JPH011898A - 運搬車の移動装置 - Google Patents
運搬車の移動装置Info
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- JPH011898A JPH011898A JP62-153447A JP15344787A JPH011898A JP H011898 A JPH011898 A JP H011898A JP 15344787 A JP15344787 A JP 15344787A JP H011898 A JPH011898 A JP H011898A
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- tunnel
- rack assembly
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- rotating body
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Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 13
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、トンネルの掘削に用いる資材または掘削され
たずりを積載する運搬車をトンネル内で移動させる装置
に関する。
たずりを積載する運搬車をトンネル内で移動させる装置
に関する。
(従来技術)
シールド式トンネル掘削工法により掘削されたトンネル
の覆工に用いるセグメント用台車、掘削されたすりのた
めのすりトロ等の運搬車は、一般に、バッテリーカーの
ような移動装置により牽引されて前記トンネル内を移動
される。
の覆工に用いるセグメント用台車、掘削されたすりのた
めのすりトロ等の運搬車は、一般に、バッテリーカーの
ような移動装置により牽引されて前記トンネル内を移動
される。
しかし、従来のこの種の移動装置では、車輪を回転させ
ることにより自走する構造であるため、水平線に対する
自走装置の走行路の角度すなわち前記走行路の勾配が大
きいと、自走不能になる。
ることにより自走する構造であるため、水平線に対する
自走装置の走行路の角度すなわち前記走行路の勾配が大
きいと、自走不能になる。
このため、従来の移動装置では、最大1000分の50
程度の勾配までは牽引可能であるが、それ以上の急勾配
のトンネルの掘削に適用することができなかった。
程度の勾配までは牽引可能であるが、それ以上の急勾配
のトンネルの掘削に適用することができなかった。
(発明の目的)
本発明の目的は、急勾配のトンネル内であっても、運搬
車を牽引可能の移動装置を提供することにある。
車を牽引可能の移動装置を提供することにある。
(発明の構成)
本発明は、トンネルの掘削に用いる資材または掘削され
たずりを積載する運搬車を前記トンネル内で移動させる
装置であって、前記トンネルに沿って伸びるように前記
トンネル内に配置された長尺のラック組立体と、前記ト
ンネルを前記ラック組立体に沿って移動可能の台車と、
該台車に回転可能に設けられ、かつ、前記ラック組立体
の歯と噛合する複数の歯を外周部に備える第1の回転体
と、該第1の回転体を回転させる駆動機構と、前記台車
に配置され、前記第1の回転体と前記ラック組立体との
係合が外れることを防止する第2の回転体とを含む。
たずりを積載する運搬車を前記トンネル内で移動させる
装置であって、前記トンネルに沿って伸びるように前記
トンネル内に配置された長尺のラック組立体と、前記ト
ンネルを前記ラック組立体に沿って移動可能の台車と、
該台車に回転可能に設けられ、かつ、前記ラック組立体
の歯と噛合する複数の歯を外周部に備える第1の回転体
と、該第1の回転体を回転させる駆動機構と、前記台車
に配置され、前記第1の回転体と前記ラック組立体との
係合が外れることを防止する第2の回転体とを含む。
(発明の効果)
本発明によれば、移動時、第1の回転体は、該第1の回
転体とラック組立体と噛合が外れないように第2の回転
体により維持されつつ、駆動機構により回転される。こ
れにより、台車はトンネルに沿って移動され、急勾配の
トンネル内であっても、運搬車は確実に牽引される。
転体とラック組立体と噛合が外れないように第2の回転
体により維持されつつ、駆動機構により回転される。こ
れにより、台車はトンネルに沿って移動され、急勾配の
トンネル内であっても、運搬車は確実に牽引される。
(実施例)
以下、図面に示す本発明の実施例について説明する。
第1図〜第3図に示すように、移動装置10か配置され
るトンネル12内には、トンネルの掘削にともなりてセ
