JPH0660581A - ディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動装置及びその方法 - Google Patents

ディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動装置及びその方法

Info

Publication number
JPH0660581A
JPH0660581A JP22496092A JP22496092A JPH0660581A JP H0660581 A JPH0660581 A JP H0660581A JP 22496092 A JP22496092 A JP 22496092A JP 22496092 A JP22496092 A JP 22496092A JP H0660581 A JPH0660581 A JP H0660581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
circuit
phase
motor
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22496092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuji Hakojima
修二 箱島
Yasuhiro Ueki
泰弘 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP22496092A priority Critical patent/JPH0660581A/ja
Publication of JPH0660581A publication Critical patent/JPH0660581A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスク駆動装置において、電力供給の停止
時にヘッドの退避動作と多相スピンドルモータ(SPモー
タ)の制動動作を簡単な回路で効率良く実行させ、また
ヘッドが急激に退避してストッパへ衝突することによる
破損を防止する。 【構成】 検出回路8が電力供給の停止を検出してスイ
ッチ回路5のQ8,Q9及びインピーダンス回路7のQ10をON状
態にし、SPモータ2の駆動コイルU,Vに発生している逆起
電圧をヘッド支持体のボイスコイルL1に整流回路6を介
して印加させてヘッドの退避動作を行わせ、また駆動コ
イルU,Vをインピーダンス回路7を介して接地させて短絡
することで前記の退避用電流を抑制しながらSPモータ2
の制動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク駆動装置におけ
るヘッド退避・回転制動装置及びその方法に係り、小型
のハードディスク装置等に適用され、スピンドルモータ
の駆動コイルに発生する逆起電圧を利用してヘッドを退
避させると共に、前記駆動コイルを短絡させてスピンド
ルモータを制動させる装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ノート型パーソナルコンピュータ
やパームトップ等の普及により、それらの機器に搭載さ
れるハードディスク装置(HDD)として2.5インチ又はそれ
以下の規格のものが開発されている。
【0003】そして、従来からHDDではヘッドの浮上に
コンタクト・スタート・ストップ(CSS)方式を採用してお
り、ディスクの停止中にはヘッドとディスクを接触させ
ているが、その方式によると衝撃を受けた際にヘッドが
ディスクを叩く確率が高く、ディスクの回転開始時や停
止時にヘッドがディスクの表面と摺接して双方を傷付け
ることがある。また、ヘッドの浮上と着陸の過程でヘッ
ドクラッシュを発生しやすいという欠点がある。
【0004】ところで、小型のHDDでは大型の装置に比
較してCSSの回数が著しく多く、CSS方式をそのまま適用
すると前記の問題点によってデータ損失やヘッド・クラ
ッシュの可能性が非常に高くなるため、小型のHDDでは
電力供給が停止された際にヘッドをディスクの外側へ退
避させる方法が採用されている。即ち、小型のHDDでは
一般にボイスコイルモータ(VCM)でヘッドアーム(ヘッド
支持体)を回動させる方式を採用しており、図2に示す
ように、ヘッド51が取付けられたヘッドアーム52をピボ
ット軸53で回動自在に軸支し、そのアーム52の後端側に
VCMコイル54を固定マグネット55に対向させて取付けて
おき、VCMドライバ56からVCMコイル54へ制御電流を通電
することによりアーム52を回動させ、R/Wトラック位置
への移動制御やヘッド51の退避を実行させる。尚、図2
の二点鎖線はヘッドの退避位置を示す。
【0005】また、電力供給が停止された際には、ヘッ
ド51の退避と共にディスク57を回転させている多相スピ
ンドルモータ(SPモータ)58も制動される。即ち、多相SP
