JPH01182319A - 共重合ポリエステルの製造方法 - Google Patents

共重合ポリエステルの製造方法

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JPH01182319A
JPH01182319A JP309188A JP309188A JPH01182319A JP H01182319 A JPH01182319 A JP H01182319A JP 309188 A JP309188 A JP 309188A JP 309188 A JP309188 A JP 309188A JP H01182319 A JPH01182319 A JP H01182319A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、共重合ポリエステルの製造方法に関し、より
詳しくは、たとえば光フアイバー被覆材、OA機器等の
電子部品をはじめとする種々の射出成形品等の成形品と
して好適に利用できる芳香族系共重合ポリエステルの製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
ポリエステルとアシルオキシ芳香族カルボン酸から共重
合ポリエステルを合成する方法は、特公昭56−180
16号公報に述べられている。該公報の実施例によれば
、重合工程は、0275℃1常圧下でポリエステルフラ
グメントの調製(酸分解工程)と0275℃、減圧下で
の共重合ポリエステルの調製(重縮合工程)(さらに■
固相重合工程が加わることもある。)から成っている。
また;該公報の「発明の詳細な説明」中にも「約240
℃より低い温度は好ましくない。」との記載がある。
しかしながら、この温度域で重合した共重合ポリエステ
ルは、引張強度が小さく、曲げ靭性も充分でないという
問題点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記事情に基づいてなされたものである。
本発明の目的は、引張強度および曲げ靭性にも優れた共
重合ポリエステルを、ポリエステルとアシルオキシ芳香
族カルボン酸とから得ることができる実用上著しく有利
な共重合ポリエステルの製造方法を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重
ねた結果、ポリエステルとアシルオキシ芳香族カルボン
とを特定の使用割合で用いかつ第1工程で特定の反応温
度で反応を行い、しかる後に特定の反応温度以上で酸分
解反応を行うという方法を用いることにより、引張強度
および曲げ靭性が著しく改良された共重合ポリエステル
を得ることができることを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ポリエステル(A)とアシルオキ
シ芳香族カルボン酸(B)とを反応させて芳香族ポリエ
ステルを製造するにあたり、該ポリエステル(A)と該
アシルオキシ芳香族カルボン酸(B)との反応を、該ポ
リエステル(A)のモル数を該ポリエステル(A)を構
成する繰り返し単位を1分子として計算したモル数の値
と定義したときに該ポリエステル(A)10〜70モル
%、該アシルオキシ芳香族カルボン酸(B)99〜30
モル%(但し、該ポリエステル(A)と該アシルオキシ
芳香族カルボン酸(B)の合計を前記した定義を用いて
100モル%とする。)の使用割合として行い、かつ第
1工程として160℃以上250℃未満の温度範囲で反
応させ、その後250℃以上の温度で反応させることを
特徴とするものである。
本発明において、反応原料の一方として用いるポリエス
テル(A)としては、通常、次の一般式%式%(1) 〔但し、式中、R1は炭素数4〜20であるシクロアル
キル基、炭素数1〜40であるアルキレン基または炭素
数6〜16であるアリーレン基を表し、R2は炭素数2
〜20であるアルキレン基または炭素数6〜20である
アリーレン基を表す。〕で示される繰り返し単位からな
るポリエステルを使用することができる。
式中、RISR2としては上記したものであればよポリ
エステル(A)の特に好ましいものの具体例としては、
