JPH0660580A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH0660580A JPH0660580A JP21510892A JP21510892A JPH0660580A JP H0660580 A JPH0660580 A JP H0660580A JP 21510892 A JP21510892 A JP 21510892A JP 21510892 A JP21510892 A JP 21510892A JP H0660580 A JPH0660580 A JP H0660580A
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- JP
- Japan
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- magnetic disk
- spindle motor
- head
- circuit
- actuator
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、電源が遮断されたときに安全
に磁気ヘッドを退避領域に移動させる。 【構成】 電源遮断時はリレー13の復帰により、スピン
ドルモータ18のニュートラル端子Nとアクチュエータの
端子aとbとを電気的に接続して、スピンドルモータ18
の逆起電力をアクチュエータのヘッド位置決め用巻線15
に直接印加するようにし、少ない部品と無駄な電力損失
がなく、効率よく、安定にヘッドを退避領域に移動させ
る。
に磁気ヘッドを退避領域に移動させる。 【構成】 電源遮断時はリレー13の復帰により、スピン
ドルモータ18のニュートラル端子Nとアクチュエータの
端子aとbとを電気的に接続して、スピンドルモータ18
の逆起電力をアクチュエータのヘッド位置決め用巻線15
に直接印加するようにし、少ない部品と無駄な電力損失
がなく、効率よく、安定にヘッドを退避領域に移動させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドによって磁
気ディスクにデータを記録したり、磁気ディスクに記録
したデータを読み出したりする磁気ディスク装置に関
し、特に磁気ディスク装置の電源遮断時の磁気ディスク
の保護回路に係る。
気ディスクにデータを記録したり、磁気ディスクに記録
したデータを読み出したりする磁気ディスク装置に関
し、特に磁気ディスク装置の電源遮断時の磁気ディスク
の保護回路に係る。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置においては、電源遮断
時の磁気ディスク保護回路として、遮断時に磁気ディス
クに制動をかける回路と、磁気ヘッドを磁気ディスク上
のデータ領域外に移動させる回路をそれぞれ独立に持っ
ていた。
時の磁気ディスク保護回路として、遮断時に磁気ディス
クに制動をかける回路と、磁気ヘッドを磁気ディスク上
のデータ領域外に移動させる回路をそれぞれ独立に持っ
ていた。
【0003】磁気ディスクの制動は一般のブレーキ回路
等に用いられ、磁気ヘッドを磁気ディスク上のデータ領
域外に移動させる回路構成としては、従来は例えば図3
に示す回路が用いられていた。
等に用いられ、磁気ヘッドを磁気ディスク上のデータ領
域外に移動させる回路構成としては、従来は例えば図3
に示す回路が用いられていた。
【0004】図3の回路構成において、磁気ディスク1
は軸2を介して、スピンドルモータ3によって回転駆動
される。磁気ヘッド4a,4bはボイスコイルモータ5
のアーム5a,5bに固定され、データの読み出し時に
は磁気ディスク1より浮上した状態にあり、磁気ディス
ク1は移動可能であり、電源6よりの電流は電源スイッ
チ7および制御回路8,スイッチング回路12を介してボ
イスコイルモータ5を駆動する。
は軸2を介して、スピンドルモータ3によって回転駆動
される。磁気ヘッド4a,4bはボイスコイルモータ5
のアーム5a,5bに固定され、データの読み出し時に
は磁気ディスク1より浮上した状態にあり、磁気ディス
ク1は移動可能であり、電源6よりの電流は電源スイッ
チ7および制御回路8,スイッチング回路12を介してボ
イスコイルモータ5を駆動する。
【0005】このようにデータの再生または、記録状態
ではスイッチング回路12の可動接片aは固定接点c側に
接している。一方、電源10よりスイッチ9を介してコン
デンサ11に充電された電荷は、電源遮断時にスイッチン
グ回路12の可動接片aが固定接点b側に接するために放
電してボイスコイルモータ5を駆動して磁気ヘッド4
a,4bを磁気ディスク1上のデータ領域外に移動させ
るように構成していた。この構成では電源遮断時におけ
る保護回路としてスイッチ9,電源10およびコンデンサ
11を必要とし、回路構成が複雑で、消費電力の面でも不
利であった。
ではスイッチング回路12の可動接片aは固定接点c側に
接している。一方、電源10よりスイッチ9を介してコン
