JPH01187441A - X線回折装置の三軸回転ゴニオメータ - Google Patents
X線回折装置の三軸回転ゴニオメータInfo
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- JPH01187441A JPH01187441A JP63010763A JP1076388A JPH01187441A JP H01187441 A JPH01187441 A JP H01187441A JP 63010763 A JP63010763 A JP 63010763A JP 1076388 A JP1076388 A JP 1076388A JP H01187441 A JPH01187441 A JP H01187441A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N23/00—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00
- G01N23/20—Investigating or analysing materials by the use of wave or particle radiation, e.g. X-rays or neutrons, not covered by groups G01N3/00 – G01N17/00, G01N21/00 or G01N22/00 by using diffraction of the radiation by the materials, e.g. for investigating crystal structure; by using scattering of the radiation by the materials, e.g. for investigating non-crystalline materials; by using reflection of the radiation by the materials
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、X線回折装置のゴニオメータの基本的な構造
に関する。
に関する。
[従来の技術]
まず、X線回折装置(特にデイフラクトメータ)の基本
的な構造について説明する。X線回折装置では、X線源
と受光スリットとが試料から等距離にあり、試料を中心
とした一定の円上に常にX線源と受光スリットとが位置
するようになっている。
的な構造について説明する。X線回折装置では、X線源
と受光スリットとが試料から等距離にあり、試料を中心
とした一定の円上に常にX線源と受光スリットとが位置
するようになっている。
この円をデイフラクトメータ円と呼んでいる。X線回折
装置のゴニオメータを大きく分類すると、このデイフラ
クトメータ円が水平面内にある横型ゴニオメータと、デ
イフラクトメータ円が鉛直面内にある縦型ゴニオメータ
とに分かれる。
装置のゴニオメータを大きく分類すると、このデイフラ
クトメータ円が水平面内にある横型ゴニオメータと、デ
イフラクトメータ円が鉛直面内にある縦型ゴニオメータ
とに分かれる。
また、X線回折装置では、試料の被測定格子面に対する
X線の入射角(θ)を変化させるために、試料とX線源
の相対位置関係を変化させる必要があり、またそれに応
じて試料と受光スリットの相対位置関係も変化させる必
要がある。そこで、X線回折装置では、X線源と試料と
受光スリットのうち、いずれか二つを試料中心軸の回り
に回転できるようにしである。したがって、X線回折装
置のもう一つの分類方法として、X線源固定(θ−20
走査法)、試料固定(θ−θ走査法)、受光スリット固
定(すなわちX線検出器が固定)の3種類に分類するこ
とができる。そして、上述の横型および縦型ゴニオメー
タのそれぞれについて、この3種類の構造が考えられる
。
X線の入射角(θ)を変化させるために、試料とX線源
の相対位置関係を変化させる必要があり、またそれに応
じて試料と受光スリットの相対位置関係も変化させる必
要がある。そこで、X線回折装置では、X線源と試料と
受光スリットのうち、いずれか二つを試料中心軸の回り
に回転できるようにしである。したがって、X線回折装
置のもう一つの分類方法として、X線源固定(θ−20
走査法)、試料固定(θ−θ走査法)、受光スリット固
定(すなわちX線検出器が固定)の3種類に分類するこ
とができる。そして、上述の横型および縦型ゴニオメー
タのそれぞれについて、この3種類の構造が考えられる
。
その中で一般的なものは、横型でX線源固定のもの、縦
型でX線源固定のもの、縦型で試料固定のもの(特に試
料が水平に固定されるもの。このタイプのものは「水平
ゴニオメータ」と呼ばれることかある)などである。
