JPH011958A - 物体断面映像化装置 - Google Patents

物体断面映像化装置

Info

Publication number
JPH011958A
JPH011958A JP62-158049A JP15804987A JPH011958A JP H011958 A JPH011958 A JP H011958A JP 15804987 A JP15804987 A JP 15804987A JP H011958 A JPH011958 A JP H011958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
scanning
line
discrete digital
scanning point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62-158049A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS641958A (en
Inventor
杉野 一美
Original Assignee
三菱電機株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP62158049A priority Critical patent/JPS641958A/ja
Priority claimed from JP62158049A external-priority patent/JPS641958A/ja
Publication of JPH011958A publication Critical patent/JPH011958A/ja
Publication of JPS641958A publication Critical patent/JPS641958A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は9例えば金属材料中の欠陥を検出し。
その欠陥像を高解像度、実時間で表示することのできろ
超音波非破壊検査装置等におけろ物体映像化装置、もし
くは電串波を用いて地表面の状況を上方より映像化する
ことのできる合成開口レーダによる物体断面映像化装置
に関するものである。
〔従来の技術〕
超音波非破壊検査等で用いられている手法の一つで超音
波ビームを絞って映像化対象物体の一点の空間情報をそ
の反射信号の送信から受信までの伝ばん時間より測定し
、超音波送受信子を電子的もしくは機械的に順次走査し
、映像化対象物体像を点情報の集りとして映像化9表示
していくという方法に対し、広がった超音波ビームを物
体に照射し、その反射波ないし透過波を受信素子で受信
し、その波の振幅と位相情報を記録し、(ホログラム作
成)、このホログラムから物体像を再生するいわゆる合
成開口方式というのがある。
この合成開口方式では原理上解像度が物体1での距離に
よらず一定となる特徴を有している。
第3図は超音波合成開口方式による従来の物体断面映像
化装置を示している。
同図において、(1)は超音波送受信子(以下、単に送
受信子)、+2+は送信器、(3)は受信器、(4)は
A/D変換器、(5)は人/Dラインメモリ、(6)は
波形メモIJ、+7’lはラッチゲート部、(8)は演
算器、(9)は画像メモリ、αυはモニタTV、 +1
)1は測定制御部。
α2は画像再生制御部、 aiはアドレステーブル、 
+14は被検材である。
寸だ、第4図は9合成開口方式による物体映像の原理を
説明するための図である。
同図において、横軸は送受信子の走査方向、及び、縦軸
は時間を表わし、また、Toは、送信時を表わす。
いま、映像化しようとするある点aの情報を含む各走査
点における受信信号は、各走査点と点aとの距離分だけ
各々位相遅れを有し、その位相遅れの軌跡は同図に示す
ごとく点aを頂点とする双曲線になる。また7点aの情
報を含む受信信号が得られる走査方向における範囲は超
音波ビームの広がりによって決まり、映像化しようとす
る深さ方向における最大の距離の点情報の受信可能な。
走査方向における最大の範囲を合成開口長と称し。
図中りで表わされる。そして1図において点aを再生す
るには、前記合成開口長しの範囲における。
点aに関する各走査点における受信信号を前記位相軌跡
に沿って加算することになる。
更に、第5図は前記波形メモリの構成を説明するための
図である。
同図において、横軸は走査方向、縦軸は深さ方向に相当
する。Ll及びLlは前記合成開口長りによる合成開口
範囲であり、  1)及び12は前記合成開口範囲L1
及びLlによって映像化される画像化対象線(以下、対
象線)、まだ1. 2. 3.・・−−v  (M−1
)、 M、  (M+1)は各走査点1点a及び点aは
同じ深さ方向の点であって前記対象線1)及びj2上の
点でもある。
各走査点に対応して得られた受信信号は前記A/D変換
器(4)にて所定のサンプリング用便でA/D変換され
2合成開口範囲L1を走査点1からMiで走査し終ると
走査点数分即ち9M個の離散デジタル値列が得られる。
そして9点aを再生する手順は(1)前記合成開口範囲