グメントのような覆工14が設けられる。また、トンネ
ル12内には、トンネル12に沿って配置された一対の
走行路16と、該歩行路の間にあってトンネル12に沿
って配置されたラック組立体18とが配置されている。
るトンネル12内には、トンネルの掘削にともなりてセ
グメントのような覆工14が設けられる。また、トンネ
ル12内には、トンネル12に沿って配置された一対の
走行路16と、該歩行路の間にあってトンネル12に沿
って配置されたラック組立体18とが配置されている。
走行路16およびラック組立体18は、トンネル12に
沿う方向へ一定の間隔をおいて覆工14に取り外し可能
に固定された、型材からなる枕木のような長尺の複数の
支持体20に支承されている。
沿う方向へ一定の間隔をおいて覆工14に取り外し可能
に固定された、型材からなる枕木のような長尺の複数の
支持体20に支承されている。
走行路16は複数の帯状体16aにより規定され、ラッ
ク組立体18は複数のラック18aからなる。各ラック
18aは、鉄道のレールのように、帯状の基部と、該基
部の巾方向中央部から立ち上がる立上り部と、該立上り
部の上端部に設けられかつ前記基部に沿って伸びるラッ
ク部とを備え、また、ラック部の側方に複数の歯を有す
る。
ク組立体18は複数のラック18aからなる。各ラック
18aは、鉄道のレールのように、帯状の基部と、該基
部の巾方向中央部から立ち上がる立上り部と、該立上り
部の上端部に設けられかつ前記基部に沿って伸びるラッ
ク部とを備え、また、ラック部の側方に複数の歯を有す
る。
帯状体16aiよびラック18aは、トンネル12の掘
削にともなって順次継ぎ足される。各ラック18aの歯
は、同一のピッチを有し、また、隣接する二つのラック
の接続部に場ける山と谷との関係すなわちピッチが変化
しないように形成されている。ラック組立体18の長さ
寸法は、トンネル12の掘削にともなって、最終段のラ
ックに新たなラックを連結することにより、大きくされ
る。
削にともなって順次継ぎ足される。各ラック18aの歯
は、同一のピッチを有し、また、隣接する二つのラック
の接続部に場ける山と谷との関係すなわちピッチが変化
しないように形成されている。ラック組立体18の長さ
寸法は、トンネル12の掘削にともなって、最終段のラ
ックに新たなラックを連結することにより、大きくされ
る。
第4図〜第8図に示すように、すりトロ、セグメント用
台車のような運搬車をトンネル内で移動させる自走車2
2は、走行路16上を転がる複数の車輪24を備える台
車26を含む。台車26の前部と後部とには、連結器2
8が取り付けられている。
台車のような運搬車をトンネル内で移動させる自走車2
2は、走行路16上を転がる複数の車輪24を備える台
車26を含む。台車26の前部と後部とには、連結器2
8が取り付けられている。
一う
第4図〜第7図に示すように、台車26には、駆動機構
30が取り付けられている。駆動機構30は、電動機の
ような可逆モータ32と、該モータの回転軸に電磁ブレ
ーキ34を介して連結された減速機36とを含む6減速
機の出力軸には、台車26に設けられた穴38を介して
上下方向へ伸びる回転軸40が連結されている。
30が取り付けられている。駆動機構30は、電動機の
ような可逆モータ32と、該モータの回転軸に電磁ブレ
ーキ34を介して連結された減速機36とを含む6減速
機の出力軸には、台車26に設けられた穴38を介して
上下方向へ伸びる回転軸40が連結されている。
第7図に示すように、回転軸40の下端部にはラック組
立体18の歯と噛合する歯を外周部に有する歯車42が
取り付けられており、また台車26の下面にはラック組
立体18の歯と反対の側に当接するローラ44が回転可
能に支承されている。歯車42とローラ44とは、ラッ
ク組立体18を挾むように配置されており、これにより
ラック組立体18と歯車42との噛合が外れることを防
止される。
立体18の歯と噛合する歯を外周部に有する歯車42が
取り付けられており、また台車26の下面にはラック組
立体18の歯と反対の側に当接するローラ44が回転可
能に支承されている。歯車42とローラ44とは、ラッ
ク組立体18を挾むように配置されており、これにより
ラック組立体18と歯車42との噛合が外れることを防
止される。
第6図に示すように、歯車42には、速度検出用の歯車
46が取り付けられている。歯車46は、タコメータの
ような電気的速度検出器48に連結されている。
46が取り付けられている。歯車46は、タコメータの
ような電気的速度検出器48に連結されている。
第4図〜第6図および第8図に示すように、自走車22
は、また、台車26が坂を上方へ移動しているとき、台
