JPH01190650A - サリチル酸誘導体亜鉛塩の製造方法 - Google Patents

サリチル酸誘導体亜鉛塩の製造方法

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JPH01190650A
JPH01190650A JP63014897A JP1489788A JPH01190650A JP H01190650 A JPH01190650 A JP H01190650A JP 63014897 A JP63014897 A JP 63014897A JP 1489788 A JP1489788 A JP 1489788A JP H01190650 A JPH01190650 A JP H01190650A
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JP
Japan
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salicylic acid
zinc
compound
group
methylbenzyl
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Pending
Application number
JP63014897A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Iwakura
岩倉 謙
Masato Satomura
里村 正人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の分野〉 1 本発明は感圧複写紙、感熱記録紙等の蛇録材料の電子受
容性化合物に有用なサリチル酸誘導体亜鉛塩の製造方法
に関するものであり、特に発色性、発色画像の安定性を
向上させた記録材料用電子受容性化合物の製造方法に関
するものである。
〈従来技術〉 従来より電子供与性無色染料と電子受容性化合物を使用
する記録材料の電子受容性化合物にサリチル酸誘導体の
金属塩を用いることは知られている。サリチル酸誘導体
亜鉛塩の製造方法としては、サリチル酸誘導体またはそ
のアルカリ金属塩を水中もしくは無溶媒で亜鉛化合物と
反応させる方法が知られている。またサリチル酸誘導体
亜鉛塩を2種以上併用して記録材料用電子受容性化合物
として使用することは知られている。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、記録材料用電子受容性化合物として極
めて有用なサリチル酸誘導体亜鉛塩の混合物の製造方法
を提供するものである。
〈発明の構成〉 本発明の目的は、一種以上のサリチル酸誘導体のアルカ
リ金属埴生亜鉛化合物を反応させることを特徴とするサ
リチル酸誘導体亜鉛塩混合物の製造方法によシ達成され
た。
本発明によれば、2種以上のサリチル酸誘導体を含む、
サリチル酸亜鉛塩の混合物を容易に得ることができる。
本発明の製造方法により得られたサリチル酸誘導体亜鉛
塩を使用する記録材料は理由は明らかではないが、個別
に各々のサリチル酸誘導体亜鉛塩を混合使用したものに
比べ、発色性、発色画像の安定性が向上する等の利点が
ある。
本発明に係るサリチル酸誘導体は下記一般式で表わされ
るものを言う。
上式中、R1、几2、R3、R4は水素原子、アルキル
基、アルコキシ基、アリール基、ハロゲン原子を表わす
。またこれらはさらに置換基を有していて本よく、その
例としてはアルキル基、アリール基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、ハロゲン原子、アシルアミノ基、アミ
ノカルボニル基、シアノ基、などがあげられる。
几l〜几4で表わされる置換基の具体的な例としては、
水素原子、メチル基、エチル基、イソプロピル基、t−
ブチル基、t−オクチル基、ノニル基、ドテシル基、シ
クロヘキシル基、ベンジル基、α−メチルベンジル基、
α、α−ジメチルベンジル基、α−トリルエチル基、α
−トリルイソプロピル基、α−(α−メチルベンジル)
フェニルエチル基、(メシチルメチル)インジル基、フ
ェニル基、ナフチル基、塩素原子、オクチルオキシ基、
ベンジルオキシ基、β−フェノキシエトキシ基、等があ
げられる。
本発明に係るサリチル酸誘導体は非水溶性の観点から総
炭素原子数73以上の化合物が好ましく、少なくとも1
棹は総炭素原子数ノア以上の化合物が好ましい。
本発明に係る2種以上のサリチル酸誘導体は上記一般式
で置換基が立体異性体や位置異性体にあるものではなく
、置換基の全く異なる2種以上の化合物を用いる場合が
好ましい。
本発明に係るサリチル酸誘導体のうち少なくとも/I’
llは、置換又は無置換のアラルキル基、1個又は2個
で置換された化合物が特に好ましく、これらの含量が全
サリチル酸誘導体の30モル係以上になることが好まし
いアラルキル基の例としてハ、ベンジル基、α−メチル
ベンジル基、α、α−ジメチルベンジル基、α−トリル
エチル基、α−トリルインプロピル基、l、3−ジフェ
ニルブチル基、メシチルメチル基、等があげられる。
本発明に係るサリチル酸誘導体の具体的な例ととして、
よ−フェニルサリチル酸、j−ベンジルサリチルMl、
3.1−ジ−t−オクチルサリチル酸、3.3−ジー(
α−メチルベンジル)サリチルIN、!、 3−シー(