Ll内の走査点1〜Mにおいて得られた離散デジタル値
列を各走査点に対応して前記波形メモ1月6)に記憶し
ておく(21点aを再生するための各走査点における離
散デジタル値列の中の前記位相履歴線より決まる必要デ
ータをとり出して加算処理する よって、前記波形メモリ(61は一方向が走査方向に、
もう一方向が時間(深さ方向)に対応した2次元構成か
ら成り、その容量をMXNとすると行数Mは走査点数に
、−刃列数Nは1回の走査で得られる受信信号の離散デ
ジタル値の個数に相当する。
尚9点aを再生するための各走査点における離散デジタ
ル値列の中の前記位相履歴線より決まる必要データを前
記波形メモリより取り出すには。
次の方法による。即ち、予め1画像化対象点に対応して
一義的に規定される前記位相履歴線に従って、必要な離
散デジタル値の格納されている前記波形メモリ内の行列
アドレス値をテーブル化しておき、このテーブル即ち、
前記アドレステーブル1)3からのアドレス情報により
前記波形メモリ(6)から画像化対象点に対応した複数
個の離散デジタル値が読み出され、前記演算器(8)へ
と転送される。
次に点aを再生するには、前記合成開口範囲L2内の各
走査点2〜(M+1)で得られる各受信信号の離散デジ
タル値列のうち9点aに関する位相履歴線による前記ア
ドレステーブルα3のアドレス情報により前記波形メモ
1月61から読み出された複数個の前記離散デジタル値
を同様に加算するのである。
以上のように、対象線が順次、走査方向にシフトしてい
くということは、前記波形メモリ(6)におけるデータ
の動作としては次のようになる。即ち。
前記(M−1−1)の走査点での1ライン分の受信信号
が得られた後、前記(M+1)の走査点での1ライン分
の離散デジタル値を前記波形メモリに格納する際、前記
波形メモリ内の離散デジタル値列は1ラインずつライン
シフトし、前記走査点1での1ライン分のデータは捨て
られ、ラインシフトする前に走査点Mの1ライン分のデ
ータが格納されていたラインに前記(M+1)での1ラ
イン分のデータが格納される。なお、送受信子を走査す
る毎に上記のラインシフトの動作を前記ラッチゲート部
(7)が行なう。
ところで、いま点a及び点aの深さが同一であるとする
と9位相履歴も同一となり、従って、深さが同一である
点を再生するのに必要なデータの波形メモリ内における
アドレスも同一となる。即ち、ある深さに対応して一義
的に決まる位相履歴線に基づく前記アドレステーブルを
異なる合成開口範囲の同−深さの点に対して共通に用い
ることができる。
以上の各動作をまとめると、1走査問の動作は。
■前記送信器(2)から前記送受信子(1)へ送信パル
スが印加される。■受信信号が前記A/D変換器(4)
にて離散デジタル値に変換され、前記離散デジタル値列
が前記A/Dラインメモ1月51に格納される。
■前記波形メモ1月61のラインシフト及び前記A/D
ラインメモリ(5)からデータが転送及び格納される。
■前記アドレスチーブルミ3のアドレス情報により前記
波形メモリ(6)から必要データが読み出され。
前記演算器(81へ転送される。■前記演算器(8)に
て画像化対象点毎に加算処理がなされる。■前記演算器
(81での加算結果即ち、深さ方向1ライン分の像デー
タが前記画像メモ1月9)に転送される。■前記画像メ
モ1月9)より前記モニタTVα0ヘデータ転送され、
前記モニタ’rv (1CIにて1ライン分の像表示が
なされる。
即ち、前記送受信子(1)を走査する毎に上記の■〜■
の動作が行なわれ、前記モニタTV (It)に1ライ
ンずつ像表示がなされていく。
なお、前記画像再生制御部a’aは前記測定制御部(I
llの指示により、前記A/D変換器(41によりA/
D変換された受信信号より、1ライン分か像再生される
までのタイミングを制御し、また、前記測定制御部+I
llは、送信、受信9画像再生及び画像表示のタイミ゛
ングを制御する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術の項で説明したように、前記アドレステーブ
ル自3は位相履歴線に基づくもので、前記波形メモ1月
61内における。ある点を再生するのに必要なデータが
格納されている行列アドレスをテーブル化したものであ
った。
第6図Talは従来の前記アドレステーブル(+1の構
成を示す図である。
同図に示す通り、前記アドレステーブルα3の行方向及
び列方向は、前記波形メモリ(610行方向。
及び9列方向に対応したもので2行方向は前記合成開口
範囲における走査点数に相当し9寸だ1列方向は受信信
号が人/D変換された結果の離散デジタル値の個数に相
当する。
例えば、ある深さの点Kに関するテーブルを同図(bl
に示した。点にの像再生上必要な、各走査点における離
散デジタル値が格納されている前記波形メモ1月61内
のアドレス(列アドレス)が各走査点毎に並んでいるこ
とになる。前記列アドレスは離散デジタル値の総数N個
のうち、何番目が必要かを2進数で表示するので、ある
ビット長Wを有する。例えば、前記N個が1024個な
らば9列アドレスのビット長Wは少なくも、10ピツト
