JPH01182690A - フッ素樹脂チューブ束 - Google Patents

フッ素樹脂チューブ束

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JPH01182690A
JPH01182690A JP228388A JP228388A JPH01182690A JP H01182690 A JPH01182690 A JP H01182690A JP 228388 A JP228388 A JP 228388A JP 228388 A JP228388 A JP 228388A JP H01182690 A JPH01182690 A JP H01182690A
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JP
Japan
Prior art keywords
fluororesin
tube
melting point
tubes
sleeve
Prior art date
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Pending
Application number
JP228388A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Sato
喜昭 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Junkosha Co Ltd
Original Assignee
Junkosha Co Ltd
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Publication date
Application filed by Junkosha Co Ltd filed Critical Junkosha Co Ltd
Priority to JP228388A priority Critical patent/JPH01182690A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数本のフッ素樹脂チューブが束ねられて
スリーブと一体化したフッ素樹脂チューブ束に係り、特
に、各フッ素樹脂チューブの端末開口部のっぷれや変形
の少ないフッ素樹脂チューブ束ζ三関する。
〔従来の技術〕
フッ素樹脂は、多くの高分子材料の中でも、耐薬品性、
耐熱性、非汚染性等において特に優れた特性を示すこと
から、各分野で広く利用されている。フッ素樹脂で形成
されたチューブは、配管材料として他の材質からなるチ
ューブと同様に一本のまま使用される二七が多いが、多
数本束ねてその両端部を一体化したチューブ束を、例え
ば特開昭60−259898号などに示されるよう?こ
、その耐薬品性及び耐熱性に着目して熱交換器の伝熱管
として使用したり、あるいは、耐薬品性及び非汚染性な
どの面から脱気装置における脱気管としての使用も検討
されている(水出願人の提案による実開昭62−277
03号)。
ところで、これらフッ素樹脂チューブ束は、端末接続を
容易にするため、端部にフッ素樹脂スリ−ブを外]茨し
、各チューブとスリーブとを一体結着させて端部を蜂の
巣状の気密結合部に成形するものであるから、成形後に
おける各チューブの開口面積のバラツキは、実際に上記
装置に使用したときにはその性能に大きな影響を与える
。即ち、これらのバラツキは、流体をチューブ内に流し
たときに流速の差となってあられれ、熱交換効率あるい
は脱気効率の低下、バラツキの原因となるたツ、特にか
かる用途にチューブ束を使用する場合は、チューブ束に
は端部において、各チューブのつぶれかないことはいう
までもなく、偏平化等の変形もできるだけ小さいことが
望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来これらチューブ束の端末成形は、フ
ッ素樹脂が非粘着性であることがら熱融着により行なわ
れており、その製造方法としては、横断面が丸形のチュ
ーブを用い、フッ素樹脂の融点以上に加熱することによ
