JPH01207890A - 携帯可能電子装置 - Google Patents
携帯可能電子装置Info
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- JPH01207890A JPH01207890A JP63033422A JP3342288A JPH01207890A JP H01207890 A JPH01207890 A JP H01207890A JP 63033422 A JP63033422 A JP 63033422A JP 3342288 A JP3342288 A JP 3342288A JP H01207890 A JPH01207890 A JP H01207890A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 7
- 230000006870 function Effects 0.000 description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 5
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- 238000012795 verification Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明は、たとえばクレジットカードなどとして用い
られる、いわゆるICカードと称される携帯可能電子装
置に関する。
られる、いわゆるICカードと称される携帯可能電子装
置に関する。
(従来の技術)
近年、クレジットカードやキャッシュカードなどの磁気
ストライプ付カード、いわゆる磁気カードが普及してい
る中、これらに代わって新たに記憶容量を拡大した、消
去可能な不揮発性メモリおよび、これらを制御するCP
Uなどの制御素子を有するICチップを内蔵した、いわ
ゆるICカード力(注目されている。このようなICカ
ードは、メモリに記憶されている取引口座情報に基づき
端末装置(外部装置)との間でオンラインで取引を行な
うようになっている。
ストライプ付カード、いわゆる磁気カードが普及してい
る中、これらに代わって新たに記憶容量を拡大した、消
去可能な不揮発性メモリおよび、これらを制御するCP
Uなどの制御素子を有するICチップを内蔵した、いわ
ゆるICカード力(注目されている。このようなICカ
ードは、メモリに記憶されている取引口座情報に基づき
端末装置(外部装置)との間でオンラインで取引を行な
うようになっている。
さて、このようなりレジットカードやキャッシュカード
として用いられるICカードでは、通常、時計が内蔵さ
れていないため、オンラインで取引を行なう際、その取
引記録に用いられる時計は端末装置側の時計を用いるよ
うになっている。すなわち、オンライン取引時、端末装
置がICカードから取引可能か否かの情報を受取り、端
末装置において内蔵する時計手段から発生する時間情報
と取引結果とを記録するようになっている。
として用いられるICカードでは、通常、時計が内蔵さ
れていないため、オンラインで取引を行なう際、その取
引記録に用いられる時計は端末装置側の時計を用いるよ
うになっている。すなわち、オンライン取引時、端末装
置がICカードから取引可能か否かの情報を受取り、端
末装置において内蔵する時計手段から発生する時間情報
と取引結果とを記録するようになっている。
しかし、このような方法では、用いる端末装置によって
時計手段が発生する時間情報に違いがあるため、正確な
取引記録が不可能で信頼性に劣る。
時計手段が発生する時間情報に違いがあるため、正確な
取引記録が不可能で信頼性に劣る。
また、端末装置側の時計機能で取引記録を行なっている
ため、端末装置における処理の負担が大きいという欠点
がある。
ため、端末装置における処理の負担が大きいという欠点
がある。
(発明が解決しようとする課題)
この発明は、上記したように用いる外部装置によって時
計手段が発生する時間情報に違いがあるため、正確な取
引記録が不可能で信頼性に劣り、また外部装置における
処理の負担が大きいという問題点を解決すべくなされた
もので、正確な取引記録が可能となり、信頼性が向上す
るとともに、外部装置における処理の負担を軽減するこ
とかできる携帯可能電子装置を提供することを目的とす
る。
計手段が発生する時間情報に違いがあるため、正確な取
引記録が不可能で信頼性に劣り、また外部装置における
処理の負担が大きいという問題点を解決すべくなされた
もので、正確な取引記録が可能となり、信頼性が向上す
