JPH01190731A - シリコーンエマルションの製造方法 - Google Patents

シリコーンエマルションの製造方法

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JPH01190731A
JPH01190731A JP30898788A JP30898788A JPH01190731A JP H01190731 A JPH01190731 A JP H01190731A JP 30898788 A JP30898788 A JP 30898788A JP 30898788 A JP30898788 A JP 30898788A JP H01190731 A JPH01190731 A JP H01190731A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、周囲条件で水を除去することによってエラ
ストマーを生じるシリコーンエマルションに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕水の除
去によりエラストマーを生しるシリコーンエマルション
は、当業界において公知である。
1967年11月28日発行の米国特許第335540
6号明細書は、シルセスキオキサンを添加して強化した
シリコーンゴムラテックスを教示する。例19には、末
端をヒドロキシル基でブロックされたポリジオルガノシ
ロキサン、シルセスキオキサン、メチル水素ポリシロキ
サン及びジブチル錫ジラウレートの組成物が教示されて
いる。ラテックスのフィルムから水を蒸発させることに
よって、シリコーンゴムのフィルムが残された。
1980年2月26日発行の米国特許第4190688
号明細書には、紙を剥離するシリコーンコーティングが
教示されている。このエマルションは、末端をブロック
しているヒドロキシル基を有するビニル基含有ポリジオ
ルガノシロキサン、水素化物架橋剤、水及び乳化剤を含
んでなる。この組成物は、カルボン酸の錫塩で硬化させ
ることができ、あるいは、白金錯体触媒で硬化させるこ
とができる。
1980年9月9日発行の米国特許第4221688号
明細書は、陰イオンで安定化させたヒドロキシル化ポリ
ジオルガノシロキサン及びコロイダルシリカの分散相を
有するシリコーンエマルションを教示する。合理的な時
間で硬化エラストマーを生成するために、やはり錫触媒
が存在する。このような系はエマルションにおいてそし
て乾燥の後に硬化し続けるので、生成エラストマーの性
質はエマルションの期間と乾燥フィルムの期間とに依存
する、ということが経験によって現在では分っている。
pHが9よりも高いという別の必要条件も、多くの場合
望ましくない。
■981年2月3日発行の米国特許第4248751号
明細書では、末端をビニル基でブロックされたポリジオ
ルガノシロキサン及びケイ素に結合した水素原子を有す
る有機ケイ素化合物を水及び界面活性剤で乳化させ、白
金触媒を加え、次いでこのエマルションを加熱して、架
橋シリコーンのラテックスが8周製される。このエマル
ションにコロイダルシリカを加えて、もっと強靭な生成
物を得ることができる。
1981年6月16日発行の米国特許第4273634
号明細書は、水の連続相と架橋シリコーンの分散相とを
含んでなるエマルションを教示する。シリコーンの相は
、末端をヒドロキシル基でブロックされたポリジオルガ
ノシロキサンを水に分散させてから架橋させたこのポリ
ジオルガノシロキサンのラジカル生成架橋生成物である
1986年2月4日発行の米国特許第4568718号
及び1986年4月22日発行の同第4584341号
明細書は、架橋したポリジオルガノシロキサンのラテッ
クスを教示する。このラテックスは、末端をヒドロキシ
ル基でブロックされたポリジオルガノシロキサン、界面
活性陰イオン触媒及びアルコキシケイ素化合物の混合物
を均質化し、次いで重合させて架橋重合体を生成させる
ことによって調製される。
この重合体は、エマルションにコロイダルシリカを加え