デンサ11に充電された電荷は、電源遮断時にスイッチン
グ回路12の可動接片aが固定接点b側に接するために放
電してボイスコイルモータ5を駆動して磁気ヘッド4
a,4bを磁気ディスク1上のデータ領域外に移動させ
るように構成していた。この構成では電源遮断時におけ
る保護回路としてスイッチ9,電源10およびコンデンサ
11を必要とし、回路構成が複雑で、消費電力の面でも不
利であった。
【0006】また、他の従来例として、図4に示す回路
が用いられていた。図4の回路構成において、磁気ディ
スク駆動用のスピンドルモータ3は三相直流モータで構
成され、電源6がオンされると、リレー13に電圧が加わ
り動作し、そのリレースイッチ13a,13b,13cの各可
動接片aが各固定接点c側に接して、モータ駆動回路16
によりスピンドルモータ3を駆動して磁気ディスクを回
転し、磁気ヘッドよりデータの再生または記録を行う。
電源が遮断状態になると電源6より電圧が断たれてリレ
ー13は復旧する。この時リレースイッチ13a,13b,13
cの各可動接片aは各固定接点b側に接する。各固定接
点bの両端には保護回路14が接続され、この保護回路14
にはボイスコイルモータのヘッド位置決め用巻線15に接
続されている。
が用いられていた。図4の回路構成において、磁気ディ
スク駆動用のスピンドルモータ3は三相直流モータで構
成され、電源6がオンされると、リレー13に電圧が加わ
り動作し、そのリレースイッチ13a,13b,13cの各可
動接片aが各固定接点c側に接して、モータ駆動回路16
によりスピンドルモータ3を駆動して磁気ディスクを回
転し、磁気ヘッドよりデータの再生または記録を行う。
電源が遮断状態になると電源6より電圧が断たれてリレ
ー13は復旧する。この時リレースイッチ13a,13b,13
cの各可動接片aは各固定接点b側に接する。各固定接
点bの両端には保護回路14が接続され、この保護回路14
にはボイスコイルモータのヘッド位置決め用巻線15に接
続されている。
【0007】すなわち、ヘッド位置決め用巻線15は整流
用ダイオードD1〜D3,D4〜D6と巻線15への過電
流防止用抵抗器R1との直列回路をリレースイッチ13
a,13b,13cの各固定接点bに接続するとともに,並
列に電流を分流するために分流抵抗R2を接続する。こ
こで、電源6が断たれても磁気ディスク駆動用のスピン
ドルモータ3は慣性により回転を続けている。このため
リレースイッチ13a,13b,13cの各可動接片a間には
逆起電力が発生し、Y結線されたダイオードD1,D
2,D3およびD4,D5,D6で全波整流されコンデ
ンサC1で平滑された直流成分は抵抗R1で適当に減衰
されてヘッド位置決め用巻線15の+−両端子間に発生し
た電圧でボイスコイルモータを移動させて、磁気ヘッド
を退避する。この構成では、保護回路14を付加し、回路
構成が複雑で消費電力の面でも不利である。
用ダイオードD1〜D3,D4〜D6と巻線15への過電
流防止用抵抗器R1との直列回路をリレースイッチ13
a,13b,13cの各固定接点bに接続するとともに,並
列に電流を分流するために分流抵抗R2を接続する。こ
こで、電源6が断たれても磁気ディスク駆動用のスピン
ドルモータ3は慣性により回転を続けている。このため
リレースイッチ13a,13b,13cの各可動接片a間には
逆起電力が発生し、Y結線されたダイオードD1,D
2,D3およびD4,D5,D6で全波整流されコンデ
ンサC1で平滑された直流成分は抵抗R1で適当に減衰
されてヘッド位置決め用巻線15の+−両端子間に発生し
た電圧でボイスコイルモータを移動させて、磁気ヘッド
を退避する。この構成では、保護回路14を付加し、回路
構成が複雑で消費電力の面でも不利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図3
および図4に示す従来の回路構成では、回路構成が複雑
で部品点数が多く、コストおよび小型化において満足す
るものでなかった。
および図4に示す従来の回路構成では、回路構成が複雑
で部品点数が多く、コストおよび小型化において満足す
るものでなかった。
【0009】本発明は、簡単な構成で電源が遮断された
時に、安定に磁気ヘッドを退避する磁気ディスク装置を
提供することを目的とする。
時に、安定に磁気ヘッドを退避する磁気ディスク装置を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置の動作中
は磁気ヘッドの出力を用いてトラックの位置決めおよび
シークを行う駆動制御回路とアクチュエータとを電気的
に接続し、装置の電源遮断時には磁気ディスクを回転さ
せるスピンドルモータのニュートラル端子と、前記アク
チュエータの端子とを電気的に接続して、前記スピンド
ルモータの逆起電力を前記アクチュエータのヘッド位置
決め用巻線に直接加え、前記磁気ヘッドを退避領域に移
動させる動作をするための切換えスイッチ回路を有する
ことを特徴とする。
