JPH01186855A - フェノキシ酢酸誘導体 - Google Patents

フェノキシ酢酸誘導体

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JPH01186855A
JPH01186855A JP63009409A JP940988A JPH01186855A JP H01186855 A JPH01186855 A JP H01186855A JP 63009409 A JP63009409 A JP 63009409A JP 940988 A JP940988 A JP 940988A JP H01186855 A JPH01186855 A JP H01186855A
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Takayuki Kawaguchi
隆行 川口
Toyoharu Yamashita
豊春 山下
靖彦 佐々木
島▲崎▼ 保
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C311/00Amides of sulfonic acids, i.e. compounds having singly-bound oxygen atoms of sulfo groups replaced by nitrogen atoms, not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C311/15Sulfonamides having sulfur atoms of sulfonamide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings
    • C07C311/16Sulfonamides having sulfur atoms of sulfonamide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings having the nitrogen atom of at least one of the sulfonamide groups bound to hydrogen atoms or to an acyclic carbon atom
    • C07C311/17Sulfonamides having sulfur atoms of sulfonamide groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings having the nitrogen atom of at least one of the sulfonamide groups bound to hydrogen atoms or to an acyclic carbon atom to an acyclic carbon atom of a hydrocarbon radical substituted by singly-bound oxygen atoms

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れた血小板凝集抑制作用を有する新規フェノ
キシ酢酸誘導体またはその塩に関する。
(従来技術) トロンボキサンAH(Thromboxan A!、以
下TxA=と略称する)は動物の各種臓器(例えば、肝
臓、腎臓、肺臓、脳等)に広く存在しているアラキドン
酸が代謝されて生成し、このTXAzが有する血小板凝
集作用に起因して−1しばしば末梢動脈血栓症、肺塞栓
症、冠動脈閉塞症、心筋梗塞症、−過“ 性脳虚血症等
の各種血栓症が引き起こされることが知られている。こ
のため、TxAgに基づく血小板凝集を抑制する薬荊と
して4−(2−ベンゼンスルホニルアミノエチル)フェ
ノキシ酢酸が報告されている〔トロンボシス・リサーチ
(Thros+bosis Re5earch)、第3
5巻、 379−395頁(1984年)〕。
(発明の構成及び効果) 本発明は一般式 (但し、R1及びR8はいずれか一方が低級アルキル基
、フェニル基置換低級アルキル基またはフェニル基、他
方が水素原子を表し、R3は置換基を有することもある
フェニル基、ナフチル基または含硫5員複素単環式基、
R4は保護されていてもよいカルボキシル基、水酸基ま
たはジ(低級アルキル)アミノ基を表し、mは0または
1を表し、口はO〜5の整数を表す。但し、m及びnが
・0であって1.R4が保護されていてもよいカルボキ
シル基のときは、R′及びR8のいずれか一方はフェニ
ル基置換低級アルキル基もしくはフェニル基であるかま
たはR3がナフチル基もしくは含硫5員複素単環式基で
あることを表す。) で示されるフェノキシ酢酸誘導体またはその塩に関する
本発明の化合物(I)及びその塩は、前記公知化合物に
較べて一層優れたTxA、拮抗作用を有し、血小板凝集
抑制剤及び血栓症の予防・治療剤として、また冠・脳血
管などの平滑筋!!縮及び喘息等の予防・治療剤として
有用な医薬化合物である。
本発明の化合物の具体例としては、−数式(■)におい
てR1及゛びHpはいずれか一つが低級アルキル基、フ
ェニル基置換低級アルキル基またはフェニル基であり、
R3はフッ素顔子、塩素原子、臭素原子の如きハロゲン
