JPH01206154A - ロックアップトルコン付無段変速機の制御装置 - Google Patents

ロックアップトルコン付無段変速機の制御装置

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Publication number
JPH01206154A
JPH01206154A JP3116688A JP3116688A JPH01206154A JP H01206154 A JPH01206154 A JP H01206154A JP 3116688 A JP3116688 A JP 3116688A JP 3116688 A JP3116688 A JP 3116688A JP H01206154 A JPH01206154 A JP H01206154A
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JP
Japan
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gear ratio
lock
speed
ratio
torque converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP3116688A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Morimoto
森本 嘉彦
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP3116688A priority Critical patent/JPH01206154A/ja
Publication of JPH01206154A publication Critical patent/JPH01206154A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動車などの車両のルシ動系においてロック
アップ付トルクコンバータとベルト弐i LQ変速機と
を組合わせたロックアツプトルコン11無段変速機の制
御装置に関する。
【従来の技術】
一般に、自動変速機におけるロックアップ付トルクコン
バータでは、スロットルバルブが全開になった時、ある
いは車速か所定値以下に低下した時、ロックアツプを解
除するように制御される。 このような制御形態をそのままベルト式無段変速機にお
けるロックアップ付トルクコンバータの制御に適用しよ
うとすると次のような問題を生じる。 例えば、急ブレーキで減速する時、ロックアツプクラッ
チをオン状態のままにして置くと、無段変速機の変速比
が戻り切らない内にエンジン回転数が低下し、エンジン
停止となることがある。これに対処するために、車速の
落ち込み量を求めて、ロックアツプ解除条件とするよう
な制御も考えらられが、減速度の算出には、所定時間を
必要とするので、制御に時間遅れが生じるという問題が
ある。 そこで、特開昭58−200855号公報所載の変速制
御方法のように、変速機がその時の目標とする目標変速
比と実変速比との差が、急減速などで所定値以上になる
時、急速ダウンシフト必要時と判定してロックアツプを
解除する制御がなされている。この制御方法では、差は
リアルタイムで求められるので、ロックアツプ解除にタ
イミング遅れを生じない。
【発明が解決しようとする課題】
ここで問題になるのは、変速機がドライブレンジにある
時には、エンジン回転数の低下が急速であるために早期
にクラッチのロックアツプを解除させる必要があるが、
1stレンジあるいは2ndレンジでは、エンジンブレ
ーキの作用を持続する上からはできるだけ遅い時期にク
ラッチのロックアツプを解除させたいという要求を満足
できない点である。 そこで、本発明は、減速時、変速機の変速レンジなどの
条件によって、トルクコンバータのクラッチのロックア
ツプ解除時期を設定できるようにしたロックアツプトル
コン付無段変速機の制御装置を提供しようとするもので
ある。
【課題を解決するための手段】
