JPH02138248A - インダン誘導体、その製法並びにその合成中間体 - Google Patents

インダン誘導体、その製法並びにその合成中間体

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JPH02138248A
JPH02138248A JP63289801A JP28980188A JPH02138248A JP H02138248 A JPH02138248 A JP H02138248A JP 63289801 A JP63289801 A JP 63289801A JP 28980188 A JP28980188 A JP 28980188A JP H02138248 A JPH02138248 A JP H02138248A
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岩隈 建男
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河野 東行
Yasuhiko Sasaki
靖彦 佐々木
Ichiro Ikezawa
池沢 一郎
Akio Odawara
小田原 昭男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトロンボキサンへ、拮抗作用を有する新規イン
ダン誘導体、その製法並びにその合成中間体に関する。
(従来の技術) トロンボキサンAz(Thromboxan Az、以
下TxA。
と称する)は動物の各種臓器(例えば、肝臓、腎臓、肺
臓、脳等)に広く存在しているアラキドン酸が代謝され
て生成し、このTxA、が有する血小板凝集作用に起因
して、しばしば末梢動脈血栓症、肺塞栓症、冠動脈閉塞
症、心筋梗塞症、−過性脳虚血症等の各種血栓症が引き
起こされることが知られている。このため、TxA、に
基づく血小板凝集を抑制する薬剤として4−(2−ベン
ゼンスルホニルアミノエチル)フェノキシ酢酸が報告さ
れている〔トロンボシス・リザーチ(Thrombos
 1sResearch) 、第35巻、 379−3
95頁(1984年)〕。
(発明の構成及び効果) 本発明は一般式 (但し、R1は置換もしくは非置換フェニル基、ナフチ
ル基又は含硫複素環式基、R2はヒドロキシメチル基又
は式−CON−R’で示される基、R3は水素源子又は
低級アルキル基であり、R4は(1)シクロアルキル!
、(2)低級アルコキシカルボニルフェニル基、(3)
カルボキシフェニル基、もしくは(4)含窒素複素環式
基であるか又は(5)低級アルコキシカルボニル基、カ
ルボキシル基、低級アルコキシカルボニルフェニル基、
カルボキシフェニル基、(lアルコキシカルボニルシク
ロアルキル基及びカルボキシシクロアルキル基から選ば
れる基で置換されていてもよい低級アルキル基を表す。
) で示されるインダン誘導体又はその薬理的に許容しうる
塩に関する。
本発明の目的化合物(1)及びその塩は上記公知化合物
に較べて一層優れたTxA、拮抗作用を有し、血小板凝
集抑制剤及び血栓症の予防・治療剤として、また冠・脳
血管などの平滑#J彎縮及び喘息等の予防・治療剤とし
て有用な医薬化合物である。
本発明の目的化合物の具体例としては、−投銭(1)に
おいて、R1が低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハ
ロゲン原子、トリフルオロメチル基もしくはニトロ基で
置換されていてもよいフェニル基、ナフチル基、又はチ
エニル基の如き含硫複素環式基である化合物があげられ
る。
このうち好ましい化合物は、−投銭(1)において、R
4がカルボキシフェニル基、テトラゾリル基、低級アル
キル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキル基又は
カルボキシ低級アルキル基である化合物である。
より好ましい化合物は、−投銭(1)において、低級ア
ルキル基及び低級アルコキシ基が炭素数1〜5のアルキ
ル基及びアルコキシ基であり、シクロアルキル基が炭素
数3〜6のシクロアルキル基である化合物である。
さらに好ましい化合物は、−投銭(1)において、R1
がメチルフェニル基、メトキシフェニル基、ハロゲノフ
ェニル基、トリフルオロメチルフェニル基、ニトロフェ
ニル基又はナフチルM、R”が式−Co−N−R’で示
される基、R3が水素原子、R4が力ルポキシフェニル
基、カルボキシメチル基、カルボキシプロピル基又はカ
ルボキシブチル基である化合物である。
本発明の目的化合物(I)は1ないし2個の不斉炭素原
子に基づく2ないし4種の光学異性体及びその混合物を
いずれも包含するものである。
本発明によれば、目的化合物(1)は、例えば、−投銭 (但し、R2は前記と同一意味を有する。)で示される
アミノインダン化合物又はその塩と一般式 %式%) (但し、R1は前記と同一意味を有する。)で示される
スルホン酸化合物又はその反応性誘導体とを縮合反応さ
せることにより製造することができる。
目的化合物(I)のうち、R2がヒドロキシメチル基の
化合物は、 一般式 (但し、R1は前記と同一意味を有する。)で示される
化合物を還元して製造することもできる。
また目的化合物(r) (7)うち、R2が式−CO−
N−R’で示される化合物は、化合物(rV)又はその
カルボキシル基における反応性誘導体と一般式%式%(
) (但し、R3及びR4は前記と同一意味を有する。)で
示されるアミン化合物又はその塩とを縮合反応させて製
造することもできる。
