JPH03172672A - 無段変速機の制御装置 - Google Patents
無段変速機の制御装置Info
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- JPH03172672A JPH03172672A JP31160489A JP31160489A JPH03172672A JP H03172672 A JPH03172672 A JP H03172672A JP 31160489 A JP31160489 A JP 31160489A JP 31160489 A JP31160489 A JP 31160489A JP H03172672 A JPH03172672 A JP H03172672A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/66—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
- F16H2061/6604—Special control features generally applicable to continuously variable gearings
- F16H2061/6608—Control of clutches, or brakes for forward-reverse shift
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車等の車両の駆動系においてロックアッ
プ付流体継手とベルト式無段変速機とを組合わせて搭載
した無段変速機の制御装置に関し、詳しくは、流体継手
のスリップによる油温上昇の防止対策に関する。
プ付流体継手とベルト式無段変速機とを組合わせて搭載
した無段変速機の制御装置に関し、詳しくは、流体継手
のスリップによる油温上昇の防止対策に関する。
一般にロックアツプ付トルクコンバータヲ使用した駆動
系では、発進時においてトルクコンバータのトルク増幅
作用を利用すると、発進性能が強化し、スムーズ性が向
上する。また発進後は、ロックアツプすることによりト
ルクコンバータの動力損失がなくなって燃費向上になる
。このため、かかる利点を得るためにロックアツプクラ
ッチをいかに制御するか種々提案されている。
系では、発進時においてトルクコンバータのトルク増幅
作用を利用すると、発進性能が強化し、スムーズ性が向
上する。また発進後は、ロックアツプすることによりト
ルクコンバータの動力損失がなくなって燃費向上になる
。このため、かかる利点を得るためにロックアツプクラ
ッチをいかに制御するか種々提案されている。
一方、トルクコンバータは常にスリップしながら作動す
るため、スリップ損失により発熱して油温上昇すること
がある。この油温上昇は、オイルの劣化、オイルポンプ
容量の低減等を招く。またトルクコンバータに無段変速
機を組合わせた駆動系では、無段変速機油圧制御系と共
にトルクコンバータ、ロックアツプクラッチが同一のオ
イルで一緒に作動制御されているため、油温上昇は必然
的に無段変速機の制御系に影響を及ぼす。特に、電子制
御により油圧を微妙に制御する構成であるから、油温上
昇で粘性、比重等が変化すると、変速制御に与える影響
が大きく、このため油温管理を充分に行うことが要求さ
れる。
るため、スリップ損失により発熱して油温上昇すること
がある。この油温上昇は、オイルの劣化、オイルポンプ
容量の低減等を招く。またトルクコンバータに無段変速
機を組合わせた駆動系では、無段変速機油圧制御系と共
にトルクコンバータ、ロックアツプクラッチが同一のオ
イルで一緒に作動制御されているため、油温上昇は必然
的に無段変速機の制御系に影響を及ぼす。特に、電子制
御により油圧を微妙に制御する構成であるから、油温上
昇で粘性、比重等が変化すると、変速制御に与える影響
が大きく、このため油温管理を充分に行うことが要求さ
れる。
そこで従来、上記ロックアツプクラッチ付トルクコンバ
ータの油温上昇防止対策に関しては、例えば特開昭61
−248959号公報の先行技術がある。ここで、トル
クコンバータの油温上昇時にはロックアツプ領域設定手
段により設定されているロックアツプ作動領域を、領域
変更手段により拡大することが示されている。
ータの油温上昇防止対策に関しては、例えば特開昭61
−248959号公報の先行技術がある。ここで、トル
クコンバータの油温上昇時にはロックアツプ領域設定手
段により設定されているロックアツプ作動領域を、領域
変更手段により拡大することが示されている。
ところで、上記先行技術のものにあっては、自動変速機
を対象としたものであり、高速段側に設定されているロ
ックアツプ作動領域を、油温上昇時に低速段側に拡大す
るものであるが、無段変速機の場合にはそのまま適用で
きない、即ち、無段変速機では最大変速比の低速段から
変速開始すると、無段階に変速制御されるため、各変速
段を個々に定めることができない。このため、ロックア
ツプ領域、油温上昇時の領域、油温上昇時の制御は自動
変速機の場合と各別に行うことが要求される。
を対象としたものであり、高速段側に設定されているロ
ックアツプ作動領域を、油温上昇時に低速段側に拡大す
るものであるが、無段変速機の場合にはそのまま適用で
きない、即ち、無段変速機では最大変速比の低速段から
変速開始すると、無段階に変速制御されるため、各変速
段を個々に定めることができない。このため、ロックア
ツプ領域、油温上昇時の領域、油温上昇時の制御は自動
変速機の場合と各別に行うことが要求される。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、ロックアツプクラッチ付流体継手に無
段変速機を組合わせた駆動系において、流体継手による
