JPH0120216Y2 - - Google Patents

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JPH0120216Y2
JPH0120216Y2 JP13219983U JP13219983U JPH0120216Y2 JP H0120216 Y2 JPH0120216 Y2 JP H0120216Y2 JP 13219983 U JP13219983 U JP 13219983U JP 13219983 U JP13219983 U JP 13219983U JP H0120216 Y2 JPH0120216 Y2 JP H0120216Y2
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JP
Japan
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defroster nozzle
instrument panel
opening
defroster
flange
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JP13219983U
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JPS6043459U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両におけるウインドガラスの曇り止
め等のために配設されるデフロスターノズルの取
付構造の改良に関する。
車両にはウインドガラスの曇りを消すために第
1図に示すようにウインドガラス1の下部のイン
ストルメントパネル2部分にデフロスターノズル
10が設けれられているが、従来このようなデフ
ロスターノズルの取付構造としては例えば実開昭
57−153058又は第2図に示すようなものが知られ
ている。
第2図において、2はインストルメントパネル
であり、基板3のパツド4aを介して表側に表皮
4が組付けられており、前後方向の中間部に開口
5が開設されている。そして該開口5の前端にお
いては表皮4が下方に略直角に折曲げられ側面6
を形成し、さらに該側面6に連なり略直角に後方
に折曲げられる水平な底面7を有して後方に面す
る階段状の段部8が形成されると共に、開口5の
後端においても上記階段状の段部8と同様で前方
に面する階段状の段部9が形成されている。10
はデフロスターノズルであり胴体のノズル部11
の上端から水平に延びる前方フランジ12及び後
方フランジ13を有し、さらにこの前方及び後方
フランジ12,13は先端から下方に折曲げられ
る鍔14,15を有しこの鍔14,15のそれぞ
れには略水平の後方及び前方に突出する突起1
6,17が形成されている。又上記突起16,1
7には凹凸構造を有する弾性部19と係止部20
とを一体成形して成る金属クリツプ18が、弾性
部19を外方向に向けた状態で係止部20を突起
16,17に嵌合することにより取付けられてい
る。そして該デフロスターノズル10を取付ける
場合は上記インストルメントパネル2の開口5に
デフロスターノズル10を落し込み上方から押圧
して上記金属クリツプ18の弾性部19をインス
トルメントパネル2の基板3に喰込ませるように
して係止させている。又デフロスターノズル10
の下端部21はウエルト23を介してデフロスタ
ーダクト22に連結されている。
しかしながらこのような従来の取付構造にあつ
てはインストルメントパネル2の開口5の前・後
端は両方とも階段状の段部8,9が形成され、こ
の段部8,9にデフロスターノズル10を落とし
込むように嵌合させ、前方及び後方フランジ1
2,13の鍔16,17に金属クリツプ19を取
付け、この金属クリツプ19をインストルメント
パネル2に弾接させて係止するようにしているの
でデフロスターノズル10の前方及び後方フラン
ジ12,13に各々金属クリツプ19を必要と
し、金属クリツプ19の使用数が多くなつて原価
高になるという問題があつた。
本考案はこれら従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、その目的とするところはデフロス
ターノズルの一方のフランジのみに金属クリツプ
を取付けてインストルメントパネルに係止させ、
他方のフランジはインストルメントパネルの開口
の一端に形成されるZ字状の段部に嵌合させるこ
とによつて金属クリツプの使用数を従来に比し半
減した取付構造を提供するものであり、そして本
考案はインストルメントパネル開口部の前方及び
後方各嵌合部のいずれか一方を断面形状略Z字状
の段部に形成すると共に、デフロスターノズルの
一方の嵌合部を上記インストルメントパネルのZ
字状の段部の斜面に当接する鈍角状に形成する一
方、デフロスターノズルの他方の嵌合部は弾性部
材を介装してインストルメントパネルに係止させ
ることを要旨としている。
以下添付図面に示す実施例に基づいて本考案を
詳細に説明する。
第3図は本考案に係るデフロスターノズルの取
付構造を示す断面図である。図において、インス
トルメントパネル2は従来と同様に基板3の表側
に表皮4が組付けられており、前後方向の中間部
に開口5が開設されていて、開口5の後端におい
ては表皮4が下方に略直角に折曲げられる側面6
及び側面6に連なりさらに略直角に前方へ折曲げ
られ水平な底面7を有して前方に面する階段状の
段部9が形成されている。又デフロスターノズル
10の後方フランジ13は下方に折曲げられる鍔
15を有し、この鍔15には略水平の前方に立設
する突起17が設けられている。そしてデフロス
ターノズル10には弾性部材として、凹凸構造を
有する弾性部19及び係止部20を有する金属ク
リツプ18が係止部20を突起17に嵌合させる
ことにより取付けられているが、従来と異なり、
上記インストルメントパネル2の開口5の前端に
おいては、表皮4は、開口5の拡開方向斜下方に
鋭角をなして折曲げられ逆テーパ状の斜面25と
この斜面25に連なり後方に折曲げられる略水平