原子で置換されていてもよいフェニル基、ナフチル基ま
たはチエニル基 R4は遊離のカルボキシル基、水酸基
またはジ(低級アルキル)アミノ基であるか、或いは低
級アルキル基、ベンジル基、p−メトキシベンジル基、
p−二トロベンジル基の如きフェニル基上にニトロ基ま
たは低級アルコキシ基を有することもあるフェニル基置
換低級アルキル基またはベンズヒドリル基などで保護さ
れたカルボキシル基である化合物があげられる。
また、上記具体例において、薬効上好ましい化合物はア
ルキル基がCl−4アルキル基の化合物であり、更に好
ましい化合物は当該アルキル基がメチル基またはエチル
基であってハロゲン原子が塩素原子または臭素原子の化
合物である。
本発明の化合物(1)は1個の不斉炭素原子に基づく2
種の光学異性体が存在しうるが、本発明はこれら異性体
及びその混合物のいずれをも包含するものである。
本発明によれば、目的化合物(1)は、例えば、一般式 (但し、R1、Hz及びR3は前記と同一意味を有する
。)で示されるフェノール化合物またはその塩と一般式 %式%() (但し、XIは反応性残基を表し、R41は保護されて
いてもよいカルボキシル基、水酸基またはジ(低級アル
キル)アミノ基を表し、m及びnは前記と同一意味を有
する。) で示される化合物とを縮合反応させ、R41が保護され
たカルボキシル基である場合は、所望により保護基を除
去して製造することができる。
また目的化合物(I)は−数式 (但し、Yは保護されていてもよいアミノ基または反応
性残基を表し、R’% R”、 R” 、m及びnは前
記と同一意味を存する。) で示される化合物またはその塩と、−数式%式%() (但し、2はYが保護されていてもよいアミノ基である
場合は水酸基または反応性残基、Yが反応性残基である
場合は遊離のアミノ基を表し、R3は前記と同一意味を
有する。) で示されるスルホン酸化合物とを縮合反応させ、R,4
1が保護されたカルボキシル基であるか及び/または基
Yが保護されたアミノ基である場合は、所望により当該
保護基を除去して製することもできる。
また、目的化合物(I)のうち−数式 (但し、R1、R1及びR3は前記と同一意味を有する
、) で示されるアルコール化合物は、−数式(但し、lli
は低級アルキル基または水素原子を表し、R1,Rt及
びR2は前記と同一意味を有する。)で示されるカルボ
ン酸化合物を還元反応に付すことによっても製造するこ
とができる。
さらに、目的化合物(1)のうちm−1の化合物は、カ
ルボン酸化合物(I−a)の内Isが水素原子の化合物
またはそのカルボキシル基における反応性誘導体と一般
式 %式%() (但し、R41及びnは前記と同一意味を有する。)で
示されるアミン化合物またはその塩とを縮合反応させ、
、RJlが保護されたカルボキシル基である場合は、所
望により当該保護基を除去して製することもできる。
原料化合物(III)、(IV)及び(Vl)に於ける
カルボキシル基の保護基としては加水分解、酸処理、還
元の如き通常の処理により容易に除去しうる保護基をい
ずれも用いることができ、このような保護基としては、
例えば低級アルキル基、置換もしくは非置換フェニル基
で置換された低級アルキル基(例えば、ベンジル基、p
−メトキシベンジル基、p−ニトロベンジル基等)、ベ
ンズヒドリル基などが挙げられる。また反応性残基(X
I及びYまたはZ)としては例えばハロゲン原子、低級
アルキルスルホニルオキシ基、置換または非置換フェニ
ルスルホニルオキシ基(例えば、ベンゼンスルホニルオ
キシ基、P−トルエンスルホニルオキシ基等)を好適に
用いることができる。
フェノール化合物(II)またはその塩と化合物(II
I)との縮合反応は常法に従い、例えば溶媒中で好適に
実施することができる。フェノール化合物(II)の塩
としては例えばアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩な
どを用いることができる。本反応は脱酸剤、例えば炭酸
アルカリ金属、水酸化アルカリ金属、重炭酸アルカリ金
属、ピリジン、トリ低級アルキルアミンなどの有機アミ
ンの存在下に実施するのが好ましい、溶媒としては、例
えばアセトン、クロロホルム、アルカノール、塩化メチ
レン、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド、ジ
メチルホルムアミド、またはこれらの混合溶媒などを好
適に使用することができる0本反応は室温〜加熱下で好
適に実施することができる。
化合物(IV)またはその塩とスルホン酸化合物(V)
との縮合反応は、脱酸剤の存在下または非存在下で適宜
実施することができる。脱酸剤としては前記したものを
同様に用いることができる。反応は溶媒中及び無溶媒の
いずれでも実施でき、かがる溶媒としては、エーテル、
ベンゼン、塩化メチレン、ジオキサン、エタノール、メ
タノール、水あるいはこれらの混合溶媒を適宜用いるこ
とができる。また、化合物(IV)は、基Vがアミノ基
である場合は、鉱酸塩、有機酸塩等の塩の形で反応に供
することもでき、基Yが保護されたアミノ基またはR4
1が遊離のカルボキシル基である場合は、例えばアルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩等の塩の形で反応に供す