油温上昇時にそれを抑制するように適切にロックアツプ
制御することが可能なロックアップ付流体継手を具備し
た無段変速機の制御装置を提供することにある。
とするところは、ロックアツプクラッチ付流体継手に無
段変速機を組合わせた駆動系において、流体継手による
油温上昇時にそれを抑制するように適切にロックアツプ
制御することが可能なロックアップ付流体継手を具備し
た無段変速機の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の制御装置は、無段変
速機の入力側にロックアツプクラッチ付流体継手を備え
、上記ロックアツプクラッチによるロックアツプ領域を
車速、エンジン回転数、プーリ比および速度比の関数に
よって制御する制御系において、上記流体継手にょる油
温上昇を検出する油温センサと1.上記油温に応じた設
定値を定め、上記トルクコンバータ入・出力回転数の速
度比と比較して、ロックアツプを変速開始前に早めるよ
うに変更するロックアツプ変更手段とを備えるものであ
る。
速機の入力側にロックアツプクラッチ付流体継手を備え
、上記ロックアツプクラッチによるロックアツプ領域を
車速、エンジン回転数、プーリ比および速度比の関数に
よって制御する制御系において、上記流体継手にょる油
温上昇を検出する油温センサと1.上記油温に応じた設
定値を定め、上記トルクコンバータ入・出力回転数の速
度比と比較して、ロックアツプを変速開始前に早めるよ
うに変更するロックアツプ変更手段とを備えるものであ
る。
上記構成に基づき、流体継手による油温の状態が油温セ
ンサにより常に検出されており、油温が上昇すると、ロ
ックアツプ変更手段で油温に応じた設定値と流体継手の
入、出力回転数の速度比との比較によりロックアツプ変
更と判断され、無段変速機の変速開始前の最大変速比の
状態で早目にロックアツプクラッチがオンするように制
御される。そしてかかる早目のロックアツプにより流体
継手の作動を縮小して、油温上昇を防ぐようになる。
ンサにより常に検出されており、油温が上昇すると、ロ
ックアツプ変更手段で油温に応じた設定値と流体継手の
入、出力回転数の速度比との比較によりロックアツプ変
更と判断され、無段変速機の変速開始前の最大変速比の
状態で早目にロックアツプクラッチがオンするように制
御される。そしてかかる早目のロックアツプにより流体
継手の作動を縮小して、油温上昇を防ぐようになる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、ロックアツプトルコン付無段変速機の
駆動系の概略について述べる。符号lはエンジンであり
、クランク軸2がトルクコンバータ装置31前後進切換
装置4.無段変速機5およびディファレンシャル装置B
に順次伝動構成される。
駆動系の概略について述べる。符号lはエンジンであり
、クランク軸2がトルクコンバータ装置31前後進切換
装置4.無段変速機5およびディファレンシャル装置B
に順次伝動構成される。
トルクコンバータ装置3は、クランク軸2がドライブブ
レー)10を介してコンバータカバー11およびトルク
コンバータ12のポンプインペラ12aに連結する。ト
ルクコンバータ12のタービンランナ12bはタービン
軸13に連結し、ステータ12cはワンウェイクラッチ
14により案内されている。タービンランナ12t)と
一体的なロックアツプクラッチ15は、ドライブプレー
ト10に係合または解放可能に設置され、エンジン動力
をトルクコンバータ12またはロックアツプクラッチ1
5を介して伝達する。
レー)10を介してコンバータカバー11およびトルク
コンバータ12のポンプインペラ12aに連結する。ト
ルクコンバータ12のタービンランナ12bはタービン
軸13に連結し、ステータ12cはワンウェイクラッチ
14により案内されている。タービンランナ12t)と
一体的なロックアツプクラッチ15は、ドライブプレー
ト10に係合または解放可能に設置され、エンジン動力
をトルクコンバータ12またはロックアツプクラッチ1
5を介して伝達する。
前後進切換装置4は、ダブルピニオン式プラネタリギヤ
1Bを有し、サンギヤleaにタービン軸13が入力し
、キャリアtabからプライマリ軸20が出力する。そ
してサンギヤleaとリングギヤ16cとの間にフォワ
ードクラッチ17を、リングギヤleeとケースとの間
にリバースブレーキ18を有し、フォーワードクラッチ
17の係合でプラネタリギヤ16を一体化してタービン
輔13とプライマリ軸20とを直結する・また、リバー
スブレーキ18の係合でプライマリ軸20に逆転した動
力を出力し、フォワードクラッチ17とリバースブレー
キ18の解放でプラネタリギヤ16をフリーにする。
1Bを有し、サンギヤleaにタービン軸13が入力し
、キャリアtabからプライマリ軸20が出力する。そ
してサンギヤleaとリングギヤ16cとの間にフォワ
ードクラッチ17を、リングギヤleeとケースとの間
にリバースブレーキ18を有し、フォーワードクラッチ
17の係合でプラネタリギヤ16を一体化してタービン
輔13とプライマリ軸20とを直結する・また、リバー
スブレーキ18の係合でプライマリ軸20に逆転した動
力を出力し、フォワードクラッチ17とリバースブレー
キ18の解放でプラネタリギヤ16をフリーにする。
無段変速機5は、プライマリ軸20に油圧シリンダ21
を有するブーり間隔可変式のプライマリプーリ22が、
セカンダリ軸23にも同様に油圧シリンダ24を有する
セカンダリプーリ25が設けられ、プライマリプーリ2
2とセカンダリプーリ25との間に駆動ベルト2Bが巻
付けられる。ここで、プライマリシリンダ21の方が受
圧面積が大きく設定され、そのプライマリ圧により駆動
ベルト26のプライマリプーリ22、セカンダリプーリ