さらに目的化合物(1)のうち、R2が弐−Co−N−
R’で示される基であり、R4がカルボキシフェニル基
、カルボキシ低級アルキル基、カルボキシフェニル低級
アルキル基又はカルボキシシクロアルキル低級アルキル
基である化合物は、当該カルボキシル基が低級アルキル
基で保護された対応目的化合物(I)(以下、目的化合
物(1−a)と称する)を加水分解して製造することも
できる。
アミノインダン化合物(H)又はその塩とスルホン酸化
合物(II[)又はその反応性誘導体との縮合反応は脱
酸剤の存在又は非存在下に実施することができる。化合
物(1)の反応性誘導体としては、慣用の反応性誘導体
、例えば対応するスルホニルハライド化合物が好適にあ
げられる。脱酸剤としては、例えば炭酸アルカリ金属、
炭酸水素アルカリ金属、トリアルキルアミン、ピリジン
など慣用のものをいずれも用いることができる。またア
ミノインダン化合物(n)の塩としては、鉱酸塩及び有
機酸塩を適宜用いることができる。本反応は適当な溶媒
(例えば、水、酢酸エチル)中冷却〜加温下で実施する
のが好ましい。
化合物(IV)の還元反応は還元剤で処理して実施する
ことができる。還元剤としては例えば、ボラン・1,4
−オキサチアンコンプレックスを用いることができる。
本還元反応は適当な溶媒(例えば、テトラヒドロフラン
)中冷却〜加温下で実施するのが好ましい。
化合物(IV)の遊離カルボン酸とアミン化合物(V)
との縮合反応は脱水剤の存在下に実施することができる
。脱水剤としては例えば、カルボニルジイミダゾール、
ジシクロへキシルカルボジイミドを適宜用いることがで
きる。一方、化合物(■)のカルボキシル基における反
応性誘導体とアミン化合物(V)との縮合反応は脱酸剤
の存在又は非存在下に実施することができる。化合物(
■)のカルボキシル基における反応性誘導体としては、
例えば対応する酸ハライド、活性エステルなどを好適に
使用することができる。脱酸剤としては、例えば炭酸ア
ルカリ金属、炭酸水素アルカリ金属、トリアルキルアミ
ン、ピリジンなどが好適にあげられる。これらの縮合反
応は、いずれも、適当な溶媒(例えば、テトラヒドロフ
ラン、塩化メチレン)中冷却〜加熱下で実施するのが好
ましい。
目的化合物(1−a)の加水分解は例えばアルカリ試薬
又は酸で処理することにより実施することができる。ア
ルカリ試薬としては例えば水酸化アルカリ金属を、酸と
しては例えば鉱酸を適宜用いることができる。本加水分
解は適当な溶媒(例えば、水、低級アルカノール)中冷
却〜加温下で実施するのが好ましい。
上記反応はすべてラセミ化を伴わずに進行するため、光
学活性な原料化合物からは光学活性な目的化合物(1)
を得ることができる。
かくして得られる本発明の目的化合物(1)は遊離の形
でも又その塩の形のいずれでも医薬用途に用いることが
できる。医薬用途に用いる場合、塩は薬理的に許容しう
る塩であるのが好ましく、このような塩としては、無機
又は有機塩基との塩、例えばナトリウム塩、カリウム塩
の如きアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩
の如きアルカリ土類金属塩、亜鉛塩の如き重金属塩、ア
ンモニウム塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、エタ
ノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩の如き有機アミン塩
があげられる。
目的化合物(1)又はその塩は経口的にも非経口的にも
投与することができ、常法により例えば錠剤、顆粒剤、
カプセル剤、散剤、注射剤のような適宜の医薬製剤とし
て用いる。
本発明の目的化合物(1)又はその塩は、前述の如く、
優れたTxA、拮抗作用を有するため、血小板凝集抑制
剤として有用であり、例えば脳血栓症、冠状動脈血栓症
、肺血栓症、肺塞栓症、末梢血管塞栓症、血栓脈管炎な
どの各種血栓症、塞栓症等の治療、緩和及び予防に用い
ることができる。また、目的化合物(1)又はその塩は
心筋虚血、不安定狭心症、冠動脈子線、クモ膜下出血後
の脳血管子線、脳溢血、喘息等の治療・緩和及び予防に
用いることもできる。さらに、従来公知のTxAz拮抗
剤の中には、優れたTxA、拮抗作用を示す反面、一過
性のTxlh様作用をも示し、血小板凝集誘起作用、気
管支収縮作用、血管収縮作用などの副作用を伴うものが
あるが、本発明の目的化合物(1)は経口投与及び非経
口投与のいずれの場合にもかかるTxA、様作用を全く
示さないという優れた特徴を有する。
なお、本発明の原料化合物(II)の内、R2がヒドロ
キシメチル基の化合物は、例えば、アミノ基が保護され
た2−アミノインゲンと一般式%式%() (但し、R5は低級アルキル基、Xはハロゲン原子であ
り、Zは低級アルキルメルカプト基又は置換もしくは非
置換フェニルメルカプト基を表す。)で示される化合物
とを縮合反応させ、生成物から置換メルカプト基を除去
して(2−アミノインダン−5−イル)酢酸・低級アル
キルを得た後、加水分解し、かくして得たアミノ基の保
護された(2−アミノインダン−5−イル)酢酸を還元
し、アミノ基の保護基を除去して得ることができる。
一方、原料化合物(II)の内、R2が弐−Go−N−
R“で示される基である化合物は、例えば、(a)アミ
ノ基が保護された2−アミノインダンと一般式 (但し、R3、R4、X及びZは前記と同一意味を有す
る。) で示される化合物とを縮合反応させ、生成物から置換メ
ルカプト基及びアミノ基の保ii!基を除去するか、又
は (b)アミノ基が保護された(2−アミノインダン−5