りチューブを溶融せしめ、これにより各チューブの端末
部分を横断面略六角形状に変形させて各チューブ間の隙
間を塞ぐと共に結着一体化している。このため加熱時に
おけるデユープの軟化や膨張などが原因となってチュー
ブがつぶれたり、あるいは、変形したりすることが多く
、高度な製造技術が必要であり、作業性もあまりよくな
い。
また、フッ素樹脂の中でも機械的強度、耐熱性、耐薬品
性、非汚染性の点で特に優れる四フッ化エチレン樹脂(
以下PTFEと称す)からなるチューブを用いた場合で
は、PTI’;’Eが非粘着性であることに加え、他の
フッ素樹脂に比べて溶融粘度が著しく高く、融点以上に
おいてもほとんど流動性を示さないため、熱融着しにく
いという性質がある。このため端末成形を行なったとき
に、結合部に気密性不良が発生しやすいという欠点があ
る。
さらに、PTFEが熱融着しにくいことから、結合部の
強度を高めるために、PTFEチューブ束の端末部分に
外嵌するスリーブとして内径の小さめのものを用い、各
PTFEチューブを密着状態にして熱融着を行なうと、
各PTFEチューブが融点を越えた時点で大幅に膨張し
、しかもスリーブが内側にも膨張するので、その膨張圧
により各PTFEチューブは圧着して結合強度が向上す
るものの、その反面、特にチューブ束の最外周に位置す
るチューブがつぶれやすくなり、その結果、端末開口部
の一部が閉塞したり、あるいは開口部がつぶれて流路が
狭められるなどの問題点が生じる。
そこで、PTFEチューブ束を製造する方法として、特
開昭60−259898号では、PTFEチューブの内
部にガラスピーズ、金属粉末等のつぶれ防lヒのための
粉末状もしくは粒状の耐熱材料を充填し、さらにPTF
Eチューブの端末外周に熱溶融性フッ素樹脂を設けて該
熱溶融性フッ素樹脂を介して結着一体化する方法が提案
されている。ところが、この方法では、個々のチューブ
に充填剤を充填することが面倒で作業性が悪いばかりか
、加熱によりPTFEチューブが溶融したときに、それ
ら充填剤がチューブ内周面に付着して残ることかある。
かかるチューブ束は、脱気管のように内部に高純度な液
体を通すような用途には、汚染の原因となるので使用で
きないという問題点がある。
この発明は、これら従来技術の問題点に鑑み、各チュー
ブの開口部の変形が極めて小さく、開口状態が良好に保
持され、しかも製造が容易なフッ素樹脂チューブ束の提
供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記従来技術の問題点を解決するため、この発明によれ
ば、複数本の第一のフッ素樹脂からなるデユープと、こ
れら複数本のフッ素樹脂デユープの端末外周面に個別に
被着される第一のフッ素樹脂よりも融点の低い第二のフ
ッ素樹脂からなる低融点相Nw層と、これら複数本の第
一のフッ素樹脂からなるチューブに被着した各低融点樹
脂層にさらに外嵌されて第二のフッ素樹脂よりも融点の
低い第三のフッ素樹脂からなるチューブとしてなり、溶
融固化処理されて各フッ素樹脂チューブと前記フッ素樹
脂スリーブとを接合一体化せしめる接合部とを備えるフ
ッ素樹脂チューブ束を構成する。
〔作用〕
この発明によるフッ素樹脂チューブ束においては、複数
本の第一のフッ素#I脂からなるチューブを束ねてその
端末部分にフッ素樹脂スリーブを外嵌し、これらを熱融
着により隣接する第一のフッ素樹脂チューブ間及びこの
フッ素樹脂チューブとフッ素樹脂スリーブの隙間を塞い
で端末部分に気密一体構造を形成するに際して、あらか
じめ各第−のフッ素樹脂からなるチューブの端末部外周
面に、このフッ素樹脂チューブを形成する第一のフッ素
樹脂よりも融点の低い第二のフッ素樹脂からなる低融点
樹脂層を設け、さらにこれら第一のフッ素樹脂からなる
チューブに被着した各低融点樹脂層外周に、この低融点
樹脂層を形成する第ニスリーブと共に加熱するものであ
るから、熱融着時においては、第一のフッ素樹脂からな
るチューブが溶ける温度まで加熱する必要はなく、低融
点樹脂層を形成している第二のフッ素樹脂の融点付近ま
で加熱すればよい。この加熱により各第−のフッ素樹脂