25に対する巻付は径の比率を変えて無段変速するよう
になっている。
を有するブーり間隔可変式のプライマリプーリ22が、
セカンダリ軸23にも同様に油圧シリンダ24を有する
セカンダリプーリ25が設けられ、プライマリプーリ2
2とセカンダリプーリ25との間に駆動ベルト2Bが巻
付けられる。ここで、プライマリシリンダ21の方が受
圧面積が大きく設定され、そのプライマリ圧により駆動
ベルト26のプライマリプーリ22、セカンダリプーリ
25に対する巻付は径の比率を変えて無段変速するよう
になっている。
ディファレンシャル装置6は、セカンダリ軸23に一対
のりダクションギャ27を介して出力軸28が連結し、
この出力軸28のドライブギヤ29がファイナルギヤ8
0に噛合う。そしてファイナルギヤ30の差動装置31
が、車軸32を介して左右の車輪83に連結している。
のりダクションギャ27を介して出力軸28が連結し、
この出力軸28のドライブギヤ29がファイナルギヤ8
0に噛合う。そしてファイナルギヤ30の差動装置31
が、車軸32を介して左右の車輪83に連結している。
一方、無段変速機制御用の高い油圧源を得るため、無段
変速機5にメインオイルポンプ34が設けられ、このメ
インオイルポンプ34がポンプドライブ軸35を介して
クランク軸2に直結する。また、トルクコンバータ12
.ロックアツプクラッチ15および前後進切換制御用の
低い油圧源を得るため、トルクコンバータ装置3にサブ
オイルポンプ36が設けられ、このサブオイルポンプ3
Bがポンプ軸37を介してコンバータカバー11に直結
する。
変速機5にメインオイルポンプ34が設けられ、このメ
インオイルポンプ34がポンプドライブ軸35を介して
クランク軸2に直結する。また、トルクコンバータ12
.ロックアツプクラッチ15および前後進切換制御用の
低い油圧源を得るため、トルクコンバータ装置3にサブ
オイルポンプ36が設けられ、このサブオイルポンプ3
Bがポンプ軸37を介してコンバータカバー11に直結
する。
第3図において、油圧制御系について述べる。
先ず、無段変速機油圧制御系について述べると、オイル
パン40と連通する高圧用のメインオイルポンプ84か
らのライン圧油路41がライン圧制御弁42に連通して
高いライン圧が生じ、このライン圧が油路43を介して
セカンダリシリンダ24に常に供給されている。ライン
圧はさらに、油路44を介して変速速度制御弁45に導
かれ、油路46によりプライマリシリンダ21に給排油
してプライマリ圧が生じるようになっている。また、後
述のサブオイルポンプ3Bからの作動圧油路47は、レ
デューシング弁48に連通して常に一定の油圧が生じ、
このレデューシング油路49.50がライン圧制御弁4
2のソレノイド弁51.変速速度制御弁45のソレノイ
ド弁52に連通ずる。
パン40と連通する高圧用のメインオイルポンプ84か
らのライン圧油路41がライン圧制御弁42に連通して
高いライン圧が生じ、このライン圧が油路43を介して
セカンダリシリンダ24に常に供給されている。ライン
圧はさらに、油路44を介して変速速度制御弁45に導
かれ、油路46によりプライマリシリンダ21に給排油
してプライマリ圧が生じるようになっている。また、後
述のサブオイルポンプ3Bからの作動圧油路47は、レ
デューシング弁48に連通して常に一定の油圧が生じ、
このレデューシング油路49.50がライン圧制御弁4
2のソレノイド弁51.変速速度制御弁45のソレノイ
ド弁52に連通ずる。
ソレノイド弁51は、制御ユニット80からのデユーテ
ィ信号でオン・オフしてパルス状の制御圧が生じ、この
制御圧をアキュムレータ53で平滑化してライン圧制御
弁42に作用する。そして変速比l。
ィ信号でオン・オフしてパルス状の制御圧が生じ、この
制御圧をアキュムレータ53で平滑化してライン圧制御
弁42に作用する。そして変速比l。
エンジントルクTe、トルクコンバータトルク増幅率等
に応じ、ライン圧PLを制御する。
に応じ、ライン圧PLを制御する。
変速速度制御弁45のソレノイド弁52も同様にデユー
ティ信号でパルス状の制御圧が生じて、変速速度制御弁
45を給油と排油の2位置に動作する。
ティ信号でパルス状の制御圧が生じて、変速速度制御弁
45を給油と排油の2位置に動作する。
そして、デユーティ比により2位置の動作状態を変えて
プライマリシリンダ21への給排油の流量を#御し、変
速比1と変化速度dlldtとを変えて変速制御する。
プライマリシリンダ21への給排油の流量を#御し、変
速比1と変化速度dlldtとを変えて変速制御する。
次いで、トルクコンバータ等の油圧制御系について述べ
ると、サブオイルポンプ3Bからの油路BOはレギュレ
ータ弁81に連通して、所定の低い作動圧が生じる。こ
の作動圧油路B2はロックアツプ制御弁63に連通し、
このロックアツプ制御弁63から油路B4によりトルク
コンバータ12に、油路65によりロックアツプクラッ
チ15のリリース室6Bに連通ずる。一方、このロック
アツプ制御弁B3のソレノイド弁B7には、上述のレデ
ューシング圧の油路68が連通ずる。そして制御ユニッ
ト80からのロックアツプ信号がない場合は、油路62
と65とによりリリース室66経由でトルクコンバータ
I2に給油し、ロックアツプ信号が出力すると、油路6
2と64とにより作動圧をロックアツプクラッチ15に
作用してロックアツプする。
ると、サブオイルポンプ3Bからの油路BOはレギュレ
ータ弁81に連通して、所定の低い作動圧が生じる。こ
の作動圧油路B2はロックアツプ制御弁63に連通し、
このロックアツプ制御弁63から油路B4によりトルク
コンバータ12に、油路65によりロックアツプクラッ
チ15のリリース室6Bに連通ずる。一方、このロック
アツプ制御弁B3のソレノイド弁B7には、上述のレデ