車26が逆送すなわち下方へ移動することを防止する逆
送防止機構50を含む。逆送防止機構50は、台車26
を貫通して伸びるように該台用に回転可能に支承された
軸52と、該軸の下端部に取りイ」けられ、ラック組立
体18と噛合する歯車54と、@52の上端部に塩り付
けられたラチェット機構56とを備える。
は、また、台車26が坂を上方へ移動しているとき、台
車26が逆送すなわち下方へ移動することを防止する逆
送防止機構50を含む。逆送防止機構50は、台車26
を貫通して伸びるように該台用に回転可能に支承された
軸52と、該軸の下端部に取りイ」けられ、ラック組立
体18と噛合する歯車54と、@52の上端部に塩り付
けられたラチェット機構56とを備える。
ラチェット機構56は、カムクラッチとして市販されて
いる機構であり、軸52に連結された回転部と、該回転
部の回りに配置されたラチェット部とを備える。ラチェ
ット機構56の前記ラチェット部には、円板58が固定
されている。
いる機構であり、軸52に連結された回転部と、該回転
部の回りに配置されたラチェット部とを備える。ラチェ
ット機構56の前記ラチェット部には、円板58が固定
されている。
円板58の外周部には、該円板の回転を解除可能に阻止
するためのビン60を受は入れる複数の穴62が等角度
間隔に形成されている。ラチェット機構56は、円板5
8の回転を阻止することにより軸52の逆転を阻止し、
円板5Bの回転を可能にすることにより軸52の逆転を
許す。
するためのビン60を受は入れる複数の穴62が等角度
間隔に形成されている。ラチェット機構56は、円板5
8の回転を阻止することにより軸52の逆転を阻止し、
円板5Bの回転を可能にすることにより軸52の逆転を
許す。
ビン60は、ラチェット機構56の隣りに据え付けられ
た支持台64に上下移動可能に支承されている。ビン6
0の上端部は、リンク機構66を経てハンドル68に連
結されている。ビン60は、ハンドル68を上げ下げす
ることにより、上下方向へ移動される。
た支持台64に上下移動可能に支承されている。ビン6
0の上端部は、リンク機構66を経てハンドル68に連
結されている。ビン60は、ハンドル68を上げ下げす
ることにより、上下方向へ移動される。
第4図〜第6図に示すように、自走車22は、さらに、
台@26が坂を下方へ移動しているときに台車26が逸
走することを防止する逸走防止機構70を含む。逸走防
止機構70は、台車26に該台車の巾方向へ伸びる軸線
の周りに回転可能に支承された軸72と、該軸から同一
方向へ平行に伸びるように軸72に固定された一対の係
止片74と、一端部が軸72に固定されたリンク片76
と、該リンクの他端部に連結されたエアーシリンダ78
とを含む。エアーシリンダ78のピストンロッドはリン
クに連結されており、また、シリンダチューブは台車2
6に該台車の巾方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に支
承されている。台車には、リンク片76が上下方向へ貫
通する穴80が形成されている。エアーシリンダ78に
は、タンク82の高圧空気が電磁弁84を経て供給され
る。
台@26が坂を下方へ移動しているときに台車26が逸
走することを防止する逸走防止機構70を含む。逸走防
止機構70は、台車26に該台車の巾方向へ伸びる軸線
の周りに回転可能に支承された軸72と、該軸から同一
方向へ平行に伸びるように軸72に固定された一対の係
止片74と、一端部が軸72に固定されたリンク片76
と、該リンクの他端部に連結されたエアーシリンダ78
とを含む。エアーシリンダ78のピストンロッドはリン
クに連結されており、また、シリンダチューブは台車2
6に該台車の巾方向へ伸びる軸線の周りに回転可能に支
承されている。台車には、リンク片76が上下方向へ貫
通する穴80が形成されている。エアーシリンダ78に
は、タンク82の高圧空気が電磁弁84を経て供給され
る。
第4図、第6図および第9図に示すように、台車26に
は、ラック組立体18と噛合する歯車86か駆動用の歯
車42からラック組立体18に沿う方向へ隔てられた部
位に配置されている。該歯車86は、台車26から下方
へ伸びる軸88に固定されている。軸88は、台車26
に回転可能に支承されており、歯車86が回転すること
により回転される。軸88には、速度開閉機のような機
械的速度検出器90に連結された歯車92が固定されて
いる。
は、ラック組立体18と噛合する歯車86か駆動用の歯
車42からラック組立体18に沿う方向へ隔てられた部
位に配置されている。該歯車86は、台車26から下方
へ伸びる軸88に固定されている。軸88は、台車26
