JPH01207706A - 光フアイバの融着接続方法 - Google Patents

光フアイバの融着接続方法

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JPH01207706A
JPH01207706A JP3244388A JP3244388A JPH01207706A JP H01207706 A JPH01207706 A JP H01207706A JP 3244388 A JP3244388 A JP 3244388A JP 3244388 A JP3244388 A JP 3244388A JP H01207706 A JPH01207706 A JP H01207706A
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optical fiber
heating
shaping
optical fibers
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Takeshi Yamada
剛 山田
Tsutomu Onodera
勤 小野寺
Hiroyuki Taya
浩之 田谷
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、シングルモード光ファイバの融着接続方法
に関するもので、特にコアの調心をしない方式の融着接
続方法に関するものである。
[従来の技術] 近年、製造方法の進歩にともない、シングルモード光フ
ァイバのコア偏心が小さくなってきている。
そこで、コアの調心の工程を無くした融着接続が行われ
るようになった。そのことを簡単に説明すると1次のと
おりである。
・コア焦調心の融着接続: (1)光ファイバ10をV11q20にセットしく第4
a図)、コア12の調心を行わずに、ただちに融着接続
する。
(2)融着接続は、公知のように、 ■予備加熱(第4b図)、 ■加熱しながらの押込み(第4C図)。
■整形加熱(第4d図)。
で終了する。
なお、22は電極、24はアーク放電による加熱領域で
ある。
(3)上記の場合、多少の軸ずれがあって1両光ファイ
バ10が突合わさったとき、第5a図のように、コア1
2がくいちがっていても、整形加熱をしているうちに、
表面張力が働いて光ファイバ10の外縁部が一致し、コ
ア12も一致する(第5b図)。
[発明が解決しようとする課ill ところが、第6a図のように、光ファイバlOの軸ずれ
が大きい場合は、次のような問題が起きる。
すなわち、第6b図の状態を経て、加熱を続行している
と、h記同様に表面張力によって光ファイバlOの外縁
部が一致する。しかしそのとき、第6C図のように、コ
ア歪(コアの先端が一致せずに反対方向に曲がる現象)
が発生し、接続損失の増加を招く。
なお、第6C図において、 Aはコア歪の大きさ、 Xはコア歪領域の長さ、 をそれぞれ示す。
・コア歪の大きさAと接続損失との関係について: 第7図は、コア歪の大きさAに対する接続損失を表した
もので、コア歪の大きさAが大きいほど損失は大きくな
っている。
なお、この実験は、偏心の小さいシングルモード光ファ
イバに故意に軸ずれを与え、放電加熱を十分に行ったと
きの損失である。放電周波数は20 kHz 、電極2
2の間隔1.5mm。
[発明の目的1 始めの軸ずれが大きくて、大きなコア歪が発生する場合
でも、簡単な手段によって、接続損失の増加を小さくす
る。
[課題を解決するための手段] この発明は、第1a−1d図のように、(1)融着前ま
たは前記押込み工程直後に光ファイバの軸ずれを測定し
(2)軸ずれが1γ1もって決めた所定471よりも大
きくて、整形加熱工程においてコア歪が発生するときだ
け。
(3)整形加熱工程の最後に少し光ファイバを再押込み
して前記コア歪の生じる領域を短くシ。
(4)それから加熱を終了すること、 を特徴とする。
[その説明] 接続の手順をより詳しく説明する。
(1)v111120に光ファイバ10をセットしたら
、軸ずれを測定する。
第1a図は周知の軸ずれ測定の説明図で26は平行光線
、28はミラー、30は対物レンズ。
32はTVカメラ、34はTVモニタである。
コア歪の大きさAは、第6C図に示すように。
接続前(第6a図)または接続直後(第6b図)の軸ず
れの大きさで表わされる。
その設定値以下の軸ずれのものは、接続後、はぼ上記の
第5b図のようになるから、本発明を適用しない。
軸ずれが設定値以上のものは、次のようにする。
(2)上記の測定後、コアの調心なしに、ただちに予備
加熱(第1b図)、押込みと整形加熱を行う(第1c図
)。
(3)それから光フアイバ軸方向にある一定時間再押込
みして(第1d図)、コア歪領域の長さXを短くする。
その後加熱を終了する。
(4)なお、輔ずれの測定は、加熱開始後の、押込み工
程の後に行ってもよい(第6b図)。
このようにすると、最初の押込みが大きすぎて、光ファ
イバ軸が放電前の軸ずれより大きくなっても、その軸ず