な底面26を有する断面形状Z字状の段部24が
形成される一方、上記デフロスターノズル10の
前方フランジ12の先端には鍔が設けられ、当該
鍔27は上記表皮4のZ字状の段部24の逆テー
パ状の斜面25に当接するように前方向下方に鈍
角に折曲げられている。
そしてデフロスターノズル10をインストルメ
ントパネル2に取付ける場合は、先ず上記表皮4
の開口前端に形成したZ字状の段部24にデフロ
スターノズル10の前方フランジ12を斜上方か
ら挿入して鍔27を段部の底面26に設置すると
共に、上記表皮4の開口後端に形成した階段状の
段部9に上記デフロスターノズル10の後方フラ
ンジ13を嵌合させフランジ13の突起17に装
着されている金属クリツプ18の弾性部19をイ
ンストルメントパネル2の基板3の端部に接して
上方から押しつける。この際、上記金属クリツプ
18の弾性部19は基板3に押し曲げられながら
基板3に喰込んで係止される。従つて開口5後端
においてはデフロスターノズル10は金属クリツ
プ18によつてインストルメントパネル2に係止
されて上方に抜出ることはない。又開口前端にお
いては逆テーパ状の斜面25を有するZ字状の段
部24に鈍角に折曲げられた鍔27が当接して嵌
合しているので上方に抜け出る恐れは全くない。
そしてかかる取付構造により金属クリツプの使用
数量は従来に比べて半減している。
尚本実施例ではインストルメントパネル2の開
口前端部にZ字状の段部24を設けてデフロスタ
ーノズル10の鈍角に折曲げられた鍔27を当接
嵌合し、開口後端部には階段状の段部9を設けて
デフロスターノズル10の後方フランジ13を嵌
合させると共に金属クリツプ18を介装させてイ
ンストルメントパネル2に係止するようにしてい
るが、上記開口部の前・後の取付構造を逆にして
も差支えない。又デフロスターノズル10の下部
21は従来と同様にウエルト23を介してデフロ
スターダクト22に連結されている。第3図中、
符号28は表皮4の補強用インサートパネル、1
1はデフロスターノズル10のノズル部である。
以上説明してきたように本考案によれば、イン
ストルメントパネル開口部の前方及び後方各嵌合
部のいずれか一方を断面形状略Z字状の段部に形
成し、デフロスターノズルの一方の嵌合部を上記
インストルメントパネルのZ字状の段部の斜面に
当接するように鈍角形の鍔に形成して嵌合させる
一方、他方の嵌合部は弾性部材を介装してインス
トルメントパネルに係止するようにしたので、デ
フロスターノズルをインストルメントパネルに取
付ける際には従来に比して弾性部材の使用数量を
半減させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はデフロスターノズルの配設位置関係を
示す斜視図、第2図は従来のデフロスターノズル
の取付構造を示す第1図中A−A断面図、第3図
は本考案に係るデフロスターノズルの取付構造の
一実施例を示す第1図中A−A断面図である。 2……インストルメントパネル、5……開口、
10……デフロスターノズル、10……弾性部材
(金属クリツプ)、24……Z字状の段部、27…
…鈍角状の鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部をデフロスターダクトに接続され、上部を
    インストルメントパネルの開口部に嵌合係止され
    るデフロスターノズルの取付構造において、上記
    インストルメントパネル開口部の前方及び後方各
    嵌合部のいずれか一方を断面形状略Z字状の段部
    に形成すると共に、上記デフロスターノズルの一
    方の嵌合部を上記インストルメントパネルの略Z
    字状の段部の斜面に当接する鈍角状に形成する一
    方、デフロスターノズルの他方の嵌合部は弾性部
    材を介装してインストストルメントパネルに係止
    することを特徴とするデフロスターノズルの取付
    構造。
JP13219983U 1983-08-29 1983-08-29 デフロスタ−ノズルの取付構造 Granted JPS6043459U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13219983U JPS6043459U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 デフロスタ−ノズルの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13219983U JPS6043459U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 デフロスタ−ノズルの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6043459U JPS6043459U (ja) 1985-03-27
JPH0120216Y2 true JPH0120216Y2 (ja) 1989-06-14

Family

ID=30298623

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13219983U Granted JPS6043459U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 デフロスタ−ノズルの取付構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100418618B1 (ko) * 2001-11-19 2004-02-11 기아자동차주식회사 차량용 디프로스트 그릴 구조

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Publication number Publication date
JPS6043459U (ja) 1985-03-27

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