型でX線源固定のもの、縦型で試料固定のもの(特に試
料が水平に固定されるもの。このタイプのものは「水平
ゴニオメータ」と呼ばれることかある)などである。
[発明が解決しようとする課題]
上述したように、X線回折装置の従来のゴニオメータは
、試料とX線源とX線検出器のうち、いずれか一つが回
転不能に固定されているものであって、そのいずれが固
定されるかによって、それぞれに一長一短がある。各構
造の不利な点だけを挙げると、たとえば、X線源固定の
ものは、試料台とX線検出器が回転するので、これらに
あまり重い構造を採用できない。また、試料固定のもの
は、X線源が回転するので、X線源として大掛かりなも
のは使用できない。
、試料とX線源とX線検出器のうち、いずれか一つが回
転不能に固定されているものであって、そのいずれが固
定されるかによって、それぞれに一長一短がある。各構
造の不利な点だけを挙げると、たとえば、X線源固定の
ものは、試料台とX線検出器が回転するので、これらに
あまり重い構造を採用できない。また、試料固定のもの
は、X線源が回転するので、X線源として大掛かりなも
のは使用できない。
そこで、本発明の目的は、X線源と試料とX線検出器の
すべてを回転可能にしたゴニオメータを提供することに
ある。
すべてを回転可能にしたゴニオメータを提供することに
ある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明に係る
X線回折装置の三軸回転ゴニオメータは、試料中心軸の
回りに回転可能な試料台と、前記試料中心軸の回りに回
転可能なX線源と、前記試料中心軸の回りに回転可能な
X線検出器とを有する。
X線回折装置の三軸回転ゴニオメータは、試料中心軸の
回りに回転可能な試料台と、前記試料中心軸の回りに回
転可能なX線源と、前記試料中心軸の回りに回転可能な
X線検出器とを有する。
このゴニオメータをX線回折測定に使用するときは、通
常は、試料台とX線源とX線検出器のうちのいずれか二
つを連動させ、残りの一つを固定しておくことになる。
常は、試料台とX線源とX線検出器のうちのいずれか二
つを連動させ、残りの一つを固定しておくことになる。
したがって、このゴニオメータは、X線源固定のゴニオ
メータ、試料台固定のゴニオメータ、X線検出器固定の
ゴニオメータとしてそれぞれ機能することができる。
メータ、試料台固定のゴニオメータ、X線検出器固定の
ゴニオメータとしてそれぞれ機能することができる。
この三軸回転ゴニオメータは、横型ゴニオメータにも、
縦型ゴニオメータにも適用できるものである。
縦型ゴニオメータにも適用できるものである。
本発明の別の特徴によれば、ざらに、試料台とX線源と
X線検出器とが、ベース板上に配置され、このベース板
が水平状態と鉛直状態とに切り換え可能である。これに
より、三軸回転ゴニオメータを縦型にも横型にも使用で
きて、1台のゴニオメータで、多くのタイプのゴニオメ
ータとしての機能を果たすことができる。
X線検出器とが、ベース板上に配置され、このベース板
が水平状態と鉛直状態とに切り換え可能である。これに
より、三軸回転ゴニオメータを縦型にも横型にも使用で
きて、1台のゴニオメータで、多くのタイプのゴニオメ
ータとしての機能を果たすことができる。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例の鉛直断面図である。
すなわち、この実施例は、横型の三軸回転ゴニオメータ
である。このゴニオメータは、主要な構成要素として、
ベース板10と、試料台組立2oと、検出器組立30と
、X線管組立4oとを含み、各組立は軸受を介して互い
に組み合わされている。
である。このゴニオメータは、主要な構成要素として、
ベース板10と、試料台組立2oと、検出器組立30と
、X線管組立4oとを含み、各組立は軸受を介して互い
に組み合わされている。
ベース板10には、円形の空所11が形成され、鉛直に
延びる中空円筒部12が固定されている。
延びる中空円筒部12が固定されている。
試料台組立20は、試料台21と、試料台21に固定さ
れて中空円筒部12内を下方に延びるシャフト22と、
シャフト22の下端に固定されたつt−ムホイール23
とを含む。シャフト22と中空円筒部12との間には、
軸受24と25が配置されている。両軸受の間には、ス
ペーサ26が設けられている。試料台21には試料板2
7を取り付けることができる。ウオームホイール23に
はつt−ム28が噛み合っており、ウオーム28は、第
2図に示すように、パルスモータ29に連結されている
。
れて中空円筒部12内を下方に延びるシャフト22と、
シャフト22の下端に固定されたつt−ムホイール23
とを含む。シャフト22と中空円筒部12との間には、
軸受24と25が配置されている。両軸受の間には、ス
ペーサ26が設けられている。試料台21には試料板2