ることもできる。さらに、基Yが保護されたアミノ基で
ある場合、当該アミノ基の保護基としては低級アルカノ
イル基またはアリールオキシカルボニル基(例えば、ベ
ンジルオキシカルボニル基)などを用いるのが好ましい
本反応は加温〜加熱下で好適に実施することができる。
カルボン酸化合物(1−a)の還元反応は溶媒中還元剤
で処理することにより実施することができる。還元剤と
しては、例えばボラン・1,4−オキサチアンコンプレ
ックスの如き慣用のものをいずれも用いることができ、
また適当な溶媒としてはテトラヒドロフランがあげられ
る。本還元反応は冷却〜加温下で実施するのが好ましい
カルボン酸化合物(1−a)の内H%が水素原子である
化合物またはそのカルボキシル基における反応性誘導体
とアミン化合物(Vl)との縮合反応は常法に従って実
施することができる0例えば、遊離カルボン酸型化合物
(I−a)と化合物(■)との縮合反応は脱水剤の存在
下に実施することができ、脱水剤としては、例えば、カ
ルボニルジイミダゾール、ジシクロへキシルカルボジイ
ミドの如き慣用のものをいずれも用いることができる、
一方、R8が水素原子である化合物(1−a’)のカル
ボキシル基における反応性誘導体と化合物(■)との縮
合反応は脱酸剤の存在または非存在下に実施することが
できる。化合物(1−a)のカルボキシル基における反
応性誘導体としては、例えば対応する酸ハライド、混酸
無水物、活性エステルなどを好適に使用することができ
、脱酸剤としては、前記化合物(n)の縮合反応で例示
したものを用いることができる。これらの縮合反応はい
ずれも適当な溶媒(例えば、テトラヒドロフラン、塩化
メチレン)中冷却〜加熱下で実施するのが好ましい。
かくして得られる生成物においてR41が保護されたカ
ルボキシル基である場合及び/または基Yが保護された
アミノ基である場合は、所望により該保護基を除去して
もよく、該保護基の除去は、例えば加水分解、加溶媒分
解、酸処理、還元の如き常法により実施することができ
る。
尚、上記反応はすべてラセミ化を伴わずに進行するため
、原料化合物(n)または(IV)として光学活性体を
用いれば、目的物(1)も光学活性体として得ることが
できる。
本発明の目的化合物(I)またはその塩は、前述の如(
、優れたTxA、拮抗作用を有するため、血小板凝集抑
制剤として有用であり、例えば脳血栓症、冠状動脈血栓
症、肺血栓症、肺塞栓症、末梢血管塞栓症、血栓脈管炎
などの各種血栓症、塞栓症等の治療、緩和及び予防に用
いることができる。また、目的化合物(1)またはその
塩は心筋虚血、不安定狭心症、冠動脈彎縮、クモ膜下出
血後の脳血管彎縮、脳溢血、喘息等の治療・緩和及び予
防に用いることもできる。さらに、従来公知のTxA、
拮抗剤の中には、優れたTxA、拮抗作用を示す反面、
一過性のTxA、様作用をも示し、血小板凝集誘起作用
、気管支収縮作用、血管収縮作用などの副作用を伴うも
のがあるが、目的化合物(りの内、とくにmが1の化合
物は経口投与及び非経口投与のいずれの場合にもかかる
Tx、Az様作用を示さないという優れた特徴を有する
本発明の目的化合物(1)は遊離の形でもまたその塩の
形のいずれでも医薬用途に用いることができる。医薬用
途に用いる場合、塩は薬理的に許容しうる塩であるのが
好ましく、このような塩としては、無機あるいは有機塩
基との塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩の如きアル
カリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩の如きアル
カリ土類金属塩、亜鉛塩の如き重金属塩、アンモニウム
塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、エタノールアミ
ン塩、塩基性アミノ酸塩の如き有機アミン塩及び有機酸
付加塩、例えばギ酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸
塩、グルグロン酸塩が含まれる、これら塩は、例えば化
合物(1)を適当な溶媒中無機もしくは有機塩基または
有機酸で処理することにより容易に取得することができ
る。
目的化合物(I)またはその塩は経口的にも非経口的に
も投与することができ、経口もしくは非経口投与に適し
た賦形剤と混合し、医薬製剤として用いることができる
。また、医薬製剤は錠剤、カプセル剤、座剤の如き固形
製剤であってもよく、溶液、懸濁液剤、乳液剤の如き液
体製剤であってもよい、更に非経口的に投与する場合に
は、注射剤の形でも用いることができる。
尚、本発明の原料化合物(II)及び(IV)は新規化
合物であり、この内原料化合物(n)は、例えば、 一般式 (但し、R&は保護されていてもよい水酸基、Ylは保
護されていてもよいアミノ基または反応性残基を表し、
R1及びypは前記と同一意味を有する。)で示される
化合物とスルホン酸化合物(V)を原料化合物(IV)
と(V)の縮合反応と同様の条件下に反応させて製造す
ることができる。或いはまた、原料化合物(II)の内
、R2が低級アルキル基またはフェニル基であり、R1
が水素原子である化合物は、−数式 (但し、Hhは前記と同一意味を有する。)で示される
化合物とスルホン酸化合物(V)(但し、2−ハロゲン