るとともに、外部装置における処理の負担を軽減するこ
とかできる携帯可能電子装置を提供することを目的とす
る。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、外部装置との間で通信する通信手段と、少
なくとも取引口座情報を記憶するメモリ部と、これらを
制御するための制御部とを有し、前記メモリ部に記憶さ
れている取引口座情報に基づき前記外部装置との間でオ
ンラインで取引を行なう携帯可能電子装置において、時
間情報を発生する時計手段、および上記オンラインで取
引を行なう際、上記時計手段から発生する時間情報と取
引結果とを記憶する記憶手段を具備している。
なくとも取引口座情報を記憶するメモリ部と、これらを
制御するための制御部とを有し、前記メモリ部に記憶さ
れている取引口座情報に基づき前記外部装置との間でオ
ンラインで取引を行なう携帯可能電子装置において、時
間情報を発生する時計手段、および上記オンラインで取
引を行なう際、上記時計手段から発生する時間情報と取
引結果とを記憶する記憶手段を具備している。
(作用)
この発明は、たとえば発生する時間情報を外部から容易
に設定変更不可能な時計手段を内部に設け、オンライン
取引時、この時計手段から発生する時間情報を用いて取
引記録を行なうことにより、常に同一の時計手段が発生
する時間情報により取引記録を行なうことができる。し
たがって、取引日時を特定することができ、正確な取引
が可能で信頼性が向上する。また、携帯可能電子装置自
身で処理が行なわれるため、外部装置における処理の負
担を軽減することができる。
に設定変更不可能な時計手段を内部に設け、オンライン
取引時、この時計手段から発生する時間情報を用いて取
引記録を行なうことにより、常に同一の時計手段が発生
する時間情報により取引記録を行なうことができる。し
たがって、取引日時を特定することができ、正確な取引
が可能で信頼性が向上する。また、携帯可能電子装置自
身で処理が行なわれるため、外部装置における処理の負
担を軽減することができる。
(実施例)
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第4図はこの発明に係る携帯可能電子装置の一例として
、たとえばクレジットカードなどとして用いられる多機
能形のICカードの外観を示している。このICカード
は、オンライン、オフラインのいずれでも使用可能とな
っている。そして、たとえば複数の口座との取引が可能
(たとえば複数種のクレジットカード、キャッシュカー
ドとして利用可能)な取引機能、年月日情報と時刻情報
とからなる時間情報を表示する時計機能、少なくとも四
則演算を行なう計算機機能、および住所。
、たとえばクレジットカードなどとして用いられる多機
能形のICカードの外観を示している。このICカード
は、オンライン、オフラインのいずれでも使用可能とな
っている。そして、たとえば複数の口座との取引が可能
(たとえば複数種のクレジットカード、キャッシュカー
ドとして利用可能)な取引機能、年月日情報と時刻情報
とからなる時間情報を表示する時計機能、少なくとも四
則演算を行なう計算機機能、および住所。
氏名、電話番号などを登録したり、それを読出したりす
る電子メモ帳機能などを有している。
る電子メモ帳機能などを有している。
第4図において、1はカード本体で、たとえば長方形の
厚さの薄いプラスチック板からなる。カード本体1の表
面所定部位には、カード本体1内に埋設された集積回路
(IC)2と電気的に接続され、オンラインでの使用時
に図示しない端末袋置と電気的に通信するためのコンタ
クト部3、入出力データおよび時間情報などを表示する
液晶表示部4、およびキーボード5が設けられている。
厚さの薄いプラスチック板からなる。カード本体1の表
面所定部位には、カード本体1内に埋設された集積回路
(IC)2と電気的に接続され、オンラインでの使用時
に図示しない端末袋置と電気的に通信するためのコンタ
クト部3、入出力データおよび時間情報などを表示する
液晶表示部4、およびキーボード5が設けられている。
また、カード本体1内には、電源供給用のバッテリ6が
埋設されている。
埋設されている。
キーボード5には、口座を指定する口座キー7゜8.9
,10、テンキー11、四則演算キーとしての加算キー
12、減算キー13、除算キー14、乗算キー15、小
数点キー16およびイコールキー17などか設けられて
いる。
,10、テンキー11、四則演算キーとしての加算キー
12、減算キー13、除算キー14、乗算キー15、小