に回転可能に支承されており、歯車86が回転すること
により回転される。軸88には、速度開閉機のような機
械的速度検出器90に連結された歯車92が固定されて
いる。
第4図、第6図および第9図に示すように、台車26は
、また、駆動用の歯車42およびローラ44と共同して
台車26をラック組立体18に沿って移動させる一対の
ガイドローラ94を備える。各ガイドローラ94は、歯
車42およびローラ44からラック組立体18に沿う方
向へ隔てられた部位にあってラック組立体18の立上り
部を両ガイドローラ94で挾むように配置されている。
、また、駆動用の歯車42およびローラ44と共同して
台車26をラック組立体18に沿って移動させる一対の
ガイドローラ94を備える。各ガイドローラ94は、歯
車42およびローラ44からラック組立体18に沿う方
向へ隔てられた部位にあってラック組立体18の立上り
部を両ガイドローラ94で挾むように配置されている。
第6図および第8図に示すように、台車26は、さらに
、浮上り防止機構96を備える。該浮上り防止機構96
は、ラック組立体18の立上り部に関して対称に配置さ
れた一対の係止片98を備える。係止片98は、台車2
6が浮き上がろうとすると、ラック組立体18のラック
部に当接することにより、台車26の浮上りを防止する
。
、浮上り防止機構96を備える。該浮上り防止機構96
は、ラック組立体18の立上り部に関して対称に配置さ
れた一対の係止片98を備える。係止片98は、台車2
6が浮き上がろうとすると、ラック組立体18のラック
部に当接することにより、台車26の浮上りを防止する
。
可逆モータ32、電磁ブレーキ34、電磁弁84、図示
しないコンプレッサ等を制御するための制御盤100は
、台車26上に配置されている。制御盤100は、自走
車22が坂を下るときに、速度検出器44.90の検出
信号を基に自走車22の速度が所定の速度以下であるか
いなかを判定し、所定の速度以上になったとき電磁弁3
4を作動させる制御回路を含む。
しないコンプレッサ等を制御するための制御盤100は
、台車26上に配置されている。制御盤100は、自走
車22が坂を下るときに、速度検出器44.90の検出
信号を基に自走車22の速度が所定の速度以下であるか
いなかを判定し、所定の速度以上になったとき電磁弁3
4を作動させる制御回路を含む。
台車26上に配置された各機器は、カバー102により
保護されている。カバー102には、自走車22の走行
時に点灯される回転灯104が取り付けられている。
保護されている。カバー102には、自走車22の走行
時に点灯される回転灯104が取り付けられている。
自走車22には、第10図および第11図に示すように
、電力線の巻き取りと繰り出しをする巻取り繰出し機構
106を搭載した補助台車108が連結される。巻取り
繰出し機構106は補助台車108に取り付けられた逆
転可能の電動機110と、電力線(図示せず)を巻き取
るように電動機110の回転軸に取り付けられたり−ル
112とを備える。リール112は、補助台車108の
車輪114の回転面と平行な面内で回転するように、配
置されている。トンネルには、補助台車108の移動に
ともなうリール112の移動路と対面する位置に電力線
を収容する電線受け116が設けられている。電線受け
116は、図示の例では電力線を受は入れるべく上方へ
開口する溝を有する。
、電力線の巻き取りと繰り出しをする巻取り繰出し機構
106を搭載した補助台車108が連結される。巻取り
繰出し機構106は補助台車108に取り付けられた逆
転可能の電動機110と、電力線(図示せず)を巻き取
るように電動機110の回転軸に取り付けられたり−ル
112とを備える。リール112は、補助台車108の
車輪114の回転面と平行な面内で回転するように、配
置されている。トンネルには、補助台車108の移動に
ともなうリール112の移動路と対面する位置に電力線
を収容する電線受け116が設けられている。電線受け
116は、図示の例では電力線を受は入れるべく上方へ
開口する溝を有する。
巻取り繰出し機構106は、補助台車108の移動方向
に応じて、電動機110を正転または逆転させることに
より、電力線の巻取りおよび繰出しを行なう。電力線の
巻取りおよび繰出し速度は、補助台車108の速度に応
じて電動機110の回転速度を制御することによりなさ
れる。
に応じて、電動機110を正転または逆転させることに
より、電力線の巻取りおよび繰出しを行なう。電力線の
巻取りおよび繰出し速度は、補助台車108の速度に応
じて電動機110の回転速度を制御することによりなさ
れる。
なお、巻取り繰出し機構106を備える補助台車108