例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリ−p−フェニレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレートなどを挙げることができる。
なお、これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を
併用してもよい。
これらのポリエステル(A)は、公知の方法、例えば通
常のジカルボン酸とジオールとの縮合反応により得るこ
とができる。
本発明において反応原料のもう一方として用いるアシル
オキシカルボン酸(B)としては、通常、次の一般式(
2)、 一般式(3) 一般式(4) また、−数式(5) 〔但し、式(2)、式(3)、式(4)および式(5)
中、R3はハロゲン原子または炭素数1〜4のアルキル
基もしくはアルコキシ基を表し、R4は炭素数1〜8の
アルキル基を表し、;式(3)中、Xは直接結合、−C
H2−、−(CHz)t−、−C1((C1h)−。
−CI (CJs) −、−C−、−0−、−3−また
は−SO□−を表011゛       ↓ し;式(2)中、mはO〜4の整数を表;式(3)中、
kおよびjは、それぞれ独立にO〜4の整数を表し;式
(4)中、Sおよびtは、それぞれ独立にθ〜3の整数
を表し;式(5)中、Uは0〜4の整数を表しVは0〜
2の整数を表す。〕で示される化合物の群ら選ばれた1
種または2種以上の化合物を使用することができる。
p!、 R4としては上記したものであればよいが、な
かでもR3としては、例えば、メチル基は好ましく、R
4としては、例えば、メチル基、エチル基は好ましいも
のである。また式(3)中、Xとしては上記したもので
あればよく、なかでも、特に直接結合、 CI。
−C−は好ましいものである。
凰 CH2 前記ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子などを挙げることができるが、中でも塩素原子が
好ましい。
式(2)中のmとしては、上記の値であればよいが、中
でも通常0〜2が好ましく、特にm=0であるものが好
ましく使用できる。
式(3)中、kおよびjは、上記の値であればよいが、
中でも通常O〜2が好ましく特にに=0かつj−0のも
のが好ましく使用できる。
式(4)中、もおよびSは、上記の値であればよいが、
中でも通常O〜2が好ましく、特にt=OかつS=Oの
ものが好ましく使用できる。
式(5)中、UおよびVは、それぞれ上記の値であれば
よいが、中でも、Uとしては、通常0〜2のものが好ま
しく、特にu=0のもが好ましく使用でき、■としては
、通常0または1のものが好ましく、特にV=Oのもの
が好ましく使用できる。
また、式(3)で表される化合物の中でも、式中のR’
−C−0−基および−COOH基がそれぞれ4−位およ
び4′−位に結合しているものが好適に使用できる。
なお、式(2)、式(3)、式(4)または式(5)で
表される化合物の中でR3が2個以上有するものは、そ
れらのR3は、互いに同じ種類のものであってもよく、
異なった種類のものであってもよい。
また、式(2)〜式(5)のいずれかで表される化合物
を2種以上用いる場合には、用いる化合物中のR3およ
びR4は、それぞれ互いに同じ種類のものであってもよ
く、互いに異なる種類のもてあってもよい。
特に好ましいアシルオキシ芳香族カルボン酸CB)の具
体例としては、例えば などを挙げることができる。
本発明においては、使用する前記ポリエステル(A)と
前記アシルオキシ芳香族カルボン酸の割合を、上記の割
合とする。(A)成分の使用量が、上記の定義によるモ
ル%値で、10モル%未満であると、合成した共重合ポ
リエステルの融点が分解温度より高くなり、成形性が著
しく低下し、−方、70モル%を超えると得られる共重
合エステルは溶融異方性(液晶性)を示さず、また望ま
しい物性を示さない。
次に本発明の共重合ポリエステルの製造方法を詳細に述
べる。なお、以下ポリエステル(A)に係わるモル数は
、前記したモル数の定義を用いて計算されるものとする
まず、ポリエステル(A)10〜70モル%およびアシ
ルオキシ芳香族カルボン酸(B)30〜99モル%配合
する。ポリエステル(A)の配合量が70モル%を超え
る場合すなわち、アシルオキシ芳香族カルボン酸の配合
量が30モル%未満の場合、得られた芳香族ポリエステ