である。
以上のようにして1画像化対象線上のA/D サンプリ
ング時間で決まる全ての点について、各走査点に対応し
た必要な離散デジタル値が格納されている列アドレスが
テーブル化されていることになり、即ち、全画像化対象
点に関して行毎に列アドレスがテーブル化されて前記ア
ドレステーブルa)を構成している。
言い換えれば2画像化対象線上の全画像化対象点毎に、
波形メモリの各行(各走査点)に対し。
アドレステーブルαJの各行から列アドレスが出力され
、波形メモリ(6)中のデータがアクセスされることに
なる。
ところで、走査点数が多いと、波形メモリの容量も大き
くな為。
例えば、50fl厚みの宗の被検材を9周波数5MHz
、素子開ロ1鵠の送受信子で0.1uピツチで走査した
場合、深さ方向では単準計算で行方向でSOO足らずの
容量が必要となる。(周波数即ち波長及び素子開口で決
まるビーム広がりによる合成開口長を走査ピッチで除す
る。) そこで、アドレステーブルとして具備するべきメモリの
容量も波形メモリの容量に従うことがら更に被検材の深
さ方向が大きくなると、増々波形メモリの容量も増すこ
とになり、よってアドレステーブル用のメモリの容量も
大きくなるので、装置が全体として大型化する原因とな
る。
この発明は上記従来の問題点を改善するためになされた
もので、前記位相履歴線が画像化対象線に関して、対称
であることから画像化対象点の再生に必要な各走査点に
おける離散デジタル値の格納されている列アドレスも画
像化対象点の含まれるライン即ち行に対し、対称である
ことを利用して、前記アドレステーブルにおいて互いに
対称である部分に相当する行方向のテーブルを半減化す
ることによって、前記アドレステーブル用のメモリの節
約をはかった。物体断面映像化装置を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係わる物体断面映像化装置は、前記位相履歴
線が画像化対称線に対し、対称であることから前記アド
レステーブルである点の再生上必要なデータの各走査点
に対する列アドレスも2点を含む画像化対象線に相当す
る走査点に対し、対称となることを利用したものである
。即ち、互いに対称である部分の片側部分を省略し9例
えば。
1〜Mの走査点に相当するM個の行方向のラインのうち
、中央即ち画像化対称点を含む線に相当する走査点より
先の走査点に相当するラインを省略し、中央の走査点よ
り前までのテーブルで中央の走査点より先のテーブルも
兼ねるというものである。
言い換えれば、アドレステーブルにおいて、走査点1か
ら中央の走査点の直前寸での走査点におけるある点に関
する列アドレス情報が、前記波形メモリの走査点1から
中央の走査点の直前までの走査点及び中央の走査点の直
後から走査点Nまでの各走査点に対して共通に用いられ
る。
〔作用〕
この発明における物体断面映像化装置は前記位相履歴線
が画像化対称線に対し、対称であることより、前記、ア
ドレステーブルにおいても中央即ち画像化対称点を含む
線に相当する走査点に対し列アドレスが対称になること
を利用して、中央の走査点より前までのテーブルを中央
の走査点より先のテーブルとしても共通に用いるのでア
ドレステーブル用のメモリの節約を計ることができ、装
置の大型化を防止する効果がある。
〔実施例〕
第3図はこの発明による物体断面映像化装置を示してい
る。
同図において、(1)は超音波送受信子、(以下。
送受信子)、(2+は送信器、(3:は受信器、(4)
はA/D変換器、(51はA/DラインメモIJ、+6
1は波形メモリ。
C7nt ラ:、/ fゲート部、(8)は演算器、C
9)は′#Jf3メモIJ、(lαはモニタTV、(l
υは迎1定制御部、  aZは画像再生制御部、C3は
アドレステーブル及び、αをは被検材である。
また、第1図(al及び(blはこの発明による物体断
面映像化装置の特徴をなす前記アドレステーブルa3の
構成を説明するための図である。
また、第2図はこの発明による物体断面映像化装置の特
徴をなす前記アドレステーブルa3と前記波形メモ1,
1 C61との接続関係を示すものである。
この発明による物体断面映像化装置の全体動作は従来の
物体断面映像化装置の全体動作と同等である。即ち、前
記波形メモリの行列構成は1行方向が走査方向に、また
は列方向が1回の走査で得られた受信信号の離散デジタ
ル値化された結果の個数に相当している。
そして、1走査問に、■前記送信器(2)から前記送受
信子(1)へ送信パルスが印加されることにより。
前記送受信子(1)より超音波が前記被検材α瘤へと照
射される ■前記被検材I中にて反射された超音波は前
記送受信子(1)Kより受信され、電気信号に変換され
た後、前記受信器+31を経て前記A/D変換器+41
へ出力される ■前記A/D変換器(41にて離散化さ
れた結果、1走査点に対応する離散デジタル値の列は前
記A/Dラインメモ1月5)に格納される ■前記波形
メモリにおいて1ラインずつデータがシフトされ、前記
人/Dラインメモリ(5)より前記離散デジタル値の列
は前記波形メモ1月6)へと転送される ■前記アドレ