モータ58はSPモータドライバ59によって回転制御されて
いるが、HDDに対する電力供給の停止があると、次の起
動条件を安定化させるために、多相SPモータ58の各相の
駆動コイルを短絡させてディスク57の回転にブレーキを
かける。
【0006】以上のように、小型のHDDでは電力供給の
停止時にヘッド51の退避と多相SPモータ58の制動を実行
させるが、従来から動作の異常時における退避・制動手
段として次のような各種の提案がなされている。 動作の異常時において、多相SPモータの回転中にそ
の駆動コイルに発生している逆起電圧をヘッド駆動装置
に印加させてヘッドを退避させる手段(米国特許第43719
03号)。但し、この発明では、ディスクの周方向に対し
て垂直方向にヘッドを駆動制御させる方式の装置に関す
る。 動作の異常時において、前記の場合と同様に多相S
Pモータの駆動コイルの逆起電圧をヘッド駆動装置に印
加させてヘッドを退避させ、更に遅延制動手段でヘッド
の退避後にモータの駆動コイルを短絡させて多相SPモー
タを制動させる手段(米国特許第4658308号)。 動作の異常時において、多相SPモータの1相の駆動
コイルに発生している逆起電圧をヘッド駆動装置に印加
させてヘッドを退避させ、他の相の駆動コイルを短絡さ
せて多相SPモータを制動させる手段(米国特許4831469
号)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
退避・制動手段には次のような技術的課題がある。先
ず、の手段はヘッド駆動装置にのみ逆起電圧を印加さ
せるものであり、多相SPモータはヘッド駆動装置のコイ
ルを通じて短絡されるため、その制動は極めて遅くな
る。また、ヘッド駆動装置のコイルには過大な電流が流
れ、ヘッドが急激に回動退避してストッパ(図2の60に
相当)に衝突することによりヘッドの破損を招く恐れが
あり、その対策として電流制限用抵抗を挿入しておく必
要がある。一方、前記のように電流制限用抵抗を挿入す
ると、逆に多相SPモータの制動機能が低下することにな
る。
【0008】の手段においても、の手段と同様にヘ
ッドの急速な退避によってヘッドの破損を招く恐れがあ
り、また積極的にモータの駆動コイルを短絡させて制動
を図っているが遅延制動手段で制動を実行するために停
止までの時間が長くなる。また、遅延制動回路はコンデ
ンサ等の多くの部品で構成する必要があり、部品点数が
増加し、且つIC化に向かないだけでなく性能も安定しな
い。
【0009】の手段は、1相の駆動コイルの逆起電圧
のみをヘッド駆動装置に印加させているが、前記と同様
にヘッド駆動装置のVCMコイルに過大な電流が流れるた
めに電流制限用抵抗を挿入する必要があり、結果的に制
動機能が低下して停止までの時間が長くなる。
【0010】そこで、本発明は、ディスク駆動装置にお
いて、電力供給の停止時にヘッドの退避動作と多相SPモ
ータの制動動作を簡単な回路で効率良く実行させ、且つ
ヘッドの急激な動作を抑制してヘッドの破損を生じさせ
ない方法及び装置を提供することを目的として創作され
た。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は装置に関す
るものであり、電力供給の停止時にヘッド支持体を作動
させてヘッドをディスクの外側へ退避させ、且つディス
ク回転用の多相スピンドルモータを制動するディスク駆
動装置において、電力供給の停止を検出する検出回路
と、前記多相スピンドルモータの駆動コイルにおける少
なくとも1相の端子に発生する逆起電圧を整流する整流
回路と、前記整流回路と前記ヘッド支持体の駆動回路に
おける退避駆動極性の通電端子の間に介在せしめられ、
通常はオフ状態にあり、前記検出回路の検出信号によっ
てオン状態に設定されるスイッチ回路と、前記整流回路
と接地回路の間に介在せしめられ、通常は非導通状態に
あり、前記検出回路の検出信号によってオフ状態から所
定インピーダンス状態に設定されるインピーダンス回路
を具備したことを特徴とするディスク駆動装置における
ヘッド退避・回転制動装置に係る。
【0012】第2の発明は方法に関するものであり、前
記と同様のディスク駆動装置において、電力供給停止を
検出することにより、前記多相スピンドルモータの駆動
コイルにおける少なくとも1相に発生している逆起電圧
を整流して前記ヘッド支持体の駆動回路にヘッド支持体
を退避させる極性で印加させると共に、その逆起電圧を
インピーダンス回路を介して短絡させることを特徴とす
るディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動方法
に係る。
【0013】
【作用】本発明では、電力供給停止の検出に基づいて、
多相SPモータの駆動コイルに発生している逆起電圧を整
流してヘッドの退避駆動用に利用するが、同時にインピ
ーダンス回路を介在させた別の回路で多相SPモータの駆