原子)とを溶媒中炭酸アルカリ金属の存在下に反応させ
た後、生成物を低級アルキルもしくはフェニル・マグネ
シウム・ハライドと反応させ、ついで該生成物をパラジ
ウム・カーボン触媒の存在下接触還元し、要すれば、水
酸基の保護基を更に除去して製することができる。−方
、原料化合物(IV)は例えば化合物(■)に於いてR
6が水酸基である化合物と化合物(III)とを原料化
合物(II)と(III)の縮合反応と同様の条件下に
反応させて製造することができる。
尚、本明細書中において”低級アルキル”、”低級アル
コキシ”及び”低級アルカノイル”はそれぞれ炭素数1
〜6の直鎖または分岐アルキル、炭素数1〜6のアルコ
キシ及び炭素数1〜4のフルカッイルを表すものである
実験例 アーキドン          in vivo)−夜
絶食させたマウス(ddy系、雄性、5週齢、−群10
匹)に、検体(等モル炭酸水素ナトリウム及び0.25
χカルボキシメチルセルロース溶液に懸濁又は溶解)を
経口投与(20ml/kg) シた。3時間後、アラキ
ドン酸(125s+g/2.5sl 1χNaHCO3
溶液÷7.5■10.9に食塩水/kg)を尾静脈内に
投与して肺塞栓を誘発させた。検体化合物の効力は、ア
ラキドン酸投与から、歩行運動が回復するまでの時間(
回復時間:分)を測定し、検体の代わりに0.25χC
MCを投与した検体非投与群のそれと比較して行った。
検体化合物のアラキドン酸誘発肺塞栓抑制作用は、検体
非投与群に比べ上記回復時間を15%以上短縮させた投
与量で表した。結果は第1表の通りである。
第1表 注)実験に供した各検体の化学名: 検体No、 1: 2− (4−(2−(4−ブロモフ
ェニル)スルホニルアミノ−1−メ チルエチル〕フェノキシ)エ タノール 検体No、 2: 4− (2−(4−クロロフェニル
)スルホニルアミノプロピル〕 フェノキシ酢酸・ (2−カル ボキシエチル)アミド 検体No、 3: 4− (2−(4−クロロフェニル
)スルホニルアミノ−2−フェニ ルエチル〕−フェノキシ酢酸 対照検体:4−(2−ベンゼンスルホニルアミノエチル
)フェノキシ酢酸 (特公昭57−35910実施例1 記載の化合物) 実施例1 (1) マグネシウム5.83gを乾燥テトラヒドロフ
ラン100−に懸濁させ、1.2−ジブロモエタンを5
滴加え、室温で攪拌後、ヨウ化フェニル28.3gのテ
トラヒドロフラン7〇−溶液を滴下する。ついで氷水冷
攪拌下、該混合物に2−ベンゼンスルホニルアミノ−1
−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノン7.65g
のテトラヒドロフラン100 d溶液を滴下し、室温で
攪拌する0反応後着塩化アンモニウム水溶液を加えた後
、酢酸エチルにて抽出する。
該抽出液を洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、残金をシリカ
ゲルフランシェカラムクロマト(溶媒;クロロホルム)
で精製し、酢酸エチル−n−ヘキサン混液より再結晶し
て2−ベンゼンスルホニルアミノ−1−(4−ベンジル
オキシフェニル)−1−フェニルエタノール5.37g
を無色結晶として得る。
M、p、147.5〜149℃ (2) 本島4.91gをテトラヒドロフラン10〇−
及び水20dの混液に溶解し、該溶液にシェラ酸3.8
5gを加え、10χパラジウム炭素3.2gの存在下、
水素ガス加圧(3,5気圧)下50−60℃にて2.5
日間接触還元を行う0反応後触媒をろ去し、ろ液を濃縮
する。残金へ酢酸エチルを加え、洗浄、乾燥後、溶媒を
留去する。残金をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;ク
ロロホルム:メタノール=50=1)にて精製し、酢酸
エチル−トルエン−n−ヘキサン混液より再結晶して4
−(1−フェニル−2−ベンゼンスルホニルアミノエチ
ル)フェノール3.26gを無色針状晶として得る。
M、9.120〜124℃ (3) 本島3.10gをアセトン25−に溶解し、炭
酸カリウム1.33g及びブロモ酢酸エチル1.61g
を加え、室温にて2.5日かくはんする。溶媒を留去し
、水を加え酢酸エチル抽出し、洗浄、乾燥後、溶媒を留
去する。残渣をシリカゲルフラッシェカラムクロマト(
溶媒;トルエン:酢酸エチル−20:1〜10:1)に
て精製Lr4−(1−フェニル−2−ベンゼンスルホニ
ルアミノエチル)フェノキシ酢酸エチル1.85gを無
色油状物として得る。
(4) 本島1.81gをエタノール16−に溶解し、
IN−水酸化ナトリウム水溶液6.2−を加え、室温に
て2時間かくはんする。溶媒を留去し、残渣の水溶液を
非イオン性吸着樹脂(商品名:ダイヤイオンHP−20
:三菱化成社製)充填カラムクロマトにて精製後、改め
てIN−水酸化ナトリウム水溶液4−を加え、ジナトリ
ウム塩としイソプロピルアルコールから再結晶して4−
(1−フェニル−2−ベンゼンスルホニルアミノエチル
)フェノキシ酢酸ジナトリウム塩1.227gを無色針
状晶として得る。
収率 69% M、p、>320℃ 実施例2 (1)  60%水素化ナトリウム6gをn−ヘキサン
にて洗浄後、テトラヒドロフラン20〇−を加え、氷水
冷下、マロン酸ジエチル30.7gのテトラヒドロフラ
