JPH01201911A - 電解コンデンサー素子用巻止めテープ - Google Patents

電解コンデンサー素子用巻止めテープ

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JPH01201911A
JPH01201911A JP2676288A JP2676288A JPH01201911A JP H01201911 A JPH01201911 A JP H01201911A JP 2676288 A JP2676288 A JP 2676288A JP 2676288 A JP2676288 A JP 2676288A JP H01201911 A JPH01201911 A JP H01201911A
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sheet
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pressure sensitive
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Yoichi Takita
洋一 滝田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルミニウム電解コンデンサーやタンタル電
解コンデンサー等の電解コンデンサー用の素子外周部の
巻止めに好適に使用できるテープに関する。
(従来の技術及びその課題) 一般に電解コンう−ンザーは電解液を含浸したセパレー
ターと、アルミ箔等の電極箔とを積層し巻回したコンデ
ンサー素子を、アルミニウムケースに収納した構造にな
っている。上記コンデンサー素子の外周部には、素子が
ほどけることを防ぐなめ帯状の巻止めテープに巻付けて
おり、その巻付けは通常、コンデンサー素子自動巻取機
で自動的に行なわれている。
このような用途に使用さi−する巻止めテープとしては
、通常ポリプロピレン(以下rppJという)を主体と
するシートご基材とし、基材表面に各種組成の粘着剤を
塗布したものか供給されている。
当該テープは巻付けてコンデンサー内に収納された後、
コンデンサーか高温雰囲気に晒されることによって、長
時間、高温の電解液中で使用されることがあり、高温で
も電解液中の溶剤に侵されにくい耐溶剤性が長野なもの
が要求されている。このような要求を満足するものとし
て、反応基を有する反応型のアクリル系粘着剤をPPシ
ートに塗布したテープがある。  しかしなから、上記
粘着剤は架橋しているため粘着剤自体の高温での耐溶剤
性は優れているが、巻付けたときのPP基材裏面(自背
面)に対する粘着性に劣るため、テープの端部が素子表
面から剥離しゃずいという問題があった。
本発明は、自背面への粘着性が良好て、ゾーン”端末て
の制電が起つ難く、かつ高温での耐溶剤・11二に優れ
、電解液中ての長時間の使用によってもブーツ剥離が少
ないゾーン゛を提供することを目日勺としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、不発明のコンデンサー素子
粗巻Wめゾーン゛においては、特定組成の粘着剤を使用
するとともに、基材表面のぬれ指数を特定範囲としたも
のであり、その要旨とするところは、 115着性付分剤に添加した反応型アクリル系粘着剤を
ボリン”ロビレン系シート基材の片面に塗布するととも
に、上記シー1〜基材の粘着剤塗布面の反対側表面のめ
χ−し指数を・10〜5υの範囲としたことを特徴とす
る電解コンデンザー素子用巻止めゾーン−にある。
本発明ゾーン゛の基材に使用するポリプロピレン系シー
トは、フ゛ロビレン単独重合体のアイソタクチックポリ
プロピレンからなる単一層ンートや当該シートを含む積
層シートが好適に使用てさる。
上記基材の片面に粘着剤塗布面けるが、この場合、基材
と粘着イリ層間に原水カルボン酸あるいはその誘導体を
it 7JD重合した変成PP層を介在させてもよい。
変成PP層の厚みは0.5−2μm稈度か好ましい。
粘着剤としては反応恭ヲπする反応型アクリル系粘着剤
を使用する。この粘着剤としては、アクリル酸、無水マ
レイン酸等の反応基を有し、架橋剤を混合して熱賦活す
るタイプのものや、同様の反応基を有し、電子線や紫外
線により架橋する照射架橋タイプ゛のものが好適に使用
できる。
上記のアクリル系粘着剤にはさらに粘着性を増力口させ
るために粘看住付平剤を添刀口する4ビ・要がある。粘
宥性何、fg−刑としては、ロジン、水素添加ロジン、
変成1コシン、テルペン樹脂、石油樹脂等が好運に使用
てさる9枯石性付今剤の添7111量は上記アクリル系
粘着剤100ffi!し20〜3υ重量部の範囲か好ま
しく、添加量が20重量部禾満てはテーフ′自背面への
粘着性が劣るためにテープ端末での剥離が起こり易く、
30重量部を越えるものては、高温での耐溶剤性が低下
し易いという問題がある。
また、本発明のテープでは、上記粘着剤の塗布面の反対
側シート基材表面のぬれ指数と40〜5Cの範囲とする
必要がある。ぬれ指数はJISK6768のぬれ試験法
により測定した数値てあり、4Q禾満のものては巻止め
したテープの自背面に対する粘着力が弱く剥離しやすく
、う・を趣ずものでは、巻取つl:テープを巻出す際に
自背面に対する粘石力(巻戻し力)が強くなりずさ゛、
巻出しかスムーズに行かすゾーン゛の供給か困難となる
基材表面のぬれ指数を上記範囲にするにはコロナ放電処
理等の表面活性化処理をイイなえばよく、コロナ放電処
理法は、通常のコロナ放電処理機を用い、処理後のシー
ト表面の濡れ指数が4いづQとなるように放電出力、放
電時間等を適宜調整ずれはよい。