れを測定することができる。
[コア歪領域の長さXと接続損失について]第2図に、
再押込み量と接続損失との関係を示す、使用光ファイバ
は1.55μ層系、放電周波数は20 kHz 、電極
22の間隔1.5mm。
この場合は、再押込み量が20舊−のとき損失が醋小に
なっている。
コア歪は、第1c図のように、アーク放電による加熱領
域24に生ずる。そのため、従来の整形加熱を終了した
時点においては、コア歪領域の長さ又は短くない。
コア歪領域の長さXが長いときは、曲がりの曲率が大き
いため、コア12内の光が漏れることなく伝搬してしま
い、接続点で対抗するコア12に入射しない、そのため
、接続損失が大きくなる(第2図で再押込み量がゼロの
状態)。
それが、第1d図のように、再押込みして、コア歪領域
の長さXが短くなると1曲がりのところでコア12内の
光が漏れて対抗するコア12に入射するようになる。そ
のため接続損失が減少する(第2図で再押込み量が20
終■の状態)。
しかし、第2図で、再押込み晴が20#L−以上になる
と、接続損失がまた大きくなる。これは。
アーク放電による加熱領域24に対して再押込みが大き
過ぎて、ファイバ軸が折れてしまったためと考えられる
つまり再押込み量には最適値が存在する。それは、アー
ク放電による加熱領域24(電極22の間隔)、放電周
波数などによって変化する。
[多心光ファイバの場合] 本発明の方法は、多心光ファイバの接続において、より
効果を発揮する。その訳は、 (1)多心の場合は光フアイバ1本ずつの調心が難しい
ため、I−記の加熱による表面張力でコア軸を一致させ
る方法が一般的で、この場合は、初期の軸ずれl−一が
そのままコア歪となって残ってしまう。
(2)多心の場合は第3図のように、全部の光ファイバ
lOを一括加熱するため、電極22の間隔を広げなけれ
ばならず、アーク放電による加熱領域24が中心光ファ
イバの場合より広くなる。
つまりコア歪領域の長さXが長くなってしまう訳で、コ
ア歪による損失は単心に比べて太きくなる。
[加熱源について] 光ファイバを溶かすことができれば何でもよく、上記の
ような放電加熱の外に、C02レーザ加熱、多成分光フ
ァイバで使用されるニクロム線ヒータ、酸水素炎や塩素
炎のような火炎加熱も使用することができる。
[発明の効果1 (1)加熱終了直前に再押込みするという簡単な工程の
付加だけで、接続損失を小さくすることができる。
(2)第7図に破線で示したように、1.55%層帯光
ファイバのコア歪による損失増加は、 1.3 u、履
帯光ファイバに比べて大きい。
したがって1.55g■帯光ファイバの場合に、特に効
果が著しい。
【図面の簡単な説明】
第1a図〜第1d図は本発明の実施例を工程順に示した
説明図。 第2図は再押込み量と接続損失との関係を示す線図、 第3図は多心光ファイバの一括融着接続の状態の説明図
、 第4a図〜第4d図は、従来のコアの調心無しの融着接
続方法を工程順に示した説明図、isa図と第5b図は
、表面張力によりコア12の軸が一致する状態の説明図
、 第6a図〜第6c図は初期の軸ずれが過大で、コア歪が
発生する状態を順に示した説明図。 第7図はコア歪の大きさAと接続損失との関係を示す線
図。 lO二先光ファイバ 12:コア 20:V溝     22:TL極 24:アーク放電による加熱領域平行光線26:平行光
線   28:ミラー 30:対物レンズ  32:TVカメラ34:TVモニ
タ 特許出願人 藤倉′i!線株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シングルモード光ファイバを、コアの調心をしな
    いで、予備加熱工程〜加熱しながらの押込み工程〜整形
    加熱工程により融着接続するに際して、 融着前または前記押込み工程直後に光ファイバの軸ずれ
    を測定し、軸ずれが前もって決めた所定値よりも大きく
    て、前記整形加熱工程においてコア歪が発生するときだ
    け、前記整形加熱工程の最後に少し光ファイバを再押込
    みして前記コア歪の生じる領域を短くし、それから加熱
    を終了することを特徴とする、光ファイバの融着接続方
    法。
JP3244388A 1988-02-15 1988-02-15 光フアイバの融着接続方法 Expired - Lifetime JP2584651B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04184401A (ja) * 1990-11-20 1992-07-01 Fujikura Ltd 光ファイバの融着接続方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04184401A (ja) * 1990-11-20 1992-07-01 Fujikura Ltd 光ファイバの融着接続方法

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