JPH01209265A - 給送ローラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （、イ）産業上の利用分野 本発明は、複写機、印刷機、レーザービームプリンタ等
のシート給送装置に用いられろ給送ローラに係り、詳し
くは欠円状の給送ローラに関する。

（ロ）従来の技術 従来、欠円状の給送ローラが知られているが、該給送ロ
ーラ１ａは、第７図に示すように、欠円状の芯部材２ａ
と、給送部分がローレット状のゴム材により構成された
欠円かつ中空状の弾性部材３ａとにより構成されると共
に、該芯部材２ａと弾性部材３ａとを嵌合していた。

また、弾性部材の表面を研磨し、表面の摩擦係数を均一
にして安定した給送を行う給送ローラ１ｂがあった（第
９図（ａ）参照）。

し→　発明が解決しようとする課題 ところで、上述した給送ローラ１ａでは、第８図に示す
ように、芯部材２ａと弾性部材３ａとが、該ローラ１ａ
とシートとの間のａＦｉＩあるいは嵌合時にズして変形
してしまうことがあり、これにより安定した給送を行え
ないことがあった。

そこで、芯部材２ａと弾性部材３ａとを接着剤により接
着してズレを防止するものが案出されているが、コスト
アップになると共に、弾性部材３ａが摩耗した際に芯部
材２ａから取抄外すことが困難である。

また、弾性部材３ａの表面を研磨した給送ローラＩｂ（
第９図（ａ）参照）では研出面と非研磨面（欠けた部分
）との境界線（給紙開始及び終了位置）がダして安定し
た給送が行えなかった（第９図ｆｂｌ参照）。

そこで、本発明は、芯部材と弾性部材との間にズレが生
じても、給送ローラ外周には同等影響を及ぼさないよう
に構成し、もって上述問題点を解消した給送ローラを提
供することを目的とするものである。

四　課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図ｆａ）、（ｂｌを参照して示すと、欠円状の芯
部材（２）と、該芯部材（３）を覆う弾性部材（３）と
により構成された欠円状の給送ｏ　−ラ（１）において
、前記弾性部材（３）を、略々真円かつ肉厚が均一な中
空軸状に形成し、該弾性部材（３）を、緊張状態で前記
芯部材（２）へ外嵌して欠円状の給送ローラ（１）を構
成するようにしたものである。

また、前記弾性部材（３）の全周を平滑面とするとよい
。

（刊　作用 上記構成に基づき、略々真円かつ肉厚が均一な中空軸状
に形成した弾性部材（３）を、緊張状態で欠円状の芯部
材（２）へ外嵌して欠円状の給送ローラ（１）を製作す
る。そして、該給紙四−ラ（１）によりシートを給送す
る場き、弾性部材（３）がずれても外周に影響を及ぼさ
ずに安定した給送を行える。

（へ）実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
。

給送ローラ１は、第１図ｆａｔ、（ｂｌ　　に示すよう
に、１回転にてシートを給送するように構成され、芯部
材２及び弾性部材３により構成されている。

そして、該芯部材２は、第２図（ａｌ、（ｂｉに示すよ
うに、合成樹脂材により構成さねており、軸に直角な断
面が欠円状をしている。また、該芯部材２は、成形時に
傷内による外周の七ヶをなくすために多数の孔５　が穿
設されており、軸方向両端にはフランジ６が配設されて
いる。

更に、前記弾性部材３は、第３図ｆａｔ、（ｂｌに示す
ように、正面視略々円状をしており、ゴム材により構成
されている。そして、該弾性部材３の内周は前記芯部材
２の外周より（Ｍかに短かくなっており、これにより該
弾性部材３と芯部材２とを嵌合した際に、該弾性部材３
に適度な張力が作用するようになっている。また、該弾
性部材３は外周面を公知の研出方法により研出されてい
る。

本実施例は以上のような構成よりなるので、給送ローラ
１の組立作業を行う場合、作業者は弾性部材２を芯部材
３に外嵌する。この際、該弾性部材２の内周は芯部材３
の外周より僅かに短かいため、該弾性部材２に張力が作
用し、これにより該弾性部材２は、芯部材３に密着し、
また軸方向をフランジ６．６により規制されて軸方向に
移動することはない。

一方、給送ローラ１を画像形成装置のシート給送装置に
用いた場合、該ローラ１の弾性部材３の給紙開始位置Ａ
及び給紙終了位置Ｂはシートと摩擦接触するため弧の部
分Ｃよす摩耗し昌＜、これらの位置Ａ、Ｂが摩耗した場
合、オペレータは弾性部材３を芯部材２に対して円周方
向に移動し、給紙開始及び終了位置Ａ、Ｂに弾性部材３
の摩耗してない部分を位置する。このようにした場合、
弾性部材３の全周を有効利用して、弾性部材３の寿命を
延ばすことができ、全周摩耗した場合、弾性部材３のみ
を交換すればよい。

なお、上述実施例におい′て、弾性部材３の外周全面を
研磨していたが、これに限らず、第４図に示すように、
弾性部材３の外周全面をローレッ）・状にしたものを用
いてもよい。

また、本発明は、芯部材２の外周が同じ長さであれば、
様々な形状の芯部材２を用いることができる（第５図及
び第６図参照）。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によると、略々真円かつ肉厚
が均一な中空軸状に形成した弾性部材を、緊張状態で欠
円状の芯部材（３）へ外嵌して欠円状の給送ローラを構
成するようにしたので、弾性部材がズしても給送ローラ
としての形状を変えることはなく、安定した給送を行う
ことができる。

また、弾性部材の全周を平滑面とすることによって、穴
内部と円周部との境界線のダレを無くして、安定した給
送を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１１ｇＪは本発明に係る給送ローラを示す図で、（ａ
ｌは正面図、（ｂｌは側面図であり、第２図（よその芯
部材を示す図で、ｔａ）は正面図、ｆｂｌは側面図であ
り、また第３図はその弾性部材を示す図で、（ａｌは正
面図、［ｂｌは側面図である。更に、第４図から第６図
は本発明の他の実施例を示す正面図である。そして、第
７図、第８図及び第９図（ａｌ、（ｂｌは従来例を示す
図である。 １、ｌａ、ｌｂ−給送ローラ　、　２・・芯部材、３−
弾性部材　。 第１図 （ａ）　　　　　（ｂ） 第２図 （ａ）（ｂ） 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図　　　第８図７ 第 （ａ） ｂ 工 ９図 （ｂ） ｂ 工

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、欠円状の芯部材と、該芯部材を覆う弾性部材とによ
   り構成された欠円状の給送ローラにおいて、 前記弾性部材を、略々真円かつ肉厚が均一 な中空軸状に形成し、 該弾性部材を、緊張状態で前記芯部材へ外 嵌して欠円状の給送ローラを構成するようにした、 ことを特徴とする給送ローラ。 ２、前記弾性部材の全周を平滑面とした請求項１記載の
   給送ローラ。