JPH0119763Y2 - - Google Patents

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JPH0119763Y2
JPH0119763Y2 JP1983181744U JP18174483U JPH0119763Y2 JP H0119763 Y2 JPH0119763 Y2 JP H0119763Y2 JP 1983181744 U JP1983181744 U JP 1983181744U JP 18174483 U JP18174483 U JP 18174483U JP H0119763 Y2 JPH0119763 Y2 JP H0119763Y2
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JP
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top plate
glove
wire
globe
wire rod
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JP1983181744U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は着脱自在に二個所に天板に係止され
たグローブを備え、天井部より吊下げられた状態
で使用される吊下照明器具に関する。
従来、天井部より吊下げて使用する吊下照明器
具であつて着脱自在に二個所で天板に係止された
グローブを備えた照明器具では、グローブの一方
を天板の適所に嵌合させ、他方を天板の適所に摺
動自在に取付けられたスライド金具で保持するこ
と等によつてグローブが係止されている。したが
つて、この種の照明器具では、スライド金具の保
持を解除すると、グローブの一方を保持していた
天板との嵌合部も外れてしまう。このため、管球
取り替え時や清掃時には、一旦グローブを取り外
して作業を行つていた。
しかしながら以上のような従来の吊下照明器具
では、グローブを取り外してから管球取り替え等
を行わなければならないので作業性が非常に悪い
上、スライド金具を外すとグローブの一方を保持
していた天板との嵌合部も外れるため、時にはグ
ローブを落下させて破損してしまうという欠点が
あつた。
このため、スライド金具を外したときでも他方
の嵌合部が外れないような形状にしてグローブの
落下を防止した照明器具が従来より提案されてい
る(実公昭56−16722等)。
しかしながらこの種の照明器具では、嵌合部に
おいて天板とグローブとが直接接合されていたた
め、スライド金具を外したときグローブは嵌合部
を中心に大きく揺動を繰り返すため、高所で作業
している作業員にとつて危険であるうえ、揺動を
止めたのち管球の取り替え等の作業をしなければ
ならず作業効率が低下する欠点があつた。さらに
揺動によつて照明器具に大きな力が掛かるため、
照明器具の落下や嵌合部付近の破損等を引き起こ
す等の危険性があつた。
この考案は上記従来の欠点に鑑み、天板に対し
てグローブを安全且つスムーズに着脱することが
できるとともに、グローブの一端を天板から外し
たとき、その揺動や速やかに収まる吊下照明器具
の提供を目的とする。
この考案は、二個所で天板に係止されるグロー
ブを備え、天井部より吊下げて使用する吊下照明
器具において、 前記グローブの一方を前記天板の適所に摺動自
在に取付けられた可動金具で係止し、他方を、前
記天板の適所に固定された取付金具に回動自在に
取付けられ、弾性体で上方に付勢されたコ字状の
線材で係止し、且つ前記可動金具の係止を外して
グローブが揺動したとき前記線材の内側に引掛か
る引掛金具を前記グローブの適所に取着したこと
を特徴とする。
以下、図面を参照してこの考案の実施例につい
て説明する。
第1図はこの考案の実施例である吊下照明器具
の断面図、第2図はグローブ係止時の線材等の係
合状態を示す要部拡大断面図、第3図は線材を取
付けた取付金具の斜視図である。
グローブ1は、一方を天板2に摺動自在に取付
けられた可動金具3で、他方を、天板2に固定さ
れた取付金具4に回動自在に取付けた線材5で保
持して天板2に係止する。グローブ1はガラス製
であつて、全体として偏平な壷型形状である。上
部開口部には、グローブ係止時に天板2の下面と
端面が密着する縁部1aが周設されている。縁部
1aの一部には、第2図に示すように、L字型の
引掛金具6が天板当接端面を揃えてビス7で固定
