JPH01196230A - 根切りモヤシの生産方法 - Google Patents

根切りモヤシの生産方法

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JPH01196230A
JPH01196230A JP63019367A JP1936788A JPH01196230A JP H01196230 A JPH01196230 A JP H01196230A JP 63019367 A JP63019367 A JP 63019367A JP 1936788 A JP1936788 A JP 1936788A JP H01196230 A JPH01196230 A JP H01196230A
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JP
Japan
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bean sprouts
root
cut
nursery bed
seedbed
Prior art date
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Pending
Application number
JP63019367A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Uemori
上森 裕明
Shigeteru Uemori
上森 繁照
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MARUTOYO SANGYO KK
Original Assignee
MARUTOYO SANGYO KK
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Publication date
Application filed by MARUTOYO SANGYO KK filed Critical MARUTOYO SANGYO KK
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Pending legal-status Critical Current

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    • Y02P60/216

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、モヤシを連続的に収穫する段階で根部を切取
り得るようにした根切りモヤシの生産方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、モヤシの栽培は、一定の容積を有する栽培槽内で
、水捌けの良い苗床に種豆を一定の高さ(約10 cm
 )にバラ積みして光を遮断し、所定の湿度、温度等の
条件下で育成させるようにしていたものであるが、この
ような方法では収穫時のモヤシの頭部、茎部および根部
が不揃いとならざるを得なかった。
従って、上記方法によって栽培されたモヤシから、一般
に食味が良いとされている根切りモヤシを得ようとすれ
ば、上記不揃いのモヤシの根部を一本づつ切除しなけれ
ばならず、その作業に多大の手間を要するため、コスト
面からも根切りモヤシの商品化は望めなかったし、各家
庭においても根切りモヤシを得ることは、実際上、困難
とされていた。
そこで出願人は、茎や根部が揃った状態でモヤシを育成
することを目的として、栽培槽内に通水性を備えた隔壁
を苗床として、その上面に2〜3段敷き詰めた種豆を交
互に積層た後、上記栽培槽の上方から散水するようにし
たことにより、伸長する各層のモヤシがそれぞれ上層の
苗床を均等に押上げて成育し、少なくとも各層のモヤシ
の茎部が揃った状態で栽培できるようにした「モヤシの
栽培法」 (昭和62年12月21日特許出願、願書番
号未定)を開発したものである。これによって収穫時に
茎、根部等の部位が揃ったモヤシの袋詰め及び出荷を可
能とし、消費者において、該袋ごと若しくは袋から取り
出して、その根部を包丁等で一括して切除し得るように
したものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上述した栽培法によっても、出荷前に、根
切りモヤシを商品として得ようとすれば、栽培槽からの
取出し及び根切り作業に多くの人手を要し、製品価格の
大幅な上昇に直結することから、実際上、上記根切りモ
ヤシは商品として出荷販売されるには到らなかったもの
