JPH01192599A - 転写材 - Google Patents

転写材

Info

Publication number
JPH01192599A
JPH01192599A JP1821688A JP1821688A JPH01192599A JP H01192599 A JPH01192599 A JP H01192599A JP 1821688 A JP1821688 A JP 1821688A JP 1821688 A JP1821688 A JP 1821688A JP H01192599 A JPH01192599 A JP H01192599A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
adhesive layer
pattern
transfer
base sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1821688A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2614067B2 (ja
Inventor
Masami Hamaguchi
浜口 正巳
Yoshinaga Komoda
菰田 儀良
Osamu Hiraoka
平岡 治
Hajime Takemura
竹村 肇
Ryoji Tsuji
辻 良治
Narikazu Naemura
苗村 成和
Hiromoto Ogawa
小川 博基
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd, Shiseido Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
Priority to JP1821688A priority Critical patent/JP2614067B2/ja
Publication of JPH01192599A publication Critical patent/JPH01192599A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2614067B2 publication Critical patent/JP2614067B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、金属パターンと印刷パターンのみを同時に
形成することのできる転写材に関する。
【従来の技術とその課題】
従来、金属パターンと印刷パターンとを同時に形成する
転写材として、たとえば実公昭53−21124号があ
る。これは、フィルム基材の片面に該フィルム基材より
剥離容易な透明剥離層を設けた上へ任意の図柄に着色層
及び水溶性塗膜層を部分的に設け、次に全面に金属蒸着
膜層を施した後、水洗により水溶性塗膜層を溶解除去し
て該水溶性塗膜層上の金属蒸着膜層をも除去し、次に全
面に追熱接着剤層を設けてなる転写材である。このよう
な層構成の転写材を被転写体に転写すると、金属パター
ンと印刷パターン以外の部分に、接着層や剥離層からな
る透明な層も転写される。 一方、透明な層を転写せずに金属パターンと印刷パター
ンとを形成するには、パターン状に接着層が形成された
転写材を用いる。しかし、同一の転写材に金属パターン
と印刷パターンとが形成されていないので、金属パター
ンあるいは印刷パターンは別個の転写工程にて表現され
る。 この発明は、以上のような問題点を解決し、金属パター
ンと印刷パターンのみを同時に形成することのできる転
写材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この発明は、以上の目的を達成するために、次のように
構成した。すなわち、この発明の転写材は、基体シート
上に第1剥離暦を介して金属蒸着層が全面に設けられ、
その上に接着層がパターン状に設けられ、この接着層と
重複しない部分に第2剥離層が設けられ、その上に着色
接着層がパターン状に設けられるように構成した。 図面を参照しながらこの発明をさらに詳しく説明する。 第1図はこの発明の転写材の一実施例を示す断面図であ
る。第2図は、この発明の転写材が被転写体に転写され
た状態を示す断面図である。1は基体シート、2は第1
剥離層、3は着色層、4は蒸着前アンカー層、5は金属
蒸着層、6は接着層、7は第2剥離層、8は着色接着層
、9は被転写体をそれぞれ示す。 基体シート1としては、ポリエチレンテレフタレートや
ポリプロピレン・ポリエチレン・ナイロン セロハンな
どのプラスチックフィルム、あるいはこれらと紙との複
合フィルムなど、通常の転写材の基体シートとして用い
られるものを用いる。 また、剥離性を向上させるため、基体シート1表面に剥
離処理を施してもよい。 第1剥離層2は、基体シート1に全面に設けられるもの
であり、転写後は基体シート1から剥離して被転写体の
表面になる層である。その材質としては、熱可塑性樹脂
や熱硬化性樹脂あるいは二液硬化性樹脂でもよい。特に
表面強度が要求される場合は、紫外線硬化性樹脂または
電子線硬化性樹脂を用いるとよい、このような材質の第
1剥離層2は、ロールコート法やグラビア印刷法・スク
リーン印刷法など通常の印刷方法により基体シート1上
に形成される。 金属蒸着層5は、金属光沢を現出するために第1剥離層
2上に全面に形成される。この金属蒸着層5は、接着層
6によってパターン化されて金属パターンを表現する層
である。金属蒸着層5は、真空蒸着法やスパッタリング
法・イオンブレーティング法などで形成され、蒸着金属
としては、アルミニウムやニッケル・クロムなどの金属