動コイルを短絡させることにより多相SPモータの制動を
実行させている。従って、駆動コイルの逆起電圧はヘッ
ド支持体の駆動回路とインピーダンスが介在した短絡回
路に印加されて双方の回路に電流が流れ、電流制限用抵
抗を設けなくともヘッド支持体の駆動回路に過剰な電流
が流れることを防止できる。
【0014】
【実施例】以下、発明の実施例を図1及び図2を用いて
詳細に説明する。図1はディスク駆動装置における多相
SPモータの駆動部及びヘッド支持体の駆動部の電気回路
図である。尚、この場合のヘッド支持体の駆動機構は図
2に示したVCM方式に基づいたものである。図1におい
て、1はSPモータドライバ、2は3相SPモータ、3はヘッ
ド支持体を回動制御するVCMドライバ、4はVCM、5はスイ
ッチ回路、6は整流回路、7はインピーダンス回路、8は
ディスク装置への電力供給状態を検出する検出回路を示
す。
【0015】ここに、SPモータドライバ1は3個のPNPト
ランジスタQ1,Q2,Q3と3個のNチャネルFETQ4,Q5,Q6から
なる電流方向切換え回路と電流制御用のNチャネルFETQ7
で構成され、トランジスタQ1,Q2,Q3のベースとFETQ4,Q
5,Q6のゲートは所定の順序とタイミングで制御パルスを
発生するロジック回路(図示せず)に接続されており、ト
ランジスタQ1,Q2,Q3とFETQ4,Q5,Q6の各組合せを順次オ
ン/オフ設定することによりSPモータ2の各相を通電状態
にする。例えば、トランジスタQ1とFETQ5をオン状態に
設定し、他をオフ状態にすればU相からV相へ電流が流
れ、またトランジスタQ2とFETQ6をオン状態に設定し、
他をオフ状態にすればV相からW相へ電流が流れ、その通
電経路の切換えによりSPモータ2を回転させる。尚、FET
Q7のゲートにはマイクロコンピュータ回路(図示せず)か
ら出力されたPWM信号を積分回路で直流電圧に変換した
信号が入力され、SPモータ2の駆動コイルに対する通電
電流の大きさが制御されている。また、前記の積分回路
はそのコンデンサの電荷蓄積機能によって電力供給の停
止後も一定時間だけFETQ7をオン状態に保つ。
【0016】VCMドライバ3は2個のPNPトランジスタQ1
1,Q12とNPNトランジスタQ13,Q14で構成され、ロジック
回路から入力されるパルスによってVCM4の駆動コイルL1
に通電する電流方向を制御してヘッド支持体を回動させ
る。
【0017】スイッチ回路5は2個のNチャネルFETQ8,Q9
で構成され、双方ともそのゲートが検出回路8に接続さ
れており、ゲート電圧の上昇によってオン状態に設定さ
れる。そして、FETQ8は整流回路6とVCM4の駆動コイルL1
の一方の端子の間に、またFETQ9は駆動コイルL1の他方
の端子と接地回路の間に挿入されており、検出回路8の
検出信号によってそれらの間を導通/非導通状態にす
る。
【0018】インピーダンス回路7はNチャネルFETQ10
(オン状態での抵抗は0.1〜1Ω)と抵抗R1(1〜2Ω)の直列
回路からなり、整流回路6とSPモータドライバ1の接地回
路の間に接続されている。そして、FETQ10のゲート電圧
が検出回路8の信号によって制御され、FETQ10のオン/オ
フ状態が設定される。尚、整流回路6は2個のダイオー
ドD1,D2からなり、それぞれがSPモータ2のU相及びV相の
逆起電圧を整流する。
【0019】検出回路8は、VccをダイオードD3を介して
コンデンサC1に印加させてそのコンデンサC1を充電し、
コンデンサC1の電圧をプルアップ抵抗R2でNPNトランジ
スタQ15のコレクタに印加させており、リセット回路(図
示せず)からの信号によって通常はトランジスタQ15をオ
ン状態にし、電力供給が停止すると前記の信号が立下が
ってオフ状態に切換えられる。それにより、トランジス
タQ15のコレクタ電圧(FETQ8,Q9,Q10のゲート電圧)が0V
からプルアップ電圧へ立上り、各FETQ8,Q9,Q10がオフ状
態からオン状態へ切換わる。また、整流ダイオードD3と
電解コンデンサC1の接続点は抵抗R3を介してSPモータド
ライバ1のFETQ6のゲートに接続されており、そのゲー
ト電圧を制御することでFETQ6のオン/オフ状態を設定す
る。
【0020】次に、図1の回路においてディスク装置に
供給される電力が停止された場合の動作を説明する。そ
の場合には検出回路8のトランジスタQ15はオフ状態にな
り、プルアップ電圧がスイッチ回路5のFETQ8,Q9のゲー
ト及びインピーダンス回路7のFETQ10のゲートに印加さ
れ、それらのFETQ8,Q9,Q10がオン状態になる。一方、電
力供給が停止されてもSPモータ2はディスクの慣性によ
って回転を継続するため、各相の駆動コイルには回転周
期に対応した交流逆起電圧が発生している。尚、本実施
例ではSPモータドライバ1のFETQ4,Q5,Q6,Q7にMOS型のも
のを使用しているため、それらがオフ状態になってもMO