ューシング圧の油路68が連通ずる。そして制御ユニッ
ト80からのロックアツプ信号がない場合は、油路62
と65とによりリリース室66経由でトルクコンバータ
I2に給油し、ロックアツプ信号が出力すると、油路6
2と64とにより作動圧をロックアツプクラッチ15に
作用してロックアツプする。
また、油路B2から分岐する作動圧油路69は、セレク
ト弁70.油路71および72を介してフォワードクラ
ッチ17.リバースブレーキ18に連通する。セレフト
弁70は、パーキング(P)、リバース(R)。
ト弁70.油路71および72を介してフォワードクラ
ッチ17.リバースブレーキ18に連通する。セレフト
弁70は、パーキング(P)、リバース(R)。
ニュートラル(N)、ドライブ(D)の各レンジに応じ
て切換えるもので、Dレンジでは油路69と71とによ
りフォーワードクラッチ17に給油し、Rレンジでは油
路B9と72とでリバースブレーキ18に給油し、P、
Nのレンジではフォワードクラッチ17とリバースブレ
ーキ18を排油する。
て切換えるもので、Dレンジでは油路69と71とによ
りフォーワードクラッチ17に給油し、Rレンジでは油
路B9と72とでリバースブレーキ18に給油し、P、
Nのレンジではフォワードクラッチ17とリバースブレ
ーキ18を排油する。
第1図において電子制御系について述べる。
先ず、エンジン回転数No、プライマリプーリ回転数N
p、セカンダリプーリ回転数Ns、スロットル開度θ、
シフト位置の各センサ81ないし85を有する。
p、セカンダリプーリ回転数Ns、スロットル開度θ、
シフト位置の各センサ81ないし85を有する。
そこで、変速速度制御系について述べると、制御ユニッ
ト80で、ブライマリブーり回転数センサ82、セカン
ダリプーリ回転数センサ83のプライマリプーリ回転数
Np、セカンダリプーリ回転数Nsは実変速比算出部8
Bに入力し、実変速比■−Np/Nsにより実変速比I
を算出する。この実変速比Iとスロットル開度センサ8
4のスロットル開度θおよびシフト位置センサ85のシ
フト位置は目標ブライマリブーり回転数検索部87に入
力し、RlD、スポーティドライブ(Ds)の各レンジ
毎に変速パターンに基づくI−θのテーブルを用いて目
標ブライマリブーり回転数NPDを検索する。目標ブラ
イマリブーり回転数NPDとセカンダリプーリ回転数N
sは目標変速比算出部88に入力し、目標変速比lsが
、1s−NPD/Nsにより算出される。
ト80で、ブライマリブーり回転数センサ82、セカン
ダリプーリ回転数センサ83のプライマリプーリ回転数
Np、セカンダリプーリ回転数Nsは実変速比算出部8
Bに入力し、実変速比■−Np/Nsにより実変速比I
を算出する。この実変速比Iとスロットル開度センサ8
4のスロットル開度θおよびシフト位置センサ85のシ
フト位置は目標ブライマリブーり回転数検索部87に入
力し、RlD、スポーティドライブ(Ds)の各レンジ
毎に変速パターンに基づくI−θのテーブルを用いて目
標ブライマリブーり回転数NPDを検索する。目標ブラ
イマリブーり回転数NPDとセカンダリプーリ回転数N
sは目標変速比算出部88に入力し、目標変速比lsが
、1s−NPD/Nsにより算出される。
そしてこの目標変速比Isは目標変速速度算出部89に
入力し、一定時間の目標変速比Isの変化量により目標
変速比変化速度dis/dtを算出する。そしてこれら
の実変速比l、目標変速比1s、および目標変速比変化
速度dls/dtは変速速度算出部90に入力し、変速
速度di/dtを以下により算出する。
入力し、一定時間の目標変速比Isの変化量により目標
変速比変化速度dis/dtを算出する。そしてこれら
の実変速比l、目標変速比1s、および目標変速比変化
速度dls/dtは変速速度算出部90に入力し、変速
速度di/dtを以下により算出する。
dl/dt = K1 (Is −1)十に2 ・
d1s/dt上記式において、K1.に2は定数、ls
−1は目標と実際の変速比偏差の制御量、dis/dt
は制御系の遅れ補正要素である。
d1s/dt上記式において、K1.に2は定数、ls
−1は目標と実際の変速比偏差の制御量、dis/dt
は制御系の遅れ補正要素である。
上記変速速度dl/dt 、実変速比量は、デユーティ
比検索部91に入力する。ここで操作量のデユーティ比
りが、D−f (di/dt 、 1)の関係で設定さ
れることがら、アップシフトとダウンシフトにおいてデ
ユーティ比りがdi/di−4のテーブルを用いて検索
される。そしてこのデユーティ信号が、駆動部105を
介してソレノイド弁52に出力する。
比検索部91に入力する。ここで操作量のデユーティ比
りが、D−f (di/dt 、 1)の関係で設定さ
れることがら、アップシフトとダウンシフトにおいてデ
ユーティ比りがdi/di−4のテーブルを用いて検索
される。そしてこのデユーティ信号が、駆動部105を
介してソレノイド弁52に出力する。
ロックアツプ制御系について述べると、エンジン回転数
センサ81.ブライマリブーり回転数センサ82のエン
ジン回転数No、プライマリプーリ回転数Npが人力す
る速度比算出部92を有し、トルクコンバータ入、出力
側の速度比eをe−Np/NOにより算出する。この速
度比eとエンジン回転数NOはトルクコンバータ状態判
断部93に人力する。ここで、トルクコンバータ12の
コンバータ領域とカップリング領域を判断するのに設定
速度比esが設定されているが、回転数差ΔN (N。
センサ81.ブライマリブーり回転数センサ82のエン
ジン回転数No、プライマリプーリ回転数Npが人力す
る速度比算出部92を有し、トルクコンバータ入、出力
側の速度比eをe−Np/NOにより算出する。この速
度比eとエンジン回転数NOはトルクコンバータ状態判
