JPH01182671A - ボディシーラ - Google Patents

ボディシーラ

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Publication number
JPH01182671A
JPH01182671A JP168888A JP168888A JPH01182671A JP H01182671 A JPH01182671 A JP H01182671A JP 168888 A JP168888 A JP 168888A JP 168888 A JP168888 A JP 168888A JP H01182671 A JPH01182671 A JP H01182671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body sealer
corrosion
joint
filler
sealer
Prior art date
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Pending
Application number
JP168888A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Yamashita
山下 茂行
Osamu Kaji
修 梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP168888A priority Critical patent/JPH01182671A/ja
Publication of JPH01182671A publication Critical patent/JPH01182671A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、防底、防水が必要とされる自動車の車体パネ
ルの接合部等に使用されるシーリング用のボディシーラ
に係り、特に、防蝕能力を有することを特徴とするボデ
ィシーラに関する。
(従来の技術) 自動車の車室の機能としては、気密性、水密性が要求さ
れるが、車体を構成する鋼板パネル等の金属パネルの接
合法としては主に点溶接が用いられているため、パネル
間の接合部には隙間が生じてしまう。このため、車室内
の気密性、水密性を確保するために、パネルの接合部に
はボディシーラを用いたシーリング処理が施されている
従来より用いられているボディシーラとしては、合成樹
脂や合成ゴム等の高分子材料と、可塑剤、充填剤、アミ
ン系接着付与剤、安定剤、希釈剤とからなる合成樹脂若
しくは合成ゴム系のボディシーラが一般的に用いられて
おり、高分子材料に塩化ビニル又はその共重合体のポリ
塩化ビニル(PvC)を用いる場合には、充填剤に炭酸
カルシウム、可塑剤にエステル系、ポリエステル系のり
Pが用いられ、その成分比としては、例えば、ポリ塩化
ビニル27wt%に対して、充填剤が32wt%。
可塑剤が25ωt%、安定剤と希釈剤が9wt%、接着
付与剤が7wt%夫々添加される。
そして、このような成分比で形成されたボディシーラは
シーリング剤として、第2図(a)に示すように、鋼板
パネル等、金属パネル12.13の接合部14に、フロ
ーガンやチューブ、若しくはハケやヘラ等により充填若
しくは塗布され、金属パネル12.13の接合部14を
シールし、接合部からの外気や雨水等の侵入を防止する
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来のボディシーラを用いたシーリング
処理においては、ボディシーラ自身は防蝕性を持たない
ため、塗布や充填作業時におけるボディシーラ11と金
属パネル12.13との接着不良や、ボディクーラ11
自体の熱劣化等による割れの発生により、第2図(b)
に示す様に鋼板12.13の接合部14とボディシーラ
11との間に隙間14aが発生し、シール不良が発生す
ると、この不良個所から金属パネル12.13の接合部
に雨水16等が侵入してしまい、金、叫素地に腐蝕15
が発生し開運であった・ 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、ボデ
ィシーラの接着不良や、ボディシーラ自体の劣化による
割れ等の発生によるシール不良時にも金属素地の腐蝕を
防止し得るボディシーラを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明では、高分子材料と、
可塑剤、充填剤、接着付与剤とを主成分とし、金属パネ
ルの接合部に塗布若しくは充填されて該接合部をシーリ
ングするボディシーラに防錆顔料を含有させ、防蝕能力
を持たせたことを特徴とする。
(作   用) ボディシーラに防錆顔料を含有させたことにより、ボデ
ィシーラによりシーリングされた部分の金属表面には防
錆顔料の作用により保護層が形成され、金属素地の腐蝕
が防止される。
(実 施 例) 以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明する。
本発明によるボディシーラは合成樹脂や合成ゴム等の高
分子材料と、可塑剤、充填剤、アミン系接着付与剤、安
定剤、希釈剤とからなり、高分子材料として、塩化ビニ
ル又はその共重合体のポリ塩化ビニル(PVC)を用い
た場合には、充填剤に炭酸カルシウム、可塑剤にエステ
ル系、ポリエステル系DOPが用いられ、その成分比と
しては、例えば、ポリ塩化ビニル27wt%に対して、
充填剤32tyt%、可塑剤25wt%、安定剤・希釈
剤9wt%。
接着付与剤7wt%が添加される。
ここで、本発明においては、上記充填剤として炭酸カル
シウム22〜16すt%に防錆顔料を10〜16すt%