である。
本発明はの目的とするところは、一連の苗床上で、各部
位が一様に揃った状態でモヤシを育成させた上、該モヤ
シを苗床ごと栽培槽より連続的に引き出し可能とし、上
記引出し工程において、該モヤシの根部を適正な部位で
機械的に切除することにより、食味のよい根切りモヤシ
を大量に生産する方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、本発明では栽培槽内に、モヤ
シの根部が通過する口中を有する連続した網状体からな
る苗床をつづら状に折畳みつつ、該苗床の所定の上面に
のみ種豆を均一に掲載し、光の遮断や水分・温度等、常
法の条件下で発芽・育成することにより、その根部が苗
床の網目を貫通して伸長する成育モヤシを得た後、上記
苗床をその上部端からローラー等に巻取ることによって
連続的に緊張状態で引き出す間に、上記モヤシの根部基
端を苗床面に沿って切断するという手段を用いた。
また、上記苗床の折り畳み中に、別途通気性を備えた間
仕切りを種豆の播かれた苗床裏面に挟み込むという生産
方法も採用した。
〔作   用〕
長尺の網状体からなる苗床は、モヤシの育成時に、その
網目から各モヤシの根部が貫通して下方に向かって成長
して行くが、つづら折された苗床の所定の上面にのみ種
豆を播種したので、該苗床をその上端部から連続的に引
出した場合、モヤシは一定の方向に立植された状態とな
り、該苗床面に沿ってモヤシの根部基端のみを機械的に
切断し得るという作用を奏する。
また、間仕切りを使用したものは、各種で育成したモヤ
シの根部が下層に絡むのを防止すると同時に、下段に向
けて水分を供給するという作用を有している。
〔実 施 例〕
以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて更に
具体的に述べると、第1図はモヤシの育成準備段階を示
し、1は下底に通水板2を備え、一定の容積を有する直
方体状のモヤシ栽培槽、3は上記栽培槽1の一〇内辺に
見合った巾を有し、合成樹脂モノフィラメントを一定の
口中に網織りしてなる長尺の可撓性網状体によって構成
された苗床であって、その可撓性を利用して上記通水板
2上につづら状に折畳み、その所定の折畳み面3a、3
c、 3e・・・31に大豆または緑豆等の種豆4を1
〜3段に敷詰めるようにしたものである。
次に第2図は上記栽培槽1において、光の遮断や水分お
よび温度調整等、適当な条件の下で育成されたモヤシ5
の収穫段階を示したものであるが、上記苗床3によって
仕切られた各層の種豆4は、発育に際して、その頭部5
aが上層の網状体に当接した状態となり、また根部5c
先端が苗床の網目3゛を貫通してその裏側に伸長するが
、根部基端、即ち根部5cと茎部5bとの移行部位は、
上記網目に阻止されて苗床面より下降することがないた
め、−様に成長し、それぞれ上層の苗床3を均等に押上
げるのである。従って上記苗床各層で成育したモヤシは
、その頭部5a、茎部5b、根部5cがほぼ横一線に揃
えられるのである。
而して、成長したモヤシ5の収穫に当たっては、上記苗
床3の上部端をローラー6に巻取り、栽培槽1から緊張
状態で連続的に引出すのであるが、この場合、上記苗床
の折畳み面3a・3c・3e・・・のモヤシはその頭部
5 a %茎部5bが苗床の上面側にあるので、該苗床
の上面(または下面)に臨んで設けられた刃物あるいは
ピアノ線等のカッター7によって上記モヤシの根部5c
基端付近を順次機械的に切断することで(第3図参照)
、収穫時に根切りされたモヤシ5を大量に生産し得るも
のである。
尚、図中11は根切りモヤシの受板を示す。
また、上記苗床3となる網状体は上例に示した合成樹脂
モノフィラメントを網織りしたものの他、適当な繊維を
ラッシェル編みした網地で構成しても良く、又プラスチ
ックシートに多数の小孔を貫設したものであってもよい
が、何れにしても、その口中は大豆、緑豆など、モヤシ
の太さに応じて根部の基端5dが網目上に残る程度とし
ておくことが好ましいく第3図参照)。
又このように網目中を設定しておけば、モヤシ根部5c
の先端が下段の苗床3に絡んだとしても、栽培槽1より
苗床3を引出した際に、モヤシの根部基端が上記網目に
係止され、モヤシが下方に移動することなく下層との根
がらみが容易に外れて苗床3の引出しがスムーズに行え
るのである。
更に第4・5図は、上記苗床3となる網状体の他の実施
例を示し、栽培槽1に収納可能な大きさに切断された金
属または比較的硬質のプラスチック素線等からなる多数
の網棚8a・8b・8c・・81を少なくとも成長モヤ
シの長さ121に見合う間隔を保持して紐やプラスチッ
