JPH01198885A - ビデオ式カラーフイルムアナライザー - Google Patents

ビデオ式カラーフイルムアナライザー

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JPH01198885A
JPH01198885A JP63022992A JP2299288A JPH01198885A JP H01198885 A JPH01198885 A JP H01198885A JP 63022992 A JP63022992 A JP 63022992A JP 2299288 A JP2299288 A JP 2299288A JP H01198885 A JPH01198885 A JP H01198885A
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林 良市
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリント不要を表示するようしたビデオ式カ
ラーフィルムアナライザーに関するものである。
〔従来の技術〕
この種のカラーフィルムアナライザーとしては、例えば
特開昭62−141530号公報に記載されているよう
に、多数のカラーフィルムをスプライステープで接合し
た長尺フィルムをセットし、この長尺フィルムに記録さ
れた複数のコマをテレビカメラ(以下、TVカメラとい
う)で順次撮像し、得られた各コマの画像データをメモ
リに書き込み、この書込み後に各コマの画像データを読
み出して、LATD値(大面積平均透過濃度値)による
階調変換とネガ・ポジ変換とを行ってから一列に配置し
た複数のCRTに送り、各CRTにプリント写真をシミ
ュレートした1個のカラー画像をそれぞれ表示するもの
が知られている。この装置では、複数のCRTによって
複数コマのカラー画像が一列に表示され、そして中央の
検定用CRTに表示されたカラー画像に対しては、マニ
ュアルで色及び濃度の修正が可能であり、この検定用C
RTの片側にある複数のCRTには未検定の複数のコマ
のカラー画像がそれぞれ表示され、また反対側にある複
数のCRTには修正済みの複数のコマのカラー画像がそ
れぞれ表示される。そこで、検定用CRTに表示された
カラー画像に対しては、その両側にある複数のカラー画
像を参照して、仕上がりが適正であるかどうかを判定す
ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
カラーフィルムに記録されたコマの中には、誤って撮影
されたものや、ピンボケのもの等が含まれている。しか
し、従来のカラーフィルムアナライザーでは、カラー画
像を観察しただけでは、どれがプリント不要コマである
かを知ることができないため、同じコマに対して何回も
プリント不要の指定を行ってしまうことがあった。
本発明は、プリント不要を示すマークをカラー画像に表
示するようにしたビデオ式カラーフィルムアナライザー
を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、プリントが不要なコマを指定する手段と、
この指定されたコマのカラー画像の一部にプリント不要
を表すマークを表示する手段とを設けることにより達成
することができる。
〔作用〕
フィルム検定時に、主要画像が写っていないコマ、ピン
ボケとなっているコマに対しては、このコマを指定して
プリント不要を指示する。このプリント不要が指示され
ると、カラー画像の一部にプリント不要マークが嵌め込
まれ状態で画像表示手段例えばカラーCRTに表示され
る。このプリント不要マークは、カラー画像の一部をネ
ガ・ポジ反転することにより得られる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
〔実施例〕
本発明のカラーフィルムアナライザーの外観を示す第2
図において、検定部本体10の上方に供給リール11と
巻取りリール12とが着脱自在に取り付けられている。
供給リール11には、現像済みの多数のカラーフィルム
例えばカラーネガフィルムを接合して1本のロールフィ
ルムとした長尺フィルム13が巻き付けられている。供
給リール11から引き出した長尺フィルム13は、ガイ
ドローラ14.15及び送りローラ16を経て測光位置
に送られる。この測光位置の上方には、測光用フード1
7が取り付けられており、この中に配置したセンサーに
より、測光位置に位置決めされたコマが測光される。こ
の送りローラ16と測光位置の間には、ノツチセンサー
を取り付けたアーム18が配置されており、プリントす
べきコマの中心線に沿って形成したノツチ113(第6
図参照)を検出する。
前記測光位置を通過した長尺フィルム13は、撮像位置
に送られる。この撮像位置の上方には、ミラーを収納し
た撮像用フード21が配置されており、撮像位置に位置
決めされたコマは、ミラーを介してTVカメラで撮像さ
れる。撮像位置での位置決めと、測光位置での位置決め
とを独立して行うことができるようにするために、凹部
22が形成されており、この中に長尺フィルム13が入
り込んでループを形成する。また、凹部22と撮像用フ
ード21との間にはアーム23が配置されており、カラ
ーネガフィルムの繋ぎ目を検出するためのスプライスセ
ンサーと、ノツチ113を検出するためのノツチセンサ
ーとがアーム23に取り付けられている。
前記撮像位置を通過した長尺フィルム13は、送りロー
ラ24.ガイドローラ25,26を経てから巻取りリー