数点キー16およびイコールキー17などか設けられて
いる。
口座キー7は、第1の口座(たとえば第1のクレジット
カード)に対する第1の業務(処理)を指定し、口座キ
ー8は、第2の口座(たとえば第2のクレジットカード
)に対する第2の業務を指定し、口座キー9は、第3の
口座(たとえば第1のキャッシュカード)に対する第3
の業務を指定し、口座キー10は、第4の口座(たとえ
ば第2のキャッシュカード)に対する第4の業務を指定
するようになっている。
カード)に対する第1の業務(処理)を指定し、口座キ
ー8は、第2の口座(たとえば第2のクレジットカード
)に対する第2の業務を指定し、口座キー9は、第3の
口座(たとえば第1のキャッシュカード)に対する第3
の業務を指定し、口座キー10は、第4の口座(たとえ
ば第2のキャッシュカード)に対する第4の業務を指定
するようになっている。
加算キー12は、液晶表示部4の表示状態などを次に進
めるネタストキーとしても用いられ、減算キー13は、
液晶表示部4の表示状態などを前に戻すハックキーとし
ても用いられ、小数点キー16は、ノーキーあるいは終
了キーとしても用いられ、イコールキー17は、イエス
キーあるいは起動キー(パワーオンキー)としても用い
られるようになっている。
めるネタストキーとしても用いられ、減算キー13は、
液晶表示部4の表示状態などを前に戻すハックキーとし
ても用いられ、小数点キー16は、ノーキーあるいは終
了キーとしても用いられ、イコールキー17は、イエス
キーあるいは起動キー(パワーオンキー)としても用い
られるようになっている。
第3図は前記集積回路2の回路構成を示すものである。
すなわち、21は通信制御回路、22はリセット制御回
路、23は電源制御回路、24は前記バッテリ6の電圧
が規定値以上であるか否かをチエツクするバッテリチエ
ツク回路、25はクロック制御回路、26は例えば周波
数がIMHzのクロックを発生する発振器、27は全体
的な制御を司る制御部としての(:、PU (セントラ
ル・プロセッシング・ユニット)、28はマスクROM
などで構成されるプログラムメモリ、29はプログラム
ワーキング用メモリ、30はEEFROMなどの不揮発
性メモリで構成されるデータメモリ(メモリ部)、31
は処理動作中の計時用などに用いるタイマ回路、32は
年月日情報と時刻情報とからなる時間情報を発生する時
計回路部、33は例えば周波数が32.768KHzの
クロックを発生する発振器、34は表示制御回路、35
は前記液晶表示部4を駆動する表示ドライバ、36は前
記キーボード5の入力回路としてのキーボードインター
フェイス回路である。
路、23は電源制御回路、24は前記バッテリ6の電圧
が規定値以上であるか否かをチエツクするバッテリチエ
ツク回路、25はクロック制御回路、26は例えば周波
数がIMHzのクロックを発生する発振器、27は全体
的な制御を司る制御部としての(:、PU (セントラ
ル・プロセッシング・ユニット)、28はマスクROM
などで構成されるプログラムメモリ、29はプログラム
ワーキング用メモリ、30はEEFROMなどの不揮発
性メモリで構成されるデータメモリ(メモリ部)、31
は処理動作中の計時用などに用いるタイマ回路、32は
年月日情報と時刻情報とからなる時間情報を発生する時
計回路部、33は例えば周波数が32.768KHzの
クロックを発生する発振器、34は表示制御回路、35
は前記液晶表示部4を駆動する表示ドライバ、36は前
記キーボード5の入力回路としてのキーボードインター
フェイス回路である。
通信制御回路21、バッテリチエツク回路24、CPU
27、プログラムメモリ28、プログラムワーキング用
メモリ29、データメモリ30.タイマ回路31、時計
回路部32、表示制御回路34、およびキーボードイン
ターフェイス回路36はデータバス37によって接続さ
れている。
27、プログラムメモリ28、プログラムワーキング用
メモリ29、データメモリ30.タイマ回路31、時計
回路部32、表示制御回路34、およびキーボードイン
ターフェイス回路36はデータバス37によって接続さ
れている。
通信制御回路21は、オンライン時に動作するもので、
端末装置からコンタクト部3を介して供給されるシリア
ルデータをパラレルデータに変換してデータバス37に
出力し、あるいはデータバス37から供給されるパラレ
ルデータをシリアルデータに変換してコンタクト部3を
介して端末装置に出力するようになっている。
端末装置からコンタクト部3を介して供給されるシリア
ルデータをパラレルデータに変換してデータバス37に
