JPH01185262A - 被検者支持天板 - Google Patents
被検者支持天板Info
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- JPH01185262A JPH01185262A JP63007938A JP793888A JPH01185262A JP H01185262 A JPH01185262 A JP H01185262A JP 63007938 A JP63007938 A JP 63007938A JP 793888 A JP793888 A JP 793888A JP H01185262 A JPH01185262 A JP H01185262A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、Ｘ線診断装置等の医用装置に装備され被検者
を支持する天板に関し、特に、耐薬性に優れた被検者支
持天板に関する。
を支持する天板に関し、特に、耐薬性に優れた被検者支
持天板に関する。
（従来の技術〕
従来、この種の天板としては、第３図に示すＸ線診断装
置に装備されるものが代表的である。
置に装備されるものが代表的である。
すなわち、第３図（−）において、天板１には被検者Ｐ
が載置され、この天板１の上方にはＸ＠源２が配置さ゛
れ、また下方にはＸ線フィルム３が配置されている。そ
して、第３図（ｂ）に示すように、天板１は、ベニア板
又はカーデン繊維強化プラスチック等の複合材からなる
基材ＩＡの被検者側表面を、膜ＩＢによりコーティング
した構成となっている。
が載置され、この天板１の上方にはＸ＠源２が配置さ゛
れ、また下方にはＸ線フィルム３が配置されている。そ
して、第３図（ｂ）に示すように、天板１は、ベニア板
又はカーデン繊維強化プラスチック等の複合材からなる
基材ＩＡの被検者側表面を、膜ＩＢによりコーティング
した構成となっている。
ここで、Ｘ線診断装置に装備される天板１の基材ＩＡと
しては、Ｘ線透過性の良好なカーボン繊維強化エポキシ
樹脂（以下ｒｃＦＲＰＪと称する。）が多用されている
。また、ＣＦＲＰによる基材ＩＡだけでは、表面の色は
黒色であり、美観上も好ましくない等の理由から、上述
したようにＣＦＲＰによる基材ＩＡの表面を膜ＩＢによ
シコーティングした構成としている。この場合、膜ＩＢ
によるコーティングは、ウレタン樹脂による塗装やポリ
エステル系樹脂による塗装による塗装膜としてなされて
いる。
しては、Ｘ線透過性の良好なカーボン繊維強化エポキシ
樹脂（以下ｒｃＦＲＰＪと称する。）が多用されている
。また、ＣＦＲＰによる基材ＩＡだけでは、表面の色は
黒色であり、美観上も好ましくない等の理由から、上述
したようにＣＦＲＰによる基材ＩＡの表面を膜ＩＢによ
シコーティングした構成としている。この場合、膜ＩＢ
によるコーティングは、ウレタン樹脂による塗装やポリ
エステル系樹脂による塗装による塗装膜としてなされて
いる。
（発明が解決しようとする課題）
上述の如く天板１にあっては、その上に被検者Ｐを載置
してＸ線撮影を行うのであるが、撮影の前又は後に被検
者Ｐに対する治療等が行われることがある。この治療の
うちには薬剤を用いることがちり、その薬剤としては通
称ヨーチン、ヨードチンキと呼ばれているヨード系殺菌
剤が多用される。
してＸ線撮影を行うのであるが、撮影の前又は後に被検
者Ｐに対する治療等が行われることがある。この治療の
うちには薬剤を用いることがちり、その薬剤としては通
称ヨーチン、ヨードチンキと呼ばれているヨード系殺菌
剤が多用される。
このヨード系殺菌剤を用いて治療している間には、この
ヨード系殺菌剤を天板１に滴下したシ、零したシするこ
とがある。これにより、第４図に示すように、ヨード系
殺菌剤４が膜ＩＢのピンホールを浸透して基材ＩＡと膜
ＩＢとの間に残留したシ、膜ＩＢ上に固化したりする。
ヨード系殺菌剤を天板１に滴下したシ、零したシするこ
とがある。これにより、第４図に示すように、ヨード系
殺菌剤４が膜ＩＢのピンホールを浸透して基材ＩＡと膜
ＩＢとの間に残留したシ、膜ＩＢ上に固化したりする。
また、基材ＩＡ又は膜ＩＢの色が白色系である場合、ヨ
ード系殺菌剤の色素がシミとなって残留し、美観を損な
うことになった。
ード系殺菌剤の色素がシミとなって残留し、美観を損な
うことになった。
そこで本発明の目的は、ヨード系殺菌剤等に対する耐薬
性の優れた被検者支持天板を提供することにある。
性の優れた被検者支持天板を提供することにある。
［発明の構成］
（課題を解決するだめの手段）
本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成するために次
のような手段を講じた構成としている。
のような手段を講じた構成としている。
すなわち、本発明による被検者支持天板は、少なくとも
