JPH01200919A - ウレタン発泡成形金型のシール構造 - Google Patents

ウレタン発泡成形金型のシール構造

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Publication number
JPH01200919A
JPH01200919A JP63025029A JP2502988A JPH01200919A JP H01200919 A JPH01200919 A JP H01200919A JP 63025029 A JP63025029 A JP 63025029A JP 2502988 A JP2502988 A JP 2502988A JP H01200919 A JPH01200919 A JP H01200919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
urethane
cavities
foam
hardness
Prior art date
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Pending
Application number
JP63025029A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Iwata
岩田 幸男
Yoshiharu Isojima
磯島 吉晴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH01200919A publication Critical patent/JPH01200919A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、複数のキャビティを有するウレタン発泡成形
金型のシール構造に関するものである。
〈従来の技術〉 例えば、密度・硬さの異なる種々のウレタンフオームを
備えた製品を効率良く低コストで製造するのに有利であ
る等の理由で、複数のキャビティを有するウレタン発泡
成形金型か用いられるようになってきている。第3図は
そのようなウレタン発泡成形金型の一例を示すもので、
各キャビティ2,3.4には通常それぞれ異なる量、ま
たは発泡圧の異なるウレタン原料か注入され、−揃いの
ウレタンフオームか一度に製造される。
このような複数のキャビティを有する金型を用いて発泡
成形を行う際に、未反応のウレタン原料や発泡ガスか各
キャビテイ2,3.4間を移動すると成形上の不具合か
発生する。なお下型5の隔壁部6.7と上型8を当接さ
せるようにして、各キャビテイ2,3.4間を完全に遮
断すること即ちキャビティ境界部(キャビティの隔壁部
6,7と上型8との間)6a、7aに隙間を生じさせな
いようにすることは不可源であり、上記不具合は防止し
得ない。そのため従来は、キャビティ境界部6a、7a
にスラブ9.9を挟み込んでシールする方法か取られて
いた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら上記のキャビティ境界部6a。
7aにスラブを挟み込んでシールするという方法ては、
該スラブに通気性か有るため、スラブを通してウレタン
原料・発泡ガスが移動し、例えば第4図に示すように、
キャビティ2の原料11かキャビティ3に流れ込む、キ
ャビティ4て発生したガス12がキャビティ3に流れ込
む等の不具合か発生し、所望の硬さ・密度のウレタンフ
オームか得られないばかりか、ヒケ、セル荒れ等を伴っ
た不良品を生じるという問題があった。
その対策として、通気性のあるスラブに代えて、非通気
性のゴムを用いてシールする方法も考えられるが、ゴム
の反発力により金型が変形するという欠点かある。一方
、発明協会公開被服84−015556号には、キャビ
ティ境界部にバネ板材を用いたウレタンシート金型か開
示されているか、シール性は完全ではなく、構造か複雑
となり、バネ板材の耐久性にも疑問がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは複数のキャビティを有するウレタ
ン発泡成形金型の各キャビティ間におけるウレタン原料
・発泡ガスの移動を完全に防止でき、しかも金型の耐久
性に悪影響を与えないシール構造を提供することである
く課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための、本発明によるウレタン発泡
成形金型のシール構造は、複数のキャビティを有するウ
レタン発泡成形金型の各キャビティ境界部に、硬度(2
5%硬さ)0.8kg/cm2以下の非通気性プラスチ
ックフオームを設けたことを特徴とする。
非通気性プラスチックフオームの硬度(25%硬さ)が
0.8kg/am2以下であることか必要なのは、それ
以上の硬度となると、型との間に隙間を生じ易くなるば
かりか金型を変形させる原因にもなるからである。
非通気性プラスチックフオームとしては、適当な圧縮復
元性を有しているものであれば何でもよく、好ましいも
のとしては、通気性のないポリエチレンフオーム、発泡
塩化ビニルシートおよびポリプロピレンフオーム てきる。
該シール材は、金型を閉じたときに上型と下型によって
挟み込まれ、各キャビティ間を通気的に遮断するように
一E型もしくは下型に適当な手段て取付けられていれば
よい.なお、発泡成形時にキャビティ内に発生するガス
は型外に逃がす必要かあるので、型外周囲パーティング