出力し、あるいはデータバス37から供給されるパラレ
ルデータをシリアルデータに変換してコンタクト部3を
介して端末装置に出力するようになっている。
リセット制御回路22は、オンライン時に動作するもの
で、端末装置からコンタクト部3を介して供給されるリ
セット信号を受入れ、CPU27の起動を行なうように
なっている。
で、端末装置からコンタクト部3を介して供給されるリ
セット信号を受入れ、CPU27の起動を行なうように
なっている。
電源制御回路23は、オンラインとなった際、所定時間
経過後にバッテリ6による駆動から外部電源(端末装置
からコンタクト部3を介して供給される)による駆動に
切換え、オフラインとなった際、すなわち外部電源の電
圧が低下した際、外部電源による駆動からバッテリ6に
よる駆動に切換える制御を行なうようになっている。
経過後にバッテリ6による駆動から外部電源(端末装置
からコンタクト部3を介して供給される)による駆動に
切換え、オフラインとなった際、すなわち外部電源の電
圧が低下した際、外部電源による駆動からバッテリ6に
よる駆動に切換える制御を行なうようになっている。
クロック制御回路25は、オフラインの際、キー人力待
機状態時(スタンバイ時)、IMHzのクロックを発生
する発振器26の動作を停止し、がつCPU27へのク
ロックの供給も停止し、完全なる停止状態とする。そし
て、この状態において、起動キー17がオンされると発
振器26を動作させるとともに、時計回路部32から出
力される32.768KHzの時計用クロックをCPU
27に供給し、起動キー17オン後の次のキー操作が−
つ − 行なわれた際、発振器26から出力されるIMHzのク
ロックをCPU27に供給するようになっている。また
、オンラインの際、リセット制御回路22からリセット
信号が供給されることにより、端末装置からコンタクト
部3を介して供給されるクロックをCPU27に供給す
るようになっている。
機状態時(スタンバイ時)、IMHzのクロックを発生
する発振器26の動作を停止し、がつCPU27へのク
ロックの供給も停止し、完全なる停止状態とする。そし
て、この状態において、起動キー17がオンされると発
振器26を動作させるとともに、時計回路部32から出
力される32.768KHzの時計用クロックをCPU
27に供給し、起動キー17オン後の次のキー操作が−
つ − 行なわれた際、発振器26から出力されるIMHzのク
ロックをCPU27に供給するようになっている。また
、オンラインの際、リセット制御回路22からリセット
信号が供給されることにより、端末装置からコンタクト
部3を介して供給されるクロックをCPU27に供給す
るようになっている。
プログラムメモリ28には、取引機能プログラム、時計
機能プログラム、計算機機能プログラム、電子メモ帳機
能プログラム、その他のプログラムなどが記憶されてい
る。CPU27は、プログラムメモリ28内のプログラ
ムを選択的に実行して処理を行なうことにより、取引機
能、時計機能、計算機機能、電子メモ帳機能などを選択
的に動作させるようになっている。
機能プログラム、計算機機能プログラム、電子メモ帳機
能プログラム、その他のプログラムなどが記憶されてい
る。CPU27は、プログラムメモリ28内のプログラ
ムを選択的に実行して処理を行なうことにより、取引機
能、時計機能、計算機機能、電子メモ帳機能などを選択
的に動作させるようになっている。
データメモリ30には、前述した第1ないし第4の口座
にそれぞれ対応する口座情報が記憶されていて、前記口
座キー7〜1oの押下により対応する口座情報が選択さ
れ、その口座情報に基づき対応する業務が実行されるよ
うになっている。また、データメモリ30には電子メモ
帳用のエリアがあり、そのエリア内には、住所1氏名、
電話番号などのデータが記憶される。さらに、データメ
モリ30の特定エリアには、有効期限の判定を行なうた
めの有効期限情報および取引者の正当性を判定するため
の暗証番号があらかじめ記憶されている。
にそれぞれ対応する口座情報が記憶されていて、前記口
座キー7〜1oの押下により対応する口座情報が選択さ
れ、その口座情報に基づき対応する業務が実行されるよ
うになっている。また、データメモリ30には電子メモ
帳用のエリアがあり、そのエリア内には、住所1氏名、
電話番号などのデータが記憶される。さらに、データメ
モリ30の特定エリアには、有効期限の判定を行なうた
めの有効期限情報および取引者の正当性を判定するため
の暗証番号があらかじめ記憶されている。
時計回路部32は、発振器33から出力される32.7