α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、J−(α−メ
チルベンジル) −S −フェニルサリチル酸、J−(
α、α−ジメチルベンジル)−j−フェニルサリチル酸
、3−フェニル−1−(α−メチルベンジル)サリチル
酸、J−フェニルーt−(α、α−ジメチルベンジル)
すIJ fルfjl、J−(α−メチルベンジル) −
j −シクロヘキシルサリチル酸、3.z−ビス−(α
−トリルエチル)サリチル酸、j−(/、、?−ジフェ
ニルブチル)サリチルm、t−(α−(α−メチルベン
ジル)フェニルエチル)サリチル酸、4!−(,71ジ
チルメチル)ベンジルサリチル酸、1−(J−C≠−(
メシチルメチル)ベンジル〕−2、<c、 6−ト!J
メチルベンジル)ベンジルサリチル酸、l−オクチルオ
キシサリチル酸、≠−ドデシルオキシサリチル酸、弘−
(ンジルオキシサリチル酸、グーβ−フェノキシエトキ
シサリチル酸、r、z’−メチレンビスサリチル酸、な
どがあげられる。
またアルカリ金属塩としては、リチウム、ナトリウム、
カリウムなどが用いられる。
本発明に係る亜鉛化合物としては酸化亜鉛、水酸化亜鉛
、炭酸亜鉛、硫酸亜鉛、塩化亜鉛などがあげられる。こ
れらの中で特にサリチル酸誘導体のアルカリ金属塩と硫
酸亜鉛、塩化亜鉛等の亜鉛塩を用いる場合が好塘しく、
亜鉛塩化後の後処理が極めて容易になる。
なお亜鉛化合物にニッケル化合物を共存させておいても
かまわない。
本発明の製造方法を実施する際の反応温度はl□、to
oocが好ましく、特に20〜り、70Cが好ましい。
本発明の製造方法を実施するには、水又は水と有機溶媒
の混合物中で行うことができるが、亜鉛塩化の効率およ
び製造時の操作性等から水と有機溶媒の混合物中で行う
ことが特に好ましい。有機溶媒としては水への溶解度が
小さく、また、該サリチル酸誘導体亜鉛塩の溶解度が大
きい本のが好ましい。具体的には芳香族化合物、ハロゲ
ン化物、エステル化合物などがあり、トルエン、キシレ
ン、トリクレン、クロルベンゼン、塩51e化パラフィ
ン、ジイソゾロビルナフタレン、核置換ジフェニルアル
カン、酢酸エチルなどがあけられる。得られたサリチル
酸誘導体亜鉛塩を粉体として取り出す場合は沸点1j0
0C以下のものが好ましい。また使用した有機溶媒の溶
液として取り出してもかまわない。これらの有機溶媒の
使用量は該亜鉛塩1部に対して0.0!ないしl!部使
用するのが好ましく、特に/ないし10部使用するのが
好ましい。
〈発明の実施例〉 以下実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
は実施例に限定されるものではない。
実施例−1 3、!−):”グー(α−メチルベンジル)サリチル酸
71.3.!−ジーt−ヅチルサリチル酸!tと苛性ソ
ーダ1.7?を水200WLlに溶解した。
トルエンrOmlを加え70”Cに加熱し攪拌する。
ついで硫酸亜鉛七水和物6fを水100.1に溶解した
溶液を10分間かけて滴下した。30分間撹拌後、分液
し、3.!−ビス(α−メチルベンジル)サリチル酸お
よび3.j−ジ−t−ジチルサリチル酸の混合亜鉛塩を
含むトルエン溶液を得た。
実施例−2 硫酸亜鉛七水和物61金含む水溶液3θ0ynlとトル
エンjOdを70°Cに加熱し攪拌する。ついで3.!
−ビグー(α−メチルベンジル)サリチル酸ナトリウム
1r1と3−メチル−よ−α、α−ジメチルベンージル
サリチル酸ナトリウムよ、弘1を含む水溶液100.1
を10分間かけてl西下する。30分間攪拌後、分液し
、j、j−ビス−(α−メチルベンジルトリチル酸およ
び3−メチル−j−α、α−ジメチルベンジルサリチル
酸の混合亜鉛塩を含むトルエン溶液を得た。
実施例−3 3、!−ビグー(α−メチルベンジル)サリテ  Oル
(97,Of、J、J ’−メチレンビスサリチル酸1
.21と苛性ソーダ/、71を水200ゴに加え、70
°Cに加熱、攪拌し溶解した。ついで硫酸亜鉛七水和物
At分水10OHIに溶解した溶液をio仕分間けて滴
下した。30分間攪拌後、析出した結晶を戸数し、3.
j−ビス−(α−メチルベンジル)サリチル酸と3.3
′−メチレンビスサリチル酸の混合亜鉛塩を得た。
実施例−≠ 3、j−ビス−(α−メチルインジル)サリチル(11
7,op%≠−ベンジルオキシサリチル酸j。
t)と苛性ソーダ1.7?を水200 mlに加え70
0Cに加熱、攪拌し溶解した。ついでこの溶液に硫酸亜
鉛七水和物61を水/ 00rnlに溶解した溶液を1
0分間かけて滴下した。30分間攪拌後、roocに冷
却し、酢酸エチルjOmlを加え、析出物を溶解した後
分液する。酢醸エテルを減圧下に留去し、3.j−ビス
−(α−メチルベンジル)ブリチル酸およびグーベンジ
ルオキシサリチル酸)混合亜鉛塩の無定形固体を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 2種以上のサリチル酸誘導体のアルカリ金属塩と亜鉛化
    合物を反応させることを特徴とするサリチル酸誘導体亜
    鉛塩混合物の製造方法。
JP63014897A 1988-01-26 1988-01-26 サリチル酸誘導体亜鉛塩の製造方法 Pending JPH01190650A (ja)

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