ここで上述したPPシート基材が単一層シートの場合、
メルトフローレイト(MFR,JIS K − 6 7
 6 0による)が1〜2のPPを使用することが好ま
しく、この範囲のものはM膜性が優れ、かつ過度の透明
性を有するものが得られやすいという利貞がある。
また、PPシート基材を積層シートとする場合、MFR
が1〜2のPPとMFRI3へ5のPPを積層したもの
が好適に使用てさ、M F R 3〜5のPPを使用す
ることでシート表面外観が改良でさる。この場合、低い
MFRのPP層が粘着剤層側となる。上記各層の厚み構
成比率は(MFR1〜2): (MFR3〜5)=85
:15〜8o : 2 0のものが、表面外観や製膜性
の点から好ましい。また、上記PPシート基材の全厚み
は15〜40μITIのものが好適である。
15μm未満のシートでは剛性が弱くなつずさ゛、自動
巻取機でのカールが大きいなめ巻付けかやつすらく、4
Uμmを趣ずものでは剛性が強ずきるためにテープが素
子から剥れやすくなる。
以下、本発明を実施例にて説明する。
(実施例) (1)MFR=1.7のP P (t”み0.6mm)
、MFR=4.3のPP(0,14mrrt)及び変性
PP (0,リ3 rrr 1丁【)を、この用頁序て
゛積層してなる原シートに、水素添加ロジンを表−1に
示す部数含有した熱賦活タイツ゛の反応型アクリル系粘
着剤を接@性樹脂面にn8ooμmの厚みで塗布した。
(2)ついで、粘着剤ニ所布しな」−配積層シートを予
熱後、延伸温度的16う°Cで同一二軸延伸(縮横方向
各61台)を行ない、熱処理後、各テープを得な。ケー
フ゛基材のノブみは21μmであった。 PPシート基
材の粘着剤塗布面の反対面にコロナ放電処理を行ない、
スリット後、得られたテープ゛そ用いて表1に示した性
能を評価した。 比較例としてコロナ放電処理を行なわ
ないテープ゛(No、5)、及びPPシート基材に粘着
剤として天然ゴムを塗布した市販のテープ(NO,6>
についても評価しな。
ここで「粘着力Jは、PPシート基材の自背面に対する
テープの巻戻し力を評価するためのものであり、JIS
Z−0237に準拠し、試験板をPPシートとして18
0度引剥し粘着力を測定したものである。まな「剥離性
Jは、各テープ゛を4mmφのガラス管に巻付け、常温
で20(90時間放置したときのテープの剥離状態を観
察しなものであり、(○)は全く剥離がなかったもの、
(X)はテープの剥離がみられたものとした。ざらにr
耐溶剤性」は、各テープを4mmφのカラス管にそれぞ
れ5本巻付け、常温又は110″(に加熱したジメチル
ホルムアミド(DMF)溶液中に直接浸漬し、5本のテ
ープが完全に脱落するまでの時間を測定したものである
表−1 表1から本発明の巻止めテープ゛である試料NO,1乃
至3については、テープの自背面に対し剥離し難く、か
つ粘着力が250g /’ m m幅量下て巻戻しにも
支障がないこと、また高温での耐溶剤性に優れ、長時間
の使用に耐えうろことが判る。これに対して、ロジンが
添加されないN014てはテープが剥離しやすく、また
、コロナ放電処理を行なっていないNo、5については
剥離性、耐溶剤性ともに劣ることか判る。
さらに粘着剤が異なるN016については剥離性は良好
であるが、高温での耐溶剤性に顕著に劣ることが判る。
く  発  明  の  効  果  )以上説明した
ように、本発明のテープによれば、コンデンサー素子に
対するテープの剥離が起こり難く、また高温での耐溶剤
性に優れているため、コンデンサー素子用巻止めテープ
として好適に使用でさ、電子部品分野での利用性が大で
ある。
ヱ″ = 10−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  電解コンデンサー素子外周部に巻付けて使用する巻止
    めテープにおいて、粘着性付与剤を添加した反応型アク
    リル系粘着剤をポリプロピレン系シート基材の片面に塗
    布するとともに、上記シート基材の粘着剤塗布面の反対
    側表面のぬれ指数を40〜50の範囲としたことを特徴
    とする電解コンデンサー素子用巻止めテープ。
JP2676288A 1988-02-08 1988-02-08 電解コンデンサー素子用巻止めテープ Expired - Fee Related JP2611303B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002217069A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Nippon Chemicon Corp アルミ電解コンデンサ
CN115725250A (zh) * 2022-10-18 2023-03-03 烟台德邦科技股份有限公司 一种应用于圆柱形锂电池极耳保护的pi单面胶带

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JP2002217069A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Nippon Chemicon Corp アルミ電解コンデンサ
CN115725250A (zh) * 2022-10-18 2023-03-03 烟台德邦科技股份有限公司 一种应用于圆柱形锂电池极耳保护的pi单面胶带
CN115725250B (zh) * 2022-10-18 2023-11-10 烟台德邦科技股份有限公司 一种应用于圆柱形锂电池极耳保护的pi单面胶带

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