JPH01191116A - 電子光学的ファクシミル記録装置用のカラー再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、電子光学的ファクシミル記録装置用のカラ
ー再生装置に関する。

［従来の技術］ チタン酸ジルコン酸鉛ランタン（ＰＬＺＴ）に基づいた
光学的印刷ヘッドの構造は西ドイツ特許第３２１４５８
４号明細書に記載されている。ライン状のセラミック基
体上に、多数の電気的に制御可能な区域、いわゆる光ゲ
ートが形成されるように電極が配置されている。それら
の偏光された光の透過性は電極に供給される電圧によっ
て制御される。

各光ゲートに先行した偏光子において、所定の偏光面を
有する光が光源の光からフィルタされる。

このようにしてフィルタされた偏光面は電極に与えられ
ている電圧が予め定められた値を越えないならば光ゲー
トを通過する。この電圧は使用される材料と装置の幾何
学的形状の両者に依存している。制御電圧が予め定めら
れた値を越えると、光の偏光面は回転される。光ゲート
の後方に配置されたアナライザは偏光面が光ゲートによ
って回転された光のみを通過させるように調整される。

アナライザの後方に配置された光感知材料は上述の装置
によって１点づつ露光される。もしも光ゲートが適当に
制御されるならば、ファクシミル記録装置が得られる。

［発明の解決すべき課題］ この従来の装置は白黒像を生成するのには適しているが
、多色像の生成には適していないという欠点がある。

それ故、この発明の目的は、従来の装置をカラー再生に
も適するように拡張することである。

［課題解決のための手段および作用］ この目的は、この発明による複数のカラーフィルタを備
えた回転ディスクが光ゲートを照射する光源と光源から
光ゲートへ光を導く媒体との間に配置され、回転ディス
クは、３原色の一つに対してそれぞれフィルタを設けら
れた３×Ｎのセグメントに分割されている電子光学的フ
ァクシミル記録装置用のカラー再生装置によって達成さ
れる。

この発明による装置は光学的印刷ヘッド中で同等特別の
ステップを採用することなくカラー再生ができる利点が
ある。付加的な利点はカラーフィルタの設計によって使
用される光源からの光のスペクトル分布が考慮できるこ
とである。また使用される光感知材料のスペクトル感度
特性がフィルタの構造中に取入れられることができる。

この発明の実施態様のいくつかのものは特許請求の範囲
２項以下に記載されている。

［実施例］ 以下添附図面を参照にして実施例について説明する。

第１ａ図において、ディスク１０は軸を介して駆動装置
１１によって回転される。光源１２の光はディスクｌＯ
中のフィルタを通過して形状変換器１３に入射し、そこ
から光は光学的印刷ヘッド１４に導かれ、この光学的印
刷ヘッド１４の個々の光ゲート１５は図では様式化され
た形態で示されている。光学的印刷ヘッド１４は偏光子
、電子光学的基体およびアナライザから構成されている
。光学的印刷ヘッド１４の構造はこの発明と直接関係し
ないから詳細には示されていない。

第１ｂ図はディスクｌＯの一部分を示す。ディスクｌＯ
は個々のセグメント１６〜１８に分割されている。

これらの各セグメントはそれぞれ一つの色用のフィルタ
を支持している。セグメント１６．１７．および１８は
それぞれ赤、緑、および青に対するフィルタを備えてい
る。これらのフィルタの順序（シーケンス）はディスク
の全周に沿って周期的に循環している。

第２図はディスクｌＯのセグメントへの分割の特別の例
を示している。ディスクＩＯはそれぞれ１個のフィルタ
が赤、緑、および青に対するものである３個のフィルタ
の３つのシーケンスを有している。図で２０．２１．２
２はそれぞれ赤、緑、および青に対するフィルタを示し
ている。図示のようにセグメントの大きさは異なってい
る。このようなセグメントの構造は光源のスペクトル強
度分布を考慮したものである。最小のセグメントは最高
の強度のスペクトル範囲に対応している。これは光感知
材料の均一な照射を確実にしている。また光感知材料の
スペクトル特性を考慮に入れてセグメントを設計するこ
とも可能である。２４は用途に応じて不透明材料または
全ての所望する波長を透過する材料が挿入されているセ
グメントを示す。

第３図は光ゲートラインの基本的構造を示す。

ジルコン酸チタン酸鉛ランタン（ＰＬＺＴ）の電子光学
的基体３０上に主電極３１および指状電極３２が付着さ
れている。光ゲート３３は主電極３１と指状電極３２と
の間に形成される。図示の電極形状によって２本の光ゲ
ートライン３４および３５が形成される。

寄生キャパシタンスを減少させるために個々の光ゲート
は互いにスタガーにされる。ここに示した光ゲートライ
ンの構造は単なる１例に過ぎず、他の構造もまた可能で
ある。光ゲートはまた光の透過性が電気的に制御可能な
液晶によって構成されてもよい。

第１ａ図に示された形状変換器１３はガラスまたはプラ
スティック棒であり、それは光源１２から来る光を光学
的印刷ヘッド１４へ導く。均一な印刷を確実に行うため
に、光学的印刷ヘッド１４の各光ゲートは同じ強度の光
を受けることが重要である。

光源から光学的印刷ヘッドの個々の光ゲートへ光を導く
別の方法は各光ゲートを光フアイバリボンの光ファイバ
に接続してこのリボンを光源の側で束に変換してそれを
照射することである。

【図面の簡単な説明】

第１ａ図は光学的プリンターの構造の概略的側面図であ
り、第１ｂ図はカラーフィルタを備えたディスクの平面
図であり、第２図は異なった大きさのセグメントへ分割
されたディスクを示し、第３図は光学的印刷ヘッドの基
本的構造を示す。 １０・・・ディスク、ｌｌ・・・駆動装置、１２・・・
光源、１３・・・形状変換器、１４・・・光学的印刷ヘ
ッド、１５・・・光ゲート。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）光の透過性が電気的に制御可能である光ゲートの
   １以上のラインを形成するために複数の電極が配置され
   ているライン状の電子光学的材料を有する電子光学的フ
   ァクシミル記録装置用のカラー再生装置において、 複数のカラーフィルタを備えた回転ディスクが光ゲート
   を照射する光源と光源から光ゲートへ光を導く媒体との
   間に配置され、 回転ディスクは、３原色の一つに対してそれぞれフィル
   タを設けられた３×Ｎのセグメントに分割されているこ
   とを特徴とする電子光学的ファクシミル記録装置用のカ
   ラー再生装置。
2. （２）ディスク上のフィルタのシーケンスが周期的に反
   復されていることを特徴とする特許請求の範囲１記載の
   装置。
3. （３）ディスクが一定速度で回転されることを特徴とす
   る特許請求の範囲１または２記載の装置。
4. （４）個々のカラーに対してセグメントの大きさが異な
   ることを特徴とする特許請求の範囲１乃至３のいずれか
   １項記載の装置。
5. （５）セグメントの大きさが光源からの光のスペクトル
   分布に適応されていることを特徴とする特許請求の範囲
   ４記載の装置。
6. （６）セグメントの大きさが照射される材料のスペクト
   ル感度に適応されていることを特徴とする特許請求の範
   囲４記載の装置。