スチーブルミ3からのアドレス情報により9画像化対象
線上の画像化対象点を再生するに必要なデータが前記波
形メモリ(6)に対しアクセスされ、前記演算器(8)
へと送出される ■前詰演算器(8)にて各画像化対象
点毎に加算処理がなされ、結局1ライン分の像データが
前記画像メモリ【9)へと転送される の前記画像メモ
リ(9)より1ライン分のデータが前記モニタTV (
1(1へと転送され9画像表示されるまでの処理が行な
われる。
なお、前記画像再生制御部(12は、前記測定制御部n
t+からの指示により、受信信号から画像再生するまで
、各部のタイミングの制御を行なう。また。
前記測定制御部Uは、送信、受信9画像再生及び画像表
示の各動作のタイミングを制御する。
次に、この発明による物体断面映像化装置の特徴をなす
前記アドレステーブルa3の構造を第1図を用いて以下
に説明する。
第1図(alは前記アドレステーブルa3の構造、また
、第1図Q)1は前記アドレステーブルα3の構造を説
明するための位相履歴線を表したものである。
第1図ia+の前記アドレステーブルa3において。
行方向は前述の通り、走査方向の走査点に、オた。
列方向は1回の走査で得られる受信信号が離散化された
デジタル値の個数に相当する。また第1図(blにおい
て2画像化対象点!を画像化するための合成開口範囲は
図示のごとく走査点1から走査点Miでの範囲りに相当
し、前記画像化対象線!上の任童の点aに関する走査点
1から走査点Mまでに得られた受信信号の位相履歴線は
図示の人であって、双曲線状をなす前記位相履歴線入の
頂点に相当する走査点は点aの真上即ち、走査点1から
走査点Mfでのうちの中心の走査点(M−H)/2であ
る。(但し、走査点数Mは奇数とする。)ところで、前
記位相履歴線入は各走査点において得られた点aの情報
を含む受信信号がA/D 変換された結果のN個の離散
デジタル値のうち2点aの再生に何れが必要かを表して
いることは既に述べた。即ち、各走査点において得られ
たN個の離散デジタル値が格納されている前記波形メモ
リ(6)において、各走査点に対応した必要な離散デジ
タル値のアドレスが前記位相履歴線によって一義的に決
まるのである。
そこで、前記位相履歴線入が、頂点に相当する走査点(
M+1 )/2に対し対称であることは即ち。
前記波形メモリ(6)において、各走査点に対応;また
必要な離散デジタル値のアドレスも走査点(M+1)/
2に対し対称となるはずである。
言い換えれば2例えば2行1と行Mとから読み出される
べきデータの列アドレスは同一になるということである
走査点(M+1)/2に相当する行(M+1)/2に対
して、前記波形メモリ(6)より読み出されるべきデー
タの列アドレスが対称となることより、前記アドレステ
ーブルαeにおいても、前記波形メモ1月6)に出力す
るアドレス情報が行(M+1)/2に対し対称である必
要がある。即ち9行(M+1)/2の前までの各行に対
する列アドレスと行(M+1)/2から先の各行に対す
る列アドレスが同一であることになり、これを利用する
と行(M+1)/2から先のアドレス情報を省略するこ
とができる。
いま、簡単のためにM+ 1 =M’とお(と、第1図
4alに示した前記アドレステーブル(131は行方向
に対してはM’/21でしかなく2行1から行(M′/
2−1)iでのアドレス情報が前記従来のアドレステー
ブル0における行(M’/2+1 )から行M寸でのア
ドレス情報をも兼ねろというものである。
寸だ第2図は前記アドレステーブル03と前記波形メモ
1月6)との接続関係を任童の点に対し示している。同
図において、03′は前記アドレステーブルαりにおけ
る。任童の点に対するアドレステーブルであって、第1
図4alに示した様に2行数はM′M+1 72個即ち−1−個であり、各行に対し2列アドレスが
並んでいる。
ある点の再生処理のため、前記波形メモリ(6)に対し
アクセスするときの前記アドレステーブル03′とのデ
ータの流れを行対応で以下に示す。
アドレステーブル     波形メモリ1      
   1とM (M′A−1)         (M′/2−1)と
(M’/2+4)M’ /2           M
’/2以上のようにして2行方向に対してはM′/2個
の構成のアドレステーブルa3を用いてM個の行数の場
合と同様に前記波形メモリ(6)に対し再生処理に必要
なデータをアクセスするべく、アドレス情報を送出する
ことができる。
尚、前記走査点数は奇数であることを想定しているが、
偶数の場合を以下に説明する。
即ち、走査点数が偶数であっても2画像化対象線に相当
する走査点に対しては2合成開口範囲は対称であり、従
って9画像化対象線上の何れの画像化対象点を再生する
のに必要な走査点数も走査ピッチが等しい限りは画像化
対象線に対して前後で等しくなるはずであり2画像化対
象線の真上の走査点をも画像化対象線の前後での走査点
数に含めると、必ず奇数となる。
以上をまとめると、ある画像化対象線を再生するのに必
要な走査点数は2画像化対象線の真上の走査点をも含め
て必ず奇数個となり、よって2本発明による縮小化した
アドレステーブルとしては。