を自走車22に連結する代りに、自走車22に集電器を
設け、トンネルに電力線を敷設してもよい。
を自走車22に連結する代りに、自走車22に集電器を
設け、トンネルに電力線を敷設してもよい。
自走車22により移動される運搬車は、第12図および
第13図にセグメント用台車118を示すように、走行
路16上を転がる複数の車輪120のほかに、複数対の
ガイドローラ122を備える。ガイドローラ122の対
は、走行路16に沿う方向に隔てられた部位に配置され
ている。
第13図にセグメント用台車118を示すように、走行
路16上を転がる複数の車輪120のほかに、複数対の
ガイドローラ122を備える。ガイドローラ122の対
は、走行路16に沿う方向に隔てられた部位に配置され
ている。
対をなすガイドローラ122は、ラック組立体18の立
上り部を両ガイドローラ122で挾むように配置されて
いる。
上り部を両ガイドローラ122で挾むように配置されて
いる。
自走車22が坂を上方へ移動するとき、逆送防止機構5
0のビン60が円板58の所定の穴62に挿入されるこ
とにより逆送防止機構50は作動される。また、このと
き、エアーリンダ78は収縮されており、これにより係
止片74は第4図に実線で示す位置に上げられている。
0のビン60が円板58の所定の穴62に挿入されるこ
とにより逆送防止機構50は作動される。また、このと
き、エアーリンダ78は収縮されており、これにより係
止片74は第4図に実線で示す位置に上げられている。
これに対し、自走車22が坂を下方へ移動するとき、逆
送防止機構50のビン60が円板58の所定の六62か
ら外されることにより逆送防止機構50は非作動にされ
る。また、エアーリンダ78は収縮されており、これに
より係止片74は第4図に実線で示す位置に上げられて
いる。しかし、自走車22の速度が所定の値を越えると
、電磁弁84が作動されて、エアーシリンダ78が伸長
されるため、係止片74は、第4図に二点鎖線で示す位
置へ変位される。これにより、係止片74は、台車の走
行にともなっていずれかの支持体20に当接し、台車を
停止させる。逸走防止機構70は、台車26の停止時の
ブレーキとしても使用することができる。
送防止機構50のビン60が円板58の所定の六62か
ら外されることにより逆送防止機構50は非作動にされ
る。また、エアーリンダ78は収縮されており、これに
より係止片74は第4図に実線で示す位置に上げられて
いる。しかし、自走車22の速度が所定の値を越えると
、電磁弁84が作動されて、エアーシリンダ78が伸長
されるため、係止片74は、第4図に二点鎖線で示す位
置へ変位される。これにより、係止片74は、台車の走
行にともなっていずれかの支持体20に当接し、台車を
停止させる。逸走防止機構70は、台車26の停止時の
ブレーキとしても使用することができる。
移動装置lOによれば、ラック組立体18が側部の複数
の歯を有し、また、歯車42が水平面内で回転されるた
め、ラック組立体18および歯車42に自走車の荷重が
加わらず、従って歯車42の回転が滑らかになる。
の歯を有し、また、歯車42が水平面内で回転されるた
め、ラック組立体18および歯車42に自走車の荷重が
加わらず、従って歯車42の回転が滑らかになる。
第1図は本発明の移動装置を配置したトンネル°の断面
図、第2図は走行路およびラック組立体を拡大して示す
平面図、第3図は第2図の3−3線に沿って得た拡大断
面図、第4図は自走車の一実施例を示す正面図、第5図
は第4図の自走車をそのカバーを外して示す平面図、第
6図は第4図の自走車の底面図、第7図は第4図の7−
7線に沿って得た断面図、第8図は第4図の自走車の右
側面図、第9図は第4図の自走型の左側面図、第10図
は電力線の巻取り繰出し機構の一実施例を示す正面図、
第11図は第9図の巻取り繰出し機構の右側面図、第1
2図はセグメント用台車の一実施例を示す正面図、第1
3図は第12図のセグメント用台車の右側面図である。 10:移動装置、 12:トンネル、14:覆工、
16二走行路、18ニラツク組立体、20:
支持体、 22:自走車、 26:台車、 30:駆動機構、 42.54:歯車、44:ロー
ラ、 50:逆転防止機構、70:逸走防止機構
。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第1図 第3図 第7図 第8図 第9図 第10図
図、第2図は走行路およびラック組立体を拡大して示す
平面図、第3図は第2図の3−3線に沿って得た拡大断
面図、第4図は自走車の一実施例を示す正面図、第5図
は第4図の自走車をそのカバーを外して示す平面図、第