ル12に達し、この外周に巻き取られる。フロッピー挿
入口28には、参照コマの画像データを記憶した磁気フ
ロッピー29が装填される。また、パンチテープ30に
は、検定終了時にプリントデータがパンチコードの形態
で記録される。このプリントデータとしては、1本のカ
ラーフィルムに共通なデータと、コマ毎に決められた個
別データとがある。この共通データとしては、カラーフ
ィルムの種類及びサイズ(フルサイズとハーフサイズ)
、カラーフィルム1本に対する共通プリント枚数等があ
る。個別データとしては、露光補正データ、コマ毎に指
定された個別プリント枚数、プリント不要等がある。
操作部本体32の上には、画面サイズが大きなカラーモ
ニタ33とキーボード34とが載置されている。このカ
ラーモニタ(画像表示手段)としては、カラーCRTが
使用されているが、この他に液晶表示パネル等を用いて
もよい。キーボード34は、カラーキー35.濃度キー
36.コレクションキー37.英数字キー38.操作キ
ー39゜コマ指定キー409次ページキー41.デイス
プレィ42とを備えている。カラーキー35は、シアン
を補正するためのシアンキー、マゼンタを補正するため
のマゼンタキー、イエローを補正するためのイエローキ
ーからなり、各カラーキーは補正量が段階的に異なった
複数のキーで構成されている。濃度キー36は、濃度を
補正するためのものであり、補正量が段階的に異なった
複数のキーが一列に配置されている。英数字キー38は
、プリント条件、プリント枚数、フィルムの種類及びサ
イズ等のデータ入力を行うために用いられるものである
。操作キー39は、検定開始、補正データのプリントア
ウト、表示モード指定、プリント不要等を指示するため
に用いられる。コマ指定キー40は、補正量、プリント
枚数、プリント不要等のデータを入力すべきコマを指定
するためのものであり、各コマに対応するように16個
のキーから構成されている。次ページキー41はカラー
モニタ33の表示を次のページに切り換えるためのもの
である。デイスプレィ42は、入力されたデータ等を表
示するためのものである。
前記カラーモニタ33は、その表示面33aにマトリッ
クス状に並んだ複数のコマのカラーポジ画像が撮像類に
表示される。この実施例では、16コマ表示、12コマ
表示、1コマ表示があり、TVカメラの撮像前にキーボ
ード34の操作キー39を操作して、表示モードを指定
することができる。第5図に示す16コマ表示では、垂
直方向に4列(A−D)で、各列が4コマで構成され、
全部で16個のコマのカラーポジ画像45が表示される
。ここで、A列が最も先に撮像されたものであり、D列
が最後に撮像されたものである。そして、同じ列内では
、左側にあるコマのカラー画像はど先に撮像されている
。12コマ表示では、磁気フロッピー29から読み取っ
た4個の参照コマのカラー画像がD列に表示され、TV
カメラで撮像した12個のコマのカラー画像45がA−
C列に表示される。1コマ表示では、1個のコマのカラ
ー画像が4コマ分の大きさに拡大され、表示面33aに
表示される。
第1図は本発明のカラーフィルムアナライザーの概略を
示すものである。長尺フィルム13は、アーム18内に
取り付けたノツチセンサー50により、コマ毎に施した
ノツチ113が検出される。
二〇ノツチセンサー50の検出信号は、I10ポート5
1を介してCPU52に送られる。二〇ノツチセンサー
50と測光位置との距離は予め分かっているから、ノツ
チ検出時点から長尺フィルム13の移送量を測定し、こ
の距離だけ長尺フィルム13を移送することにより、こ
のノツチ113が付されたコマを測定位置に位置決めす
ることができる。長尺フィルム13の移送量の測定は、
例えば長尺フィルム13を移送するパルスモータ53の
駆動パルスをカウントすることにより行うことができる
前記測光位置にはネガマスク54が配置されており、こ
れに位置決めされたコマはランプ55から放射され、2
枚のコンデンサーレンズ56で集光された照明光で照明
される。この照明されたコマは、測光用フード17内に
配置したスキャナー58、赤色用センサー59.緑色用
センサー60゜青色用センサー61で測定される。スキ
ャナー58は、レンズ62とイメージエリアセンサー6
3とから構成されており、感光部に結像された画像の各
点を光電変換し、時系列信号として出力する。
この時系列信号は、A/D変換器64でデジタル信号に
変換されてから、演算ユニット65に送られる。この演
算ユニット65は、8ビツトのマイクロコンピュータか
ら構成されており、各点の測光データを対数変換し、得
られた濃度値をメモリに書き込む。この書込み後に、予
め指定したエリア内に属している各点の濃度値を読み出
し、これらを算術平均してエリアの濃度値を求める。こ
のようにして複数のエリア、例えばコマの中央部、この
中央部を除いた残りの上半分及び下半分のエリアについ
て濃度値を求め、各エリアの濃度値の分布からパターン
分類し、各パターンに応じて用意された演算式から濃度
補正量を算出し、これをRAM67に書き込む。
前記赤色用センサー59.緑色用センサー60゜青色用
センサー61は、位置決めされたコマのLATD値を測
定するためのものであり、その前にレンズが配置されて
いる。これらのセンサー59〜61から出力された信号
は、A/D変換器64でデジタル信号に変換されてから
、I10ポート51を介してCPU52に取り込まれ、
各色の補正fi、NDフィルタ値が算出され、これらが
RAM67に書き込まれる。