7を取り付けることができる。ウオームホイール23に
はつt−ム28が噛み合っており、ウオーム28は、第
2図に示すように、パルスモータ29に連結されている
。
検出器組立30は、検出器アーム31と、この検出器ア
ーム31に固定されて下方に延びる中空シャフト32と
、中空シャフト32の下端に固定されたウオームホイー
ル33とを含む。中空シャフト32と中空円筒部12と
の間には、軸受34と35が配置されている。両軸受の
間には、スペーサ36が設けられている。検出器アーム
31にはX線検出器37が固定されている。ウオームホ
イール33にはウオーム38が噛み合っており、ウオー
ム38は、第2図に示すのと同様に、パルスモータ(図
示せず)に連結されている。
ーム31に固定されて下方に延びる中空シャフト32と
、中空シャフト32の下端に固定されたウオームホイー
ル33とを含む。中空シャフト32と中空円筒部12と
の間には、軸受34と35が配置されている。両軸受の
間には、スペーサ36が設けられている。検出器アーム
31にはX線検出器37が固定されている。ウオームホ
イール33にはウオーム38が噛み合っており、ウオー
ム38は、第2図に示すのと同様に、パルスモータ(図
示せず)に連結されている。
X線管組立40は、X線管アーム41と、このX線管ア
ーム41に固定されて下方に延びる中空シャフト42と
、中空シャフト42の下端に固定されたウオームホイー
ル43とを含む。中空シャフト42と、検出器組立30
の中空シャフト32との間には、軸受44と45が配置
されている。
ーム41に固定されて下方に延びる中空シャフト42と
、中空シャフト42の下端に固定されたウオームホイー
ル43とを含む。中空シャフト42と、検出器組立30
の中空シャフト32との間には、軸受44と45が配置
されている。
両軸受の間には、スペーサ46が設けられている。
X線管アーム41にはスライド機構47を介してX線管
48が取り付けられている。つt−ムホイール43には
ウオーム49が噛み合っており、ウオーム49は、第2
図に示すのと同様に、パルスモータ(図示せず)に連結
されている。
48が取り付けられている。つt−ムホイール43には
ウオーム49が噛み合っており、ウオーム49は、第2
図に示すのと同様に、パルスモータ(図示せず)に連結
されている。
結局、試料台21とX線検出器37とX線管48は、試
料中心軸15の回りに回転可能となっている。
料中心軸15の回りに回転可能となっている。
検出器アーム31には散乱防止スリット51と受光スリ
ット52が配置され、X線管アーム41には発散スリッ
ト53が取り付けられている。X線管4Bは、スライド
機構47によって紙面に垂直な方向に移動できるように
なっている。スライド機構47は、パルスモータ(図示
せず〉で駆動される。
ット52が配置され、X線管アーム41には発散スリッ
ト53が取り付けられている。X線管4Bは、スライド
機構47によって紙面に垂直な方向に移動できるように
なっている。スライド機構47は、パルスモータ(図示
せず〉で駆動される。
次に、このゴニオメータの使用方法を説明する。
第3図から第9図までは、この使用方法を説明する平面
図であり、X線管48の回転角をθs1試料台21の回
転角をθ。、X線検出器37の回転角をθ、で表してい
る。これらの図では、X線焦点54と試料55とX線検
出器37の相対位置関係だけを示している。なお、これ
らの図は第1図の横型ゴニオメータに対する動作図であ
るから、平面図となっているが、本発明を縦型ゴニオメ
ータに適用した場合には、第3図から第9図までを正面
図として見ることができる。
図であり、X線管48の回転角をθs1試料台21の回
転角をθ。、X線検出器37の回転角をθ、で表してい
る。これらの図では、X線焦点54と試料55とX線検
出器37の相対位置関係だけを示している。なお、これ
らの図は第1図の横型ゴニオメータに対する動作図であ
るから、平面図となっているが、本発明を縦型ゴニオメ
ータに適用した場合には、第3図から第9図までを正面
図として見ることができる。
A、X線管固定
θ、=固定にしたときは、第3図に示すように、θCと
θDを1対2の速度比で連動させる。この例は、横型ゴ
ニオメータの最も一般的な配置関係と同じである。
θDを1対2の速度比で連動させる。この例は、横型ゴ
ニオメータの最も一般的な配置関係と同じである。
B、試料台固定
θ。=固定にしたときは、第4図に示すように、θ8と
θ、を1対1の速度比で連動させる。試料台が固定され
るので、試料台に高圧容器等の重いアタッチメントを取
り付けることかできる。また、もし縦型ゴニオメータで
このような配置を取れば、試料を水平に固定することが
できる。
θ、を1対1の速度比で連動させる。試料台が固定され
るので、試料台に高圧容器等の重いアタッチメントを取
