JPH01208779A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスクに対する磁気ヘッドの移動位置決
めをボイスコイルモータを含むアクチュエータを有する
磁気ディスク装置に関する。

〔従来の技術〕

−Ｃにこの種の磁気ディスク装置はスピンドルモータに
て回転駆動されている磁気ディスクのデータ面に対し、
キャリッジに支持された磁気へ、７ドをボイスコイルモ
ータを含むアクチュエータを用いて移動位置決めし、デ
ータの記録、再生を行うようになっている。

ところで磁気ディスクのデータ面に対して磁気ヘッドを
移動位置決めした状態で、例えば磁気ヘッド移動用の電
源スィッチが切られたような場合、磁気ヘッドを磁気デ
ィスクのデータ面と対向させたまま停止せしめておくこ
とは次回の移動位置決め等に支障を生じるためボイスコ
イルモータを駆動してアクチュエータによりキャリッジ
を移動し、磁気ヘッドを磁気ディスクのデータ面と対向
しないリトラクトゾーンに復帰移動して次の記録、再生
のために待機させるようにしである。

第２図は従来の磁気ディスク装置におけるキャリッジの
駆動制御回路図（特開昭５７−２０３２６３号）であり
、図中１はキャリッジ駆動のためのボイスコイルモータ
、２はアクチュエータ制御回路、４はリトラクト制御回
路、６は直流電源を示している。

ボイスコイルモータ１への各給電線は夫々各切換スイッ
チによってアクチュエータ制御回路２と直情型＃６とに
選択的に接続されるようになっている。再切換スイッチ
のうち一方の切換スイッチは切換片５ａにてアクチュエ
ータ制御回路２の一方の接点５ｂと直流電源６の正極側
の接点５ｃとに、また他方の切換スイッチは切換片５ｄ
にてアクチュエータ制御回路２の他方の接点５ｅと直流
電源６の負極側の接点５ｆとに夫々選択的に接続される
ようになっている。各切換片５ａ、５ｄは切換リレー５
に連繋されており、磁気ヘッドの移動位置決め時等の通
常時にはアクチュエータ制御回路２側に、また磁気ヘッ
ドがデータ面に対向しているとき電源スインチが切られ
たような場合には直流電源６に夫々切換えられるように
しである。

直流電源６の正極側と接点５ｃとの中間には切換スイッ
チであるリトラクトスイッチ３が介装されている。この
リトラクトスイッチ３の切換片３ａは接点５ｃに連なる
接点３ｃとりトラクト制御回路４に連なる接点３ｂとに
選択的に接続されるように構成されており、常時は接点
３ｂ側に、また磁気ヘッドが磁気ディスクのデータ面と
対向しているときにはボイスコイルモータ１側に夫々機
械的に切換え接続されるようになっている。

リトラクトスイッチ３の切換片８ａが接点３ｂに接続さ
れているときはりトラクト制御回路４から切換リレー５
に、切換片５ａ、５ｄを夫々接点５ｂ、５ｃと接続させ
るよう信号が出力され、またアクチュエータ制御回路２
にボイスコイルモータ１の制御を行うべく指令信号を出
力するようになっている。

アクチュエータ制御回路２に指令信号が出力されると磁
気ディスクに対する磁気ヘッドの移動位置決めを行うべ
くボイスコイルモータ１が駆動制御されることとなる。

ところで磁気ヘッドが磁気ディスクのデータ面と対向し
ている状態でメイン電源が切られたような場合、切換片
３ａは接点３ｂから接点３ｃに切り換り、リトラクト制
御回路４がその機能を停止して切換リレー５に対する指
令及びアクチュエータ制御回路２への各指令が停止され
る結果、切換片５ａ、５ｄは同時的に接点５ｂ、５ｅか
ら接点５ｃ、５ｆに切り換り、直流電源６はボイスコイ
ルモータ１と直結され、キャリッジの移動によって磁気
ヘッドはりトラクトゾーンに迄戻されて停止する。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで上述した如き従来の磁気ディスク装置にあって
は、リトラクトゾーンへの磁気ヘッドの復帰のための別
の直流電源６が必要で制御回路構成が複雑となり、部品
コストが高く、しかも信頼性が低い等の問題があった。

本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは回路構成を簡略化し、しかも駆動
及び制動に際してのエネルギ効率を高め得た磁気ディス
ク装置を提供するにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る磁気ディスク装置は、磁気ディスクを回転
駆動させる同期電動機と、前記アクチュエータを含み、
アクチュエータとその電源とが遮断されたとき前記同期
電動機の各電機子巻線を短絡する発電制動回路とを具備
する。

〔作用〕

本発明装置にあってはこれによって磁気ディスクの回転
駆動に用いる同期電動機の発電制動機能を利用してリト
ラクトゾーンへの磁気ヘッドの復帰、同期電動機の制動
を同時に行う。

〔実施例〕

以下本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に説
明する。

第１図は本発明に係る磁気ディスク装置のキャリッジの
駆動制御回路図であり、図中１はアクチュエータの構成
要素であるボイスコイルモータ、２はアクチュエータ制
御回路、１１は同期電動機、１４は電源、１６はリレー
を示している。

ボイスコイルモータｌはアクチュエータ制御回路２に接
続され、アクチュエータ制御回路２からの制御信号によ
って図示しない磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動
位置決めすべく駆動制御されるようになっている。

同期電動機１１は回転界磁形であって外側の回転子に永
久磁石を用い、内側の固定子に３相の電機子巻線１１ａ
、　ｌｌｂ、　ｌｌｃを設けた無整流子式として構成さ
れ、回転子に装着した磁気ディスクを回転駆動せしめる
ようになっている。同期電動機１１にはその回転子の界
磁と固定子の電機子巻線１１ａ、　ｌｌｂ。

１１ｃの位相関係に対応した位置信号をホール素子によ
り検出する回転子位置検出器１２が設けられており、そ
の検出位置信号に基づき可変周波数変換器１３から回転
周波数と同期した周波数の交流が同期電動機１１の電機
子巻線１１ａ、　Ｉｌｂ、　ｌｌｃに出力されるように
なっている。

また前記可変周波数変換器１３には同期電動機１１と並
列接続された三相全波整流回路１７が設けられている。

三相全波整流回路１７は夫々アノード側を同期電動機１
１と可変周波数変換器１３との並列接続点側に向けたダ
イオード１７ａ、　１７ｂ、　１７ｃの各カソード側を
一括接続すると共に、この−括接続点を中間にリレー１
６を介在させてボイスコイルモータ１の一方の給電線に
接続し、また夫々カソード側を前記並列接続点側に向け
たダイオード１７ｄ、　１７ｅ、　１７ｆの各アノード
側を一括接続すると共に、この−括接続点をボイスコイ
ルモータ１の他方の給電線に接続せしめて発電制動回路
を構成するようにしである。

リレー１６は励磁コイル１６ｅの励磁、解磁によって切
換片１６ａを接点１６ｕと１６ｘとに切換えられるよう
構成されている。

そして前記したアクチュエータ制御回路２、リレー１６
の励磁コイル１６ｅ及び可変周波数変換器１３は駆動系
を含む装置全体のスイッチ１５を介して直流電源１４に
接続されている。

而してこのような本発明装置にあってはスイッチ１５が
閉成されているときは可変周波数変換器１３を通じて同
期電動機１１に交流電流が供給されてこれに装着された
磁気ディスクが回転駆動せしめられ、またアクチュエー
タ制御回路２からの制御信号によってボイスコイルモー
タｌが制御され、キャリッジに支持された磁気ヘッドを
回転駆動されている磁気ディスクの目標トランク中心に
移動位置決めし、書き込み／読み出しが行われる。