S型FETが具有している寄生ダイオード特性によってソー
ス側からドレイン側へ電流が流れる。
【0021】そして、SPモータ2の駆動コイルのU相及び
V相に発生している逆起電圧は整流回路6で直流電圧とさ
れ、FETQ8を介してVCM4の駆動コイルL1の一方の端子へ
印加される。更に、FETQ9に流れる電流は前記の寄生ダ
イオード特性によってFETQ7からFETQ4,Q5,Q6を通過して
SPモータ2へ帰還するため、駆動コイルL1にはヘッド支
持体をヘッド退避方向へ回転させる電流が流れる。
【0022】また、インピーダンス回路7のFETQ10のオ
ン状態により、[SPモータ2のU相の駆動コイル→整流回
路6(D2)→インピーダンス回路7→FETQ5,Q6→SPモータ2
のV相及びW相のコイル]及び[SPモータ2のV相の駆動コイ
ル→整流回路6(D1)→インピーダンス回路7→FETQ4,Q6→
SPモータ2のU相及びW相のコイル]の短絡回路が構成され
ることになる。その結果、U相及びV相の駆動コイルに発
生している逆起電圧に基づく直流電流はVCM4の駆動コイ
ルL1だけでなく前記の短絡回路にも流れ、その分流によ
って駆動コイルL1に過度な電流が流れることを防止で
き、ヘッド支持体がストッパに衝突するまで一挙に回転
してしまうことを回避させることができる。また、当然
に前記の短絡回路はSPモータのU相及びV相の駆動コイル
を短絡することになり、SPモータ2の回転を迅速に制動
させる。
【0023】更に、本実施例では電力供給が停止された
際の検出回路8の信号によりSPモータドライバ1のFETQ6
のオン状態を設定する。その結果、SPモータ2のW相の駆
動コイルが接地されることになり、[SPモータ2のW相の
駆動コイル→FETQ6→FETQ4,Q5(寄生ダイオード特性)]の
経路で短絡されることによりSPモータ2の制動性を更に
向上させている。
【0024】また、本実施例ではインピーダンス回路7
にFETQ10と抵抗R1を用いているが、適当な導通抵抗を有
するFETを利用することで抵抗R1を省くことが可能であ
り、コイル等のリアクタンス要素を用いても同様の効果
を得ることができる。更に、本実施例ではSPモータ2のU
相とV相の駆動コイルに発生する逆起電圧をヘッド退避
用に利用しているが、何れか1相のみをヘッド退避用に
利用し、他の2相をSPモータドライバ1側で短絡させる
方法や、3相全てをヘッド退避用に利用する方法も採用
できる。この場合、ヘッド退避用に利用した相の駆動コ
イルは当然に整流回路6とインピーダンス回路7を介して
短絡される。
【0025】
【発明の効果】本発明のディスク駆動装置におけるヘッ
ド退避・回転制動装置及びその方法は、以上の構成を有
していることにより、次のような効果を奏する。請求項
1及び2の発明は、ディスク駆動装置への電力供給の停
止時に、多相SPモータの駆動コイルに発生する逆起電力
を利用してヘッドの退避動作と多相SPモータの制動動作
を同時に効率良く実行させると共に、ヘッドの退避動作
が急激になることを抑制してヘッドの破損を防止する。
また、それによりSPモータの停止時にヘッドとディスク
が摺接する時間を減少させ、信頼性と耐久性に優れたデ
ィスク装置を実現する。更に、請求項1の発明によれ
ば、ヘッド退避・回転制動機能を簡単で部品点数が少な
い安価な回路構成で実現できるという利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のディスク駆動装置におけるヘッ
ド退避・回転制動装置及びその方法を適用した場合の多
相SPモータ及びヘッド支持体の駆動部の電気回路図であ
る。
【図2】小型のHDDにおけるディスク回転部とヘッドア
ーム回動機構の平面図、及びそれらの駆動回路のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…SPモータドライバ、2…3相SPモータ、3…VCMドライ
バ、4…VCM、5…スイッチ回路、6…整流回路、7…イン
ピーダンス回路、8…検出回路(ディスク装置への電力供
給状態の検出)、C1…電解コンデンサ、D1,D2,D3…整流
ダイオード、L1…VCMの駆動コイル、Q1〜Q3,Q11,Q12…P
NPトランジスタ、Q4〜Q10…MOS型NチャネルFET、Q13〜Q
14…NPNトランジスタ、R1〜R3…抵抗、U,V,W…3相SPモ
ータの駆動コイル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力供給の停止時にヘッド支持体を作動
    させてヘッドをディスクの外側へ退避させ、且つディス
    ク回転用の多相スピンドルモータを制動するディスク駆
    動装置において、電力供給の停止を検出する検出回路
    と、前記多相スピンドルモータの駆動コイルにおける少
    なくとも1相の端子に発生する逆起電圧を整流する整流