前記ネガマスク54の両側には、2組の送りローラ対6
8.69が配置されており、これらはパルスモーク53
で駆動される。このパルスモータ53は、モータコント
ローラ70で回転が制御され、長尺フィルム13の移送
とコマの位置決めとを行なう。
前記測光位置を通過したコマは、緩衝用のループを経て
から撮像位置に向けて移送される。この撮像位置の手前
には、アーム23に取り付けたノツチセンサー71.ス
プライスセンサー72が配置されている。このノツチセ
ンサー71から出力されたノツチ検出信号は、I10ポ
ート51を経てCPU52に送られ、前述したようにコ
マの位置決めに利用される。また、スプライスセンサー
72は、長尺フィルムの繋ぎ目を検出した時にスプライ
ス検出信号を発生し、I10ポート51を介してCPU
52に送る。このCPU52は、スプライス検出信号を
受は取った場合には、第5図に示すように、カラーモニ
タ33上において繋ぎ目の位置を表示するスプライスコ
マ46の画像データを作成する。
前記撮像位置には、ネガマスク73が配置されており、
このネガマスク73に位置決めされたコマは、ミキシン
グボックス74で拡散されたランプ75からの照明光で
照明される。このミキシングボックス74とランプ75
との間には、二枚のNDラフルタ76が配置され、パル
スモータ77によって光路と直交する面内で互いに反対
方向に移動する。このNDラフルタ76は、通常は標準
位置に挿入されており、超露光オーバーのコマに対して
は光路から退避され、そして超露光アンダーなコマに対
しては光路に更に挿入される。本実施例では、測光位置
と撮像位置とを分離し、この測光位置を撮像位置の上流
側に配置し、測光位置においてコマを測光し、得られた
測光値からコマが撮像位置に位置決めされる前にNDラ
フルタ76を調節するから、撮像を能率よく行うことが
できる。
前記ネガマスク73の両側には、2組の送りローラ78
.79が配置されており、パルスモータ80で駆動され
る。このパルスモータ80は、モータコント−ラフ0で
回転が制御され、ノツチ付きコマを撮像位置に順番に位
置決めする。この位置決めされたコマは、撮像用フード
21内に配置−したミラー82を介して、検定部本体1
0内に配置したTVカメラ83でI層像される。このT
Vカメラ83は、赤色信号R2緑色信号G、青色信号B
、同期信号5yncを発生する。これらの赤色信号R9
緑色信号G、青色信号Bは、画像処理部84で画像処理
されてから、カラーモニタ33に送られる。ライトコン
トローラ85は、同期信号5yncを基にしてアドレス
信号等を作成し、画像処理部84での書込みを制御する
。また、リードコントロ・−ラ86は、CPU52でコ
ントロールされており、画像処理部84での読出しを行
うためのアドレス信号や、カラーモニタ33に送るため
の同期信号等を作成する。
フロッピードライバ87は、磁気フロッピー29に書き
込まれている参照画像の画像データを読み出し、これを
画像処理部84に書き込む。パンチャー88は、フィル
ム検定の終了時に作動され、共通データ、個別データの
プリントデータをバンチテープ30に記録する。ROM
89には、プリント条件等の固定データや、各部の作動
を制御するプログラムが書き込まれている。ワークRA
M90は、画像データのバックアップ等に用いられる。
第3図は画像処理部の実施例を示すものであり、赤色信
号処理系、緑色信号処理系、青色信号処理系はいずれも
同じ構成であるため、赤色信号処理系だけが示されてい
る。TVカメラ83から出力された赤色信号は、アンプ
95で増幅されてから、クランプ回路96に送られ、基
準信号のレベルが設定される。このクランプ回路96か
ら出力された赤色信号は、A/D変換器97でデジタル
信号に変換されてから対数変換器98に送られる。この
対数変換器98は、ルックアップテーブルメモリで構成
されており、入力信号を対数変換して、濃度値に比例し
た画像データに変換する。CPU52は、TVカメラ8
3の撮像が開始される前に、ROM89に記憶されたテ
ーブルデータを対数変換器98に書き込む。
彩度補正回路99は、カラープリンタに使用されるカラ
ーペーパーの分光感度と、TVカメラ83の撮像部の分
光感度との違いを補正するためのものであり、各色の画
像データをそれぞれ重み付けする3個のルックアップテ
ーブルメモリ99aと、この3個のルックアップテーブ
ルメモリ99aの出力を加算し、この加算結果を赤色画
像データとして出力する加算器99bとから構成されて
いる。CPU52は、フィルム検定を開始する前に、R
OM89に記憶された3組の係数をそれぞれ読み出し、
これをステップ的に変化させて、赤色の彩度補正を行う
ための3種類のテーブルデータを作成し、3個のルック
アップテーブルメモリ99aのうち対応するものに書き
込む。
彩度補正された赤色画像データは、デマルチプレクサ−
100で指定された画像メモリ101 a。
101bのいずれか一方に送られる。これらの画像メモ
リ101a、、101bは、カラーモニタ33に表示さ
れる1画面(1ページ)分のメモリ容量を持っており、
書込みと読出しとが交互に行われる。したがって、例え
ば画像メモリ101aがリードコントローラ86で制御
されて1ペ一ジ分の画像データを読み出している間に、
TVカメラ83で撮像した新しい画像データが、ライト
コントローラ85で制御された他方の画像メモリ101
bに書き込まれる0次に、画像メモリ101bの読出し
が開始されると、他方の画像メモリ101aの書込みが
開始される。このように少な(とも2ペ一ジ分の画像メ