されている。この引掛金具6は、可動金具3の係
止を外してグローブ1全体が横滑りしたとき、線
材5を引掛けるためのものである。すなわち、引
掛金具6の固定部6aが縁部1aより長く設定さ
れており、その下方に突出した固定部6aの一部
を線材5のストツパ部とし作用させるのである。
また、固定部6aによつてグローブ1と一体固定
されている嵌入部6bは、グローブ1を取付ける
ときコ字状の線材5の内側に嵌入し易くするため
天板2の周縁部2aより長く設定されている。こ
の嵌入部6bはグローブを取付けるとき、線材5
の内側に嵌入することで取付位置に目安を与える
ものである。光源の反射板でもある天板2は、グ
ローブ1の開口部の直径より大径の円板であつ
て、周縁部2aは全周に亘つて垂直に下方に折曲
されている。天板2の中央部には、安全器収納部
7が突設され、その安定器収納部7の中央からは
天井の引掛けシーリングに接続するコード8が引
き出されている。また、安全器収納部7の上面に
二個所取付けられた吊下げ金具9は、天井のフツ
クに引掛けられて照明器具全体を天井部に吊下げ
ている。
天板2の下面には、可動金具3と取付金具4と
が取付けられている。可動金具3は平板をそれぞ
れ反対方向に垂直に折曲して形成した金具であつ
て、一方の折曲部3aはグローブ1の一部の縁部
1a直下を支える部分である。他方の折曲面3b
は、天板2の下面に摺動自在に取付けられる部分
である。また第1図では詳細に示していないが、
折曲面3bの一部は切り起こされて天板2を貫通
し、その切り起こしの先端には可動つまみ3cが
固着される。すなわち可動金具3cのα方向およ
びβ方向の摺動は、可動つまみ3cを移動させる
ことにより行われる。天板下部の可動金具3を取
付けた位置の反対側には、第2図に拡大図を示す
ように、取付金具4がビス10で固定されてい
る。
ここで、取付金具4および取付金具4に取付け
られた線材5およびその周辺構造について説明す
る。取付金具4は第3図に示すように、長方形の
一枚の金属板を左右対称の凹型に折曲して形成さ
れる。天板2との接合面である長方形の取付部4
a,4bには、ビス10を挿通させるビス孔4
c,4dがそれぞれ穿設されている。側板部4
e,4fには、円形断面の棒材から全体としてコ
字状に折曲形成された線材5の嵌合部5a,5b
がそれぞれ嵌入されて、線材5が回動自在に取付
けられている。また、側板部4e,4fには、線
材5を上方に付勢するコイルバネを取付けるため
のピン11が底面部4gと平行に貫通している。
側板部4e側のピン11の頭部は、コイルバネ1
2のコイル径より大径に設定されていて、コイル
バネ12をピン11に嵌入した後側板部4e側か
らピン11を挿通させると、コイルバネ12はピ
ン11から外れることなくピン11を回動中心と
して作用する。コイルバネ12の一方の終端12
aは、側板部4eに螺着されたビス13に引掛け
られている。他方の終端12bはU字型に折曲さ
れているとともに、線材5の一部に引掛けられて
いる。このため、グローブ係止時に線材5は常に
上方に付勢されるように作用する。
次に以上の構成からなる吊下照明器具の線材お
よびグローブに固定された引掛金具の作用につい
て説明する。
第4図は天板2にグローブ1が係止されている
状態から可動つまみ3cをβ方向に摺動させたと
きの作用を説明する図である。
第2図は天板2にグローブ1が係止されている
ときの一方の係止部を示すものである。この状態
では、第1図に示すように可動金具3の折曲面3
aが縁部1a直下を支えているとともに、対向部
で線材5がグローブ1の内壁を上方に押し上げて
いるので、グローブ1の縁部1a端面は全周に亘
つて天板2下面に密着されている。この第2図の
状態から第1図に示す可動つまみ3cをβ方向に
摺動させると、可動金具3によるグローブ1の係
止は外れる。グローブ1の一方の係止が外される
と、グローブ1は他方の係止部を支点として回動
するとともに、線材5にはグローブ1の全荷重が
懸かるため、線材5はコイルバネ12による上方
への付勢力に抗して徐々に下方に回動する。線材
5が下方に回動し始めることによつてグローブ1
との係止部が下がると、グローブ1全体は横滑り
して引掛金具6の固定部6aの一部が線材5に一
旦引掛かる。グローブ1全体が突出した固定部6
aで線材5に引掛けられても、コイルバネ12の
回動復元力と、線材5に引掛けたグローブ1全体
の荷重によるところのモーメントが釣り合うまで
線材5の先端はさらに下方に回動し、第4図のよ