クシート等の可撓性材8゛・・・で連結したものである
このように構成された苗床3を上述したように栽培槽内
につづら折状に収納するに当たり、一つおきの網棚、例
えば8a・8c・8d・・・上面に種豆を敷詰めて栽培
することは上例の通りであるが、根切り工程において各
網棚が撓むことがないから、カッター7の当たりが良く
、モヤシの根切りがより効果的に行えるのである。
又この場合、苗床として使用されない網棚8b・8d・
8f・8hを省略し、この間を上記可撓性材8”・・・
に代えることによって苗床全体としての軽量化および経
済的効果が期待できるものである。
この他、上記苗床3の折畳み面3b、3d、3fに種豆
を敷詰めて栽培した後、その苗床を栽培槽1から引出し
た場合は、上記モヤシの頭部5aが苗床の下面側となる
ため、上記支持ローラー6゛を苗床3を挾んで上下逆に
取付けることより、上例のものと同様に根切りモヤシ5
が連続的に収穫できるのである。
尚、上記各網状体は繰返し使用可能なものであるが、該
苗床の巻取り、又は折畳みの前段階において、噴射ノズ
ル9等を利用して苗床3の表面側に圧水ないしは圧気を
吹き付け、或いはこれと併用したローラーブラシ等を利
用して網目に絡んだ残存根部を洗い落としてお(ことに
より、該苗床3を直ちに次の播種に利用できることはい
うまでもない。
更にこの他、本発明では下層の網状体に対する根がらみ
を考慮して種豆の播かれた苗床3の裏面にダンボールや
プラスチックシート等からなる間仕切り10を介在させ
ることがある。この場合、栽培槽1上方で散水された水
分を下層にまで供給させるためには、上記間仕切り10
に適宜通水孔10”を貫設しなければならないが(第6
・7図参照)、根部の通過しない通水性不織布などを利
用すれば、必ずしも上記通水孔10′は必要としない。
〔発明の効果〕
本発明における根切りモヤシの生産方法は、上述の通り
構成したものであるから、以下に記載するような効果を
奏する。
即ち、一定の口中を有する長尺の網状体からなる苗床3
の下面に根部3cが露出するようにモヤシを密生させ、
これを栽培槽1から連続的に取り出しつつ成長モヤシ5
の根部基端3d付近を苗床面に沿って切断することによ
り、美麗に切揃えられ、食味の良い根切りモヤシが機械
的に得られるものであるから、商品「モヤシ」が大量に
生産できて安価に提供できるのである。
又モヤシの育成に際して、上記苗床3の裏面に間仕切り
10を介在させたものにあっては、隣接する各苗床3間
に根がらみが全く発生しないため、上記苗床3の引き出
しがよりスムーズに行えて、その生産性を高め得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は種豆を敷詰めた状態を示す本発明における栽培
槽の縦断面図、第2図は成長モヤシの根切り工程を示す
概略図、第3図は苗床におけるモヤシの部分拡大図、第
4図は他の実施例の根切り工程を示す概略図、第5図は
その一部平面図、第6図は間仕切りの斜視図、更に第7
図はその使用状態を示す縦断面図である。 尚、図中1・・・栽培槽、3・・・苗床、4・・・種豆
、5・・・モヤシ、8・・・網棚、10・・・間仕切り
。 以   上 特許出願人   丸 豊 産 業 株式会社代理人 弁
理士 小 原 和 夫 外1名第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、栽培槽1内に、折畳み可能とした連続状の網状体か
    らなる苗床3・8をつづら折状に収納し、その上部端か
    ら連続的に引出した際に、モヤシ5が苗床一面側にある
    ように種豆4を上記苗床上に播き、通常の条件下で発芽
    ・育成させた後、該モヤシ5の根部基端を上記苗床面に
    沿って切断し得るようにしたことを特徴とする根切りモ
    ヤシの生産方法。 2、種豆4の播かれた苗床3の裏面に、通水性を備えた
    間仕切り10を介在させてなる請求項1記載の根切りモ
    ヤシの生産方法。
JP63019367A 1988-01-28 1988-01-28 根切りモヤシの生産方法 Pending JPH01196230A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005143493A (ja) * 2003-09-19 2005-06-09 Yasuke Tamamura もやし栽培方法及びその装置
CN111136696A (zh) * 2020-02-27 2020-05-12 王全贵 一种花生芽去根装置

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