JPH0120017Y2 - - Google Patents

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JPH0120017Y2
JPH0120017Y2 JP1984065452U JP6545284U JPH0120017Y2 JP H0120017 Y2 JPH0120017 Y2 JP H0120017Y2 JP 1984065452 U JP1984065452 U JP 1984065452U JP 6545284 U JP6545284 U JP 6545284U JP H0120017 Y2 JPH0120017 Y2 JP H0120017Y2
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JP
Japan
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die
punch
groove
mold
plate
Prior art date
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Application number
JP1984065452U
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English (en)
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JPS60176825U (ja
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Priority to JP6545284U priority Critical patent/JPS60176825U/ja
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Publication of JPH0120017Y2 publication Critical patent/JPH0120017Y2/ja
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  • Accessories And Tools For Shearing Machines (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案はプレスによつて板材から1定形状と寸
法の素材(ブランク)を打ち抜くブランキング金
型に関するものである。
b 従来技術 従来のブランキング金型は打抜いたブランクを
シユートやコンベアーを介して1旦集積したあと
で後続する作業位置に配置するものであつた。
c 考案が解決しようとする問題点 上記した従来のブランキング金型による素材の
準備作業は、ブランクをシユート或いはコンベア
ーで一定箇所に集め、積み重ねて新たにプレスの
前に送つていた。
この場合打抜きかすであるスケルトンは、スク
ラツプカツタなどで短片に切断して廃却処理する
装置が別に用意されていた。このような従来の方
法では、非能率的で不経済な問題点があつたので
ある。
d 問題を解決するための手段 この考案は前述のごとき従来の諸問題に鑑みて
なされたもので、その問題を解決するために、こ
の考案は、下盤17に対向して下盤17の上方位
置に上下動自在に設けた上盤15に、下盤17に
装着した下型と協働する上型を装着してなるブラ
シキング金型にして、下型において上方向へ突出
して設けられたパンチ37を囲繞した支承台49
を上下動自在に設けると共に流体圧シリンダ59
により上方向へ付勢して設け、上型と下型とによ
つて加工される板材39を前記パンチ37の上面
に案内する溝路51を前記支承台49に設けると
共に溝路51に直交する方向の溝55を設け、前
記パンチ37内に上下動自在に設けたピン部材4
5を上方向へ付勢して設けると共に、ピン部材4
5の上端をパンチ37の上面より僅かに突出して
設け、前記パンチ37と協働して板材39からブ
ランク13を打抜くダイ35を前記上型に設け、
このダイ35内にピン部材41を上下動自在に設
けると共に下方向へ付勢して設け、かつ下型にお
ける前記溝55に係合して板材39のスケルトン
63部分を切断するスケルトンカツタ53をダイ
35に設けてなるものである。
e 作用 上記構成において、支承台49に設けられた溝
路51により板材39を案内して、板材39をパ
ンチ37上に搬入位置決めした後に、プレスにお
けるラムによつて上盤15を下降せしめると、パ
ンチ37とダイ35によつて板材39からブラン
ク13が打抜かれると同時に、ダイ35に備えた
スケルトンカツタ53が支承台49の溝55に係
合して、スケルトン63の部分の切断が行なわれ
る。その後、前記ラムを上昇すると共に上盤15
を上昇すると、ブランク13はダイ35内のピン
部材41によつてパンチ37上に押出され、かつ
パンチ37に備えたピン部材45によつて、パン
チ37の上面から僅かに浮上した状態に保持され
る。
f 実施例 第1図、第2図は本考案のブランキング金型1
を、ダイセツト3の第1ポジシヨン5(第1図、
第2図の左端)に設置した実施例を示した。
第2ポジシヨン7、第3ポジシヨン9、第4ポ
ジシヨン11では、第1ポジシヨン5で得られた
ブランク13(本実施例では円形板)を次々に移
動して2次加工、3次加工、4次加工を行なうも
のである。
ポジシヨン3は上型をとりつける上盤15と下
型をとりつける下盤17と、下盤17に植設した
ガイドポスト19,19からなり、上型はガイド
ポスト19,19に案内されて昇降自在である。
なお上記したダイヤセツト3の下盤17には必
要に応じて各下型に流体圧を導く管21を配置す
るトンネル23が設けてある。また上盤15がガ
イドポスト19,19と接する部分のベアリング
25,25のシールリング27,27の中間には
高圧の潤滑油導管29が設けてある。
更に上盤15と下盤17の対応面には、上型と
下型とを短時間に着脱するのに便利なように、複
数の位置決めピンの穴31とT溝33を設けてあ
る。
本考案の実施例ではブランキング金型1の上型
はダイ35をなし、下型はパンチ37をなしてい
る。
ダイ35(第1図参照)には、パンチ37が板
材39(図にはコイル材が例示してある。)を打
ち抜き、ブランク13とともにダイ35に進入す
る部分に1般にノツクアウトと呼ばれるピン部材
41が弾機43に下向きに付勢されて設けてあ
る。
パンチ37(第1図、第3図参照)にも、中央
に軸方向に摺動移動自在なピン部材45が設けて
あつて、弾機47によつて対応する金型であるダ
イ35に向つて付勢されている。
前記したダイ35のピン部材41は、弾機43
に対する抗力がない場合はその下端がダイ35の
下端面と同一水準位置を占めるのに対して、パン
チ37のピン部材45は、上型と下型との協働に
よつて板材39から打抜かれたブランク13をパ
ンチ37の上面より僅かに浮上して支持すべく、