て強化することができる。ラテックスを乾燥させればエ
ラストマーが生成される。
そしてこの発明は、乾燥してエラストマーを生じる水性
シリコーンエマルション及びこのようなエマルションを
製造する方法に関する。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕この発明は
、(A)次の成分(1)〜(4)の混合物、すなわち、
(1)末端をヒドロキシル基でブロックされた、脂肪族
不飽和結合のないポリジオルガノシロキサン100重量
部、(2)水素化ケイ素架橋剤0.1〜10重量部、(
3)アニオン又は非イオン界面活性剤、及び、(4)当
該混合物中のポリジオルガノシロキサン含有量を40〜
70重量%とするのに十分なだけの水、の混合物を均質
化し、(B)陰イオン重合触媒を加えて工程(A)の混
合物を乳化重合させて重合体を得、(C) pHを約6
〜11の値に上げて重合を停止させ、次いで、(D)錫
又は亜鉛を含有しているシラノール−水素化ケイ素縮合
触媒を加えて乳化共重合体を架橋させることによって製
造された、乾燥してエラストマーとなる水性シリコーン
エマルションが得られる生成物を含んでなる、乾燥して
エラストマーになる水性シリコーンエマルションである
末端をヒドロキシル基でブロックされたポリジオルガノ
シロキサンは、入手可能なそのような原料のうちのいず
れのものから選定することもできるが、選定した原料は
、容易に乳化することができるような粘度のものである
べきであり、25°Cにおける粘度が250cP未満で
あるような流動性原料であることが好ましい。有機原子
団は、ポリジオルガノシロキサンで一般に用いられるも
の、例えば−価の置換アルキル基や非置換アルキル基の
ようなもののうちのいずれでもよく(脂肪族不飽和結合
のある原子団は除り)、好ましい基は、メチル基、エチ
ル基、プロピル基及び3.3.3− トリフルオロプロ
ピル基、並びに例えばフェニル基のような一価のアリー
ル基である。好ましい重合体は、重合度が約35であり
且つ25°Cにおける粘度が約3 Q cP (0,0
8Pa−s)であって、末端をヒドロキシル基でブロッ
クされたポリジオルガノシロキサンである。
水素化ケイ素架橋剤は、加水分解可能な水素化ケイ素か
ら、あるいはポリオルガノ水素シロキサンから、もしく
はアルキル水素シクロシロキサンから選定することがで
きる。加水分解可能な水素化ケイ素は、1分子当りに少
なくとも1個の、しかしながら3個以下の、ケイ素に結
合した水素原子を有するべきである。それは、例えばメ
チルジェトキシシランのように、1分子当りにケイ素に
結合した1又は2個の加水分解可能な原子又は例えばア
ルコキシ基のような基を有するべきである。
好ましい架橋剤は、末端をトリメチルシリル基でブロッ
クされたポリメチル水素シロキサンである。
もう一つの好ましい架橋剤は、メチル水素シクロシロキ
サンである。
成分の量は、100重量部のポリジオルガノシロキサン
(1)に基づいて決めることができる。水素化ケイ素架
橋剤の量は、どの架橋剤を用いるかに応して、標準的に
約0.1重量部から10重量部まで様々である。好まし
い態様では、0.5〜2重量部のメチル水素シクロシロ
キサンを使用する。好ましい量の水素化ケイ素架橋剤は
、ポリジオルガノシロキサンのケイ素に付いたヒドロキ
シル基1モルにつきケイ素に付く水素を少な(とも1モ
ル与えるべきであるが、これは絶対的に必要なわけでは
ない。ヒドロキシル基の全てと反応するのに十分なだけ
の架橋剤がない場合には、結果として得られるエラスト
マーは表面が粘着性となることがあり、また物理的性質
は、架橋剤の量がヒドロキシル基の全てと完全に反応す
るのに十分である場合のものほど望ましいものにはなら
ない。十分な量を超える架橋剤を加えた場合には、過剰
の架橋剤がそれ自身で縮合して、非常に高い架橋密度の
領域を生じかねない。場合によっては、これらの架橋密
度の領域はより不十分な物理的性質に通じる。架橋剤の
最適な量は、はとんど困難なしに実験により決定するこ
とができる。