ン5〇−溶液を滴下する。ついで室温にて1時間かくは
ん後、4−ベンジルオキシベンジルクロリド23.4g
のテトラヒドロフラン5〇−溶液を滴下し、12時間加
熱還流する。冷却後、エタノール200−を加え、さら
に水酸化カリウム22.4gの100−水溶液を加え、
6時間加熱還流する。反応液を濃縮し、残渣へ水を加え
、酢酸エチル抽出する。水層を濃塩酸にて酸性とし、ク
ロロホルム抽出する。クロロホルム抽出液を乾燥後溶媒
を留去し、残渣を酢酸エチル−ローヘキサン混液から再
結晶してβ−(4−ペンジルオキシフェニル)−α−フ
ェニルプロピオン酸21.7gを無色板状晶として得る
収率66% M、p、133〜137℃ (2)  本島3.32g、ジフェニルホスホリルアジ
ド3.3g及びトリエチルアミン1.21gをトルエン
40−に溶解し、0.5時間加熱還流し、ついで、ベン
ジルアルコール2.16gを加え、さらに、3時間加熱
還流する0反応後、酢酸エチルを加え、洗浄、乾燥後溶
媒を留去する。
残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶してN
−ベンジルオキ、シー2−(4−ベンジルオキシフェニ
ル)−1−フェニルエチルアミン3゜54gを無色針状
晶として得る。
収率81% M、p、111〜112℃ (3) 本島4.37gをテトラヒドロフラン(45m
)−水(5−)混液に溶解し、10%パラジウム・カー
ボン450■の存在下接触還元する。8時間後lO%パ
ラジウム・カーボン250■を追加し、さらに2.5時
間反応し、触媒をろ去する。ろ液へ濃塩酸2−1水51
111及びエタノール50−を加え、溶媒を留去する。
残渣をエタノール−エーテル混液から再結晶して4−(
2−アミノ−2−フェニルエチル)フェノール塩酸塩2
.1gを無色針状晶として得る。
収率84% M、9.255〜256℃ (4) 本島2gを酢酸エチル70d及び飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液50−の混合溶液に加え、ついで4−
クロロフェニルスルホニルクロリド1.69gを加え、
4時間室温にてかくはんする。有機層を分離し、乾燥後
、溶媒を留去する。
残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶して4
− (2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノ−
2−フェニルエチル〕フェノール2゜63gを無色プリ
ズム晶として得る。
収率85% M、p、174〜178℃ (5) 本島2.52gをアセトン45−に溶解し、ブ
ロモ酢酸メチル1.2g、炭酸カリウム1.8gを加え
、室温にて15時間かくはんする、溶媒を留去し、水を
加え、クロロホルム抽出する。溶媒を留去し、残渣をメ
タノール15−に溶解し1.10%水酸化ナトリウム水
溶液5idを加え、室温にて15分間放置する0反応混
合物を濃縮し、残渣を水に溶解し、非イオン性吸着樹脂
(商品名:ダイヤイオン)IP−20;三菱化成社製)
充填カラムクロマトにて精製後、イソプロピルアルコー
ル−水−エーテル混液から再結晶して4−(2−(4−
クロロフェニル)スルホニルアミノ−2−フェニルエチ
ル〕フェノキシ酢酸ナトリウム塩1.42gを無色プリ
ズム晶として得る。
M、p、215−218℃ 遊離カルボン績;無色プリズム晶 M、p、18G−181℃(アセトン−n−へキサンか
ら再結晶) 実施例3〜5 対応原料化合物を実施例2−(4)及び(5)と同様に
処理して下記第2表記載化合物を得る。
実施例6 (1)  ジイソプロピルアミン9.11gを乾燥テト
ラヒドロフラン120mに溶解し、−10〜0℃でn−
ブチルリチウムのヘキサン溶液(lOw / v%)5
4−を15分かけて滴下する。10分間攪拌後、同温に
て3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸エチルエ
ステル12.5gのテトラヒドロフラン6〇−溶液を4
5分かけて滴下する。20分間攪拌後、−60℃にてベ
ンジルプロミド16.4g及びヘキサメチルホスホリッ
クトリアミド9.24gのテトラヒドロフラン5〇−溶
液を10分かけて滴下する。同温にて2時間攪拌後、1
時間かけて室温に戻し、室温にて1時間攪拌する。冷却
下に、水及び10%塩酸を加えて酢酸エチル抽出する。
洗浄、乾燥、濾過後、溶媒を留去する。フラッシュカラ
ムクロマト(溶媒;n−ヘキサン:酢酸エチル−30:
1)にて精製して2−ベンジル−3−(4−メトキシフ
ェニル)プロピオン酸エチルエステル9.5gを無色油
状物として得る。
(2) 本島9.49gをエタノール95H1に溶解し
、15%水酸化ナトリウム水溶液42−を加え、室温で
1時間攪拌し、ついで1時間加熱還流する。溶媒を留去
し、冷却下に濃塩酸2(ldを加えて酢酸エチル抽出す
る。乾燥、濾過後、溶媒を留去し、n−へキサンから再
結晶して2−ベンジに−3−(4−メトキシフェニル)
プロピオン酸6.68gを無色針状晶として得る。
(3) 本島6.61gを乾燥トルエン75−に溶解し
、トリエチルアミン2.97g及びジフェニルホスホリ
ルアジド8.08gを加え、室温で20分間、ついで8
0℃で30分間攪拌する。
溶媒を留去し、tert−ブチルアルコール8〇−を加
