JP2662091B2 - 電気ケーブルの電磁波シールド構造 - Google Patents
電気ケーブルの電磁波シールド構造Info
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- JP2662091B2 JP2662091B2 JP2332811A JP33281190A JP2662091B2 JP 2662091 B2 JP2662091 B2 JP 2662091B2 JP 2332811 A JP2332811 A JP 2332811A JP 33281190 A JP33281190 A JP 33281190A JP 2662091 B2 JP2662091 B2 JP 2662091B2
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- Japan
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- electromagnetic wave
- wave shielding
- electromagnetic
- electric cable
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に室内側面が電磁波シールド板によっ
て電磁シールドされた電磁波シールド構造物に、前記電
磁波シールド構造物の屋外に設置された断路を中継して
引き込まれる電力線や信号線などの電気ケーブルの電磁
波シールド構造に関する。
て電磁シールドされた電磁波シールド構造物に、前記電
磁波シールド構造物の屋外に設置された断路を中継して
引き込まれる電力線や信号線などの電気ケーブルの電磁
波シールド構造に関する。
一般に、電磁波シールド構造物に電力線や信号線など
の電気ケーブルを引き込む場合、これらのケーブルにノ
イズフィルターや絶縁トランスなどを取り付けるなどし
て有害な電磁波が電気ケーブルを介して室内側に浸入し
たり、あるいは外に漏れないように配慮されている。
の電気ケーブルを引き込む場合、これらのケーブルにノ
イズフィルターや絶縁トランスなどを取り付けるなどし
て有害な電磁波が電気ケーブルを介して室内側に浸入し
たり、あるいは外に漏れないように配慮されている。
しかし、ノイズフィルターや絶縁トランスの設置に
は、多額の費用がかかり、しかも取付作業も複雑で多く
の手間・暇を要する。
は、多額の費用がかかり、しかも取付作業も複雑で多く
の手間・暇を要する。
この発明は、以上の課題を解決するためになされたも
ので、きわめて簡単な構造によって電気ケーブルを介し
て浸入又は漏れる有害な電磁波を完全に遮蔽できるよう
にした電気ケーブルの電磁波シールド構造を提供するこ
とを目的とする。
ので、きわめて簡単な構造によって電気ケーブルを介し
て浸入又は漏れる有害な電磁波を完全に遮蔽できるよう
にした電気ケーブルの電磁波シールド構造を提供するこ
とを目的とする。
この発明に係る電気ケーブルの電磁波シールド構造
は、室内側面が電磁波シールド板によって電磁シールド
された電磁波シールド構造物に、前記電磁波シールド構
造物の屋外に設置された断路器を中継して引き込まれる
電気ケーブルの電磁波シールド構造に関し、前記電磁波
シールド構造物と前記断路器の間に、前記電気ケーブル
を20m以上の長さにわたって被覆する電磁波シールド管
を取り付け、かつこの電磁波シールド管と前記電磁波シ
ールド板との電気的に接続することにより構成されてい
る。
は、室内側面が電磁波シールド板によって電磁シールド
された電磁波シールド構造物に、前記電磁波シールド構
造物の屋外に設置された断路器を中継して引き込まれる
電気ケーブルの電磁波シールド構造に関し、前記電磁波
シールド構造物と前記断路器の間に、前記電気ケーブル
を20m以上の長さにわたって被覆する電磁波シールド管
を取り付け、かつこの電磁波シールド管と前記電磁波シ
ールド板との電気的に接続することにより構成されてい
る。
以下、この発明に係る電気ケーブルの電磁波シールド
構造を図示する一実施例に基いて説明すると、第１図は
電磁波シールド構造物における電力線や信号線などの電
気ケーブルの配線状態を示したものである。
構造を図示する一実施例に基いて説明すると、第１図は
電磁波シールド構造物における電力線や信号線などの電
気ケーブルの配線状態を示したものである。
第１図および第２図において、電磁波シールド構造物
１の外壁２、基礎スラブ３および屋上スラブ４の室内側
面には、電磁波を完全に遮蔽できるように導電性の良い
金属板、たとえば銅板又は鋼板などからなる電磁波シー
ルド板５が全面にわたって取り付けられている。
１の外壁２、基礎スラブ３および屋上スラブ４の室内側
面には、電磁波を完全に遮蔽できるように導電性の良い
金属板、たとえば銅板又は鋼板などからなる電磁波シー
ルド板５が全面にわたって取り付けられている。
電気ケーブル６は電磁波シールド構造物１の屋外に設
置された断路器７で中継され、この断路器７から外壁２
を貫通して、電磁波シールド構造物１の屋内に設置され
た配電盤８に引き込まれ、そしてこの配電盤８からバス
ダクト９を通って各階に配線されている。
置された断路器７で中継され、この断路器７から外壁２
を貫通して、電磁波シールド構造物１の屋内に設置され