界面活性剤(3)は、アニオン界面活性剤、非イオン界
面活性剤、あるいはそれぞれの混合物でよい。
シリコーン流体を乳化させるのに有用な界面活性剤は周
知であり、そしてこれらには、アルカリ金属スルホリシ
ネート類、脂肪族のスルホン化グリセリルエステル類、
スルホン化−価アルコールエステルの塩類、アミノスル
ホン類のアミド類、例えばオレイルメチルタウリドのナ
トリウム塩のようなもの、スルホン化芳香族炭化水素、
アルカリ塩、例えばα−ナフタリンモノスルホン酸ナト
リウムのようなもの、ナフタリンスルホン酸とホルムア
ルデヒド及びスルフェート、例えばラウリル硫酸アンモ
ニウム、トリエタノールアミンラウリルスルフェート、
ナトリウムラウリルエーテルスルフェートのようなもの
との縮合生成物が含まれる。好ましいアニオン界面活性
剤は、1966年12月27日発行の米国特許第329
4725号明細書に示されたような、界面活性スルホン
酸の塩類であり、この米国特許明細書は好適なアニオン
界面活性剤及びスルフェート類を示す。好ましい界面活
性剤は、ラウリル硫酸ナトリウムである。
非イオン界面活性剤は、サポニン、脂肪酸と酸化エチレ
ンとの縮合生成物、例えばテトラエチレンオキシドのド
デシルエーテルのようなもの、酸化エチレンとソルビタ
ントリオレエートとの縮合生成物、側鎖を有するフェノ
ール系化合物と酸化エチレンとの縮合生成物、例えば酸
化エチレンとイソドデシルフェノールとの縮合生成物の
ようなもの、及び重合エチレンイミンのようなイミン誘
導体によって例示される。
十分なだけの水、好ましくは脱イオン水を混合物に加え
て、重合体の含有量を40〜70重量%にする。好まし
い重量体含有量は、60〜65重量%である。
上で説明した混合物は、周知且つ商業的に入手可能なホ
モジナイザーのうちのいずれかを使用して均質にする。
分散粒子の好ましい大きさは、0.5μm未満であり、
より好ましい大きさは約0.3μmである。
均質化後、陰イオン重合触媒に加えてエマルションを重
合させる。好ましい重合触媒は、1959年6月23日
発行の米国特許第2891920号明細書に教示されて
いるように塩酸又は硫酸のような強い鉱酸や、1966
年12月27日発行の米国特許第3294725号明細
書に教示されているようにアルキルスルホン酸のような
有機酸である。より好ましい重合触媒は、塩酸及びドデ
シルベンゼンスルホン酸である。より好ましい方法は、
十分なだけの例えばドデシルベンゼンスルホン酸のよう
なアルキルベンゼンスルホン酸を加え、pHを1〜2に
する。重合は室温で起こる。室温で約24時間後には、
末端をヒドロキシル基でブロックされたポリジオルガノ
シロキサンと水素化ケイ素架橋剤との重合によって生成
された重合体は、最適な分子量に達する。
重合体の重量平均分子量は50,000〜500 、0
00であることが好ましく、約250,000の値であ
ることが最も好ましい。
界面活性剤及び重合触媒は、例えばドデシルベンゼンス
ルホン酸のような界面活性物質である場合には、同じ物
質でよい。
重合は、pHを約6〜11の値まで上げて停止させる。
好ましくは、このpHの範囲は約6〜7.5である。p
Hが約7.5よりも高い場合には、水素化ケイ素架橋剤
のケイ素に付く水素が加水分解しやすい。重合を停止さ
せた結果として得られた物質は、ポリジオルガノシロキ
サンのヒドロキシル基と架橋剤の水素との結果として起
こる縮合が、触媒として錫を用いる場合には特に、触媒
の存在によって触媒されるので、なお作用する。pHを
上昇させるのに適した添加剤は、例えばアルカリ金属水
酸化物や有機アミンのような塩基を希釈したものである
。pHを上昇させるための添加剤は、水で希釈して、そ
れらを添加した際にエマルションを破壊するどのような
可能性をも回避すべきである。好ましい添加剤は、20
%水性ジエチルアミンである。
次いで、乳化した重合体をこのエマルションにシラノー
ル−水素化ケイ素縮合触媒を加えて架橋させる。数多く
の有機金属化合物及び金属塩類が、この反応を触媒する
ことが知られている。好ましくは、錫又は亜鉛に基づ(