は磁気ヘッドの出力を用いてトラックの位置決めおよび
シークを行う駆動制御回路とアクチュエータとを電気的
に接続し、装置の電源遮断時には磁気ディスクを回転さ
せるスピンドルモータのニュートラル端子と、前記アク
チュエータの端子とを電気的に接続して、前記スピンド
ルモータの逆起電力を前記アクチュエータのヘッド位置
決め用巻線に直接加え、前記磁気ヘッドを退避領域に移
動させる動作をするための切換えスイッチ回路を有する
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、電源遮断時はスピンドルモー
タのニュートラル端子と、アクチュエータの端子とを電
気的に接続してスピンドルモータの逆起電力をアクチュ
エータの巻線に直接印加し、磁気ヘッドを退避領域に安
定に移動させる動作を行い、機械的にロックする。
タのニュートラル端子と、アクチュエータの端子とを電
気的に接続してスピンドルモータの逆起電力をアクチュ
エータの巻線に直接印加し、磁気ヘッドを退避領域に安
定に移動させる動作を行い、機械的にロックする。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例における磁気ディス
ク装置の回路構成図である。なお、図1において前記図
3,図4と同一番号のものは同一機能のものを示す。
ク装置の回路構成図である。なお、図1において前記図
3,図4と同一番号のものは同一機能のものを示す。
【0013】図1において、17はセンサレスモータ駆動
回路であり、近年、磁気ディスク装置の小型化,低コス
ト化のために、スピンドルモータの位置検出用のホール
素子を取り除き、ニュートラル端子NとU相,V相,W
相からの逆起動力を検出して回転制御する駆動ICで構
成される。これは例えば、日立製作所製の3相ブラシレ
スDCモータドライバーIC HA13481Sであ
る。18は従来の3相直流電動機において、位置検出用の
ホール素子を取り除き、U,V,W相の中点のニュート
ラル端子Nが付加された磁気ディスクを回転させるセン
サレスのスピンドルモータである。4は磁気ディスク1
(図3参照)のデータの記録・再生を行う磁気ヘッド、19
は磁気ヘッド4の出力をアンプするヘッドアンプ、20は
ヘッドアンプ19の出力(位置信号)を用いて、磁気ディス
ク1の記録再生トラック間のアクセスや、トラックの追
従などのシーク制御を行う駆動制御回路、21はボイスコ
イルモータ5(図3参照)のヘッド位置決め用巻線15(図
4参照)を駆動するボイスコイルモータ(VCM)駆動回
路である。
回路であり、近年、磁気ディスク装置の小型化,低コス
ト化のために、スピンドルモータの位置検出用のホール
素子を取り除き、ニュートラル端子NとU相,V相,W
相からの逆起動力を検出して回転制御する駆動ICで構
成される。これは例えば、日立製作所製の3相ブラシレ
スDCモータドライバーIC HA13481Sであ
る。18は従来の3相直流電動機において、位置検出用の
ホール素子を取り除き、U,V,W相の中点のニュート
ラル端子Nが付加された磁気ディスクを回転させるセン
サレスのスピンドルモータである。4は磁気ディスク1
(図3参照)のデータの記録・再生を行う磁気ヘッド、19
は磁気ヘッド4の出力をアンプするヘッドアンプ、20は
ヘッドアンプ19の出力(位置信号)を用いて、磁気ディス
ク1の記録再生トラック間のアクセスや、トラックの追
従などのシーク制御を行う駆動制御回路、21はボイスコ
イルモータ5(図3参照)のヘッド位置決め用巻線15(図
4参照)を駆動するボイスコイルモータ(VCM)駆動回
路である。
【0014】次に動作を説明すると、電源6がオンされ
るとリレー13に電圧が加わり、リレースイッチ13a,13
bの各可動接片aは各固定接点c側に接して、センサレ
スモータ駆動回路17が駆動して磁気ディスク1は回転
し、磁気ヘッド4よりデータを読み出し、ヘッドアンプ
19,駆動制御回路20,VCM駆動回路21を介して、リレ
ー13a,13bの各可動接片aが各固定接点cに接し、ボ
イスコイルモータ5のヘッド位置決め用巻線15に接続さ
れることで、トラック間のアクセス,トラックの追従等
を行い、データの記録再生を行う。
るとリレー13に電圧が加わり、リレースイッチ13a,13
bの各可動接片aは各固定接点c側に接して、センサレ
スモータ駆動回路17が駆動して磁気ディスク1は回転
し、磁気ヘッド4よりデータを読み出し、ヘッドアンプ
19,駆動制御回路20,VCM駆動回路21を介して、リレ
ー13a,13bの各可動接片aが各固定接点cに接し、ボ
イスコイルモータ5のヘッド位置決め用巻線15に接続さ
れることで、トラック間のアクセス,トラックの追従等
を行い、データの記録再生を行う。
【0015】この電源6がオンの時のスピンドルモータ
18を駆動している状態について、図2を用いて説明す
る。図2はセンサレスモータ駆動回路17がスピンドルモ
ータ18を回転させている時の駆動波形である。センサ
レスモータ駆動回路17は図2に示すようにU相に回転