このため、本発明では、無段変速機の入力側にロックア
ツプクラッチ付トルクコンバータを有する駆動系におい
て、減速時におけるクラッチロックアツプ解除のための
所要変速比を設定し、減速時に、無段変速機の目標変速
比と実変速比との偏差に対して実変速比を減少関数とし
て変化させ、上記所要変速比へ収束するように変速機の
変速比制御を行うと共に、上記所要変速比になった時点
でクラッチのロックアツプを解除するように構成してい
る。 (作   用] したがって、上記所要変速比の設定によって、例えば、
1stあるいは2ndレンジでは、減速時にエンジン回
転数が低下しても、エンジン停止が起る前段までトルク
コンバータのクラッチをロックアツプ状態に維持させる
ことができ、エンジンブレーキ効果を持続できるなどの
利益を得られる。
【実 施 例】
以下、本発明の一実施例を図面を参照して具体的に説明
する。 第1図はロックアツプトルコン付無段変速機の駆動系を
概略的に示しており、上記駆動系はエンジン1のクラン
ク軸2からトルクコンバータ装置3、前後進切換装置4
.無段変速機5およびディファレンシャル装置6の順に
エンジントルクを伝達するように構成されている。 上記トルクコンバータ装置3は、クランク軸2に連結さ
れたドライブプレート10.コンバータカバー11.ト
ルクコンバータ12.タービン軸13.ワンウェイクラ
ッチ14およびロックアツプクラッチ15により構成さ
れている。そして、上記ドライブプレート10はコンバ
ータカバー11に連結されており、上記コンバータカバ
ー11には上記トルクコンバータ12のポンプインペラ
12aが取付けてあり、また、上記トルクコンバータ1
2のタービンランす12bは上記タービン軸13に連結
され、そのステータ12cはワンウェイクラッチ14を
介して上記タービン軸13に連結され、一方向に関して
はタービン軸13と共に回転されるようになっている。 そして、上記ロックアツプクラッチ15は上記タービン
軸13と一体に構成され、上記コンバータカバー11に
対向して設置される。このため、エンジン動力はコンバ
ータ領域ではタービンランナ12bを介してタービン軸
13へ伝達され、カップリング領域では上記ロックアツ
プクラッチ15を介してコンバータカバー11からター
ビン軸13へ伝達される。 前後進切換装置4は、ダブルピニオン式プラネタリ歯車
列16を具備しており、そのサンギヤ16aにはタービ
ン軸13を介して動力が伝達され、またそのキャリア1
6bからプライマリ軸20へ出力する。 また、上記前後進切換装置4は、サンギヤ1t3aとリ
ングギヤ16cとの間を互いに係合させるフォワードク
ラヅチ17および、リングギヤ16cとケースとを互い
に係合させるリバースブレーキ18を具備しており、上
記フォーワードクラッチ17の係合によってプラネタリ
歯車列16を一体化して、タービン軸13とプライマリ
軸20とを直結し、また、リバースブレーキ18の係合
でプライマリ軸20に対して1、  反対方向回転の動
力伝達を行い、更に、フォワードクラッチ17とリバー
スブレーキ18の両方を解放することでプラネタリ歯車
列16をフリーにすることができる。 上記無段変速I15では、プライマリ軸20にプライマ
リプーリ22が、セカンダリ軸23にセカンダリプーリ
25がそれぞれ設けられており、両プーリ間には駆動ベ
ルト26が巻付けられている。上記両プーリ22,25
にはそれぞれ油圧シリンダ21.24が設けられていて
、プライマリプーリ22側のシリンダ21の方が、セカ
ンダリプーリ25側のシリンダ24より受圧面積が大き
く設定されている。そして、上記油圧シリンダ21.2
4への圧油供給で、プライマリプーリ22.セカンダリ
プーリ25に対する駆動ベルト26の巻付は径の比率を
変えて無段変速するようになっている。 ディファレンシャル装置6では、セカンダリ軸23から
の出力は、一対のりダクションギャ27を介して出力軸
28へ伝達される。そして、この出力軸28のドライブ
ギヤ29がフ、アイナルギヤ30に噛合していて、動力
は差動装置31へと伝達され、車軸32を介して左右の