り付けることかできる。また、もし縦型ゴニオメータで
このような配置を取れば、試料を水平に固定することが
できる。
第5図は試料台固定の別の使用例を示す。この例では、
試料55は傾斜して固定される。すなわち、被測定格子
面は試料55の表面に対して傾斜している。なお、被・
測定格子面の法線は符号56で示されている。試料55
の傾斜を変化させて回折測定を行えば、試料の歪みを測
定することが可能になる。すなわち、試料55に応力が
作用すると、格子面間隔が方向によって伸び縮みするが
、第5図の方法によって、任意の方向の試料の歪みを測
定することが可能になる。
試料55は傾斜して固定される。すなわち、被測定格子
面は試料55の表面に対して傾斜している。なお、被・
測定格子面の法線は符号56で示されている。試料55
の傾斜を変化させて回折測定を行えば、試料の歪みを測
定することが可能になる。すなわち、試料55に応力が
作用すると、格子面間隔が方向によって伸び縮みするが
、第5図の方法によって、任意の方向の試料の歪みを測
定することが可能になる。
第6図は試料台固定のさらに別の使用例を示す。
この例でも、被測定格子面は試料55の表面に対して傾
斜している。ただし、試料55は傾斜することなく固定
され、X線焦点54とX線検出器37の方が第6図に示
すように回転移動する。
斜している。ただし、試料55は傾斜することなく固定
され、X線焦点54とX線検出器37の方が第6図に示
すように回転移動する。
旦−入隻剪■塁恩亙
θ、=固定にしたときは、第7図に示すように、θ。と
θ、を1対2の速度比で連動させる。X線検出器37が
固定されるので、X線検出器として、半導体検出器(S
SD)等の重い検出器を利用できる。
θ、を1対2の速度比で連動させる。X線検出器37が
固定されるので、X線検出器として、半導体検出器(S
SD)等の重い検出器を利用できる。
第8図は、X線検出器固定の別の使用例を示す。
この例では、θ。とθ、は1対2の速度比で連動するの
ではなくて、θ。−θ、−αの関係で試料台が回転する
。すなわち、試料55にはX線が常に角度αで入射する
ようになっている。この例は、薄膜試料を回折測定する
ためのもので、入射角を小さく固定することによって、
X線が薄膜内を進む距離をかせいでいる。角度αは、通
常、2°〜5°に設定される。
ではなくて、θ。−θ、−αの関係で試料台が回転する
。すなわち、試料55にはX線が常に角度αで入射する
ようになっている。この例は、薄膜試料を回折測定する
ためのもので、入射角を小さく固定することによって、
X線が薄膜内を進む距離をかせいでいる。角度αは、通
常、2°〜5°に設定される。
D、X線管固定かつ試料台固定
この例は、上述の第8図に示す薄膜測定の別の方法であ
る。すなわち、第9図に示すように、X線焦点54と試
料55との相対位置関係を角度αで固定しておき、X線
検出器37だけを回転させている。
る。すなわち、第9図に示すように、X線焦点54と試
料55との相対位置関係を角度αで固定しておき、X線
検出器37だけを回転させている。
以上説明したように、このゴニオメータによれば各種の
測定方法が可能になり、測定目的および使用する試料ア
タッチメントなどに応じて、測定方法を選択することが
できる。
測定方法が可能になり、測定目的および使用する試料ア
タッチメントなどに応じて、測定方法を選択することが
できる。
上述の実施例は本発明を横型ゴニオメータに適用したも
のであるが、本発明はもちろん縦型ゴニオメータにも適
用できる。
のであるが、本発明はもちろん縦型ゴニオメータにも適
用できる。
次に三軸回転ゴニオメータを縦型と横型とに切り換えて
使用できる例を示す。第10図において、ベース板10
には、これと垂直な補助板13が一体に固定され、ベー
ス板組立14が構成されている。ベース板組立14の直
角部分は枢支部材16で回転可能に支持されている。ベ
ース板10と補助板11には、枢支部材16から離れた
位置に2個の脚17が設けられている。なお、ベース板
10上のゴニオメータ部分18は想像線で簡略化して示
しである。
使用できる例を示す。第10図において、ベース板10
には、これと垂直な補助板13が一体に固定され、ベー
ス板組立14が構成されている。ベース板組立14の直
角部分は枢支部材16で回転可能に支持されている。ベ
ース板10と補助板11には、枢支部材16から離れた
位置に2個の脚17が設けられている。なお、ベース板
10上のゴニオメータ部分18は想像線で簡略化して示
しである。
この実施例では、第10図に示す状態の横型ゴニオメー
タ形式を、第11図に示す縦型ゴニオメータ形式に切り
換えることができる。すなわち、第10図のベース板組
立14を矢印19の方向に90度回転させると第11図
の状態になる。逆の操作をすれば、縦型ゴニオメータを