ルは、溶融異方性を示さなくなり、一方、ポリエステル
(A)の配合量が10モル%未満の場合、すなわち、ア
シルオキシ芳香族カルボン酸の配合!99モル%を超え
る場合には成形性が著しく低下するからである。
上記の原料配合組成の中でも、ポリエステル(A)20
〜60モル%、アシルオキシ芳香族カルボン酸(B)4
0〜80モル%の範囲内とするのが好ましい。
本発明方法において重要な点の1つは、上記配合組成の
原料を用いて、まず第1工程の反応として、160″C
以上、250 ’C未満、好ましくは、180〜220
℃の温度範囲内で行う点すなわち低温での酸分解反応を
行う点である。この1工程の反応は、通常窒素ガス等の
不活性ガス雰囲気下において反応を撹拌しながら行う。
この第1工程の反応温度が、160℃未満では、反応系
が固化するため撹拌が困難となり、操作上の困難が生じ
る。一方、250℃を超えると(B)成分の自己縮合が
起こり不融骨が生じる。
この第1工程の反応の反応時間としては、0.5〜8時
間の範囲内とするのが望ましい、′この第1工程の反応
を上記の条件で行うことにより、得られる共重合エステ
ルの引張強度、曲げ靭性等を著しく向上させることがで
きる。
上記反応時間が、0.5時間未満では、上記の引張強度
、曲げ靭性の改良効果が十分に得られず、一方、8時間
以上行ってもその改良効果は通常それ以上実質的に増加
しない。
反応圧力としては、通常N、雰雰囲気下圧圧行う。
前記第一工程の反応が終了したならば、次いで、250
℃以上での反応すなわち高温での酸分解反応を行う。
この高温での酸分解反応は、通常反応系を撹拌しながら
窒素ガスなどの不活性ガス雰囲気下において、反応温度
250〜400℃、反応時間10分〜24時間で反応を
行う、好ましくは反応温度は250〜350℃であり、
好ましい反応時間は30分〜3時間である。
この反応温度が、250℃未満では、酸分解反応が充分
に進行しない、一方、この反応温度が400℃を超える
とポリマーの分解反応が著しくなる場合がある。
反応圧力としては、通常Nt雰雰囲気下圧圧行う。
上記高温での酸分解反応を終了したならば、次に重縮合
工程としての反応を行う。
この重縮合工程としての反応は、公知の条件によって実
施可能であるが、通常反応温度200〜400℃、圧力
200ms+IIg以下、反応時間lO分〜200時間
で行うのが好適である。好ましく反応温度250〜35
0℃であり、好ましい圧力はl m+*Hg以下であり
、また好ましい反応時間1〜24時間である。
この反応温度が200℃未満では、重縮合反応が十分に
進行せず、一方400″Cを超えるとポリマーの分解が
著しくなる。また、圧力が200msHgより高かった
り、反応時間が10分未満であると重縮合反応が十分に
進行せず所望とする共重合ポリエステルの分子量が著し
く低くなる。
以上のようにして所望とする共重合ポリエステルを合成
することができる。この合成された共重合ポリエステル
は、公知の分離、精製法を適用して所望の精製度のもの
として得ることができる。
本発明方法により得られた共重合ポリエステルは、従来
法のものと比較して特に引張強度および曲げ靭性が著し
く向上しており、また一般に液晶性を有するものを含ん
でおり、例えば光フアイバー被覆材、OA機器等の各種
電子部品をはじめとする種々の射出成形品等の成形品と
して好適に利用することができる。
〔実施例〕
(実施例1) (イ)芳香族ポリエステルの製造 固有粘度が0.6のポリエチレンテレフタレート(PE
T)(タラペットKL226R)80.0g(0,41
6モル)とp−アセトキシ安息香酸(上野製薬型)11
2.4g  (0,622モル)との混合物を、撹拌器
、短い蒸留塔、および窒素導入口を備えた内容積500
−のフラスコに仕込んだ、このフラスコ内を真空排気し
、窒素ガスを3回パージし、その後この混合物を110
℃、2 mm1gで30分間乾燥した0次いで、この混
合物を窒素ガス雰囲気下、220℃で1時間撹拌した。
そして、窒素ガス雰囲気下、275℃において30分間
撹拌した。フラスコから酢酸が徐々に留出し、低溶融粘
度のポリエステルフラグメントが得られた。
しかるのち、温度275℃、0.5 +u+Hgの条件
で5時間撹拌した。
白色不透明で高溶融粘度の芳香族ポリエステルが得られ
た。得られた芳香族ポリエステルの対数粘度数は、0.