モリを用いることにより、画像データの取込み中にフィ
ルム検定が中断することがないようにしている。
前記画像メモリ101a、101bに対して、CPU5
2による画像データの読出しや書込みを行うために、イ
ンターフェース102が設けられている。画像メモリ1
01a、101bのいずれか一方から読み出した画像デ
ータは、マルチプレクサ−103を介して階調変換回路
104に送られ、ここでネガ・ポジ変換及び階調変換と
が行われる。この階調変換回路104は、1画面として
表示される最大16個のコマに対応するように、16個
のルックアップテーブルメモリで構成されており、コマ
の測光結果及びマニュアル補正量に応じてコマ毎に作成
したテーブルデータがCPU52で書き込まれる。これ
らめテーブルデータは、ROM89に記憶された各色の
基準テーブルデータを色補正量に応じてシフトすること
で作成される。
コマ毎に階調変換された画像データは、パラレル・シリ
アル変換器105によりシリアル信号に変換されてから
、D/A変換器106に送られる。
このD/A変換器106でアナログ信号に変換された赤
色信号は、カラーモニタ33に送られる。
第4図は画像メモリを詳細に示すものである。
前記画像メモリ101aは、4個のメモリブロックで構
成され、各メモリブロックは4個のメモリエリアを備え
、各メモリエリアに1コマの画像データをそれぞれ記憶
する。例えば、第4列目のメモリブロックは、メモリエ
リアA1〜A4から構成され、第5図においてA列に表
示される一列分(4コマ)の画像データを記憶する。ま
た、第3列目のメモリフ゛ロックは、メモリエリアA5
〜A8で構成され、第5図においてB列に表示される4
コマの画像データを記憶する。なお、画像メモI710
 l bも同じ構成をしているため、符号のみを付しで
ある。
第6図は長尺フィルムの繋ぎ目を示すものである。2本
のカラーネガフィルム110,111は、スプライステ
ープ112で接合されている。このように、スプライス
テープ112で多数のカラーネガフィルムを接合して長
尺フィルム13が作成される。このスプライステープ1
12は、長尺フィルム13の移送時にスプライスセンサ
ー72によって検出される。このスプライステープ11
2は、カラーネガフィルムとは異なった材質のもの、例
えば白色をした接着テープが用いられているから、その
反射率又は透過率、あるいは長さ及び幅を調べることに
より光学的に検出することができる。
スプライスセンサー72がスプライステープを検出する
と、CPU52はスプライスコマの画像データを作成し
、現在書込み中にある画像メモリ例えば101aに送り
、スプライスコマの表示位置に対応したメモリエリアに
書き込む。なお、符号110a、1llaはコマであり
、符号113はノツチである。
次に、第7図ないし第9図を参照して上記実施例の作用
について説明する。電源の投入後に、カラーフィルムア
ナライザーの検定条件と、カラープリンタの露光条件と
を対応させるために、キーボード34の英数字キー38
を操作して、使用するカラープリンタと同じプリントチ
ャンネルを指定する0次に、英数字キーを操作してフィ
ルムの種類やサイズを入力してから、表示モード例えば
「16コマ表示」を指定する。
供給リール11を装着してから、現像済みのカラーネガ
フィルムの先端に接合した透明なリーダ一部を引き出し
、ガイドローラ14.15に掛けてから送りローラ16
に差し込む。この送りローラ16は、パルスモータ53
で駆動されているため、リーダ二部を測光位置に向けて
移送する。この移送された先端は、ネガマスク54の両
側に配置した送りローラ対68.69に街えられ、更に
撮像位置の両側に配置した送りローラ対78.79に街
えられる。撮像位置を通過したリーダ一部は、送りロー
ラ24から引き出されるので、ガイドローラ25.26
に掛けてから、巻取リリール12の外周に巻き付ける。
供給リール11からリーダ一部が引き出されると、これ
に続いて現像済みカラーネガフィルムが引き出され、巻
取りリール12に向けて移送される。この移送中にノツ
チセンサー50がノツチ113を検出すると、パルスモ
ータ53の駆動パルスがカウントされ、ノツチセンサー
50からのフィルム送り量が測定される。そして、第1
番目のノツチがノツチセンサー50とネガマスク54の
中心までの距離だけ移送されると、パルスモータ53の
回転が停止する。この状態では、第1番目のノツチを付
したコマが測光位置に位置決めされている。
測光位置に位置決めされたコマは、ランプ55によって
照明され、この状態でスキャナー58によってネガ像の
各点が測光され、またLATD用のセンサー59〜61
により、赤色、緑色、青色のLATD値が測光される。
測光が完了すると、パルスモータ53が再び回転して長
尺フィルム13を移送し、第2番目のノツチ付きコマを
測光位置に位置決めしてこれを測光する。以下、第3番
目以降のコマも測光位置に順次位置決めされて測光され
る。
測光が終了した第1番目のコマは、撮像位置に向けて移
送される際に、ノツチセンサー71で第1番目のコマの
ノツチが検出される。このノツチが検出されると、パル
スモータ80の駆動パルスがカウントされてフィルム送
り量が測定される。
そして、長尺フィルムが一定量送られると、パルスモー
タ80の回転が停止し、第1番目のコマを撮像位置に位
置決めする。この第1番目のコマが撮像位置に位置決め
される間に、LATD用のセンサー59〜61の測光結
果から、超露光オーバー又は超露光アンダーであるかど