車輪33へ伝達される。 無段変31機を制御するために必要な高い油圧源を得る
には、メインオイルポンプ34が用いられる。 上記メインオイルポンプ34は、無段変速機5のケース
内に設けられており、そのポンプドライブ軸35はクラ
ンク軸2に直結されている。また、トルクコンバータ1
2.ロックアツプクラッチ15および前後進切換制御用
の低い油圧源を得るため、トルクコンバータ装置3には
サブオイルポンプ36が用意されている。上記サブオイ
ルポンプ36のポンプ軸37はタービン軸13と同心の
筒形をなしており、コンバータカバー11に直結されて
いる。 次に、第2図に基いて、油圧制御系を説明する。 先づ、無段変速機油圧制御系について述べると、上記メ
インオイルポンプ34はそのサクション側をオイルパン
40に連通しており、そのデリバリ側は油路41および
43に連通させている。そして、上記ポンプ34の駆動
でデリバリ側に発生したライン圧はライン圧制御弁42
で圧力制御される。その結果、油圧シリンダ24にはポ
ンプ34から油路43を経由して直接かつ常にオイルが
供給されポンプ34の駆動にともなうライン圧か働いて
いる。また、油圧シリンダ21には、ポンプ34から油
路41を経由してライン圧制御弁42へ送られたオイル
が、ライン圧制御をうけた後、油路44.変速速度制御
弁45.油路46を経由して供裕され、プライマリ圧が
働いている。 また、上述のサブオイルポンプ36は、そのサクション
側を上記オイルパン40に連通しており、そのデリバリ
側を油路60.レギュレータ弁61を経由して油路47
,62,68.69へと連通させている。上記油路47
の油圧は、上記油路47がレデューシング弁48を介し
てドレンに連通していることで、常に一定になっており
、上記油路47に連通ずるレデューシング油路49.5
0がライン圧制御弁42のソレノイド弁51.変速速度
制御弁45及び変速速度制御弁のソレノイド弁52に連
通されている。ここで、上記ソレノイド弁51の働きは
、制御ユニット80からのデユーティ信号でオン・オフ
される時、パルス状の制御圧を生じ、この制御圧をアキ
ュムレータ53で平滑化してライン圧制御弁42の作動
圧とするのである。換言すれば、上記制御ユニット80
では、変速比i、エンジントルクTe、トルクコンバー
タトルク増幅率などに応じ、ライン圧PLを制御する。 また、上記ソレノイド弁52の働きは、上述同様、制御
ユニット80からのデユーティ信号でオン・オフ制御さ
れる時、変速遠度制御弁45を、給油と排油の2位置に
切換え動作する。この場合、パルス状の制御圧は、デユ
ーティ比によって、ハイレベルとローレベルとの割合を
変えるので、2位置の動作状態の割合が変わり、シリン
ダ21への給・排油の流量制御がなされ、変速比iおよ
び変化速度di/dtを変えて変速制御が実現される。 トルクコンバータなどの油圧制御系は、サブオイルポン
プ36からの油路60.レギュレータ弁G1を介して油
路62に与えられたオイルの作動圧を用いる、上記油路
62はロックアツプ制御弁63に連通し、このロックア
ツプ制御弁63から油路64を経由してトルクコンバー
タ12へ、また、油路65を経由してロックアツプクラ
ッチ15のリリース室66に連通される。そして、上記
ロックアツプ制御弁63のソレノイド弁67には、レギ
ュレータ弁61からレデューシング油路68を経由して
オイルが供給され、レデューシング圧がかけられる。こ
のため、制御ユニット80からのロックアツプ信号がな
い場合は、油路62と65とにより、リリース室66経
由でトルクコンバータ12に給油がなされるように、ロ
ックアツプ制御弁63が切換えられるが、ロックアツプ
信号が出力されると、ロックアツプ制御弁63が切換え
られ、油路62と64とにより、作動圧がロヅクア・ツ
ブクラッチ15に作用し、ロックアツプ動作する。 また、油路62から分岐する油路69は、セレクト弁7
0.油路71を介してフォワードクラッチ17に、また
セレクト弁70.油路72を介してリバースブレーキ1
8に連通ずる。上記セレクト弁70は、パーキング(P