被検者支持側の表面を、フッ素系樹脂膜でコーディング
して構成したことを特徴とする。
被検者支持側の表面を、フッ素系樹脂膜でコーディング
して構成したことを特徴とする。
（作用）
このよう彦構成によれば、フッ素樹脂は、ヨード系殺菌
剤をはじめとする診断、治療上で使用する殆どの薬剤に
対して汚染されることがないので、天板上に滴下したり
零したシした薬剤を拭きとることが可能になり、強度の
劣化や美観を損なう等の不具合は生じない。
剤をはじめとする診断、治療上で使用する殆どの薬剤に
対して汚染されることがないので、天板上に滴下したり
零したシした薬剤を拭きとることが可能になり、強度の
劣化や美観を損なう等の不具合は生じない。
（実施例）
以下本発明にかかる被検者支持天板の一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
第１図に示すように、本実施例の天板１０は、基材１０
ＡＣＩＡ）の被検者側表面に、ポリフッ化ビニルフィル
ムを接着することにより、フッ素系樹脂膜ＪＯＢをコー
ディングした構成としている。
ＡＣＩＡ）の被検者側表面に、ポリフッ化ビニルフィル
ムを接着することにより、フッ素系樹脂膜ＪＯＢをコー
ディングした構成としている。
また、基材ｌθＡがＣＦＲＰによるものであれば、基材
１０にの製造工程中に型内の基材１０Ａの要素中にポリ
フッ化ビニルフィルムを置いて加熱接着することによシ
基材１０にと膜１０Ｂとからなる天板１０を製作するこ
とができる。これを第２図を参照して説明する。すなわ
ち、加圧装置２０内に成形型２ノ及び加熱加圧シート２
２を置き、この成形型２１及び加熱加圧シート２２内の
成形型２１上にエポキシ樹脂を含浸させたカーボン繊維
（プリプレグ）積層体２３を置き、このカーボン繊維（
プリプレグ）積層体２３上にポリフッ化ビニルフィルム
２４を置く。そして、加圧装置２０を動作させると共に
加熱することにょシ、カーボン繊維（ｆ ＩＪプレグ）
積層体２３がら流れ出たエポキシ樹脂が積層体２３とポ
リフッ化ビニルフィルム２４とを強固に接着することに
なる。
１０にの製造工程中に型内の基材１０Ａの要素中にポリ
フッ化ビニルフィルムを置いて加熱接着することによシ
基材１０にと膜１０Ｂとからなる天板１０を製作するこ
とができる。これを第２図を参照して説明する。すなわ
ち、加圧装置２０内に成形型２ノ及び加熱加圧シート２
２を置き、この成形型２１及び加熱加圧シート２２内の
成形型２１上にエポキシ樹脂を含浸させたカーボン繊維
（プリプレグ）積層体２３を置き、このカーボン繊維（
プリプレグ）積層体２３上にポリフッ化ビニルフィルム
２４を置く。そして、加圧装置２０を動作させると共に
加熱することにょシ、カーボン繊維（ｆ ＩＪプレグ）
積層体２３がら流れ出たエポキシ樹脂が積層体２３とポ
リフッ化ビニルフィルム２４とを強固に接着することに
なる。
以上のように本実施例の天板１ｏは、基材１ｏＡ（ＩＡ
）の被検者側表面にフッ素系樹脂膜ＪＯＢをコーディン
グした構成にしたことにより、フ。
）の被検者側表面にフッ素系樹脂膜ＪＯＢをコーディン
グした構成にしたことにより、フ。
素糸樹脂は、ヨード系殺菌剤をはじめとする診断、治゛
療上で使用する殆どの薬剤に対して汚染されることがな
いので、天板１ｏ上に滴下したり、零したシした薬剤を
拭きとることが可能になシ、強度の劣化や美観を損なう
等の不具合は生じないものである。この場合、フッ素系
樹脂はこの糧の薬剤に対して離型性が良いので薬剤の拭
きとシは極めて容易となる。
療上で使用する殆どの薬剤に対して汚染されることがな
いので、天板１ｏ上に滴下したり、零したシした薬剤を
拭きとることが可能になシ、強度の劣化や美観を損なう
等の不具合は生じないものである。この場合、フッ素系
樹脂はこの糧の薬剤に対して離型性が良いので薬剤の拭
きとシは極めて容易となる。
なお、上記実施例では基材Ｊ□Ａ（ＪＡ）の被検者側表
面のみにフッ素系樹脂膜ＪＯＢを形成する構成としたが
、被検者側表面を含む周囲の面や、全面にフッ素系樹脂
膜ＪＯＢを形成する構成としてもよい。
面のみにフッ素系樹脂膜ＪＯＢを形成する構成としたが
、被検者側表面を含む周囲の面や、全面にフッ素系樹脂
膜ＪＯＢを形成する構成としてもよい。
本発明が適用される天板は、Ｘ線診断装置に装備される
ものに特定されるものではなく、磁気共鳴診断装置、Ｘ
線ＣＴスキャナ装置、ライナック等の放射線治療装置、
核医学装置等の医用装置に装備されるものや、単独で用
いる寝台天板等に適用できるものである。この信奉発明
の要旨を逸脱し゛ない範囲で種々変形して実施できるも
のである。
ものに特定されるものではなく、磁気共鳴診断装置、Ｘ
線ＣＴスキャナ装置、ライナック等の放射線治療装置、
核医学装置等の医用装置に装備されるものや、単独で用
いる寝台天板等に適用できるものである。この信奉発明
の要旨を逸脱し゛ない範囲で種々変形して実施できるも