するための電圧を与え、次にV相、そしてW相に順次与
えることで、スピンドルモータ18の駆動を行っている。
この時のU,V,W相の切り換えタイミングを逆起電力
(Back-EFM)と、検出レベルを決定するためのニュー
トラル端子N(Neutral Point)で、回転駆動をしてい
て、ニュートラル端子Nは、各相に駆動される電圧Vm
の約半分のVnが出力されている。
18を駆動している状態について、図2を用いて説明す
る。図2はセンサレスモータ駆動回路17がスピンドルモ
ータ18を回転させている時の駆動波形である。センサ
レスモータ駆動回路17は図2に示すようにU相に回転
するための電圧を与え、次にV相、そしてW相に順次与
えることで、スピンドルモータ18の駆動を行っている。
この時のU,V,W相の切り換えタイミングを逆起電力
(Back-EFM)と、検出レベルを決定するためのニュー
トラル端子N(Neutral Point)で、回転駆動をしてい
て、ニュートラル端子Nは、各相に駆動される電圧Vm
の約半分のVnが出力されている。
【0016】ここで、電源オフまたは停電状態になると
電源6より電圧が断たれてリレー13は遮断される。この
時に、リレースイッチ13a,13bの各可動接片aは各固
定接点b側(アクチュエータ端子)に接する。リレースイ
ッチ13aの固定接点b側には、ダイオードD1を介し
て、スピンドルモータ18のニュートラル端子Nが接続さ
れ、リレースイッチ13bの固定接点b側には、グランド
端子(0V)が接続されることで、ボイスコイルモータ5
のヘッド位置決め用巻線15(アクチュエータの巻線)に電
流を流すことで、磁気ヘッド4を退避領域へ移動させる
ことが可能となる。
電源6より電圧が断たれてリレー13は遮断される。この
時に、リレースイッチ13a,13bの各可動接片aは各固
定接点b側(アクチュエータ端子)に接する。リレースイ
ッチ13aの固定接点b側には、ダイオードD1を介し
て、スピンドルモータ18のニュートラル端子Nが接続さ
れ、リレースイッチ13bの固定接点b側には、グランド
端子(0V)が接続されることで、ボイスコイルモータ5
のヘッド位置決め用巻線15(アクチュエータの巻線)に電
流を流すことで、磁気ヘッド4を退避領域へ移動させる
ことが可能となる。
【0017】すなわち、ディスク装置の電源遮断時にス
ピンドルモータのニュートラル端子に発生する逆起電力
を利用して行う。電源を遮断してからスピンドルモータ
18は、慣性で回転することから、停止するまで数秒から
数十秒間かかり、この間にスピンドルモータ18が発生す
る逆起電力をそのままボイスコイルモータ5のヘッド位
置決め巻線15に直接印加すれば無駄な電力損失がなく効
率がよく、また、一般的に1秒以下の時間でヘッドがど
の場所に位置していても退避領域に移動が可能であり、
移動後に機械的なロックを駆動して、固定することで退
避が完了となる。
ピンドルモータのニュートラル端子に発生する逆起電力
を利用して行う。電源を遮断してからスピンドルモータ
18は、慣性で回転することから、停止するまで数秒から
数十秒間かかり、この間にスピンドルモータ18が発生す
る逆起電力をそのままボイスコイルモータ5のヘッド位
置決め巻線15に直接印加すれば無駄な電力損失がなく効
率がよく、また、一般的に1秒以下の時間でヘッドがど
の場所に位置していても退避領域に移動が可能であり、
移動後に機械的なロックを駆動して、固定することで退
避が完了となる。
【0018】なお、本実施例において、リレーを用いて
電源オン,オフ時の駆動を行っているが、電界効果トラ
ンジスタ(FET)等の電子回路を用いて行うことは可能
であることは言うまでもない。
電源オン,オフ時の駆動を行っているが、電界効果トラ
ンジスタ(FET)等の電子回路を用いて行うことは可能
であることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、電源遮断時にスピンドル用のモータのニュ
ートラル端子と、アクチュエータの端子とを電気的に接
続してスピンドル用のモータの逆起電力をアクチュエー
タの巻線に直接印加するようにさせることで、安定に磁
気ヘッドを退避領域に移動させることが可能となる。す
なわち、簡単なスイッチ回路によって電源遮断時の磁気
ディスクの保護ができ、従来の回路に比べて少ない部品
点数で、しかも簡単な回路構成で実現でき、低コストで
ある。
スク装置は、電源遮断時にスピンドル用のモータのニュ
ートラル端子と、アクチュエータの端子とを電気的に接
続してスピンドル用のモータの逆起電力をアクチュエー
タの巻線に直接印加するようにさせることで、安定に磁
気ヘッドを退避領域に移動させることが可能となる。す
なわち、簡単なスイッチ回路によって電源遮断時の磁気
ディスクの保護ができ、従来の回路に比べて少ない部品
点数で、しかも簡単な回路構成で実現でき、低コストで
ある。
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスク装置の回路構