を用いることができる。 接着層6は、金属蒸着層5の上にパターン状に形成され
、転写後に第1剥離層2や金属蒸着層5などをパターン
化して被転写体9上に金属パターンを形成する。接着層
6はスクリーン印刷法により形成される。またその層厚
は、転写性および仕上がり外観上の問題から0.5〜1
5μmにすることが望ましい。接着層6に用いる樹脂の
種類として、紫外線硬化性樹脂あるいは電子線硬化性樹
脂を用いた場合は、転写後に紫外線または電子線を照射
することにより接着強度の非常に優れたものに仕上げる
ことができる。メラミンやエポキシなどの熱硬化性樹脂
を用いる場合は、転写後に加熱処理が行われることによ
り必要な強度が得られる。 第2剥離層7は、金属蒸着層5上の接着層6と重複しな
い部分に形成され、転写後は着色接着層8との界面で剥
離し、基体シート1とともに取り去られるものである。 第2剥離層7に用いる樹脂の種類としては、シリコーン
系・フッ素系の樹脂や、セルロースアセテート・セルロ
ースアセテートブチレート・硝化綿などの繊維素系の樹
脂を用いるが、第2剥離層7と着色接着層8との界面で
剥離するものであればよく、特に材料は限定されない。 第2剥離層7の印刷方式はグラビア印刷、スクリーン印
刷などいずれの方式でもよいが、次に設けられる着色接
着層8はスクリーン印刷で形成されることが好ましいの
で、これと同一の印刷方式とすると作業がより簡単とな
る。 着色接着層8は、第2剥離層7上に形成され、転写後は
第2剥離層7との界面で剥離し被転写体9上に印刷パタ
ーンを形成する。その材質としては、基本的には接着層
6と同一の樹脂を用いる。 転写後は被転写体表面に印刷パターンを形成するので、
所望の色になるよう通常の方法でインキ化したものを用
いる。 また必要に応じて、第1剥離層2と金属蒸着層5との間
に着色層3を設けてもよい。着色層3は金属パターンを
着色するための層であり、部分的または全面に必要に応
じて設けられる。金属蒸着層5がアルミニウムを用いた
ものであり、金発色を必要とする場合は黄色の着色層3
を設ける。また金銀の二色の発色を必要とする場合は、
金発色を必要とする部分に黄色の着色層3を設け、銀発
色を必要とする部分には着色層3を設けないようにする
。このようにすれば、金銀二色の金属パターンを同時に
形成することができる。着色層3の形成方法は特に限定
されない。 蒸着前アンカー層4は、金属蒸着層5の密着性を向上さ
せるために、必要に応じて金属蒸着層5を設ける前に設
けられる。蒸着前アンカー層4は、金属蒸着層5の支持
層となるべき層であり、金属蒸着層5が固着するもので
あれば特に限定されない。たとえば、二液硬化性ウレタ
ン樹脂、メラミン系やエポキシ系などの熱硬化性樹脂、
塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂などの熱可塑性樹脂
を用いることができる。 なお、この発明の転写材が転写される被転写体としては
、ガラスやプラスチックなど通常の転写加工に用いられ
るものであれば特に限定されない。 また、転写方法としては、ロール転写法やアップダウン
転写法、あるいはインモールド転写法など通常の転写法
であれば特に限定されない。
【作用】
この発明の転写材を被転写体9上に重ね合わせた後、加
熱および/または加圧する。 次いで、基体シートを剥離すると第2図に示すように、
接着層6がある部分は基体シート1と第1剥離層2との
界面で剥離し、接着層6の部分の第1剥離層2・金属蒸
着層5・接着層6が被転写体9表面に接着し、金属パタ
ーンが形成される。 これは、基体シート1と第1剥離層2との密着強度が、
他の眉間の密着強度よりも小さいからである。 また、第2剥離層7が介在する部分は第2剥離層7と着
色接着層8の界面から剥離し、着色接着層8が被転写体
9表面に接着し、印刷パターンが形成される。これは、
第2剥離層と着色接着層8との密着強度が、他の眉間の
密着強度よりも小さいからである。 また、接着層6および着色接着層8とを有さない部分は
被転写体9と接着せずに基体シート1と共に剥離する。
【実施例】
厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に、下記の組成1からなるインキを用いてグラビア印刷
法にて厚さ2μmの剥離層を設けた。 その上に、二液型ポリウレタン樹脂を用いてグラビア印
刷法にて厚さ0.8μmの蒸着前アンカー層を設けた。 次いで160℃にて30秒間加熱処理を行った。 さらにその上に、通常の高周波加熱法による蒸着法にて
アルミニウム蒸着を行ない、厚さ50nmの金属蒸着層
を設けた。 接着層は、メラミン・エポキシ系の熱硬化性樹脂を用い
、スクリーン印刷法にて厚さ4μmの接着層をパターン
状に設けた。 第2剥離層として、硝化綿を主体とするインキに、硝化
綿の固形分に対してシリコーン樹脂を10部添加したも
のをスクリーン印刷法にて厚さ2μmになるよう前記接
着層と重複しない部分に設けた。 最後に、接着層と同一樹脂を黒インキ化したインキを用
い、第2剥離層の上に文字を2μmの厚みで印刷し、転
写材を得た。 組成1              (重量部)分子量
20.000のポリメチルメタアクリレートの側鎖にア
クロイル基を導入したプレポリマー         
          100有機溶剤        
        30トリメチロールプロパントリアク
リレート20ベンゾインエチルエーテル       
  5この転写材をガラス瓶に貼着し、基体シートを剥
離したところ、金属パターンと黒インキによる印刷パタ
ーンとをガラス瓶上に表現することができた。次いで1
80℃で30分間加熱して接着層の硬化をさせると同時
にガラス瓶への固着強度を向上させた。