−イル)酢酸又はその反応性誘導体とアミン化合物(V
)とを縮合反応させた後、アミノ基の保護基を除去して
製造することができる。
さらに、原料化合物(IV)は、例えば、アミノ基の保
護された(2−アミノインダン−5−イル)酢酸・低級
アルキルエステルから保護基を除去後、スルホン酸化合
物(III)又はその反応性誘導体と縮合反応させ、つ
いで加水分解して製造することができる。
実験例 アラキドン 沃        (in vivo)−
夜絶食させたddy系、雄性マウスに、検体のカルボキ
シメチルセルロース溶液を経口投与(20ml/kg)
 シた。3時間後、アラキドン酸(125mg/2.5
m1)溶液を尾静脈内に投与して肺塞栓を誘発させた。
アラキドン酸投与から、歩行運動が回復するまでの時間
(回復時間:分)を測定し、検体の代わりに0.25χ
CMCを投与した検体非投与群のそれと比較して行った
。検体のアラキドン酸誘発肺塞栓抑制作用は、検体非投
与群に比べ上記回復時間を15%以上短縮させた投与量
で表した。結果は下記第1表の通りである。
第  1  表 *):実験に供した各検体の化学名は次の通り。
検体血 1  3−((2−((4−クロロフェニル)スルホニ
ルアミノコインダン−5−イル〕アセチルアミノ) −
n−プロピオン酸ナトリウム 2 4−([2−((4−クロロフェニル)スルホニル
アミノコインダン−5−イル〕アセチルアミノ)−n−
酪酸ナトリウム 対[4−(2−ベンゼンスルホニルアミノエチル)フェ
ノキシ酢酸〔トロンボシス・リサーチ、第35巻、 3
79−395頁、 (1984年)記載化合物〕 実施例1 (1)(2−ホルミルアミノインダン−5−イル)酢酸
219mgとカルボニルジイミダゾール162■とをテ
トラヒドロフラン−塩化メチレンの混合溶媒中、氷水冷
下、混合し、室温にて1時間撹拌する。反応液に3−ア
ミノプロピオン酸メチルエステル・塩酸塩140■及び
トリエチルアミン100■を加え、室温にて2時間撹拌
する。反応後、メタノールを加え、溶媒を減圧留去する
。残渣をシリカゲルカラムクロマト(溶媒:クロロホル
ム−メタノール=19 : 1)にて分離精製後、酢酸
エチル−n−ヘキサン混液から再結晶して3−[(2−
ホルミルアミノインダン−5−イル)アセチルアミノ]
−n−プロピオン酸メチルエステル238 mgを得る
m、  p、  108〜11 o’c(2)本島20
0■を5%塩化水素−メタノール溶液に溶かし、室温に
て24時間反応後、溶媒を留去し、残渣をメタノール−
ジエチルエーテル混液から再結晶して3−[(2−アミ
ノインダン−5イル)アセチルアミノ)−n−プロピオ
ン酸メチルエステル・塩酸塩152■を無色針状晶とし
て得る。
m、P、195〜197℃ (3)本島の遊離塩基138■、4−クロロフェニルス
ルホニルクロリド106■、炭酸カリウム138■、酢
酸エチル10In1及び水5 mlの混合物を、室温に
て1時間撹拌する。反応後、有機層を分取し、洗浄、乾
燥後、溶媒を留去し、酢酸エチル−n−ヘキサン混液か
ら再結晶して3−((2−[(4−クロロフェニル)ス
ルホニルアミノコインダン−5−イル〕アセチルアミノ
)−n−プロピオン酸メチルエステル200■を得る。
m、p、  147〜150℃ MS (m/e)  : 450 (M” )実施例2 (1)(2−ホルミルアミノインダン−5−イル)酢酸
2.20gの塩化メチレン20d溶液にカルボニルジイ
ミダゾール1.63gを加え、室温にて30分間撹拌す
る。反応液に4−アミノ醋酸メチルエステル・塩酸塩1
.54g及びトリエチルアミン1.05gを加え、室温
にて2時間撹拌する。反応後、溶媒を減圧留去する。飽
和食塩水15d及びクロロホルム60dを加え、有機層
を分取し、洗浄、乾燥後、溶媒を留去する。残渣を酢酸
エチルに溶解し、炭未濾過後、溶媒を留去し、さらに酢
酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶して4−((2
−ホルミルアミノインダン−5イル)アセチルアミノ)
−n−酪酸メチルエステル2.57gを無色針状晶とし
て得る。
m、p、89〜93°C (2)本島187■をメタノール2.70gに溶解し、
5%塩化水素−メタノール溶液を加え、室温にて3日間
攪拌する。反応後溶媒を留去し、残渣をエーテル−イソ
プロピルアルコール混液で結晶化し、さらにメタノール
−エーテル混液から再結晶して4−((2−アミノイン
ダン−5−イル)アセチルアミノ)−n−酪酸メチルエ
ステル・塩酸塩165■を無色針状晶として得る。
m、p、198〜200°C (3)本島425■、4−クロロフェニルスルホニルク
ロリド276■、炭酸カリウム544■、酢酸エチル1
0m!及び水10m1の混合物を、室温にて15分間撹
拌する。反応後、有機層を分取し、洗浄、乾燥後、溶媒
を留去し、酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶し
て4− ((2−((4クロロフエニル)スルホニルア
ミンコインダン5−イル〕アセチルアミノ)−n−FJ
F酸メチルエステル571■を得る。
m、2.128〜129°C MS (m/e)  : 464 (M・)l 720
、1650 実施例3 (1)(2−ベンジルオキシカルボニルアミノインダン
−5−イル)酢酸と4−アミノ酪酸メチルエステル・塩
酸塩とを実施例1−(1)と同様に処理して4−((2
−ベンジルオキシカルボニルアミノインダン−5−イル
)アセチルアミノ)−n−1%i酸メチルエステルを得
る。