6図は第4図の自走車の底面図、第7図は第4図の7−
7線に沿って得た断面図、第8図は第4図の自走車の右
側面図、第9図は第4図の自走型の左側面図、第10図
は電力線の巻取り繰出し機構の一実施例を示す正面図、
第11図は第9図の巻取り繰出し機構の右側面図、第1
2図はセグメント用台車の一実施例を示す正面図、第1
3図は第12図のセグメント用台車の右側面図である。 10:移動装置、 12:トンネル、14:覆工、
16二走行路、18ニラツク組立体、20:
支持体、 22:自走車、 26:台車、 30:駆動機構、 42.54:歯車、44:ロー
ラ、 50:逆転防止機構、70:逸走防止機構
。 代理人 弁理士 松 永 宣 行 第1図 第3図 第7図 第8図 第9図 第10図
Claims (2)
- (1)トンネルの掘削に用いる資材または掘削されたず
りを積載する運搬車を前記トンネル内で移動させる装置
であって、前記トンネルに沿って伸びるように前記トン
ネル内に配置された長尺のラック組立体と、前記トンネ
ルを前記ラック組立体に沿って移動可能の台車と、該台
車に回転可能に設けられ、かつ、前記ラック組立体の歯
と噛合する複数の歯を外周部に備える第1の回転体と、
該第1の回転体を回転させる駆動機構と、前記台車に配
置され、前記第1の回転体と前記ラック組立体との係合
が外れることを防止する第2の回転体とを含む、運搬車
の移動装置。 - (2)前記ラック組立体は複数の前記歯を側方に有し、
前記第1の回転体は水平面内で回転するように配置され
ている、特許請求の範囲第(1)項に記載の運搬車の移
動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62153447A JPS641898A (en) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | Transfer device for carrier truck |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62153447A JPS641898A (en) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | Transfer device for carrier truck |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH011898A true JPH011898A (ja) | 1989-01-06 |
JPS641898A JPS641898A (en) | 1989-01-06 |
Family
ID=15562750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62153447A Pending JPS641898A (en) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | Transfer device for carrier truck |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS641898A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH072800Y2 (ja) * | 1989-05-15 | 1995-01-25 | 鹿島建設株式会社 | 急勾配シールドトンネル工事用の運搬設備 |
JP3606725B2 (ja) * | 1997-11-02 | 2005-01-05 | 信行 坪井 | 走行ガイドシステム |
JP4680094B2 (ja) * | 2006-02-27 | 2011-05-11 | 株式会社奥村組 | 坑内走行車両の逸走防止装置 |
CN105752088A (zh) * | 2016-03-03 | 2016-07-13 | 宁波市鄞州森茂复合材料科技有限公司 | 一种无轮交通工具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5945144B2 (ja) * | 1977-03-22 | 1984-11-05 | 富士写真フイルム株式会社 | カラ−写真感光材料の漂白処理法 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP62153447A patent/JPS641898A/ja active Pending
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