なおこのときは励磁コイル１６ｅも励磁状態となって切
換片１６ａは接点１６ｕと接続せしめられ、発電制動回
路は差動しない状態となっている。

一方磁気ヘッドが磁気ディスクのデータ面と対向してい
る状態、その他磁気ヘッドがリトラクトゾーンに存在し
ない状態で駆動系を含む装置全体のスイッチ１５が開放
されたときはアクチュエータ制御回路２、可変周波数変
換器１３がその機能を停止し、またリレー１６の励磁コ
イル１６ｅは解磁されて切換片１６ａは接点１６ｘと接
続され三相全波整流回路１７が惰性回転する同期電動機
１１の電機子巻線１１ａ、　ｌｌｂ、　ｌｌｃをボイス
コイルモータｌに接続して短絡させ、同期電動機１１を
発電機として機能させ、発電された交流電流は三相全波
整流回路１７にて整流され、その直流成分がボイスコイ
ルモータ１に供給され、そのコイルに矢符方向に通電さ
せる。

これによってボイスコイルモータ１がキャリッジをリト
ラクトゾーンに戻すよう駆動され、また同期電動機１１
自身は発電制動されて停止せしめられることとなる。

なお、上述した実施例ではアクチュエータとしてボイス
コイルモータ１を用いた場合について説明したが、これ
に限らないことは勿論である。

また発電制動回路は全波整流回路■７を含む構成とした
場合について説明したが、半波整流回路を用いてもよい
。

〔発明の効果〕

以上の如く本発明装置にあっては同期電動機の発電機能
を利用してアクチュエータを駆動し、磁気ヘッドをリト
ラクトゾーンに戻すと共に、同期電動機は発電制動され
るから、回路構成が簡略化され、成品価格が安価となり
、しかも磁気ヘットの自動リトラクトゾーンへの復帰動
作が確実で信頼性が高いなど本発明は優れた効果を奏す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置におけるキャリッジの駆動制御回路
図、第２図は従来装置におけるキャリッジの駆動制御回
路図である。 １・・・ボイスコイルモータ　２・・・アクチュエータ
制御回路　１１・・・同量電動機　１２・・・回転子位
置検出器　１３・・・可変周波数変換器　１４・・・直
流電源１５・・・スイッチ　１６・・・リレー　１７・
・・三相全波整流回路 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　　大　　岩　　増　　雄 １６−　リレー　　　　１７−１三絹金潰！）を凹誇勇
　１ｊｌ 第　　２　　記 手続補正書（自発） １、事件の表示　　　特願昭６３−３４４□２号２、発
明の名称 磁気ディスク装置 ３、補正をする者 代表者　志　岐　守　哉 ４、代理人 住　所　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号三
菱電機株式会社内　　　１．−二、 ＼′ ５、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ６、補正の内容 （１）明細書の第３頁１４行目に「繋されており、」と
あるを「動するよう構成されており、」と訂正する。 （２）明細書の第４頁４行目に「常時は接点３ｂ側に」
とあるを、「磁気ヘッドがリトラクトゾーンに復帰して
いる時は接点３ｂ側に」と訂正する。 （３）明細書の第４頁１０行目に［接点５ｂ、５ｃ　Ｊ
とあるを、［接点５ｂ、５ｅ　Ｊと訂正する。 （４）明細書の第４頁２０行目に「切換片３ａは・・・
（中略）・・・切り換り、」とあるを削除する。 （５）明細書の第６頁１９行目に「図示しない磁気ヘッ
ド」とあるを「磁気ヘッド（図示せず）」と訂正する。 （６）明細書の第９頁５行目に「差動しない状態」とあ
るを「作動しない状態」と訂正する。 （７）明細書の第１０頁１４行目に「成品価格」とある
を「製品価格」と訂正する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転駆動される磁気ディスクのデータ面に電気的に
   駆動されるアクチュエータを用いて磁気ヘッドを移動位
   置決めさせると共に、磁気ヘッドを磁気ディスクのデー
   タ面に対向させた状態で駆動系の電源が遮断されたとき
   、これをリトラクトゾーンに復帰移動させるようにした
   磁気ディスク装置において、 磁気ディスクを回転駆動させる同期電動機と、前記アク
   チュエータを含み、アクチュエータの電源が遮断された
   とき前記同期電動機の各電機子巻線を短絡する発電制動
   回路とを具備することを特徴とする磁気ディスク装置。