88であった。
なお、対数粘度数とは、フェノールとテトラクロルエタ
ンを1=1の割合(重量比)で混合したものを溶媒とす
る濃度0.58/d−の溶液30’Cにおける比粘度の
対数を示す。
(ロ)評価試験 上記により得られた芳香族ポリエステルを270℃にお
いてペレット状に押出成形した。
ついで、溶融紡糸機(日本レオロジー■製)を使用して
、上記により得られたペレットから直径0、5 amの
ファイバーを作製した。このときの条件は、成形温度2
70’C,前段速度40sec−’、ダイス径2mmφ
、L/D=20にそれぞれ設定した。
(1)引張試験 直径0.5ffII11のファイバーを引張り試験機(
■島津製作所製、DC3−2000)にかけ、温度23
℃1引張速度5mm/分、チャック間距離100輔の条
件で、引張強度および、伸びを測定した。
(2)靭性 同じく直径0.5 tmのファイバーを使用し、JIS
  Li2O2に準拠して、靭性の指標となる結節強度
および引掛強度を求めた。
結果を第1表に示す。
(比較例1) 窒素ガス雰囲気下、220℃での1時間の撹拌過程を除
いた以外、実施例1と同様の方法でポリエステルを重合
しファイバーを作製した。。得られたファイバーの試験
結果を第1表に示す。
第1表 (実施例2) 実施例1で用いたと同じPE748gとp−アセトキシ
安息香酸170gの混合物を撹拌器、短い蒸留塔、およ
び窒素導入口を備えた内容積500dのフラスコに仕込
んだ。このフラスコ内を真空排気し、窒素ガスを3回パ
ージし、その後この混合物を110℃s 2 ms+H
gで30分間乾燥した。
次いで、この混合物を窒素ガス雰囲気下、220℃で1
時間撹拌した。そして、窒素ガス雰囲気下、275℃に
おいて撹拌した。フラスコから酢酸が徐々に抽出し、低
溶融粘度のポリエステルフラグメントが得られた。しか
るのち、温度300℃、Q、 5 +++m11gの条
件で5時間撹拌した。
白色不透明の芳香族ポリエステルが得られた。
このポリエステルは粘度測定用溶媒に不溶であった。
成形温度を300℃にした以外、実施例1と同様にファ
イバーを作成し評価した。結果を第2表に示す。
(比較例2) 窒素ガス雰囲気下、220″Cでの1時間の撹拌工程を
除いた以外、実施例2と同様の方法で重合、評価を行っ
た。結果を第2表に示す。
(実施例3) 実施例1で用いたと同じPE748gとp−アセトキシ
安息香酸170gの混合物を撹拌器、短い蒸留塔、およ
び窒素導入口を備えた内容積500dのフラスコに仕込
んだ。このフラスコ内を真空排気し、窒素ガス3回パー
ジし、その後この混合物を110℃、2IIIIIIH
gで30分間乾燥した0次いで、この混合物を窒素ガス
雰囲気下、220℃で1時間撹拌した。そして窒素ガス
雰囲気下、275℃において撹拌した。フラスコから酢
酸が徐々に抽出し、低溶融粘度のポリエステルフラグメ
ントが得られた。しかるのち、温度320℃、0゜5 
mmHgの条件で5時間撹拌した。
白色不透明の芳香族ポリエステルが得られた。
このポリエステルは粘度測定用溶媒に不溶であった。
成形温度を300℃にした以外、実施例1と同様にファ
イバーを作成し評価した。結果を第2表に示す。
(比較例3) 窒素ガス雰囲気下、220℃での1時間の撹拌工程を除
いた以外、実施例3と同様の方法で重合、評価を行った
。結果を第2表に示す。
(実施例4) 実施例1で用いたと同じPET130gaP−アセトキ
シ安息香酸458gの混合物を撹拌器、短い蒸留塔、お
よび窒素導入口を備えた内容積1゜51のオートクレー
ブに仕込んだ。このフラスコ内を真空排気し、窒素ガス
を3回パージし、その後この混合物を110℃、2mn
+lIgで30分間乾燥した。次いで、この混合物を窒
素ガス雰囲気下、220℃で1時間撹拌した。そして窒
素ガス雰囲気下、275℃において撹拌した。フラスコ
から酢酸が徐々に抽出し、低溶融粘度のポリエステルフ
ラグメントが得られた。しかるのち、温度320℃、0
.5 mm1gの条件で5時間撹拌した。
白色不透明の芳香族ポリエステルが得られた。
このポリエステルは粘度測定用溶媒に不溶であった。
成形温度を300℃にした以外、実施例1と同様にファ
イバーを作成し評価した。結果を第2表に示す。
(実施例5) 2.20℃での撹拌時間を4時間にした以外、実施例4
と同様に重合、評価を行った。結果を第2表に示す。
(実施例6) 220″Cでの撹拌時間を8時間にした以外、実施例4
と同様に重合、評価した。結果を第2表に示す。
