JPH01208056A - 無線電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １ユ旦且皿 ［産業上の利用分野］ 本発明は、送受話器と電話機回路との間で伝送される情
報を無線通信により有効に伝送する無線電話装置に関す
る。

［従来の技術］ 従来より、電波を利用して通信する無線電話装置が知ら
れている。無線電話装置は、有線電話装置と比較して、
通信路が限定されないため、送信側と受信側とを位置的
に固定する必要が無いので、自動車電話等の移動体通信
や不特定多数の受信者に対する通信が可能になり、ざら
に、例えば、マイクロ波等、周波数の高い電波を使用す
ると、超多重通信や遠距離の電話中継等に極めて効果的
である。このような無線電話装置は、一般に、送話器、
受話器、誘導コイル等から成る通話系と、電鈴、フック
スイッチ、ダイヤル等から成る信号系および通話信号、
選択信号、呼出信号の無線通信を行なう無線機から構成
されていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかし、従来技術では、信号系と通話系との両者を共に
無線通信する構成を取っていた。このため、音声に対応
する通話信号以外に、送話先を選択する選択信号や着信
を認識する呼出信号も無線伝送するので、装置構成が複
雑になるという問題点があった。

また、従来の有線電話装置とは異なる、無線電話装置専
用の装置構成であるため、既存の各種電話宅内機器に対
して、改造等の追加工事により、機能を向上させること
は極めて困難であり、携帯用電話機としての機能を損な
うことなく、汎用性を拡大することはできなかった。

本発明は、簡単な構成で、好適な機能および操作性を発
揮する無線電話装置の提供を目的とする。

１胆Ｌユニ ［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するためになされた本発明は、通話先を
選択する選択信号を電話網に発信すると共に、電話網か
ら伝送された呼出信号に応じて着信を報知する信号処理
手段と、 音声を変換して得られる通話信号を電話網に発信すると
共に、電話網から伝送された通話信号を受信する通話処
理手段と、 該通話処理手段と接続され、該通話信号を空間伝搬によ
り送受信する主送受信手段と、を備える送受信号処理部
と、 音声と通話信号とを相互変換する送受話手段と、該送受
話手段と接続され、該通話信号を空間伝搬により上記主
送受信手段と送受信する副送受信手段と、 を備える送受話端末部と、 を備えたことを特徴とする無線電話装置を要旨とするも
のである。

［作用］ 本発明の無線電話装置は、送受信号処理部を構成する、
信号処理手段が、選択信号の電話網への発信および該電
話網からの呼出信号の着信を報知すると共に、通話処理
手段が、電話網との間で通話信号を発信および′受信し
、一方、送受話端末部を構成する送受話手段が音声と通
話信号とを相互変換するに際し、上記送受信号処理部の
通話処理手段に上記通話信号を相互伝送可能に接続され
た主送受信手段と、上記送受話端末部の送受話手段に上
記通話信号を相互伝送可能に接続された副送受信手段と
が、上記通話信号を空間伝搬して送受信するよう働く。

すなわち、信号系と通話系とのうち、通話系を、電話網
との間で通話信号を送受信する通話処理手段と、音声と
通話信号とを相互変換する送受話手段とに分割し、上記
通話処理手段に接続した主送受信手段と、上記送受話手
段に接続した副送受信手段との間で、通話信号だけを空
間伝搬するのである。

従って、本発明の無線電話装置は、音声に対応する通話
信号のみを空間伝搬するという簡単な構成で、操作性を
高めるよう働く。

［実施例コ 次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。本発明の一実施例である無線電話装置の概略構成
を第１図に、外観を第２図に各々示す。

第２図に示すように、無線電話装置１は、電話機本体２
、該電話機本体２とケーブル２ａで接続された無線機３
および無線送受話機４から構成されている。

上記電話機本体２には、上記無線送受話機４が持ち上げ
られているか否かを識別するフックスイッチ５、操作者
の希望する通話先を人力するブツシュボタンダイヤル６
を備え、電話回線７により電話交換網に接続されている
。