た配電盤８に引き込まれ、そしてこの配電盤８からバス
ダクト９を通って各階に配線されている。
断路器７は電磁波シールド構造物１とは別に、屋外の
同じ敷地内の地盤面下に配置され、配電盤８は電磁波シ
ールド構造物１の屋内の地下部分に設置されている。
同じ敷地内の地盤面下に配置され、配電盤８は電磁波シ
ールド構造物１の屋内の地下部分に設置されている。
電気ケーブル６は電磁波シールド構造物１に外壁２を
貫通して引き込まれる前の少なくとも20m以上の範囲に
わたって、電磁波シールド構造物１と断路器７間に取り
付けられた電磁波シールド管10によって被覆されてい
る。
貫通して引き込まれる前の少なくとも20m以上の範囲に
わたって、電磁波シールド構造物１と断路器７間に取り
付けられた電磁波シールド管10によって被覆されてい
る。
電磁波シールド管10は電磁波シールド構造物１の周辺
の地盤中に略水平に埋設され、その一端は電磁波シール
ド構造物１の地下部分の外壁２を貫通し、かつ電磁波シ
ールド板５と溶接、半田付け又はボルト接合（第３図）
などによって電気的に接続されている。また、電磁波シ
ールド管10の他端は断路器７が収納されている収納箱7a
の外壁7bを貫通し、かつ外壁7bに固定されている。
の地盤中に略水平に埋設され、その一端は電磁波シール
ド構造物１の地下部分の外壁２を貫通し、かつ電磁波シ
ールド板５と溶接、半田付け又はボルト接合（第３図）
などによって電気的に接続されている。また、電磁波シ
ールド管10の他端は断路器７が収納されている収納箱7a
の外壁7bを貫通し、かつ外壁7bに固定されている。
なお、電磁波シールド管10は磁性体である鋼管又はフ
ェライトで被覆された塩ビ管などの、少なくとも厚さが
3mm以上の鋼管などから形成されている。
ェライトで被覆された塩ビ管などの、少なくとも厚さが
3mm以上の鋼管などから形成されている。
このように、電気ケーブル６が電磁波シールド管10に
よって少なくとも20m以上にわたって被覆されているこ
とにより、電気ケーブル６を介して浸入および漏れる有
害な電磁波を完全に遮蔽することができる。なお、電磁
波シールド管10は必ずしも地盤中に設置される必要はな
く、適当なスペースがあれば地上に設置されていてもよ
い。
よって少なくとも20m以上にわたって被覆されているこ
とにより、電気ケーブル６を介して浸入および漏れる有
害な電磁波を完全に遮蔽することができる。なお、電磁
波シールド管10は必ずしも地盤中に設置される必要はな
く、適当なスペースがあれば地上に設置されていてもよ
い。
なお、符号11は従来のノイズフィルターを示し、電磁
波シールド構造物１から別棟の電磁波シールド構造物に
電気ケーブル６を配線する際に、電磁波の漏れを防止す
るために設置されるものである。
波シールド構造物１から別棟の電磁波シールド構造物に
電気ケーブル６を配線する際に、電磁波の漏れを防止す
るために設置されるものである。
この発明に係る電気ケーブルの電磁波シールド構造
は、室内側面が電磁波シールド板によって電磁シールド
された電磁波シールド構造物に、前記電磁波シールド構
造物の屋外に設置された断路器を中継して引き込まる電
気ケーブルの電磁波シールド構造に関し、特に電磁波シ
ールド構造物と前記断路器との間に、前記電気ケーブル
を20m以上の長さにわたって被覆する電磁波シールド管
を取り付け、かつこの電磁波シールド管と前記電磁波シ
ールド板とを溶接などによって電気的に接続するという
きわめて簡単な構造によって、電力線や信号線などの電
気ケーブルを介して建物の中に侵入しようとする有害な
電磁波および建物の外に漏れる有害な電磁波を完全に遮
断することができる効果がある。
は、室内側面が電磁波シールド板によって電磁シールド
された電磁波シールド構造物に、前記電磁波シールド構
造物の屋外に設置された断路器を中継して引き込まる電
気ケーブルの電磁波シールド構造に関し、特に電磁波シ
ールド構造物と前記断路器との間に、前記電気ケーブル
を20m以上の長さにわたって被覆する電磁波シールド管
を取り付け、かつこの電磁波シールド管と前記電磁波シ
ールド板とを溶接などによって電気的に接続するという
きわめて簡単な構造によって、電力線や信号線などの電
気ケーブルを介して建物の中に侵入しようとする有害な
電磁波および建物の外に漏れる有害な電磁波を完全に遮
断することができる効果がある。
また、電磁波シールド管は電磁波シールド構造物と断
路器（断路器が収納されている収納箱）との間に設置さ
れているので、電磁波シールド管が20m以上ときわめて
長くても、電磁波シールド管を電磁波シールド構造物と
断路器との間に架け渡して設置でき、このため電磁波シ
ールド管を設置しやすく、また電磁波シールド管と電磁
波シールド板とを溶接などによって電気的に接合する際
に、電磁波シールド管を仮支持するための支保工を特に
必要としないため、電磁波シールド管と電磁波シールド
板とを確実に接合でき、さらに電磁波シールド管を地中
に埋める際の衝撃および地中に埋めた後の地盤沈下・移
動などによって電磁波シールド管が移動したりするよう
な心配もなく、電磁波シールド管を当初の位置に確実に
設置できる。
路器（断路器が収納されている収納箱）との間に設置さ
れているので、電磁波シールド管が20m以上ときわめて