m、P、128〜130°C (2)本島917■をテトラヒドロフラン−水混液に溶
かし、10%パラジウム−炭素の存在下に、常温常圧下
、接触還元に付す。2時間後、更に触媒200■を追加
して1時間反応させ、触媒を濾去したのち、濾液を留去
する。残渣を塩化水素メタノール溶液にて塩酸塩とし、
メタノール−イソプロピルアルコール−イソプロビルエ
ーテル液から再結晶して、4−((2−アミノインダン
−5−イル)アセチルアミノ)−n−醋酸メチルエステ
ル・塩酸塩518mgを無色針状晶として得る。
m.  p.  2 0 0〜2 0 1’c(3)本
島を実施例1−(3)と同様に処理して4−((2− 
( (4−10ロフエニル)スルホニルアミノコインダ
ン−5−イル〕アセチルアミノ) −n−醋酸メチルエ
ステルを得る。
m.p.128 〜129°C(酢酸エチル−nヘキサ
ン混液から再結晶) 実施例4 (1)2−ホルミルアミノインダン3.22g及び3−
〔クロロ(フェニルチオ)アセチルアミノ〕n−プロピ
オン酸メチルエステル6.04gの塩化メチレン溶液に
−3〜−1“Cにて塩化第二スズ15.6gの塩化メチ
レン溶液を滴下し、ついで、室温にて5時間撹拌する。
反応液を水に注ぎ、クロロホルムを加え、有機層を分取
し、洗浄、乾燥する。該有機層を減圧濃縮し、残渣をシ
リカゲルカラム(溶媒;酢酸エチル)にて分離精製して
、3−((2−ホルミルアミノインダン−5−イル)・
 (フェニルチオ)・アセチルアミノコ−n−プロピオ
ン酸メチルエステル5.21gを無色油状物として得る
(2)本島3.1gの酢酸溶液に亜鉛末9.8gを加え
、撹拌下、2時間還流する。冷後、亜鉛末を濾去し、溶
媒を留去した後、残渣をクロロホルムに溶解する。該溶
液を飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残
渣をシリカゲルカラム(溶媒:クロロホルム:メタノー
ル=191)にて分離精製し、酢酸エチル−n−ヘキサ
ン混液から再結晶して3−((2−ホルミルアミノイン
ダン5−イル)アセチルアミノ)−n−プロピオン酸メ
チルエステル1.54gを無色結晶として得る。
m、p、108〜110°C (3)本島2gのメタノール溶液に5%塩化水素メタノ
ール溶液を加え、室温にて24時間反応させる。反応液
より溶媒を減圧留去し、残渣をイソプロピルエーテル−
ジエチルエーテル混液で結晶化後、メタノール−ジエチ
ルエーテル混液から再結晶して1−((2−アミノイン
ダン−5−イル)アセチルアミノ)−n−プロピオン酸
メチルエステル・塩酸塩1.52gを無色針状晶として
得る。
m、  p、195〜197°C (4)本島の遊離塩基2.76gを酢酸エチル20Om
l及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100mfの撹拌
混合物へ加え、さらに、4−クロロフェニルスルホニル
クロリド2.11gを加えて、室温にて1.5時間反応
させる。酢酸エチル層を分取し、乾燥後、溶媒を減圧留
去し、残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン混液で結晶化し
て、3−([2((4−クロロフェニル)スルホニルア
ミノ]インダンー5−イル]アセチルアミノ) −n−
プロピオン酸メチルエステル4.06gを無色針状晶と
して得る。
m、p、147〜150°C 実施例5 アルゴン気流下の4−〔(フェニルチオ)アセチルアミ
ノ) −n−酪酸メチルエステル6.42gの塩化メチ
レン20d溶液を氷冷し、スルフリルクロリド3.42
gの塩化メチレン10mft溶液を10分間で滴下し、
同温度で1時間攪拌する。
溶媒を留去し、残渣を塩化メチレン40m1に溶解し、
2−ホルミルアミノインダン3.22gを加え、さらに
10°C以下で塩化第二スズ11.5g及びニトロメタ
ン2.75gの塩化メチレン2〇−溶液を15分間で滴
下し、ついで、室温にて8時間撹拌する。反応後、水3
0戚を注ぎ20分間攪拌後、クロロホルム30dを加え
、10%塩酸で洗浄後、乾燥する。溶媒を減圧濃縮し、
残渣を酢酸50dに溶解し、還流下に亜鉛末1.3gを
15分間隔で4回加え、さらに15分間還流する。冷後
、亜鉛末を濾去し、溶媒を留去した後、残渣をクロロホ
ルム100dに溶解する。該溶液を炭酸カリウム1gを
含む飽和食塩水で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残
渣に酢酸エチル30m1を加え、水で抽出する。水を留
去し、残渣に125%塩化水素−メタノール溶液80m
2を加え、17.5時間室温にて攪拌する。溶媒を留去
し、水(30d)−トルエン(25d)に溶解し、炭酸
カリウム5.03gを加え、さらに、4−クロロフェニ
ルスルホニルクロリド3 、 39 g ヲ加工、3.
5時間攪拌する。反応後、酢酸エチル−テトラヒドロフ
ラン混液にて抽出し、洗浄、乾燥後溶媒を留去する。メ
タノール−エーテル混液から再結晶して、4−((2−
((4−クロロフェニル)スルホニルアミノ]インダン
ー5−イル〕アセチルアミノ)−n−酪酸メチルエステ
ル4.53gを無色粉末として得る。
m、p、126.5〜127.5°C 実施例6〜23 対応原料化合物を実施例1〜5と同様に処理することに
より、下記第2〜4表記載の化合物を得る。
第2表 第 表 実施例24 (1)(2−アミノインダン−5−イル)酢酸メチルエ
ステル・塩酸塩2.43g、炭酸カリウム5.52g、
水60m1、酢酸エチル60m1及び4−クロロフェニ
ルスルホニルクロリド2.11gの混合物を室温で1時