また、上記無線送受話機４の側面には、該無線送受話機
４の電源の投入・遮断を行なう電源スィッチ８が配設さ
れている。

次に、無線電話装置１の概略構成を第１図に基づいて説
明する。

同図に示すように、電話機本体２は、上述した電話回線
７を介して局と通話信号を送受信する通話回路１１ａお
よび選択信号の発信と呼出信号の受信とを行なう信号回
路１１ｂから成る電話機回路１１、上述したブツシュボ
タンダイヤル６の操作に応じた送話先を選択する選択信
号を生成して上記電話機回路１１の信号回路１１ｂに出
力するブツシュボタン信号発信回路１２、上記電話機回
路１１の信号回路１１ｂに上述したフックスイッチ５を
介して接続され、局からの１６［ｆ（ｚ］の呼出信号を
受けて整流したのち発信器の作動によりスピーカを鳴音
させるトーンリンガ１３、上記電話機回路１１と上述し
た無線機３との間に介挿されたモジューラ１４を内蔵し
ている。

上記無線機３は、上記モジューラ１４および上述したケ
ーブル２ａを介して上記電話機回路１１の通話回路１１
ａと接続され、送受話信号を相互伝送する。また、該送
受話信号を変調して得られる被変調波をアンテナ３ａか
ら無線伝囮させると共に、外部から無線伝搬された被変
調波を該アンテナ３ａで受信して復調し、通話信号とし
て上記電話機回路１１０通話回路１１ａに伝送する。こ
こで、変調は、例えは、振幅変調、周波数変調、位相変
調、あるいは、パルス変調等の何れであっても良い。

上記無線送受話機４は、無線送受信器２１、機械的振動
を電気振動に変換することにより、音声を送話信号りこ
変換する送話器２２、電気振動をＵ１械的振動に変換す
ることにより、受話信号を音声に変換する受話器２３を
備え、内蔵された電源２４から電源スィッチ８を介して
電力の供給を受けて作動する。なお、以下の説明では、
送話信号と受話信号とを一括して通話信号と称ずろ。

次に、上記無線電話装置１の動作を第３図、第４図もと
基づいて説明する。

まず、発信操作を第３図にしたがって説明する。

初期状態（Ｓｌ）、すなわち、電話機本体２の所定位置
に無線送受話機４がセットされてフックスイッチ５は開
状態になるため、電話回線は接続されておらず、しかも
、無線機３の電源が投入されている状態にあるときに、
無線送受話機４の電源スィッチ８を投入する（Ｓ２）。

次ここ、該無線送受話機４を電話機本体２から取り上げ
ると、フックスイッチ５が閉じて、電話回線が接続され
る。

（Ｓ３）。次に、ブツシュボタンダイヤルＧを操作して
通話先を選択しくＳ４）、被呼者が応答すると（Ｓ５）
、通話を開始しくＳ６）、通話が終了すると（Ｓ７）、
無線送受話機４を電話機本体２の所定位置にセットし、
フックスイッチ５は開状態となるので、電話回線の接続
が解除される（Ｓ８）。次に、７！Ｉ］″線送受話機４
の電源スィッチ８を遮断しくＳ９）、発信操作を終了す
る。

次に、受信操作を第４図にしたがって説明する。

初期状態（Ｒ１）、すなわち、電話機本体２０所定位置
に無線送受話機４がセットされ、フックスイッチ５は開
状態となるため、電話回線は接続されておらず、しかも
、無線機３の電源が投入されている状態にあるときに、
呼出信号によりトーンリンガ１３が作動し、着信呼出合
が発生する（Ｒ２）。ここで、無線送受話機４の電源ス
ィッチ８を投入しくＲ３）、該無線送受話＠４を電話機
本体２から取り上げると、フックスイッチ５が閉じて、
電話回線が接続される。（Ｒ４）。そこで、通話を開始
しくＲ５）、通話が終了すると（Ｒ６）、無線送受話機
４を電話機本体２０所定位置にセットし、フックスイッ
チ５は開状態となるので、電話回線の接続が解除される
（　１−＜　７　）。次に、無線送受話機４の電源スィ
ッチ８を遮断しくＲ８）、受信操作を終了する。