長くても、電磁波シールド管を電磁波シールド構造物と
断路器との間に架け渡して設置でき、このため電磁波シ
ールド管を設置しやすく、また電磁波シールド管と電磁
波シールド板とを溶接などによって電気的に接合する際
に、電磁波シールド管を仮支持するための支保工を特に
必要としないため、電磁波シールド管と電磁波シールド
板とを確実に接合でき、さらに電磁波シールド管を地中
に埋める際の衝撃および地中に埋めた後の地盤沈下・移
動などによって電磁波シールド管が移動したりするよう
な心配もなく、電磁波シールド管を当初の位置に確実に
設置できる。
第１図、第２図および第３図は、この発明の一実施例を
示し、第１図は電磁波シールド構造物における電気ケー
ブルの配線状態を示す電磁波シールド構造物の縦断面
図、第２図および第３図は電磁波シールド構造物を電気
ケーブルが貫通する部分を示す縦断面図である。 １……電磁波シールド構造物、２……外壁、３……基礎
スラブ、４……屋上スラブ、５……電磁波シールド板、
６……電気ケーブル、７……断路器、８……配電盤、９
……バスダクト、10……電磁波シールド管、11……ノズ
ルフィルター。
示し、第１図は電磁波シールド構造物における電気ケー
ブルの配線状態を示す電磁波シールド構造物の縦断面
図、第２図および第３図は電磁波シールド構造物を電気
ケーブルが貫通する部分を示す縦断面図である。 １……電磁波シールド構造物、２……外壁、３……基礎
スラブ、４……屋上スラブ、５……電磁波シールド板、
６……電気ケーブル、７……断路器、８……配電盤、９
……バスダクト、10……電磁波シールド管、11……ノズ
ルフィルター。
Claims (1)
- 【請求項１】室内側面が電磁波シールド板によって電磁
シールドされた電磁波シールド構造物に、前記電磁波シ
ールド構造物の屋外に設置された断路器を中継して引き
込まれる電気ケーブルの電磁波シールド構造において、
前記電磁波シールド構造物と前記断路器との間に、前記
電気ケーブルを20m以上の長さにわたって被覆する電磁
波シールド管を取り付け、かつこの電磁波シールド管と
前記電磁波シールド板とを電気的に接続してなることを
特徴とする電気ケーブルの電磁波シールド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2332811A JP2662091B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 電気ケーブルの電磁波シールド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2332811A JP2662091B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 電気ケーブルの電磁波シールド構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04199787A JPH04199787A (ja) | 1992-07-20 |
| JP2662091B2 true JP2662091B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=18259068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2332811A Expired - Fee Related JP2662091B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 電気ケーブルの電磁波シールド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2662091B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4794771B2 (ja) * | 2001-08-17 | 2011-10-19 | 株式会社熊谷組 | 電磁シールド層の貫通部処理構造 |
| US7547987B2 (en) * | 2006-06-22 | 2009-06-16 | Hitachi, Ltd | EMI reduced power inverter |
| JP5714344B2 (ja) * | 2011-01-26 | 2015-05-07 | トヨタホーム株式会社 | 天井構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188489U (ja) * | 1984-05-25 | 1985-12-13 | 松下電工株式会社 | 通信用ダクト |
| JPS6373996U (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-17 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2332811A patent/JP2662091B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04199787A (ja) | 1992-07-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |