JPH01190559A - 自動車のバンパ - Google Patents

自動車のバンパ

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JPH01190559A
JPH01190559A JP1484388A JP1484388A JPH01190559A JP H01190559 A JPH01190559 A JP H01190559A JP 1484388 A JP1484388 A JP 1484388A JP 1484388 A JP1484388 A JP 1484388A JP H01190559 A JPH01190559 A JP H01190559A
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bumper
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fixed
outer panel
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Kenji Kuroki
健児 黒木
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、 産業上の利用分野 本発明は自動車のバンパの改良に関する。
b、 従来の技術 近年、表皮材に樹脂成型品を用いたバンパが使用される
ようになっており、特に第1図に示すようなバンパaを
車体と一体感をもって取付けた自動車において、その傾
向が顕著である。第5図は第1図に示したA−A線によ
る断面の概略の構造を示した図であって、bは樹脂成型
したバンパ表皮材、Cは車体のアウターパネル、dは衝
撃吸収部材、eはパンパメンバである。
ところで、上記表皮材すに硬質樹脂を用いると、バンパ
前面に大きな衝撃を受けた場合、その衝撃がそのままア
ウターパネルCに及び、これを変形させてしまう。(図
において、変形後の状態を二点鎖線で示す、)そこで従
来は、第6図に示すように、この表皮材すにウレタン等
の軟質樹脂を用い、衝撃を受けた際、これを変形させて
その衝撃を吸収するようにしていた。fは表皮材すの下
部を車体gに固定するための固定部材である。
C3考案が解決しようとする問題点 しかし後者の構造によると、ウレタン等の軟質樹脂は、
一般に硬質のものに比べて高価であるため、バンパ表皮
材す全体をこれで成型した場合、前者のものに比して生
産コストが大幅に上昇するという問題があった。
さらに、表皮材すの剛性が小さくなるため、固定部材f
を数多く使用しないと、バンパ形状が保てないという欠
点があった。したがって、固定部材fの点数が増加する
のにともなって、組付工数も増加し、生産コストをさら
に上昇させる要因となっていた。
d、 問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、安価なコストでの生産が可能でありな
がら、衝撃を十分に吸収してアウターパネルの変形を防
止することができる自動車のバンパを提供することにあ
り、その要旨は、バンパ表皮材と車体表面とをは\面一
に形成してなる自動車において、上記バンパ表皮材を上
下に2分割し、上部表皮材を軟質樹脂で成形するととも
に、下部表皮材を硬質樹脂で成形し、該両表皮材を一体
に組付固定するとともに、上記下部表皮材と車体との間
にスライド機構を介設したことを特徴とする自動車のバ
ンパにある。
以下、本発明に係る自動車のバンパの一実施例を、添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
図示の実施例は、本発明を第1図に示す自動車のフロン
トバンパaに適用した場合を示す。
図において、1はバンパ表皮材、2は車体のアウターパ
ネル、3は車体4に固設したパンパメンバ、5はこのメ
ンバ3に取付けた衝撃吸収材である。バンパ表皮lは上
下両表皮材6.7より成り、その上端および下端に設け
た接合部6a、7aを当接して、溶着などの手段で一体
に組付固定してなるものである。これら表皮材6,7は
、樹脂を射出成型してなるもので、上部表皮材には、ウ
レタン等の軟質樹脂を、また下部表皮材7には、ポリプ
ロピレン等の硬質樹脂を用いである。
上部表皮材6は、その上縁に設けた接合部6bをアウタ
ーパネル2の接合部2aに当接して、ボルトなどの固定
具8によってアウターパネル2に固定しである。一方、
下部表皮材7は、第3図に示すようにその左右両側面に
設けたスライド機構9を介してアウターパネル2に取付
けられている。このスライド機構9は、詳しくは第4図
に示すようにアウターパネル2側に固定された前後に延
びるスライドレール9aと、このレール9aと係合して
その内部を摺動する下部表皮材7に固定された摺動部材
9bとから成る。これによって、下部表皮材7は、前方
より衝撃を受けた際、アウターパネル2に対して後方へ
移動することができる。
本実施例のバンパ1はこのように構成されているので、
前方より大きな衝撃を受けた場合、上部表皮材6は、第
2図(■)に示すように自から変形して衝撃を吸収する
とともに、下部表皮材7は第3図(n)に示すようにス
ライド機構9によって後方へ移動する。したがって、ア
ウターパネル2に加わる衝撃が大幅に減少し、その変形
が防止される。
なお、本考案は上述のフロントバンパにその適用を限定
されるものではなく、リアバンパに通用することも勿論
可能である。
e、 発明の効果 本発明は、バンパの表皮材を上下に2分割し、上部表皮
材を軟質樹脂で、下部表皮材を剛性のある硬質樹脂で成
形しであるので、車体との固定部品を減らすことができ
るとともに、従来、この表皮材を高価な軟質樹脂のみで
一体成形したものに比して、大幅な生産コストの低減を
図ることができる。
また、下部表皮材は上部表皮材と一体に組付固定される
とともに、車体に対して前後に移動可能に取付けられて
いるので、前方より大きな衝撃を受けた場合、アウター
パネルに加わる衝撃が大幅に減少し、上記従来のバンパ
と同様、このパネルに変形が生じるのを防止することが
できる。
なお、上下表皮材に異なる色の塗装を施す場合、これら
を単品で塗装してから組付ければよいので、マスキング
材の使用が不要となり、生産コストの低減が図られる。
また、これら表皮材の樹脂の色を変えるだけで、ツート
ンカラーのバンパが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はフロントバンパを車体と一体感をもって装着し
た自動車の斜視図、第2図ないし第4図は本発明に係る
自動車のバンパの一実施例を示し、第2図(1)(II
)は第1図に示したA−A線による断面図であって、そ
れぞれ変形の前後における状態を示すもの、第3図(■
)(■)はそれぞれ変形の前後におけるバンパの状態を
示す側面図、第4図は第3図(1)に示したB−B線に
よる断面図、第5図、第6図はそれぞれ第2図(1)と
対応する従来のバンパを示す断面図である。 1・・・バンパ表皮材、 2・・・車体のアウターパネル、6・・・上部表皮材、
7・・・下部表皮材、      9・・・スライド機
構。 実用新案登録出願人  鈴木自動車工業株式会社(ばか
2名) 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. バンパ表皮材と車体表面とをほゞ面一に形成してなる自
    動車において、上記バンパ表皮材を上下に2分割し、上
    部表皮材を軟質樹脂で成形するとともに、下部表皮材を
    硬質樹脂で成形し、該両表皮材を一体に組付固定すると
    ともに、上記下部表皮材と車体との間にスライド機構を
    介設したことを特徴とする自動車のバンパ。
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