)、リバース(R)、ニュートラル(N)、ドライブ(
D)、セカンド< 2 nd)、o −< I St)
の各レンジに応じて切換えるもので、2nd、 1st
、 Dレンジでは油路69を油路71に連通してフォー
ワードクラッチ17を働かせ、Rレンジでは油路69を
油路72に連通してリバースブレーキ18を働かせ、更
に、P、Hのレンジでは、両油871,72ともに、ド
レンに連通させる。 次に、第3図において、制御ユニットにおける構成1機
能を説明する。上記制御ユニットに関連する各種センサ
は、エンジン回転数Ne、プライマリ回転数NO,セカ
ンダリ回転数Ns、スロットル開度θ、変速シフト位置
についてのものであり、符号81〜85で示される。更
に、本発明ではブレーキスイッチ115が加わる。 上記制御ユニットにおける変速速度制御系についての構
成は、実変速比算出部86.目標プライマリ回転数検索
部87.目標変速比算出部88.目障変速速度算出部8
9.変速速度算出部90.デユーティ比検索部91であ
る。ここでは、プライマリ回転数センサ82.セカンダ
リ回転数センサ83の各回転数NOおよびNsが上記実
変速比算出部86で演算され、実変速比i =NDIN
Sが求められる。この実変速比iおよびスロットル開度
センサ84のスロットル開度θが目標プライマリ回転数
検索部87に入力されると、ここでは、R,D、スポー
ティドライブ(Ds)の各レンジ毎に変速パターンに基
づくi−θのテーブルを用いて目標プライマリ回転数N
PDをマツプなどから検索する。目標変速比算出部88
では、目標プライマリ回転数NPOとセカンダリ回転数
Nsから目標変速比is= N PO/ N Sが算出
される。そして目標変速速度算出部89では、−定時間
における上記目標変速比isの変化量を、目標変速比変
化速度dis/dtとして算出する。しかして、上記実
変速比i、目標変速比is、目標変速比変化速度d i
 s/d tは、変速速度算出部90に入力され、変速
速度Δisを以下により算出する。 Δis=に1 (is−i )+に2 ・dis/dt
上記の式において、Kl 、に2は定数、1s−iは目
標と実際の変速比偏差の制御量、d i s/d (は
制御系の遅れ補正要素である。 上記変速速度ΔIS、実変速比iはデユーティ比検索部
91に入力され、ここで、操作量のデユーティ比りが、
D=f (Ais、  i )ノfsffi係テ設定す
レることから、アップシフトとダウンシフトにおいてデ
ユーティ比りがΔ1s−iのテーブルを用いて検索され
る。そして、この操作Iのデユーティ比りの値は、変速
開始前後において更に補正される。 上記制御ユニットにおけるロックアツプ制御系について
の構成は、速度比算出部92.トルクコンバータ状懲判
断部93.変速開始判断部94.ロックアツプ・オン決
定部95.減速判定部114.ロックアツプ・オフ決定
部116.ロックアツプ・オン・オフ決定部117 、
 駆動部96である。ここでは、速度比算出部92にエ
ンジン回転数センサ81からエンジン回転数Neが、ま
た、プライマリ回転数センサ82からプライマリ回転数
Npが入力され、トルクコンバータ入、出力側の速度比
eが、e=ND/Neにより算出される。この速度比e
とエンジン回転数Neとはトルクコンバータ状態判断部
93に入力される。ここでは、トルクコンバータ12の
コンバータ領域とカップリング領域とを判断するのに必
要な設定速度比esを求める。この場合、回転差ΔN 
(Ne −Nl))が小さいことも条件にしてショック
の軽減をはかるなめに、第4図(a)のように設定速度
比esがエンジン回転数Neの増大関数で設定されてお
り、この設定速度比eSに対しe≧esの場合にカップ
リング領域と判断する。 上記変速開始判断部94では、目標変速比isおよび目
標変速比変化速度d i s/d tを入力し、無段変
速機5の機構上の最大変速比2.5に対し、目標変速比
ISがis≧2.5では変速開始前、目標変速比isが
is<2.5で変速開始後を判断する。ここで、目標変
速比算出部88では、目標変速比ISが1s)2.5の