うになる。この状態では、一旦固定部6aに引掛
つていた線材5は段差を乗り越えて嵌入部6bを
保持しているとともに、グローブ1の縁部1aは
線材5に当接している。すなわち、グローブ1は
グローブ1に固着された引掛金具6の嵌入部6b
と縁部1aとの二点によつて保持されていること
になる。ここで、もし、縁部1aに対して引掛金
具6の固定部6aが突出せずグローブ1の内壁面
と嵌入部6bの下面とが面一となるように引掛金
具を構成したとすると、上記の作用において線材
5が固定部6aに引掛ることなくそのまま横滑り
して遂にはグローブ1が落下してしまう可能性が
ある。しかし、本実施例では縁部1aに対して固
定部6aが突出した構造であるため、このような
ことがなくグローブ1は必ず第4図に示すように
線材5に保持される。
グローブ1は引掛けた線材5が回動を停止する
と、グローブ1は天板2に対して十分開放された
ことになる。すなわち、線材5が回動して停止す
ると、天板2の下部に取付けられている螢光灯等
の取り替えには支障がない程度にグローブ1は天
板2から離れた位置にある。グローブ1を線材5
で引掛けて停止している状態で、螢光灯や部品等
の取り替えや内部の清掃が行なえる。なお、線材
5の回動が停止する位置はコイルバネ12の弾性
係数と、線材5に引掛ける終端12bの位置とに
よつて決定される。すなわち、コイルバネ12の
弾性係数を大きくするとともに、終端12bを線
材5の回動中心から離せば線材5への付勢力が強
くなつて回動の停止位置が高くなる。回動の停止
位置が高いと螢光灯等の取り替え作業の障害とな
るので、グローブ1に固定された引掛金具6が線
材5から外れ落ちない程度に線材5の回動停止位
置は設定される。そうすると、線材5の回動停止
は、可動つまみ3cをβ方向に摺動させて可動金
具3によるグローブ1の係止を外すだけの操作で
自動的に行うことができる。
グローブ1と線材5との係合状態の解除は、線
材5によつて引掛けられているグローブ1を少し
持ち上げるように支持し、線材5を引掛金具6か
ら外すことによつて行う。グローブ1を外すと線
材5は、荷重がなくなるのでコイルバネ12によ
る上方への付勢力のため、上方に引き上げられて
先端部近傍が天板2の周縁部2a端面に当接す
る。
次に外したグローブ1を天板2に係止するまで
の作用について説明する。
第5図は外したグローブ1を天板2に取付ける
ときの最初の状態を示す図である。グローブ1を
線材5から外すと、線材5の先端部近傍は、第5
図に示すように天板2の周縁部2aに当接してい
る。この状態で、グローブ1を略鉛直に保持し
て、引掛金具6の嵌入部6bを上方からコ字状の
線材の内側に、第5図のように嵌入させる。引掛
金具6が線材5に嵌入されて固定部6aの一部が
線材5に引掛けられると、グローブ1は線材5に
よつて係止されたことになる。線材5に係止され
たグローブ1の自由端を可動金具3側に接近させ
るように回動させると、第4図に示した状態を経
過して、遂にはグローブ1の縁部1a端面は天板
2の下面に全周が当接する。この状態で、β方向
に位置していた可動つまみ3cのα方向に摺動さ
せれば、グローブ1の縁部1a直下は可動金具3
の折曲面3aで保持されるとともに、他方では線
材5がグローブ1を上方に押し上げるように係止
していることになる。すなわち、グローブ1は一
方が可動金具3で係止され、他方が線材5で係止
されて、天板2への取付けが完了したことにな
る。なお、グローブ1と線材5とを係止した状態
で管球取り替え等の作業が終了したときは、第5
図に示す行程なしに天板2へのグローブ1の係止
が行われる。
次にこの考案の他の実施例について説明する。
第6図は、この考案の他の実施例に係る取付金具
4および取付金具4に取付けられた線材5を示す
図である。この取付金具4の長方形の両端部に
は、線材を嵌入させるための凹型の引掛部4i,
4jが各々折曲形成されている。天板との接合面
である長方形の取付部4aには、ビスを挿通させ
るためのビス孔4c,4dが左右対称に穿設され
ている。弾性体材料から全体としてコ字状に折曲
形成された線材5の両側部には、略中部において
線材が数回捩られて線輪5c,5dが各々形成さ
れている。線材5は線輪5c,5dが引掛部4
i,4jに各々嵌入させて、取付金具4に回動自
在に取付けられる。線材5を取付けたこの取付金
具4を天板に固定すると、線材5の両端部5e,
5fが天板2の下面に当接するとともに、コ字状
の折曲部先端は線輪5c,5dを回動中心として
