JPH01191442A - 半導体集積回路装置の製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置の製造方法

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JPH01191442A
JPH01191442A JP1474988A JP1474988A JPH01191442A JP H01191442 A JPH01191442 A JP H01191442A JP 1474988 A JP1474988 A JP 1474988A JP 1474988 A JP1474988 A JP 1474988A JP H01191442 A JPH01191442 A JP H01191442A
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JP
Japan
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film
aluminum
sputtering
wiring
substrate
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JP1474988A
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English (en)
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Akiyoshi Maeda
明寿 前田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体集積回路装置の製造方法に関し、特に回
路の配線に用いられるアルミニウムやアルミニウム合金
等からなる金属配線の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
半導体集積回路装置の配線材料として、スパッタリング
法により形成されたアルミニウム膜やアルミニウム合金
膜が広く用いられている。
このスパッタリング方法は、高真空に排気されたチャン
バー内に導入したアルゴン(Ar)等の不活性気体を放
電させ、陽イオンを陰極のアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金ターゲットに衝突させ、この衝撃によってはじ
き飛ばされたターゲット原子を半導体基板に被着させる
方法である。
従来、この方法では、被着金属膜の下地段部での被覆度
を向上させる為にスパッタリング前に(場合によっては
スパッタリング中も)半導体基板を200 ”C〜30
0°Cに加熱してスパッタリングを行っている。スパッ
タリングは、1個のターゲットで行う場合と、スループ
ットを高める為に2〜3個のターゲットを用いて連続的
に行う場合とがあるが、何れも一回のスパッタリングで
所定の膜厚まで金属膜を被着し、−様な膜質の金属薄膜
を得ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のアルミニウムやアルミニウム合金のスパ
ッタリング法では、エレクトロマイグレーションとスト
レスマイグレーシゴンの両方に強い配線金属膜が得られ
ないという問題がある。
即ち、一般にアルミニウム配線のエレクトロマイグレー
ションの寿命は次式に比例する。
ここで、Sは結晶粒径、αは結晶粒径のバラツキの程度
を示す。また、Lz/Iz。。は(111)結晶粒と(
200)結晶粒の割合である。
これより、結晶粒径が大きい程エレクトロマイグレーシ
ョンに強い配線となり、特に結晶粒径が配線幅より十分
大きく、配線を結晶粒界が横切るバンブー構造と呼ばれ
る配線では、エレクトロマイグレーションが非常に強く
なることがわかっている。
ところが、これに反してこのようなバンブー構造の配線
はきわめてストレスに弱く、高温で保持するだけで保護
膜からの応力や、配線自身が持つ応力によって結晶粒界
から断線することがわかっている。このようなストレス
マイグレーションに対しては、結晶粒径が配線幅に比べ
て小さいと有利である。
以上のように、従来のスパッタリング法では、−回のス
パッタリングで金属薄膜を形成する為、結晶粒界が膜中
で連続的になり、エレクトロマイグレーションとストレ
スマイグレーションの両方に強い配線金属膜が得られな
いという問題がある。
本発明はエレクトロマイグレーションとストレスマイグ
レーションの双方に強い配線金属膜を得ることができる
半導体集積回路装置の製造方法を提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、半導体集積
回路装置の配線に用いられる金属膜をスパッタリング法
により形成するに際し、スパッタリングを同一真空中で
複数回に分けて行い、かつ少なくとも連続するスパッタ
リングの条件を各々相違させている。
〔作用〕
上述した方法では、スパッタリングで形成された隣接す
る金属膜の結晶粒径が夫々相違され、結晶粒界が厚さ方
向に不連続な多層膜構造の金属配線が構成できる。
〔実施例] 次に、本発明を図面を参照して説明する。
(第1実施例) 第1図(a)及び第1図(b)は本発明の第1実施例を
製造工程順に示す断面図であり、ここでは単層のアルミ
ニウム配線に本発明を適用した例を示している。また、
ここではアルミニウム配線を2つのアルミニウム膜から
成る場合を示している。
第1図(a)において、11はシリコン基板、12は例
えば熱酸化により形成された酸化シリコンである。この
上に、先ず第1のアルミニウム膜13をアルミニウム配
線所定膜厚の半分だけスパッタリングする。スパッタリ
ングの直前には基板を200’C〜300°C程度に加
熱し、必要によってはスパッタリングの最中にも適度の
加熱を行うことにより、結晶粒径が太き(、かつ下地段
部での被覆度が良好なアルミニウム膜を得ることができ
る。
スパッタリングの速度は1.0μm/分程度が適当であ
る。
次に、第1アルミニウム膜13を被着した基板を真空中
で放置または、アルゴンガス等を吹きつけ、基板を50
°C程度に冷却した後、今度は第2のアルミニウム膜1
4を残りの半分の膜厚だけスパッタリングする。この際
、基板加熱を100°C以下のなるべく低い温度で行う
ことにより、結晶粒径の小さいアルミニウム膜を得るこ
とができる。但し、基板加熱温度をあまり下げすぎると
、後工程での熱処理で、ヒロックが発生し問題となるの
で、このような場合にはスパッタリングの速度を0.2
μm/分程度に下げて結晶粒径を抑制することも可能で
ある。
この後、前記第1アルミニウム膜13及び第2アルミニ
ウム膜14を一体的にフォトリソグラフィ工程により所
要パターンに形成し、アルミニウム配線15を形成する
。また、この上にプラズマ気相成長法(P−CVD法)
によりプラズマ窒化シリコン膜16を保護膜として形成