触媒である。好ましい触媒はジアルキル錫ジカルボキシ
レート、例えばジオクチル錫ジラウレートのようなもの
である。
使用する触媒の量は、水を除去しマニラストマーを生じ
させる前に架橋のために許される時間に依存する。例え
ば、共重合体100部当りに1部のジオクチル錫ジラウ
レートは、本質的に、室温においておよそ3日で完全に
架橋させる。この触媒を0.1部使用した場合、架橋は
2週間後になお続いていた。架橋速度は、温度を例えば
70°Cに上げることにより速めることができる。架橋
の間に水素が放出される。この水素の放出は、架橋がい
つ完了するかを決定する都合のよい方法を捉供する。
ジアルキル錫ジカルボキシレーI・の好ましい量は、重
合体100部につき0.1〜1部である。ジオクチル錫
ジラウレートの好ましい量は、ポリジオルガノシロキサ
ン100重量部当り約0.2重量部である。
成分の全てを加えた後には、エマルションは使用する用
意ができている。エマルションを使用する前に貯蔵する
場合すなわち密封容器に入れておく場合には、架橋中に
水素が発生し、そしてそれが生成するにつれてエマルシ
ョンよりそれを逃がすことができない場合には圧力を生
じさせ且つ可能性のある火災の危険を生じかねないので
、エマルションを密封容器に入れる前に架橋を完了させ
ることが望ましい。エマルションを表面へ通用しそして
乾燥させれば、結果としてエラストマーを生じる。これ
は、保護コーティングとして残すことができ、あるいは
取出してエラストマーフィルムとすることができる。
エラストマーは、強化されていなければどちらかと言う
と弱い。エラストマーは、エマルションに強化用充填剤
を添加して強化することができる。
この方法によって製造されるエラストマーには、充填剤
がエマルションのpHにそれが約6〜11の必要範囲外
になるような影響を与えないように選定される限りは、
シリコーンエラストマーに関し有用な公知の強化用又は
非強化用充填剤のうちのいずれのものを充填することも
できる。一般に強化用充填剤には、フユームドシリ力、
コロイダルシリカ分散液、フユームド二酸化チタン及び
コロイダル二酸化チタン分散液が含まれる。非強化用充
填剤には、石英粉末、炭酸カルシウム、非酸性カーボン
ブラック、粘土、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、マイカ
、及び種々の着色顔料が含まれる。
これらの充填剤は細かく分割すべきであり、そしてそれ
らを水性分散液として添加するのが有利であろう。添加
する充填剤の量は臨界的ではなく、所望の効果、例えば
、結果として得られたエラストマーについて引張強さを
増加させること、硬さを増加させること、あるいはモジ
ュラスを増加させること等の効果を与えるように選定さ
れる。好ましい強化用充填剤は、水性分散フユームドシ
リ力である。好ましい非強化用充填剤は、炭酸カルシウ
ムである。シリカの好ましい量は、重合体100重量部
当り1〜50重量部である。
〔実施例〕
下記の例は、例示を目的とするだけのものであって、本
発明を限定するものと解釈すべきではない。本発明は、
特許請求の範囲に正確に示されている。
炎上 末端をヒドロキシル基でブロックされた重合度約35の
ポリジメチルシロキサン流体381.2g、25°Cに
おける粘度が約0.13Pa−sであり且つケイ素結合
水素原子の含有量が約1.6重量%である、末端をトリ
メチルシロキシ基でブロックされたポリメチル水素シロ
キザン3.85g、ラウリル硫酸ナトリウムの30%溶
液15.9 g 、そして蒸留水186gの混合物を調
製した。この混合物を実験室用の単段ホモジナイザーで
2回処理して均質にし、平均粒度がおよそ0.32μm
である均一エマルションにした。このエマルションを、
3.2gのドデシルベンゼンスルホン酸を加えそして約
25°Cで24時間静置して重合させた。pl+を7〜
7.5まで上げるのに十分なだけのジエチルアミンを加
えることによって、重合を終了させた。次に、ジオクチ
ル錫ジラウレートの50%固形分水性エマルション0.