【発明の効果】
この発明の転写材は、基体シート上に第1剥離層を介し
て金属蒸着層が全面に設けられ、その上に接着層がパタ
ーン状に設けられ、この接着層と重複しない部分に第2
剥離層が設けられ、その上に着色接着層がパターン状に
設けられるように構成されているので、金属パターンと
印刷パターンのみを−工程の転写で形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の転写材の一実施例を示す断面図で
ある。第2図は、この発明の転写材が被転写体に転写さ
れた状態を示す断面図である。 1・・・基体シート、2・・・第1HM層、3・・・着
色層、4・・・蒸着前アンカー層、5・・・金属蒸着層
、6・・・接着層、7・・・第2剥離層、8・・・着色
接着層、9・・・被転写体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基体シート上(1)に第1剥離層(2)を介して金属蒸
    着層(5)が全面に設けられ、その上に接着層(6)が
    パターン状に設けられ、この接着層(6)と重複しない
    部分に第2剥離層(7)が設けられ、その上に着色接着
    層(8)がパターン状に設けられていることを特徴とす
    る転写材。
JP1821688A 1988-01-28 1988-01-28 転写材 Expired - Lifetime JP2614067B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1821688A JP2614067B2 (ja) 1988-01-28 1988-01-28 転写材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1821688A JP2614067B2 (ja) 1988-01-28 1988-01-28 転写材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01192599A true JPH01192599A (ja) 1989-08-02
JP2614067B2 JP2614067B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=11965455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1821688A Expired - Lifetime JP2614067B2 (ja) 1988-01-28 1988-01-28 転写材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2614067B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014063083A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Fuji Seal International Inc シュリンクラベル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014063083A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Fuji Seal International Inc シュリンクラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2614067B2 (ja) 1997-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4012552A (en) Decorative metal film heat transfer decalcomania
JPH0295893A (ja) 金属光沢模様転写材
JPH0376699A (ja) 模様付転写箔
JP3374290B2 (ja) ホログラム箔付金属製品の印刷方法
JPH01192599A (ja) 転写材
JPH0478120B2 (ja)
JP3075057B2 (ja) 被加飾物のホットスタンピング印刷方法およびホットスタンピング印刷が施された被加飾物
JP3017175B1 (ja) 部分マットハードコート転写材と部分マットハードコート成形品の製造方法
JPH02263700A (ja) 転写材
JPH01209186A (ja) 転写材
JPS6139600Y2 (ja)
JPS5919834B2 (ja) 転写箔基材
JPH05127586A (ja) 部分ホログラム転写シート
JPH0295894A (ja) 金属光沢模様転写材の製造方法
JPH01113295A (ja) 金属蒸着箔の熱転写印刷物および熱転写印刷方法
JPH0747758A (ja) Gp−ps成形品用転写シート
JPS61297172A (ja) 転写材
JPH0699235A (ja) ツーピース缶の缶胴の製造方法
KR100525053B1 (ko) 이중증착 열전사박
JPH04368886A (ja) 転写シートおよびその使用方法
JPH06127196A (ja) 絵柄付き鋼板とその製造方法
JPH0459400A (ja) 化粧部材の製造方法
JPH09105083A (ja) 部分再帰反射転写捺染材及びその製造法
JPH1035082A (ja) 部分ホログラム転写材とその製造方法
JP2000141991A (ja) ガラス等被転写体へのカラ―印刷方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term