うかについて判定し、超露光オーバーコマに対しては、
CPU52はパルスモータ77を駆動し、NDラフルタ
76を光路から退避させて、ランプ75からの強い照明
光でコマを照明する。逆に、露光アンダーコマに対して
は、NDラフルタ76を光路に挿入して照明光を減光さ
せる。
第1番目のコマが撮像位置に位置決めされる前に、ND
ラフルタ76が調節されているから、位置決めが完了す
ると直ちにTV左カメラ3による撮像が開始される。こ
のTV左カメラ3から出力された時系列の赤色信号、緑
色信号、青色信号は、画像処理部83に送られ、ここで
A/D変換、彩度補正、記憶9階調変換が行われる。す
なわち、第3図に示すように、赤色信号は増幅、クラン
プ処理されてから、A/D変換器97で赤色画像データ
に変換される。この赤色画像データは、対数変換器98
で濃度値に比例した赤色画像データに変換されてから、
彩度補正回路99に送られる。
この彩度補正回路99は、三色の画像データに係数を乗
算してから加算し、この加算値を赤色画像データとして
出力する。赤色画像データは、デマルチプレクサ−10
0によって指定された画像メモリ例えば101aに送ら
れ、ライトコントローラ85で指定された16個のメモ
リエリアのうち第1番目のメモリエリアAIに書き込ま
れる。同様に、第2番目以降のコマも撮像位置に順次位
置決めされ、TV左カメラ3で撮像され、画像メモリ1
01aのメモリエリアA2以降に順次書き込まれる。
前記長尺フィルム13の移送時に、スプライスセンサー
72はスプライステープ112の通過を光学的に検出し
、第6図に示すようにカラーフィルム110と111と
の繋き目を表すスプライス検出信号を出力してこれをC
PU52に送る。CPU52は、次に書き込むべきメモ
リエリアに、デジタル値で「零」の画像データを書き込
む。例えば、第5図に示す場合にはメモリエリアAll
に「零」の画像データが書き込まれ、それによりスプラ
イスコマ46が発光しないブランクのコマとして表示°
される。そして、次の1本のカラーネガフィルムに記録
された第1番目のコマの画像データは、メモリエリアA
12に書き込まれる。
スプライスコマも含めて16個のコマを撮像し、画像メ
モリ101aに画像データを書き込むと、1ペ一ジ分の
画像読取りが終了する。この場合には、デマルチプレク
サ−100が画像メモリ101b側に切り換わるととも
に、画像メモリ101aの読出しが開始される。画像メ
モリ101bが書込みモードになると、TV左カメラ3
で読み取った新しいコマの画像データが画像メモリ10
1bに送られ、前述したように画像データが書き込まれ
る。
前記画像メモリ101aが読出しモードになると、リー
ドコントローラ86によって画像データが読み出される
。この画像データは、マルチプレクサ−103を介して
階調変換回路104に送られ、ネガ・ポジ変換と階調変
換とが行われる。この階調変換回路104は、コマ毎に
ルックアップテーブルメモリが用意されているから、読
出し中のコマに対応したものが選択され、これに記憶さ
れたテーブルデータで画像データが変換される。
ここで、各ルックアップテーブルメモリには、各コマ毎
に異なったテーブルデータが書き込まれている。このテ
ーブルデータは、スキャナー58による測光で得た濃度
補正量と、LATD用センサー59〜61による測光で
得た色補正量とに応じて、基準テーブルデータをシフト
して作成されている。
階調変換された画像データは、パラレル・シリアル変換
器105で直列信号に変換されてから、D/A変換器1
06でアナログ信号に変換され、得られた赤色信号がカ
ラーモニタ33に送られる。
同様に、緑色信号及び青色信号も読み出され、第5図に
示すように、16個のコマのカラー画像45を含む1ペ
一ジ分、がカラーモニタ33に表示される。なお、実際
には各コマのカラー画像45は、隣のカラー画像にくっ
つかないように少し離され、この間が白枠として表示さ
れている。
カラーモニタ33には、プリント写真をシミュレートし
た16個のコマのカラー画像45が表示されているから
、これらの濃度及び色が適正かどうかを判定する。この
判定時に、スプライスコマ46も表示されるから、1本
のカラーネガフィルムの先頭を知ることができる。一般
的に、1本のカラーネガフィルムに記録された複数のコ
マに対しては、仕上がりを同じようにするのが望ましい
ものである。そこで、スプライスコマ46を表示するこ
とによって1本のカラーネガフィルムの範囲が分るから
、これらのコマに対しては、色及び濃度が同程度になっ
ているかを判定することができる。
仕上がりが良好でないと認められるカラー画像に対して
は、キーボード34のコマ指定キー40を操作してコマ
指定を行う、コマ指定を行うと、第8図に示すように、
指定されたコマの画像データが画像メモリ101aから
読み出され、インターフェース102を介してワークR
AM90に書き込まれる。このワークRAM90に書き
込まれた画像データのうち、第5図に示すようなコマ指
定カーソル47が嵌め込まれる特定なエリアの画像デー
タをCPU52に読み出し、この画像データをネガ・ポ
ジ変換(補色に変換)してコマ指定カーソル47の画像
データを作成する。
一般的に、コマ指定カーソル47を嵌め込み合成する場
合に、その周辺の色と同−又は類似していると、コマ指
定カーソル47の識別が困難となる。ところで、コマ指
定カーソル47が表示されるエリアと、その周辺は同−
又は類似していることが多いから、このエリアの色とコ
マ指定カーソル47との色とを比較しても実用上は支障