上方に付勢されることになる。このような取付金
具4および線材5であれば、線材5自身が弾性体
で形成されているため、第3図に示した取付金具
と比べて大幅に部品点数が少なくなる利点を有す
る。
以上のようにこの考案によれば、グローブの一
方を天板の適所に摺動自在に取付けられた可動金
具で係止し、他方を、天板の適所に固定された取
付金具に回動自在に取付けられ、弾性体で上方に
付勢された線材で係止し、且つ可動金具の係止を
外してグローブが揺動したとき線材に引つ掛か
る、グローブの適所に固定された引掛金具を備え
てなるので、可動金具の係止を外したときグロー
ブが引掛金具を中心に揺動しても、線材と弾性体
とがこの揺動を吸収するように上下動することに
より、すぐにこの揺動が収まる。これによつて、
管球取り替え等の作業が安全且つ効率的になると
ともに、大きな揺動が続くことによる照明器具の
落下や破損を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である吊下照明器具
の断面図、第2図はグローブ係止時の線材等の係
止状態を示す要部拡大断面図、第3図は線材を取
付けた取付金具の斜視図、第4図は可動金具の係
止を解除したときの状態を示す図、第5図は外し
たグローブを係止するときの最初の状態を示す
図、第6図はこの考案の他の実施例に係る取付金
具および線材を示す図である。 1−グローブ、2−天板、3−可動金具、4−
取付金具、3a−可動つまみ、5−線材、6−引
掛金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 二個所で天板に係止されるグローブを備え、天
    井部より吊下げて使用する吊下照明器具におい
    て、 前記グローブの一方を前記天板の適所に摺動自
    在に取付けられた可動金具で係止し、他方を、前
    記天板の適所に固定された取付金具に回動自在に
    取付けられ、弾性体で上方に付勢されたコ字状の
    線材で係止し、且つ前記可動金具の係止を外して
    グローブが揺動したとき前記線材の内側に引掛か
    る引掛金具を前記グローブの適所に取着したこと
    を特徴とする吊下照明器具。
JP18174483U 1983-11-24 1983-11-24 吊下照明器具 Granted JPS6088405U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18174483U JPS6088405U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 吊下照明器具

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JP18174483U JPS6088405U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 吊下照明器具

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Publication Number Publication Date
JPS6088405U JPS6088405U (ja) 1985-06-18
JPH0119763Y2 true JPH0119763Y2 (ja) 1989-06-07

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JP18174483U Granted JPS6088405U (ja) 1983-11-24 1983-11-24 吊下照明器具

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4723112U (ja) * 1971-04-07 1972-11-15
JPS5616722U (ja) * 1979-07-17 1981-02-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5092591U (ja) * 1973-12-21 1975-08-04

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JPS6088405U (ja) 1985-06-18

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