なお本実施例において、フックスイッチ５と信号回路１
１　ｌ　ｂとブツシュボタン信号発信回路１２とトーン
リンガ回路１３とが信号処理手段に、通話回路１１ａが
通話処理手段に、無線機３が主送受信手饅に、送話器２
２および受話器２３が送受話手段に、無線送受信器２１
が副送受信手段に、各々該当する。

以上説明したよう乙こ本実施例によれは、音声に対応す
る通話信号だけを電話機本体２に接続された無線機３と
無線送受話機４に内蔵された無線送受信器２１との間で
無線伝送するだけで済むので、簡略化した構成で、ワイ
ヤレス８ｉ能を実現でき、装置の操作性が向上する。

また、従来の有線電話装置：こ、比較的容易な改造工事
を行なうだけで、無線電話装置１に機能拡張できる。す
なわち、第５図に示す従来の有線電詰装置１０１は、電
話機本体１０２に送受話器用ケーブル１０３を介して送
受話器１０４が接続され、電話回線１０５に接続された
電話機本体１０２は、ダイヤル１０６、電話機回路１０
７、モジューラ１０Ｂおよびリンガ−１０９を内蔵して
いた。従って、電話機回路１０７を信号系と通話系に２
分割し、電話機本体１０２に本実施例の無線機３を併設
すると共に、送受話器用ケーブル１０３を削除し、送受
話器１０４に本実施例の無線送受信器２１を内蔵させて
無線送受話機４を構成すると、無線電話装置１に改造で
きる。

さらに、従来の電話宅内機器と同様に、通電の使用環境
条件で正常作動し、特別な補助装置や電源装置を必要と
しないため、例えば、自動車電話としてのワイヤレスハ
ンドセット電話に適用する等、多方面に適用できるので
、汎用性も拡大する。

なお、本実施例では、通話信号を無線機３と無線送受話
器２１との間で、無線通信により伝送したが、例えは、
ガリウム、ひ素等から成る半導体レーザと受光素子とを
備えたレーザ光によるディジタル伝送方式により構成す
ると、電磁波障害等の外乱に対する耐久性や通話信号の
精度補償の向上等の利点も生じる。

以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
ような実施例に同等限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様で実施し
得ることは勿論である。

１ユＬ旦工 以上詳記したように本発明の無線電話装置は、信号系と
通話系とのうち、通話系を、電話網との間で通話信号を
送受信する通話処理手段と、音声と通話信号とを相互変
換する送受話手段とに分割し、上記通話処理手段に接続
した主送受信手段と、上記送受話手段に接続した副送受
信手段との間で、通話信号だけを二重通信方式で空間伝
囮するよう構成されている。このため、音声に対応する
通話信号だけを無線伝送するだけで済むので、簡単な装
置構成により、機能および操作性が飛躍的に高まるとい
う優れた効果を奏する。

また、従来の通信系分割し、両者に各々送受信手段を併
設する構成をなすので、既存の各種電話宅内機器に比較
的容易な改造工事を行なうだけで、機能向上を実現でき
る。

ざらに、従来の電話宅内機器と同様な環境条件で使用で
き、高い機能を発揮するので、例えは、車両搭載用電話
に適用する等、装置の汎用性も拡大する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の概略装置構成図、第２図は同
じくその外観を示す斜視図、第３図、第４図は同じくそ
の操作順序を示す説明図、第５図は従来の有線電話装置
を示す概略装置構成図である。 １　・・・　無線電話装置　　２　・・・　電話機本体
３　・・・　無線機　　　　４　・・・　無線送受話機
２１　・・・　無線送受信器

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　通話先を選択する選択信号を電話網に発信すると共
   に、電話網から伝送された呼出信号に応じて着信を報知
   する信号処理手段と、 音声を変換して得られる通話信号を電話網に発信すると
   共に、電話網から伝送された通話信号を受信する通話処
   理手段と、 該通話処理手段と接続され、該通話信号を空間伝搬によ
   り送受信する主送受信手段と、 を備える送受信号処理部と、 音声と通話信号とを相互変換する送受話手段と、該送受
   話手段と接続され、該通話信号を空間伝搬により上記主
   送受信手段と送受信する副送受信手段と、 を備える送受話端末部と、 を備えたことを特徴とする無線電話装置。