がない。
そこで、コマ指定カーソル47の画像データとワークR
AM90に記憶されているオリジナルの画像データとを
比較し、データが同−又は類似しているかを判定する。
もし、両画像データが同−又は類似している場合には、
コマ指定カーソル47の画像データに一定値を加算又は
減算して、オリジナルの画像と識別可能な色に修正する
こうして作成したコマ指定カーソル47の画像ケータは
、インターフェース102を介して画像メモ、すJ O
1aに送られ、これを−時的に書込みモードにセットし
、読み出したコマのメモリエリアの一部に画像データを
書き込む。この書き込んだ部分の画像データは、階調変
換回路104でネガ・ポジ変換されるから、コマ指定カ
ーソル47は、結果的にカラーネガフィルムに記録され
た画像と同じネガ像として表示されることになる。また
、誤ってコマ指定を行った場合には、クリアキーを操作
すればよい。このクリアキーを操作すると、ワークRA
M90に保存された画像データが元のメモリエリアに書
き込まれから、コマ指定カーソルを嵌め込み合成する前
のカラー画像がカラーモニタ33に表示される。
コマ指定後に、カラーキー35又は濃度キー36を操作
して補正量を入力する。このマニュアル補正量が入力さ
れると、指定されたコマの階調変換を行うルックアップ
テーブルメモリのテーブルデータが更新される。この新
しいテーブルデータで画像データが変換されるため、指
定したコマのカラー画像は濃度又は色が修正されて表示
される。
もし、この修正が不充分な場合には、カラーキー35又
は濃度キー36を再度操作すればよい。別のコマに対し
ても修正が必要な場合には、このコマに対応したコマ指
定キー40を操作する。このコマ指定キー40が操作さ
れると、ワークRAM90に記憶しておいたコマの画像
データがインターフェース102を介して画像メモリ1
01aに書き込まれる。この書込み後に、新たに指定し
たコマの画像データが画像メモリ101aから読み出さ
れてワークRAM90に書き込まれ、前述したようにそ
の一部がネガ・ポジ変換される。これにより、修正済み
のコマのカラー画像に表示されていたコマ指定カーソル
47が消去され、新たに指定されたコマのカラー画像に
コマ指定カーソル47が表示される。この新しく指定し
たコマに対しても前述したように、濃度及び色を修正す
ることができる。
同時プリントでは、カラープリンタにおいて各コマが1
枚ずつプリントされるため、特別にプリント枚数を指定
しなくてもよい。しかし、2枚以上゛をプリントする場
合には、プリント枚数を指定することが必要である。ま
た、焼増しプリントでは、顧客から注文があった焼増し
コマとその枚数とを指定することが必要である。このプ
リント枚数の指定では、コマ指定キー40を操作してコ
マ指定を行ってから、キーボード34の英数字キー38
でプリント枚数を入力する。このプリント枚数が入力さ
れると、CPU52は指定したコマに対応したメモリエ
リア例えばA8から画像データを読み出し、ワークRA
M90に保存する。このワークRAM90での画像デー
タの保存は、コマ指定カーソル47の場合と同様に、ク
リアキーを操作してプリント枚数の表示を消去した場合
に、もとのカラー画像をカラーモニタ33に表示するた
めである。ワークRAM90に画像データを保存してか
ら、CPU52はプリント枚数のデータを作成し、これ
をメモリエリアA8に書き込む。
このプリント枚数のデータは、画像データと一緒に読み
出されるため、カラー画像の一部に個別プリント枚数4
8を嵌め込んだ状態でカラーモニタ33に表示される。
この実施例では、プリント枚数は、発光°しない正方形
のブランク内に、発光表示する数字を嵌め込んだ状態で
表示される。
また、1本のカラーフィルムの全コマに対して同じ枚数
をプリントする場合には、コマ指定キー40で1本のカ
ラーフィルムの先頭にあるスプライスコマ46を指定す
る。次に、プリント枚数を入力すれば、スプライスコマ
46の画像データを記憶したメモリエリアAllにプリ
ント枚数のデータが書き込まれる。このプリント枚数の
書込みにより、第5図に示すように、スプライスコマ4
6のほぼ中央部に共通プリント枚数46aが表示される
また、1本のカラーフィルムのコマの殆どは同じプリン
ト枚数であるが、そのうちの幾つかを異なった枚数でプ
リントしたいことがある。このような場合には、スプラ
イスコマ46を指定してカラーフィルム1本に対する共
通プリント枚数を入力する他に、変更したいコマを指定
して個別プリント枚数を入力゛すればよい。この共通プ
リント枚数と個別プリント枚数とは、共にRAM67に
記憶され、そしてフィルム検定の終了時にパンチテープ
30に出力される。
ピンボケコマあるいは誤撮影のために主要画像が存在し
ていないコマに対しては、コマ指定キー40でコマ指定
を行ってから、操作キー39を操作してプリント不要を
入力する。このプリント不要が指示されると、このコマ
に対応したメモリエリア例えばA2の画像データをワー
クRAM90に保存してから、画像データの一部を取り
出してネガ・ポジ変換してから、メモリエリアA2に書
き込む。これにより、第5図に示すように、カラー画像
の中央部をネガ・ポジ反転させたプリント不要マーク4
9が表示される。なお、このプリント不要マーク49は
予め決めた色で表示してもよい。
全てのコマの仕上がりが良好であると認められる場合に
は、次ページキー41を操作する。この次ページキー4
1が操作されると、画像メモリ101bに記憶された1
6コマの画像データが読み出され、前述したようにカラ