からなるチューブに被着した低融点相n斤層に外嵌され
た第三のフッ素樹脂からなるチューブが溶融して流動し
、隣接する第一のフッ素樹脂からなるチューブの低融点
樹脂層間、及び第一のフッ素樹脂からなるチューブに被
着した低融点樹脂層とフッ素樹脂スリーブの隙間を確実
に塞ぎ、そしてこれら低融点樹脂層とフッ素樹脂スリー
ブに結着して固化する。これにより、隣り合う第一のフ
ッ素樹脂からなるチューブ、及び外側に位置する第一の
フッ素樹脂からなるチューブとフッ素樹脂スリーブとは
、この溶融した第三のフッ素樹脂が接合部となって結着
され、端部に気密一体構造が形成される。
この場合、各第−のフッ素樹脂からなるチューブは束ね
られて一体成形されるときにはチューブを形成する第一
のフッ素樹脂の融点以上に加熱されることがないから、
従来のように軟化状態でのチューブ同志の圧迫による変
形やつぶれ等の発生がなく、当初の開口状態が保持され
たまま確実に接合一体化される。
〔実施例〕
第1図はこの発明によるフッ素樹脂チューブ束の一実施
例を示す一方の端部を切り欠いた斜視図で、第2図は端
部の縦断側面図である。
このフッ素樹脂チューブ束1は、束ねられた複数本の第
一のフッ素樹脂からなるチューブ2と、これら第一のフ
ッ素樹脂からなるチューブ2の端末外周面に個別に被着
される第一のフッ素樹脂よりら融点の低い第二のフッ素
樹脂からなる低融点樹脂層3と、これら第一のフッ素樹
脂からなるチューブ2の束の端部?こ外嵌されるフッ素
樹脂スリーブ4と、このフッ素樹脂スリーブ4と前記各
第一のフッ素樹脂からなるチューブ2とを接合−体化し
、各第−のフッ素樹脂からなるチューブ2の開口部を保
持した状態で端部に気密一体構造を形成する第二のフッ
素樹脂よりも融点の低い第三のフッ素樹脂からなる接合
部5から構成されている。
実施例では、第一のフッ素樹脂からなるチューブ2はP
TFEからなり、この第一のフッ素樹脂からなるチュー
ブ2の端末部外周面に設けられる低融点樹脂層3は、P
TF’Eよりも融点の低いテトラフルオロエチレン−パ
ーフロロアルキルビニルエーテル共重合樹脂(以下PF
Aと称す)からなり、更に接合部5はPFAよりも融点
の低い四フッ化エヂレンー六フッ化プロピレン共重合樹
脂(以下FEPと称す)で形成されている。
ここで低融点樹脂層3は、例えば第二のフッ素樹脂から
なるフッ素樹脂スリーブ4と同じ長さのチューブを第一
のフッ素樹脂からなるチューブ2の端部に外嵌し、これ
らを第一のフッ素樹脂の融点付近まで加熱して熱融着せ
しめたり、あるいは第二のフッ素樹脂の粉末を第一のフ
ッ素樹脂からなるチューブ2の端末部外周面に塗布焼付
することにより形成される。
また、接合部5は、第一のフッ素樹脂からなるチューブ
2及び低融点樹脂層3を形成する第二のフッ素樹脂より
も融点の低い第三のフッ素樹脂からなり、融点以上に加
熱すると流動性を示すもので、第2図に詳細に示される
ように、隣り合う各第−のフッ素樹脂からなるチューブ
2に被着した低融点樹脂層3間の隙間、及び外側に位置
する第一のフッ素樹脂からなるデユープ2に被着した低
融点樹脂層3とフッ素樹脂スリーブ4との隙間を埋めて
これらを結着一体化する。その形成方法は、第3図に示
すように、前記方法により端末部外周面に低融点樹脂層
3が設けられた第一のフッ素樹脂からなるチューブ2の
端部(低融点樹脂層3の部分)に、第三のフッ素樹脂か
らなるチューブ5aを外嵌し、これらを複数大束ねてそ
の端部にさらにフッ素樹脂スリーブ4を外嵌する。そし
て、この端部をヒータ等を用いて第一のフッ素樹脂の融
点以下で低融点樹脂層3を形成する第二のフッ素樹n斤
の融点付近まで加熱するき、第三のフッ素樹脂からなる
チューブ5aが溶融する。この溶融したチューブ5aは
流動性があるので、各第−のフッ素樹脂からなるチュー
ブ2の径方向外方への膨張圧と、フッ素樹脂スリーブ4
の径方向内方への膨張圧により押圧されて余分な第三の
フッ素樹脂が艮手力向に逃げてそれらの膨張圧を吸収し
ながら、第一のフッ素樹脂からなるチューブ2の外周而
に設けられた低融点樹脂層3間の隙間、及び外側に位置
する第一のフッ素樹脂からなるデユープ2の外周而に設