68KHzのクロックを分周することにより、1sec
のクロックを発生する分周回路321、この分周回路3
21から発生するクロックをカウントすることにより、
年月日情報と時刻情報とからなる時間情報を発生する第
1および第2時計回路322,323から構成されてい
る。
68KHzのクロックを分周することにより、1sec
のクロックを発生する分周回路321、この分周回路3
21から発生するクロックをカウントすることにより、
年月日情報と時刻情報とからなる時間情報を発生する第
1および第2時計回路322,323から構成されてい
る。
第1時計回路322は、カード所有者がキーボード5の
操作により時間情報を自由に設定変更可能な表示用の時
計回路である。第2時計回路323は、たとえばカード
発行時に時間情報が設定され、その後は特定の手順によ
りその操作の正当性が証明されない限り時間情報を設定
変更不可能な時計回路である。すなわち、たとえば第2
図に設定変更手順のフローチャートを示すように、設定
変更を行なう資格のある者のみが行なえるようになって
いる。なお、設定変更を行なう資格があるか否かの判断
は、たとえば暗証番号の照合によるものなどが考えられ
る。
操作により時間情報を自由に設定変更可能な表示用の時
計回路である。第2時計回路323は、たとえばカード
発行時に時間情報が設定され、その後は特定の手順によ
りその操作の正当性が証明されない限り時間情報を設定
変更不可能な時計回路である。すなわち、たとえば第2
図に設定変更手順のフローチャートを示すように、設定
変更を行なう資格のある者のみが行なえるようになって
いる。なお、設定変更を行なう資格があるか否かの判断
は、たとえば暗証番号の照合によるものなどが考えられ
る。
表示制御回路34は、CPU27から供給される表示デ
ータを内部のROMで構成されるキャラクタジェネレー
タ(図示しない)を用いて文字パターンに変換し、表示
ドライバ35を介して液晶表示部4に表示するようにな
っている。
ータを内部のROMで構成されるキャラクタジェネレー
タ(図示しない)を用いて文字パターンに変換し、表示
ドライバ35を介して液晶表示部4に表示するようにな
っている。
次に、このような構成において、オンライン状態で取引
を行なう場合の動作を第1図を参照して説明する。たと
えば、このICカードを用いてキャッシュレスショッピ
ングやクレジットを行なう場合、このICカードを図示
しない端末装置にセットする。すると、端末装置は、I
CカードのCPU27に取引を希望する旨の命令信号を
送信する。これを受信したCPU27は、第2時計回路
323から年月日情報(日付情報)を読取る。
を行なう場合の動作を第1図を参照して説明する。たと
えば、このICカードを用いてキャッシュレスショッピ
ングやクレジットを行なう場合、このICカードを図示
しない端末装置にセットする。すると、端末装置は、I
CカードのCPU27に取引を希望する旨の命令信号を
送信する。これを受信したCPU27は、第2時計回路
323から年月日情報(日付情報)を読取る。
この年月日情報の読取りは、上記命令信号を受信後すぐ
に行なってもいいし、上記命令信号を送信した端末装置
の正当性をチエツクし、不当であれば、そこで取引を中
止して年月日情報の読取りを行なわず、正当であれば、
そのときに年月日情報の読取りを行なってもよい。
に行なってもいいし、上記命令信号を送信した端末装置
の正当性をチエツクし、不当であれば、そこで取引を中
止して年月日情報の読取りを行なわず、正当であれば、
そのときに年月日情報の読取りを行なってもよい。
年月日情報を読取ると、CPU27はその年月日情報と
データメモリ30に記憶されている有効期限情報とを比
較照合することにより有効期限を判定する。この判定の
結果、有効期限外であれば、有効期限を越えている旨の
メツセージを端末装置に送信し、取引を終了する。上記
判定の結果、有効期限内であれば、CPU27は取引可
能である旨のメツセージを端末装置に送信し、取引処理
が開始される。
データメモリ30に記憶されている有効期限情報とを比
較照合することにより有効期限を判定する。この判定の
結果、有効期限外であれば、有効期限を越えている旨の
メツセージを端末装置に送信し、取引を終了する。上記
判定の結果、有効期限内であれば、CPU27は取引可
能である旨のメツセージを端末装置に送信し、取引処理
が開始される。
すなわち、まず端末装置のキーボードから取引者の正当
性を判定するための暗証番号を入力することにより、端
末装置はその暗証番号をICカードのCPU27に送信