断部93に人力する。ここで、トルクコンバータ12の
コンバータ領域とカップリング領域を判断するのに設定
速度比esが設定されているが、回転数差ΔN (N。
−Np)が小さいことも条件にしてショックを軽減する
ため、設定速度比e5がエンジン回転数NOの増大関数
で設定してあり、この設定速度比esに対しe≧e5の
場合にカップリング領域と判断する。
ため、設定速度比e5がエンジン回転数NOの増大関数
で設定してあり、この設定速度比esに対しe≧e5の
場合にカップリング領域と判断する。
またロックアツプクラッチ15によるロックアツプ領域
を、車速、エンジン回転数No、プーリ比および速度比
eの関数によって制御することもできるる。
を、車速、エンジン回転数No、プーリ比および速度比
eの関数によって制御することもできるる。
上記目標変速比Isは変速開始判断部94に人力し、無
段変速機5の機構上の最大変速比2.5に対し、目標変
速比lsがls≧2.5では変速開始前、目標変速比1
sがls< 2.6では変速開始後を判断する。ここで
、電子制御系の目標変速比算出部88では、目標変速比
isが2.5より大きい領域でも目標プライマリプーリ
回転数NPDとセカンダリブーり回転数Nsとの比で計
算されており、このため制御系の遅れを加味して目標変
速比isが2.5より大きい所定の値になった時点で変
速開始を判断する。
段変速機5の機構上の最大変速比2.5に対し、目標変
速比lsがls≧2.5では変速開始前、目標変速比1
sがls< 2.6では変速開始後を判断する。ここで
、電子制御系の目標変速比算出部88では、目標変速比
isが2.5より大きい領域でも目標プライマリプーリ
回転数NPDとセカンダリブーり回転数Nsとの比で計
算されており、このため制御系の遅れを加味して目標変
速比isが2.5より大きい所定の値になった時点で変
速開始を判断する。
そして上記トルクコンバータ状態、変速開始。
シフト位置、セカンダリプーリ回転数Nsの信号はロッ
クアツプ決定部95に入力し、速度比eと設定速度比e
5とがe≧e、のカップリング判断。
クアツプ決定部95に入力し、速度比eと設定速度比e
5とがe≧e、のカップリング判断。
変速開始判断、DまたはDsのレンジ、セカンダリ回転
数プーリNsとセカンダリプーリ回転数の設定値Nso
とがNs≧N、。のすべての条件を満足する場合に、ロ
ックアツプクラッチ15のロックアツプ・オンを決定す
る。そしてこのロックアツプ信号が、駆動部96を介し
てソレノイド弁67に出力する。
数プーリNsとセカンダリプーリ回転数の設定値Nso
とがNs≧N、。のすべての条件を満足する場合に、ロ
ックアツプクラッチ15のロックアツプ・オンを決定す
る。そしてこのロックアツプ信号が、駆動部96を介し
てソレノイド弁67に出力する。
ライン圧制御系について述べると、スロットル開度θと
エンジン回転数Noが人力するエンジントルク算出部9
7を有し、トルク特性からエンジントルクTeを求める
。またトルクコンバータ12のトルク増幅作用で無段変
速機5への入力トルクが変化するのに対応し、速度比e
が人力するトルク増幅率検索部98を有し、トルク増幅
率のテーブルによりトルク増幅率αを検索し、人力トル
ク算出部99で人力トルクT1をT1−α・Teにより
求める。
エンジン回転数Noが人力するエンジントルク算出部9
7を有し、トルク特性からエンジントルクTeを求める
。またトルクコンバータ12のトルク増幅作用で無段変
速機5への入力トルクが変化するのに対応し、速度比e
が人力するトルク増幅率検索部98を有し、トルク増幅
率のテーブルによりトルク増幅率αを検索し、人力トル
ク算出部99で人力トルクT1をT1−α・Teにより
求める。
一方、実変速比量は必要ライン圧設定部100に入力し
、単位トルク当りの必要ライン圧P I、uを求め、こ
れと入力トルクTIが目標ライン圧設定部101に入力
して、目標ライン圧PLをPL −PLu・TIにより
算出する。ここで、ライン圧制御弁42の特性上エンジ
ン回転数Neによりポンプ吐出圧が変化するのに伴いラ
イン圧最大f!iP Lsが変動するのを補正するため
、エンジン回転数Neと実変速比1が入力する弁特性補
正部102を有する。
、単位トルク当りの必要ライン圧P I、uを求め、こ
れと入力トルクTIが目標ライン圧設定部101に入力
して、目標ライン圧PLをPL −PLu・TIにより
算出する。ここで、ライン圧制御弁42の特性上エンジ
ン回転数Neによりポンプ吐出圧が変化するのに伴いラ
イン圧最大f!iP Lsが変動するのを補正するため
、エンジン回転数Neと実変速比1が入力する弁特性補
正部102を有する。
そして、Ne−1のテーブルにより、ライン圧最大値P
Lsを常に一定化する。かかる目標ライン圧PL、ライ
ン圧最大値PLmはデユーティ比検索部103に人力し
、ライン圧最大値PL−に対する目標ライン圧PLの割
合で目標ライン圧PI、に相当するデユーティ比りを定
めるのであり、このデユーティ信号りが、駆動部104
を介してソレノイド弁51に出力する。。
Lsを常に一定化する。かかる目標ライン圧PL、ライ
ン圧最大値PLmはデユーティ比検索部103に人力し
、ライン圧最大値PL−に対する目標ライン圧PLの割
合で目標ライン圧PI、に相当するデユーティ比りを定
めるのであり、このデユーティ信号りが、駆動部104
を介してソレノイド弁51に出力する。。
更に、トルクコンバータのスリップによる油温上昇防止
対策について述べる。
対策について述べる。
先ず、第3図の油圧制御系において例えばトルクコンバ
ータ12のトルクコンバータ作動時にオイルが戻る油路
64に油温センサ75が設置され、油温センサ75の油
温T。と速度比算出部92の速度比eとがロックアツプ