領域でも目標変速比ISが算出されており、走行条件に
より第4図(b)ノri1線is1 、 is2−−−
ノように変化する。かかる変速開始前の状態で、所定の
遅れ時間Δしが設定されると、目標変速比ISの変化、
すなわち、目標変速比変化速度dis/d tが大きい
ほど目標変速比isの大きい値で変速開始を指示する必
要があり、これに基いて第4図fc)のテーブルで設定
されている。従って、この第4図(C)のテーブルで目
標変速比変化速度d i s/d tがAの値の場合に
は、目標変速比ISが8の値に達した時点で変速開始と
判断する。 そして、上記トルクコンバータ状態、変速開始。 シフト位置、セカンダリ回転数Nδの信号がロックアツ
プ・オン決定部95に入力されると、速度比eと設定速
度比esとがC≧esのカップリング判断、変速開始’
l′IJ断、DまたはDsのレンジ、セカンダリ回転数
Nsとセカンダリ回転数の設定値NSOとがNs≧Ns
oのすべての条件を満足する場合に、ロックアツプクラ
ッチ15のロックアツプ・オンを決定する。そしてこの
ロックアツプ信号が、駆動部96を介してソレノイド弁
67に出力する。 また、ロックアツプオフ決定部116では、ブレーキス
イッチ115からブレーキ・オン状態の信号をうける時
、−fi的にロックアツプ・オフを決定する。また、ス
ロットル開度センサ84の出力θ=0から減速判定部1
14において、スロットル全開状態にあると判定される
時、以下の条件か満足された段階でロックアツプ・オフ
を決定する。すなわち、シフト位置センサ85からIS
tあるいは2ndレンジの位置にあるとの情報を得た時
、所要変速比1D1(例えば1D1=2.0)を設定し
、Dレンジの位置にあるとの情報を得た時、所要変速比
iD2 ((!IJえばi D2 =1.0)を設定す
る。そして、目標変速比算出部88から得られた目標変
速比ISの値および実変速比算出部86から得られた実
変速比iの値に基いて、その偏差Δ1=is−iを算出
し、これが所定値を越えた場合、減速状態にあると判定
する。しかして、後述するように、変速機が目標変速比
isに向けて、偏差Δiに対して減少関数として実変速
比iを制御する段階で、所要変速比iD1あるいはiD
2になった時点でロックアツプ・オフを決定する。この
ようにしてロックアツプ・オン信号あるいはロックアツ
プ・オフ信号がロックアツプ・オン・オフ決定部117
に入力され、この信号に基いて上記ロックアツプ・オン
・オフ決定部117から駆動部96に制御信号か出力さ
れ、ソレノイド弁67を駆動する。 次に、ライン圧制御系について述べると、スロッ1〜ル
開度θとエンジン回転数Neがエンジントルク算出部9
7に入力されると、トルク特性からエンジントルクTe
が求められる。また、1〜ルクコンバータ12のトルク
増幅作用で無段変速機5への入力)・ルクが変化するの
に対応して、トルク増幅率検索部98では、入力された
速度比eに基いて、第4図(d)のテーブルによりトル
ク増幅率αを検索し、入力l・ルク算出部99で入力ト
ルクTiをTi・α・Teにより算出する。 また、必要ライン圧設定部100では、実変速比iを入
力して、単位トルク当りの必要ライン圧P[Uを求めて
おり、これと入力トルクTiから目標ライン圧設定部1
01で、目標ライン圧PL=PLtl・Tiを算出する
。ここで、ライン圧制御弁42の特性上、エンジン回転
数Neによりポンプ吐出圧が変化するのに伴いライン圧
最大値PLnが変動するのを補正するため、エンジン回
転RNeと実変速比iが弁特性補正部102に入力され
る。そして、Ne−1のテーブルにより、ライン圧最大
値PLiを常に一定化する。かかる目標ライン圧P[、
ライン圧最大値P1.TIはデユーティ比設定部103
に入力される。ここでは、ライン圧最大値PLn+に対
する目標ライン圧PLの割合で目標ライン圧PLに相当
するデユーティ比りが設定される。このデユーティ信号
りが、駆動部104を制御し、ソレノイド弁51を動作
する。 さらに、ロックアツプ制御とライン圧制御による変速制