画像化対象線の前までの走査点数に画像化対象線に相当
する走査点を含めた個数である行数であって、1回の走
査で得られる受信信号を離散化した個数分の列数からな
る。構成であれば充分である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明による物体断面映像化装置によ
れば2画像化対象点の情報を含む受信信号が各走査点に
対応した離散デジタル値列として格納されている波形メ
モリに対し、その点を再生するのに必要な各走査点毎の
離散デジタル値をアクセスするために、波形メモリ内に
おける対応アドレスを画像化対象線上の全画像化対象点
に対して備えているアドレステーブルにおいて、前記位
相履歴線が画像化対象点に相当する走査点に対して対称
であるため、波形メモリにアクセスするべきデータの列
方向のアドレスも同様に画像化対象点に相当する走査点
に対して対称であることを利用して、前記アドレステー
ブルの構成を9画像化対象点に相当する走査点即ち、全
走査点のうち。
中心の走査点までの走査点数に相当するライン数からな
るようにして、中心の走査点の直前までのテーブルでも
って波形メモリの画像化対象点に相当する走査点即ち、
中心の走査点より先の走査点に対してもアクセスするよ
うにし、アドレステーブルとして具備するメモリの容量
を約半分に節約できるので、装置の大型化を防止する効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(al fb+はこの発明による物体断面映像化
装置の特徴をなすアドレステーブルの構造と構造を説明
するための図、第2図はこの発明による物体断面映像化
装置の特徴をなすアドレステーブルと波形メモリとの接
続を説明するための図、第3図はこの発明による物体断
面映像化装!または従来の物体断面映像化装置、第4図
は合成開口方式による物体断面映像化装置の原理を説明
するための図、第5図は合成開口方式を用いた実時間で
物体映像を再生する物体映像断面化装置の特徴である波
形メモリを説明するための図、第6図+al (blは
従来の物体断面映像化装置のアドレステーブルを説明す
るための図であり、(1)は超音波送受信子、(2)は
送信器、(3)は受信器、(4)はA/D変換器、(5
)はA/Dラインメモリ、16)は波形メモリ、(7)
はラッチゲート部、(8)は演算器、(9)は画像メモ
リ、αυはモニタTV、+1:iはアドレステーブルで
ある。 なお2図中同一あるいは相当部分には同一符号が付して
示しである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波もしくは電磁波を発生かつ検出する送受信
    子と、前記送受信子に電気信号を印加する送信器と、前
    記送受信子を機械的もしくは電子的に走査して対象物体
    の内部に空間的な広がりのある超音波もしくは電磁波ビ
    ームを走査方向の各走査点において送信した結果対象物
    体内部より前記送受信子により検出された超音波もしく
    は電磁波ビームの反射波を受信する受信器と、前記受信
    器からの1走査点分に相当する受信信号をアナログ/デ
    ジタル変換するA/D変換器と、前記A/D変換器によ
    り得られた1走査点分に相当する複数個の離散デジタル
    値を格納するA/Dラインメモリと、前記A/Dライン
    メモリからの1走査点分に相当する複数個の離散デジタ
    ル値を逐次1走査毎に受けて走査点に対応した離散デジ
    タル値列として複数個の走査点分格納するべく2次元の
    フレームメモリに構成された波形メモリと、最新の走査
    点の直前の走査点までの離散デジタル値列が格納されて
    いる前記波形メモリ内の全ての離散デジタル値列を1走
    査点分ずつラインシフトし、かつまた、ラインシフトす
    る前に前記最新の直前の走査点に対応して離散デジタル
    値列が格納されていた前記波形メモリ内の領域に前記A
    /Dラインメモリから最新の走査点に相当する離散デジ
    タル値列を格納させるラッチゲート部と、合成開口範囲
    内の任意の画像化対象となる中心線上の各点を再生処理
    するのに必要な前記波形メモリ内の各走査点に対する離
    散デジタル値のアドレスをテーブル化したアドレステー
    ブルと、前記アドレステーブルからのアドレス情報によ
    り前記波形メモリから読み出された複数の離散デジタル
    値を加算する演算器と、前記演算器から前記中心線上の
    各点に対応して順次得られる値を前記中心線に対応する
    像データとして格納する画像メモリと、前記画像メモリ
    より得られる前記中心線に対応する像データを1ライン
    分ずつ画像表示するモニタTVよりなる物体映像化装置
  2. (2)前記波形メモリより読み出すべき離散デジタル値
    のアドレスを各走査点に対応したテーブルとしている前
    記アドレステーブルにおいて、前記アドレステーブルの
    走査点に相当するラインの総数を、前記合成開口範囲内
    の中心線に相当する走査点までの数とし、前記中心線に
    相当する走査点の前までのアドレス情報が、前記中心線
    に相当する走査点の後からのアドレス情報としても共通
    に用いられるアドレステーブルを備えたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の物体断面映像化装置
JP62158049A 1987-06-25 1987-06-25 Object section visualizer Pending JPS641958A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62158049A JPS641958A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Object section visualizer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62158049A JPS641958A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Object section visualizer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH011958A true JPH011958A (ja) 1989-01-06
JPS641958A JPS641958A (en) 1989-01-06

Family

ID=15663174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62158049A Pending JPS641958A (en) 1987-06-25 1987-06-25 Object section visualizer

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS641958A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2662091B2 (ja) * 1990-11-29 1997-10-08 株式会社巴コーポレーション 電気ケーブルの電磁波シールド構造
FR2752461B1 (fr) * 1996-08-14 1998-11-06 Dory Jacques Procede et dispositif pour le traitement de signaux representatifs d'ondes reflechies ou transmises par une structure volumique en vue d'effectuer une exploration et une analyse de cette structure
JP3808419B2 (ja) * 2002-10-08 2006-08-09 松下電器産業株式会社 超音波診断装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4111055A (en) Pulse echo ultrasonic system
JPS5920155A (ja) 超音波診断装置
US4172386A (en) Video A-trace display system for ultrasonic diagnostic system
JP2900836B2 (ja) 電子走査式超音波診断装置
JPH011958A (ja) 物体断面映像化装置
EP0050843A1 (en) Digital scan converter
US3323512A (en) Ultrasonic diagnostic instrument having improved resolution and sensitivity
JPH0254096B2 (ja)
JPH039738A (ja) 超音波診断装置
JPH0364831B2 (ja)
JPH02278149A (ja) 合成開口方式による映像化装置
JPH0572980B2 (ja)
JPH0554908B2 (ja)
JPH02196958A (ja) 合成開口処理装置
JPH01131456A (ja) 合成開口処理装置
JPS62153749A (ja) 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置
JPH01318951A (ja) 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置
JPS634672B2 (ja)
JPS62153746A (ja) 超音波もしくは電磁波による物体映像化方法
JPH09145694A (ja) 圧延金属板の多チャンネル自動超音波探傷方法および装置
JPS5937940A (ja) 超音波診断装置
JPH01180450A (ja) 合成開口処理装置
JPS6246175B2 (ja)
JPH0579142B2 (ja)
JPH0572982B2 (ja)