から転送されたデータの累積後に前記デ
ータの乗算を行う乗算部(2) を備えた回路において、 予め乗算すべきデータのシフト量を設定するためのシフ
トモードを生成するシフトモード設定部(3) と、 該シフトモード設定部(3) から出力されるシフトモード
に応じてメモリ(1) からのデータを選択しデータシフト
を行うデータシフト部(4)を設け、 該データシフト部(4) のデータを前記乗算部(2) に転送
するようにしたことを特徴とするデータシフト回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3229251A JPH0566921A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | データシフト回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3229251A JPH0566921A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | データシフト回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566921A true JPH0566921A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16889187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3229251A Withdrawn JPH0566921A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | データシフト回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0566921A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5650756A (en) * | 1993-10-04 | 1997-07-22 | Tdk Corporation | High frequency signal dividing and/or combining device |
US6208447B1 (en) | 1997-02-25 | 2001-03-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical receiver |
US8819376B2 (en) | 2012-04-23 | 2014-08-26 | Hewlett-Packard Development Company, L. P. | Merging arrays using shiftable memory |
US8854860B2 (en) | 2011-10-28 | 2014-10-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Metal-insulator transition latch |
US9291272B2 (en) | 2007-11-20 | 2016-03-22 | Federal-Mogul Corporation | Non-contact labyrinth seal assembly and method of construction thereof |
US9384824B2 (en) | 2012-07-10 | 2016-07-05 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | List sort static random access memory |
US9606746B2 (en) | 2011-10-27 | 2017-03-28 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Shiftable memory supporting in-memory data structures |
US9846565B2 (en) | 2011-10-27 | 2017-12-19 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Shiftable memory employing ring registers |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP3229251A patent/JPH0566921A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5650756A (en) * | 1993-10-04 | 1997-07-22 | Tdk Corporation | High frequency signal dividing and/or combining device |
US6208447B1 (en) | 1997-02-25 | 2001-03-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical receiver |
US9291272B2 (en) | 2007-11-20 | 2016-03-22 | Federal-Mogul Corporation | Non-contact labyrinth seal assembly and method of construction thereof |
US9606746B2 (en) | 2011-10-27 | 2017-03-28 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Shiftable memory supporting in-memory data structures |
US9846565B2 (en) | 2011-10-27 | 2017-12-19 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Shiftable memory employing ring registers |
US8854860B2 (en) | 2011-10-28 | 2014-10-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Metal-insulator transition latch |
US8819376B2 (en) | 2012-04-23 | 2014-08-26 | Hewlett-Packard Development Company, L. P. | Merging arrays using shiftable memory |
US9384824B2 (en) | 2012-07-10 | 2016-07-05 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | List sort static random access memory |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6209017B1 (en) | High speed digital signal processor | |
JP3487903B2 (ja) | 演算装置及び演算方法 | |
WO1996028774A1 (en) | Exponentiation circuit utilizing shift means and method of using same | |
JPH0566921A (ja) | データシフト回路 | |
JPH0342715A (ja) | 除算用近似逆数生成装置 | |
JP2803506B2 (ja) | 除算器 | |
JP2645422B2 (ja) | 浮動小数点演算処理装置 | |
JP2578482B2 (ja) | 浮動小数点演算器 | |
JP2575969B2 (ja) | 浮動小数点乗除算装置 | |
JP3595449B2 (ja) | 累積加算回路 | |
JP2951685B2 (ja) | 固定小数点演算器 | |
JP3895887B2 (ja) | デシベルレベル調整装置 | |
JP2624738B2 (ja) | 丸め処理方式 | |
JP2508286B2 (ja) | 平方根演算装置 | |
JP3137131B2 (ja) | 浮動小数点乗算器及び乗算方法 | |
JP4428778B2 (ja) | 演算装置及び演算方法並びに計算装置 | |
JP2550597B2 (ja) | 2乗器 | |
JPH05274116A (ja) | 浮動小数点演算装置 | |
KR100270814B1 (ko) | 자리이동-가산기를 이용한 필터링계수구현방법 및 장치 | |
JPS61258521A (ja) | デイジタルフイルタ− | |
JP2002063023A (ja) | 演算装置および演算方法 | |
JP2000137701A (ja) | 積和演算誤差補正方法及び積和演算装置 | |
JPH0754458B2 (ja) | 乗算回路 | |
JPS6126135A (ja) | 浮動小数点デ−タ変換回路 | |
JP2002082798A (ja) | 冗長2進演算回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981203 |