する。
以上のようにアルミニウム配線15を夫々結晶粒径の異
なる第1アルミニウム膜13と第2アルミニウム膜14
で構成することにより、両アルミニウム膜13.14の
結晶粒界が不連続になり、結晶粒界に沿ったアルミニウ
ム原子の移動が起こりにくくなる。これにより、エレク
トロマイグレーション及びストレスマイグレーションの
双方に強い配線となる。即ち、どちらが原因になるとし
ても、どちらか一方のアルミニウム層で断線が起こり、
同一箇所で、上下のアルミニウム膜が同時に断線する確
率は非常に低くなるからである。
(第2実施例) 第2図(a)乃至第2図(d)は、本発明の第2実施例
を製造工程順に示す断面図である。本実施例は2層構造
のアルミニウム配線に本発明を適用しており、しかも1
層目アルミニウム配線は4つのアルミニウム膜で構成し
、2層目のアルミニウム配線は2つのアルミニウム膜で
構成した場合を示しである。
先ず、第2図(a)のように、シリコン基板11の酸化
シリコン12の上に、第1アルミニウム膜21、第2ア
ルミニウム膜22、第3アルミニウム膜23、第4アル
ミニウム膜24を一層目アルミニウム配線の膜厚のそれ
ぞれ1/4の厚さずつスパッタリングする。このとき、
4つのアルミニウム膜は連続的にスパッタリングするの
ではなく、1つのアルミニウム膜をスパッタリングした
後は基板を真空中で放置し、またはアルゴンガス等を吹
きつけて50℃程度に冷却することが大切である。
スパッタリングの際の基板加熱温度及びスパッタリング
速度は、第1.第3アルミニウム膜21゜23では前記
第1実施例の第1アルミニウム膜の場合と同じとし、第
2.第4アルミニウム膜22゜24では第1実施例の第
2アルミニウム膜の場合と同じとする。これにより、結
晶粒径が不連続で、しかも結晶粒径の大きい第1アルミ
ニウム膜21と第3アルミニウム膜23、及び結晶粒径
の小さい第2アルミニウム膜22と第4アルミニウム膜
24が交互に四層型なったアルミニウム薄膜が形成され
る。ここで、アルミニウム薄膜の表面層を結晶粒径の小
さい膜にするのは、後のフォトリソグラフィ工程で、特
に縮小投影露光装置を用いる場合のパターン精度を高め
るためである。
この後、第2図(b)のように、前記四層構造のアルミ
ニウム膜をフォトリソグラフィ工程により所要パターン
に形成し、1層目アルミニウム配線25を形成する。ま
た、この上には層間絶縁膜としてプラズマ気相成長法に
て第1プラズマ窒化シリコン膜2゛6及び第2プラズマ
窒化シリコン膜2日を形成する。ここで、両プラズマ窒
化シリコン膜の間には、段差を緩和する目的で有機シリ
コン化合物27を介在させている。
次いで、この層間絶縁膜の必要箇所にスルーホールを開
孔した後、第2図(C)のように、スパッタリング法に
より第5アルミニウム膜29と第6アルミニウム膜30
を被着する。このとき、これら第5.第6の各アルミニ
ウムJ]I29.30は第1実施例の第1アルミニウム
膜及び第2アルミニウム膜の場合と夫々同じに形成し、
二層構造を形成する。
最後に、第2図(d)のように、前記二層構造のアルミ
ニウム膜をフォトリソグラフィ工程により所要パターン
に形成し、2層目アルミニウム配線31を形成する。ま
た、その上に保護膜としてプラズマ気相成長法により、
第3プラズマ窒化シリコン膜32を形成する。
以上のような多層のアルミニウム配線にすることにより
、第1実施例と同様に同一箇所で各々のアルミニウム膜
が同時に断線する確率が非常に低くなる為、エレクトロ
マイグレーションとストレスマイグレーションの両方に
強い配線が得られる。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、スパッタリングで
形成された隣接する金属膜の結晶粒径が夫々相違され、
結晶粒界が厚さ方向に不連続な多層膜構造の金属配線が
構成でき、エレクトロマイグレーションとストレスマイ
グレーションの双方に強い配線が形成でき、半導体集積
回路装置の品質を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び第1図(b)は本発明の第一実施例を
製造工程順に示す断面図、第2図(a)乃至第2図(d
)は本発明の第2実施例を製造工程順に示す断面図であ
る。 11・・・シリコン基板、12・・・酸化シリコン、1
3・・・第1アルミニウム膜、14・・・第2アルミニ
ウム膜、15・・・アルミニウム配線、16・・・プラ
ズマCVD窒化シリコン膜、21・・・第1アルミニウ
ム膜、22・・・第2アルミニウム膜、23・・・第3
アルミニウム膜、24・・・第4アルミニウム膜、25
・・・1層目アルミニウム配線、26・・・第1プラズ
マ窒化シリコン膜、27・・・有機シリコン化合物、2
8・・・第2プラズマ窒化シリコン膜、29・・・第5
アルミニウム膜、30・・・第6アルミニウム膜、31
・・・2N目アルミニウム配線、32・・・第3プラズ
マ窒化シリコン膜。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体集積回路装置の配線に用いられる金属膜をス
    パッタリング法により形成するに際し、スパッタリング
    を同一真空中で複数回に分けて行い、かつ少なくとも連
    続するスパッタリングの条件を各々相違させることを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
JP1474988A 1988-01-27 1988-01-27 半導体集積回路装置の製造方法 Pending JPH01191442A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04363024A (ja) * 1990-11-30 1992-12-15 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JP2009296014A (ja) * 2009-09-18 2009-12-17 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JP2015115358A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 昭和電工株式会社 半導体素子の製造方法。
JP2016178214A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 豊田合成株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
CN108447778A (zh) * 2018-03-20 2018-08-24 力特半导体(无锡)有限公司 一种在带光刻胶晶圆上溅射沉积金属的方法

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