(比較例4) 実施例4における、220℃での撹拌時間をなくし、直
接275℃に加熱した以外、実施例4と同様に重合、評
価を行った。結果を第2表に示す。
〔発明の効果〕
請求項1の発明においては、特定の反応温度、特定の原
料配合組成による第1工程の反応すなわち(1丘部での
酸分解反応)を行った後に、特定の温度で反応すなわち
(高温で酸分解反応)を行うという方法を用いているの
で、得られる共重合芳香族ポリエステルの引張強度およ
び曲げ靭性を著しく向上させることができる。
すなわち、本発明によると上記の改良された特性を有す
る実用上著しく優れた共重合芳香族ポリエステルを容易
に製造することができる実用上著しく有利な共重合ポリ
エステルの製造方法を提供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリエステル(A)とアシルオキシ芳香族カルボン
    酸(B)とを反応させて芳香族ポリエステルを製造する
    にあたり、該ポリエステル(A)と該アシルオキシ芳香
    族カルボン酸(B)との反応を、該ポリエステル(A)
    のモル数を該ポリエステル(A)を構成する繰り返し単
    位を1分子として計算したモル数の値と定義したときに
    該ポリエステル(A)10〜70モル%、該アシルオキ
    シ芳香族カルボン酸(B)99〜30モル%(但し、該
    ポリエステル(A)と該アシルオキシ芳香族カルボン酸
    (B)の合計を前記した定義を用いて100モル%とす
    る。)の使用割合として行い、かつ第1工程として16
    0℃以上250℃未満の温度範囲で反応させ、その後2
    50℃以上の温度で反応させることを特徴とする共重合
    ポリエステルの製造方法。 2、160℃以上〜250℃未満の範囲で行う第1工程
    の反応の反応時間が0.5〜8時間である請求項1記載
    の共重合ポリエステルの製造方法。 3、ポリエステル(A)が、次の一般式(1)▲数式、
    化学式、表等があります▼(1) 〔但し、式中、R^1は炭素数4〜20であるシクロア
    ルキレン基、炭素数1〜40であるアルキレン基または
    炭素数6〜16であるアリーレン基を表し、R^2は炭
    素数2〜20であるアルキレン基、または炭素数6〜2
    0であるアリーレン基を表す。〕で表される繰り返し単
    位からなるポリエステルである請求項1または2記載の
    共重合ポリエステルの製造方法。 4、アシルオキシ芳香族カルボン酸(B)が、次の一般
    式(2)、 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) 一般式(3) ▲数式、化学式、表等があります▼(3) 一般式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(4) また、一般式(5) ▲数式、化学式、表等があります▼(5) 〔但し、式(2)、式(3)、式(4)および式(5)
    中、R^3はハロゲン原子または炭素数1〜4のアルキ
    ル基もしくはアルコキシ基を表しR^4は炭素数1〜8
    のアルキル基を表し、式(3)中、Xは直接結合、−C
    H_2−、−(CH_2)_2−、−CH(CH_3)
    −、−CH(C_2H_5)−、▲数式、化学式、表等
    があります▼、−O−、−S−または−SO_2−を表
    し;式(2)中、mは0〜4の整数を表し;式(3)中
    、kおよびjは、それぞれ独立に0〜4の整数を表し;
    式( 4)中、sおよびtは、それぞれ独立に0〜3の整数を
    表し;式(5)中、uは0〜4の整数を表しvは0〜2
    の整数を表す。) で示される化合物の群から選ばれた1種または2種以上
    のアシルオキシ芳香族カルボン酸である請求項1〜3い
    ずれか記載の共重合ポリエステルの製造方法。
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JP2015199775A (ja) * 2014-04-04 2015-11-12 三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社 熱可塑性ポリエステル樹脂ペレットブレンド物、ペレットブレンド物の製造方法及び成形品

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