えて一晩加熱還流する。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチ
ルに溶解し、洗浄、乾燥、濾過後溶媒を留去する。得ら
れた残渣をフラッシュカラムクロマト(溶媒;n−ヘキ
サン:酢酸エチル−10:1)にて精製し、n−ヘキサ
ンから再結晶してN−(1−ベンジル−4” −メトキ
シフェネチル)カルバミンfitert〜ブチルエステ
ル4゜83gを無色プリズム晶として得る。
(4) 本島4.68gに25%臭化水素酢酸溶液24
−を加え、発泡、溶解後、エーテル480dを徐々に加
える。析出晶をろ取、乾燥して1−ベンジル−4゛−メ
トキシフェネチルアミン臭化水素酸3.75gを無色プ
リズム晶として得る。
(5) 本島4.31gに水50−1炭酸水素ナトリウ
ム2.48g及び酢酸エチル100afを加え、該混合
物に室温で激しく攪拌下しなから4−クロロフェニルス
ルホニルクロリド3.40gの酢酸エチル5〇−溶液を
滴下し、1時間かくはんする。有機層を分離し、洗浄、
乾燥、ろ過後、溶媒を留去して2−ベンジル−2−(4
−クロロフェニル)スルホニルアミノ−1−(4−メト
キシフェニル)エタン6.14gを淡黄色油状物として
得る。これを乾燥塩化メチレン90+dに溶解し、−5
5〜−60℃に冷却する。アルゴン気流中、攪拌下にボ
ロントリプロミド7.72gの塩化メチレン9〇−溶液
を滴下する。該反応液を同温で20分間攪拌後、1時間
かけて室温に戻す。
反応終了後、冷却下水を加え、有機層を分離し、洗浄、
乾燥、濾過後溶媒を留去する。残渣を酢酸エチル−n−
ヘキサン混液から再結晶して4−〔2−ベンジル−2−
(4−クロロフェニル)スルホニルアミノエチル〕フェ
ノール4.65gを無色プリズム晶として得る。
収率86% Masa(m/e):40101  ”  )(6)本
島4.65gを実施例2− (4)及び(5)と同様に
処理して4−〔2−ベンジル−2−(4−クロロフェニ
ル)スルホニルアミノエチル〕フェノキシ酢酸2.87
gを無色プリズム晶として得る。
M、p、149.5〜151℃ 実施例7 4−(2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノプ
ロピル〕フェノキシ酢酸775■をテトラヒドロフラン
IQsifに溶解し、ボラン−1,4−オキサチアンコ
ンプレックス(7,8M)0゜75−を水浴上滴下する
。室温にて1時間かくはん後、メタノールを加え、溶媒
を留去する。残渣を酢酸エチル抽出し、洗浄、乾燥後、
溶媒を留去する。粗結晶をトルエンから再結晶して、2
−(4−(2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミ
ノプロピル〕フェノキシ)エタノール632■を無色結
晶として得る。
収率 85% M、p、108.5〜110.5℃ 実施例B〜9 参考例3〜4の生成物を実施例7と同様に処理して下記
第3表記載化合物を得る。
(R’−11) 実施例10 4− (2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノ
プロピル〕フェノキシ酢酸1.34gを塩化メチレン(
10ad)−テトラヒドロフラン(lOad)混液に溶
解し、チオニルクロリド2adを加え、2時間加熱還流
する。溶媒を留去し、残渣を塩化メチレン10艷に溶解
する。該溶液を、N。
N−ジメチル−1,2−エタンジアミン312■及びト
リエチルアミン354■の塩化メチレン15111溶液
へ滴下し、室温で終夜かくはんさせる。
反応後、溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル抽出する。洗
浄、乾燥後、溶媒を留去し、残渣をシュウ酸塩とする。
メタノール−水−イソプロピルアルコール混液から再結
晶して4− (2−(4−クロロフェニル)スルホニル
アミノプロピル〕フェノキシ酢酸・ (N、N−ジメチ
ル−2−アミノエチル)アミド・シュウ酸塩1.47g
を無色プリズム晶として得る。
収率77% M、9.154〜157℃ 実施例11〜18 実施例3及び参考例1〜4の生成物と対応するアミン化
合物とを実施例10と同様に処理して下記第4表記載化
合物を得る。
(その1)(■露1. R’=C0OCH3,R’=H
実施例11〜12.14〜16においてれ−2゜実施例
13.17においてn!3) 実施例19 4− (2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノ
プロピル〕フェノキシ酢酸1.15gを塩化メチレン(
7−)−テトラヒドロフラン(7d)の乾燥混合溶媒に
溶解し、チオニルクロリド2、:)dを加え、2時間加
熱還流する。溶媒を留去し、4− (2−(4−クロロ
フェニル)スルホニルアミノプロピル)フェノキシアセ
チルクロリドを黄土色油状物として得る。氷晶のテトラ
ヒドロフラン101R1溶液及び0.6N−水酸化ナト
リウム水溶液6−をかくはん下、同時に、6−アミノヘ
キサン酸787■の0.6N−水酸化ナトリウム水溶液
11−、エタノール20d及びエーテル101It1の
均一溶液に滴下し、室温で一晩か(はんする。水50m
及びエーテル501atを加えて分液し、水層を10%