間撹拌する。反応混合物から酢酸エチル層を分取し、食
塩水で洗浄、乾燥後減圧下に溶媒を留去する。得られる
粗製物を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶して
(2−((4−クロロフェニル)スルホニルアミノコ−
インダン−5−イル)酢酸メチルエステル3゜02gを
得る。
m、p、  91〜92°C MS (n+/e): 381 (M” +2) 、 
 379 (M ” )(2)本島3.0gのメタノー
ル40m1溶液にIN水酸化ナトリウム水溶液20m1
を加え室温で1時間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。
残香を水に溶解し、10%塩酸で約p111とした後酢
酸エチルで抽出する。抽出液を乾燥後減圧下に溶媒を留
去する。得られる粗製物を酢酸エチル−n−ヘキサン混
液から再結晶して(2−((4−クロロフェニル)スル
ホニルアミノコ−インダン−5−イル)酢酸2.82g
を得る。
m、p、159−161°C MS (m/e): 174 (M” −191)(3
)本島9151g、塩化チオニル2ml、テトラヒドロ
フラン20m1、塩化メチレン20dの混合物を2時間
加熱還流する。反応後減圧下に溶媒を留去し、残香を塩
化メチレン10n+1に熔解する。この溶液を3−アミ
ノプロピオン酸メチルエステル塩酸塩523 mg、ト
リエチルアミン760mg及び塩化メチレン10m1の
混合物に水浴上滴下する。混合物を室温で3時間撹拌後
、減圧下に溶媒を留去する。残香を酢酸エチルで抽出し
、抽出液を10%塩酸、炭酸水素ナトリウム水溶液及び
食塩水で順次洗浄し、乾燥後減圧下に溶媒留去する、得
られる粗結晶を塩化メチレン−n−’ヘートサン/li
液から再結晶して3− ((2−((4−クロロフェニ
ル)スルホニルアミノコインダン−5−イル〕アセチル
アミノl −n−プロピオン酸メチルエステル962m
gを得る。
鴎、p、  147〜150°C 実施例25〜32 (1) 対応原料化合物を実施例24−(1)と同様に
処理して下記第5表記載化合物を得る。
第5表 (3) 上記(2)の生成物と3−アミノプロピオン酸
メチルエステル(又は4−アミノ酪酸メ(2)上記(1
)の生成物を実施例24−(2と同様に処理して下記第
6表記載化合物を得る。
第6表 チルエステル)とを実施例24−(3)と同様に処理し
て実施例16〜23の生成物を得る。
実施例33 3− ((2−((4−クロロフェニル)スルホニルア
ミノコインダン−5−イル〕アセチルアミノ)−n−プ
ロピオン酸メチルエステル720mgIN水酸化ナトリ
ウム水溶液3ml、メタノール10m1の混合物を室温
で3時間撹拌後、減圧下に溶媒を留去する。残香を水に
溶解し、10%塩酸でpillとし、酢酸エチルで抽出
する。抽出液を食塩水で洗浄、乾燥後減圧下に溶媒を留
去する。得られる粗結晶を酢酸エチル−n−ヘキサン混
液から再結晶して3−[(2−((4−クロロフェニル
)スルホニルアミノコインダン−5−イル〕アセチルア
ミノ)−n−プロピオン酸656mgを無色結晶として
得る。
m、p、  150〜153°C MS (m/e): 245 (M”−191)ナトリ
ウ°ム塩のm、p、 185〜187 ’C実施例34
〜46 実施例2.6.7及び14〜23の生成物を実施例33
と同様に処理することにより、下記第7表記載の化合物
を得る。
第7表 第 表 実施例47 (2−アミノインダン−5−イル)酢酸メチルエステル
塩酸塩、4−クロロフェニルスルボニルクロリド及びN
−メチル−3−アミツブ1コピオン酸メチルエステル塩
酸塩を実施例24及び実施例33と同様に処理して2−
 (N−(2−((4クロロフエニル)スルホニルアミ
ノ〕インダンー5−イルコアセチル−N−メチルアミノ
)酢酸を得る。
MS (m/e)  : 436 (M” )ナトリウ
ム塩のm、p、204〜205°C(分解)実施例48 (2−((4−クロロフェニル)スルホニルアミノコイ
ンダン−5−イル)酢酸987mg、塩化チオニル2m
l、テトラヒドロフラン10m1及び塩化メチレン10
m1の混合物を2時間加熱還流する。反応後、減圧下に
溶媒を留去し、残香をテトラヒドロフラン8mlに溶解
する(この溶液を゛溶液A′”と称する)。一方、5−
アミノ吉草酸326mg、エーテル5ml、0.6N水
酸化ナトリウム水溶液5ml及びエタノール20m1の
混合物に水冷・撹拌上溶液Aと0.6N水酸化ナトリウ
ム水溶液5mlを同時に滴下し、室温で1夜撹拌する。
反応後、エーテル及び水を加え水層を分取する。水層を
10%塩酸で酸性とし、酢酸エチルで抽出する。抽出液
を食塩水で洗浄し、乾燥、ろ過後減圧下に溶媒を留去す
る。残香をシリカゲルクロマトグラフィー(溶媒、メタ
ノール:クロロホルム)で精製し、酢酸エチル−イソプ
ロピルエーテル混液で結晶化して5− ((2−((4
−クロロフェニル)スルホニルアミノコインダン−5−
イル〕アセチルアミノ)−n−プロピオン酸661mg
を無色固体として得る。
m、p、  156〜157.5°C MS  (m/e) 二 464  (M  ”  )
実施例49 対応原料化合物を実施例48と同様に処理することによ
り、6− ((2−[(4−クロロフェニル)スルホニ
ルアミノコインダン−5−イル〕アセチルアミノ)−n
−ヘキサン酸を得る。
m、p、  163〜164°C MS (m/e): 47B (M ” )IRvcm
 −’ : 3280.3170.1710.1620
実施例50 (1)   (−)−(2−アミノインダン−5−イル
)酢酸メチルエステル・ (−)−ジベンゾイル−L−
酒石酸塩3.94gを炭酸カリウム4゜83g、水50
m1l及び酢酸エチル70dの混合物に加工、ついで4
−クロロフェニルスルホニルクロリド1.48gを加え
る。該混合物を室温にて1時間かくはんする。酢酸エチ
ル層を分離し、洗浄、乾燥後溶媒を留去する。残渣を酢
酸エチルn−ヘキサン混液で結晶化して(−)−(2−
[(4−クロロフェニル)スルホニルアミノ]インダン
ー5−イル)酢酸メチルエステル2.43gを無色結晶
として得る。
m、p、  80〜B2  °C 〔α)   −4,52°(c=1.017.  クロ
ロホルム)(2)本島1.14gのメタノールL5ml
溶液にIN水酸化ナトリウム水溶液6dを加え、室温で
2時間かくはんする。反応後、溶媒を留去し、残渣を1
0%塩酸にて酸性とし、酢酸エチル抽出する。抽出液を
乾燥後溶媒を留去し、得られる粗結晶を酢酸エチル−n
−ヘキサン混液から再結晶して(−)−(2−((4−
クロロフェニル)スルホニルアミノ)インダン−5−イ
ル)酢酸0.94gを得る。
m、p、  154〜155°C (α)   −8,01°(c=0.512.  メタ
ノール)(3)本島1.098g、チオニルクロリド2
゜4d、テトラヒドロフラン15m1及び塩化メチレン
15m1の混合物を3時間加熱還流する。反応後、溶媒
を留去し、残渣を塩化メチレン15m1に溶解する。該
溶液を3−アミノプロピオン酸メチルエステル・塩m塩
837 mg、トリエチルアミン100g及び塩化メチ
レン30dの混合物へ水冷下に滴下する。室温で3時間
かくはん後、溶媒を留去する。残渣に酢酸エチル及び水
を加え、酢酸エチル抽出する。抽出液を洗浄、乾燥後溶
媒を留去する。残渣をメタノール−n−ヘキサン−イソ
プロピルエーテル混液で結晶化して(−)−3([2−
((4−クロロフェニル)スルホニルアミノ]インダン
ー5−イル〕アセチルアミノ)n−プロピオン酸メチル
エステル1.138gを得る。
m、p、  110〜113°C (cx )   −8,52°(c=0.563. メ
タノール)また3−アミノプロピオン酸メチルエステル
の代わりに4−アミノ酪酸メチルエステルを用いて(−
)−4−((2−((4−クロロフェニル)スルホニル
アミノコインダン−5−イル〕アセチルアミノ) −n
−酪酸メチルエステルを得る。
m、p、  129.5〜130°C 〔α)   −8,56°(c=0.537. メタノ
ール)(4)(−) −3−((2−((4−クロロフ
ェニル)スルホニルアミノコインダン−5−イル]アセ
チルアミノ) −n−プロピオン酸メチルエステル99
2mg、メタノール8.8ml及びIN水酸化ナトリウ
ム水溶液4.4mlの混合物を室温で2時間かくはんす
る。混合物を10%塩酸で酸性とし、酢酸エチル抽出す
る。抽出液を洗浄、乾燥後溶媒を留去する。得られた粗
結晶を酢酸エチルn−ヘキサン混液から再結晶して(i
−3−((2−((4−クロロフェニル)スルホニルア
ミノ)インダン−5−イルコアセチルアミノ) −nプ
ロピオン酸821■を無色針状晶として得る。
m、p、  141 =142°C (α)   −8,45°(c=0.201.メタノー
ル)また(−)−4−((2−((4−クロロフェニル
)スルホニルアミノコインダン−5−イル〕アセチルア
ミノ)−n−酪酸メチルエステルを同様に処理して(−
) −4−((2−((4−クロロフェニル)スルホニ
ルアミノコインダン−5イル〕アセチルアミノ) −n
−酪酸を得る。
m、p、   129.5 〜131  °C〔α) 
  −9,3°(c=0.473.テトラヒドロフラン
)実施例51 (1)   (+)−(2−アミノインダン−5−イル
)酢酸メチルエステル・ (+)−ジベンゾイ/l/−
D−酒石酸塩と4−クロロフェニルスルホニルクロリド
とを実施例5O−(1)と同様に処理して(十)−(2
−((4−クロロフェニル)スルホニルアミノコインダ
ン−5−イル)酢酸メチルエステルを得る。
m、p、  80〜82  °C (tx )   +4.76°(c=1.049. ク
ロロホルム)(2)本島を実施例5O−(2)と同様に
処理して(+)−(2−((4−クロロフェニル)スル
ホニルアミノコインダン−5−イル)酢酸を得る。
m、p、  154〜155°C 〔α)   +9.16°(c=0.513.  メタ
ノール)(3)(+)−(2−((4−クロロフェニル
)スルホニルアミノ)インダン−5−イル)酢酸と3−
アミノロピオン酸メチルエステル又は4−アミノ酪酸メ
チルエステルとを実施例50− (3)と同様に処理し
て下記化合物を得る。
(i)  (+) −3−((2−((4−クロロフェ
ニル)スルホニルアミノコインダン−5イル〕アセチル
アミノ)−n−プロピオン酸メチルエステル m、p、  110〜113°C 〔α)   +8.65”(c=0.566、 メタノ
ール)(ii)  (+) −4−((2−((4−ク
ロロフェニル)スルホニルアミノ)インダン−5イル〕
アセチルアミノ)−n−酪酸メチルエステル m、p、  129.5〜130°C 〔α)   +8.47°(c−0゜531.メタノー
ル)(4) 上記(3)の生成物を実施例5O−(4)
と同様に処理して下記化合物を得る。
(i)  H−) −3−t (2−[(4−クロロフ
ェニル)スルホニルアミノ]インダンー5イル〕アセチ
ルアミノ)−n〜プロピオン酸 m、p、  141 〜142  °CIRv    
cm −’  :  3320.3260,1695.
1650〔α)   +8.45°(C・0.201.
 メタノール)(ii)  (+) −4−((2−(
(4−クロロフェニル)スルホニルアミノコインダン−
5イル〕アセチルアミノ)−n−酪酸 m、p、  129.5〜131″C 実施例52 (2−((4−クロロフェニル)スルホニルアミノコイ
ンダン−5−イル)酢酸600mgをテトラヒドロフラ
ン20m1に2容解し、7.8Mボラン−1,4−オキ
サチアン・コンプレックス1mlを滴下する。混合物を
室温で1時間撹拌後、メタノールを加えて反応を終結さ
ゼ、減圧下に溶媒を留去する。残香を酢酸エチルに溶解
し、炭酸水素ナトリウム水溶液及び食塩水で洗浄し、乾
燥後減圧上溶媒を留去する。残香をシリカゲルカラムク
コマドグラフィー(溶媒、クロロホルム)で精製するこ
とにより、2− (2−((4−クロロフェニル)スル
ホニルアミノ)インダン−5−イル)エタノール542
tngを無色結晶として得る。
m、p、  71〜76°C MS (m/e): 351 (M”)〔α)   +
9.33°(cm0.418.テトラヒドロフラン) 参考例1 (1)2−アミノインダン19.95gのテトラヒドロ
フラン溶液に氷水6下、2M酢酸−ギ酸無水物のテトラ
ヒドロフラン溶液を加え、室温で反応後、水を加え、溶
媒を留去して、酢酸エチル抽出する。溶媒を留去し、酢
酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶して、2−ホル
ミルアミノインダン19.02gを得る。本島3.22
g及びクロロ(メチルチオ)酢酸メチルエステル3.5
8gの塩化メチレン溶液に、冷却下塩化第二スズの塩化
メチレン溶液を滴下し、室温で反応後、水を加え、クロ
ロホルム抽出する。有機層から溶媒を留去し、残渣に酢
酸及び亜鉛末を加え還流する。亜鉛末を濾去後、溶媒を
留去し、酢酸エチル抽出した後、再び溶媒を留去して(
2−ホルミルアミノインダン−5−イル)酢酸エチルエ
ステル4.31gを無色油状物として得る。
(2)本島2.33gのメタノール溶液にIN−水酸化
ナトリウム水溶液を加え、室温にて反応させた後、塩酸
で中和し、酢酸エチル抽出する。溶媒を留去し、酢酸エ
チルから再結晶して、″(2−ホルミルアミノインダン
−5−イル)酢酸1.50gを得る。
m、  2.164〜166’c 参考例2 (2−アミノインダン−5−イル)酢酸とベンジルオキ
シカルボニルクロリドとを参考例1と同様に処理して(
2−ベンジルオキシカルボニルアミノインダン−5−イ
ル)酢酸を得る。
m、p、157.5〜158.5°C 参考例3 (1)フェニルチオ酢酸8.14gの塩化メチレンテト
ラヒドロフラン混液に氷水6下、カルボニルジイミダゾ
ールを加え、撹拌後、3−アミノプロピオン酸メチルエ
ステル・塩酸塩6.98g及びトリエチルアミンを加え
、反応させる。溶媒を減圧留去し、残渣を酢酸エチル抽
出する。抽出液から溶媒を留去し、残渣を酢酸エチル−
n−ヘキサン混液から再結晶して、3−〔(フェニルチ
オ)アセチルアミノ) −n−プロピオン酸メチルエス
チル10.95gを得る。
m、p、 62〜63°C (2)本島6.35gの塩化メチレン溶液に、N−クロ
ロコハク酸イミド3.50gを加え、反応させる。反応
液より溶媒を留去し、残渣に四塩化炭素を加え、濾過す
る。濾液を濃縮し、残渣をn−ヘキサンから再結晶して
、3−〔クロロ(フェニルチオ)アセチルアミノ)−n
−プロピオン酸メチルエステル7.12gを得る。
m、p、49〜52℃ 参考例4 4−アミノ醋酸メチルエステル・塩酸塩を参考例3−(
1)と同様に処理して4−〔クロロ(フェニルチオ)ア
セチルアミノコ−n−酪酸メチルエステルを無色結晶と
して得る。
m、p、313〜40°C 参考例5 (1) 2−アミノインダン塩酸塩10.40g、炭酸
カリウム34.2g、水100m1及び酢酸エチル15
0m1の混合物に水冷上塩化アセチル968gを滴下す
る。混合物をO″Cで1.5時間撹拌した後酢酸エチル
層を分取し、洗浄、乾燥後減圧下に溶媒を留去する。残
香を酢酸エチル−nヘキサン混液から再結晶して2−=
アセチルアミノインダン9.5gを無色結晶として得る
m、p、  126.5〜127.5°C(2) 本島
13.06g、クロロ(メチルチオ)酢酸エチルエステ
ル13.35g及び塩化メチレン100m1の混合物に
塩化第二スズ40.0gの塩化メチレン50m1溶液を
水冷上滴下する。混合物を0゛C〜室温で2時間撹拌後
、氷に注加し酢酸エチルで抽出する。抽出液を10%塩
酸、炭酸水素ナトリウム水溶液及び食塩水で順次洗浄し
、乾燥後減圧下に溶媒を留去する。残香(24,3g)
を酢酸150m1に溶解し、亜鉛末100gを加え2時
間加熱還流する。6後、混合物をろ過し、ろ液を減圧下
に濃縮して酢酸を留去する。残香に水と酢酸エチルを加
え、酢酸エチル層を分取する。酢酸エチル液を炭酸水素
ナトリウム水溶液及び食塩水で洗浄し、乾燥後減圧下に
溶媒を留去する。得られる粗結晶をエーテル−n−ヘキ
サン混液から再結晶して(2−アセチルアミノインダン
−5−イル)酢酸エチルエステル15.61g’!r無
色結晶として得る。
m、p、  82〜84°C (3) 本島16.69g及び2N塩酸100m1の混
合物を18時間加熱還流する。反応後、減圧下に溶媒を
留去し、残香にメタノール100m1を加え1時間加熱
還流する。6後、減圧下に溶媒を留去し、得られる粗結
晶をメタノ〜ルーイソプロピルアルコールーイソロピル
エーテル混液から再結晶して(2−アミノインダン−5
−イル)酢酸メチルエステル塩酸塩15.14gを無色
結晶として得る。
m、p、  145〜148°C (4)本島10.89gをIN炭酸水素ナトリウム水溶
液200dに加え、該混合溶液をクロロホルム抽出する
。抽出液を乾燥後、溶媒を留去する。残渣を90%メタ
ノール−水300d溶液に溶解し、(−)−ジベンゾイ
ル−L−酒石酸l水和物16.93gの90%メタノー
ル−水200 ml混液を加える。混合物を2日間放置
し、得られる粗結晶を90%メタノール−水混液から再
結晶して(−)−(2−アミノインダン−5−イル)酢
酸メチルエステル・ (−)−ジベンゾイル〜L酒石酸
塩4.71gを得る。
m、p、  184〜184.5°C 〔α)  −79,2’ (c=0.202,50χメ
タノール)(5)上記で得られる母液から溶媒を留去し
、水200d及び炭酸カリウム11.75gを加え、該
混合溶液をクロロホルム抽出する。抽出液を乾燥後、溶
媒を留去する。残渣を90%メタノール水混液に溶解し
、(+)−ジヘンゾイルーD酒石酸1水和物10.60
gの90%メタノール水混液を加える。混合物を2日間
放置し、得られる粗結晶を90%メタノール−水混液か
ら再結晶して(+)−(2−アミノインダン−5−イル
)酢酸メチルエステル・ (十)−ジベンゾイル−D−
酒石酸塩5.12gを得る。
但・p・ 〜1B4.5 ℃ 〔α〕 79.51 (C 0,205 50χ メタノール)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、R^1は置換もしくは非置換フェニル基、ナフ
    チル基又は含硫複素環式基、R^2はヒドロキシメチル
    基又は式▲数式、化学式、表等があります▼で示される
    基、R^3は水素原子又は低級アルキル基であり、R^
    4は(1)シクロアルキル基、(2)低級アルコキシカ