372gを30gのエマルションに加えて(共重合体1
00部につき錫触媒1部)、このエマルションヲ触媒さ
せた。バイアルを振り動かして混合し、そして25°C
で3日間静置した。少量の架橋エマルションをペトリ皿
に注ぎ入れてフィルムを生じさせ、そして空気中で5日
間乾燥させた。その結果シリコーンのエラストマーフィ
ルムが得られた。
上記の架橋エマルション10gとフユームドシリ力の2
8%固形分水分散液(Cabosperse 5C−4
)2.21 gとの混合物を調製した。これは、共重合
体100部につきシリカ10部に相当するものであった
完全に混合した後、強化したエマルション5gをペトリ
皿に注ぎ入れ、室温で7日間乾燥させた。
その結果得られたフィルムをペトリ皿がら取出し、そし
て物理的性質について試験した。試験結果を第1表に示
す。
添加するシリカの量を第1表に示したように変えて、同
様の強化エマルションを調製した。結果として得られた
フィルムを試験した。試験結果を第1表に示す。
第1表 0   ’ <Q、3   − 10   1.03  300 20  ”  1.72  350 30   2.07   ’ 160 40    乾燥によりひび割れ 炎I 例1の手順に従い一連のエマルション共重合体を作った
。第2表に示したように種りの量の架橋剤を使用した。
この架橋剤は、メチル水素シクロテトラシロキサンとメ
チル水素シクロペンタシロキサンとの混合物であった。
1部のジオクチル錫ジラウレートで触媒させ4日間熟成
させた後、このエマルションを第2表に示したように種
々の量の例1のフユームドシリカ分散液で強化した。次
いで、エマルションを流延してフィルムにし、7日間空
気乾燥させ、その後それらを物理的性質について試験し
た。結果を第2表に示す。
1    10     0.93    4001 
   20     1.72    3501   
 30     2.41    3002    1
0     1.38    2702、  20  
   2.23    2002    30    
 2.93    2003    10     1
.10    1203    20     3.1
0    1703    30     2.58 
   100鼾 最初に、7.27gのメチルジェトキシシランをヒドロ
キシル基で末端をブロックされた粘度約0.08Pa−
sのポリジメチルシロキサン641.6gに加え、そし
てこの混合物を均質になるまで数分間攪拌した。次に、
ラウリル硫酸ナトリウムの30術%液26.5gと蒸留
及び脱イオン処理した水309.8gとを加えミ混合物
を30分間攪拌した。この混合物を、7500psi 
(約530kg/crfl)の実験室用ホモジナイザー
を使用して2回処理して均質化した。このエマルション
を、攪拌しながら十分なドデシルベンゼンスルホン酸を
加え、エマルションのpHを2まで下げて重合させた。
室温で20時間重合を続行させ、その後エマルションの
pHを6.5〜7.0に上げて重合を終了させた。この
エマルションは、メチル水素シリル基を0.5重量%有
する末端をヒドロキシル基でブロックされたポリジメチ
ルシロキサン/ポリメチル水素シロキサン共重合体のお
およそ62重量%固形分エマルションからなっていた。
このエマルション60gに、ジオクチル錫ジラウレート
の50重量%固形分水性エマルション0.75gを加え
た。混合物を数分間攪拌し、そして密閉容器内で2日間
室温で静置した。このエマルションをペトリ皿に注ぎ入
れ、24時間空気乾燥させた。その結果得られたフィル
ムはエラストマーフィルムであった。
エマルション(触媒されているもの)20gを水性分散
フユームドシリカ(Cabosperse 5C−4、
表面積90ボ/g、固形分30χ、pH約7.5) 6
.2gと混合し、この混合物を軽り遠1が分離して気泡
を除いて、強化エマルションを調製した。この混合物を
流延してフィルムにし、そして周囲条件下で2週間乾燥
させてからその機械的性質を測定した。フィルムの極限
引張強さは210psi (1,45MPa)、極限伸
びは460χであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の諸工程、すなわち、 (A)次の成分(1)〜(4)の混合物、すなわち、 (1)末端をヒドロキシル基でブロックされた、脂肪族
    不飽和結合のないポリジオルガノシロキサン100重量
    部、 (2)水素化ケイ素架橋剤0.1〜10重量部、 (3)アニオン又は非イオン界面活性剤、 (4)当該混合物中のポリジオルガノシロキサン含有量
    を40〜70重量%とするのに十分なだけの水、 の混合物を均質化する工程、 (B)陰イオン重合触媒を加えて工程(A)の混合物を
    乳化重合させて重合体を得る工程、 (C)pHの値を約6〜11に上げて重合を停止させる
    工程、 (D)錫又は亜鉛を含有しているシラノール−水素化ケ
    イ素縮合触媒を加えて乳化重合体を架橋させる工程、 によって製造された、乾燥してエラストマーとなる水性
    シリコーンエマルションが得られる生成物を含んでなる
    、乾燥してエラストマーとなる水性シリコーンエマルシ
    ョン。 2、充填剤が添加されている、請求項1記載の水性シリ
    コーンエマルション。
JP63308987A 1987-12-09 1988-12-08 シリコーンエマルションの製造方法 Expired - Lifetime JPH0625306B2 (ja)

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US13076787A 1987-12-09 1987-12-09
US130767 1987-12-09

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