JPH01208495A - 電着塗装方法 - Google Patents

電着塗装方法

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JPH01208495A
JPH01208495A JP3373288A JP3373288A JPH01208495A JP H01208495 A JPH01208495 A JP H01208495A JP 3373288 A JP3373288 A JP 3373288A JP 3373288 A JP3373288 A JP 3373288A JP H01208495 A JPH01208495 A JP H01208495A
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JP
Japan
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tank
coated
electrification
zone
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JP3373288A
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Tadamichi Hirono
広野 忠通
Sadaaki Kikuchi
菊地 定昭
Koichi Mochizuki
望月 宏一
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Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電着塗装方法に関する。
(従来の技術) 従来の電着塗装方法は、バッチ式のものとスリッパ−デ
イツプ式のものとに大別される。
バッチ式の塗装方法は、被塗装品を電着塗料槽の上方ま
で運び、続いて静止させ、次にこれを下降させ塗料槽の
中に浸漬させ、通電して電着塗装した後、被塗装品を上
昇させて塗料槽の上方に引き上げ、続いて静止させた後
、運び去る方法よりなる。
一方、スリッパ−デイツプ式の塗装方法は、槽内側方及
び槽底に電極を設けた、長さ10数mの電着塗料槽内に
被塗装品を入れ、全没の状態で槽内を長手方向に沿って
移動させる間に電着塗装を行う方法である。
上記の方法のうち、バッチ式の塗装方法は、塗料槽が被
処理品が入るだけの大きさでよいという点で有利である
が、タクトタイムが全没通電時間と水平走行及び昇降等
の作動時間との合計になるため、非常に長くなるという
問題がある。また、スリッパ−デイツプ式の塗装方法は
、被塗装品を順次塗料槽内に侵入させ、連続的に処理を
行うことができるため、タクトタイムは短いが、塗膜を
形成させるために、被塗装品を一定距離移送しなければ
ならないため、塗料槽が大型になるという問題がある。
本発明者は、これらの問題が解消された電着塗装装置と
して、塗料槽が入槽域、全没通電域及び出槽域の三区域
よりなり、各区域の槽内部に設けられた電極と、各区域
の槽上方に設けられた給電器に接触させて移動する被塗
装品との間に通電することにより電着塗装を行うように
構成された電着塗装装置を発明している。該装置におい
て、被塗装品は、まず槽外より塗料槽の入槽域に侵入し
、ここで通電を開始し、続いて全没通電域に運ばれ、こ
こで一定時間停止することにより塗装され、続いて出槽
域に移送した後、槽外へ出されていた。該方法において
は、被塗装品が全没通電域に移送されると、次の被塗装
品を入槽域に侵入させ得るため、タクトタイムが短く、
しかも通電は停止した状態で行われるため、大型の塗料
槽を必要とすることもない。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記の電着塗装装置による電着塗装方法におい
ては、塗膜の厚さが同じである製品を順次塗装していく
場合、及び同じ大きさの製品を塗装していく場合には、
塗膜が所望の厚さで形成されるように、電圧及び塗料濃
度を調整すれば良いが、塗膜の厚さが異なる製品を連続
して塗装していく場合、また被塗装品の大きさがそれぞ
れ異なる場合には、全没通電域での通電時間により塗膜
の厚さを調整せざるを得ながった。しかしながら、厚い
塗膜を得るために通電時間を延長すると、入槽域及び出
槽域にある被塗装品もその間待機していなければならず
、タクトタイムが長くなるという問題があった。
従って、本発明は、塗膜の厚さがそれぞれ異なる製品、
並びに大きさがそれぞれ異なる製品を、同一の塗装ライ