御系の補正について述べる。 実変速比の変化速度により、または静止状態がら変速を
開始する場合などで変速速度が変化するので、実変速比
iが入力する実変速速度算出部110を設け、実変速比
変化速度di/dtを算出する。 そしてこの実変速比変化速度di/dtをデユーティ比
検索部91に入力し、実変速比変化速度di/dtによ
る補正項K(旧/dt)を用い、 Δ1s=K(di/dt)  ’  [Kt  (is
 −i)+に2  ’dis/dt] の補正を行って、デユーティ比りを実際の変速制御状態
に合致させる。ここで補正項にはdi/dtの関数であ
る。 デユーティ比検索部91の出力側にはライン圧の変化に
対応した補正部111を有し、入力トルク算出部99の
入力トルクTiが入力し、デユーティ比りがDo・f 
(1/f〒1.D)で補正され、D。 として出力される。 補圧部111の出力側には変速開始指示部112を有し
、変速開始判断部94とトルクコンバータ状態判断部9
3の信号が入力する。そして、カップリング条件不成立
の場合は、出力デユーティ比DoをDo=Oに定める。 また、変速開始条件が成立すると、このときの目標変速
比変化速度dis/dt、目標変速比isに応じたΔD
を増大補正し、カップリング条件成立時に出力デユーテ
ィ比D Ot!’ D O=D゛+ΔDを出力するので
あり、これが駆動部113を介してソレノイド弁52に
入力するようになっている。 次いで、このように構成された制御装置の作用について
述べる。 先ず、N、tたはPレンジでエンジン1を始動すると、
クランク軸2によりトルクコンバータ装置3は駆動する
が、前後進切換装置4で遮断されて無段変速機5にはエ
ンジン動力が入力しない、−方、このときポンプドライ
ブ軸35とコンバータカバー11によりメインオイルポ
ンプ34.サブオイルポンプ36が駆動され、油圧制御
系のライン圧制御弁42.レギュレータ弁61.レデュ
ーシング弁48により所定の油圧を生じている。ここで
、ライン圧はセカンダリシリンダ24にのみ供給されて
、駆動ベルト26をセカンダリプーリ25側に移行する
ことで、変速比最大の低速段になっている。また、ロッ
クアツプ決定部95のロックアツプ・オフの信号でソレ
ノイド弁67はロックアツプ制御弁63をロックアツプ
クラッチ15のリリース側に切換えているので、作動圧
はリリース室66を介してトルクコンバータ12に流れ
、このためロックアツプクラ・ソチ15がオフしてトル
クコンバータ12が作動状悪になる。 そこで、Dレンジにシフ1−すると、セレクト弁70に
よりフォワードクラッチ17に給油されるなめ、プラネ
タリ歯車列16が一体化してタービン軸13とプライマ
リ軸20とを直結し、前進位置になる。このため、エン
ジン動力かトルクコンバータ12を介して無段変速機5
のプライマリ軸20に入力し、プライマリブー!J22
.セカンダリプーリ25と駆動ベルト26により最も低
い低速段の動力がセカンダリ軸23に出力し、これがデ
ィファレンシャル装置6を介して車輪33に伝達し、ア
クセル解放でも走行可能となる。従って、このアクセル
解放またはアクセル踏込みにより発進する。 ところで、かかる変速比最大の発進時には、トルクコン
バータ12が小さい速度比Cによりトルク増幅作用して
おり、この増幅率αかトルク増幅率検索部98で検索さ
れてこの分目源ライン圧PLは大きくなる。従って、ラ
イン圧制御弁42によるライン圧は最大変速比やエンジ
ントルクに応じた分により増大し、セカンダリプーリ2
5における押付力は!・ルク増幅分も含んだトルクをス
リップすることなく伝達することを可能にする。このと
き、トルクコンバータ状態判断部93では速度比eがe
<eSによりコンバータ領域を判断し、これが変速制御
系の最終段の変速開始指示部112に入力して出力デユ
ーティ比DoをDo=Oに定めることで、変速開始を阻
止する。 また、この発進は第5図の変速パターンの最大変速比の
ラインJALより低速側で行われ、実際の変速比は最大
の2.5にホールドされている。しかるに、変速制御系
ではセカンダリ回転数Nsの上昇に伴いそれとプライマ