する。これを受信したCPU27は、受信した暗証番号
とデータメモリ30に記憶されている暗証番号とを比較
照合することにより取引者の正当性を判定し、不当(暗
証番号の不一致)であれば取引不成立のメツセージを端
末装置に送信し、取引を終了する。上記判定の結果、正
当(暗証番号一致)であればその旨のメツセージを端末
装置に送信する。これを受信した端末装置では、次にキ
ーボードから取引したい金額を入力することにより、そ
の取引金額をICカードのCPU27に送信する。これ
を受信したCPU27は、その取引金額が取引範囲内で
あるか否かを判定し、取引範囲外であれば取引不成立の
メツセージを端末装置に送信し、取引を終了する。上記
判定の結果、取引範囲内であれば取引が成立し、CPU
27はその取引情報をデータメモリ30に書込む。この
とき、CPU27は、第2時計回路323から時間情報
(年月日情報および時刻情報)を読取り、その時間情報
を上記取引情報に付加して書込む。こうして取引が終了
すると、CPU27は取引成立のメツセージを端末装置
に送信し、取引を終了する。
性を判定するための暗証番号を入力することにより、端
末装置はその暗証番号をICカードのCPU27に送信
する。これを受信したCPU27は、受信した暗証番号
とデータメモリ30に記憶されている暗証番号とを比較
照合することにより取引者の正当性を判定し、不当(暗
証番号の不一致)であれば取引不成立のメツセージを端
末装置に送信し、取引を終了する。上記判定の結果、正
当(暗証番号一致)であればその旨のメツセージを端末
装置に送信する。これを受信した端末装置では、次にキ
ーボードから取引したい金額を入力することにより、そ
の取引金額をICカードのCPU27に送信する。これ
を受信したCPU27は、その取引金額が取引範囲内で
あるか否かを判定し、取引範囲外であれば取引不成立の
メツセージを端末装置に送信し、取引を終了する。上記
判定の結果、取引範囲内であれば取引が成立し、CPU
27はその取引情報をデータメモリ30に書込む。この
とき、CPU27は、第2時計回路323から時間情報
(年月日情報および時刻情報)を読取り、その時間情報
を上記取引情報に付加して書込む。こうして取引が終了
すると、CPU27は取引成立のメツセージを端末装置
に送信し、取引を終了する。
−14=
このように、オンラインで取引を行なう場合、端末装置
はICカードに対して取引者の正当性を判定するための
暗証番号および取引金額を送信するだけでよく、あとは
ICカード自身が照合、判定、記録なでの処理を行なう
ことかでき、また端末装置はその結果を知ることができ
る。
はICカードに対して取引者の正当性を判定するための
暗証番号および取引金額を送信するだけでよく、あとは
ICカード自身が照合、判定、記録なでの処理を行なう
ことかでき、また端末装置はその結果を知ることができ
る。
したがって、オンライン取引時に、ICカード自身に内
蔵される時計による時間を取引記録に用いるため、端末
装置側での時計の呼出しなどの処理が軽減され、ICカ
ード固有の時間を用いることかできる。このため、取引
を行なう端末装置、あるいは取扱う国等が異なっても、
同一の取引時間を(日付変更に左右されずに)設定する
ことができ、取引日時を確実に特定することができる′
。
蔵される時計による時間を取引記録に用いるため、端末
装置側での時計の呼出しなどの処理が軽減され、ICカ
ード固有の時間を用いることかできる。このため、取引
を行なう端末装置、あるいは取扱う国等が異なっても、
同一の取引時間を(日付変更に左右されずに)設定する
ことができ、取引日時を確実に特定することができる′
。
また、ICカード内の時間情報を用いて処理が行なわれ
るため、端末装置側での不正な取引を防止することがで
きる。
るため、端末装置側での不正な取引を防止することがで
きる。
また、取引記録の処理をICカード自身が行なうことに
より、端末装置側との応答が少なくて済み、端末装置側
の負担も少なくなる。
より、端末装置側との応答が少なくて済み、端末装置側
の負担も少なくなる。
さらに、その取引記録をICカード内に記録することに
より、記録スペースとそのための通信時間や処理負担な
とを軽減することができる。
より、記録スペースとそのための通信時間や処理負担な
とを軽減することができる。
[発明の効果]
以上詳述したようにこの発明によれば、時間情報を発生
する時計手段を内部に設け、オンライン取引時、この時
計手段から発生する時間情報を用いて内部で取引記録を
行なうことにより、正確な取引記録が可能となり、信頼