    ルボニルフェニル基、(3)カルボキシフェニル基、も
    しくは(4)含窒素複素環式基であるか又は(5)低級
    アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、低級アルコ
    キシカルボニルフェニル基、カルボキシフェニル基、低
    級アルコキシカルボニルシクロアルキル基及びカルボキ
    シシクロアルキル基から選ばれる基で置換されていても
    よい低級アルキル基を表す。) で示されるインダン誘導体又はその薬理的に許容しうる
    塩。 2、R^1がフェニル基、低級アルキルフェニル基、低
    級アルコキシフェニル基、ハロゲノフェニル基、トリフ
    ルオロメチルフェニル基、ニトロフェニル基、ナフチル
    基又はチエニル基である請求項1記載の化合物。 3、R^4がカルボキシフェニル基、テトラゾリル基、
    低級アルキル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキ
    ル基、又はカルボキシ低級アルキル基である請求項1又
    は2記載の化合物。 4、R^1がメチルフェニル基、メトキシフェニル基、
    クロロフェニル基、ブロモフェニル基、トリフルオロメ
    チルフェニル基、ニトロフェニル基、ナフチル基、R^
    2が式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基
    、R^3が水素原子、R^4がカルボキシフェニル基又
    はカルボキシ低級アルキル基である請求項3記載の化合
    物。 5、R^1がクロロフェニル基、R^4がカルボキシフ
    ェニル基、カルボキシメチル基、カルボキシエチル基、
    カルボキシプロピル基又はカルボキシブチル基である請
    求項4記載の化合物。 6、3−{〔2−〔(4−クロロフェニル)スルホニル
    アミノ〕インダン−5−イル〕アセチルアミノ}−n−
    プロピオン酸又はその薬理的に許容しうる塩。 7、4−{〔2−〔(4−クロロフェニル)スルホニル
    アミノ〕インダン−5−イル〕アセチルアミノ}−n−
    酪酸又はその薬理的に許容しうる塩。 8、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、R^2はヒドロキシメチル基又は式▲数式、化
    学式、表等があります▼で示される基、R^3は水素原
    子又は低級アルキル基であり、R^4は(1)シクロア
    ルキル基、(2)低級アルコキシカルボニルフェニル基
    、(3)カルボキシフェニル基、もしくは(4)含窒素
    複素環式基であるか又は(5)低級アルコキシカルボニ
    ル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニルフェ
    ニル基、カルボキシフェニル基、低級アルコキシカルボ
    ニルシクロアルキル基及びカルボキシシクロアルキル基
    から選ばれる基で置換されていてもよい低級アルキル基
    を表す。) で示されるアミノインダン化合物又はその塩。 9、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (但し、R^2はヒドロキシメチル基又は式▲数式、化
    学式、表等があります▼で示される基、R^3は水素原
    子又は低級アルキル基であり、R^4は(1)シクロア
    ルキル基、(2)低級アルコキシカルボニルフェニル基
    、(3)カルボキシフェニル基、もしくは(4)含窒素
    複素環式基であるか又は(5)低級アルコキシカルボニ
    ル基、カルボキシル基、低級アルコキシカルボニルフェ
    ニル基、カルボキシフェニル基、低級アルコキシカルボ
    ニルシクロアルキル基及びカルボキシシクロアルキル基
    から選ばれる基で置換されていてもよい低級アルキル基
    を表す。) で示されるアミノインダン化合物又はその塩と一般式 R^1SO_3H(III) (但し、R^1は置換もしくは非置換フェニル基、ナフ
    チル基又は含硫複素環式基を表す。) で示されるスルホン酸化合物又はその反応性誘導体とを
    縮合反応させ、要すれば、生成物を薬理的に許容しうる
    塩とすることを特徴とする一般式▲数式、化学式、表等
    があります▼( I ) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    インダン誘導体又はその薬理的に許容しうる塩の製法。 10、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (但し、R^1は置換もしくは非置換フェニル基、ナフ
    チル基又は含硫複素環式基を表す。) で示される化合物又はそのカルボキシル基における反応
    性誘導体と一般式 R^3−NH−R^4(V) (但し、R^3は水素原子又は低級アルキル基であり、
    R^4は(1)シクロアルキル基、(2)低級アルコキ
    シカルボニルフェニル基、(3)カルボキシフェニル基
    、もしくは(4)含窒素複素環式基であるか又は(5)
    低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、低級ア
    ルコキシカルボニルフェニル基、カルボキシフェニル基
    、低級アルコキシカルボニルシクロアルキル基及びカル
    ボキシシクロアルキル基から選ばれる基で置換されてい
    てもよい低級アルキル基を表す。) で示されるアミン化合物又はその塩とを縮合反応させ、
    要すれば、生成物を薬理的に許容しうる塩とすることを
    特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、記号は前記と同一意味を有する。)で示される
    インダン誘導体又はその薬理的に許容しうる塩の製法。 11、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は置換もしくは非置換フェニル基、ナフ
    チル基又は含硫複素環式基、R^3は水素原子又は低級
    アルキル基であり、R^4^2は低級アルコキシカルボ
    ニルフェニル基、低級アルコキシカルボニル低級アルキ
    ル基、低級アルコキシカルボニルフェニル低級アルキル
    基及び低級アルコキシカルボニルシクロアルキル低級ア
    ルキル基を表す。)で示されるインダン誘導体又はその
    塩を加水分解し、要すれば、生成物を薬理的に許容しう
    る塩とすることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^4^1はカルボキシフェニル基、カルボキ
    シ低級アルキル基、カルボキシフェニル低級アルキル基
    及びカルボキシシクロアルキル低級アルキル基を表し、
    R^1及びR^3は前記と同一意味を有する。)で示さ
    れるインダン誘導体又はその薬理的に許容しうる塩の製
    法。
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