塩酸で酸性とし、酢酸エチル抽出する。洗浄、乾燥後、
ろ過し、溶媒を留去して得られる淡黄色カラメルをシリ
カゲルカラムクロマト(溶媒;クロロホルムついでクロ
ロホルム:メタノール−9:1)にて精製して4− (
2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノプロピル
〕フェノキシ酢酸・ (5−カルボキシペンチル)アミ
ド1.50gを無色油状物として得る。
収率100% 実施例20 4− (2−(4−10ロフエニル)スルホニルアミノ
プロピル〕フェノキシ酢酸・ (3−メトキシカルボニ
ルプロピル)アミド900■をメタノール5艷に溶解し
、IN=水酸化ナトリウム水溶液5dを加え、室温で0
.5時間かくはんする。
溶媒を留去し、10%塩酸にて酸性とし、クロロホルム
抽出する。乾燥後、溶媒を留去して4−〔2−(4−ク
ロロフェニル)スルホニルアミノプロピル〕フェノキシ
酢酸・ (3−カルボキシプロピル)アミド900■を
無色油状物として得る。
収率100% 実施例21〜26 実施例11〜12.14〜17の生成物を実施例20と
同様に処理して下記第5表記載化合物を得る。
(m=i+ R’=COOL 参考例1 (1)  1−(4−ベンジルオキシフェニル、)。−
2−クロロエタノン78g及びヘキサミン63gをクロ
ロホルムに溶解し、室温にて終夜攪拌する。混合物を濃
縮後、攪拌上還流する。冷後析出晶を洗浄、乾燥し、エ
タノールと濃塩酸の混液に加え、還流する。冷却後析出
晶を洗浄、乾燥して2−アミノ−1−(4−ベンジルオ
キシフェニル)エタノン55.6gを無色結晶として得
る。
収率 67χ ■、p、225℃(分解) (2) 本島1.11gをテトラヒドロフラン−水温液
に溶解し、該溶液に40℃にて炭酸カリウム1.11g
の水溶液及びベンゼンスルホニルクロリド1.41gの
テトラ生ドロフラン溶液を同時に滴下する。ついで室温
で攪拌後酢酸エチルで抽出する。
抽出液を洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、残香を酢酸エチ
ルから再結晶して゛2−ベンゼンスルホニルアミノー1
−(4−ベンジルオキシフェニル)エタノン1゜34g
を無色針状晶として得る。
収率 89χ a、p、 14B−149℃ (3) 本島を実施例1−(1)〜(4)と同様に処理
して4−(1−メチル−2−ベンゼンスルホニルアミノ
エチル)フェノキシ酢酸ナトリウム塩を無色粉末として
得る。
■、p、  180℃以上 Mass(s+八): 39401”+Na)、372
(M”+H)遊離カルボン酸:無色カラメル Mass(m/e) =349(?1つ、179参考例
2 (1)   4−(2−アミノプロピル)フェノール臭
化水素酸塩2.32g、炭酸水素ナトリウム4.2g、
水5Qml、酢酸エチル100m1及び4−クロロフェ
ニルスルホニルクロリド2. 11gの混合物を室温で
3時間攪拌する0反応後酢酸エチル層を分離し、乾燥後
溶媒を留去して4−(2−(4−クロロフェニル)スル
ホニルアミノプロピル〕フェノール3.25gを茶褐色
油状物として得る。
収率 100% Mass(m/e):327(M+2)”  、325
(?l”)(2) 本島1.63gを実施例1−(3)
と同様処理して粗製の4− (2−(4−クロロフェニ
ル)スルホニルアミノプロピル)フェノキシ酢酸メチル
エステルを得、これをメタノール15−に溶解し、10
%水酸化ナトリウム水溶液4−を加え、室温で1時間放
置する。10%塩酸で酸性とし、クロロホルム抽出し、
乾燥後溶媒を留去する。残香をシリカゲルカラムクロマ
ト(溶媒:クロロホルムついでクロロホルム:メタノー
ル嵩19:1で展開)にて分離精製することにより、4
− (2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミノプ
ロピル〕フェノキシ酢酸0.96gを得る。
収率 50% ta、p、  132−136℃(クロロホルム−n−
ヘキサンから再結晶) なお、上記参考例の原料化合物として(R)−4−(2
−アミノプロピル)フェノール臭化水素酸塩を用い、同
様の処理をすることにより(R)−4−(2−(4−ク
ロロフェニル)スルホニルアミノプロピル〕フェノキシ
酢酸を得る。
m、9. 132−133℃(酢酸エチル−fi −ヘ
キサンから再結晶) (α) −17,33°(C・1,027.メタノール
)■ 参考例3 (1)  l−アミノ−2−(4−メトキシフェニル)
プロパン19.8gと炭酸水素ナトリウム84gの酢酸
エチル−水溶液を冷却し、アセチルクロリド18.8g
の酢酸エチル溶液を滴下する、反応後、酢酸エチル層を
分離し、洗浄、乾燥後溶媒を留去して1−アセチルアミ
ノ−2−(4−メトキシフェニル)プロパン24.8g
を油状物として得る。
Mass(m/e): 207(M”)(2) 本島の
塩化メチレン溶液に冷却・攪拌下ボロントリブロマイド
69gの塩化メチレン溶液を滴下する。冷却下に反応後
、水で分解し、クロロホルムを加える。ついで有機層を
分離し、洗浄、乾燥後溶媒を留去して4−(2−アセチ
ルアミノ−1−メチルエチル)フェノール23.1gを
油状物として得る。
収率 100% Mass(*/e): 193(M”)(3) 本島を
アセトン400m1に溶解し、ブロモ酢酸メチル19.