ンにより、一定のタクトタイムで、連続して塗装するこ
とのできる電着塗装方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の電着塗装方法は
、 塗料槽が入槽域、全没通電域及び出槽域の三区域より構
成される電着塗装装置により、各区域の槽内部に設けら
れた電極と、各区域の槽上方に設けられた給電器に接触
させて移動する被塗装品との間に通電することにより電
着塗装を行う電着塗装方法において、 被塗装品を槽外より入槽域に侵入させ、ここで通電を開
始し、 次に全没のまま入槽域より全没通電域に移送し、ここで
停止させて一定時間通電して塗膜を形成させ、 次に被塗装品を全没のまま出槽域に移送し、被塗装品が
小さいか又は薄い塗膜を形成する場合には出槽域の被塗
装品と電極との間の通電は行わず、被塗装品が大きいか
又は厚い塗膜を形成する場合には該区域内の通電を行い
ながら、一定時間停止させ、その後、槽外に引き上げ、
前の被塗装品が塗料槽内にある間に、順次被塗装品を塗
料中に侵入させ、連続して処理を行うことを特徴とする
塗装は、例えば、被塗装品が、入槽域がら全没通電域に
移動すると、次の被塗装品が入槽域に入り、その後、先
の被塗装品が全没通電域がら出槽域に移動する際に、入
槽域の被塗装品も全没通電域に移動し、その後、入槽域
にさらに次の被塗装品が入るというように、各区域内に
常時被塗装品が存在するように行われる。
各区域の給電器は二つの電源に接続されるが、給電器間
及び給電器と電源の間に直流断続器を設けることにより
、各給電器への通電が他の給電器と独立に行うことがで
きるような構成とする。これにより、入槽域での通電の
ソフトスタート、出槽域で通電するか否かの選択、並び
に被塗装品移動の際の火花発生の防止が可能になる。
(作用) 本発明の電着塗装方法においては、全没通電域及び出槽
域で通電を行うことができ二出槽域での通電は随意に行
うことができる。これにより、出槽域で通電を行うと厚
い塗膜の塗装品が得られ、出槽域で通電しないと通常の
膜厚の塗膜が得られる。
(実施例) 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
本実施例において、電着塗装装置は、第1図に示される
ように、5〜7mの全長を有し入槽域、全没通電域およ
び出槽域の三区域から構成される電着塗料槽1を備え、
塗料槽1の各区域について槽内両側方(片側は図示せず
)に電極2.2・・・を、そして槽底に電極2°、2°
・・・をそれぞれ設け、また給電器(給電レール)3゜
3.3を塗料槽1の各区域について槽上方にそれぞれ取
付けてなる。そして、入槽域の電極2゜2°は第一の電
源4の正極と接続され、全没通電域及び出槽域の電極2
.2°は第二の電源5の正極とそれぞれ接続され、また
入槽域の給電器3と全没通電域の給電器3、及び全没通
電域の給電器3と出槽域の給電器3とは、それぞれ直流
断続器8a、8bを介して接続されており、それぞれ第
一の電源4と第二の電源5の両方と通電可能になってい
る。また、出槽域の給電器と第二の電′a5との間には
、さらに直流断続器8Cが介在する。直流断続器8a、
8b及び8cは、各被塗装品10が入槽域から全没通電
域、全没通電域から出槽域へと移動する場合に、同一の
集電子が2つの給電器3.3に同時に接触したとき、電
圧に差があって火花が発生しない様に給電器を同一電圧
にしておくためのちのである。さらに、これらの直流断
続器8a。
8b及び8cにより、入槽域、全没通電域及び出槽域の
給電器には、それぞれ他の区域とは独立に通電を行うこ
とができる。
また、実施例の電着塗装装置は、第4図及び第5図に示
すように、被塗装品lOを支持しながら水平走行または
昇降するりフタ9を塗料槽1の上方に備えてなる。リフ
タ9は、架台12を昇降可能に備え、この架台12より
絶8!器13を介して被塗装品10の載った支持フレー
ム14を揺動自在に吊持する。15は、支持フレーム1
4を約±20度の角度で揺動させるための揺動シリンダ
である。また、16は保護ネット、17は撹拌ライザ、
そして7は保護フレームを示す。
さらに実施例の装置は、各支持フレーム14につき二個
の集電子11を、絶縁器13の近くに、かつ被塗装品が
ある区域から次の区域(例えば入槽域から全没通電域)
に映るとき、−時的ながらもとの区域の給電器とに同時
に接続されるように配置してなる。
各電源4,5はメイン電源(図示せず)からの交流電器
を電圧350 V、電流350Aの直流電気に変換する
しかして、本装置を用いての電着塗装処理は、例えば次
のような手順でなされる。第2図に示すように、リフタ