部のガスを逃がす通路となる部分には非通気性プラスチ
ックフオームを設けなくともよく、必要に応じ型に通気
孔を穿設すればよい。
本発明に係る非通気性プラスチックフオームは、実開昭
57−57921号に提案されているような、型外周パ
ーティング部に配置されるパリ防止用シール部材として
使用するのに適している。
〈作用) 本シール機構に使用されるプラスチックフオームは圧縮
復元力に富んているため、上型・下型間に挟み込まれる
と、接する型表面に強く布石し、型表面に多少の凹凸か
有っても隙間を生じさせない.モしてプラスチックフオ
ーム自体が非通気性であるため完全なシール性を発揮し
、各キャビティ間のウレタン原料・発泡ガスの移動を防
ぐ。
また該プラスチックフオームは高い硬度を有していない
ため金型を変形させず、しかもシール材としての耐久性
にも優れていることから、発泡成形における型コストの
低減化をもたらす。
〈実施例〉 以下に本発明のウレタン発泡成形金型のシール構造の実
施例を図面に基きながら説明するか、これにより本発明
はなんら限定されるものではない。
実施例1 第1図は一実施例のシール構造を備えたウレタン発泡成
形金型を示す断面図であり、型を閉じた状態を示してい
る。下型5の両キャビティ2.3間の隔壁部6と上型8
との間に挟まれている硬度(25%硬さ)O17k g
 / c m ”の非通気性ポリエチレンフオームlは
各キャビティ2.3間を通気的に遮断するためのシール
材として機能する。このポリエチレンフオームlは、型
を開いた状態で上型8または隔壁部6の上面にピン、接
着テープ等(図示せず)によって仮固定したものである
下型5の各キャビティ2.3にそれぞれ所定値のジイソ
シアネート、ポリオール、発泡剤等からなるウレタン原
料を注入してから型を閉じて発泡成形を行う時、各キャ
ビティ2,3内ではウレタンフオームか充満してくると
ともに圧力も上昇してくる。その途中、両キャビティ2
.3間では成形反応状況・圧力に差異が生じる。しかし
上型8と下型5に挟まれる格好で圧縮されたポリエチレ
ンフオームlか優れたシール性を発揮し、未反応のウレ
タン原料・発泡ガスの、キャビティ間の移動を防止する
実施例2 第2図に示すように、ポリエチレンフオーム、発泡塩化
ビニルシート又はポリプロピルシンフオーム等からなる
シール材lを、金型の外周パーティング部10にも備え
付ける。その際、該シール材lは、ガスの逃げ道となる
一部分10aを除き外周パーティング部10のほぼ全周
を囲むようにする。このようなシール構造を有する金型
て発泡成形を行う場合には極く僅かにしかハリか発生し
ない。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように、本発明のウレタン発泡
成形金型のシール構造によれば、複数のキャビティを有
するウレタン発泡成形金型の各キャビティ境界部に、所
定の硬度以下の非通気性プラスチ・ンクフォームを設け
たことで、キャビティ内のウレタン原料および発泡ガス
か、他のキャビティに流れ込むことを確実に防正し、成
形不良品の発生を著しく少なくできる。また、金型の外
周パーティング部にも上記非通気性プラスチックフオー
ムを備えたシール構造とすれば、パリの発生を押えるこ
とができ、ハリ取り作業を大幅に軽減することかできる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のウレタン発泡成形金型のシール構造を
示す断面図、 第2図は他の実施例の説明図、 第3図は従来のシール構造を示す断面図、第4図は従来
のシール構造の問題点の説明図である。 図中、 l・・・ポリエチレンフオーム(シール材)、2.3.
4・・・キャビティ、  5・・・下型、6a、7a・
・・キャビティ境界部、 8・・・上型、  9・・・スラブ 10.10a・・・外局パーティング部特許出願人  
トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理士 萼 fII美(ほか2名)第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数のキャビティを有するウレタン発泡成形金型の各キ
    ャビティ境界部に、硬度(25%硬さ)0.8kg/c
    m^2以下の非通気性プラスチックフォームを設けたこ
    とを特徴とするウレタン発泡成形金型のシール構造。
JP63025029A 1988-02-05 1988-02-05 ウレタン発泡成形金型のシール構造 Pending JPH01200919A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012132848A1 (ja) * 2011-03-28 2012-10-04 株式会社ブリヂストン 発泡合成樹脂成形体及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012132848A1 (ja) * 2011-03-28 2012-10-04 株式会社ブリヂストン 発泡合成樹脂成形体及びその製造方法
US9566755B2 (en) 2011-03-28 2017-02-14 Bridgestone Corporation Foamed synthetic resin molded body and method for producing same

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