成図である。
成図である。
【図2】図1のスピンドルモータの駆動波形を示す図で
ある。
ある。
【図3】従来の磁気ディスク装置の一例の回路構成図で
ある。
ある。
【図4】従来の磁気ディスク装置の他の回路構成図であ
る。
る。
4…磁気ヘッド、 6…電源、 13…リレー、 13a,
13b…リレースイッチ、15…ヘッド位置決め用巻線、
17…センサレスモータ駆動回路、 18…スピンドルモー
タ、 19…ヘッドアンプ、 20…駆動制御回路、 21…
VCM駆動回路。
13b…リレースイッチ、15…ヘッド位置決め用巻線、
17…センサレスモータ駆動回路、 18…スピンドルモー
タ、 19…ヘッドアンプ、 20…駆動制御回路、 21…
VCM駆動回路。
Claims (2)
- 【請求項1】 装置の動作中は、磁気ヘッドの出力を用
いてトラックの位置決めおよびシークを行う駆動制御回
路とアクチュエータとを電気的に接続し、装置の電源遮
断時には磁気ディスクを回転させるスピンドルモータの
ニュートラル端子と、前記アクチュエータの端子とを電
気的に接続して、前記スピンドルモータの逆起電力を前
記アクチュエータのヘッド位置決め用巻線に直接加え、
前記磁気ヘッドを退避領域に移動させる動作をするため
の切換えスイッチ回路を有することを特徴とする磁気デ
ィスク装置。 - 【請求項2】 磁気ヘッドを退避領域で機械的にロック
することを特徴とする請求項1記載の磁気ディスク装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21510892A JPH0660580A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21510892A JPH0660580A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660580A true JPH0660580A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16666888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21510892A Pending JPH0660580A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0660580A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881213A (en) * | 1987-09-24 | 1989-11-14 | Eta Sa Fabriques D'ebauches | Watch movement having date and phases of the moon indicators |
US6552447B1 (en) | 2000-09-14 | 2003-04-22 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Power supplying apparatus, image forming apparatus and method of controlling the same |
US10150512B2 (en) | 2015-06-22 | 2018-12-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automobile pillar structure |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP21510892A patent/JPH0660580A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881213A (en) * | 1987-09-24 | 1989-11-14 | Eta Sa Fabriques D'ebauches | Watch movement having date and phases of the moon indicators |
US6552447B1 (en) | 2000-09-14 | 2003-04-22 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Power supplying apparatus, image forming apparatus and method of controlling the same |
US10150512B2 (en) | 2015-06-22 | 2018-12-11 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Automobile pillar structure |
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