JPH0119547Y2 - - Google Patents

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JPH0119547Y2
JPH0119547Y2 JP3577083U JP3577083U JPH0119547Y2 JP H0119547 Y2 JPH0119547 Y2 JP H0119547Y2 JP 3577083 U JP3577083 U JP 3577083U JP 3577083 U JP3577083 U JP 3577083U JP H0119547 Y2 JPH0119547 Y2 JP H0119547Y2
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JP
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adapter
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JP3577083U
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JPS59141417U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案は、配電盤内部に配設され母線を取り付
けるための母線サポーターに係り、特に電流容量
の大きさに応じて断面形状の異なる母線を縦方向
又は横方向に自在に取り付けできるようにした母
線サポーターに関する。
(ロ) 従来技術 配電盤内部の母線サポーターに取り付けられる
母線は通常銅板によつて構成され、電流容量の大
きさに応じて断面形状の異なる母線が使用されて
いる。
従来、母線を母線サポーターに取り付ける場合
第1図に示すような方法が採られている。第1図
は3相の場合で3本の母線を母線サポーターに取
り付ける場合を示している。この従来方法は、3
本の母線2a,2b,2cを2枚の上部及び下部
母線サポーター1a,1b間に挾持し、この母線
2a,2b,2cを挾持した上部及び下部サポー
ター1a,1bにボルト5a,5bを貫通させ、
このボルトをアングル7にナツト6a,6bで締
付けることによつて母線を母線サポーターに取り
付ける様に構成している。この場合、上部母線サ
ポーター1aには切欠溝3a,3b,3cを、下
部母線サポーター1bには切欠溝4a,4b,4
cをそれぞれ形成し、しかもこれら切欠溝は母線
の断面形状に合政する大きさに形成され、母線2
a,2b,2cをそれぞれ切欠溝に係合させるよ
うにしている。
しかしながら、上記従来の母線サポーターは複
数個の母線を係合させる切削溝の形状を母線の断
面形状に応じてその都度製作しなければならない
為、大量の母線サポータを生産することが困難
で、そのため母線サポーター自体高価となるなど
の欠点があつた。
しかも、ユーザーは母線間距離(Aで示す)の
違う個別の母線サポーターを要望することがしば
しばあり、製作者はその要望に応じた母線サポー
ターを製作する必要がある為、同一品種の母線サ
ポーターを大量に生産することが困難となり、こ
れがひいては母線サポーターの価格を高騰させる
要因となるなどの欠点があつた。
また、母線サポーターは配電盤の内部に配置さ
れることから、配電盤の構造上或いは配線上の都
合によつて母線サポーターに取り付けられる母線
を縦方向のみならず横方向に取り付けられること
が要望されることもあるが、従来の母線サポータ
ーはこれらの要望を満たすことができないといつ
た欠点があつた。
(ハ) 目的 本考案の目的は、従来の母線サポーターの有す
る上記諸欠点を解決することであり、特に、種々
の断面形状を有する母線を取り付けることが可能
で、かつ配線の都合上などの観点から母線を縦方
向のみならず横方向にも自在に取り付けることが
可能な母線サポーターを提供することである。
さらに本考案の他の特徴と利点は添付図面を参
照した以下の説明で明らかにされる。
(ニ) 実施例 第2図は本考案の一例による母線サポーターの
内部構造を示すために一部を切欠いた斜視図であ
る。図面について説明すると、10は母線サポー
ター本体で、この母線サポーター本体には後述す
るように母線を挾持したアダプターを嵌合させる
ための略U字形状の凹部11が設けられる。12
a(12bは図示せず)は凹部11に嵌合された
アダプターの滑りを防止するために設けられた係
合溝である。13a,13bは母線を横方向に取
り付けるためのネジを案内する半円弧状のネジ案
内通路、14a,14bは前記取り付けネジに螺
合させるために予め母線サポーター本体内部に埋
め込まれるナツトである。さらに15は母線サポ
ーター本体10を後述する如くアングルに固定す
る場合母線サポーター本体の空廻りを防止するた
めのストツパー、16は母線サポーターをアング
ルに固定するため母線サポーター本体内部にその
頭部が埋め込まれたネジ、17はネジ16に螺合
されるナツトである。上記母線サポーター本体1
0は絶縁材料から構成され、例えばポリエステル
系樹脂もしくはフエノール系樹脂から成型され
る。またナツト14a,14b及びネジ16は母
線サポーター本体10の成型時に一体に内部に埋
め込まれる。
第3図は第2図で示した母線サポーター本体1
0の凹部11に着脱自在に嵌合されるアダプター
の一例を示す。第3図において、20はアダプタ
ー本体で、このアダプター本体は絶縁樹脂、例え
ばポリエステル樹脂、フエノール樹脂などから構
成される。また21a,21bは母線を縦方向に
挾持するための溝であり、この溝の大きさを適宜
設計したアダプターを設けることにより断面形状
の異なる母線を当該溝に挾持することができる。
第3図においては一相について2枚の母線を縦方
向に挾持するために2本の溝が設けられる。これ
は、1本の母線のみでは電流容量が不足する場
合、電流容量の小さな母線を組み合わせることに
よつて所定の大きさの電流容量が得られるように
したものである。22a(図示せず)、22bは第
2図に示した凹部11内の係合孔12a,12b
(図示せず)に嵌合させ縦方向のズレを防止する
ための突起である。
第4図は、第3図の如きアダプター本体20を
第2図の母線サポーター本体10に嵌合させて母
線を縦方向に母線サポーターに取り付ける場合の
概略斜視図を示している。第4図において、アダ
プター本体20に設けられた溝21a,21bに
は2本の母線30a,30bが縦方向に挾持され
ている。この2本の母線は前述したように所定の
大きさの電流容量を得るため電気的に接続されて
いる。
さらに第5図a−cは各種断面形状の異なる換
言すれば電流容量の異なる母線を挾持するアダプ
ター本体を母線サポーター本体に嵌合させた場合
の部分断面略図を示している。第5図において、
100〜102は同じ形態の母線サポーター本
体、200〜202はアダプター本体、210〜
212は母線を挾持する溝、300〜302は母
線を表わし、それぞれ一対ずつ有するものは符号
a,bを付して表わしている。第5図a,bにお
いて、母線300a,300bと母線301a,
301bとでは母線の断面形状が異なつており、
また第5図cにおいては単一の母線302を挾持
するシングル用アダプター202の例が示され
る。
さらに、第6図は本考案の母線サポーターによ
つて、母線を支持した場合の側面部分断面図であ
る。第6図は母線30を取り付けた母線サポータ
ー本体10a,10bを図示の如く互いに組合わ
せるようにしてアングル40a,40bに固定す
る構造が示される。母線サポーター本体10a,
10bは頭部が本体に埋めこまれたネジ16a,
16bとナツト17a,17bを用いて各アング
ルに取り付けられる。
前述の実施例に於ては、単極用母線サポーター
にアダプターを嵌合させる場合について説明した
が、第2図の如き母線サポーター本体を所望の個
数だけ一体に形造つた母線サポーターを形成すれ
ば多極用の母線サポーターが構成される。
このような多極用の母線サポーターは樹脂など
に一体に成型することができる。例えば3相の場
合前記一体となつた母線サポーターにそれぞれア
ダプターを嵌合させればよい。
第7図は第2図に示した母線サポーターを用い
て母線を母線サポーター本体に横方向に取り付け
た状態を示している。第7図において第2図と同
一部分には同一符号を以つて示す。第7図中、3
1は母線サポーター本体10の上面に平行に横方
向に載置される母線を示し、この母線31はネジ
18a,18bを挿入するネジ孔19a,19b
が設けられている。まず母線31を母線サポータ
ー本体10に横方向に取り付けたい場合は、母線
31を平行に母線サポーター本体に載置し、ネジ
18a,18bを母線31のネジ孔19a,19
bに挿入し、さらに母線サポーター本体10内の
ネジ案内通路13a,13bを介して前記ネジ1
8a,18bを埋め込んであるナツト14a,1
4bに螺合させればよい。
このように実施例によれば、アダプターを用い
ることによつて断面形状の異なる母線を母線サポ
ーターに縦方向に取り付けることができ、一方、
他の実施例で示すように母線サポーター本体に形
成したネジ案内通路および予め埋め込みのナツト
を用いることによつて母線を母線サポーター本体
に横方向に取り付けることが可能である。
(ホ) 本考案の効果 以上説明したように本考案の母線サポーターに
よれば、母線サポーター本体に、母線を挾持する
溝を有するアダプターを着脱自在に嵌合させるた
めの凹部と、ネジを案内するためのネジ案内通路
と、前記ネジに螺合させるために埋め込まれたナ
ツトを具備させることによつて、種々の異なる断
面形状を有する母線を母線サポーター本体に縦方
向又は横方向に自在に取り付けることができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の母線サポーターの断面図、第2
図は本考案の一実施例による母線サポーターの内
部構造を示すために一部を切欠いた斜視図、第3
図はアダプターの一例を示す斜視図、第4図はア
ダプターを母線サポーターに取付けた状態を示す
概略斜視図、第5図a−cは他の実施例のアダプ
ターを説明するための部分断面略図、第6図は本
考案の母線サポーターによつて母線を支持した状
態の側面部分断面図、第7図は母線サポーターに
母線を横方向に取り付けた実施例を示す断面図で
ある。 10……母線サポーター本体、11……凹部、
13a,13b……ネジ案内通路、14a,14
b……ナツト、20……アダプター本体、21
a,21b……溝、30a,30b,31……母
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 母線を取り付けるための母線サポーター本体
    に、断面形状の異なる前記母線を縦方向に挾持す
    る略U字形溝をそれぞれ有するアダプターを着脱
    自在に嵌合するための凹部と、ネジ案内通路と、
    前記ネジに螺合するように埋め込まれるナツトと
    を具備させ、所望の前記アダプターを前記凹部に
    嵌合させることにより前記母線を縦方向に取り付
    け、一方前記ネジを前記ネジ案内通路を介して前
    記ナツトに螺合させることにより前記母線を横方
    向に取り付けられるようにしたことを特徴とする
    母線サポーター。
JP3577083U 1983-03-11 1983-03-11 母線サポ−タ− Granted JPS59141417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3577083U JPS59141417U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 母線サポ−タ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3577083U JPS59141417U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 母線サポ−タ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59141417U JPS59141417U (ja) 1984-09-21
JPH0119547Y2 true JPH0119547Y2 (ja) 1989-06-06

Family

ID=30166456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3577083U Granted JPS59141417U (ja) 1983-03-11 1983-03-11 母線サポ−タ−

Country Status (1)

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JP (1) JPS59141417U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59141417U (ja) 1984-09-21

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