    回路と、前記整流回路と前記ヘッド支持体の駆動回路に
    おける退避駆動極性の通電端子の間に介在せしめられ、
    通常はオフ状態にあり、前記検出回路の検出信号によっ
    てオン状態に設定されるスイッチ回路と、前記整流回路
    と接地回路の間に介在せしめられ、通常は非導通状態に
    あり、前記検出回路の検出信号によってオフ状態から所
    定インピーダンス状態に設定されるインピーダンス回路
    を具備したことを特徴とするディスク駆動装置における
    ヘッド退避・回転制動装置。
  2. 【請求項2】 電力供給の停止時にヘッド支持体を作動
    させてヘッドをディスクの外側へ退避させ、且つディス
    ク回転用の多相スピンドルモータを制動するディスク駆
    動装置において、電力供給停止を検出することにより、
    前記多相スピンドルモータの駆動コイルにおける少なく
    とも1相に発生している逆起電圧を整流して前記ヘッド
    支持体の駆動回路にヘッド支持体を退避させる極性で印
    加させると共に、その逆起電圧をインピーダンス回路を
    介して短絡させることを特徴とするディスク駆動装置に
    おけるヘッド退避・回転制動方法。
JP22496092A 1992-07-31 1992-07-31 ディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動装置及びその方法 Pending JPH0660581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22496092A JPH0660581A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動装置及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22496092A JPH0660581A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動装置及びその方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660581A true JPH0660581A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16821902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22496092A Pending JPH0660581A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 ディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動装置及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660581A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3905818A1 (de) * 1988-02-25 1989-09-07 Fuji Heavy Ind Ltd Hinterrad-lenkvorrichtung fuer kraftfahrzeuge
KR19990065764A (ko) * 1998-01-16 1999-08-05 윤종용 하드디스크 드라이브의 스핀들모터 구동제어장치 및 그 방법
KR100505590B1 (ko) * 1998-01-15 2005-09-26 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 헤드랜딩 제어장치 및 그 방법
JP2019149916A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 ミネベアミツミ株式会社 モータの駆動制御装置およびモータの駆動制御方法
WO2019167428A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 ミネベアミツミ株式会社 モータの駆動制御装置およびモータの駆動制御方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3905818A1 (de) * 1988-02-25 1989-09-07 Fuji Heavy Ind Ltd Hinterrad-lenkvorrichtung fuer kraftfahrzeuge
KR100505590B1 (ko) * 1998-01-15 2005-09-26 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브의 헤드랜딩 제어장치 및 그 방법
KR19990065764A (ko) * 1998-01-16 1999-08-05 윤종용 하드디스크 드라이브의 스핀들모터 구동제어장치 및 그 방법
JP2019149916A (ja) * 2018-02-28 2019-09-05 ミネベアミツミ株式会社 モータの駆動制御装置およびモータの駆動制御方法
WO2019167428A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 ミネベアミツミ株式会社 モータの駆動制御装置およびモータの駆動制御方法
WO2019167427A1 (ja) * 2018-02-28 2019-09-06 ミネベアミツミ株式会社 モータの駆動制御装置およびモータの駆動制御方法
CN111837330A (zh) * 2018-02-28 2020-10-27 美蓓亚三美株式会社 电机的驱动控制装置以及电机的驱动控制方法
US11228261B2 (en) 2018-02-28 2022-01-18 Minebea Mitsumi Inc. Motor driving control apparatus and motor driving control method
US11303231B2 (en) 2018-02-28 2022-04-12 Minebea Mitsumi Inc. Motor driving control apparatus and motor driving control method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6906485B2 (en) Spindle motor control using a current profile to taper current transitions
KR100271198B1 (ko) 전력 다운시 헤드 캐리어를 파킹하기 위한 다단계 리트랙트 회로를 구비한 로드/언로드 디스크 드라이브
JPH0773621A (ja) 電源エネルギ障害時の逆起電力整流電圧
JPH01119959A (ja) 電力遮断時におけるディスク駆動機構の制御装置
TW443031B (en) A controlling circuit of motor and a method thereof
US20170170767A1 (en) Motor driving circuit and motor driving method
US4870332A (en) Voltage-boosting motor controller
US7161757B1 (en) Method and apparatus for controlling a disk drive under a power loss condition
JP2642069B2 (ja) アクチュエータのリトラクト方法及び磁気ディスク装置
JPH0660581A (ja) ディスク駆動装置におけるヘッド退避・回転制動装置及びその方法
JPH0923688A (ja) ブラシレスdcモータ用パワーダウン制動ラッチ
JP4528378B2 (ja) 多相dcモータの制動方法および制動装置
JP2005269808A (ja) モータ駆動回路とモータ駆動制御回路
US6819072B2 (en) Disk drive servo arm retract and spindle brake circuit
KR19980070525A (ko) 다상 dc 모터 제동 방법 및 그 장치
JP3243790B2 (ja) ディスク装置およびリトラクト回路
US20030085682A1 (en) Motor control circuit which reduces current transients at commutation state transitions
JPH0837794A (ja) ステータ巻線内の高電流スパイクを回避する回路及び方法
US6909572B2 (en) Disk drive system and method for operating same
US6650498B1 (en) Actuator retract circuit for dual speed hard disk drive
US8781786B2 (en) Spindle speed detection through current sensing during boost braking
JPH02290174A (ja) 磁気ディスク装置のモータ制御装置
JPH0660580A (ja) 磁気ディスク装置
KR950000049B1 (ko) 전원단전시 디스크드라이브장치의 스핀들모터제동 및 헤드파킹제어회로
US6724162B2 (en) Motor-control device enabling the rotational speed of the motor's rotor to be measured