変更部7Bに入力し、ロック7・ノブ領域を油温T。で
変更するようになっている。
ータ12のトルクコンバータ作動時にオイルが戻る油路
64に油温センサ75が設置され、油温センサ75の油
温T。と速度比算出部92の速度比eとがロックアツプ
変更部7Bに入力し、ロック7・ノブ領域を油温T。で
変更するようになっている。
即ち、ロックアツプ変更部7BでのトルクコンバータI
2のカップリング領域を判断する設定速度比e /sが
、第4図のように油温T0の上昇に対しステップ状に小
さくなるように設定され、油温依存性が付与されている
。そしてかかる設定速度比eI sに対してe≧e′s
の場合はロックアツプ変更信号を駆動部96に出力し、
変速開始前から早目にロックアツプして、油温上昇を抑
制するように構成されている。
2のカップリング領域を判断する設定速度比e /sが
、第4図のように油温T0の上昇に対しステップ状に小
さくなるように設定され、油温依存性が付与されている
。そしてかかる設定速度比eI sに対してe≧e′s
の場合はロックアツプ変更信号を駆動部96に出力し、
変速開始前から早目にロックアツプして、油温上昇を抑
制するように構成されている。
次いで、このように構成された制御装置の作用について
述べる。
述べる。
先ず、NまたはPレンジでエンジンlを始動すると、ク
ランク軸2によりトルクコンバータ装置3は駆動するが
、前後進切換装置4で遮断されて無段変速機5にはエン
ジン動力が入力しない。
ランク軸2によりトルクコンバータ装置3は駆動するが
、前後進切換装置4で遮断されて無段変速機5にはエン
ジン動力が入力しない。
方、このときポンプドライブ軸35止コンバータカバー
11によりメインオイルポンプ34.サブオイルポンプ
3Bが駆動され、油圧制御系のライン圧制御弁42.レ
ギュレータ弁61.レデューシング弁48により所定の
油圧が生じている。ここで、ライン圧はセカンダリシリ
ンダ24にのみ供給されて、駆動ベルト2Bをセカンダ
リプーリ25側に移行することで、変速比最大の低速段
になっている。また停車時には、選択部94からロック
アツプ・オフの信号がソレノイド弁B7に出力し、ロッ
クアツプ制御弁B3をロックアツプクラッチ15のリリ
ース側に切換えているので、作動圧はリリース室6Bを
介してトルクコンバータ12に流れ、このためロックア
ツプクラッチ15がオフしてトルクコンバータ12が作
動状態になる。
11によりメインオイルポンプ34.サブオイルポンプ
3Bが駆動され、油圧制御系のライン圧制御弁42.レ
ギュレータ弁61.レデューシング弁48により所定の
油圧が生じている。ここで、ライン圧はセカンダリシリ
ンダ24にのみ供給されて、駆動ベルト2Bをセカンダ
リプーリ25側に移行することで、変速比最大の低速段
になっている。また停車時には、選択部94からロック
アツプ・オフの信号がソレノイド弁B7に出力し、ロッ
クアツプ制御弁B3をロックアツプクラッチ15のリリ
ース側に切換えているので、作動圧はリリース室6Bを
介してトルクコンバータ12に流れ、このためロックア
ツプクラッチ15がオフしてトルクコンバータ12が作
動状態になる。
そこで、Dレンジにシフトすると、セレクト弁70によ
りフォワードクラッチ17に給油されるため、プラネタ
リギヤ16が一体化してタービン軸13とプライマリ軸
20とを直結し、前進位置になる。このため、エンジン
動力がトルクコンバータ12を介して無段変速機5のプ
ライマリ軸20に入力し、プライマリプーリ22.セカ
ンダリプーリ25と駆動ベルト2Bにより最も低い低速
段の動力がセカンダリ軸23に出力し、これがディファ
レンシャル装置Bを介して車輪33に伝達し、アクセル
解放でも走行可能となる。従って、このアクセル解放ま
たはアクセル踏込みにより発進する。
りフォワードクラッチ17に給油されるため、プラネタ
リギヤ16が一体化してタービン軸13とプライマリ軸
20とを直結し、前進位置になる。このため、エンジン
動力がトルクコンバータ12を介して無段変速機5のプ
ライマリ軸20に入力し、プライマリプーリ22.セカ
ンダリプーリ25と駆動ベルト2Bにより最も低い低速
段の動力がセカンダリ軸23に出力し、これがディファ
レンシャル装置Bを介して車輪33に伝達し、アクセル
解放でも走行可能となる。従って、このアクセル解放ま
たはアクセル踏込みにより発進する。
ところで、かがる変速比最大の発進時には、トルクコン
バータ12が小さい速度比eによりトルク増幅作用して
おり、この増幅率αがトルク増幅率検索部98で検索さ
れてこの分目標ライン圧PLは大きくなる。従って、ラ
イン圧制御弁42によるライン圧は最大変速比やエンジ
ントルクに応じた分により増大し、セカンダリプーリ2
5における押付力はトルク増幅分も含んだトルクをスリ
ップすること無く伝達することが可能になる。
バータ12が小さい速度比eによりトルク増幅作用して
おり、この増幅率αがトルク増幅率検索部98で検索さ
れてこの分目標ライン圧PLは大きくなる。従って、ラ
イン圧制御弁42によるライン圧は最大変速比やエンジ
ントルクに応じた分により増大し、セカンダリプーリ2
5における押付力はトルク増幅分も含んだトルクをスリ
ップすること無く伝達することが可能になる。
またこの発進は、第6図の変速パターンの最大変速比の
ラインj!Lより低速側で行われ、実際の変速比は最大
の2.5にホールドされている。しかるに、変速制御系
では、セカンダリプーリ回転数Nsの上昇に伴いそれと
プライマリプーリ回転数Npとで実変速比Iが、この実
変速比Iとスロットル開度θとで目標ブライマリブーり
回転数NPDが、これらの目標ブライマリブーり回転数
N PC。
ラインj!Lより低速側で行われ、実際の変速比は最大
の2.5にホールドされている。しかるに、変速制御系