けられた低融点相RFi層3とフッ素樹脂スリーブ4の
隙間を埋める。その後、端部を冷却すると、隙間を埋め
た第三のフッ素樹脂がこれら低融点樹脂層3とフッ素樹
脂スリーブ4に結着して固化し、接合部5となって気密
一体構造を形成する(第1図、第2図)。
かくして得られるフッ素樹脂チューブ束lは、各デユー
プ2を束ねた後の熱融着時に、第一のフッ素樹脂からな
るチューブ2を形成する第一のフッ素樹脂の融点以上に
加熱されることはないから、加熱による第一のフッ素樹
η斤からなるチューブ2の軟化が抑制され、しかも各第
−のフッ素樹脂からなるチューブ2並びにフッ素樹脂ス
リーブ4の径方向への膨張圧も吸収されることから、成
形後の第一のフッ素樹脂からなるチューブ2につぶれや
変形等の発生が少なく、各第−のフッ素樹脂からなるチ
ューブ2の開口部は良好に保持される。このため、チュ
ーブ束lの一方の端部から各第−のフッ素樹脂からなる
チューブ2内に流体を流した時に、各チューブ2間で流
速のバラツキがなく、例えば脱気装置の脱気管、あるい
は熱交換器の伝熱管などに使用した場合に、安定した脱
気、熱交換が可能になる。なお、これらの用途以外に各
種分野における配管材料として使用することももちろん
可能である。
さらに、上記実施例では、低融点樹脂層3及び接合部5
を形成する際に、チューブ状に成形されたフッ素樹脂を
使用しているか、これらチューブに代えて、加熱により
収縮する熱収縮デユープを用いることもできる。低融点
樹脂層3を熱収縮チューブで形成した場合には、低融点
相Il1層3の第一のフッ素樹脂からなるチューブ2に
対する接合強度が高まるばかりか、第一のフッ素樹脂か
らなるチューブ2を外周から均一に締め付けながら結着
するため、端末部外周面に低融点樹脂層3を熱融前する
際に第一のフッ素樹脂からなるチューブ2が軟化状態に
なってしその横断面形状は良好に保持される。また、接
合部5を熱収縮チューブにより形成した場合は一1加熱
時に熱収縮チューブが収縮して各第−のフッ素樹脂から
なるチューブを低融点樹脂層3を介して外側より締め付
け、この締め付けにより各第−のフッ素樹脂からなるチ
ューブ2の径方向外方への膨張が抑えられ、隣り合うデ
ユープ同志の圧迫が大幅に低減されるので、前記実施例
のように通常のチューブを使用するものに比べて、各第
−のフッ素樹脂チューブにおけるっぷれや変形の発生は
より少なくなる。さブ2の膨張を抑えた状態で溶融して
隙間を埋める。
そして、端部を冷却すると、隙間を埋めた第三のフッ素
樹脂が固化してこれらを結着せしめ、各第−のフッ素樹
脂からなるチューブ2の開口状態が良好に保持された気
密一体構造か形成される。
また、本発明のフッ素樹脂チューブ束1は製造時に、第
一のフッ素樹脂からなるチューブ2のっぷれを阻止する
ために、あらかじめ内部に充填剤を充填する必要がない
から、端末成形時の作業性がよく、しかもチューブ2の
内部に充填剤が残ることもないので、脱気管のように高
純度の液体を流通させる場合に極めて都合がよい。大発
明によるフッ素樹脂デユープ束1を脱気管として使用す
る時は、第一のフッ素樹脂からなるチューブ2として、
フッ素樹脂の中でも特にガス透過性の大きいPTFEか
らなるものが好適であり、この場合1+:1ノー、41 ハ・す摘である。さらに、特公昭51−18991号、
特開昭60−104319号等に記載の方法によって製
造される延伸連続気孔性多孔質四フッ化エヂレン樹脂で
形成されたデユープを第一のフッ素樹脂からなるデユー
プとして使用すれば、そのチューブ壁中に多数の微細な
連続気孔を有するものであるから、チューブ壁を構成す
るポリマー分子間を溶存ガス分子が移動するだけの充実
質のプラスチックチューブに比べ、差圧がデユープ内の
液体表面に直接かかるのでガス透過性が著しく増大し、
その結果脱気効率が大幅に向上する。
なお、デユープ2、低融点樹脂層3及び接合部5をそれ
ぞれ形成する第一のフッ素樹脂、第二のフッ素樹脂、及
び第三のフッ素樹脂としては、この順に融点が低くなる
ようなフッ素樹脂の組合せであれば上記実施例以外の組
合仕であってもよく萌記PTFE、PI;’A、PEP