のである。
［発明の効果］
以上のように本発明では、少なくとも被検者支持側の表
面を、フッ素系樹脂膜でコーディングして構成したこと
によシ、フッ素樹脂は、ヨード６一 系殺菌剤をはじめとする診断、治療上で使用する殆どの
薬剤に対して汚染されることがないので、天板上に滴下
したり、零したりした薬剤を拭きとることが可能になり
、強度の劣化や美観を損なう等の不具合は生じない。よ
って、ヨード系殺菌剤等に対する耐薬性の優れた被検者
支持天板を提供することができる。
面を、フッ素系樹脂膜でコーディングして構成したこと
によシ、フッ素樹脂は、ヨード６一 系殺菌剤をはじめとする診断、治療上で使用する殆どの
薬剤に対して汚染されることがないので、天板上に滴下
したり、零したりした薬剤を拭きとることが可能になり
、強度の劣化や美観を損なう等の不具合は生じない。よ
って、ヨード系殺菌剤等に対する耐薬性の優れた被検者
支持天板を提供することができる。
第１図は本発明にかかる被検′者支持天板の一実施例を
示す断面図、第２図は同実施例の天板を製作方法の一例
を示す図、第３図は本発明が適用されるＸ線診断装置の
構成を示す概略図、第４図は従来例における問題点を示
す図である。 ｌＯ・・・天板、１０ｋ・・・基材、ＪＯＢ・・・フッ
素系樹脂膜。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図
示す断面図、第２図は同実施例の天板を製作方法の一例
を示す図、第３図は本発明が適用されるＸ線診断装置の
構成を示す概略図、第４図は従来例における問題点を示
す図である。 ｌＯ・・・天板、１０ｋ・・・基材、ＪＯＢ・・・フッ
素系樹脂膜。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第１図 第２図
Claims (1)
- 被検者に対して医療行為を行うために該被検者を支持す
る天板において、少なくとも被検者支持側の表面を、フ
ッ素系樹脂膜でコーディングして構成したことを特徴と
する被検者支持天板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63007938A JPH01185262A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 被検者支持天板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63007938A JPH01185262A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 被検者支持天板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01185262A true JPH01185262A (ja) | 1989-07-24 |
Family
ID=11679454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63007938A Pending JPH01185262A (ja) | 1988-01-18 | 1988-01-18 | 被検者支持天板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01185262A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006521864A (ja) * | 2003-03-31 | 2006-09-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | コーティングを具える医用機器 |
-
1988
- 1988-01-18 JP JP63007938A patent/JPH01185262A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006521864A (ja) * | 2003-03-31 | 2006-09-28 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | コーティングを具える医用機器 |
| US7416787B2 (en) | 2003-03-31 | 2008-08-26 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Medical equipment provided with a coating |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050308 |
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