では、セカンダリプーリ回転数Nsの上昇に伴いそれと
プライマリプーリ回転数Npとで実変速比Iが、この実
変速比Iとスロットル開度θとで目標ブライマリブーり
回転数NPDが、これらの目標ブライマリブーり回転数
N PC。
セカンダリブーり回転数Nsより目標変速比算出部88
.目標変速速度算出部89で目標変速比Is、目標変速
比変化速度dis/dtが算出される。そして変速速度
算出部90では、これらの目標変速比Is、実変速比1
.目標変速比変化速度dis/dLにより変速速度di
/diの制御量を求め、デユーティ比検索部91では制
御量に対応したデユーティ比りの操作量を求めている。
.目標変速速度算出部89で目標変速比Is、目標変速
比変化速度dis/dtが算出される。そして変速速度
算出部90では、これらの目標変速比Is、実変速比1
.目標変速比変化速度dis/dLにより変速速度di
/diの制御量を求め、デユーティ比検索部91では制
御量に対応したデユーティ比りの操作量を求めている。
そこでls<2.5の条件になり、ソレノイド弁52に
デユーティ信号が出力して変速速度制御弁45が動作し
、プライマリシリンダ21に給油されてプライマリ圧が
生じると、第6図の最大変速比のライン、e tの所定
の点Pから変速を開始してアップシフトする。
デユーティ信号が出力して変速速度制御弁45が動作し
、プライマリシリンダ21に給油されてプライマリ圧が
生じると、第6図の最大変速比のライン、e tの所定
の点Pから変速を開始してアップシフトする。
一方、上記変速開始は変速開始判断部94で判断されて
、変速開始と同時にその信号がロックアツプ決定部95
に人力する。このときトルクコンバータ状態判断部93
では、速度比eと設定速度比e5との関係でカップリン
グ領域の有無が判断されており、通常は既にカップリン
グ領域になることで、変速開始時にロックアツプが決定
される。
、変速開始と同時にその信号がロックアツプ決定部95
に人力する。このときトルクコンバータ状態判断部93
では、速度比eと設定速度比e5との関係でカップリン
グ領域の有無が判断されており、通常は既にカップリン
グ領域になることで、変速開始時にロックアツプが決定
される。
そこで、上記ロックアツプ信号の出力でソレノイド弁6
7がロックアツプ制御弁63をトルクコンバータ側に切
換えることで、作動圧はトルクコンバータ12に封じ込
められてロックアツプクラッチ15に作用し、こうして
ロックアツプクラッチ15は、ドライブプレート10に
係合してロックアツプする・従ってエンジン動力は、ロ
ックアツプクラッチ15により効率よく伝達することに
なり、第6図の変速開始時の変速比最大のラインlLと
最小のラインj!1.との間の変速全域がロックアツプ
領域になる。
7がロックアツプ制御弁63をトルクコンバータ側に切
換えることで、作動圧はトルクコンバータ12に封じ込
められてロックアツプクラッチ15に作用し、こうして
ロックアツプクラッチ15は、ドライブプレート10に
係合してロックアツプする・従ってエンジン動力は、ロ
ックアツプクラッチ15により効率よく伝達することに
なり、第6図の変速開始時の変速比最大のラインlLと
最小のラインj!1.との間の変速全域がロックアツプ
領域になる。
このロックアツプ状態では、e−1のためトルク増幅率
αも1になり、これ以降はライン圧が実変速比Iとエン
ジントルクToの要素のみで制御される。
αも1になり、これ以降はライン圧が実変速比Iとエン
ジントルクToの要素のみで制御される。
ところで、上述の無段変速機5の制御、トルクコンバー
タ12とロックアツプクラッチ15の動作による車両走
行時において、アクセル踏込みの大きい発進が繰り返さ
れると、トルクコンバータ12のトルクコンバータ作動
開度が高くなり、スリップにより油温の上昇が生じる。
タ12とロックアツプクラッチ15の動作による車両走
行時において、アクセル踏込みの大きい発進が繰り返さ
れると、トルクコンバータ12のトルクコンバータ作動
開度が高くなり、スリップにより油温の上昇が生じる。
すると、かかる油温T、が油温センサ75で検出されて
、第5図のフローチャートが実行される。
、第5図のフローチャートが実行される。
即ち、ロックアツプ変更部76で油温Toに応じた設定
速度比e7 sが設定され、速度比eと比較判断される
。・そこで油温T。が高い場合は、速度比eが小さい状
態でe≧e /sの条件が成立し、これによりロックア
ツプ変更信号が出力する。このためロックアツプクラッ
チ15は、変速開始前の第6図の破線の領域で強制的に
オンされるのであり、こうしてロックアツプが早くなっ
てトルクコンバータ12による油温上昇が抑制されるの
である。
速度比e7 sが設定され、速度比eと比較判断される
。・そこで油温T。が高い場合は、速度比eが小さい状
態でe≧e /sの条件が成立し、これによりロックア
ツプ変更信号が出力する。このためロックアツプクラッ
チ15は、変速開始前の第6図の破線の領域で強制的に
オンされるのであり、こうしてロックアツプが早くなっ
てトルクコンバータ12による油温上昇が抑制されるの
である。
以上、本発明の実施例について述べたが、ロックアツプ
変更の判断には回転数差ΔNを用いてもよい。また高負
荷発進が繰り返されるとエンジンの水温Tvも上昇する
ので、このエンジンの水温Tvとの関係で設定速度比e
/、を定めてもよい。
変更の判断には回転数差ΔNを用いてもよい。また高負
荷発進が繰り返されるとエンジンの水温Tvも上昇する
ので、このエンジンの水温Tvとの関係で設定速度比e
/、を定めてもよい。
以上述べてきたように、本発明によれば、ロックアップ
付流体継手を具備した無段変速機でロックアツプ領域を
変速開始点付近以降の変速全域に定めるように制御する