以外に、例えばエヂレンー四フッ化エチレン共重合樹脂
、フッ化ビニリデン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、
三フッ化塩化エチレンーエチレン共重合樹脂などの各種
フッ素樹脂の使用も可能であり、フッ素樹脂スリーブに
ついても上記三種のフッ素樹脂の融点等を考慮して選択
すればよく、これらはチューブ束Iの使用条件などに応
じて適宜選定される。
また、低融点樹脂層3、並びに接合部5となるデユープ
の肉厚、長さ等については、第一のフッ素樹脂からなる
チューブ2の材質、肉厚、外径、大数等に応じて選定さ
れる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、あらかじめ各
第−のフッ素樹脂からなるチューブの端末外周面に、こ
のフッ素チューブを形成する第一のフッ素樹脂よりも融
点の低い第二のフッ素樹脂からなる低融点樹脂層を設け
、さらにこの低融点樹脂層に第二のフッ素樹脂よりも融
点の低い第三のフッ素樹脂からなるチューブを外嵌し、
これらを複数大束ねて第一のフッ素樹脂の融点以下で端
末部分を融着一体化せしめてなるフッ素樹脂チューブ束
であるから、チューブ端部につぶれや変形がなく、この
ため各チューブにおける流速の差がないので、脱気管や
伝熱管として使用したときに良好な性能を得ることがで
きる。
また、端末成形時にチューブ内部に充填剤を充填する必
要がないから作業性がよく、しかもチューブ内面に残留
物ら残らないので、フッ素樹脂本来の非汚染性が保持さ
れて移送液体を汚染することがなく、配管材として使用
する場合に極めて都合がよい。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、例えばスリーブの形状を変更したり、デユープ大数を
増減するなど、あるいは端末成形を一端部のみに行なう
など、この発明の技術思想内での種々の変更はもちろん
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるフッ素樹脂チューブ束の一実施
例を示す一方の端部を切り欠いた斜視図、第2図は端部
の縦断側面図、第3図は加熱前の端面図である。 2 :第一のフッ素樹脂からなるチューブ、3 :低融
点樹脂層、4 :フッ素樹脂スリーブ、5 :接合部、
  5a;チューブ。 特許出願人  株式会社 潤 工 社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数本の第一のフッ素樹脂からなるチューブと、
    これら複数本のフッ素樹脂チューブの端末外周面に個別
    に被着される第一のフッ素樹脂よりも融点の低い第二の
    フッ素樹脂からなる低融点樹脂層と、これら複数本の第
    一のフッ素樹脂からなるチューブの束の端部に外嵌され
    るフッ素樹脂スリーブと、前記複数本の第一のフッ素樹
    脂からなるチューブに被着した各低融点樹脂層にさらに
    外嵌されて第二のフッ素樹脂よりも融点の低い第三のフ
    ッ素樹脂からなるチューブとしてなり、溶融固化処理さ
    れて各フッ素樹脂チューブと前記フッ素樹脂スリーブと
    を接合一体化せしめる接合部とを備えるフッ素樹脂チュ
    ーブ束。
JP228388A 1988-01-08 1988-01-08 フッ素樹脂チューブ束 Pending JPH01182690A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259898A (ja) * 1984-05-29 1985-12-21 Nippon Valqua Ind Ltd 熱交換器用ptfe製チューブ束の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60259898A (ja) * 1984-05-29 1985-12-21 Nippon Valqua Ind Ltd 熱交換器用ptfe製チューブ束の製造方法

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