JPH0118681Y2 - - Google Patents

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JPH0118681Y2
JPH0118681Y2 JP5440381U JP5440381U JPH0118681Y2 JP H0118681 Y2 JPH0118681 Y2 JP H0118681Y2 JP 5440381 U JP5440381 U JP 5440381U JP 5440381 U JP5440381 U JP 5440381U JP H0118681 Y2 JPH0118681 Y2 JP H0118681Y2
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JP
Japan
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ballast
main body
legs
plate main
roadbed
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JP5440381U
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JPS57168544U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鉄道線路の構造物として使用するブ
ロツクに関し、詳しくはバラスト道床の端部に敷
設してバラストの流出を防止すると共に鉄道工事
関係者の歩行面として機能するようにしたバラス
ト流出防止用ブロツクに関する。
近時、この種のバラスト流出防止用ブロツクと
して、例えば、本考案者が提案したブロツク(実
願50−146988号、実公昭55−20830号)等が看ら
れるが、いまだ、耐震性に関しては充分であると
言えない。
そこで、この考案は路盤に堅固に固定されて敷
設されることにより地震時等におけるバラストの
流出を適確に防止できるようにしたバラスト流出
防止用ブロツクを提案するものであつて、敷き板
本体1の上面の中途の後方寄りにバラスト支承用
の支承壁2を立設してこの支承壁2より一端側の
敷き板本体1の上面を歩行面3に、他端側の敷き
板本体1の上面をバラスト堆積面4とすると共に
路盤5を堀つて形成した穴6に埋設すべき長尺の
脚7を敷き板本体1の底面におけるバラスト堆積
面4側の最後端から突出させたことを特徴とする
バラスト流出防止用ブロツクである。
以下、この考案に係るバラスト流出防止用ブロ
ツクの実施例を説明する。
前記脚7は前記最後端から全面的に突出するこ
となく部分的に突出している。
これは、この考案に係るバラスト流出防止用ブ
ロツクは同種のものを一連に連結させて敷設する
ものであるので脚7を最端から全面的に突出させ
ると穴6は路盤5を一連の溝状に堀つて形成しな
ければならず安定している路盤を多く堀り返さな
ければならないが、脚7を最端から部分的に突出
させた場合には脚7に対応すべき部分の路盤5の
みを堀つて穴6を形成すれば良く、即ち、穴6を
路盤に一定間隔を置いて設ければ良いので、堀り
返しに伴なう路盤の軟弱化をより少なくすること
ができるからである。
また、脚7が突出していない部分8から雨水等
の水が適確に流出することができるからである。
また、前記支承壁2には排水孔9が設けられて
いると共にバラスト堆積面4は該バラスト堆積面
上に流出した水が適確に排水孔9に導かれるよう
にバラスト堆積面4の外方角部10から排水孔9
に下向する傾斜面となつている。
また、前記歩行面3には排水孔9から排水され
た水を外方に流出させる為の排水溝11が設けら
れている。
また、敷き板本体1の底面における歩行面3側
の最端両側には夫々、スパイク12が設けられて
いる。
尚、図中13はブロツク連結用の雄部、14は
その雌部を示し、敷き板本体1の両側面に夫々互
い違いに形成されているものである。
次に、この考案に係るバラスト流出防止用ブロ
ツクを既存の鉄道線路に敷設する場合の一施工法
について説明すると、バラスト道床15の端部を
切削する工程と、この切削部16から路盤法面1
7までの路盤部分18を堀削する工程と、路盤5
を堀つて脚7を埋設すべき穴6を形成する工程
と、前記堀削された路盤部分18に砂、豆砕19
等を布設する工程と、敷き板本体1を前記布設さ
れた砂、豆砕等の上に敷設すると共に脚7を前記
穴6に埋設すると工程と、この敷き板本体1のバ
ラスト堆積面4上にバラスト15aを堆積する工
程とにより施工する。
前述のように構成されたこの考案に係るバラス
ト流出防止用ブロツクは第2図に示すようにバラ
スト15aがバラスト堆積面4上に堆積されてい
ると共に支承壁2に支承され、また、路盤5を堀
つて形成した穴6に脚7が埋設されてバラスト道
床15の端部に敷設されるものである。
そして、このように敷設されたこの考案に係る
バラスト流出防止用ブロツクはバラスト堆積面4
にバラスト15aが堆積されていると共に長尺の
脚7が路盤5の穴6に埋設されているのでバラス
ト15aが支承壁2に加える力による敷き板本体
1の移動は適確に阻止される。特に、この場合、
長尺の脚7は敷き板本体1の底面におけるバラス
ト堆積面4側の最後端から突出しているので、脚
7から路盤法面17までの路盤5の距離20が長
く、従つて、脚7の路盤法面17側への移動に対
する力はこの長い距離20の路盤5により充分に
支持される。
また、支承壁2は敷き板本体1の上面の中途の
後方寄りに立設しているので、その後方寄りの分
だけバラスト堆積面4上の面積が狭くなりバラス
トの堆積量も少なくなるが、この狭くなつた面積
に伴なうバラスト流出防止用ブロツクの安定性は
前記地中に埋設されている長尺の脚7によつて充
分カバーされる。そして、これらの機能によつ
て、広面積の歩行面3を形成することができ、し
かも、施工上においても前記バラスト道床15の
端部の切削部分を少なくさせることができる。
また、脚7が敷き板本体1の底面の中途から突
出していると、敷き板本体1の敷設後に脚7と穴
6の内側壁間の間隙を充填することが困難である
が、この考案に係るバラスト流出防止用ブロツク
は前述のように敷き板本体1の底面の最端から脚
7が突出しているので、脚7と穴6の内側壁6a
との間隙21を容易に充填することができる。
このようにこの考案に係るバラスト流出防止用
ブロツクは路盤5に堅固に固定されて敷設するこ
とができるので、地震時等のバラストの流出、バ
ラスト道床15の崩壊に対し、充分に対処できる
ものであり、従来のこの種のブロツクに比べ一段
と優れた耐震性を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係るバラスト流出防止用ブロ
ツクの実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は
施工状態を示す断面図である。 図中の主な符号、1……敷き板本体、2……支
承壁、3……歩行面、4……バラスト堆積面、5
……路盤、6……穴、7……脚。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 敷き板本体1の上面の中途の後方寄りにバラ
    スト支承用の支承壁2を立設してこの支承壁2
    より一端側の敷き板本体1の上面を歩行面3
    に、他端側の敷き板本体1の上面をバラスト堆
    積面4とすると共に路盤5を堀つて形成した穴
    6に埋設すべき長尺の脚7を敷き板本体1の底
    面におけるバラスト堆積面4側の最後端から突
    出させたことを特徴とするバラスト流出防止用
    ブロツク。 (2) 脚7は敷き板本体1の底面におけるバラスト
    堆積面4側の最後端から部分的に突出している
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のバラスト
    流出防止用ブロツク。
JP5440381U 1981-04-17 1981-04-17 Expired JPH0118681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5440381U JPH0118681Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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JP5440381U JPH0118681Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57168544U JPS57168544U (ja) 1982-10-23
JPH0118681Y2 true JPH0118681Y2 (ja) 1989-05-31

Family

ID=29850999

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JP5440381U Expired JPH0118681Y2 (ja) 1981-04-17 1981-04-17

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JPS57168544U (ja) 1982-10-23

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