ものにおいて、流体継手による油温上昇時には変速開始
前にロックアツプを早めるように変更するので、油温の
上昇を効果的に抑えることができる。このため、無段変
速機の変速制御等が安定し、振動騒音を低減し得る。
付流体継手を具備した無段変速機でロックアツプ領域を
変速開始点付近以降の変速全域に定めるように制御する
ものにおいて、流体継手による油温上昇時には変速開始
前にロックアツプを早めるように変更するので、油温の
上昇を効果的に抑えることができる。このため、無段変
速機の変速制御等が安定し、振動騒音を低減し得る。
さらに、ロックアツプ変更の判断を流体継手の入、出力
側回転数の比または差で行い。温度依存性を付与するこ
とで、変更制御を容易かつ適切に行い青る。また、温度
に応じた設定値により変更特性を適正に設定し得る。
側回転数の比または差で行い。温度依存性を付与するこ
とで、変更制御を容易かつ適切に行い青る。また、温度
に応じた設定値により変更特性を適正に設定し得る。
第1図は本発明の無段変速機の制御装置の実施例を示す
ブロック図、 第2図は無段変速機の一例を示すスケルトン図、第3図
は同油圧制御系の回路図、 第4図は油温マツプを示す図、 第5図は油温に対するロックアツプ制御の作用のフロー
チャート図、 第6図は変速パターンのロックアツプとトルクコンバー
タ作動の領域を示す図である。 5・・・無段変速機、12・・・トルクコンバータ、1
5・・・ロックアツプクラッチ、B7・・・ロックアツ
プ用ソレノイド弁、75・・・油温センサ、7B・・・
ロックアツプ変更部、93・・・トルクコンバータ状態
判断部、95・・・ロックアツプ決定部 第4図 第6図
ブロック図、 第2図は無段変速機の一例を示すスケルトン図、第3図
は同油圧制御系の回路図、 第4図は油温マツプを示す図、 第5図は油温に対するロックアツプ制御の作用のフロー
チャート図、 第6図は変速パターンのロックアツプとトルクコンバー
タ作動の領域を示す図である。 5・・・無段変速機、12・・・トルクコンバータ、1
5・・・ロックアツプクラッチ、B7・・・ロックアツ
プ用ソレノイド弁、75・・・油温センサ、7B・・・
ロックアツプ変更部、93・・・トルクコンバータ状態
判断部、95・・・ロックアツプ決定部 第4図 第6図
Claims (2)
- (1)無段変速機の入力側にロックアップクラッチ付流
体継手を備え、上記ロックアップクラッチによるロック
アップ領域を車速、エンジン回転数、プーリ比および速
度比の関数によって制御する制御系において、 上記流体継手による油温上昇を検出する油温センサと、 上記油温に応じた設定値を定め、上記トルクコンバータ
入・出力回転数の速度比と比較して、ロックアップを変
速開始前に早めるように変更するロックアップ変更手段
とを備えることを特徴とする無段変速機の制御装置。 - (2)ロックアップ変更判断の設定値は、流体継手の入
、出力回転数の設定速度比であり、 上記設定速度比の値を油温に対し減少関数で設定するこ
とを特徴とする請求項(1)記載の無段変速機の制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31160489A JPH03172672A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 無段変速機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31160489A JPH03172672A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 無段変速機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03172672A true JPH03172672A (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=18019250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31160489A Pending JPH03172672A (ja) | 1989-11-30 | 1989-11-30 | 無段変速機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03172672A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100745A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両の制御システム |
JP2008039034A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Honda Motor Co Ltd | 無段変速機のロックアップ制御装置 |
-
1989
- 1989-11-30 JP JP31160489A patent/JPH03172672A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100745A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-19 | Fuji Heavy Ind Ltd | 車両の制御システム |
JP2008039034A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Honda Motor Co Ltd | 無段変速機のロックアップ制御装置 |
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