JPH01194118A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Publication number
JPH01194118A
JPH01194118A JP63018429A JP1842988A JPH01194118A JP H01194118 A JPH01194118 A JP H01194118A JP 63018429 A JP63018429 A JP 63018429A JP 1842988 A JP1842988 A JP 1842988A JP H01194118 A JPH01194118 A JP H01194118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
magnetic
head
gap
superconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63018429A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Hoshi
俊治 星
Kenzaburo Iijima
健三郎 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP63018429A priority Critical patent/JPH01194118A/ja
Publication of JPH01194118A publication Critical patent/JPH01194118A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気ヘッドの改良に関し、記録時にヘッド
ギャップの漏洩磁束を効率よく記録媒体側へ誘導できる
ようにして、高抗磁力の記録媒体に対しても容易に深い
記録深さが得られるようにしたものである。
〔従来の技術〕
磁気テープや磁気ディスク等の磁気記録媒体を使用した
磁気記録の分野では、近年高密度な記録再生を実現する
ため、記録媒体の高抗磁力化が図られており、これに適
合した磁気ヘッドの開発が望まれている。
従来の磁気デープ装置に用いられている磁気ヘッドの一
例を第2図に示す。この磁気ヘッド1はコア10と巻線
12を具え、全体がシールドケース14でシールドされ
ている。ヘッドギャップ16にはチタン箔等の非磁性常
電導体からなるギャップ材18が挟持されている。巻線
12に記録信号を供給することにより、ヘッドギャップ
16に磁界が発生して、磁気テープ20への記録か行な
われる。
[発明が解決しようとする課題〕 前記第2図の磁気ヘッド1による磁気記録では、ギャッ
プ材18に常電導体を用いているなめ、第3図に拡大し
て示すように、磁気テープ20のベースフィルム26に
塗布された磁性体層24が高抗磁力のものである場合に
、ヘッドギャップ16の漏洩磁束15を効率よく磁性体
層24側へ誘導することができなかった。このため、磁
性体層24中の磁束密度か低く、磁性体M24に対して
十分な深さで記録を行なうことができなかっな。
このため、再生出力が小さくなり、再生信号のS/Nか
悪かった。
第2図の磁気ヘッド1においても、ヘッドギャップ16
の発生磁界を強くするか、またはヘッドギャップ16の
ギャップ長自体を大きくすればある程度記録深さを深く
することができる。ところが、ヘッドギヤフグ160発
生磁界を強くするためには、巻線12の巻数を増やして
、記録電流も大きくしなければならず、磁気ヘッド1の
大形化によるコストアップおよび電力消費の増大をまね
く欠点かあった。また、ギャップ長を大とすると、高密
度の記録再生か行なえなくなる欠点があった。
この発明は、前記従来の技術における欠点を解決して、
高抗磁力の記録媒体に対しても、容易に深い記録深さが
得られるようにした磁気ヘッドを、提供しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕 この発明は、ヘッドギャップに超電導体からなるギャッ
プ材を配置してなるものである。
〔作 用〕
この発明によれば、ヘッドギャップに超電導体からなる
ギャップ材を配置したので、超電導体のマイスナー効果
によりヘッドギャップの漏洩磁束が効率よく記録媒体側
へ誘導され、記録媒体中を通る磁束密度が増大する。
したがって、高抗磁力記録媒体に対しても記録深さを深
く得ることができ、これにより大きな再生出力が得られ
て再生信号のS/Nが向上する。
また、巻線の巻数や記録電流を増大させなくても済むの
で、磁気ヘッドの大型化および電力消費の増大を防止す
ることができる。また、ギャップ長も広くする必要がな
いので、高い記録密度で記録を行なうことができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図に示す。
この磁気ヘッド2はコア10と巻線12を具え、全体が
シールドケース14でシールドされている。
ヘッドギャップ16には超電導体からなるギャップ材2
8が挟持されている。巻線12に記録信号を供給するこ
とにより、ヘッドギャップ16に磁界が発生して、磁気
テープ20への記録が行なわれる。
ギャップ材28を常温超電導体で構成すれば、常温下で
の使用が可能となる。常温超電導体としては例えばY−
Ba−Cu−0系や、これのYをLa、Nd、Sm、、
Eu、Gd、Dy、Ho。
Er、Tm、Yb、Lu等で置き換えたものの薄膜等が
使用できる。ギャップ材28の厚さとしては例えば5μ
m位にすれば高密度記録が可能となる。
第1図の磁気ヘッド2によれば、ギャップ材28を超電
導体で構成したので、超電導体のマイスナー効果により
ヘッドギャップ16の漏洩磁束が効率よく記録テープ2
0側に誘導される。
マイスナー効果について説明する。
・磁界中に導体を置いた場合の磁束の流れは、導体の性
質によって変化する。すなわち、第4図に示すように常
電導体では磁束はそのまま内部を通過するが、超電導体
の場合はマイスナー効果により磁束はその内部を通過し
ない。すなわち、マイスナー効果とは、超電導状態にあ
る金属では透磁率がOとなる完全反磁性を示し、臨界磁
場Heを超えない外部磁場を加えても内部では磁束B=
0であり、磁力線が内部に入らないという現象である。
したがって、第1図の磁気ヘッド2では、第5図に拡大
して示すように、磁気テープ20のベースフィルム26
に塗布された磁性体層24が高抗磁力のものであっても
ヘッドギャップ16における漏洩磁束15はギャップ材
28を除けて磁性体層24側へ効率よく誘導され、磁性
体層24中の磁束密度が増大する。
したがって、記録深さを深く得ることができ、これによ
り大きな再生出力が得られて再生信号のS/Nが向上す
る。また、巻線12の巻数や記録電流を増大させなくて
も済むので、磁気ヘッドの大型化および電力消費の増大
を防止することができる。また、ギャップ長も広くする
必要がないので、高い記録密度で記録を行なうことがで
きる。
第1図に示したこの発明の一実施例のものと、第2図に
示した従来例のものについて試験をした結果を説明する
。ここでは、コア10の材質を4Mo−5Cu−76N
i−Feとし、磁気チーブ20の材質をメタルテープ(
保持力15000e)シ、ギャップ材質を第2図のギャ
ップ材18はチタン箔、第1図のギャップ材28はY 
B a 2Cu30□、箔(伝導臨界温度Tc=30°
C)とし、厚さはともに5μmとした。
その結果、ヘッド特性は、高レベル入力で記録した場合
の再生出力は第1図の磁気ヘッド2の方が第2図の磁気
ヘッド1に比べて高く得られた。
また、同一再生出力レベルを得るために要する記録信号
の消費電力は第1図の磁気ヘッド2の方が第2図の磁気
ヘッドlに比べて少なくて済んだ。
〔変更例〕
前記実施例では、この発明を録音ヘッドに適用した場合
について示したが、再生ヘッドとしても有効である。す
なわち、前期第2図の磁気ヘッドしまうため、巻線12
中を通過する磁束が少ないが、この発明を適用した第1
図の磁気ヘッド2では第7図に示すように磁束はヘッド
ギャップ16を通過しに<<、多くが巻線12中を通過
するため、巻線12からは高い出力電圧が得られるよう
になる。
前記実施例では、この発明をリンク形ヘッドに適用した
場合について示したが、薄膜ヘッド等曲の形式の磁気ヘ
ッドにも適用することができる。
また、前記実施例では、この発明の磁気ヘッドを高抗磁
力の磁気記録媒体の記録に用いた場合についても示した
が、高抗磁力でない磁気記録媒体の記録にも用いること
ができる。
また、前記実施例では、この発明を磁気テープ用ヘッド
として構成した場合について示したが、磁気ディスク等
各種磁気記録媒体の磁気ヘッドとして構成することもで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、ヘッドギャッ
プに超電導体からなるギャップ材を配置したので、超電
導体のマイスナー効果によりヘッドギャップの漏洩磁束
が効率よく記録媒体側へ誘導され、記録媒体中中を通る
磁束密度か増大する。
したがって、高抗磁力記録媒体に対しても記録深さを深
く得ることができ、これにより大きな再生出力が得られ
て再生信号のS/Nが向上する。
また、巻線の巻数や記録電流を増大させなくても済むの
で、磁気ヘッドの大型化および電力消費の増大を防止す
ることができる。また、ギャップ長も広くする必要がな
いので、高い記録密度で記録を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す平面図である。 第2図は、従来例を示す平面図である。 第3図は、第2図の一部拡大図である。 第4図は、各種導体を磁界中に置いた場合の磁束の流れ
を示す図である。 第5図は、第1図の一部拡大図である。 第6図は、第2図の磁気ヘッド2を再生ヘッドとして用
いたときの磁束の流れを示す図である。 第7図は、第1図の磁気ヘッド1を再生ヘッドとして用
いたときの磁束の流れを示す図である。 10・・・コア、12・・・巻線、16・・・ヘッドギ
ャップ、18.28・・・ギャップ材、20・・・磁気
テープ、24・・・磁性体層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘッドギャップに超電導体からなるギャップ材を
    配置してなる磁気ヘッド。
  2. (2)前記ギャップ材が常温超電導体薄膜からなること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の磁気ヘッド
JP63018429A 1988-01-28 1988-01-28 磁気ヘッド Pending JPH01194118A (ja)

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JP63018429A JPH01194118A (ja) 1988-01-28 1988-01-28 磁気ヘッド

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JP63018429A JPH01194118A (ja) 1988-01-28 1988-01-28 磁気ヘッド

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JPH01194118A true JPH01194118A (ja) 1989-08-04

Family

ID=11971403

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JP63018429A Pending JPH01194118A (ja) 1988-01-28 1988-01-28 磁気ヘッド

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JP (1) JPH01194118A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154315A (ja) * 1984-01-20 1985-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 磁気ヘツド
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