リ回転数Npとで実変速比iが、この実変速比iとスロ
ットル開度θとで目標プライマリ回転数NPDが、これ
らの目標プライマリ回転数NPD、セカンダリ回転数N
sにより目標変速比算出部88.目標変速速度算出部8
9で目標変速比IS、目標変速比変化速度d i s/
d tが算出される。そして変速速度算出部90では、
これらの目標変速比iS、実変速比i、目標変速比変化
速度diS/dtにより変速速度ΔISの制御量を求め
、デユーティ比検索部91では変速速度Δisを実変速
比変化速度di/dtで補正することで、制御量に対応
したデユーティ比りの操作量を求め、更に補正部111
でライン圧に対応して補正したデユーティ比り。 を求め、疑似的に変速制御を行っている。従ってこの発
進時において、第4図fb)の破線のようにいかなる経
過で変速開始点Pに至るか判断されることになる。 そして、この場合に変速開始判断部94では、上記経過
情報の目標変速比is、目標変速比変化速度dis/d
tにより、目標変速比変化速度dis/旧が大きく急変
速状態では目標変速比1sの大きい時点で変速開始判断
し、常に一定の遅れ時間Δtを確保する。そこで目標変
速比IS、目標変速比変化速度dis/dtが第4図(
C)の特性を満すと、変速開始を判断してこれがロック
アツプ・オン決定部95に入力する。 このとき、トルクコンバータ状態判断部93では、速度
比eと回転差ΔNとの両者でトルクコンバータ状態が判
断されており、既にカップリング領+4を判断してこれ
がロックアツプ・オン決定部95に入力する場合は、上
記変速開始判断の入力によりロックアツプクラッチ15
のロックアンプを決定する。 そこで、上記ロックアツプ信号の出力でソレノイド弁6
7がロックアツプ制御弁63をトルクコンバータ側に切
換えることで、作動圧はトルクコンバータ12に封じ込
められてロックアツプクラッチ15に作用し、こうして
ロックアツプクラッチ15はコンバータカバー11に直
結してロックアツプする。 従ってエンジン動力は、ロックアツプクラッチ15によ
り効率よく伝達することになり、第5図の変速開始時の
変速比最大のラインi[と最小のライン1Hとの間の変
速全域がロックアツプ領域になる。 また、上記カップリング領域と変速開始の判断は変速開
始指示部112に入力し、D°十ΔDのデユーティ比の
信号を出力して変速開始を指示する。 そのため、ソレノイド弁52により変速速度制御弁45
が動作してプライマリ圧を生じ、実際には第5図のライ
ン1[の所定の点Pから上記ロックアツプと同時に変速
を開始して、アップシフトする。 このロックアツプ状態では、速度比eはe=1でトルク
増幅率αも1になるため、これ以降はライン圧が実変速
比iとエンジントルクTeの要素でのみ制御される。 一方、変速開始判断時に未だコンバータ領域が判断され
ている場合は、変速開始指示部112で変速開始が阻止
され、カップリング領域の判断を待って、ロックアツプ
と変速間々hを同時に行うことになる。 走行中、ブレーキスイッチ115からブレーキ・オン状
態の信号が出る時、ロックアツプ・オフ決定部116で
は、ロックアツプ・オフが決定される。 また、スロットル開度センサ84の出力信号から減速判
定部114において、スロットル全開状態にあると判定
される時、上記ロックアツプ・オフ決定部116では、
シフト位置センサ85.目標変速比算出部88.実変速
比算出部86からの情報に基いて前述のような演算をな
し、偏差Δ1=is−iが所定値を越えた場合、減速状
態にあると判定する。そして、変速速度制御系およびラ
イン圧制御系において変速制御がなされ、実変速比iが
偏差Δiの減少関数として目標変速比isに向けて収束
される過程で、実変速比iが所要変速比LD1あるいは
iD2になった時点においてロックアツプ・オフを決定
する(第6図参照)。 これによって、ソレノイド弁67が動作し、ロックアツ
プ制御弁63を切換え動作し、トルクコンバータ12に
封じ込められた作動圧をリリースし、ロックアツプクラ
ッチ15をオフする。このため、例えば、IStあるい
は2ndレンジのシフト位置では、減速後、エンジンブ
レーキ作用が持続され、エンジン回転数が相当低下した
時点でロックアツプ・オフがなされるが、Dレンジのシ
フト位置では、減速後、比較的早い時期にロックアツプ
・オフがなされ、エンジン停止が起る前段で、エンジン
回転数の低下を抑えることができる。
【発明の効果】
本発明は以上詳述したようになり、減速後、変速機の変
速レンジなどの条件によって、トルクコンバータのクラ
ッチのロックアツプ解除時期を、所要変速比の設定で定
められるので、例えばistあるいは2ndレンジにお
いては減速がはじまってから相当の期間エンジンブレー
キの効果を持続させることができるなどの利益を、得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すスケルトン図、第2図
は油圧制御系の回路図、第3図は制御ユニットの実施例
を示すブロック図、第4図は(a)ないしくd)は各特
性図、第5図は通常のロックアツプオン・オフと変速開
始を示す図、第6図は減速時のロックアツプ・オフと変
速比の関係を示す図である。 5・・・無段変速機、12・・・トルクコンバータ、1
5・・・ロックアツプクラッチ、52・・・変速用ソレ
ノイド弁、67・・・ロックアツプ用ソレノイド弁、8
0・・・制御ユニット、93・・・トルクコンバータ状
態判断部、94・・・変速開始判断部、95・・・ロッ
クアツプ決定部、114・・・減速判定部、116・・
・ロックアツプ・オフ決定部、117・・・ロックアツ
プ・オン・オフ決定部。 第4 (d) (a) (C) 第5図 麦未開女台、ロックア5フl示寿1、 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無段変速機の入力側にロックアップクラッチ付ト
    ルクコンバータを有する駆動系において、減速時におけ
    るクラッチロックアップ解除のための所要変速比を設定
    し、減速時に、無段変速機の目標変速比と実変速比との
    偏差に対して実変速比を減少関数として変化させ、上記
    所要変速比へ収束するように変速機の変速比制御を行う
    と共に、上記所要変速比になった時点でクラッチのロッ
    クアップを解除するように構成したことを特徴とするロ
    ックアップトルコン付無段変速機の制御装置。
  2. (2)上記所要変速比は、変速機の所要レンジに対応し
    て設定されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のロックアップトルコン付無段変速機の制御装置。
JP3116688A 1988-02-12 1988-02-12 ロックアップトルコン付無段変速機の制御装置 Pending JPH01206154A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4104542A1 (de) * 1990-02-14 1991-08-22 Fuji Heavy Ind Ltd System zur einstellung eines stufenlos einstellbaren riemengetriebes

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4104542A1 (de) * 1990-02-14 1991-08-22 Fuji Heavy Ind Ltd System zur einstellung eines stufenlos einstellbaren riemengetriebes
US5112280A (en) * 1990-02-14 1992-05-12 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha System for controlling a continuously variable transmission

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