9g及び炭酸カリウム18gを加え、終夜攪拌する。さ
らにブロモ酢酸メチル7.96g及び炭酸カリウム7.
2gを追加し、3日間攪拌する0反応後溶媒を留去し、
残香に水を加え酢酸エチル抽出する。洗浄、乾燥後、溶
媒及び過剰のブロモ酢酸メチルを留去して4−(2−ア
セチルアミノ−1−メチルエチル)フェノキシ酢酸メチ
ル31.6gを黄色油状物として得る。
Mass(m/e):  26501つ(4) 本島を
6N−塩酸200m1に加え、7.5時間加熱還流する
。反応後、溶媒を留去し、残香をテトラヒドロフランか
ら結晶化させることにより4−(2−アミノ−1−メチ
ルエチル)フェノキシ酢酸の塩酸塩19gを無色の固体
として得る。
騰、p、  220.5−223℃(分解)Mass(
m/e):  209(M”)、179(5) 本島2
.9−5g、炭酸カリウム3.65g、 水30m1及
び4−クロロフェニルスルホニルクロリド2.71gの
混合物を80℃で2時間攪拌する。冷却後、6N−塩酸
で pH1に調整し、酢酸エチル抽出する。溶媒を留去
して4−(2−(4−クロロツーニル)スルホニルアミ
ノ−1−メチルエチル〕フェノキシ酢酸2.53gを得
る。
一、p、 11B−119,5℃(分解、酢酸エチル−
n−ヘキサンから再結晶) 参考例4 対応原料化合物を参考例3と同様に処理して4− (2
−(4−ブロモフェニル)スルホニルアミノ−1−メチ
ルエチル〕フェノキシ酢酸を得る。
a、p、 131−133℃(酢酸エチル−n−ヘキサ
ンから再結晶)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1及びR^2はいずれか一方が低級アルキ
    ル基、フェニル基置換低級アルキル基またはフェニル基
    、他方が水素原子を表し、R^3は置換基を有すること
    もあるフェニル基、ナフチル基または含硫5員複素単環
    式基、R^4は保護されていてもよいカルボキシル基、
    水酸基またはジ(低級アルキル)アミノ基を表し、mは
    0または1を表し、nは0〜5の整数を表す。但し、m
    及びnが0であって、R^4が保護されていてもよいカ
    ルボキシル基のとき、R^1及びR^2のいずれか一方
    がフェニル基置換低級アルキル基もしくはフェニル基で
    あるかまたはR^3がナフチル基もしくは含硫5員複素
    単環式基であることを表す。) で示されるフェノキシ酢酸誘導体またはその塩。 2、R^1及びR^2のいずれか一つがC_1_−_4
    アルキル基、フェニル基置換C_1_−_4アルキル基
    またはフェニル基、他方が水素原子を表し、R^3がハ
    ロゲノフェニル基、フェニル基、ナフチル基またはチエ
    ニル基、R^4が遊離のカルボキシル基、水酸基または
    ジ(C_1_−_4アルキル)アミノ基であるか、或い
    はC_1_−_4アルキル基、フェニル基上にニトロ基
    もしくはC_1_−_4アルコキシ基を有することもあ
    るフェニル基置換C_1_−_4アルキル基またはベン
    ズヒドリル基で保護されたカルボキシル基である特許請
    求の範囲第1項記載のフェノキシ酢酸誘導体またはその
    塩。 3、R^1及びR^2のいずれか一つがメチル基、ベン
    ジル基またはフェニル基、他方が水素原子を表し、R^
    3はフェニル基、クロロフェニル基、ブロモフェニル基
    、ナフチル基またはチエニル基であり、R^4は遊離の
    カルボキシル基、水酸基またはジメチルアミノ基である
    か、メチル基もしくはエチル基で保護されたカルボキシ
    ル基である特許請求の範囲第2項記載のフェノキシ酢酸
    誘導体またはその塩。 4、2−{4−〔2−(4−ブロモフェニル)スルホニ
    ルアミノ−1−メチルエチル〕フェノキシ}エタノール
    である特許請求の範囲第3項記載のフェノキシ酢酸誘導
    体またはその塩。 5、4−〔2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミ
    ノプロピル〕フェノキシ酢酸・(2−カルボキシエチル
    )アミドである特許請求の範囲第3項記載のフェノキシ
    酢酸誘導体またはその塩。 6、4−〔2−(4−クロロフェニル)スルホニルアミ
    ノ−2−フェニルエチル〕フェノキシ酢酸である特許請
    求の範囲第3項記載のフェノキシ酢酸誘導体またはその
    塩。
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