ーモニタ33に表示される。このカラーモニタ33に表
示された1ペ一ジ分のコマに対して前述したようにうイ
ルム検定を行うことができる。このフィルム検定中に、
長尺フィルム13の移送が開始され、これに記録された
16コマがTVカメラ83で順次撮像され、得られた画
像データが画像メモリ101aに書き込まれる。
長尺フィルム13に記録された全てのコマに対してフィ
ルム検定が終了した場合には、操作キー39を操作すれ
ば、RAM67に記憶されているプリントデータがパン
チテープ30に出力される。
すなわち、スプライスコマ46を表すパンチデータの後
に、カラーフィルムの種類及びサイズ、カラーフィルム
1本に対するプリント枚数等の共通データがパンチコー
ドで記録され、この後にコマの露光補正データ、コマの
プリント枚数、プリント不要等の個別データがコマ毎に
順次記録される。
このように、プリント枚数のデータは、カラーフィルム
1本に対するものと、コマ毎のものとがパンチテープ3
0に記録されるため、コマによってはプリント枚数の重
複指定が起こることがある。
しかし、この重複指定は、コマ毎の個別プリント枚数を
優先させるようにした制御プログラムをプリンタにセッ
トすることで解決することができる。
なお、露光補正データは、スキャナー58で自動的に算
出された補正量とキー人力したマニュアル補正量とを加
算したものである。
写真焼付時には、パンチテープ30をプリンタにセット
すれば、パンチテープ30から共通データが読み取られ
、そして各コマを順次プリントする際に、プリントしよ
うとするコマの個別データが読み取られ、これらのプリ
ントデータに応じてプリンタの作動が制御される。なお
、プリンタには、赤色、緑色、青色のLATD用センサ
ーが設けられているため、これらによって各色のLAT
D値が測定される。これらのLATD値から各色の露光
量が測定され、パンチチー130から読み取った露光補
正データを加算することにより、写真焼付けする際の露
光量が色毎に調節される。
12コマ表示を行う場合には、キーボード34を操作し
てこの表示モードを指定する。モード指定後に、磁気フ
ロッピー29をセットして、これに書き込んである4個
の参照画像を読み出し、これをワークRAM90に書き
込む。この書込み後に、ワークRAM90から参照画像
の画像データを読み出し、カラーモニタ33上において
D列に対応したメモリエリアA13〜A16及びB13
〜B16にそれぞれ書き込む。したがって、TVカメラ
83で撮像したコマの画像データが書き込まれるエリア
は、メモリエリアA1〜A12,81〜B12となり、
TVカメラ83でコマが12個ずつ読み取られ、カラー
モニタ33のA列から0列に表示される。
フィルム検定時には、D列に表示された4個の参照画像
を参照して仕上がりをチエツクすることができる。なお
、マニュアル補正が必要なために、コマ指定キー40で
コマを指定した場合には、このコマを含む一列を0列の
位置ヘシフトすれば、参照画像と隣合わせに表示される
から、これとの比較が容易となる。
1コマ表示の場合にも、最初にキーボード3.4を操作
して表示モードを指定する。この1コマ表示では、撮像
と表示とが1コマ毎に行われ、読出しモードにある画像
メモリ例えば101aに書き込んだ1コマのカラー画像
が、画面の中央部にある4コマ分のエリアに大きなサイ
ズで表示される。
このサイズ拡大は、補間処理で電気的に倍率拡大する他
に、A/D変換器97のサンプリング周期を短くして4
コマ分の画像データを作成してもよい。なお、例えば1
6コマ表示の場合に、色修正のためにコマ指定キー40
でコマを指定したときに、このコマを拡大表示すると便
利である。
次に、第9図を参照して階調変換について説明する。測
光位置に位置決めされたコマは、スキャナー63.LA
TD測光用のセンサー59〜61で測光される。これら
のセンサー59〜61は、赤色LATD値、緑色LAT
D値、青色LATD値をそれぞれ測定する。これらのL
ATD値を算術平均することにより灰色平均濃度値が算
出される。得られた灰色平均濃度値を超露光オーバーコ
マの灰色平均濃度と比較して、これを越える場合Oは、
測定したコマが超露光オーバーであると判定する。また
、超露光アンダーコマの灰色平均濃度と比較することに
より、これ以下の場合には測定したコマが超露光アンダ
ーコマであると判定する。測光したコマが超露光オーバ
ーコマであると判定された場合には、予め決めたNDラ
フルタ値を選択し、超露光アンダーコマである判定され
た場合には、これに対して決めであるNDラフルタ値を
選択する。これらの超露光オーバー又はアンダーコマに
対しては、NDラフルタ値を考慮して、LATD値を用
いてシアン、マゼンタ、イエローの色補正量を算出する
。また、超露光オーバー又はアンダーコマ以外のものに
対しては、LATD値から色補正量を算出する。
前記スキャナー58は、コマの各点の濃度を測定するか
ら、予め指定したエリア内に含まれている測定点の濃度
を取り出し、その算術平均からエリアの濃度値を算出す
る。こうして複数のエリアの濃度値を”求め、順光シー
ン、逆光シーン等のバターン分類を行い、各パターンに
対して予め用意された演算式から濃度補正量を算出する
前記LATD用のセンサー59〜61を用いて測定した
色補正量と、スキャナー58を用いて測定した濃度補正
量は、色毎に加算されてからRAM67に書き込まれる
。ここで、濃度補正は、シアン、マゼンタ、イエローに
対して同じ量を補正するものであるから、濃度補正量を