9を含む移送機構の運転により、まず最初の被塗装品1
0を前工程のところから電着塗料槽1の入槽域上方まで
運び(位置a)、次いでこれを下降させ、塗料槽1の中
に浸漬させ(位置b)、そして第一の電源4を介して通
電を開始する。次に、第1図中、左側の直流断続器8a
を作動させて入槽域の給電器3と全没通電域の給電器3
を接続して同電圧にした後、被塗装品10を全没通電の
まま入槽域より全没通電域に移送しく位置C)、移送し
終わったら直流断続器8aを作動停止させ給電器3゜3
同志の接続を遮断する。なお、直流断続器8bは予めO
Nにされており、全没通電域の給電器3には第二の電源
5を介して荷電圧300■で通電されている。従って、
全没通電域において、電着塗装が行われる。この間に、
次の被塗装品10を塗料槽1の入槽域上方まで運び(位
置a)続いて塗料槽1内に侵入させ(位置b)そして第
一の電源4を介して通電を開始する。その後、直流断続
器8a、8b、8cを通電状態にして各領域の全ての給
電器3を接続して同電圧にして、入槽域の被塗装品10
を全没通電域に、全没通電域の被塗装品10を出槽域に
移動させる。ここで、被塗装品が小さいか又は薄い塗膜
を形成する場合には、全没通電域と出槽域との間の直流
断続器8cを切って、出槽域の給電器3には通電しない
が、被塗装品が大きいか又は厚い塗膜を形成する場合に
は、該直流断続器8cを通電状態にして出槽域の給電器
3に通電してここでも塗膜を形成する。しかる後、直流
断続器8Cが通電状態になっている場合には、これを切
ってから、被塗装品10を出槽域より槽外に引き上げ(
位置e)、そして次工程に運び去る。この方法により、
必要とする塗膜の厚さに応じて、直流断続器8Cを通電
状態とするかまたは切って、上述の手順を繰り返すこと
により、塗膜の異なる被塗装品も、また大きさのそれぞ
れ異なる被塗装も、連続的に電着塗装することができる
上記の手順により実施例の装置を用いた場合、第3図に
示すようなタイムチャートに従って電着塗装処理を行う
ことができ、よって約200秒のタクトタイムが達成さ
れる。
(発明の効果) 本発明の電着塗装方法においては、塗膜の厚さの調整を
出槽域における通電の有無により随意に行うことができ
るため、タクトタイムは一定のままで、塗膜の厚さの異
なる被塗装品をそれぞれ正確な塗膜厚で、並びに大きさ
の異なる被塗装品をそれぞれ所望の塗膜厚で、同一の塗
装ラインで連続して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に使用する電着塗装装置を
示す図、 第2図は第1図の電着塗装装置における被塗装品の移送
プロセスを示す図、 第3図は第1図の電着塗装装置における電着塗装タイム
チャー1−を示す図、 第4図は第1図の電着塗装装置を示す断面図、第5図は
第1図の電着塗装装置における被塗装品の移送機構を示
す側面図である。 図中、 1・・・電着塗料槽  2,2°・・・電極3・・・給
電器    4・・・第一の電源5・・・第二の電源 
 9・・・リフタ10・・・被塗装品  11・・・集
電子第1図 ント 2 図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 塗料槽が入槽域、全没通電域及び出槽域の三区域より構
    成される電着塗装装置により、各区域の槽内部に設けら
    れた電極と、各区域の槽上方に設けられた給電器に接触
    させて移動する被塗装品との間に通電することにより電
    着塗装を行う電着塗装方法において、 被塗装品を槽外より入槽域に侵入させ、ここで通電を開
    始し、 次に全没のまま入槽域より全没通電域に移送し、ここで
    停止させて一定時間通電して塗膜を形成させ、 次に被塗装品を全没のまま出槽域に移送し、被塗装品が
    小さいか又は薄い塗膜を形成する場合には出槽域の被塗
    装品と電極との間の通電は行わず、被塗装品が大きいか
    又は厚い塗膜を形成する場合には該区域内の通電を行い
    ながら、一定時間停止させ、その後、槽外に引き上げ、
    前の被塗装品が塗料槽内にある間に、順次被塗装品を塗
    料中に侵入させ、連続して処理を行うことを特徴とする
    電着塗装方法。
JP3373288A 1988-02-16 1988-02-16 電着塗装方法 Granted JPH01208495A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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