パンチ37の上端面より僅かに上方に突出した位
置を占めるのである。
パンチ37のまわりには、例えばコイル材(板
材)39を支承する支承台49が設けてある。こ
の支承台49の上面には、左右方向にコイル材3
9の幅よりやや幅の広い溝路51を保ち、この溝
路51と直交する方向(第2図の上下方向)には
後述するスケルトンカツタ53と係合する溝55
を保つ4枚の板54が設けてある。
前記した支承台49は下盤17の中に流体圧シ
リンダ59を備えていて、第3図に示した高さ位
置から、4枚の板57の上面がパンチ37の上面
より低い位置を占める高さ位置までの間を移動自
在である。
第1図、第4図に示したように、ダイ35の管
状下端部61には、前記した4枚の板57の溝5
5に対応する位置にスケルトンカツタ53がダイ
35の下端部より突出して設けてある。
このスケルトンカツタ53は、ブランキング作
業と同時にスケルトン63(打ち抜きかす)を短
片に切断するものである。
第1図、第3図に示したように短片に切断され
たスケルトン63は第1ポジシヨン5と第2ポジ
シヨン7の間に設けたシユート65を経て、トン
ネル23へと自動的に排出される。
g 考案の効果 以上のごとき実施例の説明により理解されるよ
うに、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求
の範囲に記載のとおりであるから、その記載より
明らかなように、本考案において、下型における
パンチ37を囲繞して設けた支承台49は流体圧
シリンダ59によつて上方向へ付勢されており、
この支承台49の上面には、パンチ37の上面へ
板材39を案内する溝路51が設けてあるので、
板材39の案内が確実に行われ得るものである。
また、パンチ37内に上下動自在に設けたピン
部材45は上方向に付勢してあり、かつパンチ3
7の上面より僅かに突出してあるので、上型と下
型との協働によつて板材39から打抜かれたブラ
ンク13は、パンチ37の上面から僅かに浮上し
た状態に保持されるものである。したがつて、例
えば磁着具あるいは吸着パツドを備えてなる搬送
装置によつてブランクを磁着あるいは吸着して搬
送するとき、ブランクをパンチ37から容易に離
脱することができ、搬送の確実性が向上するもの
である。
さらに上型におけるダイ35内に設けたピン部
材41が下方向へ付勢してあるので、パンチ37
の上面へブランク13をダイ35から確実に押出
すことができることは勿論であるが、ダイ35に
は、前記支承台49の上面に設けられた溝55に
係合して板材39のスケルトン63部分を切断す
るスケルトンカツタ53が設けてあるので、板材
39からブランク13を打抜くと同時にスケルト
ン63を切断できることとなり、スクラツプ処理
を容易に行ない得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の立面図、第2図は同
上下盤の平面図、第3図は下盤にとりつけたパン
チの拡大立面図、第4図はスケルトンカツタの作
動説明図である。 図面の主要部を表わす符号の説明、3……ダイ
セツト、5……第1ポジシヨン、13……ブラン
ク、17……下盤、29……潤滑油導管、41…
…ピン部材、45……ピン部材、49……支承
台、53……スケルトンカツタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下盤17に対向して下盤17の上方位置に上下
    動自在に設けた上盤15に、下盤17に装着した
    下型と協働する上型を装着してなるブラシキング
    金型にして、下型において上方向へ突出して設け
    られたパンチ37を囲繞した支承台49を上下動
    自在に設けると共に流体圧シリンダ59により上
    方向へ付勢して設け、上型と下型とによつて加工
    される板材39を前記パンチ37の上面に案内す
    る溝路51を前記支承台49に設けると共に溝路
    51に直交する方向の溝55を設け、前記パンチ
    37内に上下動自在に設けたピン部材45を上方
    向へ付勢して設けると共に、ピン部材45の上端
    をパンチ37の上面より僅かに突出して設け、前
    記パンチ37と協働して板材39からブランク1
    3を打抜くダイ35を前記上型に設け、このダイ
    35内にピン部材41を上下動自在に設けると共
    に下方向へ付勢して設け、かつ下型における前記
    溝55に係合して板材39のスケルトン63部分
    を切断するスケルトンカツタ53をダイ35に設
    けてなることを特徴とするブランキング金型。
JP6545284U 1984-05-07 1984-05-07 ブランキング金型 Granted JPS60176825U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6545284U JPS60176825U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ブランキング金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6545284U JPS60176825U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ブランキング金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60176825U JPS60176825U (ja) 1985-11-22
JPH0120017Y2 true JPH0120017Y2 (ja) 1989-06-12

Family

ID=30597457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6545284U Granted JPS60176825U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ブランキング金型

Country Status (1)

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JP (1) JPS60176825U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844887U (ja) * 1981-09-20 1983-03-25 株式会社東芝 電子機器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5844887U (ja) * 1981-09-20 1983-03-25 株式会社東芝 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60176825U (ja) 1985-11-22

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