色補正量に変換してから色毎に加算される。得られた各
色の補正量から、基準テーブルデータのシフト量である
階調変換量が色毎に算出される。これらの演算は、測光
終了後に長尺フィルム13の移送が開始され、次のコマ
が測光位置に位置決めされる間に行われる。
ROM89には、各色の基準テーブルデータ(色によっ
て異なっている)が記憶されているから、階調変換量に
応じて基準テーブルデータをシフトさせた状態で読み出
し、例えば赤色のテーブルデータについては階調変換回
路104に送り、階調変換すべきコマに対応するエリア
に書き込む。
キーボード34を操作してマニュアル補正を行った場合
には、RAM67から読み出した色補正量に、マニュア
ル入力された色補正量及び濃度補正量(色補正量に変換
する)を加算し、この加算値から階調変換量を求めて、
基準テーブルデータを再度シフトし、このシフトしたテ
ーブルデータを階調変換回路104に書き込む。
前記実施例では、階調変換回路104で色及び濃度補正
を行っているが、ランプ75とミキシングボックス74
との間に、シアン、マゼンタ、イエローの調光フィルタ
を配置し、これらの光路への挿入量を調節して色及び濃
度補正を行ってもよい、更には、この調光フィルタで色
及び濃度について粗い補正を行い、階調変換回路104
で細かな補正を行うことも可能である。また、スプライ
スコマは、画像データの値を任意に決めることにより、
所望の輝度に発光表示したり、あるいは所望の色で表示
したりすることができる。なお、本発明は、カラーリバ
ーサルフィルムに対しても適用することができるもので
ある。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、プリント
不要を指定すれば、そのコマのカラー画像の一部にプリ
ント不要マークが表示されるから、プリント不要コマで
あるかどうかを簡単に知ることができる。また、プリン
ト不要マークとしては、カラー画像の一部をネガ・ポジ
反転させたものが用いられるから、このプリント不要マ
ークが目立ち易いとともに、この画像データを簡単に作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のカラーフィルムアナライザーを示す概
略図である。 第2図は本発明のカラーフィルムアナライザーの外観図
である。 第3図は画像処理部の一例を示すブロック図である。 第4図は画像メモリを詳細に示したブロック図である。 第5図はカラーモニタの表示例を示す説明図である。 第6図は長尺フィルムの繋ぎ目を示す平面図である。 第7図はフィルム検定の手順を示すフローチャートであ
る。 第8図はコマ指定カーソルの表示手順を示すフローチャ
ートである。 第9図は階調変換の手順を示すフローチャートである。 13・・・・長尺フィルム 17・・・・測光用フード 21・・・・撮像用フード 29・・・・磁気フロッピー 30・・・・パンチテープ 33・・・・カラーモニタ 34・・・・キーボード 35・・・・カラーキー 36・・・・濃度キー 40・・・・コマ指定キー 41・・・・次ページキー 45・・・・カラー画像 46・・・・スプライスコマ 47・・・・コマ指定カーソル 45a、4B、  ・・プリント枚数 49・・・プリント不要マーク 58・・・・スキャナー 59・・・・赤色用センサー 60・・・・緑色用センサー 61・・・・青色用センサー 101a、101b・・画像メモリ A1〜A16.Bl〜B16・・メモリエリア。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラーフィルムに記録された複数のコマを撮像し
    、これらのコマのカラー画像をマトリックスに配列して
    画像表示手段で表示するビデオ式カラーフィルムアナラ
    イザーにおいて、 プリントが不要なコマを指定する手段と、この指定され
    たコマのカラー画像の一部にプリント不要を表すマーク
    を表示する手段とからなることを特徴とするビデオ式カ
    ラーフィルムアナライザー。
  2. (2)前記プリント不要マークは、このマークが嵌め込
    み合成される部分のカラー画像をネガ・ポジ反転させた
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のビデオ式カラーフィルムアナライザー。
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DE68927062T DE68927062T2 (de) 1988-01-08 1989-01-05 Verfahren und Vorrichtung zum Auswerten von Farbfilmen
DE68929295T DE68929295T2 (de) 1988-01-08 1989-01-05 Verfahren zur Farbfilmanalyse
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EP94112838A EP0639025B1 (en) 1988-01-08 1989-01-05 Color film analyzing apparatus
DE68929193T DE68929193T2 (de) 1988-01-08 1989-01-05 Gerät zur Farbfilmanalyse
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