横型ゴニオメ一部に変更することができる。
タ形式を、第11図に示す縦型ゴニオメータ形式に切り
換えることができる。すなわち、第10図のベース板組
立14を矢印19の方向に90度回転させると第11図
の状態になる。逆の操作をすれば、縦型ゴニオメータを
横型ゴニオメ一部に変更することができる。
[発明の効果]
請求項1の発明は、試料台とX線源とX線検出器のすべ
てを試料中心軸の回りに回転可能に配置したので、試料
台とX線源とX線検出器のうちの任意の二つを連動させ
て回折測定を実施することができ、一つのゴニオメータ
で各種の測定方法を採用できる効果かある。
てを試料中心軸の回りに回転可能に配置したので、試料
台とX線源とX線検出器のうちの任意の二つを連動させ
て回折測定を実施することができ、一つのゴニオメータ
で各種の測定方法を採用できる効果かある。
また、請求項2の発明は、請求項1の特徴に加えて、ベ
ース板の姿勢を水平と鉛直とで切り換え可能にしたので
、1台のゴニオメータで横型の三軸回転ゴニオメータと
縦型の三軸回転ゴニオメータとを兼用させることができ
る。
ース板の姿勢を水平と鉛直とで切り換え可能にしたので
、1台のゴニオメータで横型の三軸回転ゴニオメータと
縦型の三軸回転ゴニオメータとを兼用させることができ
る。
第1図は請求項1の発明の一実施例の鉛直断面図、
第2図はこの実施例で使用する回転駆動機構の平面図、
第3図から第9図までは、この実施例の使用方法を示す
平面図、 第10図は請求項2の発明の一実施例を示す斜視図、 第11図はこの実施例の別の状態を示す斜視図である。 10・・・ベース板 15・・・試料中心軸 21・・・試料台 37・・・X線検出器 48・・・X線管 54・・・X線焦点 55・・・試料
平面図、 第10図は請求項2の発明の一実施例を示す斜視図、 第11図はこの実施例の別の状態を示す斜視図である。 10・・・ベース板 15・・・試料中心軸 21・・・試料台 37・・・X線検出器 48・・・X線管 54・・・X線焦点 55・・・試料
Claims (2)
- (1)試料中心軸の回りに回転可能な試料台と、前記試
料中心軸の回りに回転可能なX線源と、前記試料中心軸
の回りに回転可能なX線検出器とを有する、X線回折装
置の三軸回転ゴニオメータ。 - (2)前記試料台と前記X線源と前記X線検出器とが、
ベース板上に配置され、このベース板が水平状態と鉛直
状態とに切り換え可能である、請求項1記載のX線回折
装置の三軸回転ゴニオメータ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63010763A JPH01187441A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | X線回折装置の三軸回転ゴニオメータ |
DE3901625A DE3901625A1 (de) | 1988-01-22 | 1989-01-20 | Goniometer in einer roentgenstrahlbeugungseinrichtung |
US07/299,584 US4972448A (en) | 1988-01-22 | 1989-01-23 | Goniometer in an x-ray diffraction device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63010763A JPH01187441A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | X線回折装置の三軸回転ゴニオメータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01187441A true JPH01187441A (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=11759372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63010763A Pending JPH01187441A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | X線回折装置の三軸回転ゴニオメータ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4972448A (ja) |
JP (1) | JPH01187441A (ja) |
DE (1) | DE3901625A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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