金含有せたものを用いてボディシーラ自体に防蝕性を持
たせ、含有された防錆顔料の作用によって金属素地表面
に保護層(例えば酸化膜)を形成させ、腐蝕を進行させ
る因子から金属素地を保護する。
尚、含有される防錆顔料としては、鉛酸カルシウム、亜
鉛末、クロム酸バリウム等が用いられるが、特に、鉛酸
カルシウムが効果的である。
さて5以上のように防錆顔料を含有して形成されたボデ
ィシーラは、従来のボディシーラと同様に、第1図(a
)に示すように、鋼板等の金属パネル2,3の接合部4
にフローガンやチューブ、若しくはハケ、ヘラ等により
充填や塗布され、金属パネル2.3の接合部4をシール
する。
ところで、従来のボディシーラを用いたシーリング処理
においては、ボディシーラ自身は防蝕性を持たないため
、塗布や充填作業時におけるボディシーラと金属素地間
の接着不良や、ボディシーラ自体の熱等による劣化によ
り、金属板の接合部とボディシーラとの間の隙間の発生
や、ボディシーラの割九による隙間の発生等のシール不
良が発生した場合に、この不良個所から金属パネルの接
合部に雨水等が侵入してしまい、金属素地の錆の発生等
、腐蝕の原因となり問題であった。
しかしながら、本発明によるボディシーラ1においては
、ボディシータ1自体に防錆顔料が含有され防蝕性を有
するため、シーリング処理時における作業不良や、ボデ
ィシータ1自体の劣化による割れが生じ、金属パネル2
,3の接合部4とボディシーラとの間に隙間が生じ、雨
水等の腐蝕因子が侵入したとしても、第1図(b)に示
すように、防錆顔料の作用により金属素地表面には保護
層(例えば酸化膜)5が形成されているため、金属素地
の直接の腐蝕が防止若しくは軽減され、錆の発生等が防
止される。
尚、上記実施例においては、主成分にポリ塩化ビニール
を用いたボディシーラについてのみ示したが、この他の
樹脂系ボディシーラや、合成ゴム系のボディシーラにつ
いても同様に実施可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、ボディシーラに
防錆顔料を含有させて、ボディシーラ自体に防蝕性を持
たせたことにより、シーリング処理時の作業不良等によ
る接着不良や、ボディシーラ自体の劣化による割れやク
ラックの発生によるシール不良が発生した場合において
も、接合部の金属素地は防錆顔料の作用によって形成さ
れた保護層によって保護されるため、金属素地面に腐食
因子が直接作用することがなく、錆の発生等、腐蝕が防
止される。
従って、本発明によれば、金属パネル接合部の防蝕性、
耐久性をより一層向上することができる。
また、ボディシーラ自体が防蝕性を有するため、ボディ
シーラによるシーリングが施された個所に別の防錆処理
を新たに施す必要がなく、コストの低減をも図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明によるボディシーラを用いた金属
パネル接合部のシール状態を示す断面図、同図(b)は
同上シール不良が発生した時の状態を示す断面図、第2
図(a)は従来のボディシーラを用いた金属パネル接合
部のシール状態を示す断面図、同図(b)は同上シール
不良が発生した時の状態を示す断面図である。 1・・・・ボディシーラ、2,3・・・・金属パネル、
4・・・・接合部、5・・・・保護層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高分子材料と、可塑剤、充填剤、接着付与剤とを主成分
    とし、金属パネルの接合部に塗布若しくは充填されて該
    接合部をシーリングするボディシーラであって、防錆顔
    料を含有し、防蝕能力を有することを特徴とするボディ
    シーラ。
JP168888A 1988-01-07 1988-01-07 ボディシーラ Pending JPH01182671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP168888A JPH01182671A (ja) 1988-01-07 1988-01-07 ボディシーラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP168888A JPH01182671A (ja) 1988-01-07 1988-01-07 ボディシーラ

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Publication Number Publication Date
JPH01182671A true JPH01182671A (ja) 1989-07-20

Family

ID=11508457

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP168888A Pending JPH01182671A (ja) 1988-01-07 1988-01-07 ボディシーラ

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JP (1) JPH01182671A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62246981A (ja) * 1986-04-18 1987-10-28 Aisin Chem Co Ltd シ−ル材料

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62246981A (ja) * 1986-04-18 1987-10-28 Aisin Chem Co Ltd シ−ル材料

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