性が向上するとともに、外部装置における処理の負担を
軽減することができる携帯可能電子装置を提供できる。
する時計手段を内部に設け、オンライン取引時、この時
計手段から発生する時間情報を用いて内部で取引記録を
行なうことにより、正確な取引記録が可能となり、信頼
性が向上するとともに、外部装置における処理の負担を
軽減することができる携帯可能電子装置を提供できる。
図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
1図はオンライン取引の動作を説明するフローチャート
、第2図は第2時計回路の設定変更手順を示すフローチ
ャート、第3図は集積回路の回路構成を示すブロック図
、第4図はICカードの構成を示す平面図である。 2・・・集積回路、3・・・コンタクト部、6・・・ノ
く・ソテリ、21・通信制御回路、27・・・CPU
(制御部)、28・・・プログラムメモリ、30・・・
データメモリ(メモリ部)、32・・・時計回路部、3
21・・・分周回路、323・・・第2時計回路、33
・・・発振器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
1図はオンライン取引の動作を説明するフローチャート
、第2図は第2時計回路の設定変更手順を示すフローチ
ャート、第3図は集積回路の回路構成を示すブロック図
、第4図はICカードの構成を示す平面図である。 2・・・集積回路、3・・・コンタクト部、6・・・ノ
く・ソテリ、21・通信制御回路、27・・・CPU
(制御部)、28・・・プログラムメモリ、30・・・
データメモリ(メモリ部)、32・・・時計回路部、3
21・・・分周回路、323・・・第2時計回路、33
・・・発振器。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 外部装置との間で通信する通信手段と、少なくとも取
引口座情報を記憶するメモリ部と、これらを制御するた
めの制御部とを有し、前記メモリ部に記憶されている取
引口座情報に基づき前記外部装置との間でオンラインで
取引を行なう携帯可能電子装置において、 時間情報を発生する時計手段と、 上記オンラインで取引を行なう際、上記時計手段から発
生する時間情報と取引結果とを記憶する記憶手段と、 を具備したことを特徴とする携帯可能電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63033422A JPH01207890A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 携帯可能電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63033422A JPH01207890A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 携帯可能電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01207890A true JPH01207890A (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=12386127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63033422A Pending JPH01207890A (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 携帯可能電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01207890A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020067798A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | Tdk株式会社 | 記憶装置 |
-
1988
- 1988-02-16 JP JP63033422A patent/JPH01207890A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020067798A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | Tdk株式会社 | 記憶装置 |
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